FUJITA'S BAR
2016-08-30

DVD 「彼女と彼女の猫」

テーマ:DVD ・ アニメ

基本、劇場で見た作品をメインに執筆しているブログなんですが、

 

「君の名は。」の記事のついでに、これも紹介しておきましょう。

 

 

2000年に新海監督が製作したショートフィルム(モノクロ作品)を、

 

今年の春に若手がリメイクしてTVかなんかで放映されたアニメーション。

 

 

これも、なかなかいいんです~

 

もともと、「ほしのこえ」のDVDに特典映像として収録されていたのを見たのが

 

最初なんですが、今回の新作に出会えて、またもう一回見ました。

 

 

「ルドルフとイッパイアッテナ」を見た効果もあって、

 

自分の職場に野良猫がいっぱいいることもあって、

 

何だか、ジーンときます。

 

 

俺は、ペットを飼ったことがないので、よくわからないのですが、

 

飼い主とペットって、独特のコミュニケーションがあると思うんですよね。

 

 

猫が語り部というと、「吾輩は猫である」が有名ですが、

 

本作もまた、ロマンがあってなかなかよろしい。

 

 

 

「君の名は。」で新海監督のファンになった方は、

 

ぜひこれもチェックしてみて下さい。

 

(たしか、オリジナルだと、新海監督ご自身が声優もやっていたように記憶しています)

 

 

 

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2014-06-24

メモリアル傑作選 「雪の女王」

テーマ:DVD ・ アニメ
「アナと雪の女王」が大ヒット中だそうで、喜ばしいことです。

映画産業が儲かれば、俺が見るショボい映画も作ってもらえる余地が出るから(笑)


せっかくなので、この時期に、ソ連(ロシア)版のアニメ映画にも触れておきましょう。


原作は、デンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセン。

ソ連の「雪の女王」が公開されたのは、1957年。

監督は、レフ・アタマーノフ。



日本では、1960年にNHKでTV放送されました。

宮崎駿監督が、この映画を見て感銘を受けた話は有名ですね。

三鷹の森ジブリ美術館の配給で、2007年にリバイバル公開したことで、
「ジブリがいっぱいコレクション」シリーズで、DVDが出ています。

俺は、このDVDでようやく鑑賞することができました。



「アナと雪の女王」では、姉妹が登場して、お姉さんが雪の女王で、
妹ががんばって、お姉さんを助けようとするお話でした。

この映画では、カップルが登場して、彼氏に呪いがかかってしまい、
彼女が一生懸命にがんばって、恋人を救おうとするお話なんですね。


この彼氏が、かなりチャラいのが笑えます。

余計な一言が、雪の女王の逆鱗に触れるんですね~


うひゃあ、本人がいないところで、悪口を言うものではありませんな。



彼氏は、全く活躍せず、ただひたすら、ダラダラしているだけ。

その間、彼女がすっとがんばるんですね。


その彼女の、行動力がものすごいんです(笑)


年代を考えると、女性がここまでカッコよく活躍する物語も珍しいかと…

彼女は決して、マッチョなキャラではありません。

ただ、真っ直ぐなんですね。


その辺の輪郭が、宮崎キャラの原型なのかもしれないなあって思うんです。


この映画を見ていると、過去のジブリ作品のヒロインに共通するような
イメージやキーワードが、色々と出てくるんです。

鳥と話ができるところなんか、「未来少年コナン」のラナちゃんですよね☆


ひたむきにがんばることで、周囲の人々が協力してくれたりするのも、
ジブリのヒロインに共通するポイントだと思うんです。


そういう意味では、ジブリファンなら必見の名作と言えますね。


絵柄的には、好みもあるでしょうが、ところどころに、
宮崎キャラとの共通点を見出して、妙にニンマリする場面があると思います。



これを知ってから、再度「アナと雪の女王」を見ると、楽しさも倍増かと。

男性諸君は、おねーちゃんと会話が弾むこと間違いないでしょう。


ロシアのアニメーションは、歴史が深い。

ユーリ・ノルシュテインの作品を、高畑勲が解説した本は有名ですよね。


アニメーションは、作り手の繊細な感覚が、にじみ出る文化である。


ロシアが生み出した「雪の女王」は、世界のアニメーション映画史上、
突出した才能が爆発した、エネルギッシュな傑作なんです。


宮崎駿が表現しようと思うヒロインの、原点にあるもの。

ディズニーが、ジブリ作品に影響を受けて、新たに開拓しようとしているもの。


「いいものを作りたい」と思っている、クリエイターたちの底力。


そういうものを、この映画から感じ取っていただきたいのです。



若い世代の人たちは、この映画を「面白い」と感じなくてもいい。

ただ、宮崎監督の心に、少しでも近づきたいと思うなら、
勉強するつもりで、しっかりと見て欲しい。



「行動力」の「原点」には、必ず「感動」というものがあるのだから。




「アナと雪の女王」が作られた背景を考えると、色んなことが想像できます。

それもまた、新たなロマンを生むのです。


いいものは、語りつがれていくもの。

いい物語は、時代によって進化していくもの。



古い作品は、時代遅れかもしれないけど、

そこに込められた、「不変のテーマ」がある。



古いものでも、新しいものでも、いいものはいい。


若者たちよ、感性が豊かな年代の時に、いいものを吸収すべし。

それが、一生の宝物になるから。



頭が固くなる前に、

心が凍り付いてしまう前に、


…Let it Go!





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2014-02-14

メモリアル傑作選 「陽だまりの詩」(映画「ZOO」より)

テーマ:DVD ・ アニメ
13分しかない、短い短編アニメです。


少女が目覚めると、そこはベッドの上でした。

近くには、白衣の男性が椅子に座って、自分を見つめていました。

全裸の自分に、服を差し出し、「ついて来なさい」と言いました…


彼女は、「作られた存在」でした。

彼は、何者なのか。

自分は、何のために作られたのか…


この作品のテーマは、「死」を受け入れるということだと思います。

時間がたくさんある人と、時間が少ない人とでは、生き方が違う。

そもそも、時間の概念とは何だろう。

人はみな不公平のようであるが、そもそも「平等」って何だろう。

あらゆる存在に等しく訪れる「死」が、何かを語っている。


俺は、この作品がとても好きです。

理由は、うまく言えません。

だけど、これを見ると、何だかホッとするんですよね。

この世界を思い出すと、何だか安心するんです。


たぶん、見る人の多くは、「寂しい話だね」と思うかもしれない。

でも俺は、この作品が、大好きです。


年を取ったら、もう一度見たい。

死を間近にした時に、また見たい。

そう思える力が、この作品にはあります。


その時の俺は、どんな男になっているだろう…?

