FUJITA'S BAR
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2015-10-31

映画 「ジョン・ウィック」

テーマ:洋画
天下無敵のバカ映画です。開き直って楽しみましょう!


ジョン・ウィックというのは、主人公の名前。

キアヌ・リーブスが、カンフーとガンアクションを組み合わせて、

その名も「ガンフー」(爆笑)

何だか、がんもどきをふうふういいながら食っている感じが、マヌケでよろしい。



映画の主題は、特にありません。

ただ、こういうの、やってみたかったんでしょう。

予告編がやたらと楽しそうだったので、何となく見たくなったんですが、

本編よりも予告編の方が面白かったです☆



マフィアのボスの息子というのは、大抵生意気なバカと相場が決まっていますが、

その典型的なバカ息子が、不法侵入して家人をボコボコにして、車を盗んで逃走。

しかし、その被害者は、伝説の殺し屋だった…というお話。


う~ん、兄ちゃん、相手が悪かったね。

君よりも、数億倍バカ男なんだよ~



トム・クルーズの「アウトロー」もヒドかったですが、

これもなかなか負けていません。

トム扮するジャック・リーチャーは、マヌケ過ぎてハラハラしました。

こっちは、どんなバカアクションを繰り広げるか、ある意味ドキドキします。

「ジャック・リーチャーVSジョン・ウィック」とか、やってみてもいいかも。

身長差があり過ぎるから、トムが断るでしょうな、きっと。

同時上映は、「伽椰子VS貞子」とか「エスターVSキャリー」なんか面白いかも。



キアヌ・リーブスって、大スターのはずなんだけど、

彼が出る映画って、B級テイストが強いんですよね。

だから、彼が主演する映画って、コケる気満々で見に行くんです。


今回も、期待通りの能天気映画でした。

いいなあ、金持ちでバカやって儲けて、最高の人生じゃん。



本作のターゲットは、「ゲーム好きな小学生」だと思います。

ぜひ、プレステのコントローラを握って、ご覧下さい。

えっ、何だって?これってR15?

ふざけんな!15歳未満のバカを差別するな!

しょうがないので、よい子のみなさんは、大人をそそのかして連れてってもらおう!


爆笑・失笑・苦笑の連続!

息つくヒマがあり過ぎて、あくびも出放題!

熟睡者続出の、ノンストップな空振り感がたまらない!

心地悪いイライラするアクションに、観客のフラストレーションがマトリックス!



“戦いゴッコ”が好きな少年たちは、これを見て殺し屋気分になろう!

彼女とケンカ中のカップルは、これを見てさっさと別れよう!

人を殺そうと企んでいる奴は、これを見てバカバカしくなってしまえ!



いや~ これくらい徹底してアホだと、嫌なことも一瞬だけ忘れられますなあ。


こんなにカッコいい男なのに、こんなにカッコ悪い映画に出るなんて、スゴイ!

「マトリックス」「47RONIN」を経て、ますますバカに磨きがかかっていく男。


千葉真一を師匠と仰ぐだけあって、「激突!殺人拳」をリスペクトしたシーンもあり。

親日家の俳優は、色んな人がいて、実に楽しい!



次はぜひ、マカロニウエスタンとか、ホラー映画でがんばってみて欲しい。

キアヌ・リーブス。

違った意味で、どんどん大物俳優になっていきますね☆



「ナイトクローラー」とは、違った意味で暴走します。


…このバカは、誰にも止められない!






【作品データ】

監督:チャド・スタエルスキー 脚本:デレク・コルスタット

撮影:ジョナサン・セラ 音楽:タイラー・ベイツ ジョエル・J・リチャード

出演:キアヌ・リーブス ウィレム・デフォー アルフィー・アレン

   ミカエル・ニクヴィスト エドリアンヌ・パリッキ ジョン・レグイザモ


 (2014年アメリカ R15 上映時間:101分)



