FUJITA'S BAR
2017-04-26

U-NOTE Ⅱ 「目には目医者、歯には歯医者」

テーマ:ケガ・病気

8日間連続で勤務して、今日はお休み。

 

本当は映画館に行くつもりだったのですが、

 

どうも、右目が微妙に痛いので、眼科を受診しました。

 

 

先週、何かがまた飛び込んだっぽかったので、

 

すぐに水道の水で目を洗い、目薬をさしていたんですが、

 

痛みが半分くらいやわらいでから、それ以上よくならない…

 

 

我慢できないほどではなかんたんですが、

 

まばたきをすると、ちょっと痛い。

 

眠りから覚めて、目を開けた時に、そこそこ痛い。

 

 

何だか、まだゴロゴロしてるなあ、と感じたので、

 

今日の午前中に、近所の眼科医へ。

 

 

そしたら…

 

金属のかけらが、眼球に残っていたそうです。

 

しかも、2つも。

 

 

金属っていうのは、腐食していくので、

 

放っておいたら、えらいことになるところでした。

 

除去してもらって、目薬をもらって、帰宅。

 

もうすでに、昼を過ぎていたので、映画は中止。

 

見たかったけど、目の方が大事なので、これは仕方ない。

 

 

というわけで、映画の最新記事は、今週はありません。

 

 

 

それと、先週から、歯も治療中。

 

かぶせていたところが外れて、他に虫歯が2本あったので、

 

こちらも、しばらく通わねばなりません。

 

 

トホホ、先月から、医療費がやたらかかってしまうなあ。

 

 

時を同じくして、娘も歯医者と耳鼻科へ。

 

やっぱり、健康は大事だもんね。

 

 

餅は、餅屋。

 

目には、目のお医者さんを。

 

歯には、歯のお医者さんを。

 

 

素人判断は、しない方がいい。

 

 

そうそう、心療内科もまた行かなきゃ。

 

 

目の痛みがかなりよくなったので、こうしてブログも書けるというもの。

 

 

 

今夜は、ジャズライブがあるので、耳をメインに楽しもうと思います。

 

それまで、体を休めておくべし。

 

 

強い安定剤をさっき飲んだから、しばらく横になります。

 

 

映画は、しばらくお預けいうことで。

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2017-04-21

映画 「月光」

テーマ:洋画

行き場をなくした魂は、ひたすら、彷徨うしかない。

 

 

「ムーンライト」と同じタイトルですが、

 

こちらの方が、かなり強烈です。

 

どれくらいかというと、「淵に立つ」「そこのみにて光輝く」のレベル。

 

だから、軽い気持ちでは見ない方がよろしいかと。

 

 

テーマは、性的虐待。

 

韓国映画「トガニ」は、なかなかの秀作でしたが、

 

日本も、こういう映画をどんどん作って欲しいと思いました。

 

 

 

ピアノ教室を開いている、若い女性が主人公。

 

彼女のもとには、“何か”を抱えた生徒がやって来ます。

 

そしてまた、彼女自身も、人に言えない“闇”を抱えて生きています。

 

 

う~ん、これくらいしか書けませんな。

 

内容をできるだけ知らせない方が、先入観なく見られると思いますので。

 

 

 

強者が弱者を一方的に踏みつける行為は、昔からあります。

 

いじめも虐待も、心の暴力も肉体的な暴力も、なくなりません。

 

条件さえ揃えば、誰でも加害者になり得るから。

 

 

 

俺は、この世に“普通の人”なんていないと思っています。

 

誰でも、残虐性は心に秘めているし、人を攻撃する可能性はある。

 

一番たちが悪いのは、自分が“普通”だと思い込んでいることかもしれない。

 

一番始末が悪いのは、自分が“正しい”と思い込んでいることかもしれない。

 

 

権力者がイライラすると、弱い立場の者に八つ当たりすることはよくある。

 

それがさらに下の者に連鎖して、いじめが蔓延していく。

 

最下層に達する頃には、憎悪が雪だるま式に増幅されてしまう。

 

 

