愛宕山の南面、保津峡から山頂につながるツツジ尾根。
名前の通りヤマツツジが数多く自生しており、例年4月中頃には見頃を迎えます。
昭文社の登山地図には載っておらず、国土地理院の25000分の1地形図は取付きの位置が現状と違っており、経験のない人にはややハードルが高そうなルートです。
しかし、JRの駅から直接登り始められる上に、取り付いてしまうと(階段続きの表参道とは違って)快適な尾根歩きを楽しめるので、大好きなルートです。
本日は満開のツツジを期待して、12名でJR保津峡駅から登り始めました。
もうすぐ庚申峠(こうしんとうげ)。残念ながらここまでツツジはほぼ終わっていました。
標高390mの庚申峠を過ぎてさらに登っていくと、チラホラと咲き残ったツツジが現れました。
この辺りは木漏れ日が心地よい尾根歩き。
水尾別れの手前で表参道に合流し、愛宕ケーブル駅舎跡にちょっと寄り道。
明るい広場に涼しい風が吹いて、ここでお弁当を食べたくなりましたが、まだ早すぎるので山頂まで我慢!
山頂に向かって、表参道をひたすら登ります。
黒門が見えてきました。
山頂ではまだまだ桜が咲いていました。
神社にお参りした後は、大シャクナゲに期待して月輪寺経由で下山。
こちらの方はツツジが見頃でした。
月輪寺が見えてきました。ツツジは期待以上の満開。
見事な咲きっぷりの大シャクナゲ。明智光秀が手植えたと伝えられているそうです。
あとは空也の滝に寄り道してから清滝に下山。
昨日の雨のおかげで、滝も迫力がありました。