ゆらいで、ふくらむ

響奏の吟遊詩人 
「風の歌」 鍋島くみこ の公式ブログです。

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テーマ:
響奏の吟遊詩人 メールマガジン 
音譜♪ vol.26 ♪音譜

2015年9月7日(月)
書き手:響奏の吟遊詩人 主宰 鍋島 久美子

無限に癒される「響き合い」

アカペラハーモニー「風の歌」のメンバーは13人程です。
私が佐々木先生によって「耳をひらく」という方法を体得させて頂いて以来、
随分長い時間が経ちました。
折々で先生から伝えられた言葉は、心の深くに落ちて熟成し、
新しい気付きのもとになっています。

一人で歌えば、独唱、二人で声を合わせれば二重唱・・・三人で声を出すと三重唱です。
三重唱・・「三」という数で初めて次元が上がります。例えば、イスやテーブルは、脚が二つで立つことは出来ません。三つの脚が揃って初めて立つことができる、三次元が出来上がるのです。

三重唱で大切な事は、生まれる空閑が「立体の響き」に成りうる、という事です。
「立体の響き」は、聴いている方の意識の深い方向に届きます。

「風の歌」の響きの一番の特徴は、その響きの、何とも不思議な立体感覚です。
声を発する人が「耳をひらく」その瞬間に、その立体の響きが生まれます。耳

そんな方向を楽しみながら始まったハーモニーが、早くも20年を越えて参りました。
その間、私たちは様々の体験を致しました。

「耳をひらいた」響きが生まれた瞬間、私たちの心の奥が大きく一瞬変化します。
その体験は、実に多くの事に気付かせ続けてくれています。ひらめき電球

「耳がひらいた」その響きを発する瞬間に、その方の皮膚感覚・目の輝き・周囲の空閑がシュッと締まりが出て、小顔になり、体全体が美しく輝きます!!
その様に、身体の状態にも一瞬で反映します。しかしそれは本当に「一瞬」なのです。

その、実に多くの気付きは、普通に生きて・感じて来たと思われる、
通常の常識的な思考や感覚には収まりきらない、
無限を実感する道へと向かわせ続けてくれています。

常識的な枠から遥かに飛び立っていく、この「エネルギー感覚と法則」は
日常を大きく癒しながら、成長させ挑戦させて、その運命が大きく開かれて、
動いて行くのを私たちは人生として体験しています。

自分の意識の空閑の有り様を、響き合いを元に整えることで、
深く癒されて、リセットされていく、
その方向を楽しんでいかれる方が、多くなっていったら・・、ささやかな願いでも有ります。sei

一瞬発生した透明な響きのエネルギーは、宝物です。
その作用は「次元上昇」として私たちのDNAに刻み込まれて記憶され、
魂に刻み込まれます。
ハーモニーの響き合いは、心の深くに落ちて確実に進化の道を一歩ずつ歩むことになります。

そんな「冒険の旅」・・「響き合い」とご一緒してみませんか?
まずは、ご一緒の体験を!!

ベル♪ お知らせ ♪旗

■鍋島久美子 即興ピアノ特別セレクション
「野原」好評発売中! 王冠1
Amazonはこちら  http://goo.gl/1FZTSu

■2015年9月18日(金)鍋島くみこ 即興ピアノコンサート
「新しい土地へ」 @日比谷スタインウェイサロン

響奏の吟遊詩人 鍋島久美子による、即興ピアノコンサート。始まりの音も、次に訪れる音も決まっていない瞬間、瞬間に、生まれ、紡がれ、空間に満ちる、響き、無限の喜びと、創造の時。
ご一緒に、この至極の瞬間をお楽しみくださいませ。

場所
日比谷スタインウェイサロン 松尾ホールビル
日比谷線・千代田線 日比谷駅A9出口B2F入口

2015年 9月 18日(金)時計
昼の部 15:30開場 16:00開演
夜の部 19:00開場 19:30開演
(公演時間 約1時間30分)

チケットお代金チケット
前売り 3,500円 当日 4,000円

お申込み

♪SPIKE(カード決済:日本発のシステムです。)カード
14:30 start 
https://spike.cc/shop/user_2482125654/products/gdI14Yhx

19:30 start 
https://spike.cc/shop/user_2482125654/products/6GLDqq3d


受付で、スマホかタブレットで、決済画面をご提示下さいませ。スマホ

♪銀行お振込証のご提示(響奏の吟遊詩人/ハルモニア)
ゆうちょ銀行 記号 10040
口座番号 46985741
三井住友銀行 永福町支店 普通 7263898
みずほ銀行 北沢支店 普通 1271282

受付で銀行のお振込証をご提示下さいませ。


♪カンフェティNew!オパーリングリーン
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=30495&
(チケット予約ページ)

*カンフェティでも、カード決済が行えるようになりました!


ご一緒に、未知の音が生まれる瞬間を楽しみましょう。

♪ お知らせ ♪

2015年10月17日(土)
テネモス国際環境研究会での「コンサート・ワークショップ」にどうぞお越し下さいませ。
飯島先生のご講演もお聞き頂けます。
http://www.tenemos-ier.org/
9月中旬頃、詳細決まり次第、HPにてお知らせします。
お楽しみに。


バッハ音楽家のちょっと面白いこぼれ話(11)

ヴァイマルで4年過ぎた頃、ヘンデルの先生であったヴィルヘルム・ツァッハウが亡くなったばかりであったった為に、バッハは「ハレ」に移ってはどうか、と思うのでした。霧
結局はヴァイマルに留まるのですが、それはヴァイマルの領主のヴィルヘルム公への想いからではなく、ヴァイマルで240フローリンまでに上がっていた報酬が、ハレでは192フローリンの報酬しか提供されないからでした。お金

バッハは、とても現実的な人です。
子供時代、困窮した環境で育った為に、自分と自分の家族に対してより良い生活条件を常に確保しようとしたのでした。
日常生活の出費に付いても、彼は結構細かくチェックをするのでした。メモ

バターや肉類などの食品、生地の出費に付いても細かく計算して、より良く、より安く買う店を選び、議論するのでした。家しかし、りっぱな楽器を買う為には出費をおしまないバッハは、ハレの市の当局に、報酬を増やしてくれるように主張したのですが、認めてはもらえませんでした。

結局バッハはヴァイマルに留まる事になるのですが、ハレの事件はバッハに取って幸いしました。
ヴァイマルのエルンスト公は、バッハという天才音楽家を手放したくはなかったので、更に有利な報酬の条件を提示したのでした。

これを聞くに及んだハレ市当局は、最初からバッハはそれを目当てに自分たちを利用した・・と考えました。実際に、そのような手段で安易に増収をもくろむ当時の音楽家たちもいたのでした。
しかしバッハはこのように解釈されたことに怒り、激しく抗議して当局との誤解を解く事に成功しました。ロケット
それは、ハレの当局の人たちは、新しく作られた大オルガンを検査してもらう為に、クリストフ・フリードリッヒ・ロレ、及びクーナウと共にバッハの助言を求めてきた、ということからも明らかでした。

ハレ市はその三人に、驚くほどの豪勢な、晩餐会を用意して迎えたのでした。
その時の、食事のメニューが残っています。
本当にうらやましい限りのメニューです。

レシピ:カクテルグラス
 牛肉の煮込み
 ますのアンチョビ・バターソース添え
 ハムの薫製
 ソーセージとほうれん草
 羊の股肉
 仔牛のロースト
 グリーンピース、じゃがいも、茄子カボチャ、アスパラガス
 レタスと赤かぶ
 揚げ物
 レモンの皮の砂糖漬け
 フレッシュバター

彼の体格と胃袋は、大きく丈夫だったので、二人の大家と音楽の話をしながら、きっと心から美味しく食事を楽しんだことでしょう。その食事を想像して、私たちも楽しみましょうね。ニコニコ
お腹が一杯になった所で、又次回をお楽しみにされてください。

メールマガジンお読みくださりありがとうございました。手紙
また次回お目にかかれることを、楽しみにしております。


その他のイベント予定はHPからどうぞ。音譜

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♪ vol.25 ♪

2015年2月4日(水)雪

書き手:響奏の吟遊詩人 主宰 鍋島 久美子

<%名前(姓)%>様、こんにちは。
響奏の吟遊詩人 鍋島 久美子です。

ご無沙汰してしまいまして、申し訳有りませんでした。
昨年の12月は、なんとも今迄に無いめまぐるしい時期でした。

京都のコンサート・ワークショップは12月6・7日に。家
東京コンサートは17日に。ビル
杉並の100ともコンサートは21日に・・。音譜

色々な方との出会いや本番の体験が、
私たちの心の奥深くに「宝物」を積み上げてくれました。
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。

さて、2015年の一月には、白川学館での文章を書かせて頂きましたり、
更に「風の歌 in 京都」の方々との一回毎に楽しいハーモニー・レッスン。

又、2012年に佐々木先生が女声三部で編曲された
東京都市大学付属・等々力中高」の
校歌等の混声合唱曲の編曲依頼を受けさせて頂いて以来、
特別審査員としてご招待して下さる、
「中高合唱コンクール」が1月28日にありました。ひらめき電球

中・高の学生の皆さんの、一生懸命の響きを聴かせて頂いて、
声を重ねて行く「響き合い」は、人の繋がりの原風景なのだな・・と深く感じます。

ニコニコ

高校生は、校歌をアカペラハーモニーで歌います。
迫力の有る、声だけの響き合いに、心から感動致しました。

生徒さんの心の深くを「響き合い」を持って育て続けていらっしゃる、
校長先生以下学校の先生方、音楽の先生に、心からの敬意を感じております。

今年になって、どうしても感じる事がいくつか有ります。
無我夢中で始まってから随分月日が経ちました。
・・必死で響きを追い続けたプロセス。

どうしても、そうとしか感じられない・・本当にこれで良いのだろうか・・と
「圧」に押しつぶされそうになりながらの今迄の経過です。
そして、その道を行く程に・・、どうやら、大きな「法則」が通っているらしい。

「分離唱」という佐々木先生が示してくださった道を、
音の響きに耳を傾けながら行く道は、「聴く」という意識の絞り込みが必要になります。

霧虹

その絞り込まれて行く道を歩む毎に、
より濃い密度の光が共鳴して行くに違いない・・、と感じるのです。

大変かもしれませんが、楽しみですね!!
「圧」と言えば、バッハはその圧を見事に感じさせてくれる作曲家ですね。

では、はじめに又バッハのお話から始めましょう。


目次
1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報旗
2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話
3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報ベル

2015年2月5日(木)鍋島くみこ 即興ピアノコンサート
 「ふくらすずめ」@日比谷スタインェイサロン
  昼の部 15:30開場 16:00開演
  夜の部 19:00開場 19:30開演
 チケットお代金 前売り 3500円 当日 4000円
 詳細・お申込み http://wing-of-wind.com/#sing0205

ご一緒に未知の音が生まれる瞬間を楽しみましょう。


2015年2月14日(土)響きを楽しむ会(東京都杉並区)
「法則」を楽しんで、日々発見して行く時に、私たちの意識の奥にある
「命の炎」はクローバーの芽クローバーのように、いつの間にか広がって行く事でしょう。

2月14日(土)14時~16時半(開場13時30分)
場所 永福和泉地域区民センター 第三和室(二階)
最寄り駅:京王井の頭線「永福町駅」
参加費 4000円(美味しいお茶と専門のお菓子付き:菌とともだち様ご提供)

詳細・お申込み http://wing-of-wind.com/#sing0214


皆様のご参加を心よりお待ちしています。


2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話お月様晴れ

ヴァイマルに落ち着く迄の経緯はvol.24に書きましたが、
バッハはミュールハウゼンからヴァイマルの宮廷に移る事になりました。

ヴァイマルに落ち着いて、自由に与えられた時間を使って、
思う様に周囲の宮廷や町を訪れる事ができ、
充実した仕事が出来る状況での努力が実って、
彼の名声は更に広がって行く事になりました。

当時は、オルガンを弾く場合の指は親指を除いた4本で演奏されていました。
親指を除いた4本の指だけでは手が余り広がらないので、
和音を弾く場合には狭い音域の音しか使う事が出来ませんでした。

それでも当時の人は、たまたま親指を間違って使ってしまう事はありました。
その豊かな表現は、親指が使われる様になることを予感させるものでした。
そして、この「親指の奏法」を確立したのはバッハが最初だったのでした。

その他にバッハは、オルガンの足鍵盤技術を凄まじく発展させたのでした。
足鍵盤だけによる即興演奏を聴衆に聴かせる時も有りました。

彼の即興演奏に立ち会った、ミンデンの学校長がは
「まるで彼は翼を持っているように足鍵盤の上を飛び回った。」
そして、フリードリヒ公は演奏が終わるや否や、
ご自分の指から宝石入りの指輪を抜いてバッハにプレゼントしたそうです。ブーケ1

しかし、バッハは決して空虚な名人芸に陥る事はなかった・・
どのような場合にも常に魂の奥底から発する要求に答えるものであった・・。と言われています。

そしてバッハは明るい、溢れるばかりの才気と活気を持った人間でした。

次の動画は、名演奏ではありませんが、足鍵盤を弾く方の練習風景の映像です。
足と手で弾くパイプオルガンは丸で宙に浮いている様ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=xMCMdm-I70Q