☆エロもグロも皆無なので、ご家族揃ってお楽しみ下さい。

☆車を盗む時は、持ち主が殺し屋かどうかよく調べてからにしましょうね。





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2015-10-28

映画 「ナイトクローラー」

テーマ:洋画
狂気は凶器となり、狂喜乱舞して暴走していく。


東京では8月に公開された映画ですが、新潟でもやっと上映されました。

「ナイトクローラー」とは、街が眠りにつく頃、事件や事故現場に急行し、惨状を撮影。

その映像をマスコミに売ることを生業とする者たちの通称だそうです。

いわゆる「パパラッチ」みたいなもんでしょうか。

きっと、興奮する職業なんでしょうねえ。




主人公は、無職の青年。

仕事を得られなくて、盗んだ物を売ったりして、何とかしのいでいる状態。

最初は、自分を売り込むのも下手で、鼻であしらわれていたりしますが、

学習能力と適応力は人一倍で、出会う人から次々と“吸収”していきます。


ある時、偶然にナイトクローラーで稼いでいるおっちゃんと遭遇。

働かせてくれと頼んで断られますが、世の中にはこんな仕事もあることを知る。


この瞬間から、彼の脳内で、“何か”が動き始めます…




主演は、ジェイク・ギレンホール。

彼のギョロッとした目が、実に効果的に生かされています。

「タクシードライバー」は、主人公のモノローグが魅力でしたが、

ギレンホールは、目ヂカラで、全てを表現していきます。


彼の語りは、決して悪人口調ではなく、ほどほどに“いい人オーラ”を放っています。

その中途半端さが、次第に変わっていく“静かな躍動感”につながっていきます。

間違いなく、ハマリ役ですね。きっと、彼の代表作の1つに数えられるでしょう。





「タイムマガジン」のコメントでは、

『デ・ニーロが演じた「タクシードライバー」のトラヴィス再来!』

なんてことを言ったそうですが、ちょっとカラーが違うように思います。


①普通だった男が、だんだん狂っていく物語。

②もともと狂っていた男が、行動するきっかけを得る物語。

③もともとそういう要素を持った男が、狂気の世界に足を踏み入れる物語。


本作は、①だと思います。

「タクシードライバー」は、②に該当するでしょう。

「クラッシュ」は、断然③だと思うんですが、いかがでしょう?

(ポール・ハギスじゃなくて、クローネンバーグの方ですよ~)



本作で描かれている世界は、狂気と暴走。

“普通”と“異常”の境界線って、実は曖昧な部分が多い。


自分では普通だと思っていても、傍から見たら異常行動にしか見えない場合があるし、

自分では狂っていると思っていても、傍から見たら普通にしか見えない場合もある。


人によって視点や判断基準は様々なので、定義するのは難しい。

だから、より多くの人が正しいと認めたことが「正常」とされ、

それ以外の少数派は「異常」とされ、社会的に「迷惑」な存在になっちゃう。



転校や転職、引越しなどを多く経験した人は、

集団ごとに、「常識」や「暗黙ルール」が異なることを知っています。

面倒だけど、そうやって「適応力」を磨くことで、スキルアップしていくんですよね。



理解できないことは、「異常」であり、

理解できない行動は、「異常行動」であり、

理解できない思考は、「狂気」と認識される。


それが「暴走」していくことが、何よりも「恐い」のです。


ドライバーが暴走すれば、車は「凶器」になり、

料理人が暴走すれば、包丁も「凶器」になり、

警官が暴走すれば、拳銃が「殺人兵器」になる。



「暴走」というのは、「ブレーキがかからない状態」のこと。

俺は、自分が暴走する恐さを知っています。

だから、憎悪を心の中に封印する癖があります。

その結果、心がパンクして、精神病になりました。

人の体にも、心にも、限界というものはあるものなんですね。



世の中には、「必要悪」というものが、確かに存在します。

マスコミ自体は、社会に必要な機関だと思います。

偏向報道や過激な取材、やらせなどはアカンことになっていますが、

人の目を引く記事や映像は、がんばらないと生み出せない。


俺は、養豚を生業としています。

世の中に、豚肉を食べる人がいて、需要があるからこそ、俺の仕事が成立します。

おいしい豚肉を安く食べることができるのには、ちゃんと理由があります。


ナイトクローラーの人たちだって、需要があるからこそ、仕事として成立するんです。

見たい人がいるからこそ、より過激な映像を撮るために情熱を注ぐ。

いかがわしいとわかっていても、人は刺激的な映像が見たいと思うものなんです。


週刊誌だって、女性週刊誌だって、いかがわしい記事が目玉でしょう?

エロ本産業だって、アダルトDVD産業だって、需要があるから、なくならない。

風俗も売春も麻薬も、いじめもセクハラもパワハラもDVも、きっとなくならない。


当然、交通事故や現場事故、殺人も自殺も戦争も、なくならない。

「減らす」ことはできても、「なくす」ことは不可能なんです。

人類が全滅すれば、なくなるでしょうけど。



この映画は、単純なようで、深いメッセージがこめられています。

ナイトクローラーという仕事は、絶対になくならない。

社会的に忌み嫌われる仕事ほど、需要はしっかりあるんです。

その分、やり手は少ないし、生き残るのも難しい。


映画が終わった後、色々考えました。

俺は、人一倍、妄想力が優れている。

だから、映画以上に、もっとすごいことを想像してしまいました。


俺の妄想の方が、本作より過激だと思います(笑)


映画「変身」を見た時。

映画「崖の上のポニョ」を見た時。

俺の妄想モードが暴走したことをよく覚えています。


他にも、暴走しまくって書いた記事は、無数にありましたね。




暴走は、よくない。

それは、わかっている。

だけど、暴走せずにはいられない時が、確かにある。


駆り立てるものは、一体何か。

それは、誰にも、わからない。

当の本人にしか、理解できない世界。



だけど、これだけは言えます。


…暴走って、気持ちいいっ!