それが、楽しみでもあります。


かわいらしくて、純粋で、切ない物語です。

バレンタインのロマンチックな夜に、オススメです。



ハッピー・バレンタイン。

楽しいひとときを。
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2013-08-11

メモリアル傑作選「フランダースの犬」(ネタバレあり)

テーマ:DVD ・ アニメ
ルーベンスといえば、「フランダースの犬」です。

今夜は、最終巻である13巻目を、晩酌をしながら見ています。

これ、何度見てもいいんですよね~


これほど、悪役がはっきりしている作品も珍しいのですが、
それぞれに、人間らしい弱さがあって、泣けてしまうのです(涙)


俺的には、この作品の主人公は、犬だと思っています。
何て言ったって、タイトルですから(笑)

パトラッシュは、死に掛けたところを、おじいさんに助けてもらいました。
その日から、忠実な僕として、主人に仕えていきます。

荷車を引き、アントワープの街まで、ミルクを売りに行きます。

しかし、おじいさんは、亡くなってしまいました。
健気なネロ少年とともに、荷車を運ぶパトラッシュ。

しかし、ネロは、風車小屋に放火した疑いをかけられ、村人から拒絶されます。
ミルクを運ぶ仕事がなくなり、生活が逼迫してしまうネロ…


そんな時に、絵のコンクールが開催されました。

優勝すれば、200フランという大金がもらえます。
それが実現すれば、借金も返せて、絵の勉強もできる…

ネロは、必死に絵を描きました。
その絵は、おじいさんとパトラッシュを描いた、渾身の作品でした。

しかし、ネロの作品は、落選してしまいます…


失意のネロには、友達や恋人の言葉も届きません。

仕事を世話してくれるおじさんもいたのに、ネロは…


パトラッシュだけは、ネロの気持ちがわかりました。

おじいさんに対しての想いが、ネロに重なりました。

自分は、ネロのもとにいたい。

パトラッシュは、本能で動いていました。



ネロには、アロアという恋人がいました。

村一番の大金持ちの、コゼツ旦那のひとり娘。

父親は、ネロが嫌いでした。

自分は、子供の頃から必死に働いて、一代で財を築いた。
だから、絵なんてわけのわからないものに夢中になっているネロが疎ましかった。

今で言えば、「自称ミュージシャンの男」みたいなもんでしょうか。


ネロが落選して喜んでいるのは、コゼツ旦那だけではありません。

彼の使用人、ハンスも同じでした。

彼は、金で雇われている男。旦那の命令は絶対です。
旦那の機嫌を損なうことは、全て悪だと考えています。

アロアお嬢様がネロと親しくしているのを見て、旦那以上に面白くありません。

そんな時に、風車小屋が火事になったのです。


その夜は、ネロは誘いを断って、コンクールに出す絵を描いていました。

しかし、それを証明する人はいなくて、ハンスの噂は、あっという間に広がる…

村人は、ネロを犯人と決めつけ、集団でいじめをしてしまう。

その結果、ネロは失業してしまったのです。


ネロの周りには、優しい人たちがいました。

仕事を世話してくれる人もいました。

しかし、ネロの気持ちを正確に理解してくれる人は、皆無だったのです。

それは、仕方のないことなんです…


クリスマスの夜に、ネロはついに家賃が払えなくなって、追い出されます。

お腹を空かせたネロとパトラッシュは、さまよい歩きます。


そんな時に、大変なことが起こりました。

コゼツ旦那が、大金を落としてしまうのです。

それは、2000フランという、超大金。

大慌てで探す旦那とハンスでしたが、雪が深くてなかなか見つかりません。


そのお金を見つけたのは、パトラッシュでした。


ネロは、お金に執着がありません。
自身の不幸を呪ってはいなかったことが、ここでわかります。

お金の袋にコゼツ旦那の名前を見つけて、ネロはお金を届けます。

喜ぶアロアとお母さんに、ネロは、弱ったパトラッシュを託します。

再び、外に出るネロ…

暖炉の前で、死んだように横たわるパトラッシュ。


やがて、旦那とハンスが、疲れた顔で帰って来ます。

「ああ、わしはもう、おしまいだ…」
破産を覚悟する旦那の前に、お金の袋が置かれます。

「これは…わしの金だ。いったいどうして?」

アロアとお母さんは、ネロが届けてくれたことを伝えます。

「パパの嫌いな…ネロが届けてくれたのよ!ネロは悪いことなんてしていないわ!」


旦那は、自分の非礼を詫びました。
そして、ネロを探し出して謝りたい、と言いました。

時を同じくして、風車小屋の火事の原因が判明します。
油もささず、掃除もしないために、摩擦熱がごみに燃え移った…とのこと。

ハンスは激しく凶弾されました。彼は、怯えて平謝りでした。
旦那はハンスを責める一方で、自分こそが一番悪いのだと反省しました。

アロアは、もうネロに意地悪しないでね、と父親に約束させます。



その時、パトラッシュが目覚めます。

起きた瞬間、ネロがいないことに気づきます。

目の前の温かいスープに目もくれず、パトラッシュは外に飛び出しました。


何てこったい…

ネロもパトラッシュも、ほんの一口、食事をすればよかったのに…

小学生だった俺には、理解できませんでした。

でも、今は、少しだけわかるような気がします。


必死で探す人々とは裏腹に、死のカウントダウンが始まります。

感覚がなくなり、靴が脱げても気がつかないネロ。

ネロの手袋を見つけて、必死に追いかけるパトラッシュ。


「自分は、ご主人に先立たれてしまった哀れな犬です。
 だから、せめて、ネロのそばにいさせて下さい」
(これは、俺が想像した、パトラッシュの心です)


