2007-05-07 22:27:16

子供の頃から希死念慮が続いている人

テーマ:希死念慮
希死念慮がある人の中に、子供の頃から希死念慮があったという人がいる。まあうつ状態といえばそうなのだが、単純なうつ状態のそれとは違ったものではないかと思ったりもする。何十年も続いていれば、その間に自殺していても全然おかしくはない。

僕のある友人のことだが、彼女は中学か高校時代から希死念慮があったらしい。しかしなんとか大学を卒業し、その後僕と知り合った。会ったのは偶然であった。その後、長いこと会うことがなかった。かなり長い期間を経て再会したのである。その間に自殺未遂を数回しているが、なぜかすべて失敗し(この言い方も変だけど)、少しだけ足に後遺症が残る程度で済んでいた。

再会して僕が最も驚いたのは、全然、うつ状態が良くなっていなかったこと。普通、うつ病はいろいろ考えて治療を続けていると、服薬は必要であっても支障なく生活できるようになることが圧倒的に多い。当時の彼女の治療は、

トリプタノール 200mg
セレネース   8mg


という不思議な処方だった。これ以外は睡眠薬、抗不安薬、便秘薬くらいだった。特にトリプタノールはこの程度は服用しないと眠れないらしい。セレネースはアカシジアが出現してよくないのだが、服用せざるを得ないという。この処方を見ても、一筋縄ではいきそうにないのがわかる。問題点はこの処方でもうつ状態はけっこう酷いし、たびたび自殺未遂があって救急病院のお世話になっているのに治療が変わらなかったこと。彼女はこの処方のまま長期間放置されていた。

薬物以外は精神療法で補うなんて言うのは、良くなっていないことの言い訳に過ぎない。実際に良くなっていないわけだし。(この人には特にそんな方法は難しいと思う) 

この処方は気に入らないのだが、トリプタノールの減量は頑として受け入れられなかった。それでもなんとかしたいと思ったので、まずセレネースからいろいろと変更しようと思った。最初、アカシジアが結構出ていたので、リスパダール液くらいに変更してみた。副作用は軽減したけど、ぱっとしないのよね。おまけにリスパダール液の大量服薬は起こるし。(笑) リスパダールを諦めジプレキサにしてみた。すると10日くらいで体重がどんと2kgも増えたので、本人が服用しなくなってしまった。

このとき、ジプレキサは表情を改善していたのでやはり非定型抗精神病薬は必要と思った。いつも不愉快な顔をしているのが少し良くなるのである。しかしセロクエルやルーランなども試みたが、ジプレキサほど良いものは見つけられなかった。もう少し底上げできないと難しいと思ったので、トリプタノールを半分量だけ他の抗うつ剤に置き換えることをいろいろやってみた。ところが、彼女はトリプタノールは飲めるのに、あんがい他の薬が服用できないのである。変な副作用も出るし、もともとトリプタノールは最強な抗うつ剤なのでどれを用いても物足らない感じになる。

仕方がないので、デパケンRとかリボトリールを併用して病状の波を緩和する方針にした。彼女の場合、広い意味の双極性障害なのである。うつ状態が前景で躁状態が目立たないタイプの患者さんでは、デパケンRなどの気分安定化薬が処方されていないのをよくみる。双極性障害の診断意識が低くすぎると思う。

デパケンRは有効であった。希死念慮は残るけど全般に症状が軽減した。一方、リボトリールはそこまでの効果がなかった。リーマスも悪くないように見えるが、彼女に関しては副作用で服用できないのである。彼女の場合、ジプレキサは体重増加を来たすが、トリプタノールやデパケンは全く体重に影響がなかった。彼女は痩せ型の体型のままなのである。

経験的に、彼女のように長期間絶え間なく希死念慮がある人は、SSRIは向かない。情緒不安定になって、自殺未遂がかえって増えたり、苦しい発作のようなものが増加したりする。唯一、デプロメールの300mg程度はよいかもしれないが、彼女のように既にトリプタノール200mgを処方されているような人は難しいことが多い。

埒が明かないのでECTを実施することにした。ECTならかなり良くなる可能性が高いと思ったことがある。本人に直接説明して了解も得られた。最初、1~2回は少しは良いかなと思った。しかし、数回目のECT直後に希死念慮が消えていないことを発見し、愕然としたのである。