【作品データ】

監督・脚本:ダン・ギルロイ

撮影:ロバート・エルスウィット 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演:ジェイク・ギレンホール レネ・ルッソ

   リズ・アーメイド ビル・パクストン


 (2014年アメリカ 上映時間:118分)



☆レネ・ルッソは懐かしい女優さんですね。彼女は今年で61歳だそうな。

 ちなみに、ダン・ギルロイ監督の奥様だそうです(笑)


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2015-10-26

映画 「屍者の帝国」

テーマ:アニメ・特撮
死して屍、拾う者あり。


アニメーション映画を劇場で見たのは、「バケモノの子」以来ですね。

「虐殺器官」「ハーモニー」の2作品を遺して6年前にこの世を去った小説家・伊藤計劃。

彼が死ぬ間際まで執筆していたのは、新作「屍者の帝国」の草稿30枚。

それを、生前親交の深かった円城塔が、遺族の承諾を得て書き継いで完成させた

いわば“執念の力作”が2012年に出版。


「Project Itoh」として、彼の3作品がアニメーション映画に。

その第一弾が、本作だそうです。まさに「伊藤計劃計画」ですな。



物語は、19世紀末、フランケンシュタイン博士による屍体の蘇生技術が確立され、

屍者たちが世界の産業・文明を支える時代が到来…っておいおい!


ゾンビっていうのは、死体が勝手に蘇る話でしたが、

フランケンっていうのは、死体を繋ぎ合わせて作った人造人間じゃなかったっけ?

それが、いつの間にか、「死体を蘇らせる技術」になっちゃったんですね。


…こりゃあ、驚いた!



どうやら、「生き返らせる」のではなく、「動くように改造する」感じみたい。

「意志や感情を持った人間」ではなく、「命令通りに動くロボット」のようです。

体が動くし、指示を出せばその通りに行動してくれるから、労働力として使える。


ううむ、ついに人間もリサイクルされるようになっちゃいましたか~

しかもこれ、100年以上前のお話だそうで、そこがまたぶっ飛んでいてスゴい。

今どきは、DNAの解析をスーパーコンピュータで長い時間かけて計算してるってのに、

本作の記録媒体は何と、パンチカード!(爆笑)


すげえ、人間を復活させる情報って、こんなにシンプルでコンパクトなんだ。

細かいネタバレは避けますが、どうやら“菌類”が関係しているような…

人間もただの生き物と考えれば、体の中に、色んな生命を宿しているんですもんね。



ベニチオ・デル・トロが出た「21グラム」という映画がありましたが、

あれは、命の重さを考える題材をはらんだ物語でした。

だから、本作で、21グラムの謎に挑む!なんて張り切って見ても、

そんなに明確な回答が得られるはずはないので、そこは感覚で感じ取って欲しいです。


「命」「心」「意志」「感情」って、簡単に説明できるシロモノじゃありませんから。


原作ファンの中には、コアな人もいるでしょうから、きっと賛否両論でしょう。

俺は全く知らないで見ているので、純粋に笑って楽しめました。

「鋼の錬金術師」は、空っぽの鎧の弟を従えてたけど、こっちは死体が助手。

いいなあ、こういうの、俺も欲しい。飲み屋で酔っ払ったら、おんぶしてもらおう。




純粋な伊藤ファンにとっては、「屍者の帝国」は、伊藤作品ではないのかもしれない。

伊藤計劃が原案となった、円城塔の小説だと思えばいいんじゃないでしょうか。


普通に考えたら、発表された順に公開していけばいいと思うのですが、

これが最初になった理由って、何だろう?

