「高音質的ホームシアター」

ホームシアター&ホームオーディオを中心としたブログです。
なるべくお金をかけず、手軽に高音質を楽しめる方法を日々模索しています。


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NA7004を使うようになってからというもの、CDプレーヤーで音楽を聴く事が殆んど
無くなってしまったのですが、音質に関してはCDPには及ばない部分もあり、利便性
を取るか、音質を取るかという選択が常に頭の中にありました。


NASの改造により、NA7004の音質はかなり改善されてはいるのですが、最近、聴いて
いて物足りなさを感じるようになりました。
当初はノーマルで使用するつもりでしたが、更なるレベルアップを図るべく、今回は

NA7004本体に手を加えることにしました。


今回の改造箇所はアナログ基板とデジタル系が載った1枚モノ基板のコンデンサ交換
(追加も含む)ですが、ノーマルのバランスは崩したくなかったので、主要部分の
7箇所だけに留めました。


詳細は記載出来ませんが、改造前と比べると音場が非常にリアルになっている事が
わかります。
細かな音が鮮明に聴こえてくるようになり、奥行感が大幅に向上しています。
特に前後方向の空間表現力の部分ではオリジナルCDよりも優秀で、ローエンドまで
音が安定してなっている印象です。
CD専用機であるソニーXA50ES改と比べても解像度はほぼ同等、音場のリアリティに

関してはむしろNA7004の方が優秀です。
回転系を持たない分、ネットワークプレーヤーの方が音質には有利なんでしょうかね?


とにかくWAVファイルを聴くのが楽しいです。
これじゃ、CDを聴く必要性はないですね。(汗)

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ノーマル状態でも充分に音が良い事がわかりましたので、交換部品を選定し

つつ、改造を行ってみました。
基本は電源部のコンデンサ交換ですが、闇雲に交換しても音質はよくなりま

せんで、メーカー、銘柄、容量と音質の関係を理解していなければんりません。

ノーマルの音質を充分確認した上で、どこをどのように変えて全体のバランス

を取っていくのかがコンデンサ交換の非常に難しいところです。
この辺はノウハウが必要ですので、詳細につきましては触れられませんが、
デジタル出力の音質変化も去る事ながら、画質にも変化が現れます。


さて、LX58は構成部品が少ないので、音質の変化に関してはある程度予想
を立て易いのですが、一応、一次側から手を加え、その都度、音質を中心に

状態のチェックを行っていきました。
弄りだしてすぐ、音質がかなり変化しているのがわかりましたが、改造途中でも
既にデノンDBP-4010UD改を超えてしまっている状態でした。(汗)
やはり、基本性能が高いからなんでしょうね。


一通り部品を交換した後、音が落ち着くまでエージングを行い、改めて聴き
直してみると音が劇的に変化している事がわかったのですが、何と言うか、
もう不満なところが全く無いのです。(汗)

慌てて、他の2機種との比較試聴を行ったのですが、改造前の時とは逆に
今度はLX58が一番音が良くなっているではありませんか!
特にLX58はサラウンド空間の表現力が優秀で、後方の高いところまで音が
抜けていくような印象です。


これに対し、デノン4010UDはサラウンド感が乏しい感じです。
4010UD改は解像度が高いので気に入っていたのですが、LX58改も負けて

いる気配が全く無く、遜色ないレベルなのです。
むしろ、音場の展開はLX58の方が広く音質も自分好みなのです。

これは困った事になりました。
一瞬、4010UDを買い替えようかという衝動に駆られましたが、電源部を見直
してLX58改のようになればと言う想いで、今度はLX58をリファレンスとして
4010UDを改良する事にしました。


結果的に4010UDもLX58も音質には差が無い状態まで持っていく事が出来まし
たが、あとはどちらが好みかというレベルの差しかありません。
まあ、プロジェクターも4k移行への過渡期ですし、BDプレーヤーはそのタイ
ミングで改めて考えればよいのかな?とも思っていますが、久々に物欲に
駆られたBDプレーヤーでした。