次の画像は、バッハ/トッカータ・アダージョとフーガC-dur ジョルジ・シェベックによる演奏
http://www.nicovideo.jp/watch/sm423621

バッハは、厳格な音楽の形式の中にも、彼の内に感じる豊かさと生命力を
表現し切ろうとしているのです。

1712年、ヴァイマルでの幸せな4年間が過ぎた頃、
ドイツの町「ハレ」で、ヘンデルの先生だったオルガニストが亡くなり、
その地位が空いていました。

バッハは同じ事を繰り返し続ける事が、
自分の創造力を枯らしてしまうように感じる傾向がありました。カエル

結局はヴァイマルに留まる事になるのですが、その経緯で
バッハと当時の優れた音楽家の三人が共に囲んだ
食卓の料理のメニューが残っているのです。
どんな御馳走なのでしょうね。(^ ^)//ハンバーガー

そこから先は次回のメルマガでお楽しみ下さいませ。
では又お読み頂くのを楽しみにしています。


3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について

私たちは、日々色々な事を記憶して体験して行きます。
私たちは、「細胞が記憶する」・・と、思うのです。
「脳」も細胞ですので、脳が記憶する・・と思っても良いと思いますが、
どうしても「細胞が記憶する」と感じるのです。

アカペラハーモニー「風の歌」のメンバーは楽譜を読んでいる訳ではありません。
徹底して、響き全体を聴く事で、自分の発する音が「GPS機能」のように特定されてきます。
そして、平面的なGPS機能ではなくて、「立体空間のGPS機能」です。携帯

「聴く」・・という作用の中に、
私たちが未来に向けて本の少しずつでも習得していく
素晴らしい制帽感覚があると思うのです。

佐々木先生がいつも仰っていた注意事項が今、
いかに核心を突いていたかが良く分かるのです。

「当てるな!!」
「ほっぽり出せ!!」
「聴け!!」

一見乱暴な言葉ですね。ロボット

でも、殻に閉じこもってしまって、
自分の思い込み空間の中で生きていて、
それが世界だ、と思い込んでいる私たちの「意識」には、
それ位 勢いのある言葉でないと実際の
「意識のエネルギー」に亀裂は入らないのです。

ハーモニー感覚を研ぎ澄ましていくプロセスは、
この現実を捉えている私たちの「意識」
に、実際の変化をもたらします。

私たちの意識の「根っこ」が、
本質に向けて舵を切られていく事で、
その人の現実は、確実に動きます。

どうしましょう!!??
私たちの本質が表に出てきたら(^ ^)//
私たちの本質への「道」は、自分に出会う旅でもあります。
他の人を救う事は出来ません。


人は、自分自身を救う人のお手伝いをする事が出来ます。チューリップ黄


自分と出会う旅は、もしかしたら凄まじく辛い経験かもしれません。
もしかしたら、絶対に出られない迷路のように感じるかもしれません。

でも必ず、何が自分にとって学ぶ事だったかが分かる時が来ます。
その理解も又、その時になれば更に次の道のりへの入り口になります。

「永遠の学び」は万華鏡の様に、周りの全てを「喜びの種」の様に見てしまうかも知れませんね。黄色い花

何か、イリュージョンの様な言葉と文章になりましたが、決してそうではありません。
非常に具体的で、現実的な日常です。

チェックポイントは
「今!」
「何を感じているか」
「考えてしまっているか」です。腕時計メガネ

音の響きは宇宙の原点・・と仰る方は沢山いらっしゃると思います。

意識の共鳴作用・音の周波数・・。
そこに自分自身を参加させて見ようではありませんか。

自分が理解したことは、自分のものではありません!!

「それを生きる。」「その生き様」がその人自身です。

どうしなくてはいけない訳ではなく、「生き様」のみが、
その人の意識の周波数の経験の蓄積となって、結果を受け取るのです。


楽しみですね!!!!リボンカバン


メールマガジンお読みくださりありがとうございました。
また次回お目にかかれることを、楽しみにしております。


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響奏の吟遊詩人 メルマガ ♪号外♪ 2014/10/17

皆さん、こんにちは。響奏の吟遊詩人 鍋島久美子です。
先日、メルマガを出したばかりなのですが、今度はメルマガの号外をお送り致します。

☆風の歌で、屋久島へ行って参りました。☆


先月9月6日(土)7日(日)8日(月)と、いつもコンサート会場を提供して下さる、テネモス国際環境研究会(http://www.tenemos-ier.org/)の屋久島テネモスツアーの日記をお伝えしたいと思います。

訪れた際のこと、そこで風の歌の響きを、現地の方々にお聴き頂いたこと、屋久島で出会った数々の非常に新鮮な体験を、皆様と共有できればと思い、書かせて頂きました。

全ての体験は、感覚の記憶となって、過去・未来を貫いて私たちを無限の可能性へと誘います。
新しい地を訪れる、新しい方々との出会い、経験からのプレゼントを大いに楽しみたいと、いつも思っています。

楽しんで頂けましたら、とても嬉しいです。


ある時、埼玉のテネモス研究所にお邪魔した時に、偶然、屋久島テネモスからいらしている方達にお会いしました。飯島先生も、私たちの事を話して下さり、屋久島の方々も、響きの話から「是非、生の響きを聴いて見たい!」とおっしゃって下さって、屋久島に行ってみたいな・・・とまず少し思いました。


メンバーの都合が合わなければ、屋久島で響かせる事はできません。皆に聞いてみると、直ぐに9人が「行きたい!!」と言ってくれました。格安飛行機チケットを手配します。

当日は朝早くに羽田に集合です。鹿児島迄行き、そこから屋久島まで更に飛びます。
屋久島行きの飛行機は、プロペラ機です。

プロペラがよく見える席でしたので、眼下にはキラキラ輝く海の波、そして回り続けるプロペラ、
見た事の無い組み合わせに、心は踊りました。




いよいよ屋久島、小さな飛行場には「YAKUSHIMA」の文字です。




飛行場に迎えに来て下さった屋久島スタッフの方、既に埼玉テネモスでお目にかかった方もいらっしゃいます。どこまでも青い空!!そして島をぐるっと回って私たちがキャンプする自然村へ・・。

三方を海に囲まれた、岬♡ なんて!!海・海・海の岬の突端です。
ログハウスが適度に離れて何棟も立っています。

センターハウスでのミーティング・自己紹介・そして、飯島先生のお話をじっくりと聞かせて頂きました。色々な質問が出ましたが、先生はとても丁寧に答えて下さいました。

ミーティングを終えて、夕食は「担当ご夫妻」の手料理です。
芝生の広場で皆で一緒の食事は、とっても豪華な上に、岬から見る三方海に囲まれての夕暮れの景色です。何ともなんとも贅沢。


夕食後は温泉に誘われましたけれど、翌日は「風の歌・ミニコンサート」を組み込んで下さっているので、我々は練習の為にハウスに残りました。

次の日の朝は、6時起き!での朝食です。
私的にはアリエナイ時間なのでしたが、岬の朝はそれほど素晴らしいのです。
とっても美味しい食事の後は、いよいよ世界遺産の大自然に入るのです。

沢下りの出発場所に行く迄の車の中、道路には「屋久猿」が全く怖がる事なく戯れています。
又、ちょっと目を移すと、「屋久鹿」がこちらをジッと見ています。屋久島に住んでいるお猿さんと鹿さんはどちらもとても小さいのでした。

余りに可愛いその姿に、見とれてしまいました。



世界遺産の屋久島の自然林入り口で車を降りました・・いざ、山に入ります。



最初は沢に沿って下ります。ちょっと滑りそうでも、足がかりはあちらこちらにあります。
湿度はとても高いのに、東京と違っていやな圧迫感が全くありません。
まるでミストサウナみたいな・・でも経験した事も無い程に<命>に溢れていました。

落ち葉でふかふかの地面を踏みしめて進みます。テネモス本部からの方が、登山の杖にピッタリサイズの木の枝を見つけて下さいました。滑りそうになりながら・・必死で進みます。

回りにはガジュマルの樹(http://goo.gl/JKPDmV)がたくさん有ります。



ガジュマルの大きさは、余りに高くて、自分が虫になった見たいに感じました。
ガジュマルだらけです。昼間なのに、ガジュマルだらけの為に薄暗いのです。
経験した事の無い風景に、圧倒され続けました。

どれ位昔になるのか、小さな集落跡がありました。家の土台になる石垣のようなものがあります。
全くの山の中、どの様にして、何を食べて生活してたのでしょう・・不思議です。

しばらく沢に沿って行くと「沢」の水辺に降りられる所に来ました。
大きな岩だらけの沢でしたが、滑らない様に注意しながら水と遊びます。

「向こうの、水が入るような大きな窪みの所で、男性達が泳ぎ始めたから、
女性はこっちの低い方にいて下さい。」という声がしました。

それは気持ちよいだろうな、と思って、私は膝迄ズボンを上げて水につかります。
なんて気持ち良い、ぽかぽかと足が温かくなりました。

すると、下の方の窪みで、一人の女性が「私も泳ぐ!」といって泳ぎ始めたようです。
「え?えーー?」行ってみると、本当に気持ち良さそうに漂っていました。


すげー・・と思いながら水につかっていると、「男性陣、水から上がりました。上の方にもどうぞ」
その水たまりにも女性陣数人遊び初めます。何人かがいつの間にか更に泳ぎ始めました。

「寒くないのかしら?あと洋服はどうするのかしら?」そんな私の心配も無駄の様でした。
洋服は直ぐに乾くし、第一細かい事等気にする必要も無いようでした。

水は、さすがに屋久島です・・冷たくはありません。
程よい冷たさで、屋久島スタッフの方が連れていらした赤ちゃんも、
気持ち良い水で泳いでいました。

水遊びのあと、更に上の方登って、小休止です。




そこで何と、メンバーの一人が完璧に素晴らしい「小鳥の巣」!!を見つけました。




今は使われていない「巣」の内側は、薄い葉っぱが丁寧に敷き詰められていて、しかもその葉っぱの端は巣の小枝と葉の間に、綺麗に畳み込まれています。
手で同じ事をしようとしたら凄く大変なのに、小鳥さんはクチバシだけでそれを完成させたのです。
驚きです。!!

休憩では手作りクッキーを頂きました。

来た所をずっと降りて行って、再度世界遺産の森の入り口迄行き、そかこから又車に乗り、今度は海辺に行きます。海は大きな石がゴロゴロとしていて、先ほどの川が流れ込んでいます。
屋久島特有の、山が海のすぐ側までせり出して、海に落ちて行くダイナミックさに感動します。

そこでも又「ご夫妻キッチン」が軽トラックでケイタリングに来てくださり、何と!!カレーを三種類味わう事が出来たのでした。一階の食事で三種類の異なるカレー!!なんと言う贅沢なのでしょう。どれも、美味しいカレー!!
メンバーはよく食べます。

まるでサラダボールの様な大きいお皿を選んだ人は(メンバーです)、
山盛りにして三種類カレーを食べていました。

私はそこまで食べられませんが、とっても幸せにお腹いっぱいになりました。
食事の後は、大きなスイカを割って、頂きました。
心のこもった美味しい食事と、素晴らしい景色!!
なんとも贅沢な昼食です。






海岸には、石の上に丸い、又は尖った石をバランス良く立てて置いてあるものが有りました。
絶妙なバランス感覚です。
私もチャレンジ!!そして、出来ました!!
メンバーも、チャレンジして大成功!!
私よりずっと長細い石を、岩の上に立てました。
ビデオに収めました。^^

その後、海のすぐ近くの「大滝」という見事な瀧も見に行きました。





そんなことをして本当に楽しく遊びました。
大自然の懐、海の壮大さと山のちょっと変わった木々の妖精達と体当たりで遊ぶ事が出来たのは、
屋久島テネモスのスタッフの方々の細かな配慮と大変な準備のお陰だと、心から感謝しています。

帰りは又、島を半周のドライブでキャンプ地に戻りました。
夕方は、私たちのハーモニーを聴いてくださるミニコンサートです。


ちょっとの練習の後に会場を皆で清掃して整えます。
しばらくして聴いて下さる方が集まって、ミニコンサートが始まりました。

練習時間も取れませんでしたので、不安の中始まります。新しいメンバーの方も、その真剣さが伝わって来ます。

響きを聴いて自分の音を出すのは、自分の中心への集中が必要です。そして、その集中が意識の圧を生み出し、圧が耳を開きます。

どんなに小さなコンサートでも、本気の圧がハーモニーを生みます。
歌い終わり、私もメンバーもホッと緊張が終わります。

皆さん口々にご自分の感想をお話下さいました。
そして、その後はいよいよ晩ご飯・・今夜は「AAQ」
「BBQ」バーベキューではなく、環境を汚さないAAQ・エーエーキューだそうです。

皆で肉や野菜を切ったりして、楽しく準備が進みます。
準備ができた肉や野菜を、広場の炭火で次々と焼いて行きます。
この時だけはダッちゃんはお休みです。でも、アドヴァイスをし続けて下さいました。

