FUJITA'S BAR
2017-07-22

U-NOTE Ⅱ 「太宰と散歩と、酒とサバ缶」

テーマ:ケガ・病気

あれから、数時間、眠りこけておりました。

 

 

昼過ぎに起きて、適当な昼食をとり、

 

さて、DVDでも、と思ったんですが、今日はどうもそういう気分になれず、

 

また、太宰をパラパラと読んでいました。

 

 

いつもなら、CDで音楽を掛けたりするんですが、

 

今日はそういう気分じゃなく、無音のまま。

 

 

地元では、夏祭りらしく、子供たちの元気な声が、時折聞こえました。

 

俺は、人が楽しそうにしている音は、全然うるさいとは思わないので、

 

時たま、うとうとして、また起きて、コーヒーいれて、また読んで。

 

 

電話も鳴らないし、来客も来ないし、静かな、ひととき。

 

 

新潮文庫の色あせ感が、何だか、懐かしい。

 

発行が平成5年になっているのを見ると、

 

ああ、やっぱり、20代の頃に読んだんだなあ、と思う。

 

 

 

今日は、お気に入りの「ろまん燈籠」と、「きりぎりす」の2冊に浸りました。

 

ラインマーカーと赤の油性ペンがそこらじゅうにひいてあるから、

 

もうこれは、手放すことはない本だなあって、つくづく思います。

 

 

 

「燈籠」は、何度読んでも、美しい。

 

俺も、こんな親のもとに生まれたら、違った人生を生きたかもしれない。

 

 

独身の頃に読むのと、今、読むのとでは、全然、違うものですな。

 

 

 

 

今日は、家でやるべきことを、半分だけやって、

 

ずっと、ダラダラしてました。

 

 

 

夕方に、何だか、日本酒が飲みたくなって、

 

在庫がないことに気づいて、近所のスーパーに行きました。

 

 

歩いて。

 

 

今日は、車を運転するのが、何だか嫌で、

 

少し、歩きたくなったのです。

 

歩くことで、心が落ち着いてくるから。

 

 

 

蝉の鳴く声が聞こえる中、とぼとぼ歩いて、ワンカップを買いに。

 

暑いけど、仕事の過酷さに比べたら、むしろ、憩いの時間。

 

歩くのは、基本、好きだから。

 

 

 

夕方6時頃、台所をあさると、サバ缶があったので、

 

大根のみそ漬けと一緒に、チビチビとやり始めました。

 

 

 

太宰の小説には、日本酒がよく似合う。

 

ビイルでもいいんだけど、気分的には、日本酒がしっくりくるんですね。

 

 

 

どうせ、いつまで生きられるかわからない、ショボい人生。

 

今日という時間を、楽しむことができるなら、それで、充分。

 

 

 

ついさっき、パートに行っている妻から電話があって、

 

買い物行きたいけど、車出せる?

 

あ、ごめん、もう飲んじゃった。

 

(妻は、車の免許を持っていません)

 

 

何かいるものある?と聞かれ、

 

焼き魚でも食いたいかな、と答えてしまいました。

 

 

 

明日は、また早朝から出勤して、

 

夜は絶食なので、飲めるのは、今夜まで。

 

 

束の間の休息を、もうしばらく、味わっていたい。

 

 

「散華」「雪の夜の話」「東京だより」、そして、俺が一番好きな「畜犬談」。

 

今読むと、自然に、涙がこぼれてくる。

 

泣き虫なのは、決して、恥ずかしいことじゃない。

 

感情が動くのは、魂が死んでいない証拠なのだから。

 

 

 

あと11時間後には、また灼熱と罵倒の地獄で、仕事をしていると思います。

 

もうしばらく、人間らしい時間を過ごしてから…ね。

 

 

酒で体の力が抜けて、楽な気分になれる時間が、至福のひととき。

 

 

 

 

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