ちなみに画質に関しても改造後は変化が見られました。
画面が明るくなり、若干マイルドに感じられた絵がクッキリとメリハリのある

感じになりました。
1080pで観る限り、4010UD改、S360改、LX58改の3機種共に差はわからない
状態です。


それと、気になるLX58の4k画質ですが、友人宅のプロジェクターX500Rにて
確認したところ、1080pとは明らかに違いがある事がわかりました。
4kの方がより絵に奥行感が付加され、人肌の質感もリアルになります。
一瞬にしてHD550との画質の違いを感じました。(汗)

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次にちょっと酷な比較テストをしてみました。
手持ちのBDプレーヤー2台とLX58をAVR-A100に接続し、BDプレーヤーを切り替え
ながらの試聴です。
使用した機種はソニーBDP-S360、デノンDBP-4010UDですが、過去の記事にもあり
ます通り、どちらも自分好みの改造が施してあります。


まずは画質ですが、私のシステム環境下では4kはテスト出来ませんので、1080p
での比較になりますが、50インチプラズマTVでは3機種ともに差がわかりません。
プロジェクターHD550を使って100インチスクリーンで比較しますと、LX58が若干
暗く、フォーカスも甘いような印象でした。
とは言っても、ほんの僅かな差でしかありませんが・・・。


次に音質ですが、これは明確に差が出てしまいました。
改造が施されているソニーBDP-S360、デノンDBP-4010UDでは音に奥行感があり、
スピーカーの1m前くらいに立体的な空間が現れますが、BDP-LX58は音が平面的で

スピーカーの面一上に音像が展開している状態です。
サラウンド感はそこそこあって悪くないのですが、全体的に音に膜が張ったような感じ

で、セパレーションが良くありません。
聴感上のSNも落ちるような感じで、やはり改造プレーヤーと比べてしまうと物足りなさ
を感じてしまうのが正直なところです。

ただ誤解のないように書きますが、これはあくまで改造プレーヤーとノーマル機の比較

ですので、差が出てしまうのは当然の結果です。

BDP-LX58、ノーマルにしてはかなり音のよい機種だと思いました。


という事で、次回は改造後の記事にしたいと思います。

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友人からの依頼で、パイオニア製の最新BDプレーヤーであるBDP-LX58の改造を

行いました。
このLX58はハイエンドモデルであるBDP-LX88の基本思想がそのまま踏襲された
ミドルクラス?のプレーヤーです。
4k対応の高級機という事で以前から気になっていたモデルでしたので、今回改造
のお話を頂いたお陰で、自分のシステム環境下で色々とテストをする事が出来て
とても楽しかったです。


ところで、そもそもなぜ改造する必要があるのか?と疑問を持たれる方もいらっし

ゃるかと思いますが、ズバリ”音質の改善”がその目的です。
少し語弊があるかもしれませんが、BDプレーヤーは高級機でも安いモデルでも
画質の差は殆んどなく、高額なモデルになる程、アナログ音声に関わる部分に
お金がかかっています。
つまり、アナログ出力における音質の違いが金額の差になる訳ですが、AVアンプ
にHDMI接続(デジタル出力)して使用するのであれば、ミドルクラスのクオリティで

も必要にして充分です。

ですので、実売10万円程度で購入出来る機種はコストパフォーマンスの面で非常
に魅力を感じてしまいます。


改造に入る前に素の状態を知っておかねばなりませんので、まずは画質と音質
のチェックです。
画質に関しては特に不満は無いですね。
粗がわかるようにプロジェクターHD550+100インチスクリーンで確認していますが、

奥行感のある絵で発色も自然でいい感じです。
充分キレイで評判通りの高画質です。


では音質に関してはどうでしょう?
今回はHDMI音声(デジタル接続)に趣をおいての改造になりますので、手持ちの

AVアンプであるAVR-A100に接続してのテストです。
一聴してレンジの広さを感じました。
音質に関しては硬くもなく、楽器や声のトーンも自然で良好です。
サラウンド感も良く、サラウンドSPまで音がシッカリと広がります。
酷い機種だと、セリフとかがセンターSPに張り付いてしまうのですが、そういう感じ