パトラッシュが匂いを追いかけて行くと、教会にネロが倒れていました。

ネロは、運よくルーベンスの絵を見ることができたのです。

嬉しそうにパトラッシュをなでるネロ。

クウン…と鳴くパトラッシュ。


ネロは、幸せでした。

パトラッシュも、幸せでした。


これは、悲しい物語じゃないんです。

俺的には、ハッピーエンドなのです。

誰が何と言おうと、美しいエンディングなのです。


ルーベンスの魂を、最も受け継いだ少年の、慈愛に満ちた物語。

俺は、この作品が、大好きです。


優しさを伝えることを、ためらうな。

人を愛することを、ためらうな。

伝えたいことを、ためらうな。

気づいた時には、もう遅いのだから。



俺の涙の原点は、この作品です。

命短し、恋せよ少年。

命短し、尽くせよわんこ。

寿命の違う者同士が添い遂げられるのは、奇跡である。


愛する者に、気持ちを伝えることを、ためらうな。

俺は、今でもそう思います。



ルーベンスの描くキリストは、ご本人もさることながら、
その周囲の人たちの表情が素晴らしい。

それは、彼が、いかに愛されていた人であるかがわかるようである。


いなくなってから、嘆くことは、誰でもできる。

だから、その人が生きているうちに、愛を伝えて欲しいと思うんです。


そうしたら、世の中はもっと、風通しがよくなるから。


俺は、フランダースの豚を探して、人生を旅しています(笑)

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2013-06-01

メモリアル傑作選 「紅の豚」

テーマ:DVD ・ アニメ
男には、男のロマンがあり、豚には、豚のロマンがあるのだ。


スタジオジブリ作品の中で、俺が一番好きなのは、この映画です。
ちなみに、ジブリができたのは「ラピュタ」からなので、
「ナウシカ」と「カリ城」は、ジブリ作品ではありません。

シネコンがまだできる前に、東宝の昔の映画館で見た最後の映画でした。


この映画の素晴らしいところは、彼が豚として登場し、そのまま豚で終わるところ。
彼は、自分が豚であることを誇りに思い、豚の目で、人間の心を見抜きます。

「飛ばねえ豚は、ただの豚だ。」

最愛の女、ジーナに、こんなことが言えるのは、彼女に甘えているんだと思います。
自分は、パイロットとしての腕があるから、みんなに認められている。
それがなくなったら、自分はただの豚に過ぎない…と自覚しているのです。


「魔女の宅急便」では、キキが街の人に挨拶をする場面が印象的です。

「あたし、魔女のキキです!」
街の人は一瞬びっくりしますが、すぐに、「そう、よろしくね」と笑顔を返します。

ここが、素晴らしいんです。


両作品には、差別とか、警戒心というものがありません。
異様な姿をしていようが、魔力があろうが、自然にありのまま受け入れてくれるんです。

それを、さり気なく描くところが、宮崎監督のすごいところ。
これは、先入観のない「少年少女」の視点なのかもしれませんね。


「紅の豚」のポルコ・ロッソは、男の友情と誇りを大切にします。

嫌な奴でも対等に話し、女であるフィオにも、メカニックとしての腕を評価します。

そして、おかしい時は、ガハハ~!と豪快に笑う。

何て、気持ちのいい豚でしょう。


この映画、俺のフェイバリットムービーなので、
昨夜、家族で豚カツを食べながら、このDVDを見て、豚まつりをやりました。


ポルコは、いつまで飛んでいられるか、わかりません。

途中から始まって、途中で終わる映画というのは、見る者に余韻を残します。

だからまだ、彼の飛行機が、飛び続けているような気がするんですね。


俺は、この映画を見てから、自分の容姿に悩まなくなりました。

今の俺は太っているけど、それは、オヤジとしてのカッコよさでもあるのだ。


お腹をさすりながら、美味いビールを飲み干しました。


豚には、豚のロマンがあっていい。

来週から、よろしく頼むぜ、仲間たち。





【作品データ】

監督・原作・脚本:宮崎駿 作画監督:賀川愛 河口俊夫
音楽:久石譲 主題歌:加藤登紀子
声の出演:森山周一郎 加藤登紀子 大塚明夫
     桂三枝 上条恒彦 岡村明美 関弘子

 (1992年スタジオジブリ 上映時間:93分)


☆フランス語版では、ジャン・レノがポルコの声をやっています。

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2013-02-18

映画熱メモリアル傑作選 その3 「坂道のアポロン」

テーマ:DVD ・ アニメ
第3弾は、アニメーションでいきましょう。


ただし、映画ではありません。
フジテレビで放映されていた、TVシリーズ全12話(DVDで全4巻)。

ジャズにハマる若者を描いた、少女マンガが原作です。
小玉ユキの原作は、小学校漫画賞を受賞。監督は、渡辺信一郎。
音楽を担当したのは、今が絶頂の菅野よう子。


雑誌「JAZZ JAPAN」の記事を読んで、
この作品が「2012ジャズジャパンアワード特別賞」に輝いたと知り、
TSUTAYAで全4巻を一気にレンタルして、1日で見終わりました。

今、サントラを聴きながら、この記事を書いています~


舞台は、1966年の高校。
そこに、東京から転校生がやって来ます。

彼は、心を病んでいて、人間関係のストレスで吐き気をもよおします。
しかし、屋上に行くと、気持ちが楽になるのでした。

そこで出会った「生まれて初めての友達」は、ドラマーだったのです。
主人公の彼は、ピアノが弾けることもあって、彼らは親友になりました。

会話が噛み合わない2人が、楽器で気持ちを通わせる場面が秀逸です。


メガネをかけたピアニストで俺がすぐに想像するのが、ビル・エバンス。
そうしたら、「ポートレイト・イン・ジャズ」のレコードが出てびっくり(笑)

すげえ、ビル・エバンス聴いててよかった~!