原作者がすでにこの世を去っているということは、

映画を生み出すこと自体が、「屍者を蘇らせる」につながる、というイメージになる。


伊藤氏は、「屍者蘇生の技術」によって、世界のどこかで生きていて、

今も小説を書き続けているのかもしれませんね。




人は、死ねば、ただの肉の塊になる。

まだ生きたいのに、死んでしまう人。

充分に生きて、満足して幸福に死んでいく人。

なかなか死ねなくて、やっと楽になれた人…


その人の「死に方」によって、「蘇生」の状態には、差異があると思う。


「ゾンビ」で、洋服屋に群がる女ゾンビの行動は、生前の習慣だという。

同じように、肉体や脳に深くプログラムされた思考や行動のパターンって、残るのかも。

死体にはきっと「人権」なんかないだろうから、所有者の都合で決められる。

自分の死んだ家族が、ビルの工事現場で働いていたら、生者は何を感じるだろう。

自分の愛した人が、見知らぬ地で過酷な労働をさせられていることを、想像する…


よく考えると、恐ろしいことでもある。



スティーヴン・キングの「ペット・セメタリー」は、

死んだペットを蘇らせる話だったけど、蘇生したそれは、「別の生き物」になっていた。



俺は、製造業で20年以上働いた経験があるから言うけど、

世の中に、全く同じ製品はないんです。

人が作ったものですらそうなんだから、神が生み出した生物は、なおさらのこと。



人は生まれたら、必ず死ぬ。

だから、いいんです。

死んで生まれ変わったら、また「別のもの」になる。

ただ、それだけのこと。


理屈ではわかっていても、心がついていかないことってあるでしょ。

それは、人の心もまた「生き物」だからなんです。



アイバンク、骨髄バンク、臓器移植…

人間の「部品」も、リサイクルする時代。

人体をまるごとリサイクルできるなんて、すごい発想じゃないですか。



SFというジャンルは、科学の領域のようですが、

俺的には、人間のイマジネーションが生み出したロマンだと思うのです。

「空想」「妄想」「想像」があるからこそ、「物語」が生まれるんだから。



この映画は、情報量が多いので、少し疲れてしまうかもしれません。

原作ファンにはもの足りなく、知らない人には難解だと思います。


情報が多過ぎると感じた時は、考えるのをやめて、イメージで捉えればよろしい。

もの足りないと感じた時は、受身の姿勢から切り替えて、能動的に見ればよろしい。


ただ、口を開けて餌を待っているだけでいいのは、小学校低学年まで。

思考や物心が芽生えた瞬間から、大人の領域に踏み込んでいいのだから。



想像力には、限界はない。

思考力には、あるけどね。


頭だけで考えると、息詰まってしまう。

感覚だけを酷使しても、心が疲れてしまう。



…21グラムの内訳って、何だと思います?


俺は、物質的なものと、精神的なもの、両方だと思います。



俺の屍も、再利用される時が来るんだろうか。

そうなったら、その俺はきっと、今の俺とは違う存在だよね、きっと。


だからこそ、「今、こうして生きている自分」を大切にしたい。

この作品に出会って、俺は強くそう思いました。



死して屍(しかばね)、拾うものなし。(たしか「江戸を斬る」だったかな)

虎は死んでも皮を残す。

肉を斬らせて、骨を断つ。


俺の屍は、文章であり、言葉です。

今日書いた言葉は、明日になれば、生命力を少しずつ失っていくのです。

俺がこの世を去った後に、俺が残した言葉を、誰かが拾ってくれたら、嬉しいな。


死してもなお、人を生かすなんて、素敵だもんね。


だから、

死して屍、拾う者あり。


そう思うと、何だか、楽しい。










【作品データ】

監督:牧原亮太郎 原作:伊藤計劃 円城塔

脚本:瀬古浩司 後藤みどり 山本幸治

キャラクター原案:redjuice

キャラクターデザイン:千葉崇明

音楽:池頼広 主題歌:EGOIST

声の出演:細谷佳正 村瀬歩 楠大典 花澤香菜 菅生隆之

ナレーション:二又一成



 (2015年東宝 上映時間:120分)




☆エンドロール終了後に、オマケ映像があります。




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2015-10-26

映画 「GONIN サーガ」

テーマ:邦画
男は、ただひたすら、「戦いのゴング」を待つ生き物である。



「サーガ」は、ノルウェーの言葉で「物語」という意味。

主に、一族の歴史を描いた叙事文学を表現するのに使われるようです。(広辞苑より)




1995年に炸裂した、伝説の映画「GONIN」をご存知でしょうか。

あの頃はまだシネコンがなかった時代で、俺は新潟市古町商店街にある松竹で見ました。

携帯電話も今ほどは普及していないので、今どきの感覚だと楽しめない映画かも。


金に困った5人の男が、ヤクザの事務所を襲撃して強盗してしまうという、

トンデモな素人犯罪映画なんですが、これが実に面白かった。

佐藤浩市、本木雅弘、根津甚八、竹中直人、椎名桔平(当時新人)の5人が、

永島敏行、鶴見辰吾、ビートたけし、木村一八といったヤクザと死闘を繰り広げます。


本作は、この映画の“正当な”続編だそうな。

女5人が活躍する「GONIN2」はなかったことになっているんでしょうかね(笑)

これって、「らせん」をなかったことにして、「リング2」を作ったのに似ているかも。


…ううむ、これはきっと何かある。

1作目から20年も経ってから続編を作るなんて、よほど思い入れがあるのでしょう。

そう思ったら、いてもたってもいられずに、俺は劇場に向かいました。




本作は、あの激しい戦いで死んだ男たちの、息子の物語。

主演は、東出昌大(まさひろ)と、桐谷隆太のコンビ。

東出君は「寄生獣」の人間じゃない雰囲気が不気味でよかったし、

桐谷君は「JIN」の熱血看護師役が印象的だった。

2人とも、身長が180センチ以上あるから、カッコいいですね☆


ポジション的には、本木雅弘(名前おんなじ)と佐藤浩市かな、と思います。

そこに、個性派俳優柄本佑(安藤サクラのダンナ)が加わり、

さらに、紅一点の土屋アンナが華を添えます。(フトモモのタトゥがセクシー)