は一切ありませんし、音離れも良い感じです。
不満な点もいろいろとありますが、素性は良さそうなので電源部を改造すれば
かなり化けそうな雰囲気を感じました。


ちなみに上位モデルのBDP-LX88ですが、LX58との大きな部分での違いはやはり
アナログ音声回路のようです。
LX88はアナログ基板もLX58と違いますが、更にアナログ専用に電源トランスが
実装されていて、アナログ音声における高音質化が見られます。
ただ、デジタル系回路は同じようですので、画質とHDMI出力の差は無いものと
思われますので、個人的に買うならLX58ですね。

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以前の記事にも書きましたように、私の中ではあまり評価の高くなかったドルビー・
プロロジックⅡzモード(PLⅡz)ですが、再度設定を見直してみました。


私の場合、AVアンプのオートセットアップは殆んど使用せず、各スピーカー(SP)の

距離以外はEQを含め、全てマニュアルで設定しています。
AVアンプではSPのサイズ設定でラージorスモールを切り替えられますが、この設定
によってSPへ送出される信号にフィルターがかかります。
つまり、ラージ設定であれば全帯域をカバーするフルレンジ信号が送られ、スモール
設定にした場合、サブウーハーのパラメーターで設定されたクロスオーバー周波数
で低域がカット(ハイパスフィルターが入る)されてしまいます。

SPをマルチで鳴らす場合、必ずしも帯域分割をする必要性はないのですが、AVアンプ
の場合、フィルターを通すと音質が明らかに悪くなるので、サラウンドSPの設定に
おいては基本、全てのSPをラージに設定するのが私のやり方でした。


DTS-HDマスター+PLⅡzモードで鳴らした際、音がフロント側に引っ張られ過ぎて
しまう感じがしていたのですが、ふと、フロントハイトSPをスモール設定(低域をカット

してやる)にしたらどうなるんだろう?と思いつき試してみる事にしました。


結果、今までの不満点は大分改善されました。

SPをラージ設定にしていた時と比べ、フロント側に音が引っ張られなくなりました。

横方向にも展開するDTS-HDマスター音源の気持ち良さは残しつつ、更にはフロントの

空間も濃くなり、前後で空間の高さが揃ったような感じです。

フロント上部からの音源が付加される為、部屋全体が音に包まれたような感覚になり、

映画ソフトの再生はかなり気持ちいいです。


ただ、センター付近の音はどうしても薄くなってしまう感じは否めないです。

ライブ等の音楽ソースでは7.1ch再生の方が相性は良いですから、ソースによって使い

分ける必要性はありそうですが、私の場合、基本的に映画ソフトを観る方が圧倒的に

多いので、これからはPLⅡzモード常時ONがデフォルトになりそうです。


私の記事を読まれてフロントハイトSPの導入を見送った方がいらっしゃったら大変申し
訳ありませんでした。
フロントハイトSPを鳴らせるAVアンプをお持ちであれば、サラウンドバックを含めた

9.1ch環境の構築を是非ともオススメします。


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先日、真空管アンプTU-879SにマランツNA7004を繋いで久しぶりにWAV音源
を聴いたところ、CD音源と比べイマイチ音が平坦な感じです。


自分が今使用しているCDPはソニー製XA50ES改ですが、普段はパイオニア製
DVDPの610AV改を使ってCDを聴いています。
610AVもかなり手を加えていますが、基本性能がそれ程高いプレーヤーでは
ないので、NA7004との音質差は殆んどなく、低域の量感はむしろNA7004の
方が良いくらいです。


ですが、国内オーディオがまだ元気だった頃に物量投入されたXA50ES改と
比べてしまうと話は別です。
NA7004の音が妙に平坦な感じがしてしまい、また、スカっと抜けるような気持ち

よさがありません。

NA7004もそのうち改造する予定ですが、WAV音源の解像度はNASによる影響

が大きいので、とりあえず「RockDiskNext」を改造して変化を確認してみる事に

しました。


改造内容の記載は差し控えますが、基板のプチ改造といった感じです。

改造後の音ですが、NA7004で再生した際の音の出方がまるで違います。
高域がよく伸び、見通しがかなりいい感じです。
奥行感、セパレーションも改善され、改造前の平坦な感じはかなり緩和されました。
以前、「RockDiskNext」はギターの音が嘘っぽいと書きましたが、改造後は弦の

響きや胴鳴りの感じやシッカリと再現されるようになりました。
高域特性が改善された事で、倍音成分が聴き取れるようになったのでしょうかね?


