FUJITA'S BAR
2017-05-15

映画 「わたしは、ダニエル・ブレイク」

テーマ:洋画

自分に厳しく、人には優しく。 …そして、ユーモアを忘れない男。

 

 

一ヶ月以上も映画館に行っていなかったので、もう死にそうでした。

 

色んな映画を見逃して、ようやくたどり着いた本作は、

 

イギリスの巨匠、ケン・ローチ監督の最新作。

 

いったん引退したんだけど、やっぱりもう1本撮るわ、ってことで、

 

2016年に公開され、カンヌでパルム・ドールを獲得しちゃったそうな。

 

 

ダニエル・ブレイク…、おお、007ですか!

 

いやいや、そっちは、ダニエル・クレイグ。こっちは、ブレイク。

 

ダニエル・ブレイクは、主人公の名前。

 

タイトルの意味は、映画を見ればわかります。

 

 

 

この映画、すごいですねえ。

 

シンプルな物語だけに、心にしみます。

 

社会から弾かれた者にしかわからない、痛みと苦しみと悲しみにあふれています。

 

しかしながら、暗い気分にならないから、不思議。

 

 

俺、このじいさん、カッコいいと思う。

 

こういう男って、いそうで、いなさそうで、実は、身近にいたりするんです。

 

 

その魅力に、気づく人がいないだけかもしれない。

 

本人が、いちいちアピールしないからかもしれない。

 

 

俺が感じるのは、

 

彼の言動や行動が、すごく自然であること。

 

喜怒哀楽の感情は、誰にでもある。

 

その、出力の仕方が、実に絶妙。

 

 

ユーモアというのは、痛みをやわらげる特効薬。

 

どんな状況にあっても、笑い飛ばすことができたら、無敵である。

 

 

しかし、いかに優れた能力を持った人間も、やっぱり生身である。

 

心に余裕があれば、人を助けることもできるけど、

 

疲れ切って、体調が悪化すれば、力が出なくなる…

 

 

 

今日、食べるものがない。

 

明日を生きるための、お金がない。

 

働きたいのに、仕事がない。

 

医者からは、就労は無理、と言われるが、

 

役所からは、就労可能だから、社会保障の給付金は出せない、と言われる…

 

 

じいさんは、どうなる?

 

 

 

 

 

俺も、精神病になって、会社をクビになり、

 

労働基準監督所に行った時の、冷たいあしらいとか、

 

ヤブ医者に引っかかって、いきなり抗うつ剤を点滴されて、

 

地獄の苦しみを味わったこととかを、思い出しました。

 

 

生活できなくなる、不安と恐怖。

 

死の誘惑。

 

家族を守らなきゃという、薄っぺらな責任感。

 

 

 

追い詰められた状況で、ユーモアを発揮するのは、実に困難。

 

無理なことをやり続ければ、心が破綻してしまう。

 

 

 

ダニエルは、聖書に登場する名前であり、

 

映画「ベスト・キッド」の主人公の名前。(たしか、ラルフ・マッチオが演じた)

 

 

ダニエルじいさんは、基本、強い男である。

 

しかし、生身の人間には、限界がある…

 

 

ジョニー・デップが演じた「エド・ウッド」を、思い出す。

 

 

 

 

俺は、こう考えるんです。

 

無邪気な人は、基本、誰かを楽しませずにはいられない。

 

 

弱い者には、優しく接する。

 

強い者には、厳しく意見を言う。

 

 

ダニエルじいさんみたいな生き方は、できそうで、なかなか、できない。

 

身近にいそうで、いなさそうで、いるような、いないような。

 

 

きっと、真のヒーローは、こういう人なんじゃないか、って思う。

 

 

がんばれば、なれそうで、なかなか、なれない。

 

一時的には真似できても、やり続けることは、難しい。

 

 

さあ、じいさんの運命は?

 

 

気になる人は、ぜひご覧下さい。

 

 

今の俺には、ジーンとくる映画でした。

 

 

 

今日も、つらくて悔しいことが、たくさんあったけど、

 

きっと、ダニエルなら、こういう風に乗り切るだろうって思いながら、生き抜きました。

 

 

 

映画は、今日を生き抜く原動力であり、

 

明日をしっかりスタートさせるための、エネルギー源である。

 

 

 

正しいか、間違っているか、ということよりも、

 

もっと、大事なことがある。

 

 

選択肢がたくさんあっても、選ぶのは、たった1つであり、

 

行動を決めるのは、自分自身である。

 

 

自分の生き方は、自分で決めていい。

 

ダニエルが、そう教えてくれます。

 

 

 

…俺は、桑畑五十郎。

 

自分が本当にやりたいことを、残りの人生の中で、やり続けるのみ。

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

桑畑 五十郎さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

同じテーマ 「洋画」 の記事

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。