THE JUON / 呪怨 | 映画熱

THE JUON / 呪怨

これってやっぱり洋画なんだろうか。日本で撮って、日本人が監督して、出演もほとんどが日本人。でも、主役の二人がアメリカ人。資本もアメリカ。やっぱ洋画か。


清水監督は、相変わらず恐怖演出が笑いと紙一重。TVドラマ「怪奇大家族」でも、お笑いのセンスを証明しています。そんなわけで、笑いどころはやっぱり、伽耶子のシーン。


彼女は、貞子より動きは速く、サマラよりは遅い。しかし瞬間移動を必殺技とし、わざわざ狭いところに入って驚かす。その現れ方が笑えます。


主演の二人は、わざとかどうか知らんが身長がやたら低い。小柄だから日本の家屋に合う。そして結構内気でおとなしい。アメリカ人独特のケバケバしさがない。やっぱりこれ、邦画にしようよ。「ラスト・サムライ」と「キル・ビル」と一緒にさあ。