FUJITA'S BAR
2017-02-04

映画 「傷物語 Ⅲ 冷血篇」

テーマ:アニメ・特撮
何かを終わらせることによって、新しい何かが始まるのだ。
 
 
今年最初の映画は、娘と一緒に見ている、シリーズ3部作最終章。
 
なるほど、この後に「化物語」につながるわけだから、
 
「SW」のエピソード1~3みたいな位置づけですな。
 
 
相変わらず、駆け引きが面白い。
 
10代の頃って、ずっとこんなこと考えていたっけなあ、と思い出すような、
 
何だか、懐かしい気分になります。
 
 
こんなに深い会話ができる相手がいたら、きっと、生きるのが楽しい。
 
こんなに理解しようとしてくれる相手がいたら、きっと、生きがいを感じる。
 
こんなに気さくに話してくれる大人がいたら、きっと、考える力が育つ。
 
こんなに強い相手と戦えたら、生命力がアップしていく。
 
 
アララギ君が、羨ましいですねえ。
 
 
 
若い世代は、リアルタイムで自分の感性を共鳴させていると思うけど、
 
俺の世代は、やっぱり「デビルマン」を重ねてしまいます。
 
キスショットが翼を広げて飛行するシーンは、おお~っときましたね☆
 
 
 
生まれた理由はわからなくても、
 
生きるためには、目的とか、目標とか、意味が必要になる。
 
何の意味もなく生きるのは、やっぱり虚しいし、
 
何の役にも立たない自分を感じ続けるのは、生きる意欲を失ってしまう。
 
 
存在意義というのは、とても大切なのだ。
 
 
誰かに、必要とされる。
 
誰かの、役に立つ。
 
誰かが、自分の存在を肯定してくれる。
 
誰かが、自分のために戦ってくれる。
 
 
そして自分もまた、誰かのために、血を流して戦う。
 
誰かを生かすことが、自分を生かすことにもつながっていくのだ。
 
 
そんなことを、ずっと考えていた。
 
 
 
現実の世界では、
 
自分が伝えたいことは、なかなか相手に伝わらない。
 
相手を助けようと思っても、相手の望むような形にならない。
 
相手を理解しようと努力しても、とんちんかんな方向に歪んでしまう。
 
お互いの利益になると思って一緒に行動しても、どちらかが損をしてしまう。
 
いい会話ができたと自負していても、
 
いい仕事ができたと自分では思ったとしても、
 
相手は、必ずしもそうは感じていない。
 
 
それは、仕方のないこと。
 
社交辞令もあるし、思いやりもあるし、立場や体裁というものがあるから。
 
 
大人って、面倒くさい。
 
だけど、子供だって、面倒くさい。
 
思考力は、互角。
 
知識や経験は、乏しいかもしれないが、あふれる感受性がある。
 
 
大人と大人の、対話。
 
大人と子供の、対話。
 
子供と子供の、対話。
 
そして、思春期独特の感性を膨らませた、コアな対話。
 
同性間の、ぶつかり合い。
 
異性間の、探り合い。
 
 
自分とは異質な存在であればあるほど、刺激が強いのだ。
 
 
この世の者と、この世の者ではない誰か。
 
異世界の住人であるからこそ、この世の異質な側面がよく見えるのかも。
 
そういう者たちに、遠慮なく意見を言ってもらえるのは、面白いと思う。
 
 
 
傷つきたくないから、誰とも関係を持ちたくない。
 
そういう時も、ある。
 
無理なことを強いても、心身が破綻するだけだから。
 
 
しかし、心の針が、いったん外に向かうと、それは、止まらなくなる。
 
興味と関心が湧き、魅力を感じ、イマジネーションが膨らむ。
 
それは、抑えがたい衝動となり、行動へとかき立てられて行く。
 
 
気がついたら、走り出している。
 
それが、10代の、優れた感受性と瞬発力のなせる技。
 
 
自分の持っている能力は、もしかしたら、無限大かもしれない。
 
それを引き出してくれる誰かが、もしかしたら、傍にいるのかもしれない。
 
 
アンテナを、研ぎ澄ませ。
 
自分が求める「匂い」を発し続けている、パートナーを探せ。
 
きっと相手も、そういう誰かを探し続けているはずだから。
 
 
 
ろくなことばかりしかない人生でも、
 
嫌な目にばかり遭っている人生でも、
 
いい出会いがなくて、騙されてばかりいる人生でも、
 
 
いつかは、終わりが来る。
 
それは、間違いなく、訪れる。
 
 
 
だから、嫌なことは、思い切って終わらせてしまおう。
 
耐え難い苦しみは、バサッと斬り捨ててしまおう。
 
背負いきれない荷物は、潔く降ろしてしまおう。
 
 
そして、自分の中の、本来戦うべき問題に、心を向けるのだ。
 
 
…そこからきっと、新しい何かが見えてくるはずだから。
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2017-01-28

U-NOTE Ⅱ 「痛みのリレー」

テーマ:ケガ・病気
右肩を痛めていて、腕が上がらず、ずっとブログを休んでいました。
 
今、久しぶりに、キーボードの前にいます。
 
 
思えば、左の薬指に、注射針を刺したのが始まり。
 
関節部分に深く刺さってしまったので、めちゃめちゃ腫れました。
 
それが治らないうちに、中指を突き指して、
 
さらに、人差し指を豚に噛まれました。
 
 
で、治ってきた頃に、右肩を激しく痛めてしまい、
 
両腕がまともに使えない状態が、しばらく続きました。
 
 
そこへ、大雪が始まって、雪道の運転と、除雪の毎日…
 
痛くてたまらないけど、動かさないわけにはいかない。
 
 
これは、動かしながら治すしかないですな。
 
ジムに通い始めた頃の、胸筋の痛みを思い出します。
 
 
痛いけど、動く。
 
動くけど、痛い。
 
そんな状態が、ずっとずっと、続きました。
 
 
いつも、
 
常に、
 
どこかが、痛い。
 
 
怪我が治る前に、別のどこかを新たに怪我する。
 
新しい激痛が前に出るから、古い痛みは、さほど感じなくなる。
 
 
体も、
 
心も、
 
似たようなもんですね。
 
 
完治なんて、ないんです。
 
痛みは、一時的におさまっても、確実に残るもの。
 
時々、思い出したように、再発するんです。
 
 
それは、
 
きっと、
 
忘れてはいけないことだから、なのかもしれない。
 
 
痛みを感じることは、生きている証拠。
 
痛みを感じることができるからこそ、他者の痛みもわかる。
 
 
痛みは、共鳴し合える、音叉のようなものかもしれない。
 
 
痛みを、
 
痛みとして、
 
しっかり、味わう。
 
 
その経験を生かして、誰かの役に立つ行いをする。
 
痛みは、決してなくならないけど、やわらげることはできる、絶対。
 
そういうことができてこそ、大人の男なんだと思う。
 
 
 
痛みを、痛みとして、感じる能力。
 
これからも、磨いていきたい。
 
 
いつも、どこかが、痛い。
 
だからこそ、人と通じ合うことができるのだから。
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2017-01-11

最近読んだ本

テーマ:

久しぶりに、本の記事です。

 

昨年、入院したこともあって、結構読みました。

 

新しい本も読んだけど、

 

今まで読んだことがなかった、古い本も。

 

お前、いい年こいてそれも読んだことないのかよ、と言われそうですが、

 

読める時に、読みたい本を読む。

 

それが、一番だと思っています。

 

 

今日は、お休み。

 

正月休みを2日間取れることになっているので、今日で消化。

 

明日は、大荒れの中、出荷になるかと思います。

 

では、まとめてご紹介。

 

 

 

 

「微笑む人」(貫井徳郎著 実業之日本社文庫)

 

 

これは、ヤラレました。

 

途中まで、地味な話だなあと思って、ダル~く読んでいたら、

 

後半から、強烈な変化球が。

 

 

人が人を殺す精神状態というのは、追い詰められたイメージがあるけど、

 

ただ、淡々と殺す奴もいるでしょう。

 

黒沢清監督の傑作「CURE」を思い出しました。

 

 

理由というのは、後からいくらでも作ることができる。

 

何となく、殺す。

 

殺し自体に、何のカタルシスもない。

 

あるいは、殺しという行為を、楽しむ。

 

 

読んだ後に、タイトルの意味がとても深く感じられて、

 

登場人物の誰一人として、信用できず、好きになれず、

 

この世界そのものが、何とも居心地が悪い。

 

 

ああ、ヤラレたなあ~ と思いました。

 

読んだ後に、延々と深読みするのが楽しい一冊でした。

 

 

 

 

「恋する寄生虫」 (三秋縋著 メディアワークス文庫)

 

 

娘に進められて、ラノベというものを読んでみました。

 

これ、なかなか面白いですね。

 

恋愛という、人類永遠のテーマに、

 

SF的なテーマを盛り込むことは、よくある手法なんですが、

 

そこに、寄生虫という、得体の知れない生き物を介在させることによって、

 

面倒くさい理屈を軽々と飛び越えた、わかりやすい展開。

 

人が人に惹かれるのは、自分にない魅力を感じ取るから。

 

しかし、異性に恋するのは、精神的な角度が違うんですね。

 

虫の知らせ。虫が好かない。腹の虫がおさまらない…

 

何だか、「蟲師」の1本に数えたくなるような、ロマンチックな物語でした。

 

恋って、やっぱりいいもんですよね。

 

 

 

 

「対岸の彼女」 (角田光代著 文春文庫)

 

角田さんの文章に魅力を感じたので、もっと読んでみたくなりました。

 

女の世界というのは、男の俺からすると、独特で刺激的。

 

男でも、似たような小競り合いや探り合いはありますが、

 

根っこにあるものが、きっと違う。

 

真面目で大人しい人間は、いつかは、壁にぶち当たるものです。

 

できるだけ、人と衝突しないように、細心の注意を払っていても、

 

どうしても、人同士の摩擦というものは、起きる。

 

仲のいい者同士の中にも、わだかまりのようなものは、確かに、ある。

 

何でも言える関係だと思うからこそ、言えないことだってあるのだ。

 

働いていても、家事や育児をしていても、ストレスはたまる。

 

ため込んで我慢ばかりしていると、いつか爆発する…

 

 

この物語は、題材としては地味だけど、精神的なインパクトがある。

 

俺には絶対経験できないような、深い世界がある。

 

何を持っていようが、決して満たされない“渇き”があり、

 

何も持っていなくても、生まれつき“備わっているもの”がある。

 

“あげる”という“上から目線”ではなく、

 

“分かち合う”という“共有できる心”があれば、希望は生まれる。

 

人と人が、結び付き合う力は、世界最強である。

 

それを俺は、「絆」と呼びたい。

 

 

 

 

「Presents」 (角田光代著 双葉文庫)

 

角田さんの、短編集。

 

入院している時や、心を病んでいる時は、読みやすい短編が最適。

 

生まれてから、知らないうちに、色んな人からもらった“贈り物”の数々。

 

精神的に貧しい少年時代を過ごした俺にとっては、羨ましい限りですが、

 

世の中、こういう“ささやかな幸せ”に支えられて生きている人が、

 

たくさんいるんだろうな。

 

親に毎日少しずつ“殺されていく”人生を送ってきた俺には、

 

逆立ちしても、手にすることができないものばかり。

 

でも、それを嘆いていてばかりいては、前に進めない。

 

恵まれた人を羨んで嫉妬するよりも、

 

「よかったね」と言ってあげて、相手をいい気分にさせるのがいい。

 

この本は、きっと、いい本なのだろう、と思う。

 

ただ俺にとっては、虚しさを倍増させるだけだった。

 

だけど、

 

この本に出てくるような、違った角度の思い出が、きっとどこかにあるはずだ。

 

