おお

ミレーナの話題

結構盛り上がっている

ようですね

 

新しい薬剤で

子宮内に挿入する

手技的な手間もあるせいか

医療現場では

まだまだマイナーですが

 

ミレーナに興味がある人は

かなり多いみたいですね

 

いきなりこの記事を見た人は

前回記事

ダウンダウンダウン

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-12177405461.html

 

をご覧下さいませ

 

プロゲステロンは

子宮内膜を薄くする作用があり

この作用を利用して

 

避妊

過多月経の軽減

月経困難症の軽減

 

を狙って治療をするのが

プロゲステロン投与ですが

 

これを

局所=子宮

だけに作用させるのが

ミレーナです

 

今日はミレーナの実際について

細かく解説します

 

1)ミレーナを入れると

  どんな状態になる?

 

ミレーナは

子宮内に留置することにより

子宮周辺にのみ

プロゲステロンを作用させます

(約5年間)

アップアップアップ

すると

図のような状態になります

 

全身のホルモン状態は

挿入前と同じ

かつ

子宮内だけ

プロゲステロン投与効果を発揮

 

つまり

 

排卵などは保たれつつ

子宮内膜が薄くなる

 

状態を作り出す事が可能です

 

女性ホルモンを

低下させすぎる事なく

生理の量をコントロールできるのが

ミレーナの特徴です

 

ただし

血液中のホルモンは

変化がないという事は

裏を返せば

 

月経前症候群(PMS)

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-11220014153.html

に対しては

 

あまり効果を発揮しない

 

ということが分かります

(ただ月経困難が

軽快すると

結果的にPMSも改善する

可能性はあります)

 

2)ミレーナの入れ方

  効果を得られる期間

 

ミレーナを挿入する方法は

子宮の出口を

 

へガールという棒で

少し拡張した後に

 

ズボッと入れて

子宮内に放置します

(一番太いのまでは入れない・・

4番目くらいまで入れます)

 

子宮の出口が狭い人は

ちょっと痛みを

強く感じるケースもあります

 

痛みが強すぎて

入れられない!

 

と言うほど

強い訴えの人は

です

 

(いないとは言っていない・・)

 

効果は

約5年間と言われ

その期間を過ぎた場合は

交換が必要となります

 

ミレーナが

自然に子宮から

落ちてしまうこともあり

その場合も

交換が必要です

 

3)値段

 

実はミレーナは

発売当初

保険が通らない薬剤

主な使用方法は

 

避妊目的

 

でした

 

非常に高い避妊効果

示しますが

保険が効かないため

 

採用した病院の基準で

値段が決められていて

 

大体7万円前後

 

のコストがかかります

 

高い!

 

と感じる人が

多いかもしれませんが

 

7万円÷5年間÷12ヶ月

=1,200円/月

 

という事で

月割計算すると

 

低用量ピル:3,000円/月

ディナゲスト:10,000円/月

よりも

安いんですよ~

 

是非患者さんに

そう説明してください

 

製薬会社さんが

 

熱心に訴えていたことを

よく覚えています

 

ただ

 

ミレーナ入れるから

7万円になります~

効くか効かないかは

入れてみないとわかりません

 

気軽に勧めにくい事は

想像に難しくは

無いと思います

 

ところが最近

ミレーナが

保険適応に!

(過多月経・月経困難症)

 

なんと

その額

約3万円!

 

自己負担額は

驚異の1万円!

 

保険が効いたのは

非常に良いですが

 

価格バランスが

完全に崩れてしまった

と思うのは

私だけでしょうか??

 

というわけで

保険適用となってからは

私ミレーナをガンガン

推しております

 

だって

ディナゲスト1月分で

5年間も効果を保つんですもん・・

 

しかしながら

悲しい出来事

 

ミレーナ挿入の手技料は

約1,500円

 

安い・・・・・

 

ただし

そんなミレーナにも

向き不向きがあります

 

3)ミレーナが効果的な疾患

  効果的では無い疾患

 

ミレーナの特徴は

何と言っても

 

子宮の局所だけに

効果を発揮する!

 

というところ

 

これが

長所にも

短所にも

なるのです

 

まずは

ミレーナが効果的な

ケースですが

 

子宮の大きさが普通で

原因がよく分からない

過多月経

月経困難症

 

これに尽きます

 

ミレーナ挿入から

3か月~半年くらいで

過多月経・月経困難症

ともに改善を認めることが多いです

 

さて、反対に

原因がわかっているケース

どうでしょうか?

 

過多月経を引き起こす

代表的な疾患の

子宮筋腫

 

月経困難症を引き起こす

代表的な疾患の

子宮内膜症

 

それぞれを考えてみます

 

ちょっと復習ですが

子宮筋腫で大事なのは

 

位置・大きさ・個数

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-11224550971.html

 

特に過多月経になりやすいのは

子宮内膜を大きく

引き延ばすような

 

大きな筋腫

多発筋腫

粘膜下筋腫

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-11584439787.html

 

なんかです

 

おそらく

過多月経を引き起こすような

大きすぎる

子宮筋腫に対しては

 

ミレーナの成分は

届かないため

あまり効果的ではない

と思います

 

特に

粘膜下筋腫に対しては

ミレーナの使用自体が

基本的には禁止

になっています

 

おそらく

粘膜下筋腫ではない

小さめの筋腫で

過多月経や月経困難がある場合

効果的だとは思いますが

 

そもそもそんなケースは

筋腫が過多月経の原因とは

言い切れない部分もあるので

微妙ですねえ

 

さて、

子宮内膜症は?

