皆さまこんにちは花束
こうしてブログを書くのも最後になりました。最終回では、自分のことをお話ししたいと思います。


「大きくなったら....
かなちゃんは、ミスきものになるねんな」

「お母さんと同じミスきものになるねんな」



これは幼い頃から最も記憶に残っている言葉。

何度もなんども聞いていました。
当時はそれが何か理解できず、周りの人達が言う事を、ただぼんやりと聞いていたことだけは覚えています。


あれからおよそ20年後......


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それは現実となり、
"親子二代でミスきものになる"
という夢を叶えました。


しかしそれは決して簡単な道のりではなく、
幼い頃から私の興味といえば、まるっきり西洋。きものの知識もまだありませんでした。


それでもこのオーディションに挑戦したのは、
自分が生まれ育った京都に少しでも貢献したいという気持ちと、
やはり、元ミスきもの・きものの女王だった母ときものの色んな話をしたかったからです。

そして、苦労をかけ全てを費やして今まで育ててくれた母に何かを残したかったのです。



母が還暦を迎える、2016年。
この年に挑戦しようと思っていました。


元々そんなに器用な方ではなく、
人の何倍も時間がかかる私は、高校生の時から具体的に描いてた目標を10年かけ、
他の人の3倍も4倍も努力をして


昨年、
ようやく夢を叶えることができました。
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選考会では、応援してくれている人達の全員の顔を思い浮かべ、自分を信じて挑みました。

当時、完成したばかりのロームシアター。

選考発表で名前が呼ばれた時は
今までの思いが走馬灯のように巡り
ただただ「よかった...」と心から安堵した気持ちの方が大きく、ホッとしたのが正直な感想でした。


桜嬉しかったこと。
授賞式後のロビーで、私は生まれて初めて
嬉し涙を浮かべた母の顔を見ました。
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姉と姉の旦那様も会場にかけつけてくれて、
この日は人生の中でも最も忘れられない日になりました。
この1年は人生と命をかけた、
まさに"夢の始まり"でした。



私がミスになったら、
必ずしたい1番大事なことがありました。


あの冒頭。祖母に報告するべく、
休みを見つけて関東に向かいました

94歳。ベッドの祖母に
「おばあちゃん、覚えてる?
うち、ミスきものになったよ」
正直どこまで認識してくれるか不安でした。


少しの沈黙のあと、ゆっくり微笑んで

「   おめでとうさんです   」
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そう言われた時は、色んな思いが込み上げて涙が止まりませんでした。

嬉しくて"ありがとう"という気持ちと、
祖母が元気で京都にいる間に見せてあげれなかった。私のせいで"遅くなってごめんなさい"という気持ちからでした


その時、心に誓いました。

涙はここでお別れ。
たった1年しかない時間、思い残す事が
ないよう全てに全力投球しよう!!




4月の表敬訪問から私たちの活動はスタートしました。
 
自分が生まれ育った地元の表敬訪問は、私にとって大変光栄なことでした。
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あの日から3ヶ月後、
伊藤若冲 生誕300年記念シンポジウム
総合司会を務めていましたマイク
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2016京都ミスきものが発表された日以来の
ロームシアターのメインホールでした。


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■祇園祭の花傘巡行
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世界各国からゲストがいらっしゃる場で、おもてなしをさせていただくこともありました日本

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教科書で拝見していた歴史上人物のご子孫の方々とご一緒させていただく日が来るなんて...夢にも思いませんでしたびっくり

KyoWave 2017春号 撮影&インタビュー
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■京都物産展
東京、西武池袋本店にて記念すべき50周年目の『京都名匠会』
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各地での出会いが本当に本当に大好きでした
皆さまお元気にしていらっしゃるでしょうか....また何度でも伺いたいです


そして、
思い出に残る、最後の派遣活動は
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やりきったという達成感でいっぱいでした。

詳しくはそれぞれの記事に載せてあります。
どの記事も、皆さんの事を思いながら一生懸命書きました。


"出会いは夢のはじまり"


誰かがおっしゃった言葉です。

私は本当に周りの皆様のご縁に恵まれて、
素晴らしい経験をさせていただくことができました。
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どの写真を見ても、みんな笑顔です。

任期中、大きな偶然と再会がありました。

宇治茶レディとして宇治茶のPR活動をしていた日から5年後......奇跡的に偶然の共演
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全国各地を飛び回って活動していた日から
4年後再び、
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色々遠回りしましたが
バラバラだった色んな出来事がここで繋がり
全ての経験が糧となり、
そのご縁は、巡り巡って返ってきました。


ミスきものの最終選考会の10日前に行われた
Miss SAKE JAPAN(ミス日本酒)では、
女神同期でもあり、友達の田中沙百合さんが
日本代表のグランプリになったとき
「次は化那の番だよ!

そのバトンは確かに受け取りました。
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不器用な私はたくさんの時間がかかりました。
たくさんの方々から学ばせていただき、
たくさんの皆様に応援されてここまでこれました。

この賞は、私ひとりの力で勝ち取ったものではありません。
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トロフィーと賞状は、しばらく実家に置いたあと、天国の祖父に贈りました。

自分に何ができるのか?
後世に何を残せるのか?

振り返ってみれば、
これまでになく様々な人への、人からの想いが詰まった、かけがえのない一年間でした。

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この春に、後輩が誕生しました
キラキラと輝く彼女達の姿を見たとき、どんなに嬉しかったことか。
2017京都ミスきものをどうぞよろしくお願い致します。


私は皆様のおかげさまで、
自分の任期を無事終えることができました。

任期を終えた時、きっと寂しくなるんじゃないかな?と思っていましたが、答えは違いました。
全てをやりきった今、とても晴れやかな気持ちです。


最後のミスコンと決めていたので、
この1年間はまさに夢のように幸せでした。


長くなりましたが、今までブログを読んでくださったり、いいね!をくださりありがとうございました。心から感謝申し上げますと共に、この場を借りて御礼申し上げます。


私はたくさんの方にご恩をいただきました。

少しずつ恩返しができるよう、
そして
人に何かを与えられる女性になれるよう
今度は"恩送り"として次の世代に繋ぎ、
未来へ歩んでまいりたいと思います。
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2016京都ミスきもの 
田首 化
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