家族とか、友情とか、そういうきれいごとじゃない、何かが。

 

それを、探してみたくなった一冊である。

 

 

 

 

 

「泡坂妻夫の怖い話」 (泡坂妻夫著 新潮文庫)

 

ショート・ショートのミステリー集。

 

全31話なので、毎日1つずつ読むと、ちょうど1ヶ月になりますな。

 

中途半端な時間に読むのに最適なので、

 

手術直前に読んでました。

 

ホラー仕立ての面白い話もあって、なかなか退屈しません。

 

「階段」と「黙禱」が、俺のお気に入りです。

 

 

 

 

「大人のための残酷童話」 (倉橋由美子著 新潮文庫)

 

童話というジャンルは、俺にとっては、怪談話と同じでした。

 

それがいつの間にか、“毒”というスパイスが抜かれて、

 

糖類ゼロの、カロリーオフの、ノンアルコールビールみたいになってしまった。

 

でもね、何か重要な成分を抜くということは、代わりの“何か”を入れるんです。

 

シュガーレスののど飴には、別の“甘い何か”の味がする…

 

 

毒を食らうからこそ、体が痺れて、教訓になる。

 

危険な目に遭うからこそ、身を守る術が身に付く。

 

短いお話ですが、心にピリリと効いてきます。

 

体にいいもの、心にいいものは、自分で嗅ぎ分けるべし。

 

 

 

 

「用心棒日月抄」 (藤沢周平著 新潮文庫)

 

手術の直後は、安静にしていないといけないので、

 

じっくり読める本として、これを選びました。

 

文章が清々しくて、痛快。

 

まるで、自分が本当に侍になった気分になれます。

 

主人公の又八郎は、わけあって脱藩した浪人。

 

一刀流の腕を生かして、用心棒の仕事をするが、

 

そうそう、いつも仕事の口があるわけでもなく、

 

土方もやりながら、長屋に住まいを置く、食うや食わずの生活ぶり。

 

時折、凄腕の剣客やら、追手やら、色気のある女やら、

 

登場人物が魅力的な連中ばかりで、なかなか面白い。

 

たまたま手に取ったのが、シリーズ第1作だそうで、

 

続きも読んでみたいと思いました。

 

こういう生き方、憧れるなあ。

 

 

 

「堕落論」 (坂口安吾著 集英社文庫)

 

新潟県人でありながら、未読だったのがお恥ずかしい。

 

シネウインドにも、やっとこれで堂々と通えます(笑)

 

タイトル通り、堕落を論じる、という内容。

 

堕落するには、それなりの覚悟が必要らしい。

 

俺も、人生の中で、何度も堕落して、今も堕落していると思ってましたが、

 

何の何の、俺ごときなんか、アマチュアのチンピラみたいなもんですな。

 

 

中途半端に堕落することは、誰にでもできる。

 

本気で堕落しきるには、人間の心は弱過ぎる。

 

孤独と本気で向かい合って戦い、堕ち抜くことは、到底、不可能。

 

人間は、生きている以上、必ず、堕ちる。

 

そういうものだと思えば、ものの見方も変わっていくのだろう。

 

 

己の何たるかを知り尽くしていなければ、

 

己の感覚を正確に語る術を持たなければ、

 

己の考えを、潔く堂々と示そうという心がけがなければ、

 

“生きた心”を、相手に伝えることなど、到底できるものではない。

 

 

堕ちることは、冒険なのだ。

 

 

 

 

 

「高野聖」 (泉鏡花著 新潮文庫)

 

最後の一冊は、尾崎紅葉の愛弟子、泉鏡花。

 

表題の短編と、他4編が収録されています。

 

 

妖怪というか、物の怪っていう存在は、

 

何かこう、どことなく、色気が漂うものなんですよね。

 

妖艶とか、妖しげとか、この世のものではない、不思議な魅力。

 

旅先で出会う、不思議な女。

 

旅先で知り合った男から聞いた、不思議な譚。

 

 

体と共に、心も旅をするからこそ、

 

孤独と疲労の絶頂で出会った“何か”には、

 

特別な思いを重ねてしまう。

 

 

彼のイマジネーションと、表現力は、凄まじいものがありますね。

 

あまりにも美しい描写があって、驚きの連続でした。

 

難しい漢字にはふりがながついていますが、

 

途中からは、広辞苑と漢和辞典が必要になりました(笑)

 

入院中に読み切れなかったので、昨夜やっと読み終わったところです。

 

独特の文章のリズムに慣れるまでが大変でしたが、後半はスムーズに。

 

たまにこういう本を読むと、脳にいい刺激になりますね。

 

ああいう妖怪女に食われて死ぬのも、悪くないなあと思いました。

 

 

 

俺は、病院で、短い“心の旅”を経験しました。

 

6人部屋の喧騒は、さながら、旅籠のようでありました。

 

どうせ数日後にはさよならして、二度と会うことはないだろうけど、

 

ここで一緒に時空を過ごしたのも、何かのご縁。

 

俺は、皆様方の中では、まだまだ“若い旅人”であり、新参者。

 

人に語れるほど、誇れるものが、まだ、心の中にありません。

 

 

 

出会う人が、師匠であり、友人であり、恋人であり、宿敵であったりする。

 

その時のコンディションによって、

 

その時の気分によって、

 

その時の、置かれた状況によって、人は、まるで違う生き物になる。

 

 

まさに、物の怪。

 

まさに、剣客。

 

俺の鯉口が、ちゃりんと音を立てる時、

 

俺の徳利が、猪口に傾く時、

 

俺の体が、感じたことのない空気を浴びた時、

 

俺は、新しい男になっていくのだ。

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2017-01-04

2016年 映画熱ランキング その5 「名台詞編」

テーマ:ランキング

やっと、ここまで来ました。

 

これで、ランキング記事は最後になります。

 

いい映画には、いい台詞があり、

 

マヌケな映画には、マヌケな台詞がちゃんとある。

 

…それぞれに、カッコいいのだ。

 

 

 

 

【名台詞編】

 

 

 

1.「…飲み過ぎたら、また会えるかと思って。」

 

  「知らない、ふたり」での、韓英恵の台詞。

 

  泥酔してベンチで倒れ込んでいた時に出会った彼が忘れられなくて、

 

  同じ行為をしたら、また会えるんじゃないかと思ったんですね。

 

  何とも、かわいらしい女心が表れています。

 

 

 

2.「…君と同じで、お互い、初めてだ。」

 

  「ブリッジ・オブ・スパイ」での、トム・ハンクスの台詞。

 

  これから緊張感漂う交渉をする前に、その場をふっと和らげます。

 

  百戦錬磨の、プロフェッシュナルであり、人柄を感じさせる名台詞ですね。

 

 

 

3.「…息子は、思いつきで色々やった。嫌なことは、全部、俺のせいだよ。」

 

  「神様メール」での、神様の台詞。

 

  息子というのは、イエスのことですね。

 

  長く生きていると、色んなものを見ないといけない。

 

  色んなことがあったから、こんなに性格がねじ曲がってしまったのかも。

 

  やっぱり、全知全能なんだから、本当なみんなお見通しなんでしょうね。

 

  深みを感じさせる、名台詞だと思います。

 

 

 

4.「…礼はいりません。仕事ですから。」

 

  「シン・ゴジラ」での、國村隼の台詞。

 

  怪獣撃滅作戦のために、自衛隊に協力を頼む時に、長谷川博己が、

 

  協力してくれてありがとうございます、と言うと、この言葉が帰って来ます。

 

  戦う現場の男たちのカッコよさを、短く伝えていますね。

 

 

 

5.「…楽しんでいたんじゃない。楽しいふりをしていただけだ。」

 

  「傷物語Ⅱ」での、アララギ君の台詞。

 

  このシリーズの醍醐味は、言葉の駆け引きにあります。

 

  相手の言葉を自分で咀嚼し、自分の感性に照らし合わせて、

 

  自分の考えを、簡潔に相手に返していく。

 

  ただ何となく会話するのではなく、会話することによって、

 

  お互いに、深い領域に入っていくのが楽しい。

 

  この映画を見ると、思考力と会話力がアップすると思いますよ。

 

 

 

6.「…パパとママのことは忘れてもいいから、

 

   自分がユダヤ人だということは忘れるな。」

 

  「ふたつの名前を持つ少年」での、父親の台詞。

 

  命を犠牲にして、息子を逃がそうとする父親との別れ。

 

  信仰がなければ、そういうことは言えないでしょう。

 

  少年はこの後、災難に遭いながらも、たくましく逃亡して行きます。

 

  ユダヤ人って、やっぱり、優れた民族なんだと思います。

 

 

 

7.「…わかろうとしない人間にいくら説明したって、理解してもらえないよ。」

 

  「怒り」より。

 

  人は、簡単に、信用を失います。

 

  それは、人を信じるより、疑うことの方が簡単だから。

 

  人のいい話よりも、悪い話を好むのは、古今東西、みんなおんなじ。

 

  ダークサイドに生きる人たちは、単純な思考の持ち主じゃない。

 

  ひどい目に遭ったからこそ、身に付く知恵や教訓というものがあるのだ。

 

 

 

8.「…否定すればするほど、疑われるからね。」

 

  「少女」より。

 

  さっきの台詞と、似ていますよね。

 

  人は、先入観の塊りだと思った方がいい。

 

  いったんそういうイメージを持たれると、ずっと、そういう目で見られる。

 

  無意識って、怖いもんです。

  

  悪気がないのに、悪い方向に思考していくのは、もっと怖いです。

 

  だからこそ、信頼できる人に出会えたのは、幸せなことなんです。

 

 

9.「…この世界は広過ぎて、時間が短い。」

 

  「ルーム」より。

 

  狭い空間で、長い時間を過ごした人間が、外に出ると、

 

  あまりの情報量の多さに、戸惑うものだと思います。

 

  体験したことの深さを、心の中で咀嚼し、意味を考えていく。

 

  それをするには、人生という時間は、あまりにも短いのかもしれない。

 

  何も考えないでぼーっと過ごしているのも、もったいないけど、

 

  それはある意味、贅沢な時間の使い方なのかもしれない。

 

  自由に使える時間って、やっぱり貴重ですよね。

 

 

 

10.「…解決だな。未亡人なら、売る可能性は高い。」

 

  「ブラック・スキャンダル」での、ジョニー・デップの台詞。

 

  なかなか土地を売らない男を殺害することに決めた時、

 

  奴がこの世から消えて、奥さんだけになれば、確実に売るだろう、と。

 

  殺しが日常的になっている、空恐ろしい台詞だと思いました。

 

 

 

11.「…意志は、思考をエネルギーに変える。」

 

   「永遠のヨギー」での、ヨガナンダの言葉。

 

   ヨガは、宗教ではなく、科学だそうな。

 

   彼の言葉は、すごくシンプルで、わかりやすい。

 

   変にひねっていなくて、ピュアな気持ちで伝えようとしているからかも。

 

   本来、相手にちゃんと伝わる言葉って、ソフトでストレートなんですよね。

 

 

 

 

12.「…見ろ、お前も血が出たぞ!俺とおんなじだ!」

 

   「クリード」での、クリードの台詞。

 

   強敵と試合で打ち合っている時に、相手が出血。

 

   絶対に勝てない相手じゃない、と確信したから言える言葉だと思います。

 

   ボクシングって、やっぱりカッコいいよなあ。

 

 

 

13.「…子供扱いをして、すまなかった。」

 

   「ホワイトゴッド」での、父親の台詞。

 

   女の子をひどく叱るのかと思いきや、意外な言葉が…

 

   彼は、いい父親になれたかもしれない男でした。

 

   離婚の原因はわからないけど、娘はどう思ったのか。

 

