エキセントリックに経済学の入り口としてAKB48 | エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ

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田中秀臣さんが書かれた


『AKB48の経済学』(朝日新聞出版)を読ませていただきましたが


たいへんおもしろいです。


「不況に強いビジネスモデル」とか


「日本型雇用」とか


「ローカル」か「グローバル」かなど


切り口が時代の流れとマッチ、フィットしていて


経済学がわかりやすく、身近なものとして押し寄せてくるようです。


そして


しっかり「バトル」をしているところも小気味イイのです。


「そういう考え方もあるけど、こうでしょう。」と持論を明解に展開し、主張すべきはするというスタンス。


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ネット社会の増殖についても言及されていて


ブログやツイッターなどの世界にいる人たちにも


第二章の『デフレ不況で増殖する「心の消費」』でグサりと楔を打ち込んである部分があります。


詳細は、実際に本を購入して確認していただくことをお勧めしますが


一部抜粋し、紹介させていただきたいと思います。


「ツイッターやブログで自分の心の中を表現することで、生産しながら、なおかつ、それを自分でも消費します。(中略)


 これは文化活動としては重要だけれども、従来の経済を計るモノサシからは、ほとんど意味がない消費行動ともいえます。」


また第三章でも


「時間の機会費用が大きい人」(たとえば多忙を極める人気タレントさん)は、ツイッターやブログを書かない。パソコンの前に座って、ブログを書いている暇があったら、もっと仕事をするか、あるいはゆっくり寝たいと思っているでしょう。


などなど




本との出合いも偶然ではないと思っています。


影響されるべきところは、素直に受け入れ


気づきや反論などをどのように消化して、自らの栄養分とするのかがたいせつです。


たまにはウィルスに侵されたようになって、へんに熱が上がったりすることもありますが


しばらくすると免疫や抗体ができているのです。


そして


バーチャルではなく


実際のアクションにつなげる


アウトプットしていくということ。


寒い冬に長い時間行列に並んで、しっかりお金を払って


その対価、価値観に


ニンマリしたり、がっかりすることも経験したい、するべきであると思っています。


もちろん情報社会ですから


「がっかり」の確立は極力下げたいところですが


経験に勝るものは無いでしょう。


昨日のサッカーも現地で応援することと


リアルタイムでテレビで観ることと


朝起きて、テレビやネットや新聞などのニュースで見聞きすることは


同じリアルなのですが


やっぱり違うのです。




情報の選択と情報処理能力




これも常に検証していかなければなりません。


自分ではわからなくなりがちですから


誰かにアドバイスしてもらわなければなりません。


そうじゃないと


時間をただただ消費しているだけになってしまいますから。


いま


何してますか。


今日、何をしましょうか。


一年後は。





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