 

まずは

子宮内膜症のおさらい

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-12101675239.html

結構わかりやすい記事だと

思いますよ・・

 

生理痛を引き起こす

子宮内膜細胞が

卵巣やお腹の中に存在して

 

子宮に総攻撃するのが

子宮内膜症による

月経困難症です

 

特に卵巣嚢腫がある場合は

ミレーナの効果は

卵巣まで達しないため

 

卵巣嚢腫も小さくならない

月経困難症も改善しない

可能性が高いです

 

卵巣嚢腫と言われた時は

 

ミレーナよりも

全身投与のディナゲストの方が

優れている

と言えそうですね

 

さてさて

実はミレーナが

非常に効果的な病気

があります

 

それは

子宮内膜症でも

結構厄介なパターンである

 

子宮腺筋症

http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-12110828208.html

アップアップアップ

筋肉内に病変があると

子宮腺筋症

 

子宮腺筋症は

子宮筋層に内膜細胞があり

年を経るごとに

子宮全体が大きくなる病気

 

生理痛も強く

月経量も増え

妊娠にも悪影響

 

という

非常に厄介な経過をたどりますが

卵巣嚢腫と異なり

おいそれと病変部だけ

とってしまうのも

なかなかできない病気です

(一部の病院では切除術もやっていますが・・)

 

子宮局所に存在する

子宮内膜症

 

そう

ミレーナの出番

ですね

 

実際に

子宮腺筋症の患者さんに

ミレーナを使用した報告もあり

かなり効果的であったようです

 

ただし同時に

子宮が大きくなりすぎると

なかなか効果が発揮できない

ことも報告されています

 

もちろん個人差はありますが

子宮壁の厚さが6cm

というのが

ターニングポイントに

なるみたいです

 

子宮腺筋症でも

早いうちにミレーナを使用すれば

症状も軽く

進行を抑えることが

できるかもしれません

 

また

妊娠計画との

兼ね合いも重要で

 

今すぐ妊娠希望は無いけど

子宮腺筋症がある

 

という人は

妊娠したいという時まで

ミレーナを使用して

 

妊娠に対して有利な

立ち回りが

できると思います

 

ミレーナは

抜去後1ヶ月で

すでに子宮内膜が

正常に戻る事も報告されているし

 

妊娠率がミレーナ使用者と

非使用者で違いがない事も

報告されていますので

 

妊娠トライまでは

挿入してても良いかと思います

 

子宮腺筋症と言われたら

筋層の厚さは

何cmですか?

と担当医に

聞くことをオススメします

 

自分の治療を

自分で決定するためにね

 

4)ミレーナの副作用

どんな薬にも

必ず副作用がありますが・・

 

ねえ週刊現代さん

 

ミレーナの副作用として

多いのは

 

不正出血や月経期間の延長

 

ミレーナ挿入後は

ほぼ100%不正出血を認めますが

 

3−4ヶ月すると

出血を認める人は

2割程度までに下がるので

 

ピルと同じく

3ヶ月は様子見!

するのが良いかと思います

 

また

異物を子宮内に入れるので

感染等も起こる事があります

 

さらに

冒頭に話したように

挿入後痛みを訴える事もあり

 

あまり酷いと

ミレーナを抜去する事も

あります

 

ただ

上述したように

約1万円で挿入できる様に

なったので

 

悩んでいる人は

 

一度ミレーナを試してみるのも

良いかもしれませんね

 

5)ミレーナが使えないケース

 

ミレーナの使用が

勧められないケースが

幾つかあります

 

産後1ヶ月以内

粘膜下筋腫

子宮奇形

感染があるケース(3ヶ月以内)

子宮外妊娠の既往

卵管が詰まっている

 

などなど

注意が必要です

 

過多月経

月経困難症

に対する、新しい選択肢の一つ

ミレーナ

について解説しました

 

おかげさまで

本の売り上げも

順調です

ダウンダウンダウン

 

 

きゅーさんへのお仕事依頼はこちら

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTjEvkom

 

Twitter

https://twitter.com/kyusan_obgy

 

きゅーさんの本当に伝えたいこと別サイト

http://kyusan.mamacaremail.info

 

物置サイト

https://kyusan0225.amebaownd.com

 

妊娠応援アプリママケア

 

妊娠レシピ

AD

リブログ(3)

  • ”子宮内黄体ホルモン放出装置:ミレーナ”

    昨日の続きです上記のミレーナを今回いれてきました今後はせっかくなので生理の様子や効果など記録していきます今回妊娠がわかる直前の婦人科検診で知ったミレーナ簡単にいうと子宮無いに器具を挿入しておくことでそれから徐々にホルモンが放出され内膜が厚くならないので生理が軽くなるかほぼこなくなる場合もあるとか内膜…

    まっさん

    2017-05-25 16:20:40

リブログ一覧を見る

コメント(18)