「ぴったんこカン★カン 吉田羊の酒場放浪記 in 台湾」 高雄が面白い! | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 TBS系列で放送されているバラエティ番組「ぴったんこカン★カン」2015年10月16日放送回は 「吉田羊の酒場放浪記 in 台湾 」と題して、女優の吉田羊さん、安住紳一郎アナが日本酒の一升瓶酒片手に、遼寧街夜市の海鮮居酒屋『鵝肉城活海鮮』(台北市遼寧街77號)でイカと豚肉の炒め物「客家小炒」や筍を炒めた「炒剣筍」を味わってました。次は、台北市内の餃子店「又一村」(台北市林森北路85巷47號)の水餃子「手工水餃」や水餃子入り酸辣湯の「酸辣湯餃」を堪能。めちゃくちゃ美味しそうなので行きたいお店のひとつになりました。寧夏夜市では、おでんが売られている屋台『洪記』を訪れ大根や玉米(とうもろこし)を味わい、エビ釣りの『松圜』(台北市士林區至善路3段29號)では釣ったエビをその場で塩焼きにしてました。そういえば、「エビ釣りゆきたい!! keiさん、エビ釣り行って来てください~シュリンプ大佐」という某台湾好き朋友ちゃんがいます(しかも二人もいる)。エビ釣りって、楽しいの??今のところ興味ナシです。だエビの塩焼きには興味アリですエビ。最後は『好記担仔麺』(台北北市吉林路77-5號~81號)では1日2000食を売り上げるという「ひき肉の煮込みかけご飯」や「烏魚子(カラスミ)」を食べてました。烏魚子と日本酒…冷酒。惹かれる…。
 まぁ、そんな内容の番組を録画もせず、サラッと見てました。そしたら、翌週の10月23日(金)19:59、宝塚観劇仲間のSお姉さんから一通のメールが…。「ぴったんこカン★カン、今週も吉田羊の台湾紀行ですよ~」さらに「高雄~ハート」と立て続けに届きました。これは言い換えれば「ぴったんこカン★カン見ろよなー」って事ですよね。早速テレビの電源ONです。ちょうど台北車站の駅弁屋さん で精進料理の「養生素食炒飯」と豚のスペアリブを煮込んだ「排骨便富」を購入し高鐡で高雄を目指すところでした。高雄を取り上げてくれる番組は珍しいので、途中から録画してみました。結構面白かったのでご紹介します。(長すぎる前置きすいません)
○補足○
 私が見る前に台北の『世紀豆糅大王『」で「熱豆糅」や「油篠」を食べ、『青絲舫美容室』で台湾式のシャンプーを体験していたそうです。


 さて、舞台は高雄。ご存知台湾第二の都市であり、台湾最大の貿易を誇る街です。そして、代言人は、ご存知五月天!!
高雄代言人 

このポスター見つけた時に偶然見つけたのがこの動画

Mayday五月天【高雄不思議】高雄城市全球代言人形象廣告  

見た瞬間に「阿信かっこいーーー」と叫ばずにはいられません。

  さて、本題「ぴったんこカン★カン」に戻ります  。ふたりが最初に訪れたのは『雲家肉粽』。高雄市苓雅區青年一路163-9號(高雄MRT中央公園站から徒歩圏内)。高雄で70年前から営業している老舗粽店です。
台北など台湾北部の粽は普通に蒸したものですが、 高雄など南部の粽は茹でて作るそうです。そのため柔らかいモチモチした食感になるそうです。薄味なため甘辛いタレやピーナッツをかけます。台北とは異なる南部の粽、食べてみたいです。二人は「肉粽」(45元)と「菜粽」を購入。


『雲家檸檬大王』で金柑檸檬汁(小・加藤35元)購入。高雄市高雄市苓雅區青年一路169-3號。粽を購入したお店と同じ「雲家」で、住所も近い。親族で経営するお店かな?

