FUJITA'S BAR
2017-06-15

映画 「ローガン」

テーマ:アニメ・特撮

生きることは、痛みに耐えること。

 

 

R15だそうで、これは、大人の匂いがプンプン。

 

久しぶりの映画館で、本作を選びました。

 

 

今の俺にピッタリで、ジーンときちゃいました~

 

2時間18分くらいあるけど、眠気は全く感じなかった。

 

疲れていても、面白い映画だったら、寝ないのである。

 

 

さて、ウルヴァリンも、すっかり高齢に。

 

伸び放題のヒゲには、白髪も交じっています。

 

スマホを見る時は、老眼鏡をかけています(笑)。

 

 

このくたびれ感が、なかなかいいですなあ。

 

 

そして、プロフェッサーXのジイさんは、もっとジイさんになり、

 

体も心も病んで、ヨボヨボでございます。

 

 

しかしまあ、超能力者が発作を起こすと、もう大変!

 

「AKIRA」の鉄雄君くらい、手が付けられません~

 

 

強靭な体を持つウルヴァリンだからこそ、介護ができるんですな。

 

やっぱり、いざとなった時に助けてくれる仲間がいるのは、幸せなことです。

 

 

俺は、2人の関係が、羨ましく思えました。

 

 

今回、新たに登場するのは、ミュータントの少女。

 

彼女は、登場してから、ずっと押し黙ったまま。

 

謎の少女を守ってくれと言われ、断るローガンであったが、

 

その女の子の「機能」を見た瞬間、スイッチが入ってしまう。

 

 

…彼女は一体、何者なんだ?

 

 

昔から、“おっさんと少女”という組み合わせは、数多く存在します。

 

「道」 「ブラックジャック」 「レオン」 「紅の豚」 「ルパン三世 カリオストロの城」

 

「WASABI」 「カーリー・スー」 「長い散歩」 「ガンスリンガー・ガール」などなど…

 

 

まあ、「グロリア」みたいに、“オバチャンと少年”なんていうジャンルもありますが、

 

やっぱり、“おっさんと少女”は、永遠のロマンなんですな。

 

(まあ、エロ映画の「白い婚礼」なんかは別枠ですが)

 

 

 

冒頭、「赤ずきん」みたいなシチュエーションがありますが、

 

そこは、狼と少女というネタで、掴みのギャグなんでしょう。

 

 

か弱い女の子と、血に飢えた狼ではなく、

 

追い詰められてギラギラ殺気を放つ少女と、くたびれたおっさんですから(笑)

 

 

そこに、ヨボヨボの超能力ジイさんが加わって、

 

まるで疑似家族のような、変てこなロードムービーになっちゃうのが笑えます。

 

 

 

ウルヴァリンの魅力は、ジャキーンな爪と、驚異的な治癒能力。

 

受けた弾丸も、ふんっ!と体に力を入れれば、出てきてポットン。

 

いやあ、スバラシイ回復力。

 

 

しかし、心の傷は、そうはいかないのであった。

 

 

 

体の治癒能力が衰えてくる一方で、

 

心の痛手は、増えて行く。

 

 

この映画は、“痛みを感じる”作品になっています。

 

それは、ヒュー・ジャックマンという、俳優の力でもあると思う。

 

 

とにかく、何もかもが、痛々しい。

 

病床で苦しむ、ジイさん。

 

くたびれた体にムチ打って働く、おっさん。

 

むき出しの敵意を撒き散らしながら逃げる、謎の少女。

 

 

訳ありで、社会からはじき出された者たちが、縁あって、出会う。

 

自分たちが生きるのもやっとなのに、協力し合い、いつしか“仲間”になっていく。

 

 

孤独と秘密を抱え、闇の中で、寄り添い、生き抜く。

 

たとえ、短い時間であっても、

 

たとえ、一瞬であっても、

 

たとえ、ほんの、束の間のひとときであっても、

 

安らぎを感じることは、幸せである。

 

 

 

何でだろう。

 

こんなに、ベタベタな物語なのに、

 

若者にはウケないような、地味なストーリーなのに、

 

何でこんなに、涙が出るんだろう。

 

 

何でこんなに、心に突き刺さるんだろう…

 

 

不思議である。

 

これはきっと、おっさん向けの映画なのかもしれない。

 

 

そして、行き場をなくした、子供向けの映画なのかもしれない。

 

 

…R15なんて、クソくらえっ!

 

 

 

生きていれば、必ず、絶対に、傷つく時が来る。

 

その痛みと戦い、打ち勝って乗り越えた者だけが、

 

今日を生きる資格を得るのだ。

 

 

 

痛みは、残る。

 

苦痛は、いつまでも、消えない。

 

だからこそ、

 

その痛みは、誰かを助ける力に変わるのだ。

 

 

 

思いがけず、人に感謝されることがある。

 

知らないところで、誰かの役に立っていることが、あるらしい。

 

 

それって、何だか、素敵なこと。

 

 

人に迷惑をかけ、

 

人を怒らせ、

 

人に煙たがられ、

 

人に憎まれ、

 

人に嫌われた者であっても、

 

 

その分だけ、

 

どこかで、他の誰かの役に立っている。

 

 

誰かを不幸にした分だけ、

 

誰かを、幸せな気分にさせているのかもしれない。

 

 

映画の中で、名作「シェーン」が出てくる。

 

俺の好きな台詞が… ああ。

 

 

「荒野の7人」の、チャールズ・ブロンソンの台詞と同じくらい、好きな言葉。

 

 

男は、こうでなくっちゃ。

 

 

真のヒーローは、こうでなくっちゃ。

 

 

 

忘れていた、大切な何かを、思い出させてもらいました。

 

いい映画です。

 

 

 

痛みをこらえて生きている、

 

いっぱいいっぱいで生きている、

 

がんばってがんばって、がんばり抜いている人に、オススメしたい。

 

 

 

生きることは、痛い。

 

痛みに耐えてこそ、生きる意味が見いだせる。

 

痛みを知っているからこそ、人に優しくなれる。

 

 

みんなに理解されなくても、いい。

 

大切な人にだけ、わかってもらえれば、それでいい。

 

 

今日という日を、生き抜いたあなたは、真のヒーロー。

 

痛みは、忘れようとしても、忘れられない。

 

忘れなくていい。ちゃんと、覚えていよう。

 

その痛みの意味が、きっと、報われる時が来るから。

 

 

 

傷ついて、傷つけて、激痛のなかで、人は、生きて行く。

 

 

『…打たれることを、恐れるな。』

 

これは、「ロッキー」のスタローンの台詞。

 

 

 

打たれようが、撃たれようが、切り刻まれようが、

 

自分を、堂々と貫け。

 

 

俺は、そう教えられたような気がします。

 

 

ローガン。

 

この名前を、俺は、忘れない。

 

 

 

男として、大切なことを、教えてくれたから。

 

 

 

…明日も、痛みに耐えて、がんばるぜ!

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

桑畑 五十郎さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。