NASが音質に与える影響力の大きさを改めて実感しましたが、今回の音質の
変化は先日交換したCAT7ケーブルによる音質の変化とはまるで次元が違う
ものという事だけは付け加えておきます。


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前々からずっと気になっていたCAT7のLANケーブルを買ってみました。
自宅のネットワークは全てギガビット対応のCAT5eを使っていますので、
速度の問題は特に気にならなかったのですが、果たしてLANケーブルに
よってネットワークオーディオの音質が変化するのかを確認したかった

からです。


今回交換したところはHUBから下の部分で、NAS、NA7004、HTPC、メデ
ィアプレーヤーといった音質が絡む機器周りです。
使用したケーブルはエレコムとサンワサプライ製の現行CAT7ケーブル
で、長さ毎に価格の安い方を選びました。

音質の確認は普段使用しているAVアンプ、デノンAVR-A100を使用し、

各プレーヤーからの入力は全てデジタル(同軸デジタル及びHDMI)に

て行っています。


さて、CAT5eからCAT7ケーブルに交換した感想ですが、正直笑っちゃう
くらい変わります。
CAT7は聴感上のSNが高くなり、ステージングの展開も自然で、空気感
とかも感じられるようになります。
CAT5eしか聴いていなければそれ程気にならないのですが、CAT7と比較
するとセパレーションが妙に悪く感じられます。


理由はよくわかりませんが、LANケーブルによる音質への影響は間違い
なくあるようです。

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AVアンプをAVR-A100に買い換えてすぐにフロントハイトSPを導入し、念願だったドルビー
プロロジックⅡz(以下PLⅡz)による9.1chシステムを構築したのですが、その効果は予想

外にも自分が求めてようなものではありませんでした。

一応、ここでは自分が使用しているデノン製AVアンプAVR-A100を使用している中で感じ

た事を書いていますが、他社製アンプではまた印象が異なるかもしれませんので、その旨

ご了承下さい。


前回の記事にも書いていますが、サラウンドバックSPのみの7.1ch再生では、どうしても
リア廻りの空間だけがリッチになり、フロントハイ及びサイドの空間は寂しい感じになって

しまいます。
イメージ的にはフロントSPからリアのサラウンドSPに向かって、空間が徐々に上昇してくる

ようなステージングですが、この空間の偏りを解消するのがフロントハイトSPを追加した

ドルビーPLⅡzモードだろうと自分の中で勝手に解釈していました。


しかし、実際のPLⅡzモードでは今度はフロント側の空間ばかりがリッチになってしまい、

逆にリア側は希薄になってしまいます。
それにフロント前面に音が展開してしまう感じで、ステージングは割と平面的です。

特に空間表現が非常に気持ちいいDTS-HDMasterフォーマットでは包まれ感が一気に

減退してしまうので、個人的にはここが一番気に入らない部分でした。
一方、ドルビーTrueHDの場合、縦方向に空間が展開するせいか、DTS-HDMasterの時

のような違和感をあまり感じません。

この辺りは同じドルビー社のフォーマットだからという事もあるのでしょうかね?


結論から言ってしまいますと、私の場合、ドルビーPLⅡzモードは完全に排他利用してい

る状況でして、使用頻度としてはかなり少ないです。
では、どういう場合にドルビーPLⅡzモードにするかと言いますと、100インチ・スクリーン
ではなく、50インチのプラズマディスプイで映画を観る場合と、音声フォーマットがドルビ

ーTrueHDの場合です。


ホームシアターでは、絵の迫力と音のスケール感にある程度のバランスが必要だと思って

いるのですが、私の場合、スクリーンもテレビも同じポジションで観ている事から、テレビ

の画面から視聴ポイントまで、約3mの距離になってしまいます。
この距離ですと、50インチ画面でも少々物足りない感じになるのですが、これでスクリーン

の時と同様に音を鳴らしてしまうと、画面サイズに対しサラウンド空間の方が圧倒的にスケ

ールが大きくなり、画面が音に負けてしまっている感じになります。
包まれ感のあるDTS-HD_masterでは余計に違和感を覚えてしまいますね。


逆にフロントに音が平面的に展開するドルビーPLⅡzモードであれば、50インチ・テレビの

画面でもあまり違和感を感じずに済む事から、いわばテレビ専用モード的に使用している

感じもあります。
もっとも、最近はテレビ専用に2.1chシアタースピーカーを追加していますので、フロント
ハイトSPを使う機会は益々減少傾向にあります・・・。
折角苦労して天井に設置したのに、これでは意味がないですね。(汗)