猛毒をぶつけられ、逃げ場もない者たちの、魂の叫び。

 

 

 

本作には、性的虐待を受けた女性が、何人出てくるのだろう。

 

ちょっとした言動やしぐさに、深い悲しみを感じてしまう。

 

あの人も、この人も、もしかして…と思ってしまう。

 

 

しかしまあ、ロクな男がいませんな(笑)

 

ここまで徹底すると、大したもんだ。

 

 

これはぜひ、女性の意見を聞いてみたいものです。

 

 

 

被害に遭った女性も、ひとりの人間。

 

心が崩壊しないように、必死でバランスを取ろうとします。

 

そこが、痛々しい。

 

 

タイトルの意味は、映画を見ると、わかると思います。

 

月光。

 

激昂。

 

狼男。

 

 

月明りというのは、基本、ロマンチックなイメージなんですが、

 

気分とか、精神状態で、受ける影響って違うんじゃないかと。

 

 

…ていうか、月のせいにするんじゃねえっ!

 

 

 

あなたの美しさが、僕をそうさせてしまうんです、なんて、

 

歯が浮きまくって、宇宙空間弾道ミサイルみたいにすっ飛ぶウスラバカ野郎である。

 

 

…人の心は、暴力で開くことはできないんだよ!

 

 

女なんて、こうすれば簡単に落とせる、なんて吹聴する奴って、

 

飲み屋のカウンターでもよく見かけるけど、

 

大抵は、ただのバカである。

 

(そういう男に限って、イケメンだったりするから、面倒くさい)

 

 

俺は、フェミニストではないので、女性の気持ちを理解できる男ではありませんが、

 

何をしたら相手が不快になるかくらいは、わかっているつもりです。

 

(逆に、女性にこう言われたら男はムカつく、っていうのもわかります)

 

 

 

やっぱり、相手の人格を無視した行為は、

 

年齢や性別を問わず、許されないものですな。

 

 

 

ああ、人間って、面倒くさい。

 

 

 

嫌な男と付き合ってしまった自分を呪い、

 

嫌な親のもとに生まれた自分を呪い、

 

自分のせいで、とか、

 

自分が悪いから、とか、

 

そんな風に考えてしまう女性たち。

 

 

もう、たまらない気持ちになってしまいます。

 

 

 

 

俺は、この映画の中で、立ち位置があるだろうか。

 

あるとしたら、たぶん、ああいう立場で、こういうことをするだろう。

 

 

 

そうやって、自分の心を、映画に添わせるのです。

 

そこから、自分のこれからの生き方が、見えてくるから。

 

 

 

映画は、人生を学ぶ上での、優れた教材です。

 

体験していないこと、これから体験することを、シミュレーションできるのです。

 

 

自分だったら、どうするか。

 

 

 

俺は男なので、女のつらさはわかりません。

 

ただ、50年間、心の暴力による虐待を受け続けた、ひとりの人間として、

 

15年間、パワハラに耐えて精神が崩壊した、ひとりの人間として、

 

一方的に凌辱される苦しさや悔しさは、人一倍理解しているつもりです。

 

 

 

一生残らない、心の傷。

 

忘れたくても忘れられない、憎悪の対象。

 

相手はきっと、何の罪悪感もない、ウスラバカ。

 

 

殺してやりたいほど憎いけど、

 

八つ裂きにしてやりたいほど恨めしいけど、

 

それをやったら、奴と同じ人間になってしまう。

 

 

自分なりの解決法を、己の心の中から、見出すべし。

 

 

ただし、怒りは、忘れるべからず。

 

その怒りを、弱者たちを救う優しさに変換せよ。

 

いつか、きっと、

 

笑える瞬間が、来ると信じて。

 

 

 

…月光のもとで、激昂して、己の本能を呼び覚ませ!

 

 

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2017-04-20

映画 「ハードコア」

テーマ:洋画

どこまでも、自分目線で突っ走れ!