30人近くの人数の食事を一手に引き受けて下さった、ご夫妻キッチンは、28時間近くも一睡もしていらっしゃらなかった!!本当に頭が下がります。

キッチンご夫妻のまなざしは、透明でありながら非常に鋭くて一瞬一瞬を決して逃さない、スピード感覚に満ちていらっしゃいました。

私たちが作業をしていても、そこらを歩き回りながら、アドバイスをして下さいます。
飲んで!!食べて!!私たちは一日の疲れとともに、満ち足りていました。

そこで、昨日行かれなかった「温泉」に連れて行って頂く事になりました。
スタッフの方々、本当に休み無くフォローして下さって、ありがとうございます。

車を二台ほどで載せて下さって、キャンプ村から大体20分くらいの所に行きます。
温泉♨??なんの建物もありません。
本当の「海水温泉」でした。

引き潮の時にだけ現れる、海岸の温泉です。
屋久島の海は浜辺の際まで大きなゴロゴロの石です。
その石を多少コンクリートで、安定したお風呂に入れるだけのスペースを3個ほど確保してありました。
女性はスタッフが配慮して下さって、衣類を脱げる場所があります。タオルだけしか巻けないという規則がありますが、私たちは十分楽しめました。

ざぶ~ん、ざぶ~んと波がすぐ近くで大きく打ち寄せて、
空には満月に近いお月様が耿々と照っています。

月に照らされた青っぽい空は、なんと幻想的なのでしょうか。
今迄一度も体験した事の無い、不思議な空間でした。
キャンプ村へ帰ってきた私たちはもう、ぐっすりと眠りました。

翌日は又朝の6時ですが、プログラムがヨガでしたので、ちょっと寝坊してしまった私は
参加しませんでした。でも、私たちも他の方も、大自然と一体になっているのだな・・と感じられる程、静かな静かな空間でした。

朝食は、ご夫妻キッチンの作られた、すごく美味しい「おかゆ」!!
二杯もお代わりしました。

そして最後のミーティングでは、この三日間の事を皆で話しました。
色々な感想は、屋久島体験の一人ひとりの心の声でした。

そして、「風の歌」のハーモニーを聴いて下さったスタッフの感想にも驚きました。「真っすぐに自分に向かって歌っている人の顔は、本気で見る事が出来ました。」私は会場の方々の顔は見ていませんが、メンバーの一人は、「ものすごく真剣なお顔をして聴いている、と感じました。」と話していました。

真っすぐに自分に向かう方向性は、実に「吸引のエネルギー」であるのでしょう。
たくさん親しんだ屋久島の空気、海、屋久猿 屋久鹿、木々。
いよいよもう少しで屋久島を発つのです。

島はほぼ丸い形をしています。
飛行場からキャンプ村まで来た道とは反対の方を回って、飛行場迄送ってくださいました。
車の中からは、最初の日に回ったコースよりも、海岸が沢山見られました。
その海岸には、ウミガメが産卵に来るそうです。






屋久島のスタッフの方が送ってくださって、途中の休憩・見晴らし台の所で、昼食を頂きました。
何と!!その休憩・見晴らし台には、軽トラックで「ご夫妻キッチン」が来て下さっていました。

皆に二種類ずつ、サンドイッチが渡されました。なんて美味しいサンドイッチの具でしょうか。
皆で最後のミーティングとご挨拶をしました。
飛行場に着くと、同じ飛行機に乗る飯島先生もいらっしゃいました。

テネモスの方々にご挨拶をして、本当に楽しかった屋久島・大自然を楽しむ旅が終わりました。
帰りの飛行機では皆殆ど爆睡していました。
ガジュマルの樹、海の♨で見た月、スタッフの皆様の暖かいおもてなしはずっとずっと心に残っています。
屋久島スタッフの皆様、
テネモス本部の方々本当にほんとうにありがとうございました!!


そして、いつもの場所に帰ってきました。
帰って二~三日は、屋久島の空気が私の回りに漂っていました。

フッと思いました「私にとっても生活の場はこの地。この場所を屋久島にしよう。」
都会の真ん中ですが、意識は創造する事が出来ます。
屋久島への旅の思い出に心から感謝致します。




屋久島を訪れた際のこと、そこで風の歌の響きを、現地の方々にお聴き頂いたこと、屋久島で出会った数々の非常に新鮮な体験を、皆様と共有できればと思い、書かせて頂きました。

いかがでしたでしょうか。
お読み頂きありがとうございました。

ご感想などは返信またはコメントで頂ければ幸いです。


◇ ◆ ◇ ◆2014年10月18日(土)響奏の吟遊詩人「風の歌」コンサート「熟成した一雫」@Mavie赤坂本店 (東京都港区)◇ ◆ ◇ ◆

響奏の吟遊詩人の「透明な音」
 ×
「Mavie」の無農薬・無化学肥料 オーガニックワイン

赤坂に一晩だけお目見えする、透明な音のミニアカペラコンサートと、まばゆい宝石のような
珠玉のワインが出会う、晩餐を、ぜひ。
場所 オーガニックワイン Mavie 赤坂本店
19時開場 19時30分開演(公演時間 約1時間15分)
チケットお代金 前売り 3,500円 当日 3,800円
(嬉しいオーガニックワイン1杯つき♪)

お申込み
当日、直接会場にてお待ちしております。
お振込証か、カード決済の場合入金画面をご呈示下さいませ。
(送信の際は[a]を@にお変え下さい)

♪カードでのお支払いはこちら
https://spike.cc/p/vS7x67eh

♪銀行お振込証のご提示
ゆうちょ銀行 記号 10040 口座番号 46985741
三井住友銀行 永福町支店 普通7263898
みずほ銀行 北沢支店 普通1271282

公演終了後は、メンバーもご一緒に皆様とワインを楽しませて頂きます。
Mavieさんのワインは、格別です。
響きを大切にする「風の歌」の響きとご一緒に、ぜひ楽しんで頂ければ幸いです。

では、又次回、皆様とお目にかかるのを楽しみにしています!


響奏の吟遊詩人
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響奏の吟遊詩人メールマガジン ♪ vol.24 ♪ラブラブ
書き手:響奏の吟遊詩人 主宰 鍋島久美子

皆さん、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?
皆既月食は、ご覧になりましたでしょうか。お月様

私は、風の歌の練習へ向かって、最寄り駅から降りた時、偶然目にしました。
地球の陰が、それは丸く、月に映っている様子は、私たちは、宇宙に浮かぶ、小さな小さな存在である事を、無条件に感じさせるものでした。
宇宙に生きていることに思いを馳せれば、日常の些細なことも、巡り合わせの中で発生する、何万分の確率で生まれる、奇跡が織りなす瞬間の連続であり、意味付けは不要なのかも知れませんね。
今号も、どうぞよろしくお願いいたします。(^^)流れ星


目次

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報もみじ
2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話メモ
3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について音譜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報

■ 2014年10月18日(土)響奏の吟遊詩人「風の歌」コンサート
「熟成した一雫」@Mavie赤坂本店 (東京都港区)

響奏の吟遊詩人の「透明な音」クローバーキラキラ流れ星
 ×
 「Mavie」の無農薬・無化学肥料 オーガニックワインぶどう

~大地とぶどう 山に広がる ふくよかな空気に 熟成した一雫が香ります~

赤坂に一晩だけお目見えする、透明な音のミニアカペラコンサートと、まばゆい宝石のような
珠玉のワインが出会う、晩餐。ぜひ、お越しください。

場所  オーガニックワイン Mavie 赤坂本店
腕時計19時開場 19時30分開演
(公演時間 約1時間15分)
チケットチケットお代金
前売り 3,500円 当日 3,800円
(嬉しいオーガニックワイン1杯つき♪)

お申込み
当日、直接会場にてお待ちしております。
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コンサートの後は、メンバーもご一緒に、Mavie様のワインを楽しませて頂きます夜の街
みなさまのお越しを、お待ちしております!!ニコニコ

☆その他のイベント☆
2014年12月 6日(土)響奏の吟遊詩人 「風の歌」 アカペラコンサート@ラ・ネージュ(京都市伏見区)

2014年12月 7日(日)響きを楽しむ会@京都市北区紫野上門前町

2014年12月17日(水)響奏の吟遊詩人 「風の歌」 アカペラコンサート@近江楽堂(東京都新宿区)

詳細はHPにてどうぞ!パソコン
http://wing-of-wind.com/index.html

2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話(9)バッハ

アルンシュタッとからミュールハウゼンに移ってきたバッハは、ミュールハウゼンから遠くない、ドルンハイムと言う村で、遠い従兄弟に当たるマリア・バルバラと結婚しました。キュン

しかし、ミュールハウゼンの教会に於ける「敬虔派」と「正統派」の主張の食い違いによる争いは、音楽家であるバッハの立場を、おおきく揺るがしてしまいました。彼は「正統派」の側に立って論争に加わりました。「敬虔派」は「音楽は魂を惑わせて軟弱にさせる。」と言う理由で音楽を排斥したからでした。ゴミ箱

論争のとばっちりを受けて、バッハは、住居やその他の音楽家としての特権を次々と奪われました。彼は、次の滞在場所になる、ヴァイマルでオルガニストとして採用されます。

結果的には、ミュールハウゼンに滞在したのは、わずか1年位でした。ミュールハウゼン市の当局はバッハを尊敬していましたので、彼の辞任を許可しましたが、進行中だったオルガンの修復のアドバイスは引き続き引き受けてくれるよう彼に頼み、その後も非常に良い関係が続きました。オルガン

先回では、その頃に作曲された楽曲を二曲ご紹介致しました。そして、この時期でバッハの創作活動の第一期が終わるのです。

バッハがヴァイマルに来るまでに、すでに様々なジャンルでの作曲がなされていました。ヴァイマルの人たちは、彼にオルガンの演奏家としてだけではなく、並外れた作曲家になるという予感も感じていたことでしょう。アンテナ

1708年の7月にヴァイマルに落ち着いたバッハの年俸は、225フローリンになり、更に宮廷楽団のコンツェルト・マイスターにの時には、240フローリンにまで上げられました。お金

仕事にはとても時間的なゆとりが有りましたので、弟子のシューバルトに代理を任せて、心の赴くままに他の町や宮廷を尋ねる自由も確保することが出来ました。時計

ヴァイマルこの頃は、第一・第二領主の2人によって統治する、というちょっと変わった方法で統治されていました。はじめにヴァイマルに言った時には、第二領主の元で仕え、次には第一領主に仕えました。ちょっと地位が上がったのですね。↑

ヴィルヘルム・エルンスト公はとても信心深い領主で、そのの宮廷は当時ドイツで最も敬虔なものでした。

宮廷の生活では、娯楽は殆ど催されません。始めは演劇等が上演されていましたが、それも中止になります。冬には夜の8時、夏には夜の9時には一斉に灯りは消されます。バットマン

しかしバッハが考える、礼拝に於ける音楽のあり方は、ぴったりとフィットしました。バッハは修復されたばかりのオルガンに、更にグロッケンシュピールの装置を備え付けるという、長年の望みもかなえる事ができました。ニコニコ

グロッケンシュピールの音色
http://www.youtube.com/watch?v=_wWu6IlVBGk

グロッケンシュピール
http://goo.gl/kzuCOU

グロッケンシュピールの音色は、何かユーモラスで、可愛い鐘の音みたいですね。バッハがこの音色をどうしてもオルガンの装置に組み込みたかったことが、音楽の壮大さから繊細に輝く可愛い光の一粒迄、おおらかに表現したい楽しい情熱が伝わってきますね。ベル

仕事にも家庭にも安定した生活が約束されて、これからバッハにはヴァイマルでの新しい生活が始まります。

ヴァイマル時代に作曲された、素晴らしい楽曲を二つほどご紹介します。

カンタータ
http://www.youtube.com/watch?v=XLElL_JJxuA

オルガン曲
https://www.youtube.com/watch?v=ZAqdkm_-ldQ

それでは、次回は又波乱に富んだヴァイマルでの暮らしをご一緒に見る事に致しましょう。ひらめき電球



3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について

これまでのメルマガでは、佐々木先生のレッスンの様子を随分と書いて来ました。

ラフマニノフのコンチェルトの録音はたまたま当時の友人が持っていて、それをCDに移して、記録用にまだ持っています。その時の体験は現在にも非常に生かされています。
演奏の最中、遠くに集中の視点のポイントを感じながら、ソロピアノを徹底して聴き、微調整をし続けるスリルは、無意識を意識化していく感覚・・・とでも言えば宜しいでしょうか。

今では、とっても楽しい思い出になっています。
今、「音」に付いては、様々な事が言われているようです。

いつの時代にも、一番重要なポイントをわずかに外した場所に視点に置いて、様々な憶測から突拍子もない関連性を構築しようとする考えが、多々あるものです。それはそれで遊ぶとしましても、「音の響き」と「意識」の問題は、切っても切り離せないものです。

「徹底して聴く・聴き合う」という方向に歩む程に、経験や体験に反応する、内的空間感覚が気付きを誘発してくれます。

そして、現実の出来事とリンクしながら、次々と各自に最適な課題を提示してくれる人生(日常)に、「んーーなるほど!!」と深く学ばせてもらっています。

響きを重ね合わせることは、きっと古今東西人間の営みと共に紡ぎ続けて来たことだと思うのです。しかし、今程条件の整ってきている時代は無いのではないか・・と感じます。

響き合いを聴き続けて行く時に気が付くことは、響きの奥行きに向かって進み続ける、ということです。響き合いは、三つ以上の音が必ず必要になります。三つ以上の音が有っても、一人の人の声はその内の一つの音しか出せません。響き合いを徹底して聴き続けていくと、内的空間を旅することになります。