昔あったサントリービールのペンギンのCMアニメで、
松田聖子が歌う「スイートメモリーズ」のバックで演奏していたバンドの、
ピアノ奏者のペンギンも、確かメガネをかけていたと記憶しています。

それくらい、ピアニストとメガネ男子って、俺の中ではイメージが合うんです。


今どきは、ジャズにハマる高校生がいるかどうかわかりませんが、
彼らの視線を通して、ジャズ入門のような物語が展開していきます。

当然ながら、恋物語も出てきます。
その恋が、何とも言えない、いい感じなんですね~

思春期の恋もあれば、大人の恋もある。

その「気持ちの揺れ」を、ジャズが見事に表現していくんですね。


OPを歌うのは、YUKI。EDを歌うのは、秦基博。
挿入歌は、手島葵が担当する、豪華競演。


俺が気に入ったのは、ジュン兄とユリちゃんの、切ない恋…
こんな駆け引き、俺には絶対できない…(涙)

最高でした。まさに、人生がスイングしています~


これは、年齢に関係なく楽しめる、大人の青春物語だと思います。

恋を経験した人も、未体験の人も、彼らと一緒に、笑って泣いて下さい。

切なくて、胸が熱くなって、カッコよくて、粋な作品です。


友情と愛情は、同じようであって、異質なもの。

全く違うものが溶け合うことによって、新しく生まれるサウンドがある。



五感を研ぎ澄ませて、心の音に、耳を澄ませてみて下さい。


名曲「モーニン」のイントロが、しばらく耳にこびり付きそう(笑)



音楽が好きな人には、超オススメです。







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2010-05-08

最近見たアニメ

テーマ:DVD ・ アニメ

「マイマイ新子」が面白かったので、久々にアニメの記事も書いてみましょう。ずうっと書いてなかったので、忘れたのもいっぱいありますが、記憶に残っている作品をいくつか紹介します。


「けいおん!」


これは、はっきり言ってかわいい。文句なしにかわいい。反則じゃないかって思うくらいにかわいい作品です。


女子高の軽音楽部の話なんですが、何というか、とってもユルユルな感じが素敵。暗くて理不尽で非道なことがまかり通るような、今の世の中において、これはまさに救いとなるような癒しのアニメです。


制作は、京都アニメーション。どうやら、超有名なところらしいですね。クオリティが格段にいい。女の子の細かいしぐさが、たまらんかった。43歳の俺が見ても、すごく魅力的。これはいい。素直に肯定したい。日本人って、こういう技術は世界一だと思いますね。


疲れてヘトヘトになっても、死にたくなっても、これを見ると、何だか元気がわいてきそう。いいじゃん、力が湧いてくるなら何でもいいんです。このご時世において、いいタイミングでこの作品に出会ったのかもしれない。


どんな女の子も、男の目から見たら、みんなかわいい部分があるのだ。女性のみなさんは、これを見て、自分のかわいい部分をどんどん磨きましょう! (新潟では、火曜日の深夜に第2シーズンが放映中)




「化物語」


ばけものがたり、と読みます。これはなかなか手強い。毎回、曲者の女の子が続々と登場します。「マイマイ新子」の記事で紹介したまよいちゃんも、この作品に出てきます。とにかく、奴らは全員、口が達者である。まともに組み合ったら、俺も言いくるめるのが難しい。だからこそ余計に、主人公のアララギ君のすごさがわかるというもの。


世の中には、大人でも子供でも、すごい人がいる。すごい分だけ変人かもしれないけど、そこがいいのだ。彼らの多くは、きっと孤独である。友達や仲間はいても、その真の価値をわかってくれる人はほんの一握りだから。


すごい人の心には、魔物が棲んでいるのかもしれない。いいじゃん、魔物のひとつやふたつ。その魔物も含めて、その人を愛してあげればいい。もともと、彼女の一部なのかもしれないから。


彼女に振り回されている男性諸君は、このアニメを見て、心を磨くべし。手強い彼女であればあるほど、いいものもたくさん持っているぞ。必要なら、己自身も魔物と同化せよ! …あ、そっちの方がコワかったりして。


 (特典のコメンタリーも結構笑えますので、合わせてお楽しみ下さい)


「狼と香辛料」


これもまた、手強い彼女の物語。彼氏は、頭のいい商人。彼女は、神様。うわあ、すごい組み合わせですこと。これはもしかすると最強か?


だけど、商人といえども男。神様といえども女。そこがいいんですなあ。息づまる駆け引きが、スリリングな展開が、プライドと愛を懸けた戦いが、見る者の脳と心を刺激する。これは結構、大人のドラマですね。


経済の勉強になるアニメ、だそうです。交渉を有利にするためのノウハウなんかも、これでかなり学べるかも。営業の仕事をしている人にオススメしたい作品ですね。 …いいなあ、俺も神様の友達が欲しい。




「怪物王女」


嵐の大野君のTVドラマ「怪物くん」が放映開始する日に合わせて、前座としてレンタルしてきたDVDでしたが、娘に大ウケでした。早く続きが見たいとせがむので、現在3巻目まで見ました。娘は、もうTVドラマの方はどうでもいいそうです(笑)。


内容は、怪物くんがそのまんま女になったようなお話。年齢設定は、高校生くらいかな。手下にはちゃんとドラキュラとフランケンとオオカミ女がいます。でね、ドラキュラの声が能登麻美子なんですねえ。おおお、これはエロくてよろしい。ねえちゃん、何なら俺の血をやろうか?


メイドさんは、YAWARAの皆口裕子だし、なかなか大人の作品です。ムスメよ、次も見たいか?しょうがねえなあ、また借りてくるか(笑)。




「とある科学の超電磁砲」


コンバトラーVではありません。超電磁砲は、レールガンと読みます。超能力学園に通う女の子たちが、サイキックパワーで悪人と戦う物語…でいいのかな。(よくわからんのでテキトーです) その名も、学園都市の治安維持機関“ジャッジメント”。戦う女子高生を甘くみたらアカンで…えっ、中学生?