これは、あまりにセオリーに反していて、たぶんこのような人は1万人に1人だと思う。1万人もECTをかけたことはないけど。つまり、抑うつ悲哀感などコアな症状の近くには彼女の「希死念慮」は存在していない。全然、別な次元にあるのである。そうとしか思えない。こういう結果を踏まえ、やはり非定型抗精神病薬か、それに準じる定型抗精神病薬を探すしかないと感じた。

僕はエビリファイを処方すれば良いかもしれないと思った。ただ当時はまだ日本では未発売で個人輸入しなくてはならない。そういうことは近年はやっていなかったが、試みるほかはないと思ったので、特別に取り寄せることにした。アメリカは不思議なことに、さまざまな剤型があるが、値段はそれに比例していない。だから大きな剤型のものほど割安なのである。僕の感覚ではエビリファイはとてつもなく高価だった。記憶があいまいだが、30mg錠30錠入りでだいたい6~7万円くらい。30mg錠とはいえ1錠2000円以上もするのである。これを粉砕して乳糖に混ぜて処方することにした。

結果だが、彼女にはエビリファイは有効だったのである。エビリファイはジプレキサのように表情をかなり改善しはっきりさせる上に、希死念慮や大量服薬の衝動行為を減少させたのであった。

こういう結果を見て、彼女は統合失調症ではないかと思う人がいるかもしれない。

統合失調症で、小学校か中学校から希死念慮があるわけないだろ。彼女は成績も優秀できちんと大学卒業しているし、資格もとっているのである。

僕は当時、自分の全エネルギーの5%くらいを彼女に投じていた。なんとかしたいとこちらも必死だったのである。エビリファイ、デパケンRの組み合わせで、セレネースは止めることが可能になったし、トリプタノールは125mg程度まで減量することができた。

僕が彼女を診始めてここに来るまで、3回も自殺未遂を起こされたのである。大量服薬を避けるために、5日以上はまとめて処方しなかったが、一度など母親の危険な内科薬を大量服用されたのには参った。本当によく生きているよ、といったところ。彼女は貯金が数千万あるのに、これほど自殺未遂するのは一般の人には理解できないだろう。こういうのがうつ状態の希死念慮たる所以なのである。

エビリファイは効いていることはわかったが、いったいいくらの量が適切なのか、なかなかわからなかった。あまり多い量も必要ないように見えるのである。最高15mgまで処方し、減量して3~6mg処方していた時期が多かったが、エビリファイが日本で発売された以後は9mg処方している。これはうちの病院ではわりあい多い量なのである。3~6mgくらいでも良いような気もするし9mgがよいのかちょっと自信なし。少なくとも副作用はない。この量は彼女の希望なのである。

とにかく彼女によれば、「数十年来の希死念慮とうつ状態がかなり軽くなった」のであった。

ある時、名人級の精神科医に会う機会があり彼女の治療について相談した。そのアドバイスは、予想もしないものであった。彼女には、「バッチフラワーレメディ」が良いのだという。この時、新たにバッチフラワーの併用を行うことにしたのである。凡人が言うなら僕は到底信用しないが、この人が言うなら、ぜひやってみたいと思った。

最初、バッチフラワーレメディを使い始めた時、一時的に感傷的というか不安定となってしまった。診察中や電話をかけてきて、よく泣き出すようになったのである。これは「好転反応」といい、元の症状が一時的に強調されるような時期が出現するらしい。レスキューレメディを併用することでこういう症状が緩和できるという。

最初、うつ状態を重視しておりマスタード(憂鬱)などを試みていた。しかし、いろいろやっているうちに、そういうものでもないと思うようになった。僕は錯覚していたのである。

彼女の場合、PTSD的な色彩が全体の30%くらいあることが次第にわかってきた。過去に非常に傷つくような事件があり、それが尾を引いているのである。こういう風に考えると、バッチフラワー併用の合理性が更に出てくる。たぶん名人の勧めた意味はこういうことなのだろうと思った。

PTSD的な心の中の恨みや悔やみ、心のひっかかりを花療法で溶かしてしまおうという方針である。

今は激情のバッチフラワーのうち、ホリー(いまいましい、しゃくにさわる)やウイロー(被害者意識、恨み、ねたみ)を服用している。どうやら、ウイローとホリーはどちらか1つか、あるいは両方の併用が良さそうに見える。また、恐れ、悩みのバッチフラワー、ホワイトチェストナット(際限なく悩む)やロックローズ(パニック、臆病、動揺)なども良いかもしれない。

