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2014-01-31

映画 「大脱出」

テーマ:洋画
余計なことは考えずに、体で楽しみましょう。


公開されてからだいぶ経ちましたが、やっと見に行くことができました。

シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演するだけで、
アントニオ猪木とジャイアント馬場がタッグを組むような、
ゴジラとガメラが対決するような、
マジンガーZとガンダムが戦うような、
ピンクレディとキャンディーズがジョイントコンサートするような、
パパンダとトトロがおんなじ画面にでて、ニタ~ッと笑うような…

そんな「興奮」が湧き上がってくるのです…うんうん。


監督は、スウェーデン出身のミカエル・ハフストローム。
「1408号室」のおっちゃんですね。

この映画は、企画当初は、ブルース・ウィリスが主演する予定だったらしいけど、
いつの間にか、このコンビで演じることになったんですね。

よくあることです…うんうん。


この2大スターだけでも充分面白いのに、
さらに、医師役でサム・ニールが登場したのは爆笑でした。

これは、かなりオイシイ1本です。


スタローンのイメージは、寡黙な職人。
シュワのイメージは、クールなインテリ。

しかしながら、腕っ節は、いい勝負…という設定らしい(笑)

お互いのプライドと意地をかけて、火花がバチバチするのが楽しいです。


個人的には、双方とも、演技がうまいわけではないと思う。

だけど、体を張って演じる「役者魂」は、共通するものがあるんじゃないかな。



スタローンは、とにかく「囚人役」が多い(笑)

俺の記憶の中でも、「勝利への脱出」「ロックアップ」「デッドフォール」
「デモリッションマン」「ジャッジドレッド」など、5回は刑務所にいます(笑)


シュワを最初に見たのは、探偵映画「ロング・グッドバイ」のチンピラ役だったかな…
カップヌードルのCMで「やかん体操」やってたし、「アリナミンV」のCMも…

まあ、スタローンだって、「デスレース2000年」でマシンガンジョーやってたし(笑)
丸大ハムのCMとか出ていたような気がするし…

お互いに、終生張り合う仲だったのかもしれないですね~


スタローンは「ロッキー」でオスカーを獲得して、
シュワは、カリフォルニア州知事になった。


スタローン、67歳。シュワ、66歳。

この2人はもう、親友ですね☆



本作は、とにかく「楽しい」です。

ヤボなツッコミは、心の奥でセーブして下さい。

この2人が共演できたということが、映画界にとっては大きな功績なのですから。



俺は、この映画に込められたメッセージは、「新年おめでとう」だと思います。

余計なことは考えずに、ひたすら画面に吸い付いて、楽しいひとときを過ごしましょう。


ロッキー対コナン・ザ・グレート

ランボー対コマンドー

コブラ対ゴリラ

ジャッジ・ドレッド対ターミネーター

デスレース対バトルランナー

暗殺者対イレイザー


さあて… あなたはいくつ思いつくかな?



今宵は、楽しい映画を存分に楽しみましょう。

2014年が、皆様にとって、景気のいい年になりますように☆







【作品データ】

監督:ミカエル・ハフストローム 原案:マイルズ・チャップマン
脚本:マイルズ・チャップマン ジェイソン・ケラ-
撮影:ブレンダン・カルヴィン 音楽:アレックス・ヘッフェス
出演:シルベスター・スタローン アーノルド・シュワルツェネッガー
   ジェームズ・カヴィーゼル エイミー・ライアン
   ヴィニー・ジョーンズ サム・ニール

 (2013年アメリカ 上映時間:115分)


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2014-01-28

追悼 永井一郎氏

テーマ:死・お悔やみ
声優の永井一郎氏が、永眠されました。


俺にとっては、「宇宙戦艦ヤマト」の佐渡先生です。

沖田艦長役の納谷吾郎氏が先に亡くなって、まさに、後を追うようにも感じられます。

今宵は、「英雄の丘」を聴きながら、日本酒を飲んで追悼しました。


「風の谷のナウシカ」のミト
「名探偵ホームズ」のライサンダー大佐
「ルパン三世 カリオストロの城」のジョドー
「じゃりん子チエ」の小鉄

「ど根性ガエル」の町田先生
「機動戦士ガンダム」のナレーター
「母をたずねて三千里」のペッピーノ親父
「うる星やつら」の錯乱坊
「ゲゲゲの鬼太郎」の子泣きじじい

他にも、まだまだいっぱいありますが、一番有名なのは、磯野波平かな…?