   残酷な展開になっていく狭間での、ほっとする台詞でした。

 

 

 

14.「…理由のない怒りが、一番一番怖いんだ。」

 

   「殺されたミンジュ」より

 

   “復讐部隊”の隊長が、隊員たちに言う台詞。

 

   得体の知れない行動は、恐ろしい。

 

   その奥には、得体の知れない恨みというものがあったり、

   

   得体の知れない衝動があったりする。

 

   もともと、人の心なんて、わからないものなのだ。

 

   わからないからこそ、一部でもいいから理解したいって思うのでしょう。

 

 

 

15.「…興味あるものを、絶やさないこと。」

 

   「氷の花火 山口小夜子」での、本人のインタビューより。

 

   美しさと若さを保つ秘訣は何ですか、的な質問に対して、

 

   彼女が答えた言葉だったように記憶しています。

 

   人間、やりたいことや、興味のあるものを失うと、途端に老けていくもの。

 

   いい意味での貪欲さは、やっぱり大切ですね。

 

 

 

16.「…自然が教えてくれた教訓よ。“思いあがるな”って。」

 

   「X-ミッション」より。

 

   名前はわかんないけど、ある女性が言った台詞です。

 

   体を張って、危険に挑むからこそ、ギリギリの判断ができるんでしょう。

 

   ずっとうまくいってるからといって、その運が永遠に続くわけじゃない。

 

   自然の力を前にして、人間なんて、ちっぽけな存在でしかない。

 

   でも、ちっぽけだからこそ、自然の偉大さがわかる、とも言えるのでしょう。

 

 

 

17.「…それで、いい。君は、生きたい側の人間。俺は、違う。」

 

   「ピンクとグレー」より。

 

   「君の名は。」は、男女が時空を超えて入れ替わる物語でしたが、

 

   こっちは、親友だった男同士が、時空を超えて入れ替わってしまいます。

 

   立場が逆転したら、人生はどうなるのか。

 

   “いいキャラ”だった性格は、どう変化していくのか。

 

   重くて暗くて、でも、魅力的な題材です。

 

   素材と、環境で、人の生き方は、まるで違ってしまうんですね。

 

 

 

18.「…それは、どんな景色なんでしょうね。」

 

   「聖の青春」より。

 

   羽生と一緒に飲んだ時に、唯一、謙虚な話し方をした、印象的な場面。

 

   天才同士でしか、行けない領域というものがあるんだなあって思いました。

 

   ただ、この台詞を、2回も聞くと、くどくなってイカン。

 

   ああ、もったいない。二歩で、永遠の千日手みたいな印象になってしまった。

 

 

 

19.「…最後のひとりになっても、戦うんじゃなかったんですか!

 

    うちはまだ、左腕も両足も残っちょるのに!」

 

   「この世界の片隅に」より。

 

   爆弾で、幼い命と、つないでいた右腕を同時に失った後で、

 

   ラジオで終戦の知らせを聞き、呆然とする主人公。

 

   今までの感情が一気に噴き出して、大粒の涙を流します。

 

   「マイマイ新子」の時の、ヤクザに殴り込みをかける時のテンションと同様に、

 

   大人しい女の子が、怒りまくる姿は、観客の胸に響きます。

 

   心優しい人にだって、限界というものがあるのです。

 

   がんばってもがんばっても、報われないことはたくさんある。

 

   それを乗り越えた人だけが、真に優しくなれるのでしょう。

 

 

 

 

20.「見ている人間と、見られている人間は、

 

    対等に、同じ重さで向き合わなきゃいけないのに。」

 

   「火 Hee」での、桃井かおりの台詞。

 

   怠惰で適当な女に見える主人公が、時たま、鋭いことを言う。

 

   話を聞いてくれる精神科医に、苛立ちをぶつけることで、

 

   自分の思考を整理しようとしているのかもしれない。

 

   とにかく、目が離せない、不思議な映画でした。

 

 

 

21.「…君は、何も悪くないのに、いつも自分のせいにする。」

 

   「インフェルノ」での、ラングドン教授の台詞。

 

   相手を理解しているから、言えるんでしょうね。

 

   この言葉を言われた女は、こう言い返します。

 

   「…今も、優しいのね。」

 

   ドタバタコメディでしたが、このシーンはロマンチックでした☆

 

 

 

 

 

以上で、2016年のランキング記事は終了です。

 

今年は、何本の新しい映画に出会えるのか、楽しみです。

 

 

読者の皆様が、健やかな一年を過ごせますよう、心よりお祈りいたします。

 

今年も、どうぞよろしくお願いします。

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2017-01-04

2016年 映画熱ランキング その4 「ワースト編」

テーマ:ランキング

ワーストというのは、俺にとってはある意味、褒め言葉。

 

インパクトがあって、記憶に残った映画だということ。

 

世の中の批評なんてどうでもいい。

 

…ただひたすら、己の感性に聞くべし!

 

 

 

【ワースト映画編】

 

 

1.仮面ライダー1号 (4月4日鑑賞)

 

 

ぶっちぎりの第1位。予想を上回るヒドさでしたね~

 

物足りなさと、やり過ぎ感と、残尿感も漂う、哀愁のジイさん映画。

 

 

昭和の時代に、初めて仮面ライダーで登場した時の藤岡弘は、超細身で、

 

自前の服で出演して、自分でスーツアクターもやって、主題歌も歌った。

 

うはは~ 見事な体形になりましたなあ。ライダーベルトが、痛々しい。

 

改造人間も、普通に体脂肪がアップしていくんですねえ。

 

思えば、せがた三四郎の頃から、どっしり系になってたっけ。

 

探検隊の藤岡隊長の頃は、マッチョでそれなりにカッコよかった。

 

でも、仮面ライダーは…

 

 

あ~ 変身して欲しい願望と、もう変身しなくていいよというブレーキが、

 

俺の頭の中で、変身ベルトのように、グルグル回転。

 

まさに、ブレーキとアクセルを間違えて、変身しちゃった~!的な。

 

 

変身したらしたで、戦わないといけない。

 

老人の、超スローモーションの動きに合わせる、戦闘員もタイヘン。

 

まるで、晩年のジャイアント馬場状態であります~

 

 

戦え!本郷猛!腕を振り回せば、敵は勝手に吹っ飛んで行く!

 

タックルの電波投げのように、気合いだけで、やっつけろ!

 

 

若者に説教。若い女に何故か慕われ、死んでからまた生き返る。

 

ああ、永遠の、仮面ライダー1号!

 

涙なくして、見られない勇姿。

 

今、藤岡弘&ライダーチップスの「レッツゴー!ライダーキック」を聴きながら、

 

この記事を書いています。くそう、何てカッコいいんだ。

 

 

爆音上げて、やって来た。

 

誰だ、誰だ、悪を蹴散らす、嵐の男。

 

稲妻のように、有毒排気ガス撒き散らして、風圧で変身。

 

赤いマフラーなびかせて、転んで怪我して入院して、2号が誕生。

 

命を回せ!ベルトを回せ!ダイナモ回せ!フルチャージ!

 

 

どうか皆さん、この映画、思い切りスルーしちゃって下さい!

 

通りすがりの、仮面ライダー1号ですから。

 

 

…おのれ、本郷! くれぐれも、逆走すんなよっ!

 

 

 

2.無伴奏 (4月13日鑑賞)

 

 

斎藤工の、あの視線がヤバい。

 

今も、脳裏に焼き付いています。くそう、いまいましい俳優だ。

 

あれは、獲物を狩る、獣の目でしょう。

 

成海璃子が脱ぎまくって濡れ場を披露してがんばったのに、

 

記憶に残るのは、斎藤君の、強烈な眼光…

 

ああ、悔しいっ!

 

池松君と成海ちゃんの濡れ場よりも、

 

斎藤君と池松君の濡れ場の方が、何倍も濃ゆかった。

 

これは、心を凌辱される、禁断の映画。

 

 

男の体臭というか、興奮した獣臭が漂ってきそうな、ヤバいオーラが。

 

ダメだ!この映画を見てはいけない!人生が狂うぞ!

 

 

成海ちゃんの、健全なヌードに、かろうじて救われた1本でした。

 

 

 

 

3.眼球の夢 (11月19日鑑賞)

 

 

ただのエロ映画じゃん!と言ってしまえばそれまでですが、

 

これは、よく見ると、深~い意味が…(ないか)

 

眼球というのは、不思議な器官。

 

脳と直結していて、信号が最速で送られていく。

 

五感の中でも、情報量を一番頼っているのが、視覚だと思うんですね。

 

その眼球に魅せられた変態たち。

 

 

俺が個人的に、一番セクシーだと思う器官は、唇なんですが、

 

目は、口ほどにものを言う、っていいますよね。

 

やっぱり、目ヂカラって大事だわ~

 

目が、人を誘惑し、おびき寄せる。

 

眼球をたまらなく愛するがゆえに、凌辱したくなる。

 

美しいからこそ、破壊したい。

 

きれいなものを、汚さずにいられない。

 

 

ああ、倒錯していく。

 

さあ、狂気の世界へ、ご一緒しましょう。

 

 

 

 

4.怒り (9月21日鑑賞)

 

 

この映画を思い出すだけで、ムラムラと、怒りが込み上げてきます。

 

だって、ムチャクチャなんだもん~

 

でも、そこがいいんですよね。

 

てっきり正統派女優だと思った広瀬すずが、

 

無残にレイプされるだけでも正視に堪えないのに、

 

いい人そうなキャラが、どんどんぶっ壊れていくんです。

 

 

これは、サスペンスとしては、奥が深いと思う。

 

あまりにも優しそうに見える人は、実はヤバい。

 

簡単に人を信じてはいけない、と言われているようであり、

 

簡単に人を疑ってはいけない、と言われているようでもあり、

 

見る側の、心の本質が問われているような、挑戦的な映画です。

 

 

ものをあまり考えない人には、ただの物語ですが、

 

俺、怖くて怖くて仕方がありませんでした。

 

心が敏感な人は、見ない方がいいです。

 

…トラウマになっても、知らねえぞっ!

 

 

 

 

5.聖の青春 (12月8日鑑賞)

 

 

ああ、せっかくいい映画だったのに、もったいない。

 

俺がこれをワーストに入れたのには、理由があります。

 

それは…

 

全くおんなじ場面を、2回も出しちゃったから!

 

 

どうやら、一般の人は、大事なことは2回言われないと覚えないみたいで、

 

情報が少ないと、すぐに“説明不足”とか言って騒ぐ傾向がある。

 

俺、こういうの、イライラするんですよね。

 

せめて、セリフなしにするとか、省略するとか、

 

そこでカットされた大事なことを、その時だけ表現するとか、

 

やりようは、いくらでもあるのに、

 

まんま同じ場面を、2回も繰り返す!

 

ああ、せっかくの場面が、軽くなってしまった。

 

 

しかも、将棋映画でしょ?

 

二歩ですよ、二歩!

 

これ、村山さんが見たら、怒るんじゃないかなあ、なんて思いました。

 

 

 

6.貞子VS伽耶子 (6月20日鑑賞)

 

 

これは、絶対にコケるに違いないと思って見たんですが、

 

…まんまじゃん!

 

…何の捻りもないじゃん!

 

…ただの、ギャグじゃん!

 

 

ムカつく以前に、呆れてしまいました。

 

で、登場人物が、ほぼ全滅(笑)

 

もう、どうでもいいや、という気分満載の、ゴミ映画です。

 

DVDが10円で売ってても、俺、買いません。

 

 

 

7.インデペンデンス・デイ リサージェンス (8月6日鑑賞)

 

 

前作よりパワーアップしたらしいんですが、

 

俺的には、1億分の1以下でした。

 

…ショボいっ!