ドルビーPLⅡzモードを否定するつもりはありませんが、まだまだ改善の余地がありそうな

気がします。

個人的にはサラウンドバックSPを使った7.1chシステムにフロントハイト的にBATPUREを

アドオンした方が気持ちのいいサラウンド空間が楽しめるのではないかと思っています。

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老朽化したQL-Y66Fを蘇らせるべく、ターンテーブルとトーンアームを制御している
コントロール基板の電解コンデンサを全て交換してみる事にしました。
(画像は作業前の状態です)

電解コンデンサは内部に電解液を使用している為、寿命がありますから、30年も経っ
ていたら交換は必須です。


ちなみにコンデンサにはそれぞれ”固有の音”があり、メーカー、銘柄、容量、形状
で音質が全く異なります。
特に音響用という名目で販売されている電解コンデンサは高価になりますし、その分、
標準品よりもクセが強く出てしまいます。
高級プレーヤーでは、そのコンデンサの特性を上手く利用して、音色をコントロール

(チューニング)していますが、修理交換の際、耐圧と容量が同じだからと、何も考え

ずに交換してしまいますと、場合によっては帯域バランスが崩れ、音質を悪化させる

事もあります。


アナログプレーヤーの場合、レコード針(カートリッジ)で拾われたアナログ信号は

電気的加工を施されず、そのままパッシブの状態でアンプ側(フォノ・イコライザ)へ

と出力されます。

電子制御トーンアームの場合、針圧調整やアンチスケーティングを電気的に行って

いますが、ピックアップされたアナログ信号はマニュアル機と同様に無加工な訳です

から、当初、コンデンサ交換による音質の変化はそれ程大きくないだろうと思ってい

ました。
ただ、そうは言っても理屈通りにはならないのがオーディオの不思議なところですから、

もし影響があっても自分好みの音色になるよう、作業前にある程度コンデンサの選定

は済ませておきました。
また、音質の変化を確認する為、コンデンサ交換はブロック毎に分けて行い、その
都度、音を聴きながら作業を進めています。


作業をしていく中でまず驚いたのが、AC100VからDC電源を生成している整流回路を

弄っただけで、何と音が変わっているのです。
ターンテーブルの電源を弄ると音質が変わるという話を聞いていたのですが、これは

本当だったようですね。
また、アンプやDVDプレーヤーの電源回路を弄った時と同様、コンデンサそれぞれの
”固有の音”がそのまま音に現れています。
音声信号が通る回路を弄っている訳ではないのに、これはホント不思議です。


全交換完了後、CDとの音を比較する為、同じ音源のレコードとCDを使って聴き比べ

をしてみる事にしました。
QL-Y66FをAVR-A100に接続している関係から、CD音源はデノンDBP-4010UD改を

DENON-LINK経由で出力し音質的には一番有利な状態としました。
当然、AVR-A100への入力方法(アナログORデジタル)の違いによる音質のハンデは
ありますが、そこはあえてそうしています。

アナログプレーヤーはカートリッジでも音が大きく変わりますが、QL-Y66Fに装着して

いるカートリッジは昔から愛用しているシュアーのM111Eです。

このカートリッジは既に絶版となっていますが、これにM97用のスーパー楕円針を組み

合わせてやると、艶やかでメリハリのある音質が得られます。

ジャズ・ロック系を聴くには最高ですね。


ではまず、修理(改造)後のQL-Y66Fの音ですが、これは激変と言ってもいいでしょう。

コンデンサ交換前は善くも悪くもアナログプレーヤーの音といった感じで、何となく丸く

柔らかい感じの音で、解像度も甘いです。
バランス自体は悪くないですが、低域の伸びが今ひとつ足りません。
それが、コンデンサ交換後は曇りがパーッと消えたと言うか、解像度が非常に高くなり