彼の声を知らない日本人は、きっといないでしょう。


みんなに愛された名優の、ご冥福をお祈りします。
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2014-01-28

ピアノジャックのライブに行きました。

テーマ:ライブ
日曜日の夕方、ピアノジャックのライブに行って参りました。

会場は、新潟LOTS。
以前、クレイジーケンバンドを見に行った場所です。


ピアノジャックは、ピアノ担当のHAYATOと、カホン担当のHIROの2人による、
インストゥルメンタルユニット。

表記は、「→Pia-no-jaC←」となっていて、
逆に読むと、カホン(Cajon)になっているところが面白い。


実は、妻が彼らのファンで、俺が付き合ってあげたんですね。

うつに苦しんでいた頃なら、絶対無理だったと思います。

俺も妻も、直前まで内心、ヒヤヒヤだったんですが…


何もなかったら、前日からそわそわして、ダメだったかもしれないですね。

しかし、前日が飲み会だったこともあって、実にリラックスして過ごせました(笑)

当然ならが、昼過ぎまで爆睡していたんですが、
会場の前で並んでいる時に、寒い風が思いっきり吹いてきて、目が覚めました(笑)


自由席で、50番目に入場したんですが、運よく最前列の席をゲット。

演奏している2人を、ほぼ間近で見られて、ラッキーでした☆



やっぱり、カッコいいですね~

演奏だけではなくMCもなかなか面白かったです。


『…掘り当てよう。あなたの心の佐渡金山!』

HIROさんのトークが、爆笑でした。


音楽で会話をしているような、不思議な音楽です。

カホンという楽器の魅力を、初めて知りました。

HAYATOさんの、アクロバティックな演奏も素晴らしい。


表現って、言葉や文章だけじゃないんですね~


お二人の、絶妙なコンビネーションが、とても心地よかった。

彼らがデビューしたのは、2005年だそうな。

俺がブログ始めたのと、同じ年なんですね。



この曲調は、かなりアクティブなので、うつの時だったら、聴けなかったかもしれない。

でも今は、楽しく聴いています。


元気になれた自分に感謝するとともに、

元気を与えてくれたお二人に感謝です。


音楽って、やっぱり、進化していくんですね。


彼らの未来に、乾杯です☆

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2014-01-27

会社の新年会

テーマ:酒&タバコ
25日の夜に、会社の新年会がありました。

それがあったから、週の後半がバタバタしていたんですよね。


当日
バタバタしながら仕事を早めに終えて、いざ会場へ。

俺の名前で予約してあるので、一番乗りして、みんなを待ちました。
この30分が、長く感じられるんですよね…


時間ギリギリになって、みんなが続々と到着。
社長と、長男のAさん、次男のBさん、先輩のCさん、そして俺の5人が揃いました。


まず、社長からお話。

今年度の出荷頭数は、会社始まって以来の、最高数になる可能性が出てきたそうな。

Bさんが種付けを担当して、Cさんは出産を担当。
子豚がどんどん生まれて、離乳頭数も順調に増えてきているらしい。

Cさん、とても優秀~


以前に、上司のAさんから、「いっぱい出荷しないと利益が出ない」と言われたっけな。

たくさん出荷するためには、たくさん種付け&出産をしなければならない。

豚の価格は、株みたいに「相場」というものがあるらしく、
この時期は安い、この時期は高いという「読み」が、利益に影響していくんですね。

それを逆算して、種付けを操作していくんです。


一昨年にCさんが入社して、昨年に俺が入社。

きっとこれも、量産体制を整えるためだったのかもしれませんね。


で、社長の話によると、今年度は「事故率」が改善されてきたらしい。
「事故率」というのは、「病気や事故で豚が死ぬ確率」のことだそうな。

つまり、「豚が死ぬ数が減ってきている」ということ。

『…桑畑君が、病気の豚を見つけてちゃんと治療している成果だと思う。』