 買った肉粽と金柑檸檬汁を西子湾海水浴場で頂きます。海風がとても気持ちよさそうです。ここにも行ってみたいですね。「菜粽」は野菜入りの粽と思いきやピーナッツしか入っていないので吉田さんはちょっと不満のよう。その気持ちもわかります。粽とピーナッツ…、ちょっと想像しづらい味です。自分で確かめて見なくては。安住さんの肉粽、「木工ボンドみたいに粘ってる木工用ボンド」という表現が笑えます。どんだけね粘いねん!!そして甘辛いタレを付けると「ちまき風みたらし団子みたらし団子」と言います。安住さん、ユニークだけど的を得た表現をしてくれます。このお店の粽、かなり気になります。


『八徳刻印』いうハンコ屋さんも訪れてます印鑑。高雄市三民區三民街36號。

 店内に入る時、スリッパに履き替えているのが面白いです。見逃しやすい一瞬の出来事ですが、録画された方、是非チェックして見てください。
 中国と台湾の印鑑の違いも解説してくれました。石を主に使用する中国に対し、台湾では水牛の角や黒檀を使用するそうです。また、使用する書体も中国より複雑な字体である印相学や篆字(てんじ)という字で彫られより実用的な仕上げになっているそうですけいちゃんへ印鑑。(番組内の解説引用)
印鑑篆字(てんじ)…身近にある書体でいうと、日本銀行発行のお札に捺されている印鑑の文字です。日本最古の印鑑と云われる国宝【漢委奴国王】の金印も篆字を使った篆書体で作られていります。篆書体は様々な種類があり、印鑑で用いる篆書体は正確には【印篆】といいます。印章用書体の中でも歴史ある文字で、現代文字とは違いやや形状が異なる場合もあり、その形状から可読性が低く、偽造しにくい書体なので「実印」にオススメの書体だそうです。


漢来大飯店[Grand HI-LAI HOTEL ]。 (←左クリック)高雄市前金區成功一路266號
高雄の中心街にある高さ186メートルの建物で、 高雄の全景を見下ろせる超豪華な五つ星ホテル。その10階にある『紅陶上海湯包』も登場。凄く素敵です。

 ドラマのロケ地でも有名な漢来大飯店(GRAND HI-LAI HOTEL)、このプール、記憶にありませんか?SHOWくん( 羅志祥  ショウ・ルオ)徐 煕媛(バービィー・スー)、そして今NHKの朝ドラ「あさが来た」で超話題沸騰中(めちゃくちゃ嬉しいDEAN FUJIOKA(ディーン藤岡)出演「ホントの恋の見つけ方」(原題:轉角*遇到愛)に出てくる高雄のホテル、プールサイド…といえば記憶にあり方もおられるのでは??
ほらね、これ↓
IMG_20151025_181058817.jpg 


そんな超高級ホテルで頂く小龍包。

上)上海湯包:オリジナル小龍包 10粒 190元
下)蟹粉小籠包:蟹味噌と豚肉入り小籠包 10粒 290元
 アツアツであふれだす肉汁が凄く美味しそう~。特に蟹粉小籠包はその色からも蟹味噌の濃厚さが分かりますね。香りまで伝わってきそうです。隠し味に紹興酒も使われているそうです。めちゃくちゃ食べたい~。行きたい~。
 気になるお値段を台北の鼎泰豊(ディンタイフォン)と比較してみましたそろばん
鼎泰豊のスタンダードな小龍包は5個で100元、蟹味噌入り小龍包は5個で175NTD。単純に個数を合わせて考えても、この五つ星ホテルで食べる小龍包はイケるGOOD。かも。サービス料など入るとどうなのかはわかりませんが、ちょっとこれは魅力的。


上)原盅雞湯;鶏スープ 180元
下)絲瓜湯包;へちまと海老入り小籠包 8粒 200元
 原盅雞湯の透き通ったスープは本当に美味しそう。コラーゲンたっぷりで生姜も効いてるそうです。吉田さんは「2日酔いの朝に飲みたい」、安住さんは「ラーメンを入れて食べたい」と。このスープ、かなり惹かれます。未だ未経験の絲瓜湯包もは食べてみたい!!すごく美味しそう。




 『紅陶上海湯包』の小龍包は、運ばれれから30秒以内に食べると皮が軟らかくておいしいそうです。30秒を超えると皮が固くなるそうです。故に、30秒以内に食べようと必死の二人。上の画像は、一口でぱくっと食べた吉田さんの様子です。想像しただけで口の中から喉が火傷しそうですよね。これは危険??って思いながら見てました。小龍包って、散蓮華レンゲの中にそ~っとおいて、お箸で皮を破り肉汁を吸って中身を食べる思ってたんですけど。

 あっという間の高雄特集でした。今回の内容、よくある旅番組よりずっと面白かったです。吉田さんと安住さんのストレートな感想や表情が高雄の味や空気をリアルに伝えてくれました。海にも近くて美味しいものがたくさんある高雄、また行きたくなりましたね~。そして、この番組を見た方がたくさん高雄に出かけてくれますように…。

 では、また…。