ました。
AVR-A100の内蔵フォノ・イコライザを使ってるので、あまり大きな期待はしていません

でしたが、セパレーションもよく、低域の伸び、量感共に申し分ない感じです。

音も自分の真横まで飛んできますし、レコード特有の”プチノイズ”がなければ、CDの

音と勘違いしてしまいそうです。


次に、DBP-4010UD改との比較ではどうでしょう?
自分好みにチューニングしている事も大きいですが、音質の差を殆んど感じません。
むしろ、レコード音源の方が空間が開放的で、ステージングもリアルです。
肉声や楽器の音も”より生”に近い感じがしますね。
一聴するとCD音源(DBP-4010UD)の方がフォーカスがクッキリとした感じはあるので

すが、よく聴くと高域が少し詰まっているような印象です。
CDはマスタリングの際、コンプレッサを強めにかけ、低域も多少持ち上げて音を加工し

ているでしょうから、恐らくこれは再生機器の問題ではなく、レコードとの録音の差が

顕著に現れただけでしょうね。


今回、殆んどニチコンの音響用部品を使っていますが、当時のケミコンとは性能も

全然違いますので、レコードの音でも現代的な響きが付加され新鮮です。
アナログプレーヤーのコンデンサ交換で、音がこれ程まで大きく変わるものとは思っ

ていませんでしたが、楽器を演奏する自分の耳には、正直、今のレコードの音の方が

自然に聴こえる感じがしますね。(爆)


あとはフォノ・ケーブルと高音質のフォノ・イコライザを導入してどれだけ音質が変化

するのか、ちょっと楽しみです。

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昨年末、ふとレコードが聴きたくなり、アナログプレーヤーに電源を入れてみました。
しかし、肝心なゼロ調整ボタンとスタートボタンが固着してしまって動作しません。(汗)
考えてみたら7年間、一度も使っていませんでしたので、当然なのかもしれませんが、

経年劣化とは恐ろしいですね。


私が使っているアナログプレーヤーは80年代、まだ国内のオーディオメーカーが元気

だった頃にビクターが出していたQL-Y66Fという機種ですが、フルオート機でありながら、

マニュアル機並の大径35cm重量級テーンテーブルが使われています。

当時、買値で6万円以上したかと思いますが、彼是30年前の機種です。
この手の電子制御式トーンアームを採用したアナログプレーヤーはソニー、デンオン

辺りもかなり力を入れていましたが、学生当時は”音質”よりも、むしろその”メカニズム”

の方に憧れたものでした。(笑)


QL-Y66Fはマニュアル操作も出来るので、ターンテーブルだけ回してみたところ、こちら

は問題なく動作しています。
恐らく、操作ボタンに使われているタクト・スイッチを交換すれば直るだろうと思い、中を

開けて基板を調べたところ、スイッチ自体には問題はなく、ボタンとタクト・スイッチの間に

入っている緩衝材が劣化し固ってしまっているだけでした。
緩衝材は操作ボタンとスイッチの隙間を埋める役目もしているので、替わりにテフロン

チューブを切って挿入、無事復活しました。


これで問題なく動作すると思ったのですが、音出しをして確認していたところ、時々、アーム

が上下に跳ねるような妙な動きをしています。
電子制御アームでは針圧を電気的にかけているのですが、原因を調べたところ、どうも

針圧調整ボリュームの接点が劣化している様子です。
本来、交換すべきところですが、品番を調べたところ既に絶版で代替もなし。
抵抗値自体には問題ないようなので、接点クリーナーでクリーニングしてみたのですが、

今のところ怪しい動作はしていないので多分直ったのでしょう。


ターンテーブルとアームを制御している基板に関してもコンデンサは大丈夫なんだろうか?

と心配になってきました。
なんせ、30年前のモノですからね。
コンデンサの容量抜けを考慮し、やはり全て交換しておいた方が安心ですね。


音質に関しては高音質のフォノ・イコライザがないので、とりあえずAVアンプ(AVR-A100)

内蔵のフォノ・イコで鳴らしていますが、意外に悪くないです。
というか、レコードの音の良さを今になって改めて実感しました。

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