小倉の美容室美容院 ラガッツァのブログ

北九州市小倉に美容室を展開するラガッツァグループのブログです。


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あれ?昨日のあまり良くなかったですか?
( ̄▽ ̄;)エツランスウガ……



自信満々だったんですよ(ー。ー;)ハー…


よし、では早速ですがリベンジさせていただきます( ̄へ ̄ )マジコワイデスカラネ





中学1年になって、いつもの通学路にダンプカーやユンボが入って土地を造成しているところがありました。


家でも建つのかな    と思ってはいましたが、まさかではありましたが、そこが父親が私達家族の新居を建てる場所だったのです。


それを知ったときは、もうたまらなく嬉しかったし、いつも家族の無駄遣いをうるさく言ってた、けちなイメージだった父親が、でかい男になったように誇らしく感じたのを覚えています。


なんせ毎日の通学路を通る度、少しづつ家が出来上がっていくわけですから、わくわくして、そこに住める日を一日千秋の思いで待っておりました。


が、ただひとつだけ気がかりなことがありました。


それは、その土地の両隣がまだほとんど手付かずの荒れ放題の状態で、当時の私の身長ほどもある葦のような草がびっしり生えていて、友達と歩いていても『そこから何か出てきそうだね。』などと話していたので、一人で通らなければならない時は、少し早足で通りすぎていたくらいの所だったのです。


またその向かい側に至っては、かなり深い鬱蒼とした竹林で、少し小高くなっており、ただでさえ背の高い竹が、大人でも身体を反らせて見上げないと上の方は見えないほどでしたから、西日を遮るためかなり暗くなるので、バスも通るくらいの幅広なのに、子供達の心をザワザワさせるのには十分過ぎる程の不気味さでした。


土地の造成をしたことで、葦の原の向こう側が開けた為に、随分と見通しが良くなり、幅5メートルくらいの川が流れていて、その向こうは広大な田んぼが広がってるのが見てとれるようになりました。


これは、家が建ったのち、2階の私の部屋から見渡す景色がそうだったために思ったことだったかもしれません。


神主さんのお祓いもすみ、段々と形もできてき、棟上げのもちまきもすみ、2年生になる直前の3月に立派に建ち上がり、私達家族は引っ越しをしました。


歩いても10分かからないくらいの距離の引っ越しでしたから、親戚や近所の方の手伝いであっという間に住めるようになり、2階に上って左側の6畳の和室が私の選んだ部屋でした。


ベランダもあり、そこからの景色は、家のすぐ横を流れる川に鮒や鯉の魚影が見え、その向こうは野球場で言えば10個は悠に入る程の田んぼが広がり、その終わりは松林、そしてその上に海の水平線が見えていると言う、それはもう絶景でした。


その夜のこと、さすがに興奮してなかなか寝付けはしなかったのですが、初めての自分一人の部屋を堪能し、布団を出して枕の向きを東にしたり南にしたり、結果1時頃ようやく寝ようと電気を豆球にして布団を被ったその刹那、それはそうっとやって来たのです。


最初はなんだかわからないけど、徐々に身体が動けなくなったと言う感じがしました。えっ?なに?これって金縛りってやつ?えっ?ええっ?


お腹の辺りに誰かがドスンッと座ったような重みを感じました。うっと声を出すような衝撃なんですが声は出ません。


重みはどんどん増していき、苦しくて口から胃が飛び出そうなくらい。あぁ、もうだめだぁ!と思った瞬間、ふっと押さえてた物がなくなり、すぅっと息を吸うと、また乗ってくる、あぁ今度こそもうだめだぁっ!するとふっと軽くなる。


これが数分も続いたでしょうか?いや、実際は数十秒くらいなのかもしれません。とにかく声も出ない、満足に呼吸もできない、目も開かないから誰がこんなことしているのかもわからない。


恐くてずっと「うあぁぁぁっっっ!」と叫んでいました。勿論声は出てないんですけど。


いきなり身体が柔らかくなって喉に声が引っ掛かったと思ったら、『う、うあぁぁぁっっっ!!!』と叫んでいました。


「どうしたん?兄ちゃんっ?」隣の部屋の弟が飛び込んできました。


半狂乱で今の出来事を話すと、弟は「僕、見たよ!」と言うんです。


「机で勉強してたら兄ちゃんが叫んで、それでパッと顔をあげたら、白い煙のようなものが右側に流れていったんだ」


もう2人とも恐くて、別々に寝ることができないと、弟の洋間に布団をズルズルと引っ張ってきて、2つの布団を引っ付けて寝ることにしました。


少しの間電気を消すこともできず、そのまま寝ようかとも言ってたんですが、やはり眠れないからと豆球だけにして、目をつぶって寝たかどうかという瞬間に『ぐぁぁぁっっっ!』弟が苦しげに叫んだんです。


私は「どうしたっ?」と隣に目をやり、弟は白い煙のようなものに包まれていたようで、それがふわぁっと離れていくところを見てしまったんです。


弟は「死ぬかと思った。恐かった」と泣いており、私も「恐かったね、恐かったね!」と弟をさすりながら泣いておりました。



しかし、その夜以来、お互いの部屋では全く何も起きることなく、弟も私も『あれは何だったんだろうね?』と、いい歳になった今でもたまに、酒を酌み交わしながら話すことがあります。


本当にあったお話です。


ちなみにその後、両隣も造成され、ポツポツと家が建ち、向かい側の竹林も随分竹が減り、光を遮るほどではなくなってます。


広大な田んぼも全て造成され、大きな工場が建ちました。


その実家も立派に改装され、違う家族が住んでいます。





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