社長が、そう言って下さいました。


俺は、自分がちゃんと仕事をやれているのか、時々不安になっていました。

みんなの足を引っ張っているだけの存在じゃないか…って。

だから、嬉しかったんです。


今年は、目標をクリアして、黒字になる勢い。

当然ながら、来年度の目標は、もっとハードルが上がりました(笑)


Aさんが乾杯の音頭を取り、飲み会がスタート。

飲むわ食うわ、この業界の人たちの「飲みっぷり」がスゴい。

俺は、中盤から、日本酒ヒヤで、銀ダラをつついていました。


宴たけなわで、社長が退席。

Cさんと2人で、社長を見送ります。


さて、4人になりました。

ここで、次期社長であるAさんが、語り始めます。

各部門に対して、色んな話が出ました。

うひゃ~ 俺、何言われるんだろう…


Aさんは、俺に、面と向かって言いました。

『…社長も言われた通り、ウチの利益は、肥育にかかっているんです。
 桑畑さんの力量が、会社の運命を握っているんですよ。
 
 ここまで言ったら、この人、会社辞めるんじゃないか…ってことも言いました。
 桑畑さんは、オレのしごきによく耐えてくれたと思いますよ。

 オレは、桑畑さんは、よくがんばってくれていると思う。

 大変なこともたくさん経験したし、それなりに力もついた。
 だから、もう大丈夫のような気がします。

 今まで通り、これからもよろしくお願いします。』



感無量でした。

一年前の自分は、生きている価値がない人間だと思っていたから。

働ける場所があって、存在価値を認めてもらえる日が来るなんて…


人間の運命って、わからないものですね。



一次会の居酒屋を出て、俺の行きつけのスナックBTになだれ込み。

飲めや歌えや、大騒ぎ。


ママも、喜んでくれました。

俺の成長ぶりと、お店の売り上げ向上に(笑)



俺が、元気になった分だけ、喜んでくれる人たちがいる。

俺が、元気になった分だけ、役に立てることがある。


豚さんと共に、この会社で、何とかがんばってみたいと思います。




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2014-01-21

映画 「利休にたずねよ」

テーマ:邦画
茶人というのは、詩人でもあるのかもしれないと思いました。


公開されてからだいぶ経ちましたが、ようやく見ることができました。

音響効果に力を入れているという話を聞いて、やはり劇場で見たいな…と。
この映画は、DVDで見てもつまんないような気がして、昨夜見て参りました。


これ、見てよかったです~


市川海老蔵の演技が、初めて「いい」と感じました。

彼の出演した作品はどれもいまいちだったので、本作も正直不安だったのですが、
この映画は、素晴らしい出来だと思います。


千利休という人物のイメージを固定して持っている人にとっては、
違和感を覚えたり、納得いかなかったりして、戸惑うかもしれません。

でも、俺にとっては、すごく刺激的な作品だったんです。

何だか、自分も、茶の世界に引き込まれそうな気分になりました。


「謎のある男」というのは、なかなか魅力的な存在だと思います。

「わかりやすい男」というのは、行動が予測しやすい。
付き合いやすいけれど、刺激は少ないでしょう。

「何を考えているかわからない男」というのは、面白い存在であると同時に、
忌み嫌われたり、反感を持たれたりする一面があります。

「少々変わっている」レベルなら、許容範囲かもしれませんが、
「かなり変わっている」と、不安や恐怖を感じる人もいるでしょう。

つまり、「自分が理解できない人」に対して、感じることは様々だということ。


「変わった人」が、自分を楽しませてくれるなら、面白いと感じるもの。
「変わった人」が、自分に不利益をもたらすなら、嫌悪感が湧いてくるもの。

ましてや、「才能がある人」なら、恨みや嫉妬の対象になってしまう。

この映画は、周囲の人たちのエゴが剥き出しに表現されているところが怖い。
利休本人も、それを感じていながら、あえて承知で、大胆な言動をする…

人に意見がなかなか言えない人が見たら、きっとハラハラするでしょうね(笑)


