メールマガジン Vol.2
2012-02-02 23:42:51引き続き、今年のはじめに配信させて頂いたメルマガを
掲載させて頂きます。
お楽しみ頂ければ、幸いに存じます。



配信をご希望の方は、お名前をご明記の上
sun@wing-of-wind.comまでメールをお送り下さいませ

2012年 1月 6日(金)
皆様
2012年を迎えました。
昨年は大変な年でしたが、今年が皆様にとってより良い年になりますように!
初春、気持ちも新たに、楽しく実りある、透明でたのしい音を奏で、
皆様と一緒にたのしんでいければ幸いです。
本年もよろしくお願いします。
配信ご不要の方は、お手数をおかけしますが、
件名または本文に「配信不要」の旨をご記入の上、ご返信下さいませ。
次回より配信を停止させて頂きます。
♪ 目次 ♪
1)音楽家のちょっと面白いこぼれ話
第1回 カフェと作曲家 ~シューベルト~(1)
2)「響奏の吟遊詩人」イベントのお知らせ
3)鍋島くみこ プロフィール を兼ねて 「透明な音」について(2)
どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
♪ 本文 ♪
◆音楽家のちょっと面白いこぼれ話
第1回 カフェと作曲家 ~シューベルト~
皆さんはカフェはお好きですか?
わたしたちは、カフェで、雑談をしたり、
鞄に忍ばせておいたPCや書類で作業をしたりしますが、
それは、昨今に始まったことではなく、
中世の作曲家もまた、カフェで作曲をしていました。
1797年、ウィーンで生まれたシューベルトもその一人でした。
シューベルトが生涯で作曲した曲数は、約700曲。
彼に与えられた才能を語るのは難くなく、
「野ばら」「ます」をはじめとする、数々のリート(歌曲)を
主に作曲していましたが、
かの有名な「魔王」も、わずか18歳の時に、1時間あまりで、
ピアノも使わずに完成させたといいます。
彼は子どもの頃、ウィーン少年合唱団
(当時の呼び名は宮廷児童歌手)で活躍する傍ら、
作曲の仕方をほぼ独学で学び、
毎日音楽と触れ合えることを楽しんでいました。
とにかく内気な性格で、作曲さえ出来れば満足であった彼は、
「作曲をお金にする」「音楽で稼ぐ」ということに
関心を向けられない質で、
収入がほとんどない生活を送っていました。
友人と、一着のズボンを共有していた話は有名です。
彼が外出する日は友人を家で待たせ、
友人が外出する日は、彼が家で待つ。
またシューベルトの靴下はつねに穴だらけでしたが、
「穴が空いていない靴下はない」と思っていたそうです。
知人の家を転々としていた彼にとっては、
ピアノを使わずに作曲していたというよりは、
貧乏が、彼からピアノを使った作曲を
遠ざけたと言えるかも知れません。
シューベルトは、食事の為に訪れるカフェで、
彼の中から溢れてくる曲を、急ぎ献立表やレシートの裏に五線を引いて、
書きまくっていたそうです。
(普段から、あらかじめ何かが印刷されている紙を嫌っていました)
仲間との親交も大切にしていたシューベルトは、
作曲以外の用事でも、カフェに入り浸っては、
仲間の絵描きや、作曲家などと芸術論に花を咲かせ、
完成した作品を披露したり、
話の最中に曲が思い浮かんでは、周りの喧噪など気にも留めず、
その場で作曲に没頭していたそうです。
彼は、どんな環境でも作曲することができたと言われますが、
正確には、溢れ出てくる音楽を楽譜に書くのを止められなかったのではないか
と私は感じます。
ところで、私たち、響奏の吟遊詩人「風の歌」アカペラ・ハーモニーの初めてのコンサートは、
本当に幸せな事に、ウィーンでした。
現地のペンションでの練習の合間に、メンバーの方と一緒に街を散策し、
シューベルトの博物館にも行きました。
ウィーンの街には、ベートーヴェンなど、作曲家の住んでいた家がそのまま
記念館のような形で残っています。
そこでは、当時の家、使っていた道具など見る事が出来ました。
なんとシューベルトはギターで作曲をしていたそうです。
貧しくて、ピアノを持つ事の出来なかった彼は、殆どの作曲をギターで行った
ということでした。
そのため、作曲した作品を実際の演奏で確認するためには
わざわざピアノを持っている友人の家を訪ねなければならなかったそうです。
シューベルト記念館では、まさに
彼が愛用していたギターと、作曲の仕上げに使った
友人の家のピアノを目の当たりにしました。
心一杯に音楽が溢れ続けた彼の人生や日常生活に想いを馳せました。
カフェは、独身だったシューベルトにとっては、日々の憩いの場所だったのでしょうね。
又、この続きは次回にお話したいと思います。
どうぞお楽しみに!!
◆響奏の吟遊詩人 イベントのお知らせ
(1)2012年 2月10日(金)
鍋島くみこ 即興ピアノコンサート @日比谷スタインウェイサロン 松尾ホール
☆★☆ 2012年1月4日(水)0時~カンフェティでチケット発売開始しました。 ☆★☆
半年ぶりの即興ピアノコンサート。
楽譜も、前もっての楽曲の準備もない、即興ピアノコンサート。
その瞬間その瞬間に生まれ、紡がれる響きを
ぜひお楽しみください。
数名のお客様から「一音」ずつリクエストを頂き、
その音を基調に奏でる演奏もございます。
いったいどんな曲が生まれるでしょうか?
ぜひお楽しみに。
昼の部 15時 開場/15時30分 開演
夜の部 19時 開場/19時30分 開演
(公演時間それぞれ約1時間半ずつ)
チケット前売3,000円 当日3,500円