この映画、楽しいですね~

緻密なのか、いきあたりばったりなのか、よくわからんところがいい。

長い長い“タメ”があって、一気に爆発して、手際が悪くてすべりまくって、

オロオロしてるけど、相手も慌ててぐだぐだになって、やっぱり笑えますな。


SABU監督のコメディタッチの犯罪映画スタイルと違うのは、

みんなすごく真面目にやってて、マヌケなところ(笑)




映画を見て、納得した部分があります。

これはきっと、石井監督自身の「おとしまえ映画」なんじゃないか…と。


中盤からは、サプライズゲストが次々と登場。

前作を知っている人には爆笑の連続になります。

竹中直人がまた出てきますが、前作とは別人の役。

ヒントだけ教えると、ビートたけしのポジションですね。


考えてみれば、あの頃のたけしは、バイク事故を起こしたばかりで、

顔面麻痺が完治していない状態で、眼帯を付けて出演してたんだっけ。

その生々しい出で立ちが、かえって迫力があったように記憶しています。

そういう意味では、今回の竹中さんも、お前大丈夫かという設定なので、お楽しみに。





映画「GONIN」は、決して“誰もが楽しめる傑作”ではないと思っています。

続編というのは、コキおろされるのが宿命のような存在なんですが、

前作と比べてどうのこうの、というのはヤボというものでしょう。


お兄ちゃんに比べて、弟はショボいね。

お父様に比べて、息子さんはパッとしないね。

アニキは立派だけど、舎弟はカスだな。


映画は生き物であり、それぞれがみんな違う「個性」を持っている。

それが「好み」であるかどうかで、観客は独自の判断をするんですね。



俺はもともと「GONIN」という映画が好きなので、楽しめました。

見ていない人が予習のために前作をDVDで見ても、面白くないかもしれません。

だって、時代背景が昔だし、今の感覚では味わえない面白さだから。

大昔の映画なら、それなりに覚悟して見るでしょうが、

中途半端に昔の映画って、しらけてしまう場合が多いんですよね。

そこが、「映画には賞味期限がある」と主張する所以です。



中でも、ぐっときたのは、ちあきなおみの名曲「紅い花」が流れる場面。

この歌は、「GONIN」の主題歌として世に出たバラードなんですが、

ちあきさんの、現時点でのラストシングルです。

彼女の、表現力あふれる歌唱は、人の心をうつ。


前作で、足を引きずって歩いていた永島瑛子(悪魔の手鞠唄のさとちゃん)の姿を

思い出し、俺は目頭が熱くなる思いでした。

(前にこの歌が登場した時は、シングルカセットだったのが泣かせます)


やっぱりいいなあ、この世界。

ノスタルジーで、ファンタジックでロマンチックなバイオレンス。



俺も将来、おとしまえをつけに敵陣に殴り込む時には、「紅い花」を車で流そうっと。






【作品データ】

監督・脚本:石井隆 撮影:佐々木保志 山本圭昭 寺田緑郎

音楽:安川午朗 劇中歌:ちあきなおみ 森田童子

出演:東出昌大 桐谷健太 柄本佑 土屋アンナ 安藤政信 竹中直人

   井上晴美 りりィ 福島リラ 菅田俊 テリー伊藤 根津甚八


 (2015年角川 PG12 上映時間:129分)






☆石井監督と呼ばれる人は、俺が知っているだけでも4人いますので、簡単にご説明。


①石井隆:本作の監督。「夜がまた来る」「ヌードの夜」「エンジェルダスト」で有名。

②石井輝男(故人):「網走番外地」「江戸川乱歩 恐怖奇形人間」「ねじ式」で有名。

③石井克人:「鮫肌男と桃尻女」「PARTY7」が有名。

      新潟県出身で、俺と同じ48歳。タランティーノ監督が敬愛している男。

      「ルパン三世 次元大介の墓標」では、クリエイティブアドバイザーでした。

④石井岳龍:もともとは石井聰互でしたが、2010年に改名。

      「狂い咲きサンダーロード」「爆裂都市」が有名。

      最近では「ソレダケ」で、相変わらず中学生みたいな雰囲気を爆発させてます。
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2015-10-26

U-NOTE Ⅱ 「気がついたら」

テーマ:ケガ・病気
気がついたら、映画館に来ていました。


昨日は早朝7時から75頭出荷して、あざだらけで汗ビッショリになり、

ヘトヘトになってフラフラになって、何とか7日間連続勤務をクリア。

日曜日だったこともあり、定時の5時で仕事を終えました。


普通だったら、まっすぐ家に帰ってビールをあおるところですが、

何だか、心がムズムズして、何となく車を新潟市方面に走らせました。


気がつくと、ユナイテッドシネマに到着。


う~ん、こんなこと、前にもあったような気がする…




今から16年前、結婚式の準備に追われていた頃、

来て下さる方々の要望をできるだけかなえようと奔走していた俺がいました。

しかし、みんなが納得できるようなスタイルにするのは、実際不可能。

結果、不満を言う人、文句をつける人が続出して、俺は追い込まれてしまいました。


…こんなんだったら、結婚式なんてやんなくていい!