利休という人物は、人の気持ちに鈍感だったのでしょうか。
人の痛みがわからないから、大胆になれたのでしょうか。

それとも、利休は、人一倍敏感な男だったのでしょうか。
人の痛みを理解しながらも、あえて大胆になったのでしょうか。

その答えは、映画で表現されていると俺は思います。


本作を映画館で見るメリットとしましては、些細な「音」の効果が大きいでしょう。

ろうそくに火が灯る音。衣擦れの音。お茶をする「シャッシャッ」という音…

「音」というのは、生き物なんだなあって感じました。

生活の音って、色々あるんです。
ひとつひとつに耳を澄ますって、なかなかないと思いますけど…

スタジオジブリの「コクリコ坂」だったかな。
冒頭から、生活の音が心地よく響いた印象があります。

「風立ちぬ」では、人間の声で効果音を表現していたりしましたもんね。


映画は、視覚と聴覚で表現する芸術です。

その効果を最大限に生かした作品は、やっぱり優れていると思うんです。

「ゼロ・グラビティ」もそうでしたが、映像と音響が一体化するって、美しい。

こういう映画が劇場で見られることが、映画ファンの醍醐味なんですね。


今回は、役者さんひとりひとりの演技には触れないでおきます。

この映画そのものが、ひとつの「生き物」のように感じられるから。


タイトルが、すごく深い意味に感じられます。

想像力の豊かな人は、興奮して眠れないかもしれませんね。


人の心って、不思議です。

不思議だからこそ、そう簡単に理解できないもの。

理解が難しいからこそ、想像力や創造力が生まれるというもの。

それは、「新しい刺激」となって、宇宙を駆け巡るもの。


人の心は、1つの宇宙。

茶室もまた、1つの宇宙。


安らぎの空間で、至福のひとときを。


あ~ お茶がうまい☆






【作品データ】

監督:田中光敏 原作:山本兼一 脚本:小松江里子
撮影:浜田毅 音楽:岩代太郎
出演:市川海老蔵 中谷美紀 大森南朋 伊勢谷友介
   壇れい 成海璃子 大谷直子 クララ
   中村嘉津雄 柄本明 伊武雅刀 袴田吉彦

 (2013年東映 上映時間:123分)


☆第37回モントリオール世界映画祭 最優秀芸術貢献賞

☆よく考えたら、中谷美紀って「お~いお茶」のCMに出ていましたね(笑)



   

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2014-01-19

映画 「バイロケーション 表」

テーマ:邦画
自分の心を抑え込み過ぎると、とんでもないことになるぞ!


水川あさみがホラー映画の主演を勤めると聞いて、映画館に行きました。

軽いノリの映画かと思いきや、後半がなかなか見せてくれます。


「bilocation」とは、超常現象の1つで、
同一の人間が同時に複数の場所で目撃される現象であるという。

「ドッペルゲンガー」と似ているけど違うらしいので、映画で確認して下さい。


水川あさみという女優は、実に面白い。

彼女を初めて見たのは、「ほの暗い水の底から」「渋谷怪談」あたりだったかな…
何となく、この世の女じゃないオーラを感じさせるところがいいですよね。

京都生まれAB型の彼女も、もう30歳なんですね~
そろそろ、大人の演技ができる年頃になってきたかな…なんてね。


当然ながら、彼女は、一人二役に挑戦します。

人間としてのあさみちゃんと、もののけのあさみちゃんが、妖艶に対決。
うは~ これはたまらんですなあ。

俺の好みとしては、絵を描くことに没頭している、顔の汚れた彼女がよかったです。
普通にしていても、何かありそうな雰囲気があるんですよね(笑)

