ハート・ロッカー | 映画、言いたい放題!

ハート・ロッカー

第82回アカデミー賞の話題の的の作品でしたね。

アバター 」は観たけれど、

私は、映像以外は今一つだったので

結果は、やっぱりねぇ、、、という感じでしたが、

こちらも観てみないとね。


2004年夏、イラク・バグダッド郊外。

アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊の作業中に爆発が起き、

班長のトンプソン軍曹が爆死してしまう。

彼の代わりに派遣されてきたのは、

これまでに873個もの爆弾を処理してきたという、

爆弾処理のエキスパート、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹。

彼はその自信からか、型破りで無謀な行動が多く、

部下のサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は彼に不満を抱く。


女性の監督が撮ったとは思えないほど、

骨太な内容です。

前半は特にドキュメンタリータッチが強い。

ドキュメンタリーが苦手な私はちょっと、、、

という感じでした。

人間爆弾のところから、ちょっと展開するのだけれど、

それまでの積み重ねで、

いつの間にか引き込まれてはいます。

ともかく緊迫感が凄いです。

人間もちゃんと描かれていて

冒頭に「戦争は麻薬だ」というようなフレーズが出て来ますが、

一見、型破りな主人公は

自分が行かないと誰かが死ぬから

という理由でまた戦地に行っている気がします。

あれだけ目の前でむごい光景を見ていれば。。。

「専門家が少なすぎるんだ」

しかしいつ、彼の身にも同じことが降りかかるかもしれない。

いろいろな時代に、いろいろな戦争映画が創られてますが、

2004年を舞台にしているとはいえ、

とても現代的な演出だと思いました。

これを女性が撮ろうと思ったというのが凄いです。

ただ好きな作品か?というと、また別。f(^^;)

最近のアカデミー賞は社会的テーマが強いのが多すぎて、

それもなんだかなーと思います。

だからと言って、「アバター 」はねぇ。。。( ^ _ ^;

ノミネートされた別の作品も機会があったら観てみようと思います。(^^)



ストーリー  ★★★
映像     ★★★
音楽     ★★★
総合評価  ★★★


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