心の行き場を失った俺は、やみくもに車で迷走して、ゴーアラウンド。

気がついたら、ワーナーマイカル(今でいうイオンシネマ)にいたんですね。


その時上映していたのが、「リング0 バースデイ」。

仲間由紀恵演じる貞子がボコボコにされるシーンで爆笑して、

悩んでいた自分を、一瞬だけふっと忘れることができました。



やっぱり俺は、映画館と飲み屋が、元気の源。

昨日は結局、映画を2本見て、夜12時過ぎに帰宅しました。

眠気は一切感じなかったし、両方とも微妙につまんない映画だったことが、

かえってリラックス効果を生み出し、少し心が安らぎました。


休肝日にもなったし。



今日は、代休でお休みです。


朝、娘を駅まで送ってあげて、コンビニに立ち寄る。

ああ、この感じ、懐かしい。

うつの復帰プログラムで、職場の近くまで行って、コンビニに寄って帰って来る。

そういう「訓練」をした頃を、リアルに思い出します。


あれからもう、どれくらい経ったのだろう…


今の俺は、ちゃんとやれているだろうか。

ちゃんと、ひとりの社会人として、役目を果たしているんだろうか。

父親として、夫として、男として、しっかり立っているんだろうか。


ローソンの泡立ったコーヒーをすすりながら、しばし考える。

ハロウィンバージョンのかわいいカップに、ちょっとほっこり。


今日も寒いけど、天気は上々。




出勤ラッシュの中を抜けて、通学の学生たちの中を抜けて、帰宅。


ジョージ・ウィンストンのCDを流して、レモングラスのハーブティーを淹れる。

不安な時、落ち着かない時の、俺のリラクゼーションスタイル。



これから、ゆっくりと、映画の記事を書こうと思います。

4本連続で執筆しますので、期待しないでお待ち下さい。



不安と恐怖と憤りが時たま襲ってきますが、

安定剤を飲んで、時たまうたた寝しながら、今日という時間を過ごします。



我ながら、危ういところで、かろうじて生きているように思う。

静かなひとときを、大切に、味わうことにします。



筋肉痛は、生きている証拠。

何かしたくなるのは、生きようとしている証拠。

誰かに会いたくなるのは、愛情を求めている証拠。

誰かと話したくなるのは、ぬくもりを欲しがっている証拠。


そして、誰かの役に立ちたいと思うのは、生命力が残っている証拠。



好きなことを、少しでもやりたくなったら、回復傾向にあると思っていい。

森永ムーンライトをほおばり、優しい味にほっこり。



ちょっとずつ、心の細胞たちが、再起動していく。
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2015-10-24

U-NOTE Ⅱ 「チュウされました」

テーマ:ケガ・病気
今日、仕事をしていて、ある豚舎の餌箱が汚れていたので、掃除をしていた時のこと。


しゃがんでえっさほいさしていると、左の耳元に、フガフガ~と近づくモノが。

次の瞬間、ふわっと息がかかったかと思ったら、頬にヌメ~ッとした感触…


うひゃあ!


思わず、声を出してしまいました。

これは、れっきとした「チュウ」ですね!


う~む… 頬にチュウされたのなんて、どれくらいぶりだろう?

相手はメス豚ですが、一応「女性」ではありますな。


あと数秒間じっとしていたら、頬の肉を食いちぎられたかもしれませんが、

何だか、ほっこりしてしまいました(笑)



気分の浮き沈みが激しい状態なので、仕事中に憂鬱になることもしばしば。

もしかして、俺を元気づけようとしてくれたのかな…?