色々な感覚を感じていくことでしょう、感情も生まれるでしょう。それこそが、感覚の発見です。一見当たり前のような事ですが、佐々木先生が発見された「分離唱」は、これからの時代に大きな気付きをもたらしていくことと感じています。

響きは、一定の周波数の組み合わせです。音にはその音固有の「周波数」が有り、その周波数には特有の「密度」が有ります。この、「周波数」と「密度」は響きと意識の関係性の謎を解く、重要なキーワードになります。

私たちは音楽には色々な活用の仕方があります。感情を豊かに、気持ちを癒す、元気を出させる、気持ちを穏やかにする・・。

しかし、その原点は?
何でしょうね。

音楽・響きを聴いて、感情はどのように動くのでしょう?
私は「その本質は?その原点は?」といつも自分に問いかけ続けるのが好きです。本質を射抜く響きは、意図を越えた意識の本質を共鳴させます。そんな体験を、いつの間にか沢山たくさん重ねてきました。

「音の響きと意識の旅」がこれからどのようなお話になって行くでしょう。

その入り口として、佐々木先生と出会う事が出来、レッスンを受けさせて頂いた経験は、私の人生に取って、大きな基礎になっています。

色々な要素を、「耳を開く」方向に向けてまとめあげながら、繊細で大胆なレッスンを体験させて頂きました。本当に力強くて透明感のある、大胆にこの現実社会に切り込んで行かれた、素晴らしい先生です。

「響き合い」はこれからの未来に向けて、五百年後、千年後、一万年後に向けての方向性を左右する、素晴らしい学びのアイテムです。この響きの叡智を生かし続けていきたいものです。

きっと、これからのお話も大きな旅になることと思います。「響きの本質への旅」は確実に深く私たちを掘り下げて行ってくれます。

深い旅程、透明になり、高い視点を体験して行きながら、現実のささやかな日常が輝いて行く事でしょう。

では、又次回、お目にかかるのを楽しみにしています。虹晴れ星


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響奏の吟遊詩人メールマガジン  音譜♪ 号外 音譜

書き手:響奏の吟遊詩人
主宰 鍋島久美子

皆様、メルマガをお読み下さいまして、ありがとうございます。

7月11日のコンサートから随分と経ってしまいました。

コンサートにお越しくださいました方々、本当にありがとうございました。

この夏、めまぐるしく色々な事が続いて、この文章を載せるのが大変遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。



早くも次のコンサートは、9月27日のテネモス・コンサートになっております。

ハーモニーの響きを色々な方に体験して頂きたく思っております。

皆様のお越しをお待ちしております。


流れ星2014年9月27日(土)風の歌 アラペラコンサート「待宵(まつよい)」星空
13時開場  13時半時 開演(公演時間 1時間半)
ご参加費 前売り 3,000円 当日 3,500円
夜の街
http://wing-of-wind.com/#akapella0927



コンサート直前の7月9日頃、到来していました台風は、関東に来るまでに凄まじい被害を各地に出していました。

関東上陸の前夜は、東京は暴風雨と言われ、学校などは休校の予定をしている所が多くありました。

暴風雨明けの日が、コンサートに当たっていました。

運が悪いな・・と思いましたが、

たとえお客さまがお一人でも、全力で響かせてコンサートをしよう・・と皆で話していました。



しかし、当日の朝はピカーッと晴れ☀晴れ!!、なぜか前の晩も雨風が殆どありませんでした。

とても幸せにコンサートの日が始まりました。ヒヨコ宇宙人ペンギン足あと



コンサートは2回公演です。

昼の部・・全力投球です!!ロケット

自分の中心に集中する・・自己感覚を越えた時に、一瞬・・聴こえてきます。

虹 コスモス 黄色い花



夜の部の公演です。
1曲目が始まります。

始まってほんの数秒、・・おかしい!!

今までに全く経験した事のない無い<虚無の響き>。


響きの空間の中心をスポッと抜かれている。
本番の真っ最中です。

どうしたらいい?・・どうにかするしかありません!!
その方法は、ただ一つ、意識を「中心・空」に集中する。



強い<虚無>の集合意識は満ちていましたが、
意識の中心から瞬間瞬間に間欠泉のように吹き出すエネルギーは、
どんなものも越えます。

オバケ 台風

一瞬一瞬・・響きの中心を射抜く集中。

メンバーには、今まで経験したことが無い程の集中を要します。
私にも、今までと全く桁が違う程の集中と底力が湧き上がります。


響きの中心が、意識の奥に奥にと深く移動して行きます。

響きはうねり、吹き出し口である私たちは、更なる集中に引っ張られていきます。



前回までとは全く桁の違う、パワーを出し尽くしたコンサートでした。
<嵐の響きのコンサート>
台風は去りましたが、本物の嵐と対峙させて頂きました。

アンコールも終わり、お客さまにご挨拶をいたしました。
「終わった・・!!」

後は順番に楽屋に帰ります。

すると、メンバーが私の合図を無視して立っています。

メンバーの一人が一歩前に出てお客さまに
「今日は先生のお誕生日です。・・・云々」

本当にビックリ!!しました。
そして、即興のハーモニーで、「ハッピー・バースデー」
を歌ってくれて、花束が出てきました。


ビックリイベント!!キラキラ
知らないのは私だけでした。

7月11日セブン・イレブンは私の誕生日です。

コンサートは本当に終わりました。


中心から吹き出す間欠泉は、
表面意識を遥かに越えた空間を一瞬毎に開きます。

どのような恐怖も、確認出来ない不安も、それで全て透明にするスイッチです。
そのスイッチが入る体験をさせて下さった、<虚無>に感謝します!!叫び


台風は直前で回避しましたが、響きに於ける「虚無の嵐」は真っすぐに迎えました。
そして、中心を通過しました。


夜の部の始まる直前、オペラシティのある初台の空には、
大きくはっきりとした「虹」が出たそうです。
そして、その「虹」は二重だったそうです。

虹 虹


私たちメンバーもそれを見たかった。
お客さまから送って下さった、虹の写真を貼付けました。
どうぞご覧下さいませ。





今回のコンサート、大きな嵐と虹のプレゼントを頂きました。
コンサートにお越し下さった皆様、本当にありがとうございました!!

  (^ 。 ^)//♪♪☆

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響奏の吟遊詩人メールマガジン ♪ vol.23 音譜

書き手:響奏の吟遊詩人 主宰 鍋島久美子
響奏の吟遊詩人 http://www.wing-of-wind.com

梅雨も本格的になっていますね。雨晴れ
近年の激しいお天気の移り変わりに対処する為に、
近頃は傘と軽いレインコートとなどを持ち歩いています。

それにしても、想像も付かない、出来事や出会いが起きる事があります。
計らいを越えて動いていくものは何なのでしょうね?時計

目次

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報
2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話
3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報旗
お申込は、HPをご参照下さいませ。^-^ http://www.wing-of-wind.com 

「音」・「音楽」・そして「響き」その本当の意味が明かされる時代になりました。深い音の響きは、一瞬にして深く心の奥に沈み、人の心の本質を反応させていきます。もしかしたら、何故か分からないのに、いきなり涙してしまうかもしれません。怒りが込み上げるか、心地よいと感ずるか、その方の反応はその方ご自身の、方向性を決めていきます。表面の心の動きとは反転しているかもしれない、遥か奥の、真っすぐな「意識のアンテナ」を 勇気を持って立ててみませんか。本質は無限の喜びへと現実を必ず動かします。 飛行機

◇2014年7月11日(金)風の歌 アラペラコンサート「添水」波@東京オペラシティ
いよいよ、明日です。
澄んだお水の、澄んだ味わい。目の覚めるような、真新しい音。
まるで、夏の涼をもたらす添水のように。
お楽しみに!
詳細はこちら
カード決済がご利用頂けるようになりました。

■2014年7月19日(土)響きを楽しむ会(東京都杉並区)ハチ
13時半~16時 (開場13時)
場所 高井戸地域区民センター 第2和室(3階)

■ 2014年7月30日(水)響きを楽しむ会(東京都杉並区)コスモス
13時半~16時 (開場13時)
場所 永福和泉地域区民センター 第三和室(2階)

■ 2014年9月27日(土)風の歌 アラペラコンサート「待宵(まつよい)」@テネモス国際環境研究会 (埼玉)予約開始!満月
場所:テネモス国際環境研究会
埼玉県川口市新井宿86-6 /埼玉高速鉄道線 新井宿駅 2番出口から徒歩3秒
13時開場  13時半時 開演 (公演時間 1時間半)
ご参加費 前売り 3,000円 当日 3,500円

お申込み方法は「事前のお振込」、カード決済の2つです。

■ 2014年12月6日(土)響奏の吟遊詩人 「風の歌」 アカペラコンサート@ラネージュ(京都府桃山)予約開始!星
「言葉ではとても説明しきれないものですが、瞬間毎に響きの道は示されます。意識圧の高い方向へ舵を切っていく道は、『響き合い』の道しるべが正確に示してくれるものです。」
場所 ラネージュ 
〒612-8036 京都市伏見区桃山町立売58
JR奈良線 桃山駅(京都駅から各駅で12分)
京阪本線 伏見桃山駅・京阪京都線 観音寺町駅からも お越し頂けます。
昼の部 14時開場 14時30分開演
夜の部 19時開場 19時30分開演
チケット:3,500円
ご予約は、お名前(フルネーム)・ご連絡先TEL・枚数をご記入頂き、 hito-mi22○aqua.ocn.ne.jp(人見)まで、○を@に変えて、メールをご送信下さいませ。
(迷惑メール防止のため)もしくは、080-6122-9194(人見)まで、よろしくお願いいたします。

■ 2014年12月17日(水)響奏の吟遊詩人 「風の歌」 アカペラコンサート@近江楽堂(新宿)
詳細決まり次第、こちらにUpさせて頂きます。(^-^)
どうぞよろしくお願いいたします。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております!


2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話(8)バッハ

バッハの人生は、アルンシュタットからミュールハウゼンへと移ります。
ミュールハウゼンの教会オルガニストが亡くなり、1707年12月に新しいオルガニストの採用試験演奏に受かり、めでたく転職出来た事は、先回お伝えした通りです。
バッハが遂に結婚する時が来ました。
叔父からの僅かな遺産は住居を整える費用として使われました。
彼らはアルンシュタットから遠くない距離のドルンハイムで結婚したあと、このミュールハウゼンで、バッハの創作活動が本当に開始されるのでした。
ミュールハウゼンの聖ブラージウス教会のオルガンを受け持つ規定になっていました。

http://photohito.com/photo/581771/

http://photohito.com/photo/581858/

バッハは、教会の音楽を一手に引き受けて、今までの曲目を一新して、ブクステフーデの様にカンタータを教会音楽として使いたいと考えました。
更に彼はオルガンの制作にも没頭しました。二つのオルガンの修理を行うと共に、更にダイナミックな演奏が出来る様にオルガンを大きく手直ししました。

しかし、ミュールハウゼンでの生活は、やがて暗い影がさしてくるのでした。
ミュールハウゼンの、聖ブラージウス教会は敬虔派、正マリーア教会は正統派った為、市参事会も静める事が出来ない程、絶えず摩擦が起きていました。

バッハは、敬虔派ではなく、正統派の側に立っていました。
敬虔派の「音楽は魂を惑わして柔弱にする」、という見解は、音楽家としては決して認める事の出来ないものでした。
教会に於いての音楽に付いて、バッハにとっては「魂とその躍動を導く為の、素晴らしい手段」だったと言われます。

この教会同士の争いはどんどんとエスカレートして行きました。バッハは、住居や教会付きのオルガニストとしての特権を次々と奪われてしまいます。チャペル*

ミュールハウゼンでの先が見えなくなったバッハは、ヴァイマルで宮廷のオルガニストが求められているのを知り、オルガンの演奏を聴かせて、直ちに採用されました。
バッハはミュールハウゼンの市長と市参事会に辞職願いを出して認められました。
市参事会の人たちは、バッハをとても尊敬していましたので、彼の辞任を了承しました。

そしてまだ、オルガンの修理が終わっていなかった為、バッハの監修のもと修理を継続することを参事会は求め、バッハは快く承諾しました。
教会同士は、見解の相違から非常にもめていましたが、市参事会のメンバーとバッハの関係はとても親密なものでした。

BWV.71のカンタータは、バッハが市参議会交代式の為に作曲した作品です。1708年2月4日に演奏され、市参議会員の費用で出版もされています。本
カンタータ71番「神は我が王なり」BWV.71 です。
http://blogs.yahoo.co.jp/fukax150/10017599.html
(このページのブログには、YouTubeの画像がいくつか載っています。一番始めの動画になります。)


BWV.196.「主は我らを御心に留めたり」は、バッハの奥さんマリア・バルバラのおばさんの結婚式の為に書かれたと言われています。ニコニコ
http://www.youtube.com/watch?v=7fSjuxzEol8