 

 

 

8.ジェイソン・ボーン (10月15日鑑賞)

 

 

終わったかと思っていたジェイソン・ボーンシリーズが、まさかの復活。

 

心躍るような、得体の知れない不安に包まれるような…

 

果たして、その予感は、嫌になるくらい見事に的中しました。

 

スピードもパワーも、大幅にダウン。

 

やっぱり、火星から帰って来たら、体力が落ちたんですね~

 

 

次回作はぜひ、左腕にサイコガンでもつけて、また記憶なくして下さい。

 

 

 

 

9.アンジェリカの微笑み (3月8日鑑賞)

 

 

巨匠だかなんだか知らんが、ジイさんのセンズリ映画じゃねえか!

 

人間、棺桶に片足突っ込む年齢になると、世界が変わるんですねえ、きっと。

 

若い女性の死体に魅せられた、写真家の青年が主人公。

 

もともと、人とコミュニケーションがうまく取れない彼は、

 

依頼された仕事で撮影した、被写体の女性(死者)に、恋をしてしまう。

 

 

「ネクロマンティック」というマニアックな死体愛好家映画があったけど、

 

どうも本作は、妄想の中だけで生きている男の物語らしい。

 

ああ、つまんねえ~

 

これだったら、ダッチワイフの方が数段ましですね。

 

 

 

10.ザ・ウォーク (2月1日鑑賞)

 

 

ビルからビルに、ワイヤーを張って、綱渡りをします。

 

以上。終わり。

 

 

しかしまあ、世の中には、色んな人がいるもんですなあ。

 

CGだってわかっていても、画面を見ていて、ドキドキしてしまいます。

 

そういう、深層心理に迫る緊張感はいいんだけど、

 

土壇場で、回れ右ばっかりして、行ったり来たりするアレは、どうもイカン。

 

ギャグなんだか、テンション上がる場面なんだかわかりませんが、

 

俺、萎えてしまいました。

 

 

…さっさと落ちてしまえ!

 

 

 

 

11.ザ・ガンマン (2月7日鑑賞)

 

 

ショーン・ペンといえば、名優扱いになってますが、

 

俺にとっては、永遠のチンピラ。「バッドボーイズ」とか、懐かしい。

 

いやあ、この映画も、相当派手にムチャクチャですなあ。

 

リーアム兄さんのアクションに対抗して作ったのかもしれませんが、

 

これ、やり過ぎで、スカスカボロボロの、スカボロー・フェア。

 

 

病気を抱えているのに戦うっていうのは、どこか、変。

 

「21グラム」の時のタバコと似たようなもんでしょうか。

 

おいおい、病気はどこにいった?と思わせるのは、

 

韓国映画の「鬘」とおんなじ。(ちなみにあっちは白血病)

 

 

戦ってるか、病気でゴホゴホしてるかのどっちか。

 

で、こういう奴に限って、なかなか死にません(笑)

 

「カジュアリティーズ」より、ヒドい役柄でした、はい。

 

 

 

 

12.インフェルノ (11月6日鑑賞)

 

 

こっちは、トム・ハンクス主演の、サスペンス謎解き映画ですが、

 

内容は、「ザ・ガンマン」とおんなじです。

 

ラングドン教授ジイさんは、体力も衰えて、今にも死にそうです。

 

老体にムチ打って、冒頭から命かけまくりです。

 

で、都合よく助けてくれるおねーちゃんがいて、

 

色んなピンチで、介助やら介護をしてくれます。

 

こういうの、ジイさんたちの夢なんだろうなあ。

 

 

今回の素材は、ダンテの「神曲」。

 

煉獄って、この世とあの世の狭間にある世界なんですよね、

 

棺桶に片足どころか、全身入れられて、地中深く埋められても、

 

若いおねーちゃんが助けてくれるんでしょうな。

 

 

やっぱり教授って、オイシイ職業なんですね。

 

 

 

 

13.ライト・オフ (9月14日鑑賞)

 

 

これは、ホラー映画なんですが、マヌケで笑えます。

 

暗くなると出てくる幽霊(モンスター)なんですが、

 

明るくなると、消えてしまいます。

 

だから、停電の時とか、ガンガンやって来るんですね~

 

 

懐中電灯とか、スマホとか、光るものがあれば、大丈夫。

 

う~む、これは、X-MENのサイクロップスと戦わせてみたくなりますな。

 

 

古いSF映画「暗闇の恐怖」を思い出して、クスッと笑っちゃいました。

 

 

 

 

14.殺されたミンジュ (6月6日鑑賞)

 

 

キム・ギドクほど、ひでえ映画ばっかり撮る人もいないでしょうな。

 

で、今回も、かなりやらかしてくれました。

 

彼は確信犯なので、“わかって”やっているところがスゴいんですよね。

 

 

復讐というのは、どういう形でやるのが理想なんだろう。

 

映画を見ていて、ずっと考えていたんですが、

 

これは、やり方がなかなかチープですな。

 

かといって、じゃあどうしたらいいんだよ、と聞かれると、

 

俺も、万人が納得できるようには、言えない。

 

 

でも、悔しかったから、頭にきたから、やらずにはいられなかった、

 

殺されたミンジュさんも、その報復を受けた者たちも、

 

加害者であり、被害者であり、何か“得体の知れない力”に巻き込まれた。

 

 

世の中は、理不尽だらけで、現実は、理想も正義もあったもんじゃない。

 

ただ、そういう中で、心のありようを問い続けていくのが、大切なんだと思う。

 

 

性格の悪い彼氏に、強引に凌辱されながらも、体が反応してしまう女。

 

そういう自分に苛立ちを覚えたのか、抱かれながら、

 

一筋の涙を流す場面が印象的だった。

 

 

キム・ギドク監督は、この路線で、これからも、命削って作って下さい。

 

今回も、ムチャクチャヒドかったッス。

 

 

 

15.ヘイトフル・エイト (3月8日鑑賞)

 

 

タランティーノのマニアックなヒドさも、どんどん突き進んでいます。

 

「ジャンゴ」でも、かなりやらかしてくれましたが、今回もすげえ。

 

何しろ、品性がないようで、プライドとずる賢さはたっぷりある連中ばっかり。

 

みんな、最初っから怒りまくっていますなあ。

 

 

ジェニファー・ジェイソン・リーは、やっぱりいい女優さんです。

 

紅一点だけど、きったねえ役柄を、堂々と演じ切りました。

 

殴られ強い女って、カッコいい。

 

「黙秘」「ルームメイト」の頃は、めちゃめちゃ美人だったけど、

 

年食って汚くなってきてから(わざとか?)は、味が濃くなってきた。

 

「マシニスト」の脇役も、出番が少ないのに、印象深かった。

 

 

やっぱり、男も女も、存在感のある人って、ギラギラしていますよね~

 

彼女の映画を、もっとたくさん見たいと思いました。

 

きったねえ女、最高!

 

 

 

 

16.ヤクザと憲法 (5月7日鑑賞)

 

 

ヤクザの世界で生きる人たちを撮影した、ドキュメンタリー映画。

 

たぶん、“よそゆき”の部分しか見せていないんだろうなあ、と思います。

 

実際の生活は、もっと生々しくて、ダークな雰囲気なんじゃないかと。

 

でも、そんなの、映画で上映できるわけないじゃん。

 

だから、おとなしめの生活ぶりを見せて、普通の人みたいなイメージにしている。

 

それじゃ、ヤクザの魅力をアピールできないでしょ。

 

取材陣は、鋭いツッコミや質問をぶつけて、何とか話を聞き出そうとしますが、

 

彼らは、一切、ボロを出しません。

 

だって、出したら、捕まっちゃうもんね。

 

 

それでいて、ヤクザは健康保険に入れないとか、人権がないとか、

 

軟弱なことを、幹部のおっちゃんがこぼす…

 

ヤクザと宗教団体ってのは、似ているような気がする。

 

人権やら、国の保護なんて主張したら、殺しも伝道もできんでしょ。

 

そんなの、自分たちのルールで世界を作っているんだから、

 

己の覚悟で、美学を貫けばよろしい。

 

一般人になりたかったら、足を洗うしかないけど、

 

一度首をを突っ込んだら、なかなか抜けられないのが、この世界。

 

 

俺も、宗教団体にいた時は、ズルズルいっちゃったけど、

 

うまく抜けるのには、コツがあるんです。

 

 

本気でヤクザやりたいなら、堂々とやればいい。

 

中途半端にやって、弱音を吐くくらいなら、早くやめちゃった方がいい。

 

 

新入りの青年の、純粋な心も、彼らの中では、空回りしているような印象。

 

彼を本気で育てる男が、あの中にいるんだろうか。

 

時間が経てば経つほど、全てが、嘘くさく見えてくるのは、俺だけか。

 

 

 

17.追憶の森 (5月7日鑑賞)

 

 

自殺を目的として、樹海に入る人は、大勢いるらしいけど、

 

最近は、海外からもわざわざ死にに来るんですね。

 

そのくらい、魅力的な場所なんだろうか。

 

 

死のうと思って樹海に入った主人公は、男に出会う。

 

どうも、道に迷って出られなくなっているようにも見える。

 

どうせ死にに来たんだから、放っておけばいいのに、

 

わざわざ彼は、その男と行動を共にすることになる。

 

やっぱり、本気で死にたいと思ったわけじゃないんですね、きっと。

 

 

で、ドタバタして、変なところで転落したりして、そこそこ怪我もして、

 

でも何とか歩くことはできて、樹海をぶらぶら散歩。

 

 

出会った男(渡辺謙)は、すでに死んでいて、幽霊になっているようにも見える。

 

でも、その逆かもしれない。

 

基本、2人しか出てこないので、いくらでも解釈できそう。

 

 

ただ、ひたすら、寒いんですよね。

 

何というか、画面から冷気が出ている「ような…

 

春に見たんですが、何だか、体がスース―しちゃって、変な気分でした。

 

 

 

 

18.蜜のあわれ (4月8日鑑賞)

 

 

文学映画である。

 

相当、変てこな映画である。

 

かなり、異様な場面の連続で、どこまでが現実なのか、わからない。

 

そのわからんところが、きっと文学なんだろうなと思う。

 

 

二階堂ふみが、オールヌードで“金魚”を妖演。

 

高良健吾のきれいな背中とお尻が、印象的だった。

 

 

主人公は、老境にさしかかった作家。

 

やたらと嫉妬深く、怒りっぽい。

 

語り部的な立場の金魚屋に、2人の、ワケありの女。

 

う~ん、みんな、どこか、非現実的で、怪しい精神世界を持っている。

 

全体的に嘘に満ちていて、どこか、居心地のよさそうな、不思議な魅力。

 

ありえない感じなんだけど、そこがきっと、文学。

 

ここの住人に、なってみたいと思いました。

 

 

甘美な世界は、きっと楽しいだろうから。

 

 

 

 

19.女が眠る時 (3月14日鑑賞)

 

 

若い女と、ジイさん。

 

滞在中のホテルのプールサイドで、このカップルを目撃した主人公は、

 

2人が、どういう関係なのか、気になって仕方がない。

 

尾行し、部屋に忍び込んで、謎を探る。

 

 

若い女は、よく眠る。

 

ジイさんは、それをビデオカメラで撮影する。

 

ただ、それだけ。

 

それ以上のことは、しない。

 

そのまんま、物語は続く。

 

 

江戸川乱歩のような、エロティックさを秘めていて、

 

それでいて、何がどうこうというわけじゃない。

 

だから、「蜜のあわれ」と同様、一般の人にはオススメできない。

 

妄想を楽しむ映画だから。

 

 

女が、ただひたすら、眠る。

 

何という、セクシーな姿なんだろう。

 

