スマトラ島パダン沖地震の被災者支援報告 その2
テーマ:事務局長-モバイルクリニック-
NICCOの医療チームは、
前回報告したリマ・コタ・ティムール郡の
奥地にあるパダン・アライ村診療所と協力し、
診療所の医師や看護師と一緒に、
診療所まで来ることが困難な遠方の村々を回って、
モバイルクリニック(巡回診療)の活動を実施中です。
写真1:モバイルクリニック会場入り口。
写真2:受付は村の人が担当。
この日は女の子が担当してくれました。
チームの構成は、過去2回のインドネシアの地震の際にも活躍し、
インドネシア語も堪能な東ティモール人のアイダ医師。
また同じく東ティモールから来たのが、NPO法人「地球のステージ」より
派遣されて東ティモールに滞在中であった高島和音保健師。
東ティモールではアイダ医師と一緒に常日頃からモバイルクリニックを
行っているため、慣れたコンビですぐに事業に取りかかってくれました。
さらにインドネシアでの青年海外協力隊を終えて
日本に帰国したばかりだった伊藤奈保看護師。
日本帰国1週間にしてインドネシアにとんぼ返りで戻り、
地震の支援に当たってくれました。
東ティモールでの巡回診療経験が豊富なため、
このような僻地での医療支援には最適のドクターです。
写真4: 地元のパダン・アライ診療所のエル・シャスミタ医師。
この日は一緒に診療を分担してくれました。
地震発生から5日後の10月5日(月)には、
アイダ医師と高島保健師が被災地にかけつけてくれたため、
6日(火)からパダン・アライ村にてモバイルクリニックを開始。
さらに7日(水)には伊藤看護師も空港から事業地に直行して
チームに合流してくれ、その後連日村々を回っています。
2人で医薬品を処方して患者に手渡して行きます。
一人ひとりに行って手渡して行きます。
1日に集まる患者数は80名から100名程度ですが、
多いときには180名もの人々が集まり、診療を受けました。
今のところは雨季の到来が遅れていることもあり、
幸いにも重大な疾患はなく、呼吸器系の疾患や野外生活が
長引くことによるストレス等が主な症状ですが、
今後もパダン・アライ村の全集落をカバーして、活動を続けていく予定です。
※ その3以降のエピソードはホームページ に掲載させていただいております。
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