知的ブログの最高峰と思っている内田樹先生のブログは、
実に刺激的である。勿論、知的にである。
「ああ、なるほど」「なんだ。そうだったのか。」と感嘆の声を思わず上げることも多い。
内田樹先生が、最近のブログで次にように述べられていた。
親の仕事の目的は、子どもが「親を必要としなくなる」ことである。
自分の存在理由を消去するために全力を尽くす。
そのような仕事だけが真に人間的な仕事である。
医者の理想は「病人がいないので、医者がもう必要でない世界」の実現である。
警察官の理想は「犯罪者がいないので、警察官がもう必要でない世界」の実現である。
それと同じように親の理想は「子どもが自立してくれたので、親の存在理由がなくなった状態」の達成である。
そういうものである。
大山虎竜も、常々、教師の理想は、子どもが自分(教師)を必要にならない状態にまで成長させることだと思っていた。
時々
「先生のことを、忘れないでね。」というバカ教師がいる。
中には、小学校時代や前学年の思い出を引きずらせ、現実逃避させる教師もいる。
卒業した子どもに学級通信を送付し
「ああ、あのころは楽しかったな」と思わせる教師がいた。
同じバカで大山虎竜は違う。
大山虎竜は、自分のことをどんどん忘れるほど充実した生活を送ってもらいたいと思っている。
今は、本当に残念(子どものとっては幸せかも)なことだが、学級を担任していない。
卒業生を担任した時、最後のメッセージとして次のように語った。
本当に、楽しい1年でした。
毎日学校にくるのが楽しみでしかたなかったです。
みんなに教えられることばかりで、担任として十分なことをしてあげられなくて
ゴメンネ。
先生は、みんなとの思い出を一生の財産にしながら、
もっともっといい先生になるためにがんばります。
みんなは、楽しかった小学校生活を忘れてしまうくらい楽しい中学校生活を
送ってもらいたいです。
今日から、先生のことを忘れて下さい。
きっと、先生より何倍も素敵な先生に出会えることでしょう。
それを願っています。
でも、どうしてもしんどい時や辛い時は、遠慮無く相談に来て下さい。
それは、中学校に行っても、大人になっても、
先生は、君たちの先生であることには変わりがないからです。
最後は、涙と鼻水が混じり、グジュグジュで聞き取れなかったかもしれない。
だからであろうか、卒業生から相談を受けたことは、まだ無い。
いや、違う。
きっと充実した人生を送っているのだろう。










