今年の同志社大学の卒業式で、大谷総長が仰っていた言葉です。
私は、今日の我が国の社会や個人の考え方の基本、あるいは価値観は、個人主義に帰着すると考えています。個人主義は、最近では「個人の尊重」とか「個人の尊厳」と呼ばれていますが、その意味は何かと申しますと、要するに、国や社会で最も尊重すべきものは、「一人ひとりの個人」であり、国や社会は、何にも勝って、個人の自由な考え方や生き方を大切に扱い、尊重しなければならないという原則であります。個人主義は、利己主義に反対しますし、全体主義とも反対します。
その後、首相を名指しして憲法改正に反対されていらっしゃいました。
半年も経たないうちに現実になりました。
来年の卒業式で何を仰るか楽しみです。