シーフードショーに行っておもったこと
テーマ:ブログ
昨日、今日と、大阪のATCでシーフードショーが盛大に行われています。
日本全国から、鮮魚、加工品、養殖魚、機械メーカーなど多数の企業が自社の製品を
PRしようとブースを出されています。毎年行っていますが、正直、私には全く「ワクワク」
するものがありません。それは殆どが、加工品(干物が冷凍商材)がだから。
たとえば、ハモ・・・・国産のハモが骨キリされ衣もついて揚げればすぐに食べられる商材。
産地の方は少しでも多くの方に美味しい国産のハモを食べていただきたい・・という思いから
手間のかからない食材を考えられているのだと思います。これなら来たてのアルバイトのモノ
でも油で揚げるだけで、簡単にハモのフライが作れます。
でもそれでいいのでしょうか。そんなの使っていたら、ハモのヒレを取ったり、開いたり、骨キリ
したり、そんなことが永遠にできませんよ。良いハモ、骨の柔らかいハモ、皮の薄いハモ等が
識別できない料理人になってしまいますよ。
冷凍ばかり使っていると、活けモノの死後硬直の始まる時間、またそれを神経抜きをすること
によってどれだけ遅らせることができるか、等が全く学習できません。
料理をするのであれば、最低限、魚の鮮度の良し悪し、脂のある、ない、等は見分けられるよ
うになってもらいたいものです。
あまりにも効率、採算、等ばかりを追求してしまうと、心のこもった料理、お客様に食べていた
だきたいと心から思える料理が提供できなくなってしまうと思います。
魚という命をいただいているわけですから、誠心誠意、心をこめて料理を作っていただきたい
です。
PS,出展されている業者様を批判しているわけではありません。皆さん一生懸命、地元の商材をアピールしようと全国から来られています。ただ、お料理をお客様に提供する側の心構えとして、もっと素材そのものを理解し、探究してもらいたいという、私の熱い思いをつづっただけですので。
最近の画像つき記事
[ 画像一覧へ ]-
今の時期は底引きのヒ…
02月03日
-
クエ完売でちょっとう…
01月20日
-
私が大きな魚ばかり売…
01月11日