左の頬に、まだその時の感触が残っています。

何だか、ニヤニヤしながら、晩酌のウイスキーを楽しんでいます。



明日は、早朝から出荷なので、6時起き。

今週は、7日連続勤務なのです。



今夜は、早めに寝ようと思います。

読者の皆様、いい夢を。



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2015-10-22

U-NOTE Ⅱ 「大波小波」

テーマ:ケガ・病気
昨日は、わりと元気でしたが、今日はやや沈んでいます。

でも、ひどく落ち込むほどではないので、大丈夫。


うつが回復してくる時って、こんな感じなんですよね。


急激によくなると、反動が大きい。

だから、少しずつ、積み木を組み上げていくように、ゆっくりと。



どうも、木曜日が、不安デーみたいですね。

10月1日の衝撃が、未だに尾を引いているようです。

考えてみれば、先週の木曜日も、ひどい状態だった。

このくらいの時間になれば、何とか落ち着くんだけど、

6時から7時台くらいは、動悸が激しくなります。



風呂上がりのビールで、ほっとひと息。


TVを消して、ショパンのノクターンを聴きながら、このブログを書いています。

こういう時は、ピアノの音が、心地いい。



もう少ししたら、薬を飲んで、早めに休みます。



大波小波、どんぶらこ。



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2015-10-21

U-NOTE Ⅱ 「焦らずに」

テーマ:ケガ・病気
どうやら、底を過ぎたようです。

少しずつ、浮上を始めているような感覚があります。


こういう時、気をつけなければならないのは、焦らないこと。

「焦る」というのは、広辞苑によると、「気をもむ」「苛立つ」という意味。

早く結果を出そうとしても、時間がそれなりにかかってしまうものはあるのです。

カップラーメンにお湯を入れて3分待つのにも、ちゃんと理由があるんだから。


傷が治る時って、かゆみが出たりするでしょ。

心の傷が塞がっていく時にも、歯がゆい感覚があるものなんです。


ちゃんと治っていないのに、無理に動かしたりすると、また傷口が開いちゃう。

そこからばい菌が入って、化膿したり、合併症になっちゃうと大変。


治りかけると、何かをしようとしてバタバタするのが、俺の悪い癖でした。

今は、落ち着いて、スローペースで物事に対処するのがよろしい。



ストレスの原因は解決していないし、自力ではどうにもならない問題。

だから、ジタバタしても、しょうがない。


次の「攻撃」に備えて、対策を講じなければならないし、

そのためには、自分がしっかり立っていないといけない。

それはわかっているけど、今は、何にもできそうもない。


だから、行動を控え目にして、心と体の回復をじっと待つ。

年齢とともに体力も低下しているので、ここはじっくりと。



「焦っちゃいけない」と思うのは、「脅迫観念」になっちゃうから、

「焦らなくていい」と穏やかに自分に言い聞かせる方がベター。


「○○じゃダメ」「○○しなくちゃ」という思考よりも、

「○○で充分」「○○で問題ない」という思考の方が、やわらかいでしょ。


これは、周囲の人がうつの人に接する時にも、大切なことなんです。


「否定」で終わる言葉よりも、「肯定」で終わる言葉を選びましょう。

前者は「不安と緊張」を生み、後者は「安心と弛緩」を生みます。


心が疲れている時って、こういうことに敏感になるんですよね。

これは、異性を口説く時にも応用できるので、ぜひ参考にして下さい。



今の俺は、まだまだ「生きる力」が低下している状態です。

元気になるのには、もう少し時間がかかりそう。


だからせめて、ちゃんと回復するまでは、ショッキングなことは起きて欲しくない。

そういう思いで、今日という日を何とかクリアしました。



うつって、苦しいけど、乗り越えたら、深い思考ができるようになります。

健常者がわからない領域まで、心の世界を広げることができる。

そこに到達するための「心の修行」だと思えば、意義があるような気がします。



俺が、この病気になったのには、きっと意味がある。

焦らずに、ゆっくりと、この病気と付き合っていきたいと思っています。



あと数日したら、映画記事を復活させます。

今しばらく、お待ち下さい。
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2015-10-20

U-NOTE Ⅱ 「病院に行きました」

テーマ:ケガ・病気
今日、久しぶりに、病院に行きました。


夕方の受付時間ギリギリだったので、話もゆっくりできなかったのですが、

先生の顔を見て、何だか懐かしかったです。

看護師さんも、俺のことを覚えていてくれて、お久しぶりですね、なんて。


症状と状況を手短に話し、2週間分の薬を処方してもらいました。

去年も、11月から12月にかけて症状が悪化し、受診した経緯があるので、

これからの時期に備えて、薬だけは切らさずにいようと思うんです。


たぶん、一時的な症状だと思うのですが、まだわかりません。

2週間経っても改善しなければ、また改めて考えようと思います。



慌てずに。

焦らずに。


やれることは、ちゃんとやる。

苦しい時は、無理をしない。

休むべき時は、遠慮せずに休む。


我慢と辛抱は、最小限にする。

疲れたら、力を抜く。


食事と睡眠と運動は、バランスよく。

思考と感覚は、無理に封じ込めない。


苦しさを味わった分、楽しい時間を過ごせるように。

笑える時は、しっかり笑う。


自分を、必要以上に責めない。

これが一番難しいけど、心がけだけはちゃんと。





こんな風に、俺は乗り越えてきました。


今回のアクシデントは、身からでた錆でもあり、

