アメリカで出産#1:妊娠発覚 | Cali Mama Style

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現在妊娠34週に入り、

予定通りに行けば来月末が出産となる。

 

人生の中で何十回も経験することでもないので、

せっかくだから備忘録としてこれまでの流れや

アメリカ(カリフォルニア)での出産って

こんな感じっすわ等のことを

記録しておこうかなと思う。

初産だしね。
 

 

あとはアメリカで出産するという、

もはや最初は不安しかないであろう出来事を

これから迎えるかもしれないどなたかにとって

多少の情報源となれば。

 

私のようにグーグル先生に振り回され、

裏切られ、それでも付き添ってもらう

という阿鼻叫喚なカオスが(←笑)が

少しでも減ってくれれば。

 

そんな思いもわずかに含みつつ、

でも基本的には自己満の極みとして

記していくつもり。

 

 

(他の記事も挟むので、

なんとか出産前に書き終わればいいけど笑)

 

 

ただ前置きとして、

これは私の個人的な経験であり、

それぞれの状況、ドクター、病院次第で

まったく違うストーリーになりますよ、

ということは最初お伝えして、と。

 

 

さて早速、

まずは妊娠の発覚から。

 

 

私の妊娠が分かったのは

今年の5月末。

その時点ではまだ検査薬で陽性の段階。

 

ここ数年間で生理が遅れるということが

ほぼ皆無という優秀な生理周期だったので、

1週間遅れたところで検査薬を使用した。

 

ただ、実はこの一カ月前にも

ひと悶着あったわけで。

 

その前月も生理が1週間遅れていて、

(先ほども言った通りこの数年、

生理周期の乱れがほとんどないので)

これはおかしい、何かの病気かと

そっちの方面で若干心配になった。

 

というのも、妊活はまだ始めておらず

要は排卵日付近に「当ててない」ので

妊娠の確率は極めて低いという予想から、

何かの病気かしらと

そちらの心配が強かったのだ。

ええ頃合いに熟し始めた女性ですし。

 

 

ただ産婦人科に行く前に

いっちょ検査薬でも使ってみますか

という軽いタッチで人生で始めての

検査薬の使用を試みた。

 

 

使ったのは、アメリカではよく見る

First Responseというピンクのやつ。

 

 

 

メジャーブランドでは多分一番安くて、

一番ベーシックなタイプ。

 

 

 

↓こんな風に2本の線が出ると、

めでたく「妊娠」と相成るわけだ。

 

 

↑↑左の少し薄めの線が、

いわゆる運命を決める「線」なのだが、

私の結果と言えば

実にこんな感じだった。↓↓

 

(写真は非常に類似したものを拝借しました)

 

 

妊娠かどうかを決める線が

ものすんごい薄かったのだ。

 

それ出てるの?出てないの?

という極めて迷惑な薄さ。

 

出てるとも言えるけど、

なんていうか、出るとき用に

構造上あらかじめ用意された線が

うっすら見えてるとも言えなくもない。

 

ただ、今振り返ってみれば

最初の写真に出したように

はっきり出ているものは出ているのだ。

 

だけどそのときは

これは出ていると判断した上で、

早速母親に伝えてしまった。

 

なんという見切り発車感。

 

最初は「当てた」つもりはなく

妊娠の可能性は低いと思ったが、

何かの理由で排卵日がズレて

結果「当たった」ということで、

勝手に決定を下してしまった。

だって99%って書いたるし。

 

 

しかし翌日には生理がやってきて、

うちの母親にとっては

ぬかよろこびも甚だしい、

お騒がせ騒動で終了した。

 

 

あのうっすい線はなんだったんだ。

濃い線2本が出た場合に

99%ってことかいな。

 

アメリカではオンラインの

妊婦コミュニティの用語で

はっきりとした陽性反応のことを

“BFP”(Big Fat Positive)と略されるが

なんていうか私の場合は

BFPでもなく、その逆の

BFN(Big Fat Negative)でもなく、

非常に中途半端な結果に

振り回されてしまったことになる。

 

 

このプチ騒動で学んだことは、

今後もし同じようなことがあっても

検査薬の陽性の段階で母親に

伝えるのはやめようということと、

Fisrt Responseは次は使わない

ということだった。

 

 

だがその翌月、またしても生理が1週間遅れた。

 

ただ今回の場合は

実は「当て」に行っていた。

 

タイミング的に保険がしっかり整い

(アメリカの保険は複雑なのです怒)、

前の月にそんなこともあったので

妊活始めてみようかという月だったのだ。

 

ただすんなり行くとも思ってないし、

実際先月も1週間遅れているので

デジャブかよ的な心持ちで、

でも一応2度目の検査薬を試みた。

 

 

今回はもうひとつのメジャーブランド、

Clear blueという青いやつ。

 

 

 

今度はデジタルだ!

そして何といっても分かりやすい。

 

線がうんちゃらではなく、

妊娠であればはっきりと

「Pregnant (妊娠)」と

デジタル表記されるのだ。

 

 

 

妊娠していなければ、

「Not Pregnant」と出る。

 

なんと潔い。

Yes or Noの世界感、好きだ。

うっすい線に躍らされることもない。

 

 

そして、結果はご存知の通り

「Pregnant」だったわけだ。

 

だが前回の教訓を生かし、

この時点では両親にも伝えないことにした。

 

 

病院での「確認」が取れてからにしようと

早速病院に予約を入れたのだが、

アメリカ(少なくともカリフォルニア)では

日本のように検診の度に

超音波検査をするクリニックは少なく、

問題がなければ妊娠全体を通して

4~5回しかエコーは使用しないため、

最初の「妊娠確認」の検診も

妊娠6~7週以降に行われることが多い。

 

私が予約したクリニックも

少なくとも6週以降にしか

妊娠確認の検査の予約は入れられなかった。

 

(もちろん、例外もある。

実際に私の友人は妊娠4週くらいで

妊娠の確認をしてもらっている)

 

(超音波の回数といい、

妊娠全体の流れといい、

日本とは異なるアメリカの出産。

妊娠40週を通して

どの段階でどんな検査を行い、

どういう進め方をしていくのか、

そんなことも後々記していくつもり)

 

 

そんなアメリカの事情もあり、

生理が遅れて1週間

(妊娠推定5週目)の検査薬から

2週間ほどの“おあずけ”状態は食らったが

妊娠7週目にして無事にクリニックでの

妊娠確認が取れたわけだ。

 

 

実はちょうど両親がLA旅行に来ていたときに

妊娠の報告ができた。

 

 

見切り発車の報告から一カ月、

相変わらずお騒がせな娘だけど

普段は遠く離れている両親の

顔を直接見ながらの報告が、

素敵な旅行土産になったかな、

私ってなかなか粋じゃないか、と

ひとり悦に入ったのは言うまでもない。

 

 

こうして、ここから

私の妊婦生活がスタートした。

 

 

(続きます)