バッチフラワーはその人に合ったレメディを見つけるのが難しいといわれる。最終的にあれもこれも併用せず、1つか2つくらい(できれば1つ)を服用するのが良いらしい。ここ3ヶ月くらいで更に改善して来ている。少なくとも1月頃よりはずっと良い。トリプタノールは更に減量しあるいは必要ないかもしれない

本人に憂鬱と希死念慮について聞いてみた。彼女によれば、「うつ状態」はほとんどなくなってきたのだという。それと希死念慮もたまにちょっとだけよぎるくらいで滅多に思わなくなったらしい。まだまだ先は険しいが、また仕事にいけるようになった。

彼女はお金を持っているわけだし、健康になってオーストラリアに旅行に行ってコアラやウオンバットを抱いてきてほしい。

子供みたいな考えなんだけど、治療の最初の頃からそんな風に僕は思っている。

このくらい書いても、彼女の治療について書き足りないことがたくさんある。今までに感じたことが数え切れないほどあるのである。それでもなお、ここまで書けば概略は話せたと思っている。

注意
このエントリを読むと、この女性は僕の昔の彼女ではないかと思う人もいるかもしれない。もしそうなら美談なのだけど。もしそうだったら、上のように冷静に治療できなかったと思うよ。



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コメント

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1 ■試してみたいです

先日からの「パッチワークレメディ」の効用についてのお話にはかなり関心を持って読ませていただいています。もしかしたら、娘の症状改善にもつながるかもしれない・・・と。なんでも危険なものでなければ試す価値がありそうですよね。貴重な情報をありがとうございました。

2 ■お花

お花を、お薬にして食べるのでしょうか?こちらの病院ではやっていないので、知らなかったです。死にたいというのは、朝、眼がさめたとき。自分を責めるとき。死にたいのは、子供のころから。ジプレは太ったので、捨てました。リス、セロクエルもいや。
 デプロメール100とマイスリーが主力。
 死にたいけれど、メジャーでおさえるのはいや。うつって、いつ治るんだろう。

3 ■マスタード1/2

おいらの場合、自分が楽しんでいて、尚かつ、笑い上戸なんです。笑い上戸だから、他の人がなんとも思わない状況でも心の中で面白い。楽しいとケラケラ笑っていることが結構あります。しかし、その反面で、自分の中にもう一人、冷静で客観的で、悪く言えば冷徹な自分という存在があって、妙に冷めているのです。
そのもう一人の自分が、その時々のバイオリズムに依って大きくなったり小さくなったり。故に、冷徹な自分が大きな時は、とても他人行儀に見えるときがあるのかも知れません。ただ、社会経験などで、そういうのを悟られることも少ないです。
自分は恨みや妬みの感情がすごく少ないんです。
あんまり人を羨ましいとか思ったことがない。
理由は書きにくいのですが、敢えて書くなら、大学受験で成功した。色々な資格を殆ど一発で取得している。社会人経験上、対人接触性が(他人の目から見る限りでは)良好など、まぁ、つまらないプライドに見えるし、確かにそうなのでしょうが、そういうプライドがあったから、妬みや恨みとか、実は殆どない、そういう意味ではお気楽な人間なのです。
ただ、唯一、恨みねたみを抱くのは絵に関してです。どう逆立ちしたって、どう自分が努力しようが、上手い絵、特徴的な絵、主張があって物語性があって卓越した技術力を内包する絵。とにかく絵に関してはコンプレックスの塊です。どう努力しようが、おいらの絵は所詮、下手くそで凡人レベル。
時に希死念慮を抱くくらい腹立たしい気持ちに自分が追い込まれることがあります。
まぁ、それでも緩急がありながらも絵を描き続けているのは、やはり絵を描くのが好きだから。
小学校、中学校では絵で金賞を取ることがありました。その時の嬉しい気持ちが下地にあって、故に、絵を描く楽しさもまた知っているのかもしれません。