3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について

佐々木先生のレッスンに伺っているときに、先生の講演会などで何回か、弾いてごらん、と言って頂いた事はありました。

私が大学を卒業した後でした。
ある時、「米沢でコンサートをする事になったのだが、ナベさんオーケストラパートを弾いてみないか?」と、おっしゃいました。曲目は、ラフマニノフのコンチェルトの三番でした。

ラフマニノフの三番はとても難しく、中々演奏会には上がる事がない曲です。
心の底から恐怖が湧いてきましたが、チャレンジしたい!!と思いました。

「やります。」・・と答えてからが、戦いでした。爆弾

大学で学んだ事をいかにして溶かしていくかが一番難しい所でした。
フッとそのような弾き方が出てしまうと、先生は「聴け!!」とおっしゃいます。
長年の癖で、一瞬にして、まるで硬直的な機械のように、ピアノを弾く指が動いてしまいます。
「響きを聴く」という意識に焦点を絞って、逸らさない為には相当の集中力が必要でした。

難しい曲でしたが、確か先生は「大体2ヶ月ほどあればいいだろう?」とおっしゃった様に記憶しています。

これは何ともむちゃくちゃなのです!!
全く知らない難しいコンチェルトです。
普通ではあり得ないほどの短い練習期間です。腕時計
(コンチェルト:ソロ楽器の演奏の伴奏をオーケストラが演奏する。)

思いつく事は手当たり次第にやりました。
毎日必死で練習しますが、それと同時にレコードを徹底して聴き、音を取ります。

テンポは速い、そして複雑なリズム、レコードの音を聴きながら必死で追っかけて耳に入れます。
ソロを弾く彼は、小さい時からずっと佐々木先生の元で育った方です。
当時彼は高校卒業後数年経った位だった様に覚えています。
習得するスピードがものすごく早いのが、彼の特徴でした。

普通に私たちが習うプロセスとは全く違っていましたし、
その演奏も、私に取っては(これで良いのだろうか?)と疑問を持つ側面も多々ありました。
音大を卒業してしまっている私にとっては、彼の演奏に慣れるまで随分時間がかかりました。

しかし、彼独特の演奏は、響き全体を網羅して、自我を越えた、まさに彼の「響きの世界」を作っています。

その吸引力が、こちらが弾くのをグッと引っ張って助けてくれます。
ソロの演奏にオーケストラパートのピアノを入れて行きます。

「全体の響きに焦点を合わせ続けよう!!」

練習で合わせている時に、沢山のことを学びました。
相手の響きと自分の演奏の両方に徹底して焦点を合わせ続けます。
その集中は「一点集中」ではなく、「全体集中」、とでも言うのでしょうか。
余りに速い演奏の中、絶妙なバランスを取りながら、集中して弾き続けます。

本番が近づいて来ます。
コンサートの日、確か電車で米沢へ行きました。
緊張のため、前日の夜は殆ど眠れませんでした。
お世話頂いた方の家に伺い、休憩をとります。
疲れただろうから、少しソファに横になったら、と先生が仰って下さいました。

横になっても勿論眠れません。
コンサートの時間がせまります。
どのようにコンサート会場に行ったのか、本番の緊張のため、殆どの事は覚えていません。

舞台上で、音響の方が録音の為の幾つかの項目を先生と相談していらっしゃいました。
「ピアノの音は、ソロの方を少し大きく録ります。」・・と言っていらっしゃいました。

舞台の上で、二台のピアノは向かい合わせに置きます。
楽譜を見ますので、相手の手も顔も勿論全く見えません。

いよいよ本番です。
習慣になっていた感覚を越えて、聴き続ける集中は、大変でしたが、遠くの遠くには、そこはかとない、

とてつもなく大きい不思議な「幸せ感覚」が感じられるのでした。クローバー星黄色い花虹
彼のピアノは、若者らしい恐れを知らない、強い音楽の流れを作っていました。

凄まじい緊張はいつもの事ですが、聴こえて来るピアノの音に集中し続けると、次々と響きのシーンが展開します。
不思議なことに、頭で計画した動きとは全く違う指の動きと流れがを自動的に展開します。

最後まで、全力で流れを通過させました。
自分の内側の響きと、相手の響きが一体となって、全く違うエネルギーの流れがそこにはありました。

曲は遂に最後まで終わりました。大体30分とちょっと位は掛かります。
あっという間でした。

上手く弾けたかどうか、、など全く考えられもしません。
自分と相手の内側が一つになって、大きな河が流れていった・・・ただそんな感じでした。
訳が分からないけれど、とても大きくて幸せな、「遠い感覚」が残りました。


今思いますと、響き全体を徹底して聴くことで、日常を越えた遥かな全体感覚を呼び起こしたのだと思います。

普通に習得してきた〈自分〉を成り立たせている、表面の自分の感覚が感じる方向とは、焦点のポイントの場所が違うのです。

自分を超えて、全体感覚の焦点を自在に絞り込むコツさえ感じ続けていかれれば、広大や広がりと無限の奥行きを遊ぶことが出来る。

私たち「風の歌」のハーモニーは、声の響きを合わせて行くことで、その感覚を体験し、楽しみ、自分の知らない自分の本質を遊んでいこうとしています。

そのような響きを、明日のコンサートでお聴き頂けます。音譜
あいにく台風が来るようですが、台風も巻き込んでの、「嵐のハーモニー」は、きっと聴いてくださる皆様もご一緒の、大きな響きになることと思います。

お気をつけて、でも楽しみにお聴きくださいましたら幸いです。


いかがでしたか?お読み下さり、ありがとうございました。

また次号お目にかかりましょう!v(^-^)vラブラブ


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響奏の吟遊詩人メールマガジン  ♪ vol. 22 ♪音譜

2014年5月4日(日)
書き手:響奏の吟遊詩人 主宰 鍋島久美子

こんなに間近にメルマガを配信するのは、本当に珍しいことなのです。
書ける時には頑張ってみたい・・と思ったのでした。

クローバー

「音」は周波数で現されます。
又、私たちが何かを意志するとき、脳の周波数は必ず変化します。
紅茶を飲みたい・・と思うとき、私たちが「・・・したい」、という想いを持つとき、私たちは自動的に脳の周波数が変わっており、周波数を変えずには、何も出来ないのです。

今「音」に対して、様々な解釈の仕方や活用の仕方が世に出ているようです。
「音の響き」は勿論色々な周波数の組み合わせです。これに関しては、色々な側面から切り込む事ができますが、非常に注意深く!扱う必要があります。

しかし、例え遠い未来に向けてであっても、「音の響き」が、明るい架け橋をかけてくれるのは、
確かなことだと思うのです。
今回のメルマガ、どうぞお楽しみ下さいませ。

晴れ

また、本アドレスは、メルマガ送信専用アドレスですが、ご返信を、チラホラと頂戴いたします。ご返信は、歓迎致しております。よろしくお願いいたします。


目次
1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報旗
2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話バッハ
3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について霧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報

2014年 5月10日(土)響きを楽しむ会+「風の歌」ミニコンサート
場所:テネモス国際環境研究会(埼玉)
吸引と放出の法則は、響きを発する時の意識の法則です。
透明な響きの秘密をお楽しみ下さいませ。

開場12:30 開始13:00~15:30
ご参加費 3,000円(専門家「菌とともだち」さんのお茶とお菓子付き)
皆様のご参加を心よりお待ちしています。


2014年 5月21日(水)響きを楽しむ会(東京都杉並区)
響きを聴くとき、発するとき、「意識の新しい視点」が響きによって導き出されてきます。
私たちの心の奥を、響き合いながら感じてみましょう。
開場13:00 開始13:30~16:00
場所 永福和泉地域区民センター 京王井の頭線「永福町」より5分
参加費 4000円 (専門家「菌とともだち」さんのお茶とお菓子付き)
参加費は、当日お支払い下さいませ。

今後の予定や詳細はこちら
http://wing-of-wind.com/
お申込みは、info[a]wing-of-wind.comまでお願い致します。[a]を@へ変更をお願いします。
当日のご参加でも大丈夫です。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
  
2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話ニコニコ
第19回 バッハあれこれ(7)バッハ

アルンシュタットでの職務のスケジュールは、非常にゆとりのあるものでしたが、その地での音楽活動に苦労が無かった訳ではありませんでした。

チャペル*  五線譜  大山

アルンシュタットの新しい教会は町の最も小さな教会でした。
その教会の聖歌隊はラテン語学校の生徒で成り立っていました。
教会での仕事の中に正式には含まれていませんでしたが、その他に合唱指導もする事になりました。

彼らはとても無能な生徒達で、その無規律さは、とても若い青年・バッハの手に負えるものではなかったのでした。

自分の音楽に対しては非常な統率力を発揮する彼も、自分より目下の暴れん坊たちを統率する事は難しかったようです。
練習を嫌がったり、良い趣味ではない人たちと一緒にいる時になど、すぐに頭に血がのぼってしまうのです。
それも相当のものだったようで、怒る度にその姿が滑稽で物笑いになる程だった、といいます。
彼の音楽に見られるように、彼独自の、強い信念や精神的な秩序の筋が通っていたが故に、許せなかったのでしょうね。

やぎ

彼より三つ年上のガイエルスバッハという生徒が、ファゴット(Wikipedia http://goo.gl/cKHAB)でとんでもない音を出した時、若いバッハは、足を踏み鳴らしながら「老いぼれヤギみたいなファゴットめ!」と、怒鳴りました。
他の生徒はドッと笑いました。(やはり酷い言葉ですね。)
その数日後、その生徒は、夜道を帰るバッハをステッキで襲いました。

いつもおしゃれで、必ず剣を持参していたバッハはそれを抜いて立ち向かいました。
シャツが切り裂かれるなど、相当な激しさだったらしく、物音を聴いた近所の人が間に入って、騒ぎは収まりましたが、もしそのままだったら・・歴史は変わっていたかも知れませんね。

炎の剣

そのような事態に怒ったバッハは、その合唱団の指導を断ってしまいます。
その教会の聖職会議は、もう一度引き受けてくれるようにと強く依頼しましたが、バッハは二度と引き受ける事はありませんでした。

気持ちを切り替えるように彼は4週間の休暇をとって、尊敬していたベームから聞いていた、ブクステフーデのオルガンを聴く為にリューベックの町へと向かいました。
http://www.youtube.com/watch?v=OxhzMt99zYM(オルガン演奏:ブクステフーデ)
ブクステフーデの人物像は以下の通りです。
http://goo.gl/KYFJw6(Wikipediaより)

チューリップ黄チューリップ赤

そして、ブクステフーデが指揮をしていた <夕べの音楽・アーベントムジーケン> を聴く事が出来たバッハは、合唱と楽器伴奏の完璧さに愕然とします。4週間の筈の滞在は、気がつくと4ヶ月を過ぎていました!

伝統的な旋律をどのように処理して行くか、シュヴァイツァーの分類によると、
1)各部分をフーガ的(http://goo.gl/s5oe6 Wikipediaより)に処理する「動機的な手法」と、
2)旋律を自由にパラフレーズする「装飾的手法」と・・、

そして、バッハはブクステフーデのもとで新しく、

3.)「幻想曲・ファンタジー形式」とも言えるものを、バッハは感じ取りました。
前の二つと違って、「幻想曲的ファンタジー形式」とも言えるものがどれだけ大きな自由を許しているのか・・、バッハは非常なる喜びと関心を寄せたことでしょうね。

4ヶ月に伸びてしまったリューベックの滞在も、婚約者のマリア・バルバラに会う為にアルンシュタットへと帰りました。

ひらめき電球

リューベックで聴いてきた演奏の影響で、彼の演奏は大きく変わっていました。
余りに自由な即興、風変わりな転調などは、教会の人々には受け入れられず、聖職会議は、あまりに風変わりな演奏をしないように命じました。それに腹をたてたバッハは、皮肉なやり方でその命令に従う事で、密かに仕返しをしたのでした。

クラッカーアップ

バッハに対する細かな嫌がらせが度重なって、彼はミュールハウゼンの町の教会へと転職する事になります。
そこでは、年俸85フローリンと、穀物と薪と魚類と、引っ越し手段まで提供してくれるのでした。

この頃のバッハの大きな創造性と自由な感情の力が、論理的な側面を越えてしまっていると思うのですが、このアルンシュタットにおいて、かの有名な「トッカータとフーガニ短調」が書かれました。
では、実際の演奏をお聴き下さいませ。

ヘッドフォンテレビ

始めは、ディズニーのアニメ「ファンタジア」でもおなじみの、往年の指揮者・レオポルド・ストコフスキーのオーケストレーションと指揮による「トッカータとフーガニ短調」・・非常に古い映像です。
(ニコニコ動画なので、上の方に文字が出ますが、よろしければ消してご覧下さい)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm895289
(楽しそうな指揮者と楽団員の想いが伝わりますね。)
ストコフスキーの人物像に付いては以下の通りです。
http://goo.gl/ExpL5 (Wikipediaより)
(おまけですが、ニコ動のこの演奏が終わった後、横に「展覧会の絵」の窓も表示されます。
聴いてみてください。幸せになります。)