けいおん!では、ユルユルキャラでしたが、こっちはアクティブキャラ。積極性・自己主張・闘争心・欲望実現願望…ううむ、濃ゆいなあ。そんなワケで、にぎやかで楽しい作品です。


戦う以上は、ピンチもある。ハードな場面もある。血も出るし、ケガ人も出る。命を懸けて戦う女の子の真剣なまなざしは、この上なくカッコいいのだ。以外と、骨太の物語かも。


怒れ!戦え!愛する者を守れ! …よくもやったわねえ、絶対許さないわ、食らえ、サイコガン!




「夏目友人帳」


なつめゆうじんちょう、と読みます。かなり時間が経ってしまいましたが、実はこれもハマっていました。ちなみに俺のケータイのストラップは、ニャンコ先生とマイケル・ジャクソンです。


これは、限りなく優しい作品です。ワケあって孤独な少年時代を過ごした主人公には、不思議な力があった。他の人には見えない何かが、彼には見える…。


「蟲師」と似てますが、あっちは生業として営んでいるだけあった、大人キャラ。しかしこっちは、封じ込められた魔物たちを、自ら解放してあげたいという、慈しみの心。


夏目君は、優しい。自分がヒドい目に遭えば遭うほど、人の心はゆがんでしまうもの。しかし、彼は違っていた。本物の孤独を知っている者は、人の気持ちがわかる。だから、攻撃しない。だから、すぐにやられてしまう。


そんな彼を見ていると、周りの者が助けたくなる。魔物も味方になる。だけど、彼の優しさは変わらない。自分の命を失っても、失いたくないものが彼にはあるのだ。


優しさは、彼にとっての最大の武器である。優しさと強さは、対義語ではない。強さの反対は、弱さ。優しさの反対は、厳しさなのだ。優しい男であればあるほど、自分に厳しくできる。そういう男こそが、本当は一番強いのかもしれない。


ニャンコ先生の声を演じるのは、ベテランの井上和彦。ユルキャラと骨太キャラのギャップが楽しくて笑えます。やっぱり、こういうオヤジはカッコいいと思います。憧れるなあ。


この作品に出会ってから、俺は日本酒をよく飲むようになりました。このDVDを見ながら一杯やると、ニャンコ先生と飲んでいるような、いい気分になります。


日本のアニメーションは素晴らしい。時代は変わっても、外国に普及しても、日本人にしか創り出すことができない世界がある。日本の美しい心は、現代の若者の心にも息づいているんだってことを強く感じました。


若者たちよ、自分の感じ方を大切に。人の言うことばっかり聞いていると、つまんない人生になるぞ。100回バカにされたら、101回自分のスタイルを貫くべし。それが、自分自身のスタンダードになるのだ!…なあんてことをつぶやきながら、オヤジは酔っ払っていくのであった。あっはっは。


第1シーズンのエンディングテーマ「夏夕空」は名曲です。歌うのは、中孝介。ここ一年くらい、この歌をカラオケでいっぱい歌いました。日本酒で酔っ払って歌うと、これがまたいいんですよ~。 えっ、酔っ払いオヤジはあっちへ行けって?にゃあんだとぉ~!





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2009-03-29

最近見たアニメ

テーマ:DVD ・ アニメ

ここ1年間くらいの間にレンタルDVDで見たアニメーション作品の中で、心に残ったいくつかをピックアップして紹介します。



「GUNSLINGER GIRL」


“ガンスリンガー・ガール” と読みます。通称 “ガンスリ” だそうで。美少女が銃火器を構えているパッケージが目に付いて、レンタルしたのがきっかけ。お前がこんな重たいもの持てるのかよ、って。


内容を見てびっくり。彼女は何と “義体” だそうな。いわゆる、サイボーグ。「攻殻機動隊」 の専門用語かと思ったこの言葉は、すっかり標準語になったんですね。


ある国の特殊機関において、戦闘能力の高い人間兵器を開発。それは、事情があってこの世から抹殺された少女たちの体が素材であった。洗脳により記憶は消去され、戦うための特殊訓練を施されていた。少女といういでたちは、敵を油断させるために効果的なんだそうな。


小柄で感情的なヘンリエッタ、明るくてサッパリしているリコ、お姉さんタイプのトリエラ、ストイックなメガネっ子クラエス、そして繊細でおとなしいアンジェリカ。この5人が中心人物となり、それぞれにパートナーというか、“管理者” の男が付いている。青年だったり、おっさんだったり。基本的に2人1組で行動し、ガンスリ少女は、パートナーの男を守って行動する。そう、女の子がボディガードなのだ。すげえ!


彼女たちが戦う相手は、テロリストが中心。銃弾を受けても、腕や脚が折れても、体のパーツを交換すれば元通り。脳を損傷しない限りは、いくらでも再生可能なのだ。しかし、酷使された脳の寿命が来ると、彼女はこの世の役目を終えることになる…。


この物語は、決して明るくない。むしろ、ダークな影がつきまとう。彼女たちがサイボーグになったいきさつも、それぞれ悲しい過去。その記憶は消されているが、かけらはどこかに残っている。眠っている時だけ涙を流す彼女たちの切なさが、心にしみる。これは、なかなかのストーリーである。


第1シーズンはマッドハウスが製作し、第2シーズンは、アートランド製作。それぞれに魅力的な絵柄ですが、好みが分かれるところでしょう。どちらもそれなりによろしいが、個人的には、「蟲師」 のアートランドを推したいかな。原作の絵柄に近いのもこっちだしね。


ちなみに俺は、原作10巻全部買いました。ソングコレクションCDも買いました。 …今、一番ハマッています。




「神霊狩」


プロダクションIG製作の妖怪モノかと思ってレンタル。まず、主題歌がエロくて素敵。歌うのは、小島麻由美。彼女は何者なんでしょう?CDを探すと、シングルはないらしい。ええい、アルバムごと買ってしまえ。スバラシくエロい声のシンガー・ソングライターを見つけてしまいました。いいじゃん、コジマ姉さん。エンディングを歌うYuccaも、ほどよくキモチワルイ。作品の不思議な世界を見事に表現していると思います。