4 ■マスタード2/2

この患者さんは、おそらく、精神疾患的な希死念慮ではなく、元来、その人の持つ個性としての悲哀や虚無感や生きにくさを内包していて、それがベースになっているので、そこから発展して精神障害的な部分が露呈しているような気がしました。
そういう人は、薬や精神療法などで、発露した精神障害部分は緩和されていくし、それによって気持ちも楽になるのでしょうが、幼少期からの心像としての憂鬱や悲哀はなおも内包していて、自身がそのような自分の心というかベースとしての個性と、どう折り合いを付けていくかが、将来的には必要になっていくような気がします。
この患者さんの気持ちはよく判ります。
なぜなら、おいらもそういう個性だからです。だが、今は死のうなどと思わない。それは自分のコアの部分で、冷徹なもう1人の自分とのやり取りから、折り合いを付けてしまっているから。
例えば、誰かに死なれたとします。しかし、それは哀しいことに変わりはありませんが、
時に「さよならだけが人生さ」と思うからです。そしてマイナスの世界の反対側には必ず数学の世界と同様にプラスの世界があり、「さよならだけが人生だが、最終的にはそうであっても、また邂逅もあるさ。一期一会さ、温故知新てのもあるし、それより世界は無情で不条理ながらも、有像無像だしね。終わりがあるからこそ楽しいわけだし」とか屁理屈みたいですが、自分でそう思うと幾ばくか楽にもなるのです。それを助けてくれるのが自分にとってのレメディのマスタードだったりもするわけで、まぁ、一筋縄では行きませんが、気持ちが軽くなるようにするコツと、それを助けるレメディをはじめとする、色々な工夫なんでしょうね。
まぁ、そういう元来から有る個性も、少しずつ悪い部分と言えるのなら、それを徐々に小さく溶解して行き、楽に生きるようにサポート出来る職業としての精神科医って大変だけど、醍醐味がある職業なのかもなぁ、と思ったり・・・。

ただ、基本的に個性の部分としての悲哀や憂鬱も程度が過ぎれば悪ですが、それを上手く昇華出来るようになれば、それ自体も決してマイナスだけではないような気もします。

5 ■テリ蔵・絵・素敵

絵を書く楽しさ?絵の評価?!

楽しいだけでは駄目?

誰の評価?

6 ■はじめまして。

こんにちは。はじめまして。臨床心理士をしているセーイチと言います。多分。初めての書き込みだと思います。

この症例について、とある学会誌で特集されていた「慢性抑うつ症候群」をイメージしました。詳細は忘れましたが、精神症状としてかなり幼少期から抑うつや希死念慮があるが、内因性のうつ病とは診断しがたいという症例に対してそのように名づけていました。そして精神症状の背景にはパーソナリティ障害があり、それを焦点にしたサイコセラピーが効果があるという風に結論していたように思います。

この症例がこれに当てはまるのかは分かりませんが、思いついたので書かせていただきました。

それではこれで失礼いたします。

7 ■夜をまたくぐる時 花は急いで咲く

>双極性障害の診断意識が低くすぎる
アーメン。慢性十二指腸潰瘍の友人がパキシルを服用し始めて軽快してきたのですが、担当医にバルプロ酸を併用するようにお願いしなとアドバイスしたら担当医はデパケンRの使い方を知らなかったそうです。気分安定化薬という概念自体が周知された事項とは全く思えない今日この頃、5月病の季節です。(-_-;)

希死念慮と言うのは潜在的な殺人欲求なので、恨みと極めて親和性が高い気がします。僕はテリ造さんと違って、妬みはほとんどないけど恨みはスゴイですね~。自慢してどうする?^^;

ともあれ、この患者さんにエビリファイがある程度効奏してよかったです。kyupin先生は子供みたいな考えとおっしゃいますが、それが先生の治療への情熱なんではないですか?子供みたいとは僕は思いませんが、仮に子供みたいでも一向に構わないと思います。

あと、関係ないですが、この患者さんが前カノでない方が美談度は高いと思います。(^o^)丿

8 ■無題

中2の頃から希死念慮があった私は大学で心理学を学び、自己洞察を軸に卒論を書いたのですが、そのときに自分がもの凄い恨みを抱えていたことに気がついて一人号泣したことがあります。恨みを持っていたなら許さなくちゃとその時には思ったのに、やはりまだ恨みは消えてくれません。恨みを融かすのは希死念慮をなくすよりずっと複雑なんでしょうか。過去の心の傷の話や人への恨みつらみの話はカウンセリングでも避けられる話題なので自分でパッチフラワーレメディに凝ってみるのはいいアイディアだと思いました。魔女っぽくておしゃれだし。