次は、私の大好きな、アルベルト・シュヴァイツァーのオルガンの演奏でお聴き下さいませ。
やはり非常に古く、1935年の録音です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23192461
シュヴァイツァーの人物像に付いては、以下の通りです。(後半ストコフスキーになってます。)
http://goo.gl/js9A(Wikipediaより)

次回は、バッハが結婚もし、本当に創作活動を始めるミュールハウゼンでの生活が始まるのです。
演奏動画も含めて又、お送り出来ればと思います。
更に素晴らしい、普遍の音楽<バッハ>の生涯をお楽しみにして頂ければ嬉しいです。


3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて「透明な音」について波

佐々木先生のレッスンで学ばせて頂いた様々な事は、私の生きる道の大前提になっています。
声を発する・演奏する時には「音を聴く」ことは、当然のことです。

レッスンにおいて体験し、体験から徐々に腑に落ちてきたことは、「自分が認識していることと、表現されていること」に大きなズレがある・・という事でした。
そして、声を合わせて行くうちに感じ続けたことは、「徹底して聴く」ということには、<無限の奥行き>がある・・という事でした。

星空流れ星

響きを聴き続ける時、刻々と変化し続ける<内的感覚>は、音の響きと共に歩むからこそ感じることが出来るものです。

先生のレッスンで、その素晴らしい演奏を聴かせて頂いた米沢の方。
(余りにゆっくりのショパンを弾かれて、真っすぐ貫いた素晴らしい音を出された方)

その米沢の方のお世話で、地元の県民ホールで行われるコンサートに、演奏で出演する事になりました。
そのプログラムは、確かチェロソナタ、ラフマニノフのコンチェルトの二番と三番などだったと思います。

コンチェルトというのはオーケストラとピアノで演奏します。
このコンサートでは、オーケストラパートはピアノで演奏します。
私が弾くのはラフマニノフの三番のオーケストラパートです。
練習の為に先生のお宅で合わせる期間は、大体2ヶ月前後位だった様に記憶しています。

この曲はすさまじく難しい曲です。
まともに、今までの理解の仕方で練習したとしたら、ゆうに一年以上かそれ以上かかってしまうか、出来ないかも知れません。

五線譜  ピアノ

この曲は長いため、習得するのには必死で工夫をしました。
私が音大で習得したような弾き方が、フッと出てしまうと、先生は「聴け!!」とおっしゃいます。
先生の一言で、ドキ!!ビク!!っとします。

先生は決して妥協されません。
音大で学んだ事に決して捕われないよう・・、必死で・・徹底して曲の響き全体と流れを聴きます。


楽譜を読みながら、実際の演奏の音源を聴き、先生のお宅でソロのピアノと合わせます。
その友人は勿論、凄い早さで習得して行きます。難しい・速い・・とても大変でした。
(ですが、自分の中の何かが凄まじくワクワクしていました。)

オーケストラパートだけの部分を弾くとき、全体の響きのみを聴き、自分の古い常識的な弾き方を、かなぐり捨て続けました。
そのように弾くと、先生は「なんだ、出来るじゃないか。」と、そうおっしゃったのを覚えています。

ショック!

実際に合わせると、余りの速さに楽譜を目で追って行く暇がありません。
徹底して聴くだけ!そして、本番の為に米沢に行く日が近づいてきます。
前の晩は余り良く眠れなかったのを覚えています。

目夜の街

これからコンサートに向かうことになりますが、あまりに文章が長くなってしまいますので、今回はこの辺りでおしまいにしましょう。

このような、先生の元でのとても多くの体験から、「音の響きによる意識の深み」への人生の旅が、私の前に展開していきます。この旅が、どれほどの偶然とも言える、出来事を起こし続けて今の私がいるのか。

本当に不思議だという想いと、その幸せの訳を、皆様にお伝え出来れば、と思うのです。
次回のコンサート本番の模様を楽しみにして頂けますと嬉しいです。

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響奏の吟遊詩人メールマガジン  ♪ vol. 20 ♪

書き手:響奏の吟遊詩人
主宰 鍋島久美子

2014年1月4日(土)1月

皆様、明けましておめでとうございます。角松
皆様の昨年は、どのような年でいらっしゃいましたか?
昨年の配信から随分と時間が経ってしまい、大変失礼致しました。


昨年は、コンサートの回数も増え、「響きを楽しむ会」も行うようになりました。

京都公演、甲府公演などをさせて頂き、maiko武田菱
それぞれにとても素晴らしいワークショップも
体験させて頂きました。

今年は、どのような方々と響き合うことができるでしょう。

皆様には、響きの持つ素晴らしい意味合いを
少しでもお伝え出来れば、といつも思っております。

人の意識を貫いていく響きは、いつの間にか根底から現実を動かします。
静かに、平和に、深い法則への理解を促してくれます。ミラーボール

今年も更に、色々な出会いや、響きの体験を
皆様と分かち合うことが出来れば、
とても幸せです。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。ウマ

では、メルマガをお楽しみ下さいませメール来たよ


目次

1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報旗 
  ☆ 新着ふくむ4件 ☆

2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話
第17回 バッハあれこれ(5)バッハ

3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて音譜
「透明な音」について(20)

富士山 虹 富士山 虹


1)「響奏の吟遊詩人」のイベント情報

ペンギン2014年1月12日(日)響きを楽しむ会(東京都杉並区)

響奏の吟遊詩人のいう、音を「後ろから」出す・・・
ということを試してみると、思わぬ形で、
自分の考え方の固有のクセに出会うときもあります。
柱サボテン

周りの音をよく聴いて音をだすと、そのクセを
「ぴっ」と突き抜け、音がふわっと通る瞬間があります。
そのようなとき、私たちは、すでに新しい音の感覚と、
新しい自分に出会っているのです。

13時半~16時 (開場13時)
永福和泉地域区民センター 第三和室(2階)
最寄り駅:京王井の頭線「永福町駅」
ご参加費 4,000円


星2014年1月15日(水)響きを楽しむ会(東京都杉並区)

音は、私たちの「心の状態」や、
「意識」をそのまま映し出します。
「意識」の状態をニュートラルにした先に
聴こえる響きは、まるで初めて出会う世界の音みたいです。

13時半~16時 (開場13時)
場所 永福和泉地域区民センター 第三和室(2階)
最寄り駅:京王井の頭線「永福町駅」
ご参加費 4,000円

晴れ2014年1月31日(金)鍋島くみこ 即興ピアノコンサート「霜とお日様」

響奏の吟遊詩人 鍋島くみこによる、 即興ピアノコンサート。
音が生まれる瞬間と、紡がれる瞬間が出会い、
弾ける、「無」と「喜び」に溢れるひとときです。

場所 日比谷スタインウェイサロン 松尾ホール
日比谷線・千代田線 日比谷駅A9出口B2F入口

昼の部 15:30開場 16:00開演
夜の部 19:00開場 19:30開演
(公演時間 約1時間30分)

チケットお代金
前売り 3,500円 当日 4,000円

お申込み
♪カンフェティ
http://www.confetti-web.com/ticket/ticket.aspx?tid=119613

QRコードはこちら


チケット好評発売中!

♪銀行お振込証のご提示(響奏の吟遊詩人/有)ハルモニア)
三井住友銀行 永福町支店 普通 7263898
みずほ銀行 北沢支店 普通 1271282

受付で銀行のお振込証をご提示下さいませ。
ご一緒に、未知の音が生まれる瞬間を楽しみましょう。


川2014年7月11日(金)響奏の吟遊詩人

アカペラコンサート 「添水」 @近江楽堂(新宿)

澄んだお水の、澄んだ味わい。みずがめ座
目の覚めるような、まあたらしい音。
それはまるで、夏の涼をもたらす、添水のように。波

昼の部 14時開場 14時30分開演
夜の部 19時開場 19時30分開演

場所 東京オペラシティ3F 近江楽堂
京王新線 初台駅東口下車 徒歩3分

チケットお代金
前売り 3,000円 当日 3,500円

お申込み
♪カンフェティ 販売開始しました!
http://www.confetti-web.com/ticket/ticket.aspx?tid=120211

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info[a]wing-of-wind.comまで
([a]を@に変えてメールをお送り下さいませ)

皆様のお越しを心よりお待ちしております!

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2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話

  第17回 バッハあれこれ(5)バッハ

バッハの豊かな感性の基礎は、聖ミカエル学校で
音楽の歴史と発展、構造や様式を学び、
最先端であったフランスの音楽に
深く接することなどで確立していきました。

フランス

中でも特に、フランスの作曲家
フランソワ・クープランの、
今まで聴いたことのない
異国的な響きがバッハの心をとらえました。


クープラン家は、16世紀~19世紀にかけて
活躍した音楽家一族でした。
その一族の中で、同姓同名の叔父と区別をする為に
「大クープラン」と呼ばれています。

クープラン
(これは顔の肖像画です。残念ながら、良い演奏の映像がありませんでした)


「まさに円熟の極み―やや短いが繊細きわまりない
あの軽やかな書法(全くショパンの様に)
―これら全てが、この若きドイツ人を
どんなに魅惑したことであろうか!(ラ・ブリュエール)」


バッハはツェレの領主の館から
リューネブルクに帰り、又学び舎の日々へ戻ります。

バッハはオルガンオルガンの構造にも非常に興味を示しました。

彼は何事にもよらず、それが
どのように作られていくのかを
知ることがとても好きでした。

修理の現場で彼は詳細に
その修復を観察して、細かな点に付いて質問をし、
やがては楽器の鑑定に於いて
非常に一目おかれることになります。

金槌

又、リューネブルクに於いて、
聖ヨハネ教会のオルガニストでもあった、
ゲオルク・ベームも知ります。

彼はバッハと同じオールドルフ出身の人でしたので、
バッハ家とも親交がありました。

ベームは、即興演奏に於いてバッハが
心を奪われることになる、ライケンの弟子でもありました。

ベームはしかし、師であるライケンよりも
素晴らしい音楽家であったようです。


彼はそれまでの、幾分堅苦しく縛られていた
バッハの手法を全く変えてしまうのです。
http://www.youtube.com/watch?v=es-DZXoJo-8
(YouTubeなので、音量にご注意くださいませ)


多くの華麗な線、対照的な色合い持つ
幾つかの部分、自由にとけ込んで行くパラフレーズ・・

若いバッハは、オルガン・コラールの
このような形式にすっかりと心奪われ、
これらが示す無限の可能性を
はっきりと感じていたのでした。

ロケット


皆様は、パッヘルベルという作曲家はご存知でしょうか。
ベームというオルガニストは、
パッヘルベルの厳格で飾り気の無い
伝統的な旋律には全く興味を示さなかった、と言います。

以下は、パッヘルベル作曲の、皆様よくご存知の曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=MOBYK_reo-4

・・ちなみに私は素朴なこの曲が結構好きです。ベル



このように、多くの出会いと、
体験の実り多きリューネブルクでの三年間は、
未来のバッハにとって胚珠として彼の深くに沈み、
将来の創造活動の肥沃な大地となったのでした。

芽


彼は現実の生活では殆ど旅行をすることが出来ませんでした。

そして、新しい自分を拡張、
冒険させていきたい、という想いを、
音楽の中で旅する事によって表現していくのでした。

彼は17歳で聖ミカエル学校を卒業しました。

帽子


今回は、バッハのリューネブルクでの
体験、影響を受けた音楽家や出来事や作品に
焦点を当ててみました。



数ある作曲家の中で、バッハの音楽は
心の奥にぐいぐいと真っすぐに入っていく、と
感じる方は、きっと沢山いらっしゃると思います。


地球の人として「音」「音楽」「響き」の
原点を知っている作曲家の一人だと確信しています。

地球


バッハの音楽は、私たちの「意識の原点」への旅路の乗り物ですね。
では、次の回では彼がどの様に青年時代を送って行くのか、
<青年バッハ>に焦点をあてて生きたいと思います。
今回はちょっと難しかったでしたでしょうか。


お読み下さいましてありがとうございました。
では、又次回お目にかかりましょう。(^ _ ^)v♪


3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて

「透明な音」について(20)


佐々木先生の所にレッスンに伺っていて、
随分色々な体験をさせて頂きました。

独特の直感を発揮され、本当のことをズバズバとおっしゃる方でした。
先生の所に伺うと、何か自分が気付かない事を指摘されるのではないか・・
とドキドキしていたのを思い出します。

びっくり!!!!!!