内容は、幼い頃に姉を殺されてしまった少年の物語。幽体離脱、微妙な妖怪や魔物が随所に登場。女子小学生の霊能者なんかも登場して、なかなか盛り上げてくれます。派手さはありませんが、なかなか面白い。“タマヌケ” という言葉は爆笑でした。


これを見ていると、人間も妖怪みたいなもんかなって思います。俺的には、神主のオヤジがオイシイポジションかと思います。ワンカップがやたらと登場するので、俺もワンカップ飲みながら鑑賞しました。うー、酔っ払うと、あの連中が浮かんできそう。


後半では、声優に速水奨が登場。タマヌケした姿であの声だと余計に笑えます。病弱な霊能者の女は、おどろおどろしくて妖艶。顔は微妙だけどナイスバディな女博士よりも、女装した主人公の方がキレイだった。


スゴいんだかショボいんだかよくわからないけど、何だか楽しそうな世界。俺、この村の住民になれるかも。宗教団体とは距離をおきたいけど、神主さんの飲み友達になりたい。飲む相手がいなさそうだから。


『…酒は男を磨く水、心の汚れを落とす水。』 は、「酔拳」 の師匠のセリフ。日本酒は、酔い方が幻想的でよろしい。さあ、ホロ酔い気分で待ってます。 …妖怪たちよ、いらっしゃい!




「ケモノヅメ」


はっきり言って、よくわからんアニメですが、ムチャクチャ過ぎて爆笑でした。大人向きなので、少しエロもあります。クセのある絵柄なので、好みが分かれるところでしょう。俺、こういうユルくてマニアックな作品は割と好きな方。どこにでも出てくるような美少女モノよりは、ずっと面白い。


人間を食らう魔物と、それを退治するのを生業としている剣術道場があった。ところが、そこのリーダーが惚れた女は、何と魔物であった。苦悩したあげく、彼は女と駆け落ちしてしまう。逃げながらドタバタ、変身してドタバタ。ショボくてバカバカしい展開に苦笑しながらも、結局最後まで見てしまいました。


歌も変てこりんだし、内容もアホです。でも、好きなんだなあ、こういうの。最高の技術を持っている日本で、こんなふざけた作品を堂々を作ってしまうところが、またスゴいじゃありませんか。そして、それを楽しむことができるファンの懐の広さ。やっぱりいいですねえ、アニメって。何でもアリって感じで。




「ゴルゴ13」


ゴルゴの声は、何と舘ひろし。ニヒルな声だけど、ゴルゴの骨格と合っていないような気がします。もうちょっと太い声がよかったなあ。これじゃあ、ただの女ったらしみたい。まあ、セリフが少ないのが幸いしてますが。


内容は、1話完結なので、ちょっと慌ただしい。何だか 「刑事くん」 を思い出しますなあ。ゴルゴは、もっとじっくり見たいなあって思います。だけど、やっぱり面白い。


エロさは、思ったほどにはありません。だから、中学生が見ても全然大丈夫かと。ちなみに、俺の娘は見て爆笑してました。『…どうして後ろに立っちゃいけないの?』 と聞くもんだから、『…きっと、膝カックンされるのがイヤなんだよ。』 と答えておきました。


現在、3巻目まで見ました。面白いので、また借りようと思います。…早く1週間レンタルになってくれ!




「マクロスフロンティア」


「ワルキューレ」 を見た勢いで、最新のバルキリーが見たくなってレンタルしてきました。これ、なかなか面白いです。ゴルゴ同様、こちらで放映していなかったので、DVDレンタルで現在3巻まで見ています。いつもフルレンタルされているから、すごい人気みたい。(放映はすでに終了してるみたいですが)


今どきのスタイルだからついていけないだろうな、って思っていたんですが、見た途端に不安は氷解。『…デカルチャー。』 とか 『…文化してる?』 なんて言葉、まだ使っているんですね。何だかうれしいなあ。


メカアクションはCGだけど、バルキリーならOKでしょう。ボトムズはヒドかったけど。ファイター、ガウォーク、バトロイドの3段変形が懐かしいなあ。デトロイト・モンスターの登場もウレシイ。そして極めつけは、トランスフォーメーション!わざわざ人型に変形する必要なんてなさそうなもんですが、やっぱりやってくれるんですね、さすが!


歌姫は、なかなか高飛車でよろしい。たぶん、もうすぐ2人になるんでしょう。いいじゃん、文化のメロディを奏でる歌姫によって、バルキリーが大空を飛び、戦いの女神ワルキューレを呼び寄せるのだ!


主人公は、歌舞伎役者の息子という設定。キレイな長い髪をお持ちです。彼は、おねーちゃんたちに人気が出るでしょう。カワイイ美少年やら、メガネ男子やら、何だか楽しそう。


デカいゼントラーディ人もいっぱい出るし、歌姫と迷子になるお約束場面もあって、オールドファンは結構楽しめます。マグロという言葉が出ただけで、俺は爆笑しちゃいました。ミス・マクロスの場面では、ちゃんと水着を直す場面もあります。本作では胸元ですが、旧作はフトモモ。やっぱりフトモモがいいよなあ。


マクロスシリーズで面白いと感じたのは、「マクロスプラス」 以来。中盤からは、今どきの若者にウケる要素をたくさん入れたらいいでしょう。タイトル通り、新しいジャンルを開拓していってくれ!




「コブラ・ザ・サイコガン」


原作者の寺沢武一が自ら監督したOVAだけあって、クオリティは高いと思います。おねーちゃんの無意味な露出度も高く、ヒップラインのクオリティも極めて高し。


1巻に1話しか収録されていないのもどうかと。「ガンダム0080」 を思い出しますなあ。そのうち、まとめたやつが安く売られたりして。


コブラのサイコガンは、セックスアピール抜群。銃弾が曲がって自由自在に飛んでいくのがいいんですねえ。男は、誰でも自分のサイコガンを持っている。そして、曲がり具合がみんな違うのだ。男たちよ、自分のサイコガンを磨け。手入れを怠るな!