9 ■バッチフラワーレメディ

初めまして。
バッチフラワーレメディについては知りませんでした。さっそく試してみたいです。有意義なお話をありがとうございました。

子どもが、デプロメール1日300ミリ服用中。

10 ■確かに魔女っぽい

フラワーエッセンスネタになるとなぜか登場するmayuです。^^
花療法のプラクショナーは確かに魔女っぽい。
私がみていただいてたプラクショナーは、
FESとBachのフラワーエッセンスを併用してました。
ほ~んといろいろな状態に対するエッセンスがありますよ。
自分に合うかどうか、は、オーリングという超簡単な検査方法があって、オーリングでは普段飲んでるサプリや薬もその人その人に合ってるかどうか調べることができます。

kyupin先生の記事読んでたら、(5年前だったかな、)手術したときの内科のお医者さんに惚れたときのことを思い出してしまった・・ゎ。。^^;♪

11 ■花

花の名前が沢山でてくるので、植物の好きな私は、お花畑?、をはじめ想像してしまいました。
バッチフラワーをkyupin先生の記事で初めて知ったからからです。


神経痛で「気休めに」とビタミン剤もらって喜んでる私には、フラワーエッセンスで元気になるなら、何よりと思います。


希死念慮について、自分を愛せない何かがあるように思います。ある意味、自分自身への諦観のような。
本当は自分が思うより、もっと素敵な人なんじゃないかなと、読んでいてそう感じました。

12 ■私も

試してみたいです。しかし、どーしたら良いのだ?!
病院にはしばらく行ってないし…担当の先生とはなすと、自分の言いたいことを上手く伝えられなくて自己嫌悪になっちゃうんですよねφ(.. )
病院の帰り道が涙って(笑)
処方されたパキシルもなくなって、しんどいとゆーか…動いても自分の身体じゃないみたい(><;)
今日はついに会社に行けず…ダメダメな毎日です。

13 ■>>kyobomusume

「パッチワークレメディ」に笑ってしまいました。バッチフラワレメディというのは、バッチ先生により発見されたものです。まあ、好転反応以外はマイナスにはならないと思います。

14 ■私は

バッチフラワーレメディの「レスキュー」を
下記のサイトより取り寄せて飲んでみました。
飲み始めて1週間なので効果はわかりません。
http://www.kenko.com/

15 ■>>まさこ

花のエッセンスを甘い液に溶かしたもので、花そのものではありません。イギリスから輸入されているようです。

16 ■>>テリ造

テリ造の場合、あまり恨みなんてなさそうですよね。これはかなり幸せなことではないかと。絵にしても、なかなか普通の人には書けないようなものと思います。うまくいえませんけど。

精神科医は誰でもできるように思われている(マジに)けど、やはり好きでないとやってられない職種ではあると思うのです。僕は。

17 ■>>セーイチ

僕は彼女は双極性障害と思うのです。しかし、典型的ではありません。

こういう希死念慮の酷い、自殺の危険が高い人は「双極2型でなおかつうつ状態が深い」タイプと考えます。彼女は真の病識がなく、今自分がどんな具合なのかあまりわかりません。特徴は「昏迷」になりやすいこと。だからわりあい社会適応が悪いのです。僕は、内因性の部分は70%くらいあると思っています。

18 ■>>ブミ

双極性障害の診断意識が低い点は、いつかエントリでまとめて書こうかと思っていました。デパケンRには限らないのですが、こういう薬剤をほとんど無意味なものと思っている医師はいます。僕はわりあい効果があると思っていますが。(本人がわかかりにくいだけで)

僕の場合、治療に対する情熱というより、患者さんに対する責任みたいなものを感じてしまうのです。これは、ある種の強迫かもしれません。もちろん探究心が昂じている面はあります。

19 ■>>みるちゃん

魔女っぽいというのは面白いですね。確かに黒魔術的なところがあるかもしれません。

20 ■>>mari

バッチフラワーはずいぶんと反響があるというか、興味を持つ人が多いので少し戸惑っています。

21 ■>>mayu

オーリングは僕はしませんが、僕の病院ではすごく好きな人がいます。オーリングも魔術的だと思うのですが、僕はあまり利用していません。このエントリで出てくる友人ですが、

デパケンR
エビリファイ
レメディすべて

は強いオーリングの反応が出ました。する前にこのことをあらかじめ僕が言っていたので驚かれました。

22 ■>>華子

僕は、バッチ先生が、なぜ花と岩清水だけを選んだのかがちょっと不思議です。漢方系の生薬では、花が多いというわけではないからです。

23 ■>>るる

精神科薬の特にSSRIは飲んだり飲まなかったりするくらいなら飲まない方がマシです。そういうのを主治医に言うべきと思います。飲まないのを前提に他の薬を考えてもらえますし。