存在感がありそうでなさそうで、時たま、鋭いオーラを放つ。

あさみちゃんのファンは、必見ですね☆


黒沢清監督の「ドッペルゲンガー」では、役所広司が2人登場して、
真面目男とワイルド男のどつきあいが爆笑でした。

ビリー・クリスタル主演の「クローンズ」は、彼がウジャウジャ登場して、
すっかりギャグ映画になっていました。

やっぱり、男よりは女の方が、素材としてホラー向けなのかもしれませんね。

「ルームメイト」では、ブリジット・フォンダの真似をしようとして、
ジェニファー・ジェイソン・リーが妖しい魅力たっぷりに演じていたし、
「ウルトラQ」の悪魔っ子リリーも、悲哀に満ちたキャラクターでした。


というわけで、あさみちゃん、ナイスでした。


監督・脚本が女性ということもあって、男の持つイヤ~な感じの表現が見事。
ロマン・ポランスキー風の、気持ち悪い演出でしたね。

やたらにボディタッチする男って、やっぱり警戒したくなるんだろうなあ。


ホラー映画としては、若い世代にはウケるかもしれないけど、
色んなホラーを見飽きた俺みたいな世代には、かなりユルい感じです。

でも、後半のダークな展開は、なかなか俺好みでした。


「バイロケ」という偽物の存在は、オリジナルよりも凶暴なんだそうです。

本人が大人しくして我慢している分だけ、裏の心がダイレクトに作用するんですね。

あさみちゃんをはじめ登場人物たちは、もうひとりの自分に怯えます。


さあ、俺だったら、どうするか。


俺なら、偽物よりももっと派手な行動を取って、張り合うと思います。

奴がその気ならこっちだって…!
むざむざいいようにやられてたまるかってんだ。

オリジナルの方が優れていることを、思い知らせてやる。

相手の度肝を抜くような、恐ろしい俺になって、逆に翻弄してやるから覚悟しろ。

案外、それで大人しくなっちゃったら笑うけどね~


そんなわけで、何かと面倒くさいことに、あさみちゃんが巻き込まれます。

彼女は、もうひとりの自分と、どう向き合うのか。



偽物の自分と向き合うということは、本物の自分と向き合うことでもあります。

自分の心を粗末にしていると、自分の心から嫌われます。

そして、大きな力を持ったもうひとつの心は、戦いを挑んで来ます。

自分が撒いた種なんだから、自分で何とかしたいものですよね。


心が分裂して、多重人格になることもあるでしょう。

体が分裂して、ドッペルやバイロケになることもあるでしょう。

それは、ある意味、備わった防衛本能なのかもしれません。


心の問題は、ある意味単純であり、ある意味とても複雑です。

抑圧された心を閉じ込めておくと、そのうちに「何か」が発動するんですね。


やっぱり、人間の心って、面白いです。



もうひとりの自分は、オリジナルの自分に何かを訴えたくて、現れるのかも。

そう思えば、そんなに怖くない存在なのかもしれません。


俺は、前に勤務していた会社で、職場のおばちゃんに変なことを言われたことがあります。

休日の昼に、映画館で彼女は俺を見たそうです。

確かに俺は、ひとりで映画を見に行っていました。
しかし彼女は、新潟市内の映画館で俺を見たと言うのです。

しかも、その「俺」は、若い女性と一緒だった、と。

俺は、地元の映画館で、ひとりで「ダヴィンチ・コード」見てたのに…

その時は、見間違えでしょう、と答えておきました。
たわいのないことなので、「恐怖体験」にも書かないでおいたと思います。


でも、今になって、少し気になるんですよね…


その「俺」は、楽しそうだったという。

仕事が忙しくて、なかなか映画館に行けなかった時期だったから、
もうひとりの俺が、女の子を連れて見に行ったのかなあ…?