 

 

ロシアの30代の監督だそうで、本業はミュージシャン。

 

プロモーションビデオの映像がウケたので、映画の依頼が来たそうな。

 

 

全編、自分目線の映画です。

 

頭にカメラを取り付けて、監督自身と複数のスタントマンで撮影。

 

 

だから、主人公の顔が出てこない(笑)

 

見えるのは、自分の手足と、動く景色と、重火器やら、吹っ飛ぶ死体やら…

 

 

やっぱりこれ、ゲーム感覚なんでしょうな。

 

ずーっと動きっぱなしで、ストーリーもあるようで、ないみたい。

 

ただひたすら、生き残るために、愛する人を救うために、がんばる映画です。

 

 

90分くらいしかないんだけど、すっげえ疲れます。

 

二日酔いの人とか、体調がすぐれない人は、おやめになった方がよろしいかと。

 

 

 

「ブレアウイッチ・プロジェクト」とか、「クローバーなんとか」(タイトル忘れた)とか、

 

「REC」とか、たまたま持ってたカメラに写ってた系の映画はたくさんあるけれど、

 

こういうのも、何だか新鮮で、楽しいですね。

 

 

若い柔軟な思考と、フットワークの軽さと、豪快な行動力が、素晴らしい。

 

たぶん、「ヤマカシ」とか好きな人は、ハマるんじゃないかな。

 

 

 

現実の嫌なことはとりあえず忘れて、映像の楽しさに酔いましょう。

 

 

 

 

 

まずは、動いてみる。

 

じっとして考えても、考えがまとまらないことって、結構ある。

 

 

俺は、走るのは嫌いだけど、歩くのは好き。

 

歩くと、色んな考えが、まとまってスッキリしてくるから。

 

 

本作は、とにかく、突っ走る。

 

走って走って、走りまくる。

 

 

走り続けるから、余計な景色なんか見ない。

 

ただ、前だけを見て、己の本能をむき出しにして、駆け抜けるだけ。

 

 

それが、若さの特権である。

 

 

だから、思考が早い。

 

だから、行動が素早い。

 

だから、スタートダッシュが、軽やかで美しい。

 

 

 

ゴチャゴチャ考えて、頭の中がぐちゃぐちゃになるくらいなら、

 

思い切って、行動してみればよろしい。

 

 

動けば、風が吹くから。

 

動けば、道が開くから。

 

動けば、見たかったものの近くに行けるから。

 

 

 

命短し、走れよ、若造。

 

自分の好きな世界では、とことん、わがままであれ。

 

 

どうでもいい他人目線は、無視しちゃえ!

 

あくまでも、自分目線で、真実を確かめろ!

 

 

…自分で行動して獲得したものこそが、青春の宝!

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2017-04-20

今日から名前が変わります。

テーマ:ごあいさつ

桑畑は、今日で50歳になりました。

 

というわけで、ハンドルネームが変わります。

 

 

桑畑三十郎(もうすぐ四十郎)という名前でスタートして、

 

桑畑四十郎に改名して、もう10年が過ぎたんですね。

 

 

四十郎を愛して下さった皆様、ありがとうございました。

 

奴は昨日でこの世を去りました。

 

そして今日、五十郎として生まれ変わります。

 

 

 

思えば7年前に発病してから、

 

絶対に50まで生きられないと思っていたんですが、

 

あっという間のアイスコーヒーでした。(ネタが昭和過ぎ)

 

 

 

まあ、中身はおんなじなんですが、

 

年を食った分だけ、もっとふてぶてしくなってやろうかと、密かに思っております。

 

 

 

映画をたくさん見るための体力も経済力も、かなり乏しくなりましたが、

 

自分なりに、見たいものを野生の勘で選んで、

 

つたない文章で、数少ない読者の皆様に、映画を紹介することによって、

 

1人でも多くの方に、劇場へ足を運んでいただけたら幸いです。

 

 

 

毎日毎日が、生き残る戦い。

 

体重は、さらに減って、かなりやせ細っております。

 

頬もこけて、ほうれい線も出て、すっかりジジイになりつつあります。

 

 

運転免許の更新に行って、改めて写真を見たら、すげえ笑えました。

 

まるまるとして、何だか、我ながらかわいい…

 