僕はそのような考え方です。

24 ■先生へ

病院へかかりはじめの時に…言いました(T_T)
飲み続けるものだという説明がなく1週間分を処方され、薬剤師さんからの説明で"えー、そうなんだ"みたいな(笑)
で、すぐ"違う方法がないですか?"って質問したら"治りたいなら飲むしかない"と言われ…現在に至ります(^^;
薬の効果が切れた時の自分が自分じゃない感じが恐くて、薬の為に通いました。
でも、もうその先生には会いたくないし…新しく病院を探す元気も出ません。
こーしてると涙が出ます…どーにかしようという気持ちだけで何もしない自分が嫌いで

25 ■無題

先生、コメントお疲れ様です。^^
先生は本当に精神科医のお仕事を骨っから(?)愛してらっしゃるのだと、このブログを読んでいると感じます。
今回の項、最初読み進めていて、もしかして、大量服薬したカノジョ(←前の記事)のことかな?ってピンと(女の勘で?)読んでたら、やっぱり・・当たりました。
フラワーエッセンス、他にも外用する方法があって、レスキュークリームというものがありますよ。

統合失調症の彼が、レスキュークリームを愛用してます。
彼は人との接触(販売業)でしらずしらずのうち顔に緊張がたまるらしいのですが、仕事を終えて、顔を洗って、レスキュークリームを浄水機の水で軽く薄めて顔に塗ると、すごーく一日の(人の応対の)疲れがファーって楽になるみたいです。

私はどちらかというとエッセンス服用派ですが、レスキュークリームは緊張からくる肩こりとか、心臓がきゅっと痛むとき(←私よくあります)、
(心理的なストレスで)呼吸が浅くて息苦しい時なども、心臓のあたりや、耳のうしろのリンパのあたりに塗ると、かなり楽になったのを昨日体感しました。

花療法。
不思議といえば不思議だけど、使えるものは使って、患者さんが楽になるなら、(友人のカノジョさんも!)是非つかってくほしいとおもうのです。

バッチ博士の言葉とか、研究の過程とか、最近仕入れた本で読んでいて、花療法、最近かなり深く惚れてきてます。^^;

26 ■レスキュークリーム

こんにちは、お世話になっております。
10年近くバッチをはじめ、その他レメディはやってきましたが、今一よく分かりません、レスキュークリームって手がありましたね、レクキューレメディではなかなか緊張感が抜けない時が多いのですが、今度クリームを試してみたいと思います、手首や首周り、背中や胸に塗るといいかもしれません。ちなみに私はアメリカから個人輸入しています、安いしブランデーの入った元来の物です、日本では酒税法の関係から?か確かビネガーになっていましたよね、効果は変わらないと思います。代替療法、何でも試してみる価値ありますね。有難う御座います。

27 ■>>るる

治療を受けるかどうかは本人の自由なので、どうこうしろとは僕はいえないですね。

28 ■>>mayu

僕は西洋医なので、あまりにもバッチフラワーの効用が過大評価されるのも「なんだかな~」と思うのです。一応、僕は代替療法の1つというとらえかたです。

29 ■とんだ間違いを!!

あわわ・・・、「パッチワークレメディ」じゃなくて、「パッチフラワーレメディ」でしたね。そそっかしくてすみません(><)
今日娘を連れて診察に行き、担当医に現状をご相談したところ、ルーラン4mg(夜のみ)が処方されました。対人恐怖をやわらげる目的だそうです。改善が見られると良いのですが・・・。

30 ■パッチフラワーレメディ

はじめまして。私は子供のころから自殺願望があり、この彼女の話は自分ととても似ていると思いました。それで早速レメディを飲みました。二ヶ月くらい経ち、状況の変化もあるのですが、ずいぶん良くなりました。ただこれが本来の性格なのかずいぶん活発にせっかちになったように思います。先生はレメディはどのくらいの期間で入れ替えていますか?レメディはカウンセリングのあまりの高さに驚いたので自分で本を読んで選び、今5種類くらいをミネラルウォーターにミックスさせて一日4回飲んでいます。はじめの一ヶ月はかなり真面目に飲んでいましたが、アグレッシブになりすぎるようなので、今は一日1~2回です。
 5種類のレメディは高かったので未練はあるのですが、ハイになりすぎているならもうちょっとマイルドなもののほうがいいかと思いまして。でも私が温厚すぎる人だったようでこれくらいが普通なのかもしれないのですが、辛いです。

