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第46回メフィスト賞受賞作 古都の狐さん 北夏輝


書店で見かけて、装丁とあらすじ、登場人物に興味を持ったのと、自分も住む奈良県が舞台ということに惹かれ即購入しました(∀)

読んでみると…
おもしろい!!文章に何故か固いイメージを持ったけれど、奈良を歩く主人公を町並みと一緒に想像出来、狐さんとの関係はどうなるのかワクワクしながら読み進め、ノンストップで最終章に突入。これは最後狐さんと良い感じか!?と思いつつ流行る気持ちを抑え読んで行く…が、ラストに向かうほど不穏な雰囲気に…。遂に最後まで主人公は狐さんに思いを伝えることはなく、狐さんの家から泣きながら走り去るシーンで終わりでした。

読み終わった私はまさにポカーン状態。一体何故?ハテナが頭の周りをぐるぐる…。構成や狐さんというキャラクターはとても好みでしたが、ラストに向かうに連れて急展開になっていき、えっえっと思ううちにこれで終わり。期待していただけにがっかり…狐さんと結ばれることはなくても、主人公が泣き寝入りのような終わり方を選んだのには、何でそうなんの!?と思いました。最初が良かった分モヤモヤが残るラストでした(´・ω・`)もしや続編があるのかな?

読み終わってから考えると、私が文章に感じた固いイメージは、関西弁が少ない為だと思いました。主人公は会話のほとんど敬語がだからかな?狐さんは不思議キャラだしこんな設定なのだろうけど…しかし揚羽さんまで標準語とは!主軸の登場人物の3人の中に一人も関西訛りがある人がいないのは違和感がありました。
あと、奈良にある猿沢池で主人公が鹿に押されて池に落ちるシーンがあるのですが、奈良の鹿は何事もないのにこんなことしないと思う(・ω・`)赤色嫌いで鹿せんべいには群がって来るけど…基本温厚な子達だと私は思ってます。人慣れしてるし。それと池の神様が悪者過ぎてなんか悲しかったです。本当の事かな…これは調べてみようと思います。

さらに突っ込むと、池に落ちた主人公に風呂を貸してくれたお店のおばちゃんが「構へん(構わないよという意味)」と言うのですが、奈良県民でこの言い回しを使う方は少ないのではないかと思います。「ええよ」「良いよ」などの方が多いのでは…(人それぞれなのではっきり言い切れないですが)少なくとも私は大阪の人かと思いました。

この後の狐さんとのやり取りや最終章の狐さんとの再会のシーンはとても好きです^^キュンとくる!狐さん揚羽さん主人公の3人のコミカルなやり取りも面白かったです。ただ、全体的に「奈良」というイメージインパクトが少し弱かったかなあと感じます。奈良を知っている人なら建造物や場所の名前だけで想像出来るけど、奈良を全く知らない人に雰囲気や空気感が伝わるかは…分からないです。


以上の理由から、もし私がこの本に☆を付けるなら、5個中3.5個です。続編があるのだとすれば4個^^続き方によっては5個^∀^

全体的に批評のようになってしまいましたが、この本を購入したことを後悔していません!もし続編があるなら買います^^是非出て欲しいですね。


では、最後まで読んで下さった方に感謝致します!もし宜しければあなたのご感想をお聞かせ下さい(^ω^)

ありがとうございました。
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