音大生活も進んで、卒業試験となります。
試験に於いて良い成績をおさめたいとは全く思いませんでした。

卒業試験では、全く予想もしないような出来事が立て続けに起きて、
突拍子も無いストーリーが展開しました。


人の意識の本質の意識に焦点が当り、そこが動き始めると、
その人に必要な出会いや結果が、予想もしないプロセスを経て、
予想していたよりも遥かに素晴らしい繋がりや出来事に実を結んで行く・・
そんな出来事でした。

リンゴ

現実の視点から見ると、全てが偶然なのですが、
注意深く見ると、人の繋がりや、タイミングなどの
深い視点の関連性が浮き上がってきます。

卒業試験は、非常にハードな
練習体験でしたが、とても素晴らしい体験でした。
(ちょっと複雑な事情も有りますので、
全てをお伝えする事はできませんが。)

表面の意識としての私は、画策したり、仕組んだりなど全くしません。



今までの私の人生で、大変な結果に
なりそうな出来事が沢山起きましたが、
予想もしないプロセスによって、
大いに救われる・・という体験を何回もしました。


レッスンの時にはいつも
「耳を使いなさい」とおっしゃいます。

音を聴く・響きを聴く・・
「響きは空間としての全体感覚」です。

音をリニア的(線的)に追って行くのではなく、
「全体を響きとして一瞬で掴め」・・ということ。


そして、聴こえてきた時に始めて、
細部の認識が鮮明になる。


耳


決して細部の個別の訓練のみから
全体感覚は育ちませんが、
超立体の全体感覚が開いて風が通ったと同時に、
細部が俯瞰(ふかん)するように
自ずと浮かび上がり、細部と全体が両立するのです。

オパーリングリーン アルビノ


難しい説明になりますが、何とも言いようがありません。
人生で、日常で、音楽をする時・・全ては全く同じ原理です。


佐々木先生の前に座ると、自分の本質に対する、
一切のゆるみや妥協を見抜かれる、
と感じてしまい、非常に緊張していました。

その緊張は、自分に対して
「自分の本質と徹底して対峙し続ける」という覚悟を
いつも決めさせてくれるのです。



毎週、ある意味では非常に怖く!!
ある意味では、常に自分を見せつけられる。

意識が欲を捨て、妄想を捨てる事の意味を、
先生の鋭い言葉の背後に感じ続けていました。

私が心の底から望んでいた、
本当に幸せなレッスンでした。

ひらめき電球


次回は、二台のピアノのコンサートで、山形の米沢へ行ったときのお話を致しましょう。
それでは又、お目にかかりましょう!!



最後までお読みくださり、ありがとうございました。
またお目にかかれる日を、心より楽しみにしています。

ドキドキラブラブ音譜


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響奏の吟遊詩人メールマガジン ♪ vol. 19 ♪音譜

書き手:響奏の吟遊詩人
主宰 鍋島くみこ

2013年 10月17日(木)

皆様、こんにちは。
まだあたたかい日が続くと思うと、ぐっと冷え込む日が
増えてまいりましたね。

先日、玄関を出ると、ふわっとキンモクセイの香りが
広がっていました。黄色い花
「季節のお便り」は日々色々な瞬間に届いているのですね。


今回はメルマガをお送りするのが
大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

夏中引っ越しをしていました。家

又、京都の公演が9月28日(土)にありました。
精一杯の準備をして、京都の皆様に響きを聴いて頂きました。

翌日のワークショップでは、密度の濃い響きを体験して頂くこともできました。ペンギン
沢山の感想アンケートを頂きました。
京都のコンサートのご報告は、こちらのブタさんのブログでご報告致します。

今は、今週末、10月19日(土)のマヴィ
http://www.mavie.co.jp/akasaka/)での
ミニコンサートに向けて、準備を重ねています。カクテルグラス

では、今回もメルマガをお楽しみ下さいませ。


♪♪ 目次虹

1)「響奏の吟遊詩人」イベントのお知らせ旗
表に出ているイベント7件、まだ出ていないイベント1件

2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話

第16回 バッハあれこれ(4)バッハ

3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて
「透明な音」について(19)


♪♪ ここから本文です


1)「響奏の吟遊詩人」イベントのお知らせベル
表に出ているイベント7件、まだ出ていないイベント1件

各イベントのお申込みはhttp://wing-of-wind.comから、ご参照くださいませ。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております!


■ 2013年10月19日(土)
響奏の吟遊詩人「風の歌」ミニコンサート
@Mavie赤坂本店 (東京都港区)

一瞬一瞬の音を徹底的に聴いて、音を出す響奏の吟遊詩人の「透明な音」
 ×
深い愛情と共に育まれる、「Mavie」の無農薬・無化学肥料の、オーガニックワイン

赤坂に一晩だけお目見えする、透明な音の
ミニアカペラコンサートと、まばゆい宝石のような
珠玉のワインが出会う、晩餐。
ぜひ、お越しください。

場所 オーガニックワイン Mavie 赤坂本店
19時開場 19時30分開演
(公演時間 約1時間15分)

チケットお代金
前売り 3,500円 当日 3,800円
(嬉しいオーガニックワイン1杯つき♪)


■ 2013年10月23日(水)響きを楽しむ会(東京都杉並区)

「響きを楽しむ会」の第13回目です。
音は、人の意識の写し鏡です。
音の微細な調整を通じて、意識の調整と、その奥にある
音の素朴であたたかな響きと、それを味わう
新しい私たちに出会います。ヒヨコ

第13回 2013年10月23日(水)
13時半~16時 (開場13時)
場所 高井戸地域区民センター 第二和室

ご参加費 4,000円
美味しいお茶と専門のお菓子つきです。

■ 2013年11月 2日(土)響きを楽しむ会@甲府(山梨県)

響きを楽しむ会@甲府(山梨県)です。
白川学館さんの、祝殿(はふりでん)にて開催です。
お近くの方は、ぜひお越し下さいませ。霧

平成25年11月2日(土) 14時~17時
場所:祝殿 〒400-0822 甲府市里吉4-8ー35
ご参加費 5,000円(白川学館の会員の方は:4000円)


■ 2013年11月16日(土)響きを楽しむ会(東京都杉並区)

「響きを楽しむ会」土曜クラス(夜)です。
(会場の都合で、夜の場合と、昼の場合がございます。)
響きの調整を通じて、音のもつ楽しい世界と、
面白い法則を感じてみませんか?

音と響きを楽しむ私たちは、本当は
意識の滞りが一つなくなった後に感じられる、
初めて出会う秋風のような、
新たに発見した世界を楽しむのかも知れません。宇宙人

土曜 第1回 2013年11月16日(土)
18時半~20時半 (開場18時)
場所 高井戸地域区民センター 第二和室
最寄り駅:京王井の頭線「高井戸駅」改札を右に歩道橋を越えすぐです

ご参加費 4,000円
美味しいお茶と専門のお菓子つきです。


■ 2013年11月20日(水)響きを楽しむ会(東京都杉並区)

「響きを楽しむ会」の第14回目です。

意識を拓くと、それまで聴こえなかった音が
「フ」と聴こえます。
意識を一歩先へ拓くのは、
それまで意識を向けなかった領域に焦点を当て、
徹底して「聴くこと」を、ここでは鍵としています。カギ

第14回 2013年11月20日(水)
13時半~16時 (開場13時)
場所 高井戸地域区民センター 第二和室

ご参加費 4,000円
美味しいお茶と専門のお菓子つきです。


■ 2013年12月 3日(火)響奏の吟遊詩人アカペラコンサート
「クリスマスを前にして」
近江楽堂(新宿区)

響奏の吟遊詩人 クリスマスアカペラコンサートです。
寒い季節ながら思わず心が躍りだす、
楽しくあたたかいクリスマスの曲をご用意してお待ちしております。星

2013年12月3日(火)
昼の部 14時開場 14時30分開演
夜の部 19時開場 19時30分開演

場所 東京オペラシティ3F 近江楽堂
京王新線 初台駅東口下車 徒歩3分

チケットお代金
前売り 3,000円 当日 3,500円
カンフェティでチケット販売開始!


◇まだHPに出していないイベント

2014年1月31日(金)
鍋島くみこ 即興ピアノコンサート
「霧とお日様」晴れ流れ星

新春を迎える最初のイベントは、即興ピアノコンサートです。
どうぞお楽しみに!




2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話
第16回 J.S.バッハあれこれ(4)バッハ

魂からの強い衝動を感じ続けていく私たち「人」の人生は、
本人の表面の意識を越えて、いつのまにか独特の道を進んで行くものです。


本当は私たち全て、その人の意識の深い所からの道が示されているのだと思います。
バッハの様な方の生涯を、今の私たちが振り返ると、ある種の特別の才能を持った偉人、という思いで、はじめから受け取ります。

でも、バッハさんが生きている・・、
その瞬間は、本人に取っては何も自分を証明してくれるものは無いのです。


人は孤独なもの、と思うこともあります。
たった一人で生まれて、死にます。

この世界に生まれて、周囲の人々から、
色々な想いや、愛や、自己防衛など、
色々なものを身につけていくのでしょう。


人は運命に翻弄されながらも、必死で生きていき、
ごく当たり前に人生や日常が展開し続けるのです。

J・S バッハは、ご自分の頭脳と才能と、
感性や信念をどのように駆使して日々を生きていくのでしょうか?クローバー

バッハは15歳になりました。


少年から青年になり、声も変わり始めます。
ボーイソプラノが出なくなると、聖歌隊を去らなくてはなりませんが、
彼は楽器の演奏が大変上手くて、伴奏を受け持つことが出来た為に、
寄宿生として留まることを許されたのでした。

毎月12グロッシェンの給料と、暖房付きの部屋と食事も与えられて、
おまけに結婚式やお葬式の時の特別手当ももらうことが出来たのでした。


リューネブルクの聖ミカエル学校は、バッハにとっては素晴らしい学び舎でした。
学校では常に優れた音楽が演奏されており、
非常に多くの手書き楽譜や印刷楽譜が絶えず集まってきていました。本


バッハは16世紀・中世までの音楽の歴史、音楽の構造や様式を学んで行く事で、
昔の音楽よりも現代(当時の)の音楽の方が優れている、という確信を得ました。
(今から思うと、当然なのですけれどね。)


学校では、校長先生の厳しい指導のもと、
修辞学・論理学・ラテン語・ギリシャ語・神学(ルター派)を学びます。

そして、一番素敵なのは、フランス語を学んだことでした。
当時のドイツ貴族は、好んでフランスに憧れ、フランス語を話そうとしていました。


バッハには非常な貴族趣味があり、常に上品でありたいと思っていました。
彼はやがてフランス文学を感じ取れる程に言葉を理解していきました。
フランスの音楽にも興味を持ったのはもちろんの事です。


作曲家リュリの弟子で、ツェレの宮廷に仕えおり、
ミカエル学校でダンスを教えていたフランス人教師を通じて、
バッハはダンスだけではなく、音楽も知る事ができました。ビックリマーク

彼はバッハの才能を見抜き、更にとても気に入り、
ツェレの宮廷にも連れて行きました。

領主ゲオルク・ウィルヘルムの妻はフランス人で、
彼は他の領主と同じ様に、小ベルサイユを作り上げようとしていました。

そこにはナントの<勅令廃止>の為に、
多くのフランス人が領主の庇護を受けて滞在していました。
バッハはそこで多くのフランスの音楽に接することができたのでした。


若き日のバッハが、目一杯吸収したフランスの響き・空気・エネルギーは、
どのようにバッハを豊かにしていったのでしょうね。
おしゃれで上品なバッハの姿、その彼がダンスを踊る姿・・・
想像してみても楽しいですね。ひらめき電球


バッハの作品には、クラヴィアの為の曲で
「イギリス組曲」「フランス組曲」と言う作品があります。
とても良い演奏のグスタフ・レオンハルトの「フランス組曲」です。

http://www.youtube.com/watch?v=wQqlUU3ZY0Q (チェンバロ)


趣の異なる、二つの組曲に、この頃のバッハが吸収した
響きの空間が結実しているのでしょうね。

いよいよバッハの人生が本格的に始まろうとしています。
では又、次のバッハをお楽しみに。


3) 鍋島久美子 プロフィールを兼ねて 「透明な音」について(vol.19)


「分離唱」・・佐々木先生が提唱されていた方法は、
今では色々な方が知っていらっしゃることと思います。

ネットでも調べる事が出来るでしょうし、
実際に使っていらっしゃる方も多いと思うのです。


古くから色々な文明がありましたが、今のこの文明の中で、
和声音楽(ド・ミ・ソなど、共鳴しやすい音の重なり合い)が
主流になったのは、そう古いことではないのです。


倍音の発生の仕方は各民族で違いますが、発生した倍音が、
人の意識に大きな影響を与えるのはとても確かです。

音の響きは、人の意識を自身の無限の可能性に向けて
方向付けすることもできます。

又、そうではなく、浅い感覚や衝動や
歪んだ信念体系の磁場をより強化する方向に誘導する事も出来ます。


実際に佐々木先生のレッスンを経験して感じるのは、
響きの透明性・響きを発する瞬間の意識を
ニュートラルにし続ける意識の筋力を体得するには、
内的な自分自身のバランスを取り続ける中からでなければ
浮かび上がってこないであろう、ということでした。

「瞬間」・・を切り取って検証出来るニュートラルな
瞬間意識を体得することは、色々な「道」
(剣道・料理・画家・などどんな場面でも)に置いて、
究極のエネルギーを体得することと同じです。


でも「響き」の道に於ける特徴もあります。
正確な音の響きの組み合わせによって、
人は透明な!!空間感覚を遊ぶことが出来ます。


透明な響きの空間を遊ぶことは、至極の喜びです。
声を使って響きを合わせていくこと、
楽器を使って、響きの空間を遊ぶこと。


声を使うのですが、腹から声を出して浪々と歌うのではないのです。
その前に体得しておくことがある、と思うのです。

それは、「徹底して聴く」ことです。
自分の声を出すことによって、
人の音を聴こえなくしてしまっていることに、
私たちは中々気付かないものです。


佐々木先生のレッスンでは、仰ることが矛盾しているときが
よく有りました。

ある時は、
「君は誰の為にピアノを弾いているのか?」
「お母さんの為か? 僕の為か? 違うだろう? 君は自分の為にピアノを弾くんだ。」
「だから、君のバッハを弾け。 君のベートーベンを弾け。」


そうかと思うと、
「徹底して聴いて弾きなさい。
そうすると、ここにいるショパンがピアノを弾く。
自分が弾くんではないよ。」


でも、仰っている内容は同じですね。
自分をニュートラルにしていくことで、
自分を越えた自分の本質が響きを出す。

ショパンを越えた、ショパンの本質と
自分を越えた自分の本質が共鳴作用を起こして、共演するのです。

本当になんて素敵な事なのでしょう!!