31 ■つづき

今飲んでいるレメディはパイン、レッドチェスナッド、ホワイトチェスナッド、チェリープラム、ホリーです。
アドバイスをよろしくお願いします。

32 ■>>木の実

僕はバッチフラワーの専門家ではないので詳しいことはわかりません。また、せっかちになったと言っても他の症状がわからないし、せっかちの方向も不明です。

僕は最初やわからない時はレスキューレメディを勧めます。それをしばらく使っていると、少し症状がやわらいでいくことが多い。変更のペースですが、特に決めていません。基本的に精神科の場合、症状を担当医が最も把握しているように見えます。だからバッチフラワーのカウンセラーが選ぶより、僕が適当に勧めた方が正解の方が多いのです。僕の患者さんの中で、いろいろ順番に飲んでいる人もいて、どれがどれだけ効いているのかさっぱりわからない人もいますが、その人でさえ、効いてはいるように見えます。

この中ではホワイトチェストナットは中心のように見えます。あと、レスキューレメディだとかオーク、クレマチスくらいを試してみたらどうでしょうか?

33 ■アドバイスをありがとうございました

ホワイトチェスナッドが中心というのはあたっていると思います。せっかちというのは結論の出ないことに早急に結論を出そうとする傾向が出たということでこれは不安が強くなって曖昧な状況に耐えられなくなったということだと思います。
どのレメディが影響しているかわかりませんでしたので、二三日レメディの服用をやめたところ、改善されています。
クレマチスは迷うところなのですが、その夢見がちなところが本質的な自分を守ってくれている感覚があり、現実的な面が損なわれていないので選びませんでした。そういった点ではアグリモニーも主薬にしてもいいと思うのですが、二面性に助けられて生活しているため、服用していません。二面性がなくなると生活はしやすくなるでしょうか。
今思い浮かぶレメディはkyupinさんのおっしゃるオークとそれに付け加えてエルム、アグリモニー、ホーンビームです。
ホワイトチェストナッド、パイン、レッドチェストナッドははずすことができないと考えています。
本によるとレメディは5~6種類までと書かれていますが、これを全部服用すると8種類になってしまいます。
先生はレメディは詳しくないためアドバイスはできないとのこと、服用している種類や内容はご存知です。
現在の症状としては不安やこだわりがありますが、鬱状態や自殺未遂は緩和され、チェリープラムは必要ないと思います。マスタードという感じでもないのですが、希死年慮は二日に一回はでます。しかし、自殺未遂にまで至るほどのものではなく、パニックや混乱の起きたときに一時的に出る程度まで改善されています。自分としては希死年慮自体は子供時代からあるものなので、ない状態というものを想像することも難しく、将来的な展望を描きにくいです。自分がどんな風に生きたいのかが一番わからず困ります。

34 ■レメディーの好転反応

境界性人格障害から、双極2型の疑いもあり、通院は10年になります。この彼女と同じように、希死念慮はずっとあり、自殺未遂も何度もしました。レスキューレメディーを注文してみましたが、今ひとつで、バッチフラワーのマスタードとホリー、ゲンチアナも注文しましたが、好転反応?のせいか、暴れることが続き、レスキューレメディーでも収まらず、バッチフラワーは断念しました。今はデパケンRと眠剤のみです。働ける状態でなく、収入もなく、障害者基礎年金の審査待ちです。

35 ■死の魅力

はじめまして、質問させて頂きます。
発達障害の人が長期にわたって緩やかな希死念慮を持つことはあり得るのでしょうか?「この人達はそもそも死にたいと思わない、思いつかない」と言う人がいます。

36 ■希死念慮

先日、親友が自殺しました。
33歳でした。
精神科の看護師で鬱に関しても良く勉強し病気を知り尽くしていました。「10年も希死念慮が消えない。死にたい、死にたい」が口癖でした。気分の波が激しく自覚していました。

彼女が亡くなり何か出来なかったのかと自己責任に苛まれています。

辛い。苦しい。哀しい。寂しいです。

37 ■突然、すみません

突然、このようなコメントをして申し訳ありません。
ネットでたまたまこの日記を見つけて、他人事のように思えなかったのでコメントさせていただきます。

私は心療内科でアスペルガー症候群と診断を受けた大学生です。
コミュニケーションにおける障害があり、自分の話したい事をうまく伝える事が出来ず、言葉の意図を汲み取れずに過剰に反応してしまいます。
情緒的混乱も酷く、気分が明るい時は希望的な事を弾んだ口調で話す一方、落ち込んだときは別人の様になって絶望的な事ばかり話してしまいます。