 

髪型も変えたし、ヘアカラーも毎回、違う色にしているし、

 

老眼鏡をかけるようになったし、ポンチョコートを着て飲み歩くようになったし。

 

 

たぶん、10年前と、かなりイメージは違うでしょうね。

 

 

 

でも、映画を見たいという情熱は、失っていません。

 

映画と、音楽と、読書と、飲み屋通い。

 

ビールと日本酒とウイスキー。

 

大人の会話と、カラオケと、ジャズライブ。

 

 

俺が生きる原動力は、常に身近にあります。

 

 

 

今日から、50代に突入。

 

たぶん、60歳は迎えられないと思いますが、

 

力の限り、最善の方法で、人生を燃やし尽くしたいですね。

 

 

 

今、映画の記事を2本、書きかけております。

 

まとまり次第、アップしていきますし、

 

来週には、新たに1本見る予定です。

 

 

そうそう、来週は、ジャズライブ2つに、

 

もう1つ、デカいライブを見に、東京に行く予定です。

 

(誰を見に行くかは、まだ内緒)

 

 

 

 

飲み代を節約して、お金をためて、楽しみを増やしていく。

 

その気になれば、ちゃんと実現する。

 

 

去年は、さんざんな年だったので、

 

今年は、できるだけ積極的に、攻めの方向に進みたいと思っています。

 

 

 

俺の名は、桑畑五十郎。

 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

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2017-04-17

UNOTE Ⅱ 「謎のウイルス」

テーマ:ケガ・病気

豚じゃなくて、俺の話です。

 

木曜から、また体調を崩してしまいました。

 

 

午後から、何だか寒気が。

 

最近は、昼と夜で10℃以上の温度差があるので、

 

急激に冷えたかな~なんて呑気に構えてたら、

 

家に帰ってから、体が震えて…

 

 

よし、熱燗飲んで、早く寝よう。

 

案の定、深夜になって、寒気がおさまりました。

 

 

翌朝は、普通に出勤。

 

でも、お昼近くになってから、また寒気が…

 

そして、胃腸がおかしい。

 

食べたものが、ずっと胃にとどまっている感じ。

 

 

う~ん、これはおかしい。

 

先日、マイコプラズマにやられたばっかりだから、

 

熱が上がったり下がったりする症状には、要注意。

 

しかも、メシが食えないと、力が出ねえ。

 

 

でも、仕事がずっと忙しい。

 

今週中に豚舎の洗浄と消毒を終わらせないと、来週子豚を入れる場所がない。

 

ちくしょう、こんな時にくたばってたまるか!

 

 

死ぬ気で仕事したら、少し汗も出て、何とかその日の分はこなした。

 

 

でも、家に帰ってから、また寒気が…あ~あ。

 

食事は、ほとんどできない。

 

寒い、寒い、寒い。

 

一体、何度あるんだろう。

 

測ると、数字に負けそうで怖い。

 

布団にくるまって、ひたすら寝る。

 

 

土曜の朝になって、いくらか下がったみたいだから、何とか出勤。

 

午前中の仕事を早めに終わらせて、病院へ。

 

 

喉も痛くないし、咳も鼻水も出ない。

 

『…これは、ただの風邪じゃないぞ。一筋縄ではいかんな。』

 

土曜は診療が午前中までなので、時間的に点滴はできないと言われ、

 

尿と血液検査をして、薬をもらって、月曜にまた来い、と。

 

とにかく水分だけは、しっかり摂れ、と。

 

休みの間に吐き気とかして具合悪くなったら、救急に行きなさい、と。

 

 

とにかく、またなにかの感染症らしい。

 

 

幸い、日曜と月曜が休みだったので、助かった。

 

午後も何とか仕事して、消毒までやって、夜8時頃帰宅。

 

おかゆをすすって、薬飲んで、早く寝る。

 

 

 

日曜の朝は、8時半くらいまで寝ていました。

 

悪夢をいっぱい見た気がするけど、よく覚えてねえから、ま、いいか。

 

ろくに食ってねえから、体がフラフラする。

 