 

 

 

20.イレブン・ミニッツ (12月17日)

 

 

すごい映画なんだけど、突き詰めて考えてみれば、

 

だから何だよ、という感じなんですね。

 

う~ん、この映画は面白いのかどうか、だんだんわからなくなってきちゃった。

 

 

こうしている間にも、色んな人のそれぞれの時間があって、

 

自分たちの生きる物語に、一喜一憂して、

 

それが、同時並行に流れている。

 

 

さっきの映画もそうだけど、

 

映画そのものに、“覗き”という行為の側面がある。

 

人の生活を覗き、人の恋路を覗き、人の知られざる部分を覗く。

 

時には感情移入し、時には傍観し、時には涙する…

 

 

人は、誰かのことが気になってしょうがない生き物なんですね。

 

映画が好きだってことは、色んな世界を疑似体験したいっていうこと。

 

それは、甘美な領域であり、抑えがたい誘惑の光を放つ。

 

映画を見ること自体が、変態行為であり、

 

犯罪に足を踏み込み、手を染める行為でもあるのだ。

 

 

監督が、主犯。

 

観客全員、共犯。

 

映画が、記録された媒体である以上、過去のシロモノ。

 

それを、臨場感たっぷりに楽しめるのが、映画の魅力なのだ。

 

読書だけでは味わえない、音楽だけでは味わえない。

 

物語と、視覚と、聴覚の、不思議なハーモニー。

 

 

だから、どうした。

 

そこから、自分なりに感じ取り、自分なりに考えていく。

 

そういうことを積み重ねていくからこそ、

 

自分なりの、見方のスタイルが出来上がっていく。

 

 

それは、マニュアル的なもののコピーではなく、

 

まず、自分の感じ方ありき、であって欲しい。

 

人との感じ方が違うからこそ、自分の個性を理解できるのだから。

 

昨年の終盤に見た「イレブン・ミニッツ」は、

 

バラバラに見える要素が、どこかでつながっていく面白さを表現している。

 

 

1つ1つは面白くないんだけど、全体の構成に、意味がある。

 

つまんないものでも、並べ方や、見る角度で、何かが派生する。

 

 

面白さは、人から与えられるものじゃなくて、自分で掴むもの。

 

ワーストとベストは、紙一重。

 

ベストで選んだそれぞれの部門の10本と、

 

ワーストで選んだ20本は、それぞれ、違った形で、俺の心に残る。

 

 

時間が経てば、新鮮な気持ちは、色あせていく。

 

しかし、時間経過とともに、熟成されていく感覚も、確かにあるのだ。

 

 

飲みやすくて軽いお酒よりも、

 

くせのあってぐっとくる強いお酒の方が、ダイレクトに、心にしみる。

 

 

…ワースト映画、万歳!

 

 

 

 

(次は、名台詞編)

 

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2017-01-01

2016年 映画熱ランキング その3 「アニメ・特撮編」

テーマ:ランキング

さて、2016年は、アニメと特撮が、大豊作の年でした。

 

選考にも、時間がかかってしまいますなあ。

 

熱燗を5合くらい飲んだので、もうヘロヘロ~

 

ホワイトベルグにスイッチして、のりしおのポテチをつまみながら、

 

特撮音楽を流して、この記事を書いています☆

 

 

 

 

【アニメ・特撮編】

 

 

 

1.シン・ゴジラ (8月1日鑑賞)

 

 

やっぱり、コレしかないでしょう。

 

今更、この映画のよさは、解説するまでもない。

 

この時代に、これだけの映画を作ることができたことがすごいことだし、

 

この映画を、劇場で見ることができた幸運にも感謝しています。

 

 

日本は、災害国家であり、協調性もあり、治安がいい。

 

今、怪獣が出現したら、どうするか?

 

昨夜のNHK紅白歌合戦にも、ゴジラが登場しましたが、

 

やっぱり、日本の最終兵器は、ゴジラとヤマトでしょう。

 

 

サムライは、日本人の魂に宿っている。

 

それは、何もしなくても、確実に受け継がれているのだ。

 

追い詰められた時、絶体絶命の時、発動する。

 

 

…それが、サムライ・スピリッツ!

 

 

2.聲の形 (12月11日鑑賞)

 

 

これは、かなり、手強い映画でした。

 

ほのぼの系のアニメだからと思うと、痛い目に遭いますよ~

 

家族3人で見に行ったんですが、これは、安易に批評できない。

 

誰かが好き、誰かが嫌いなどと言った瞬間に、

 

俺自身も、“嫌な奴”になってしまう。

 

 

そう、これは、実にリアルな物語なのだ。

 

原作が少女マンガじゃなくて、少年マンガであるところがポイント。

 

セリフや行動が、実にダイレクトなんですね~

 

 

聴覚障害者の映画は、「ザ・トライブ」「LISTEN」「あぜみちジャンピン!」など、

 

色々見てきましたが、これが一番、インパクトがあります。

 

 

頭では、こうすべきだ、なんて偉そうなことを思い描いていても、

 

実際の行動は、そう単純にはいかない。

 

この映画のテーマは、「いじめ」なんですから。

 

 

いじめはよくない、ということは、誰でも知っていること。

 

じゃあ、実際にいじめを目にした時に、どう行動できるのか。

 

いじめを防ぐことにはみんな関心があるけど、

 

何故いじめが起きるのかは、誰にも答えられない。

 

 

そういう深いテーマに、鋭く踏み込んでいるのが、本作だと思うんです。

 

 

俺は、生き物を扱う仕事をしているので、

 

いじめが起こるメカニズムは、多少は理解しているつもりです。

 

やっぱりねえ、集団で襲い掛かられると、個という存在は、弱いのです。

 

面白いからとか、何となくとか、

 

条件さえ整えば、誰でもいじめや虐待をする可能性はあるんです。

 

 

固唾を飲んで、画面を見守るしかありませんでした。

 

この映画は、道徳の授業に使ってもらいたい。

 

 

いじめられる理由も、いじめる理由も、平等に描写しています。

 

善側とか、悪側とかじゃなく、心の奥にある“何か”を、掴んで欲しい。

 

人間は、それぞれが、異質な存在。

 

見慣れない者に対して、抱く感情。

 

笑顔だけでは、仲良くなれない。

 

健常者であろうが、障害者であろうが、

 

好きなものは好きだし、嫌なものは嫌なんです。

 

 

そこから、眼を背けたままでは、何も始まらない。

 

 

この映画を見た時、俺は正直言って、悔しかった。

 

もっと若い時に見ていたら、何か変わったのかもしれないし、

 

言われるまで気づかなかった自分に、嫌気が差した気もした。

 

 

あ~ ちくしょう。

 

弱いものいじめは、嫌いだ。

 

しかし、この映画の主人公は、普通の女の子よりも、ずっと強かった。

 

でもそれは、生きるために必死だったからなのかもしれない。

 

 

心が、折れる音を、聞いた気がしました。

 

目を背けずに、先入観を捨てて、見てもらいたい映画です。

 

 

 

 

3.この世界の片隅に (11月24日鑑賞)

 

 

入院する直前に、見た映画です。

 

これもまた、かなりヘビーな展開になりますので、覚悟して見て下さい。

 

戦時中の広島が舞台ということもあって、展開は予想できますが、

 

まさか、こういう展開になるとは…

 

(予告編をよく見ていれば、わかったことなんですが)

 

 

主人公は、おっとりした女性。

 

周りがピリピリしていても、おたおたしているところが、何ともかわいらしい。

 

こういう人が身近にいると、何だかほっこりしちゃいますよね。

 

彼女は、絵を描くのが好きでした。

 

戦争がなかったら、今の時代だったら、絵本作家になれたんじゃないかと思います。

 

 

その彼女が… あんなことに。

 

大切なものを失う、ということが、どんなことか。

 

幼い命を守ることができなかった。

 

大事な右腕を、なくしてしまった。

 

 

爆風のトラウマが、あの時どうしてもっと早く…という思いが、

 

彼女の心を、いつまでも責め続けます。

 

その描写が、もの凄い。

 

俺は、自分がうつの地獄にいる時のことを思い出して、

 

吐き気をもよおして、危うく退席してしまうところでした。

 

 

でも、この映画は、ちゃんと見なければ。

 

ここで逃げたら、俺は、前に進めない。

 

 

彼女に寄り添う気持ちと、彼女に手を引っ張ってもらう気持ちが混在して、

 

俺は、最後まで何とか、映画を見ることができました。

 

 

ああ、つらい。切ない。かわいそう。

 

でもね、生きることって、そんなことの連続なんです。

 

それを人一倍味わっているので、魂が震えるんですよね。

 

 

この映画で好きなのは、やたらとチューする場面が多いこと。

 

おとなしい人が、本気で怒るところ。

 

大粒の涙をこぼして絶叫する場面は、痛々しいけど、美しかった。

 

 

日本人を学ぼうとする人は、この映画をお見逃しなく。

 

 

 

4.傷物語Ⅱ 熱血編 (9月5日鑑賞)

 

 

全部で三部作なんですが、何だか、この映画に興奮しました。

 

対決シーンが、カッコいい。

 

セリフのやり取りが、スリリング。

 

そして、大人な感じの音楽が、耳に心地いい。

 

 

やっぱり、アニメーションはいいなあ。

 

俺、あんまり知らないので、このくらいにしておきます。

 

俺の周りに、もっと詳しい人が、たくさんいますから(笑)

 

 

 

5.ルドルフとイッパイアッテナ (8月20日鑑賞)

 

 

日本が作ったCGアニメとやらを見たくなって、ひとりで見て来ました。

 

かわいい絵柄ですが、物語の展開はハードですねえ~

 

飼い猫というのは、ぬくぬくして羨ましいイメージでしたが、

 

飼い主の都合で、どうにでもされてしまう危険性を秘めている。

 

 

大切に飼われていた猫が、ある日突然、失踪してしまう。

 

それは、ほんの軽い、好奇心でした…

 

何となくしてしまったことが、取り返しのつかない大事になってしまうことは、よくある。

 

しかし彼は、運がよかった。

 

新しい友達との“出会い”が、彼を救ったのです。

 

 

色んな境遇の猫たちを知り、新しい知識を得て、彼は成長していきます。

 

そして、生まれ育った家に帰るための計画を立てます…

 

 

ああ、どうなるか。無事に帰れるのか。

 

それは、帰ってみないと、わからない。

 

でも、帰らずにはいられない。確かめずにはいられない。

 

 

結果は… ああ、何てこった!

 

 

失ってから、初めて気づくことがある。

 

失ったから、新たに得られるものもある。

 

 

目を開いて、周りをよく見ろ。

 

今まで見えなかったものが、見えてくるはずだから。

 

 

 

 

6.バットマンVスーパーマン (4月1日鑑賞)

 

 

何でまた、この2人が戦うのか?

 

そもそも、能力が違い過ぎでしょうが!

 

色々とツッコミたくなる企画ですが、意外と面白かったんですなあ、これ。

 

 

超能力やら飛行能力やら耐久性やら、スーパーマンがはるかに上。

 

それに対して、バットマンは、知恵と武器と小細工で対抗。

 

ダイナミックな攻撃力と、ちまちました策略で戦うのが、すっげえ笑えます。

 

 

勝負にならんかと思いきや、スーパーマンがほどほどにバカなので、

 

なかなか、両者一歩も譲らない、激しい戦いに!

