大日本人 | 映画、言いたい放題!

大日本人

ダウンタウンの松本人志氏が、

企画・初監督・主演を務めて撮り上げた長編映画。

話題になってますねー、この映画。

映画館で鑑賞。


都内に一人暮らしをしている平凡な中年男・大佐藤大は、

高圧電流を浴びて巨大化する特殊能力を代々受け継ぎ、

その力で正義のヒーローとして「獣(じゅう)」と戦い、

日本を守り、生計を立てている。

しかし一方で妻と娘とは別居し、祖父は認知症で老人ホーム暮らし。

さらに国民からは迷惑がられ、実は反感を買っている。

そんな大佐藤に密着取材をしながらその生活振りを追う。


CMでは監督本人が「だいにほんじん」と言っているけど

何故、「だいにっぽんじん」じゃないんだろう?

意味があるのだろうか?

冒頭の折り畳み傘をいつも持ち歩くというくだりとか

時折、くすっと笑ってしまったのだが

全体的には微妙だった。

予告とか見ていてコントなんだろうなーと思ったけれど

この内容だったら私は1時間でいいかなー。

でも内容とかテレビではちょっと無理な感じなことはわかる。

いろいろな方のブログを読んで

暗喩的なものが入っているという方もいたのだけれど、

私は監督自身が面白いと思うことをただやったという印象だった。

後半、1人を数人でボコボコにするというシーンは

全く笑えなかったが、

後ろに座っていた子供は大爆笑していた。

笑いのツボはそれぞれ違っていいとは思うけれど、

現代っ子と笑いの質がここまで違うと、怖いなーって感じ。

突っ込みどころは沢山あるけど

あれだけパンツにこだわっているのに

いつの間にか靴を履いてるって変じゃない?

そんなことを口にするのもナンセンスな映画かもしれない?

いや、これは最早映画なのか??


でも他にはない映画なので見ておいてもいいかも。

怪獣映画の要素もあるので、

観るなら大画面の方が楽しめるかもです。



ストーリー  ★★☆
映像     ★★★
音楽     ★★★
総合評価  ★★★


人気blogランキングへ