でも、熱は思ったほど上がっていないような気がする。

 

 

妻は仕事に行って、娘もバイトに行ったので、

 

鍵閉めて、ひたすら寝る。寝る。寝る。

 

たまに起きて、水分補給して、ロールパンをかじる。

 

 

最近、ごぼう茶が何だかいい感じなので、入れてからさまして、時間をかけて飲む。

 

 

 

 

やっぱり、疲れていたのかな。

 

考えてみたら、病院の待合室で、ウトウトしていたっけ。

 

8連勤して、9連勤して、10連勤までした。

 

さすがに10日はしんどかったけど、くどくなるからブログには書かなかった。

 

今週は、7連勤だから、軽い方なんだけど、

 

仕事の中身がハードだから、疲労度は深いかもしれない。

 

天候が激しく変化するのも、災いしたかもしれない。

 

 

夕食を、ゆっくり摂る。

 

日曜美術館のピカソを、ぼんやり見ながら。

 

でも、食べられる。

 

あんまり多くは入らないけど、食事をしている感じがする。

 

 

 

で、月曜の今日、朝食はしっかり摂った。

 

味覚も、蘇ってきた。

 

 

朝イチで病院へ。

 

血液検査の結果からすると、やっぱり、何らかのウイルスらしいとのこと。

 

腎臓や肝臓は問題ないらしいので、回復すれば、それで大丈夫だろう、と。

 

 

豚もそうだけど、免疫力って大事なんですね。

 

疲れていたり、ストレスが蓄積されていると、免疫力が低下しちゃう。

 

 

 

薬は、菌に対しては効くけど、ウイルスは、そう簡単にはいかない。

 

最終的には、自分が持っている「戦う力」で、勝敗が決まるのだ。

 

 

生命力って、不思議なものですね。

 

ウイルスって、不思議な生き物ですね。

 

 

戦いに勝った者だけが、今日を生き延びる権利を得る。

 

それが、自然界の掟であり、宇宙の法則。

 

 

幸運でも何でもいい。

 

才能でも努力でも何でもいい。

 

 

今日を生き抜いた勇者たちに、幸いあれ。

 

 

 

 

 

今夜は、熱燗を飲もうと思います。

 

娘が学校でさんざんな目に遭ったという話を、一通り聞いて、少し落ち着いたみたいなので。

 

 

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2017-04-07

映画 「ムーンライト」

テーマ:洋画

月明りの下で、人の心はより深くしみわたっていく。

 

 

新潟では、1館でしか上映していなかったので、

 

こりゃあ、よほど人気がないのか、みんなが敬遠する映画なのかと思い、

 

上映が短期間で終わってしまうんじゃないかという危惧を感じて、行きました。

 

 

 

これは、詩的な映画ですね~

 

 

余計な台詞や、説明口調を極力省いているところは、俺好み。

 

内容をよく知らずに行ったのも幸いしました。

 

 

「ラ・ラ・ランド」もよかったけど、こっちも捨てがたい秀作です。

 

少年の抑圧された感情を、よくぞここまで表現してくれました。

 

 

 

主人公は、いじめられています。

 

何故かは、映画を見ているうちにわかりますが、

 

少年の表情とか仕草で、おおよその検討はつきます。

 

 

ああ、まるで、俺みたいだ…

 

 

彼に優しく接する大人は、そう感じたのかもしれない。

 

自分には、この子の気持ちが、痛々しいほどに感じられる。

 

しかし、彼に、何と言ってあげればいいのか。

 

きっと、何をしても、彼の心に安らぎが訪れることはないのかもしれない。

 

 

 

弱虫とか、

 

挨拶がちゃんとできないとか、葉

 

自己主張がうまくできないとか、

 

人の話をちゃんと聞けないとか、

 

そういうネガティブな先入観を捨てて、彼をよく見て欲しい。

 

 

彼は、怯えている。

 

彼は、怒りをため込んでいる。

 

彼は、人を信じない。

 

 

それは、恐ろしいものを見てきたから。

 

それは、怒りをぶつけられて育ったから。

 