 

 

結末は、なんだあやっぱりそんなもんか、でしたが、

 

少なくとも、「フレディVSジェイソン」よりは、ずっと面白いッス。

 

 

 

7.傷物語Ⅰ 鉄血編 (3月5日鑑賞)

 

 

個人的にはⅡの方が好きですが、これはこれで面白い。

 

ヴァンパイアの再生能力って、すごいんですねえ。

 

舞台は新潟っぽいんですが、どこか、異世界を感じさせる場所。

 

春の心地よい風を感じながら、グラマラスな女子高生と会話するのもまたよし。

 

 

映画「べっぴんの町」での、男と女のやり取りが俺は好きなんですが、

 

本作のやり取りがまた、知的で露骨でダイレクトで、実に楽しい。

 

 

ああ、身体能力とか、再生能力とか、繁殖能力とか、生命力とかって、

 

やっぱり、エロが原点なんだろうなあ。

 

 

美しいものには棘があり、かわいい唇には牙がある。

 

誘え!抱きつけ!絡みついて、血を吸い上げろ!

 

 

命は、流れて循環するからこそ、レベルアップしていくのだ。

 

 

 

 

8.ローグ・ワン (12月29日鑑賞)

 

 

やっぱり、公開すれば、見に行かないわけにはいきませんなあ。

 

12歳くらいの頃から、SWを見ている世代なので。

 

今回も、マヌケで楽しいです~

 

今年は、エピソード8。来年は、ハン・ソロの番外編。

 

再来年は、エピソード9と、毎年のように新作が公開されます。

 

こりゃあ、なかなか死ねませんなあ。

 

 

レイア姫役の、キャリー・フィッシャーが急死したそうで、お悔やみ申し上げます。

 

本作のラストシーンのCGは、マネキンみたいで、すっごくキモかったです、はい。

 

 

 

9.オデッセイ (3月16日鑑賞)

 

 

マット・デイモン渾身の力作。宇宙船ダイエット映画でございます。

 

トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」は、無人島ダイエット映画。

 

クリスチャン・ベールの「マシニスト」は、不眠症ダイエット映画。

 

 

やせたかったら、宇宙船に乗って、取り残されよう!

 

 

 

 

10.君の名は。 (8月26日鑑賞)

 

 

話題の映画ですが、俺的には、“盛り込み過ぎ感”が大きい。

 

それまでの新海作品のテイストを全部盛り込んだ、濃厚なフルコース。

 

これは、贅沢過ぎて、腹一杯になりますわ~

 

 

この映画の面白さは、今更言うまでもないので、他の人の記事を読んで下さい。

 

俺が思うに、手に油性ペンで字を書くなら、

 

手のひらじゃなくて、手の甲の方がいいでしょうな。

 

ただでさえ、多感な年ごろなんだから、多汗でしょうから。

 

 

個人的には、彼女の妹と、彼の親友のメガネ男子がかわいくてよかったッス。

 

 

新海監督、次回作のハードルが上がりましたなあ。

 

でも、彼の才能が多くの人に認められるのは、大歓迎です。

 

 

中国人が、これを見てびっくりしたそうな。

 

へえ~ 日本人って、普通に恋愛するんだ~

 

そりゃそうだ、中国のTVや映画に登場する日本人は、みんな野蛮なイメージだから。

 

これで、日本人のイメージがアップすればいいね☆

 

 

 

 

(次は、ワースト部門です)

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2017-01-01

2016年 映画熱ランキング その2 「邦画編」

テーマ:ランキング

さあ、ユルユルと、記事は進んで参ります。

 

すでに、熱燗2本目に入っていますので、ほろ酔い状態です。

 

やっぱり、邦画は日本酒でしょう☆

 

 

 

【邦画編】

 

 

1.知らない、ふたり  (3月28日鑑賞)

 

 

ダントツに、これが第1位です。

 

群像劇って、登場人物を覚えるのが面倒くさいというイメージがあるんですが、

 

これは、今泉力哉監督の才能がなせる技でしょう。

 

 

本作は、一番、俺の心に残っています。

 

恋愛映画って、以前はすごく苦手だったんだけど、最近は、そうでもない。

 

きっと、恋を語るのが、無性に恥ずかしかったのかもしれませんね。

 

今は、楽しんで見られるようになりました。

 

俺も、やっと、大人になってきたのかなあ…エヘヘ。

 

 

この映画の素晴らしさは、簡単には説明できません。

 

見た人の感性とか、過去の恋愛遍歴に左右される領域だと思うから。

 

 

俺は、共感できる部分が多かった。

 

前作「サッドティー」も傑作でしたが、本作の方が、明るいです。

 

だから、楽しい。

 

恋をしてこなかった人が、恋をしてみたい、と思えるような映画です。

 

 

ああ、もう、これくらいしか書けません。

 

気になる人は、3月に書いた、俺の紹介記事を読んでみて下さい。

 

 

わかる人には、わかるし、わからない人には、わからない。

 

そこが、たまらなく、いいのだ。

 

 

 

 

2.ピンクとグレー (3月3日鑑賞)

 

 

これもまた、心をわしづかみされたような、強烈な作品でした。

 

立場が逆転したら、人は、どう変わるのか?

 

ありそうで、なかなかないけど、もしあったら、こんな風なのかもしれない。

 

まさに、映画は人生の疑似体験であることを、体現したような傑作です。

 

 

思春期の友情というのは、簡単に芽生えるもの。

 

それは、絶対的な“差”が、まだ発生していないから。

 

多少の差異はあるにしても、基本は、平等な立場。

 

 

でもね、大人になると、そんなに簡単じゃないんです。

 

男同士でも、女同士でも、男と女でも。

 

 

軋轢とか、嫉妬とか、しがらみとか、優越感とか、劣等感とか。

 

色んなものが、心に渦巻いて、ある日突然、爆発する。

 

あるいは、少しずつ、くすぶり続けて、次第に熱を帯びていく。

 

 

怖いのは、立場が逆転した時。

 

絶頂と急降下は、いつも背中合わせ。

 

そういう意味では、これはとてもコワい物語であると言えます。

 

 

さあ、自分がそういう状況になったら、どうしますか?

 

一緒に、考えてみましょうか。

 

 

 

3.リップヴァンウィンクルの花嫁  (4月4日鑑賞)

 

 

岩井俊二監督は、ファンタジックな作風でありながら、

 

世の中の理不尽さを、ストレートに表現します。

 

一切手加減せず、痛々しいくらい、生々しい。

 

物悲しさと切なさの向こうに、美しさが垣間見えるんですよね。

 

 

主人公は、お人よしで、素直で、騙されやすい女。

 

職業が、学校の講師であることで、生徒たちからも、からかわれる。

 

真面目でおとなしいから、いいようにやられてしまう。

 

ネットで出会った男にも、その日に体を許してしまう…

 

 

彼女のハンドルネームは、クラムボン。

 

宮沢賢治が好きなんだなあ、とすぐにわかる。

 

で、トラブルが起きて、変えるんだけど、カムパネルラ(笑)

 

バレバレじゃん~ 大丈夫か、彼女。

 

 

もう、彼女が、心配で心配で、たまりません。

 

で、ハンドルネームがランバラルの男がいて、アムロがいて、

 

ああ、もう、バレバレで、イライラしてしまう~

 

 

でも、映画を見ているうちに、先入観が吹き飛ばされていくんです。

 

 

お人よしって、悪いことじゃない。

 

騙されやすいのだって、決して短所じゃない。

 

はっきり自己主張できなくても、いいようにあしらわれても、

 

それは、生きていく上で、決定的な致命傷ではないのだ。

 

 

そこに気づくと、俄然、映画が面白くなっていく。

 

 

不思議で、かわいらしくて、着地点があるようでないような、変てこな映画です。

 

 

ラストのあの“かぶりもの”は、意味深で笑えました。

 

 

 

 

4.少女 (10月15日鑑賞)

 

 

派手な大作におされて、ひっそりと終わっちゃった感じがしますが、

 

俺的には、インパクト絶大でした。

 

思春期の女の子は、特別な心の領域を持っているもの。

 

それは、男子にもあるんですが、女子の方が深いと思う。

 

 

そこが、いい。

 

 

物語は、女の子が書いた、“渾身の小説”をもとに展開していきます。

 

何故、それが生まれたのか。題材は、何か。

 

そして、その小説が、そんな運命をたどったのか…

 

 

さわやかな青春物語ではありません。

 

そんなんだったら、俺の記憶に残るはずもない。

 

はっきり言って、ドロドロでございます。

 

しかしながら、かわいくて、いじらしくて、キレイなのです。

 

それはきっと、俺が男だからだと思うんですが、

 

女子からすると、嫌悪感も少なからずあるかもしれません。

 

 

自分にないものを、探して、求めて、永遠に、手に入ることはない。

 

それが、夢やロマンというもの。

 

 

だからこそ、一瞬の輝きが、美しい。

 

次の瞬間には、脆く崩れ去る運命だったとしても、

 

いや、それだからこそ、魂に刻まれるのだ。

 

 

 

 

5.風の波紋 (5月7日鑑賞)

 

 

いやあ~ これは、ヤラレました。

 

こんなに面白いとは思わなかったんです。

 

 

新潟県と長野県の県境にある、とある小さな村に住む人たちを見つめた、

 

良質のドキュメンタリー映画。

 

実はこれ、見終わった後と、現在感じることに、差異を感じるんですよね。

 

それを差し引いても、いい映画だったと思う。

 

 

居場所というのは、生きていく状況の中で、自然に決まってしまうものだけど、

 

少なからず、自分で選んで決めたものなんですよね。

 

あいつがこう言ったからとか、騙されたとか、色んな言い分はあるかもしれないけど、

 

最終的には、自分で“ここに住もう”と決断した結果であることは、間違いない。

 

 

今思うと、画面に登場する人たちは、“よそいき”の顔だったのかもしれない。

 

映画に映っていないところでは、もっと非人道的なことが行われていたりして…

 

 

でも、そんなことをしていたら、どんどん、人がいなくなってしまう。

 

過疎が進んでしまうのには、ちゃんとした理由があるのだ。

 

田舎であろうが都会であろうが、関係ない。

 

居心地のいいところに、人は集まってくるのだ。

 

 

そして、居心地のよさは、人によって感じ方が違う。

 

それで、いい。

 

 

冒頭で、雪下ろしをするバアちゃんが、最高にカッコよかった。

 

 

 

6.淵に立つ (10月15日鑑賞)

 

 

これは、一番強烈だったような気がします。

 

あまりにもヒドいので、ワーストの候補にいったん入れたんですが、

 

ここまで最低の物語を、本気で撮っていることを評価して、ランクイン。

 

 

日本人の、長所と短所が、入り混じった、正視に耐えない場面の連続。

 

後半はひたすら、心が痛くてたまらない時間を過ごすことになります。

 

これなら、リップヴァンウィンクルの花嫁の方が、ずっと健全かも(笑)

 

 

さあ、これを見るなら、覚悟して下さいよ。

 

好奇心と油断が、悲劇の始まり。

 

退屈でモヤモヤしている時の方が、人は幸せなのかもしれない。

 

 

しかし、である。

 

面白そうなものって、魅力あるでしょ。

 

…ね、だから、ご用心!

 

 

 

7.永い言い訳 (12月5日鑑賞)

 

 

こっちもドロドロですが、まだ、毒は少ないかも。

 

本木雅弘は、だんだん、いい俳優になっていきますね。

 

誰もが、少なからず、イライラしながら、生きている。

 

話を聞いてくれる人に甘え、自分の都合の悪い部分には、目をつぶる。

 

 

主人公は、そこそこ売れたけど、最近は鳴かず飛ばずの、小説家。

 

奥さんは、元美容師(たぶん)で、夫の髪をカットしている。これが冒頭。

 

この会話だけで、全ての状況が理解できてしまう。西川監督、すげえ!