でもそこには、厳しい法則があります。

自我を介入させてはいけないのです。

実際に、リアルに、響きは「瞬間の意識の有り様」を
正確に表してしまいます。

でも堅苦しく思うこともありませんね。
有るがままに「存りて有る様に。」 
「個を越えた、存りて有る・・私、という支点」です。

支点としての私は、「要」の作用です。
私の過去・未来に於ける可能性全ての<責任>が、
時空を越えて「私という支点」に集中しています。

「支点」であるからこそ、
全てがその人自身の手の中にあるのです。

なんて素敵で、広大で、恐ろしくて、感謝に溢れている事でしょう。


佐々木先生が、フッとおっしゃった言葉の背後のニュアンスに
法則を発見していくことが、とても幸せなことでした。


カメもみじペンギン天使オバケ


今回のメールマガジンは、これで終了です。
いかがでしたか?

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
またお目にかかれる日を、心より楽しみにしています。


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テーマ:
響奏の吟遊詩人メールマガジン ♪vol.18♪

書き手:響奏の吟遊詩人(http://wing-of-wind.com/
主宰 鍋島くみこ

2013年 8月 16日(金)

皆様、こんにちは、響奏の吟遊詩人 鍋島くみこです。
酷暑が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?風鈴

以前見たテレビで、「夏の間はすいかスイカしか食べない」というご婦人がいらっしゃいました。
「これだ!」と思った私は、暑くて元気がなくなってしまう時は、すいかを買って食べるようになりました。
あまりの暑さに、食欲がでないときでも、シャリ!と音を立てるみずみずしさに、顔がほころびます。
意外なことに、すいかは、水分の少ない場所で取れる果物だそうです。
空気中や、地面の中の水分を凝縮し、食べるものに、新鮮な水分を届けてくれるのです。雨
「涼」を届けてくれる、自然界からの素敵なおくりものですね。クマ

今号もよろしくお願いいたしますクローバー


目次
1)「響奏の吟遊詩人」イベントのお知らせ(7件)

2)音楽家のちょっと面白いこぼれ話 
第15回 バッハあれこれ(3)バッハ

3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて 
「透明な音」について(18)


目次
1)「響奏の吟遊詩人」イベントのお知らせ(7件)
各イベントのお申込みはhttp://wing-of-wind.comから、ご参照くださいませ。

■ 2013年8月21日(水)「響きを楽しむ会」のお知らせ(東京都杉並区)
「響きを楽しむ会」の第11回目です。
音は、人の意識の写し鏡です。音の微細な調整を通じて、意識の調整と、その奥にある音の素朴であたたかな響きと、それを味わう新しい私たちに出会います。

13時半~16時 (開場13時)
場所 浜田山会館 
ご参加費 4,000円
美味しいお茶と専門のお菓子つきですお茶


■ 2013年8月24日(土)響奏の吟遊詩人「風の歌」コンサート(埼玉県)
夏のてっぺんを過ぎ、秋の予感が恋しくなる昼下がり。
「うしろに出す」音が広がる、爽快な風の歌。
忘れていた時間のむこうに広がる、一瞬の永遠。
「吸引の響き」をお聴きにいらして下さい。波

13時30分開場 14時開演
場所 テネモス国際環境研究会
前売り 2,500円 当日 3,000円


■ 2013年9月28日(土)響奏の吟遊詩人「風の歌」アカペラコンサート(京都府伏見区)

古都 京都で奏でる響きは、夏の終わりと豊穣の秋を迎える季節にふさわしい
殊更に透明な響きをお届けできるよう準備をさせて頂きます。よーじや京都国立博物館maiko

13時30分開場 14時開演 (全席自由)
前売り 3,500円 当日4,000円
砂川四郎記念ホール


■2013年9月18日(水)「響きを楽しむ会」のお知らせ(東京都杉並区)
「響きを楽しむ会」の第12回目です。音符音符音符音符
13時30分~16時 (開場13時)
場所 浜田山会館 
ご参加費 4,000円
美味しいお茶と専門のお菓子つきです。


■2013年10月19日(土)風の歌 ミニコンサート@Mavie赤坂本店

一瞬一瞬の音を徹底的に聴いて、音を出す響奏の吟遊詩人の「透明な音」
 ×
深い愛情と共に育まれる、「Mavie」の無農薬・無化学肥料の、オーガニックワイン赤ワイン


赤坂に一晩だけお目見えする、透明な音のミニアカペラコンサートと、まばゆい宝石のような珠玉のワインが出会う、晩餐。
ぜひ、お越しください。

場所 Mavie赤坂本店
19時開場 19時30分開演
(公演時間 約1時間15分)
前売り 3,500円 当日 3,800円


■2013年11月2日(土)響きを楽しむ会 @甲府
詳細決まり次第、告知させて頂きます!


■2013年12月3日(火)響奏の吟遊詩人 クリスマスアカペラコンサート @近江楽堂(東京都新宿区)
詳細決まり次第、告知させて頂きます!

各イベントのお申込みはhttp://wing-of-wind.comから、ご参照くださいませ。


3)音楽家のちょっと面白いこぼれ話

第16回 J・S・バッハあれこれ(3)バッハ

晴れ 星 コスモス お月様 虹

J・S・バッハの音楽は、他の作曲家の音楽と非常に異なるポイントがあると感じます。
それは彼の「求心力」又は、「吸引力」です。

多くの作曲家の中で、その「求心力・吸引力」がこれほどある作曲家はバッハだけだと思うのです。どのようにして、その特徴が芽生えていったかは、とても興味のあるところです。彼に降り掛かった、現実的な出来事から推し量ることも出来ますが、やはり魂の成り立ちを考慮に入れてみるのも一つの見方かと思います。


宗教・思想・政治に関する事柄に、私たちは一切関わることは致しませんし、今流行りの、いわゆるチャネリング情報という物も、安易に信用することは一切ありません。しかし、どのように考えても、人生の表面的に起きて来た事柄からの影響のみが、その人の人生の舵取りをしているのでは無いのでは、という思いはあります。

幼いバッハは、お父さんが亡くなった後、一番上の兄のヨハン・クリストフの元で、オールドルフという土地で暮らすことになりました。クリストフは、オールドルフの名士として活躍していましたが、収入はとても少なく、2人の弟を引き取っての生活は楽ではありませんでした。かお

貧しさのため、各人が収入を増やすことが必要でしたので、幼いヨハン・セバスチャンも精一杯働きました。食事付き45フローリン(フローリンは通貨の単位)の報酬、という合唱隊に入って、同時に学校にも通いました。一生懸命に働いて報酬を受け取るという相互関係を子供時代のバッハは徹底的に学んだのでした。コイン

現実に生きて行くのに、経済は欠く事の出来ない要素です。幼い時期の経済的な困難と、幼い時に孤児になった経験から「生きる為には生計を確保しなければならない、そして、生計を確保する為には生きようと望まなければならない。」と彼の人生に於いて、はっきりとした意志が育まれていきました。彼の才能が開花して行く過程で、この非常に現実的な体験が、大事な要素になります。黄色い花


これらの体験と、「死」を受け入れる神学的な体験から、彼は現実の虚しさをもただ受け入れようとする「唯物的な考え方」や、「自己放棄」、それと同様に「超越的なものへの逃避」に傾くことは全くありませんでした。人間としての道を通過して初めて、神へと至る道があるのだと。

何れにしても、彼の中にあるそれら双方の均衡を取っていく強い意識の力も、バッハの音楽に「強い求心力」を実現する大きな要素の一つになっているのではないか・・・と思います。この求心力・吸引力こそ、エネルギーとしての意識を目覚めさせ、稼動させる、大切な要素であると思うのです。流れ星


さて、やがて兄のクリストフにも子供が次々と生まれます。収入の増えない家計に、自分の弟達を養っていくのは次第に難しくなってきます。それを察したバッハ少年は、兄の元を離れていくことを決めました。家

ある日、オールドルフに滞在していた音楽家から、北ドイツのリューネブルグという地で、貧しい家の子供に対する救済として、教会の聖歌隊が隊員を集めている話を聞きました。そしてその音楽家は、バッハの聖歌隊への非常に好意的な推薦状を書いてくれました。本


学費が免除され、寄宿舎と幾らかの報酬が保証されることを知って、バッハは旅立ちを決めました。2つの町を越えて、200マイルもの旅するのですが、お金のなかったバッハは歩いていくしかありませんでした。1700年3月、バッハはリューネブルグへと旅立ちます。そして何と!!、彼が旅立った直後に、疫病がオールドルフの地を襲ったのでした。菌

「音楽の父」と呼ばれたバッハに、これからどの様な人生が進んでいくのでしょうか。どうぞお楽しみになさってください。


3)鍋島久美子 プロフィール を兼ねて 「透明な音」について(vol.18)

ハーモニーのレッスンで響きを調整する時、一瞬(!)響きが透明になります。ピアノのレッスンをしている時、弾いている方の響きが透明になる瞬間、音が輝きます。自分が弾くピアノの音が全く許せなくて、日々追求し続けた日々が懐かしい気がします。

でも、その緊張と恐怖感は今も、将来もきっと続くことでしょう。それが無くなってしまっては、他の方にお聴かせする価値はないと思うのです。私の人生は「響き」によって導かれているような感じがします。


小さい時の記憶の一つですが、その頃には勿論テレビはありません。当時、毎週日曜日の朝にNHKのラジオでクラシック音楽の番組をやっていました。1時間の番組でしたが、その間ラジオにピタッと耳を付けて、身動きもせずに聴いていたのを覚えています。音の響きが、それこそ何をするよりも大好きでした。

今までの人生に感じていたことや、起こったことを辿ってみますと、綾なす錦の織物のように、意識が学んで成長していく、という大きなプロセスがあるのにイヤでも気付かされます。偶然のように、日常に起きる出来事や、それによって気付く内容や深さや方向性が「意識というエネルギーの舵取り」をして、その方向に膨らむ未来を定めています。矢羽

音の響きに焦点を当てて、意識の奥深くに辿っていきます。表現された響きは、発する人の心の一番奥深くを共鳴・共振していきます。そして、その響きはその人の意識の全容を常に正確に映し込んで表現してしまいます。

感覚は決してごまかすことが出来ません。響きを発する人の表面意識が、本質のエネルギーとずれていれば、その人の表現はそのズレに相応していますから、「響きの全体」を映し出してないのです。


でも本質とのズレは、その本人が一番分からないし、感じられていないのです。人は、聴こえていない、又は感じていないものに焦点を絞ることもできないし、聴こえていない、感じていない、ということ自体にも全く気がつかないのです。もっとも、聴覚に限らず、全ての感覚に対して同じ様に言えることですけれどね。


響きを発する人の意識が、その人の本質と一致していれば、その瞬間その人の感覚は、その人の存在そのものの響きを発します。とてもシンプルな、物理的な法則です。とても身近な、面白い実験があるのですが、それは次回にお伝えしましょう。キラキラ


自分のズレを知ろうとして一生懸命に努力しても、決して手にすることが出来ないかもしれません。(自覚できないのですから)しかし、その一生懸命の努力や足掻き(あがき)の末に一瞬の光が降りてくるかもしれません。

佐々木先生もいつも「音楽はね、潜在意識なんだよ。ナベさん」とおっしゃっていました。「潜在意識」と言われても余りに意味が多岐に及びすぎています。レッスンに伺い始めたころ、「聴く」ということが皆目検討が付かず、余りにトンチンカンな私に、先生は「聴こえる、と思えば聴こえる。聴こえない、と思うから聴こえてこないんだ!!」とよくおっしゃいました。むかっ


禅問答ですよね。私は(そんな無茶な!!)と思いましたが、おっしゃっている意味は良く分かります。先生がおっしゃっていた言葉を、別な言葉で言えば、「意識の転換」ですね。人が自分の本質のエネルギーを生きる、という方向を、今の社会の概念を超えて獲得していく。これからの時代は、このとてつもなく大きな「ジョイントの切り替え」が、表面意識の水面下で静かに起きてくることでしょう。

佐々木先生のレッスンは、これからの遠い遠い未来の、素晴らしい時代を作って行く、「人間の意識」の有り様を示す、音の羅針盤でした。そして、「意識の転換」は私たちに課せられた、大きな命題です。コンパス

又、先生のお話を交えて、お伝えして行きたいと思います。
ではまた、次号をお楽しみに。


響奏の吟遊詩人 キラキラ
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