私が希死念慮を抱いたのは中学二年生の時です。
その時は、抗ヒスタミン薬を二錠ほど飲みました。
高校生になると学校生活のストレスから髪の毛を引き抜く腕を痣が出来るまで殴るといった自傷行為に走りました。

大量服薬や自殺未遂を繰り返すようになったのは大学生になってからです。
大量服薬に伴う激しい嘔吐や手の震えから県立病院の救急外来の世話になっていました。
とうとう、県立病院の救急外来から市立病院の精神科を紹介され、「統合失調症」と誤診されました。
かかりつけの医師によると「単なる情緒的混乱で、統合失調症ではない」らしいです。
他にも、衝動的に首吊り自殺を試みましたが、いざとなったら怖くなって出来ませんでした。

現在の処方はセニランとソラナックス、ユーロジンのみです。
あまり強い処方薬だと副作用もきついですし、学業に響くからというのもあるのではと思っています。

希死念慮を抱く理由に関しては「漠然とした不安」としかわからないです。
周囲に理解を求めたり訴えたところでどうしようもないかな、と諦めています。
どんなに嘆き悲しんでも、コミュニケーションの障害に伴う周りと噛み合わない感覚とは一生付き合わなくてはならないのですから。
それに、我が儘で身勝手かもしれませんが、不安を訴えたところで逃げているだけだと否定されたり心配されるのは負担になるのです。

長文、失礼しました。
ご無礼をお許しください。

38 ■kyupin先生へ

はじめまして。

>彼女の場合、PTSD的な色彩が全体の30%くらいあることが次第にわかってきた。過去に非常に傷つくような事件があり、それが尾を引いているのである

…というのは、もっと早い段階で気付くべきだったのではないでしょうか?

私は専門家ではありませんが(患者側です)『子供の頃から希死念慮が続いている』というタイトルを診て、すぐそうだと思いました

kyupin先生は真剣に患者さんの治療をされている数少ない精神科医のお一人だと思いますが

少しばかり、患者さんを物理学的に診すぎではないでしょうか?

それが気になったのでコメントさせて頂きました

失礼いたしました。

39 ■希死念慮?

双極2型です。

自分で整理できていませんが、とりあえず書いてみます。

今の自分に残ってるのは希死念慮でも自殺願望でもないと思うのですが、いつか消えるのでしょうか。

病気ではないんじゃないだろうか。

初めて死にたいと思ったのはたぶん高校生の頃。
原因は友人関係の孤独を感じたからだと思います(友人がいなかったわけではないが念のためw)。

今は死にたいとは思っていませんが、お金がなくなったら生活できないから死ぬしかないと思っています。

これは希死念慮や自殺願望の定義には当てはまらないので、病気ではないのではないだろうか。

でも、早く死んでしまいたいという思いが初めにあって、その原因を後から作り出しているような気もします。

今のクリニックにはバッチフラワーも置いてあるので、継続的に食べてみようかな。

ラミクタール400、エビリファイ6

40 ■バッチフラワーレメディー ゴース

ゴースというバッチフラワーレメディを買ってみました。

希死念慮に効くといいな。

41 ■Re:バッチフラワーレメディー ゴース

>ふみさん

バッチフラワーレメディ ゴースを試しています。

希死念慮が多少和らいだような気がします。
頭を過ぎる回数が減った、念慮が浅くなったという感じです。

希死念慮が消えることはないのかもしれませんが、多少は楽です。

42 ■Re:Re:バッチフラワーレメディー ゴース

>ふみさん
私は、子供の頃から続いていた希死念慮が、一年位前からなくなりました。

はっきりした理由は分かりません。

小学生の時に、川に飛びこもうとしたことがあります。

43 ■Re:Re:Re:バッチフラワーレメディー ゴース

>ぽちこさん

ありがとうございます。

はっきりした理由分かりませんか・・・。

理由なく突然消える場合もあるんですね。

消えたら楽になれるような気がします。

44 ■Re:Re:Re:Re:バッチフラワーレメディー ゴース

>ふみさん
薬か環境のどちらか、あるいは両方かと思います。

同時に耳鳴りもなくなりました。

薬の可能性のほうが大きいかもしれません。

45 ■Re:Re:Re:Re:Re:バッチフラワーレメディー ゴース

>ぽちこさん

薬とは何の薬でしょうか?
書けなければ書かなくて構いません。

46 ■Re:Re:Re:Re:Re:Re:バッチフラワーレメディー ゴース

>ふみさん
ごめんなさい、それは秘密です。

でも、ふみさんにフィットする薬、あると思います。


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