 

 

罪悪感というのは、人によって違う。

 

自分のせいじゃないと思い込むのは、才能だと思う。

 

自分が悪いと思う能力のある人は、優しいけど、哀しい。

 

ここに登場する人たちは、それぞれに、強い。

 

子供ですら、強い。

 

それは、自分の弱点を理解し、ちゃんと向き合っているから。

 

 

一番大変なのが、主人公。

 

しかし彼には、小説を書くという、才能があった。

 

それが彼を救っているのかどうか、俺には、わからない。

 

人生において、様々な経験をしたことが、文章に生きてくる。

 

それは、自分の精神世界を、第三者に語れるということでもある。

 

 

自分は、そういうの、苦手だから。

 

それで逃げ回れるほど、人生は甘くない。

 

必ず、どこかで、ツケを払う時が来る。

 

それはまさに、命をかけた戦いなのだ。

 

 

 

8.火 Hee (12月17日鑑賞)

 

 

あまりにもインパクトがあったので、見たばっかりですが、ランクイン。

 

桃井かおりという存在が、とても不思議な生き物に見える。

 

彼女は、どこまで、“人”なんだろうか。

 

いや、彼女こそが、“人”そのものであり、“生きている女”なのだ。

 

 

人は、嘘をつく。

 

男は、男なりの嘘をつくし、

 

女も、女なりの嘘をつく。

 

世の中は、嘘でいっぱい。

 

 

しかし、である。

 

多くの嘘の中に、真実が存在するのも事実だし、

 

多くの真実の向こうに、隠された“大きな嘘”が存在するのもまた、事実。

 

 

この映画を見ていると、自分の立ち位置が、危うくなっていくのがわかる。

 

きっとそこは、狙っているのかも。

 

 

桃井姐さんは、手強い。

 

まさに、妖怪であり、魔物であり、得体のしれない存在。

 

 

あ~ でも、そこがいいんだよね~ ちくしょう。

 

 

 

9.クリーピー 偽りの隣人 (7月2日鑑賞)

 

 

黒沢清監督だってわかっているから、ある意味、安心。

 

相変わらず、風と光と影を使った描写は、秀逸。

 

彼の作風として、

 

意味もなく、突拍子な行動を取ってしまう、人間の面白さがあります。

 

「CURE」とか、懐かしいですよね~

 

 

真面目な男は、融通が効かないという欠点があります。

 

そこを、ぶっ壊すのは誰か。

 

まるで、今村昌平監督の「うなぎ」を見ているようでした。

 

やっぱりねえ、クソ真面目で難しい男は、一度は壊れた方がいいんです。

 

そこから何かを学べないような男なら、それまでの話。

 

 

終わった、と思った瞬間から、新しい生き方が生まれるのだから。

 

 

 

10.FAKE (8月6日鑑賞)

 

 

最後は、あの人の映画です。

 

誤解と偏見って、どうやって生まれるんだろう。

 

報道とか、ウワサ話とか、イメージで洗脳されるのって、実際、怖いと思う。

 

先入観。既成概念。異質な者に対する警戒心。

 

一般人なら、たかがしれていることなのかもしれないけど、

 

有名人だと、落差が大きいんだろうな。

 

 

いつの世でも、“しゃべったもん勝ち”みたいな風潮があって、

 

自己主張が下手な人は、いいようにやられてしまう。

 

嘘だって、つき続ければ、本当になってしまうんだろうか。

 

 

多くの人が同じ認識を持つと、“力”が生まれる。

 

ひとりひとりには、悪気はなくても、集団の力というのは、

 

無意識のうちに、理不尽な暴力となっていく。

 

 

同じ映画でも、見る人によって感じ方が違うように、

 

ひとりの人間をどう評価するかは、千差万別。

 

だから、“みんながそう言っているから”という安易な判断が、俺は嫌いなんです。

 

 

自分自身に対する戒めとして、この映画を記憶しておきたい。

 

劇場でお会いした森監督のお話が、心にしみました。

 

 

仕方のないことは、世の中に無数に存在する。

 

だからこそ、あがいてみたくなるのだ。

 

 

 

 

(次は、アニメ・特撮編です)

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2017-01-01

2016年 映画熱 ランキング その1 「洋画編」

テーマ:ランキング

皆様、あけましておめでとうございます。

 

昨年、母が他界したので、本来なら、年始のあいさつは控えるべきなんですが、

 

話し言葉としては、問題ないんじゃないかと。

 

だって、世の中おめでたいムードなんだから、それはそれでいいじゃん♪

 

 

昨夜は、7種類の銘柄の違うビールを飲み比べして、がっつり寝ました。

 

昨日が仕事納めで、明日は仕事始め。

 

コーヒーをゆっくり飲みながら、ジャズを聴いて、静かなひととき。

 

 

さあ、毎年恒例の、ランキングの集計を始めます。

 

俺が昨年、劇場で見た映画は、56本でした。

 

この中から、独断と偏見でピックアップした作品を、部門別にご報告。

 

 

なお、通常はネタバレしないで書くのがモットーですが、

 

ランキング記事は、多少のネタバレが入りますので、ご容赦下さい。

 

 

 

 

 

 

【洋画編】

 

 

1.ロスト・バケーション (8月6日鑑賞)

 

 

文句なしの第1位は、シンプルなサメ映画。

 

これ、よく練られてますね~

 

おねえちゃんが、たったひとりで、サメに立ち向かう物語です。

 

俺は、孤独な状況で戦う話が好きなので、

 

これは、嫌なことを一時忘れて、夢中で楽しめました。

 

教訓とか、感動するかなんて、どうでもいい。

 

大事なのは、そこにのめり込める自分に、心地よさを感じ取れるかどうか。

 

 

この映画で一番笑かしてくれたのは、サメ君です。

 

がんばれ、サメ! 

 

さっさと、その女を食い殺せ!

 

 

 

2.ブラック・スキャンダル (2月7日鑑賞)

 

 

地味~な映画ですが、奥行きがとても深い。

 

ジョニーの悪っぷりは、何とも味がある。

 

もともと、“いい人オーラ”を放つ男なので、

 

悪役をやると、嘘っぽい。(フェイクとか、リバティーンとか)

 

 

そこが、いい。

 

 

「ゴッドファーザー」のマーロン・ブランドのように、

 

ドスが効いていないしゃがれ声が、実にいい。

 

本気で、人を脅す時。

 

本気で、人を殺す時。

 

 

彼は、実に、楽しそうだ。

 

 

 

3.ホワイト・ゴッド (1月10日鑑賞)

 

 

やっぱり、この映画も、忘れられない。

 

見たのは年初めだったんだけど、鮮明に記憶に残っています。

 

13歳の女の子が主人公で、わんこがたくさん出てきて、

 

やたらとパンチラがあって、PG12で、流血があって… ああ、素敵☆

 

 

俺的には、本作の主人公は、捨てられたわんこ。

 

大人の都合で、最愛のわんこと離れ離れになった少女は、

 

必死になって、探します。

 

 

しかし、わんこにとっては、全てが、生きるための戦いでした。

 

 

おっちゃんに出会って食べ物をもらい、売り飛ばされ、

 

闘犬としての訓練を受け、次第に強くなっていく、サバイバルわんこ映画。

 

奴には、群れを率いる統率力があった…さあ大変!

 

250匹のわんこ軍団が、街中を疾走する場面は、圧巻。

 

ジュラシックなんとかのCGではなく、本物のわんこ軍団です。

 

 

暴走!暴走!暴走!

 

人間を食い殺せ!

 

銃弾をかわして、喉を噛みちぎれ!

 

獣をナメんじゃねえぞ、オラオラ!

 

 

血に飢えたわんこと、血なまぐさと、少女のパンチラと生足。

 

 

何だか、不思議に楽しいです。

 

 

 

 

4.神様メール (6月6日鑑賞)

 

 

何と、神様は、引きこもりでした。

 

神業だか神通力だかを駆使して、ひたすら、いたずらに没頭するクソジジイ。

 

う~む、唯一絶対神って、嫌な奴に決まっているよねえ。

 

しかし、この神様、相当なマヌケでございます。

 

まあ、長く生きていると、性格がどんどんねじ曲がっていくんですな。

 

 

神様ジジイは、どうしても外に出ないといけない事態に。

 

シャバに出て、やたらと態度がデカいジジイは、忌み嫌われます。

 

“自称”神様は、そこらじゅうにいっぱいいるもんね~

 

 

主人公は、神様の娘。(10歳くらいだから、孫なのかもしれませんが)

 

彼女は、いい仕事しますよ~

 

12人の使徒を集めるんですが、第1弟子のおねえちゃんは、障害者。

 

彼女が失ったものと対面する時に流れる曲は、ヘンデル。

 

哀しく美しい、名場面でした。

 

やっぱり、色んなタイプの人と出会うと、たくましくなっていくんですね。

 

引きこもりの気難しいジイさんにも、そういう時代があったのでしょう。

 

そう思うと、登場人物の全てに、奥行きが出てきます。

 

 

で、神様の奥様が、実は食わせ者でした…と。

 

このバアさん、神様よりも性格悪そうですわ(笑)

 

 

 

5.クリード チャンプを継ぐ男 (1月28日鑑賞)

 

 

ご存じ、ロッキーシリーズの続編です。

 

これは、見ておかなければならないし、見ずにはいられないんですわ~

 

今回は、死んだ親友アポロの息子が登場。

 

彼は、年老いたロッキーに出会い、ボクシングを教えて欲しいと頼む。

 

当初は渋っていたロッキーも、彼の素性を知って、考えが変わる。

 

 

病に侵され、余命を削りながら、2人で一緒に生きようとする姿が、美しい。

 

街の路上で、ロードワークをする場面で流れる、あの名曲…

 

ああ、俺は、ロッキーと同じ時代を、こうして生きてきたんだ。

 

 

療養している時に、キックボクシングのジムに通って、

 

サンドバッグを叩いている時、シャドーをしている時、

 

ロッキーのテーマが、あしたのジョー2のテーマが、脳内を駆け巡った。

 

 

男は、戦う生き物である。

 

駄目だとわかっていても、無理だと承知の上で、無茶をする。

 

理由なんて、どうでもいい。

 

ただ、そうせずにはいられないものを持っているのが、男であることの証しなのだ。

 

 

 

6.ブリッジ・オブ・スパイ (1月10日鑑賞)

 

 

これもまた、男たちの、静かな戦いの物語です。

 

トム・ハンクスは、超人的なキャラではなく、

 

普通の、誠実で素直な男を演じるのが、実にお見事。

 

優しさとユーモアにあふれ、弱い者をいたわり、礼儀正しい。

 

そんな彼が、危険な場所で、難しい交渉に挑む。

 

これほど、ワクワクする素材はないでしょう。

 

 

「たそがれ清兵衛」もそうでしたが、

 

大きな仕事を頼まれた時に、いったんは断り、誰か他の人に…と。

 

しかし、やれるのが自分しかいないとわかると、引き受けることに。

 

 

覚悟をして臨む、男の佇まいは、美しい。

 

 

スパイという職業は、決して派手なものではないはず。

 

トム・クルーズのアレは、アクション映画。

 

本当のスパイ映画は、サスペンス映画であって欲しいんですね。

 

だから、「007」は、マヌケでいいのです。

 

トラブルで追い詰められて、サラリと切り抜けるのが、スパイ。

 

目立たず、地味に、さり気なく。

 

素朴で、静かに忍び寄り、気配を殺して…あ、それは忍者か。

 

 

とにかくねえ、トムは、いい俳優なんです。

 

最後の、ベッドで眠りこける場面は、最高にカッコよかった☆

 

 

 

7.エージェント・ウルトラ (2月7日鑑賞)

 

 

この映画、全然期待してなくて、たまたま時間が合ったので見たんですが、

 

すっげえ笑えて楽しかったッス。

 

主人公は、コンビニでバイトする、おとなしい青年。

 

ある夜、車を盗みにに来た2人組を制止しようとして絡まれ、

 

とっさに、カップスープとスプーンだけで、2人の暴漢を秒殺!