チケットは、カンフェティ(webまたはお電話)か、銀行振込みかをお選び頂けます。
♪カンフェティ
webより
http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=ky00ou73&S=120210
お電話
0120-240-540/平日10:00-18:00
★カンフェティでは、チケットを購入しますと1枚毎に、
途上国の子どもたちに「BCGワクチン1人分」を寄付する
ワクチン募金をはじめました。★
http://confetti-web.com/wakuchin.asp
♪銀行お振込証のご提示
三井住友銀行 永福町支店 普通 7263898
コンサート会場の受付で銀行のお振込証をご提示下さいませ。
(2)2012年 3月7日(水)
響奏の吟遊詩人「風の歌」青桐幼稚園コンサート @大東文化大学付属 青桐幼稚園
とあるご縁から、毎年3月に行われる、恒例の青桐幼稚園園児の為のコンサートです。
残念ながら、一般の方には非公開ですが、当日の様子などを改めてご報告させて頂きます。
大東文化大学付属 青桐幼稚園HP http://www.kidslink.jp/aogiri-itabashi/
(3)2012年 6月15日(金)
響奏の吟遊詩人「風の歌」初夏のコンサート
@初台 東京オペラシティ
来年の夏、これまでとひと味違った「風の歌」アカペラコンサートをいたします。
チケットは、来年の2月10日、即興ピアノコンサートで、先行発売を開始します。
チケットは4月に発売開始予定です。
ご期待頂ければ幸甚です。
◇鍋島くみこ プロフィール を兼ねて 「透明な音」について(2)
レッスンが始まり、
先生から最初に「君はどんな先生についてきたんだ?」と質問をされたので、
ある二人の先生のお名前を申し上げました。
すると先生は「なるほど。」とおっしゃいました。
「君はよっぽど運が悪い。二人とも僕が破門した弟子だ。」とも。
また「君は自分で耳がいいと思うかい?」と質問をされたので、
「わかりません」とお答えしました。
じゃあ・・・と先生は私に、「和音聴音」(※)をされました。
私はどの音も正解を答えました。
(※和音聴音/わおんちょうおん・・・3つの音を同時に弾き、その音の名前を答えること)
つぎに、先生があちこちの音を「単音」で
アトランダムに弾いた音の名前を答えました。
全て正解でした。
すると次に、二台のピアノで、先生が両手で弾く楽曲の和音と
同じ音を出すよう指示されました。
それも全て正しく弾くことが出来ました。
先生は「耳の良い生徒が入ってきた」と喜んでおられました。
(そういうことが出来るのが良い生徒なのか、そういうものなのかな?)と思いました。
そして「次のレッスンからはバイエルの67番をやりなさい」とおっしゃいました。
さっそく次のレッスンでバイエルの67番を弾いた所、
“ケチョンケチョン”に言われました。
「君は音を聴いていない。音を聴きなさい」
自分では聴いているつもりなのに、何の音か全て判別も出来るのに、
聴いて弾いているつもりなのに、それ以上何を聴くのかが分かりませんでした。
週に1回、1時間くらいのレッスンで、
バイエルを弾いては、「耳を使う」ことのお話をして頂きました。
ピアノを弾き、また話をして頂く。
バイエルの67番は、およそ1ヶ月くらい弾いたでしょうか。
ある日「まぁいいんじゃないか。次に行こう。」と67番が終わりました。
私がレッスンを受けている時、たまに他の方のレッスンを聴くチャンスがありました。
ある方の音は、とてもあたたかい音で、まるでお母さんが子どもにお話をするように、
音ひとつひとつに意味があるように感じられました。
しかし一方で、自分の出した音は、「シーザーズハンド」という映画の主人公のように、
音を切り刻んでいるような、冷たい音しか出てきませんでした。
(なぜだろう。なぜ自分にはああいうあたたかい音が出ないんだろう?)
「君は我が強い。音を聴いていない。」と言われることについて、
(先生から見たらきっとそうなんだろうな。でも、どこをどうしたらいいのだろう?)という疑問が、
ずっとぬぐえませんでした。
毎週のレッスンでは、いつも耳をダンボのようにして
ヒントになることを先生のお話の中から汲み取ろうとしていました。
やがてレッスンを受けているうちに、
*音の判別がつくということと、音を聴くということは、別次元の話らしい
*自分が今まで体験してきた事とは全く違う世界を示されようとされている
と感じるようになりました。
レッスンに伺う度に、何かしら新しい感覚に気付き、心の奥の奥の、ずーーっと奥の方に、
ほんのささやかな煌めきの幸せの一しずくが、かすかに感じられて行ったのでした。
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♪ おわりに ♪
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最後までおつきあい下さり、本当にありがとうございました。
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http://ameblo.jp/info-from-kyoso/











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と生まれる。



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