梅雨らしい日曜日です。
こんにちは、渡辺しのぶでございます。
 
アサイチで新宿へ。
新宿エルタワー28階から眺めた景色。
 

 
いつもお世話になっている、心優しき猫友の副田道子(そえだみちこ)さんの写真展へおじゃましました^^
 

http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2017/06_bis.html#03

ニコンサロンで写真展示ができるって、すごいことですよね!

 

「母と猫と私」

 

 
「そんなに高いカメラを持っているのなら、猫ばかり撮っていないで、私を撮って頂戴」と母が言った。
 
「そのうちに」と言ったものの「そのうち」がなくなってしまっては後悔すると思ったので翌日実家へ赴いた。
 
慌てて身支度する母に普段のままがいいからと撮ったが、写真を見た母は不満げだった。
 
気位の高い彼女はもっと良く写ると思っていたようだった。
しかし、そこに写っていたのは、それ相応の苦労をしてきた老婆の顔そのままだった。
 
一方、ずっと母に反発してきた私は、その面差しが否応もなく私自身に受け継がれているのを眼の当たりにし、これまでのわだかまりがばかばかしく思えた。

帰る道すがら、いつものように路地を歩いた。

「子育ての経験がない女は一人前じゃない」昔、母が投げた言葉に深く傷ついたことがある。
 
が、この日私は苦笑しながら、彼らをカメラに収めた。
 
彼らの姿は、私の子供であり、母であり、私自身に重なる。
もう一度実家に行って、母の写真を撮り直そうと思った。 
 
(副田 道子)
 
 
 
 
副田さんは猫写真家。
 
ご自宅にかわいい猫ちゃんふたりがいます。
が、彼女の写真展にはいつも野良ネコちゃんばかりモデルとして登場する。
 
今回の写真は、お母様の姿や子供の頃思い出の場所・物・心象風景はモノクロで、猫の姿はカラーでプリントされていました^^
んーーーちょっと違うかもしれないけど、アンドリュー・ワイエスの画を思い出してしまった。
 
彼女の包容力を感じさせる写真だったな。
お母様は今回の写真展のことをご存知ないそうです。
 
「みっともない。やめてよ。」きっとそんな風に言われるから、とご本人のお言葉です。
 
素敵な写真をありがとうございました。
 
明日6/19までですが、ご都合のつくかた足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
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