声の出演は、野沢那智。やっぱり彼の声が一番いい。「スター・ウォーズ」 でC3POの吹き替えをやったこともあったけど、やっぱり野沢コブラがいいなあ。劇場版で演じた松崎しげるはおっさんくさくてイヤだった。ちなみにその松崎のおっちゃんは、本作でエンディングテーマを歌っています。


現在、3巻まで見ました。続きを早く見たいなあ。 …早く1週間レンタルになれ!




「ぼくらの」


ぼくらの…何でしょうか?その意味は、最後までよくわかりませんでしたが、さしずめ “ぼくらの戦い” とか “ぼくらの運命” とか “ぼくらのジ・アース” とかでしょうか。見た者の印象でイメージして下さい。


夏休みに臨海学校で海に来ていた中学生15人が、不思議なゲームに参加することになりました。それは、巨大ロボットに乗って敵と戦う、というもの。順番はランダムになっていて、各自の私物であるイスがルーレットのようにクルクル回って、誰かを示す。


ようし、と意気込んだ元気のいい男の子が、がんばって敵を倒しました。喜んだのもつかの間、彼はすぐに死んでしまう。…これって、戦う度に人が死んでいくゲーム?


これはもう、すでに単なるゲームではない。まんまとダマされて強制的に戦わされる少年少女たち。中盤からは軍隊も絡んで大騒ぎに発展していく。果たして、彼らの運命は?


内容はヘビーですが、メカがショボくてどうも好かん。だから、人間ドラマとして見た方が面白い。特に、能登麻美子が演じた女の子はなかなかよろしい。やっぱり彼女の声はセクシーだなあ。最近の声優では、彼女の声がピカイチです。(地獄少女、「MONSTER」 ボナパルト嬢、「よみがえる空」 の彼女、「ガンスリ」 のエルザなど)


この作品は、妻と娘がハマッてしまって、付き合いで一緒に見てました。俺がハマッたのは能登麻美子の女の子と、もっさりした男の話のみ。でも、何だかんだで全部見てしまいました。


主題歌 「アイ・インストール」 はなかなかよろしい。石川智晶(いしかわちあき)の不思議な歌声にのって、思春期のフラストレーションが爆発する!意味もなく暴走してしまう世代こそ、この作品を見て考えよ。自分は何者なのか、何をすべきなのか。 …世の中、卑怯な奴は多いぞ、気をつけろ!




「空の境界」


原作は、同人誌の小説らしい。現在T-JOY新潟で公開中ですが、レンタルでも何本か見られます。


主人公は、超能力のある女。ダークサイドの魔物が絡んだ難事件に、面倒くさそうに挑む。どうもこのねえちゃんのキャラがイマイチなので、ずっと斜めに見ていました。しかし、何巻目だったか忘れたけど、確か 「痛覚残留」 という話で、またしても能登麻美子が登場!おお、見ていてよかったなあ。待ってました!


彼女が演じると、役柄がエロくなって奥行きが増していく。スバラシイ声の持ち主であります。主役はどうでもいいから、あんたが主役やってくれ!主人公、負けろ!…というワケにはいかんか。


内容はともかく、絵柄がとても美しく、丁寧な作品。これは、思春期の感性で見たらビンビン感じることでしょう。オヤジにはちょっと目が痛くなるけど、キレイだからいいじゃん。


レギュラー陣では、タバコを吸う女ボスが好みかな。「スカイ・クロラ」 のクサナギさんと絡ませたいですね。2人でスパスパ煙立てて、ののしり合いのケンカして欲しいなあ。


まだ途中なのでわかりませんが、せっかくだから見続けてみようと思います。




「夏目友人帳」


ニャンコ先生がかわいい。以上。





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2008-05-06

「しおんの王」 が面白い

テーマ:DVD ・ アニメ

魅力あふれる女流棋士の物語。 自分の心と真剣に向き合えば、そこが “居場所” になる。


原作は、月刊 「アフタヌーン」 連載の同名マンガ。原作者のかとうまさるは、何と林葉直子のペンネームだそうな。昨日紹介したエロ映画 「温泉棋士 香子」 の主人公って、林葉香子という名前だったような…。てっきりそっちのモデルかと思っていましたが、こんな仕事してたんですねえ。漫画を担当しているのは、安藤慈朗。エンディングテーマは、あの青山テルマが歌っています。


フジテレビ系の深夜枠で放映していたらしいのですが、新潟ではやってなかったんじゃないかな。現在、DVDが3巻まで出ています。この連休中に借りて一気に見ました。そして、返す刀で原作本を7巻まで全部買って来て、昨日1日で全部読んじゃいました。…うわはは、どうよ、このパワー!


“しおん” は主人公の名前で、安岡紫音。13歳で女流育成会リーグに参加中の、女流棋士の卵。幼い時に両親を惨殺され、そのショックで口がきけなくなってしまう。安岡八段の養子になった紫音は、将棋の世界で自分の居場所を見つける。同時にそれは、封印された記憶を復元していく、苦難の道でもあった。


両親を殺した犯人は、未だに捕まっていない。少ない手がかりをもとに懸命に捜査は続く中、紫音に黒い不気味な影がしのびよる…。美少女の運命は?彼女の心に平安が訪れるのはいつの日なのか?


サブキャラもいい。お嬢様キャラの沙織ちゃんが俺のお気に入りです。嫉妬メラメラの表情がエロくてよろしい。もう1人のライバル、メガネ女子の歩(あゆみ)ちゃんが妻のお気に入り。実は、彼女には人に言えないヒミツがあるんです。それは…わかりますね、腐女子のみなさん。


大物としては、沙織ちゃんの兄弟子である羽仁(はに)名人という美形男が登場。声は何と郷田ほづみ!また、歩ちゃんの師匠である神園九段の声は中尾隆聖!おお、これは 「ボトムズ」 じゃん!お互いが育てたパーフェクトソルジャーが、盤上で対決する!これはコーフンものです。


ことわっておきますが、これはエロではありません。「温泉棋士」 の記事を書いた後だからこそ、余計に強調しておかなきゃ。あ、でも紫音ちゃんが温泉に浸かるシーンもあった。おお、温泉棋士だ!…って違うっつーの!紫音ちゃんは、温泉入っても入らなくても強いんだよ!まあ、どうしてもエロに行きたい人は、同人本でも探して下さい。え、持ってる?ああそうかい、勝手にしろ。え、今書いてる?あのう、ネタ考えてあげましょうか。