 

実は、密かに特殊な訓練を受けた、シークレットソルジャーであった。

 

記憶を消されていた男の前に、お迎えの上司が訪れる。

 

しかし、それを阻止しようとする謎の殺人部隊が襲い掛かって来て…

 

ああ、まるでマンガの世界のような、アホ映画。

 

でもねえ、なかなかこれ、出来がいいんですな。

 

 

こういうの、結構好きだったりします。

 

 

 

8.ルーム (5月22日鑑賞)

 

 

さあ、これはまた、手に汗握る系の、脱出サスペンス。

 

密室で、母親と息子が、仲良く暮らしています。

 

でも、何か変だな…と思ったら、実は、監禁されていた!

 

あ~ これは、健全な映画ではないと、すぐにわかります。

 

どうして監禁されたのかも、すぐにわかります。

 

そこで、母親は、脱出計画を、息子に話します。

 

 

男の子にとって、未知なる世界への冒険は、大人になる第一歩。

 

しかし、危険とリスクが伴う上に、母親の命もかかっている。

 

そこが、サスペンスの肝。

 

少年は、5歳の誕生日を迎えたばかり。

 

実際の行動は、思うように素早くいかない。

 

ああ~ 危なっかしくて、ドキドキハラハラ。

 

予期せぬ事態に遭遇する連続の中で、少年は、いかに切り抜けて行くのか。

 

 

本作のいいところは、“その後”もきっちりと描いている点にあります。

 

「千と千尋の神隠し」や「百円の恋」は、情景のみでしたが、

 

しっかりと、見据えているのがよろしい。

 

 

大人の映画なんだなあ、と感じました。

 

 

 

9.永遠のヨギー (9月25日鑑賞)

 

 

これは、ヨガを世界に広めた男の、ドキュメンタリー映画。

 

彼の風貌が、実にいい。

 

本当に大切なことは、多くを語らなくても、ちゃんと伝わるもの。

 

彼の行動力と存在感が、人を動かしたことが想像できます。

 

 

ヨガは、宗教ではなく、科学だそうな。

 

説明する言葉。体現する説得力。そして、人柄。

 

いいものは、人の心に直接訴えかけ、自然に伝わっていくもの。

 

 

体をほぐすのと同様、心をほぐしてみることも大事ですね。

 

 

 

10.レヴェナント 蘇えりし者 (4月26日鑑賞)

 

 

最後は、レオナルド・ディカプリオの力作。

 

川で魚をつかまえて、生でかじる場面は、感慨深いものがありました。

 

「タイタニック」で村八分にされ、寿司バーでくだを巻いていた時の味が蘇る!

 

…くそう、醤油はねえのか!(注:そんなセリフはありません)

 

「老人と海」のアンソニー・ホプキンスの、

 

『…塩を持ってくればよかった。』の言葉を思い出しますな。

 

 

熊に襲われ、瀕死の重傷を負い、息子も殺され、復讐を誓った男。

 

悪役のトム・ハーディが、いいですねえ~

 

根っからの悪人ではなく、

 

オレだって、生きるために必死だったんだよ!という匂いがプンプン。

 

彼と対峙すると、デカプーがおぼっちゃんに見えくるから不思議。

 

 

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の映画は、

 

たまたまそうなって、善側と悪側になってしまった、というシチュエーションが多い。

 

悪気はなくても、結果として悪役になってしまう。

 

善意のつもりが、悪く受け止められてしまう。

 

悪意をぶつけたつもりが、逆に褒められてしまう。

 

 

はい、よくあることです。

 

 

世の中は、誤解と偏見がいっぱい。

 

それを、疑似体験できるのが、映画の醍醐味の1つでもあるんです。

 

 

 

年を取るにつれて、ありきたりの映画に、興味がなくなっていくのを感じます。

 

やっぱり、生きるための刺激を与えてくれる作品に、たくさん出会いたい。

 

 

読者の皆様がどう捉えるかは、自分の勝手。

 

俺がどう感じるかは、俺の感性の問題。

 

 

違うからこそ、面白い。

 

 

(次は、邦画編です)

 

 

 

 

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2016-12-30

映画 「ローグ・ワン」

テーマ:アニメ・特撮

使い捨てにされていく魂たちにも、キラリと光る瞬間があるのだ。

 

 

「スター・ウォーズ」の番外編。

 

位置づけとしては、エピソード3と4の間。

 

(3.5ではなく、3.9という意味合いのようです)

 

 

さて、内容については色んな人が詳しい記事を書いていると思うので、

 

細かいことは、省きましょう。

 

 

色んな人たちがガヤガヤ出てきて、誰が誰だかわからんうちに、

 

どんどん死んでいって、ピュンピュン、ちゅどーんっていう感じ。

 

まあ、SWというのは、そういうお祭りみたいな、楽しい世界が魅力なんですな。

 

 

今回は、ドニー・イェンが俺のメイン。

 

盲目の剣士という設定が、メチャクチャカッコいいです。

 

「HERO」で、ジェット・リーと対決した時は、ゾクゾクしたっけなあ。す

 

やっぱり彼は、“使い手”としてのオーラが出まくり。

 

座頭市のように、バッサバッサと斬りまくり。

 

実に、楽しいッス。

 

 

 

もうひとり、い~い感じの奴が。

 

ドロイドの、K-2SOです。

 

C-3POよりも、身長が高くて、のしのし歩きます。

 

色はシンプルで、昨日は充実。

 

こういうの、いたなあ、何だっけ。

 

…そうそう、アイアン・ジャイアント!

 

あそこまで派手な能力はありませんが、

 

何というか、ジェントルマンなんですよね。

 

腕っぷしも、銃の使い方も、なかなかのもんです。

 

彼が護衛してくれて、サポートしてくれたら、

 

何でもできそうな気がします。

 

 

 

主役級の2人が、一番影が薄かったようにも思えます(笑)

 

まあ、そこはどうでもよろしい。

 

いいじゃん、SWなんだから!

 

 

 

世の中には、有名になって歴史に名を残す人がいれば、

 

誰の記憶にも残らず、ひっそりと死んでいく人もいます。

 

 

 

「ローグ・ワン」というタイトルの意味は、深い。

 

考えれば考えるほど、深くなっていくのだ。

 

 

 

俺的には、本作は、鎮魂歌である。

 

捨てられた魂が、志によって息を吹き返し、

 

命を投げ出して、何かを成し遂げていく。

 

 

生きるための、戦い。

 

大切な何かを守るための、戦い。

 

失ったものを取り戻すための、戦い。

 

自分が犯した罪を贖うための、戦い。

 

 

人生は、

 

命は、

 

時間は、

 

つまらないと思うから、つまらない。

 

面白くする努力をすれば、どんどん面白くなっていく。

 

 

傷ついた分だけ、

 

失敗した分だけ、

 

悲しみが多い分だけ、

 

ある瞬間に、本気で戦うことができる。

 

 

誰かのために。

 

自分のために。

 

できなかったことを悔やむヒマがあったら、

 

今、できることを、さっさとやってしまえ。

 

 

 

テキトーだと言われようと、

 

正答に評価されなくても、

 

自分の生き方に、悔いがなければ、それでよし。

 

 

 

胸を張って、堂々と、己の命を全うせよ。

 

…それが、サムライの魂!

 

 

 

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2016-12-27

U-NOTE Ⅱ 「危機一髪」

テーマ:ケガ・病気

先ほど、大事故になるところでした。

 

 

今日は珍しく、仕事が早く終わったので、6時過ぎに職場を出ました。

 

信号機が少ない、広い道路なので、あちこちに交差点があります。

 

見通しがいい道路なんですが、強風とみぞれ混じりの雨…

 

 

いつものように車を走らせていると、左前方から、車が近づいて来ました。

 

こっちは、優先道路。

 

あっちは、一時停止。

 

 

一応、念のため、スピードを少し緩めます。

 

普通は停止するはずなんですが、

 

その車は、止まらずに交差点を通り抜けようとした!

 

 

 

思わず、急ブレーキ。

 

たまらず、クラクションを鳴らす。(普段はやたらに鳴らさないんですが)

 

 

俺の前方に、車が飛び出して行く。

 

 

このまま行くと、ぶつかってしまう。

 

ブレーキをかけてから、停止するまでの、制動距離というものがある。

 

 

 

 

 

…ああ、間に合わない。

 

 

 

そう思った瞬間、相手が止まろうするのがわかった。

 

 

…しめた!

 

 

 

とっさに、ブレーキから足を離して、右にハンドルを切った。

 

同時に、アクセルを踏み込む。

 

 

相手が止まってくれたので、俺は、反対車線にはみ出した。

 

相手の車の、ヘッドランプの光が、車内をなめていくのがわかる。

 

 

…ぶつからなかった。

 

 

あとは、急加速して左に急ハンドルを切って、元の車線に戻る。

 

バックミラーに写る相手の車が、ゆっくりバックするのが見えた。

 

 

よかった。これなら、後続車もぶつからずに済む。

 

 

 

何となく、アクセルから足を離して、減速したのがよかった。

 

後続車が、車間距離を取っていてくれて、よかった。

 

対向車が来なくて、助かった。

 

 

たぶん、すれすれでかわしたから、ほんの30センチくらいの間隔だったと思う。

 

まるで、ワイルドスピード!

 

ブリット!

 

ミニミニ大作戦!

 

トランスポーター!

 

 

う~む、豚の出荷作業で、反射神経鍛えてるからなあ。

 

早い時間に帰られたから、体力も少し残ってた。

 

いっぱいいっぱいで仕事してなかったので、

 

ぼんやり考え事しながらの運転じゃなかった。

 

 

あとほんの少し、早く通過していたら。

 

あとほんの少し、遅く通過していたら。

 

考えれば考えるほど、わからなくなっていくけど、

 

車は無傷だし、怪我もしていないし、事故も起きていない。

 

 

ただ、俺がカースタントをしただけ。

 

 

 

年末で、

 

通勤ラッシュの時間帯で、

 

天候が悪くて視界不良で、

 

交通事故の多い道路を走っていた。

 

 

 

きかんしゃトーマスに、「じこはおきるよ」という歌があります。

 

ネットで映像も流れている、すごくワイルドなシロモノなんですが、

 

いやあ、ホントに、笑い事じゃないんですよね(汗)

 

 

 

俺、死ぬかと思いました。

 

死にたがりだから、死んでもよかったんですが、

 

何となく、全力で危険を回避しちゃいました。

 

 

 

相手がもっと早く通過したら、左にハンドルを切って、

 

田んぼに落ちるという手もあった。

 

相手が止まろうとするのが見えたから、右に切った。

 

少なくとも、相手の真横に、正面から突っ込むのだけは避けたかった。

 

それだと、相手を死なせてしまう危険性があるから。

 

 

俺は、ハッチバックの普通車。相手は、軽自動車。

 

こっちの方が質量があるから、どうしても相手が吹っ飛んでしまう。

 

ぶつかった衝撃で弾き飛ばされ、次々に巻き込まれ事故が起きる。

 

…ああ、考えただけで、恐ろしい。

 

 

自損事故で死ぬなら、俺ひとりで済むけど、

 

相手を巻き込む事故は、悲惨な結果しか生まない。

 

 

 

相手を死なせなくて、よかった。

 

俺が生き残ってよかったのかどうかはわからないけど、

 

誰も事故に巻き込まれなかったのは、よかったと思いたい。

 

 

 

読者の皆様も、交通事故に遭わないように、どうか気をつけて下さい。

 

 

 

 

 

 

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