まあでも、「俺」のことだから、そいつはそいつなりに楽しんでいることでしょう。

何だか、そんな気がします。

今のところ実害はないから、とりあえず放っておきましょう。



そんなわけで、読者の皆様にご注意を一言。

映画館に行った時は、チケットの座席番号をよく確認して下さいね。


もしかすると、あなたの席に、「もうひとりの自分」が座っているかもしれないから…







【作品データ】

監督・脚本:安里麻里 原作:法条遥
撮影:月永雄太 主題歌:黒夢
出演:水川あさみ 浅利大介 豊原功補 滝藤賢一
   千賀健永 高田翔 酒井若菜

 (2013年角川 上映時間:119分)


☆本作は2部作だそうで、「バイロケーション 裏」は2月1日公開予定です。


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2014-01-19

映画 「標的の村」

テーマ:邦画
大切なものを守るために、男たちは牙を剥いた。


昨年の夏から全国順次ロードショーされている話題のドキュメンタリー映画が、
ついに新潟でも封切られました。

沖縄県民が抱えている「悲痛な叫び」が、見る者の心に突き刺さります。


日本にあるアメリカ軍基地・軍用施設の74%が密集する沖縄。

新型輸送機オスプレイの着陸帯建設に反対して座り込みをした東村高江の住民に対して、
国は「通行妨害」で訴える手段に出た。

そのリストには、現地に行ったこともない7歳の少女の名前まで記載されていた…


理不尽な暴力には、怒りがこみ上げてくるもの。

その対象が巨大な権力であろうと、立ち向かった人たちの勇気を讃えたい。

映画を見て、素直にそう感じました。


しかしながら、国の事情や、アメリカとの力関係や、沖縄の歴史を考えると、
俺みたいな男が単純に結論を出すわけにはいかない、難しい部分があります。


このドキュメンタリーは、琉球朝日放送が制作し、全国放映を試みたらしいのですが、
それは実現せず、沖縄県内のみの放映となりました。

そこで、ドキュメンタリー映画として公開することで、
日本国民に幅広く見てもらう機会を提供しようということになったそうです。



本作のスタイルは、実にストレートです。
主観的であり、最初から最後まで、ずっと同じ方向で進んで行きます。

映画で紹介された村は、アメリカ軍施設に囲まれたような位置にあります。
軍用機がしょっちゅう空を飛び、時には低空飛行をして、
住民たちは、言いようの無い「不安」に脅かされます。

もしかして、自分たちは「標的」なんじゃないだろうか…?


太平洋戦争終結後、琉球は、「日本に同化された異民族」として、
アメリカ軍政下に置かれました。

俺が2歳だった頃の1969年に、「沖縄県」として、日本に返還されたものの、
朝鮮戦争やベトナム戦争の時に、沖縄は「東アジアの要石」として重要視され、
アメリカ軍の最前線基地として、建設が進んで行った背景があります。