妄想はさておき、これはマトモな作品ですので、どうかカン違いなさらぬよう。健全なアニメですから、小学生が見ても大丈夫ですよ、ホント。…参ったなあ、こんなに面白いんだったら、「温泉棋士」 の記事なんか書くんじゃなかった。でもまあ、これも何かの縁ということで。


さて、口のきけない紫音ちゃんは、小さいノートをいつも持ち歩いています。会話は、筆記で行います。その文字がかわいい。言葉って、耳で聞くのと文章で読むのとでは印象が違うから。ストレートな言葉をためらいなく使われ、名人が頬を赤らめる場面なんかも。やっぱりこれ、とてもいい作品だと思いますよ。


将棋の世界では、男性と女性の差があまりにも大きい。だから、女流棋士を扱うというと、どうしても興味本位になってしまう。女性警察官とか、女性自衛隊員とおんなじですね。しかし、この作品は違います。将棋そのものの魅力はもちろん、女性のきめ細かい感性が物語に彩りを与え、美しい成長のドラマに昇華しています。


最近見た映画で、「呉清源 極みの棋譜」 という映画がありました。俺は残念ながら囲碁がわからないので、本当の意味で作品を楽しめなかったように思います。だけど、将棋なら少しはわかる。高校生の時は将棋部にいたこともあったから、駒組みや戦法の違いくらいは理解できます。それもあってか、このアニメが面白くてしょうがない。


俺が小学生の頃に、「5五の龍」 という将棋マンガがありました。作者のつのだじろう先生は、当時アマチュアの3段だったと思う。ゲーム程度の認識しかなかった桑畑少年は、このマンガにハマりました。難しい変化を一生懸命覚えようとして、毎日マンガを片手に駒を並べたものです。


でも、全然強くなれなかった。いくらマンガの手順を覚えても、相手がその通りに指してくれないんですね。そのうち飽きてやめちゃったような気がします。最近は、ネットで大局するとか、色んな手段があるらしいから、昔では考えられなかったような将棋少年少女がいっぱい誕生しているんだろうな。


将棋の魅力は、一言では語れない。囲碁と一緒にされることが多いけど、感覚が違うような気がする。囲碁には囲碁の、将棋には将棋の素晴らしい世界がある。


「呉清源」 の記事で、『…碁盤は宇宙である。』 という表現を使いましたが、将棋盤はどう表現したらいいんだろう?俺ごときでは、うまく語れそうもありません。そりゃそうだ、プロ棋士が一生懸けてもわかるかどうかの世界なんだから、俺みたいな男がサラッと言えるわけがない。“極める” ということは、自分との戦いだから。


戦う者は、美しい。何のために戦うかは、人それぞれ。だけど、誰もが大切なものを自分の中にしっかり持って戦っている。だから、簡単にあきらめない。プライド、意地、誇り。一言では言えない “何か” のために戦う。そしてまた、戦いの中で見えてくる “何か” を求めて、人は戦い続けるのだ。


俺が、将棋をいくら勉強しても、全然強くなれなかった理由が、今ならよくわかります。それは、この作品に触れることによってより理解できました。ハヤシバ先生、ご教授ありがとうございます。機会があったら、また駒にふれてみたいなって思いました。パソコンじゃなくて、駒を持つ指先の感覚を思い出したい。


このアニメ、製作はスタジオディーン。老舗ですね。「蟲師」 はたしかアートランドだった。長くやっているところには、他にない技術がある。アニメという仕事も、相手は人間。人の心を動かす表現方法は、人の心からしか出てこないもの。原作に忠実でありながら、アニメならではのブッ飛んだ演出やセリフも楽しい。プロの仕事は、やっぱりスゴイ。オタクこそは、プロの観客の最高峰。いいものを見抜く目をしっかりと持ちましょう。


アニメに関しては、映画ほど現役ではないので今どきの事情はよくわかりません。でも、この作品はイケてると思います。マンガだと、ちゃんと棋譜も解説しているので、興味のある人は原作もオススメします。紫音ちゃんたちと一緒に、盤上で冒険しよう!




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2007-05-02

よみがえる空 (DVD) を見終えて

テーマ:DVD ・ アニメ

やっと見終わりました。最寄りのTSUTAYAから姿を消したもんで、遠くの店でレンタルして、続きを一気に見ました。


この作品、やっぱり質が高いです。「攻殻機動隊」 を製作したプロダクションIGもそうだし、「蟲師」 を製作したアートランドにも言えることなんですが、“動かないのがいい” 場合もある、ということを最近学びました。


アニメなんだから、動いて当たり前なんですが、最小限しか動かさずに表現する、言わば “見切り” のようなプロの技があるんです。これは、宮崎監督の 「ルパン三世カリオストロの城」 のOPとか、出崎監督の 「あしたのジョー2」 などに見られる手法。


本作でも、微妙な心の動きを、最小限の動きで表現する場面が際立ちました。ただただ感心した次第です。


そして、それ以上に、物語の質がいい。シンプルな物語でありながら、力強い。華奢なようでいて骨太。見ていて、とても力が湧いてくる傑作です。


この作品で学んだのは、“役割の重要性”。自分のやるべきことをきちんとやる。それに最善を尽くす。あたりまえのことなんだけど、なかなかできないもんなんです。


この作品では、“失敗” する場面が多く出てきます。世の中、そうそううまくいかないことだってある。ましてそれが、人命にかかわることだったら?そこに責任の重圧が加わり、よりいっそう真剣にならざるをえなくなる。


真面目にがんばることは、とても素晴らしいことだし、俺はそういう人たちが大好きです。だけど、力を抜かなきゃいけない時もある。そういう、がんばり疲れた人たちに、この物語をオススメしたいと思います。


年をとったら、もう一度見てみたい作品です。とくに最終巻は、定年を迎えたオヤジ戦士たちに捧げたい。気が向いたら、レンタル屋で探してみて下さい。



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