それは、気持ちを踏みにじられる悲しみを知っているから。

 

 

心に抱えているものって、言動や仕草に出てしまう。

 

それが、印象を左右してしまう。

 

 

 

悪気はないのに、人に不快感を与えてしまう。

 

見た目が異質なせいで、人に疎まれてしまう。

 

 

彼の目を、よく見て欲しい。

 

そして、想像力を、膨らませて欲しい。

 

 

 

俺が、親からまともに愛されなかったのは、

 

愛されるような要素を持ち合わせていなかったからかもしれない。

 

俺が、同級生から嫌がらせを受けたのは、嫌な奴だったからなのかもしれない。

 

理由さえあれば、大す義名分さえあれば、人は容易に攻撃的になる。

 

同じ状況なら、誰もが同じ行動を取ってしまう。

 

 

その恐ろしさを、この映画は教えてくれるのです。

 

 

俺は、孤独を楽しむ方法を知っていますが、

 

彼は、好き好んで孤独になったわけじゃないと思う。

 

 

彼を、よく見てあげて下さい。

 

彼の中からにじみ出る、魂の叫びを感じ取って欲しいのです。

 

 

 

 

 

行き場のない気持ちは、居場所がないことに直結していく。

 

彼には、安心できる場所も、安心して話せる人もいない。

 

 

だから、そういう内面が、行動や印象に出てしまう。

 

みんなと同じことができないから、異端者扱いをされる…

 

 

そしていつしか、それが当たり前になってしまうことが、恐ろしい。

 

自分はいじめられても仕方がない人間だと思い込むことが、さらに恐ろしい。

 

 

果たして彼は、何を選択したのか。

 

 

 

 

 

本作は、単なる〇〇映画というくくりでは、おさまらないほどの内容量がある。

 

俺流の表現を使うなら、「魂に問いかける映画」とでも言いましょうか。

 

ダイレクトに、胸が締め付けられるシーンの連続だから…

 

 

 

これ、R15なのがもったいない。せめて、PG12にしろっ。

 

できれば、現役の少年たちにこそ、見てもらいたいから。

 

賢い諸君は、大人をうまくたらしこんでDVD借りさせて、こっそり見ようね。

 

 

 

 

 

人には、我慢の限界というものがある。

 

決して消えることのない、深い悲しみがある。

 

いくらがんばっても埋まらない、心の溝がある。

 

誰に愛されても癒されない、傷口がある。

 

 

 

少年は、青年になり、大人になっていく。

 

しかし、心と思考に刻まれた「初期設定」は、決して消えることはない。

 

 

 

少年は、不幸なのだろうか。

 

少年は、かわいそうなのだろうか。

 

 

否、である。

 

正確には、まだわからない、である。

 

彼には、これからの人生が残っているのだから。

 

 

 

彼の周りには、彼を助けてくれる人もいた。

 

優しく接してくれる人もいた。

 

彼を、忘れずにいてくれた人も…

 

 

 

不安と恐怖は、生涯、絶えることなく、続く。

 

安心は一瞬だけど、生きる勇気を与えてくれる。

 

 

その一瞬が、忘れられない。

 

その一瞬を味わいたくて、人は、心の旅をする。

 

 

 

ほんのわずかだけ、彼の心が安らぐ時…

 

いい場面だなあ、ちくしょう。

 

 

 

 

ちなみに、森永のムーンライトは、俺の好物。

 

あの有名なパッケージは、深いブルー。

 

青は、安らぎの色でもあり、哀しみの色でもある。

 

そこに、ぽっかりと浮かぶ、お月さまが、

 

真っ黒い夜を、青色に染め上げてくれるのだ。

 

 

 

肌の色。

 

心の色。

 

闇であって、闇でない、やわらかい、不思議な景色。

 

 

ブルーな気分の時は、ブルーに浸るべし。

 

月明りが、普段とは違う色で、物事をやんわりと包んでくれるから、きっと大丈夫。

 

 

 

…月光浴をするような気分で、映画を味わってみて下さい。

 

 

 

 

 

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