自分がしっかりしていないから、自業自得でもあると思います。



俺は、一般の人や健常者のように、すっきり解決することはできない。

自分なりに、何とかできる方法で、うまく乗り越えて行きたい。


今は、そんな風に考えています。



我ながら、疲れる人生を送っていると思う。

でもそれも、何かきっと、意味がある。


俺が、俺としてこの世に生まれた理由があり、

俺が、俺としてこの世を行きぬく意義が、あると思いたい。



まだ、こうして生きている。


それがきっと、すでに「奇跡」なんだと思う。



応援して下さっている皆様、ありがとうございます。


桑畑は、もう少し、がんばって生きてみようと思います。




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2015-10-19

U-NOTE Ⅱ 「まだ不安定ですが」

テーマ:ケガ・病気
この一週間はずっと、パソコンを開くことがほとんどできませんでした。


映画館に行けず、本も読めず、ブログも書けず…

好きだったことが手につかなくなるのは、うつの特徴の1つです。

これはやっぱり、再発したと思った方がいいような気がしますね。


幸い、仕事だけは何とか行けているので、生活は何とかなっています。

ただ、帰ってくるとバタンですが…


食事はちゃんと摂っているし、薬を飲んで眠れているので、今のところ大丈夫。

もうすぐ頓服薬がなくなるので、明日にでも病院に行こうかと思います。


この病気は、完治はなかなか難しいみたいで、たぶん一生モノなんでしょうね。

だましだまし、うまく付き合っていくしかないんでしょう。


先週の金曜日までは、ずっと超ネガティブ思考で、心は沈んでばかり。

ダメージが大きい分、心の傷口が深くて、なかなか塞がらなかったんだと思います。


今更ながら、己の心の脆さが情けなくなりますね…


きっと、世の中のほとんどの人は、こういう時、うまく立ち回って、

自分の立場が有利になるように行動できるんだと思います。


でも俺、不器用ですから。





金曜の夕方、珍しく上司から褒められたんです。


最近、肥育の状態がなかなか好調で、死亡も治療も少なく済んでいる。

増体がよくて、出荷時期が早まるので、経費節減に貢献している。

これは、豚舎の環境がいいということ。

こまめに肥育舎を周って、カーテンを調整していた効果が出た、ということ。


上司は時たま、抜き打ちで肥育舎に入って様子を見るんですが、

最近は、いつ入っても、ちょうどいい温度になっている、という印象だったそうな。


この調子で、これからもがんばって下さい、と言われました。



畜産業というのは、製造業の中でも特殊な部門で、

仕事のマニュアル化が難しいんだそうです。

思考よりも、感覚が大きく影響する仕事だから、ということらしい。

だから、教育スタイルは、農場の個性によってみんなバラバラなんですね。


上司も、この道20年のベテランなので、何でも知っていますが、

それを言葉に出して説明するのは、すごく困難なことみたい。


俺が悩んでいたのと同じか、それ以上に、上司も悩んでいたと思います。

どうやったら俺が理解できるように説明できるか、いつも考えていたそうです。


彼は、俺がそのうちイヤになってやめるんじゃないか、って思っていたらしい。

でも俺、やめなかったですね。

転職は何回もしたけど、仕事がイヤでやめたことは一度もありません。

だって、悔しいじゃないですか。

いずれやめることになったとしても、つまんない理由でやめたくない。

そこは、男のド根性ってやつですね。



「褒められる」ということは、「存在価値を認めてもらえる」ということ。

俺は、この職場にとって、重要な「戦力」になりつつあるみたいなんです。


それって、やっぱり、嬉しい。

がんばってきてよかった、って思える瞬間。



少しだけ、心が楽になりました。




土日は、映画館には行かず、家でDVDをダラダラ見ていました。

薬を飲んで、時たまうたた寝をしながら。



夜は、久しぶりに飲みに出ました。

友達は誘わずに、ひとり飲み。


うつに理解のあるスナックKに立ち寄って、ママさんと長話。

俺が療養している時に、何度も力づけてくれた、恩人。

元気になって社会復帰したことを、すごく喜んでくれた、心優しいおばちゃん。


20年以上通っている、スナックLにも顔を出しました。

バーテンの兄ちゃんは、俺より2つ下で、会話がいつも漫才になってしまいます。

彼のおかげで、久しぶりに大笑いさせてもらいました。

ママさんは2代目ですが、俺よりずっと年上のお姉さん。

彼女のリクエストで、シブい洋楽をカラオケで歌いまくりました。

この店は、未だにジュークボックスが置いてある、昭和の香りがする場所。

ここは、接客がしっかりしているので、俺的にはイチオシの店です。


安心して飲める場所があるのは、幸せなこと。




存在を、肯定してくれる人がいるのは、ありがたいこと。

自分を見失うと、そういう人がいることも、いつのまにか忘れてしまう。



俺は、危ういところで、「こちら側」に戻って来られました。

あのまま、心が暴走したら、とんでもない領域に踏み込んでしまうところでした。


「死ぬ理由」よりも「生きる理由」が多ければ、命を粗末にしたりはしないもの。

俺は、「どうすべきか」ばかり考えていて、「どうしたいか」を忘れていました。



豚たちが、気持ちよさそうに眠っている姿を眺めながら、

自分の「あるべき姿」について、俺は考えました。



まだ、終わりじゃない。

まだ、終わりにしちゃいけない。



まだ、不安定ですが、


とりあえず、今夜を生き抜こうと思います。

そして明日も、生き抜いてみようかと思います。









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