大昔の頃は、琉球王国として、日本とアジア貿易の中継点として栄えた国。

しかし、大国が進出して植民地を拡大し始めると、戦火の真っ只中に置かれました。

台湾や、樺太、北方領土など、戦略的に重要な拠点となる場所は、
どうしても、大国の争奪が激しくなっていってしまうのです。


いい場所や、いい条件の物件や、豊かな土地は、奪い合いが起こるもの。

イスラエルの聖地だって、血なまぐさい戦いが何度も起きている…


沖縄という場所は、今現在も「戦争」が続いているのです。

住んでいる人たちにとっては、アメリカ軍は、生活を脅かす存在。
日本政府は、嘘ばかりついて真実を隠してばかりで、信用できない存在。

彼らの言葉に耳を傾けようとする人間は、政府にはいませんでした。

話し合いの席はあったものの、罵声ばかりが飛び交って、前進しませんでした…


喧嘩や争いは、双方とも「自分が正しい」と信じているから起こるもの。

どうしても譲れないものが、それぞれの心の中にあるもの。

住民には住民の事情があるし、国には国の事情がある。

お互いに、話し合って少しでも譲歩できないものか…と思います。


俺は、ブログでは政治的な発言を控えています。

映画を、そういうものの道具にしたくないからです。

だから、自分が個人的に感じたことだけを、ここに書きます。


「かぐや姫の物語」に登場する翁は、木こりが職業。

木こりは、山の木をある程度切ってしまうと、他に移ります。

切り過ぎると、山が死んでしまうから。
だから、山が再生して元気になると、またそこへやって来ます。

そうやって、生活の場を移動しながら、生きて行くのです。


遊牧民族というスタイルもあります。

食料や生活の拠点を求めて、旅をして暮らしています。


俺は、この年になっても、借家に住んでいます。

何かあった時に、いつでも移動できるように、常に身軽でいたいからです。

俺の同級生はみんな、自分の家と土地を持っています。
でも俺は、そういう気はないんです。

家や土地は、所有するものじゃないと思うから。
自分のものだと思った途端に、変な執着ができるから。


俺は基本、ものをあっさり捨てることができます。

引越しを多く経験したせいもあるかもしれません。

自分に本当に必要なものは、そう多くはないんです。

いざとなったら、身ひとつでいつでも旅に出る覚悟です。


だから、俺は、先祖代々の土地だとか、みんなの街という概念がありません。
物騒で危険になったら、それに適応するか、嫌なら逃げ出すかを考えます。

「みんなで力を合わせれば、何とかなる」という教育を受けてきましたが、
これほど、うさんくさい教えもありませんから。


住民たちの戦い方を見ていると、どんどんまずい方向に行っているようにも感じます。

だけど、それ以外にもう手段がなくなってしまったんでしょうね…

彼らの悲痛な叫びは、本当はどこに向けられているんでしょう。


幼い子供たちを巻き込んでの戦いですが、俺は、それもまたいいと思います。

子供たちには、大人たちの「生の戦い」を目の前で見せるのが一番いい。
フィルターや色メガネを通して見せるのではなく、ありのままでいい。

そこで感じたことを、生きるヒントにしていけばいいのだから。


「自分たちの場所」を守る戦いを、体を張って続けている、男たちの生き様を見よ。

彼らの心には、迷いがない。

純粋に、生きるために、家族や大切なものを守るために、戦っている。

その戦いを、語り継いでいって欲しい。

誇りある民族の魂を、胸を張って語って欲しい。


彼らに、一日も早く、安らぎが訪れますように。




理不尽なことというのは、どの世界にもある。

平和な国でも、物騒な国でも、やっぱり起こる。

それが人間の世界だから、仕方がない。


俺は、何度も権力に押し潰された男です。

その度に色んなことを学んだけど、やっぱり同じことをまたしてしまう。

俺はきっと、こういう生き方しかできないのかもしれません。


人同士が共存できる世界は、ぶつかり合ってお互いが理解しないと、できません。

表面上は平穏でも、心の中に渦巻いているものは、どうしようもないから。


怒ってばかりいると、だんだんと視野が狭くなってしまう。

怒りを忘れると、いいようにやられて、うまく利用されてしまう。

大人の自己主張って、難しいもんですね。



この映画は、ドキュメンタリーとしては、一方的かもしれない。

しかしながら、素直に直球をぶつけるスタイルが、ある意味気持ちよく感じます。


最後の少女の言葉は、「言わされた感」があってちょっとしらけたけど、
エンディングテーマで流れた「ラブ・ミー・テンダー」の歌はなかなかよかった。

こういう「笑い飛ばす国民性」というのが、俺は好きなんです。


「世界のジョーク集」でも、ユダヤ人のジョークは、ひねりが効いていて面白い。

ひどい目に遭った人ほど、心が優しく、豊かになれると思うんです。

人を泣かせるよりも、人を笑わせて生きることができたら、素敵ですよね。



ぜひ、今度は、同じキャストで、沖縄の楽しいドキュメントを撮って下さい。


日本国民のひとりとして、皆様の戦いを応援します。







【作品データ】

監督:三上智恵 撮影:寺田俊樹 QAB報道部
編集:寺田俊樹 新垣康之
ナレーション:三上智恵

 (2013年東風 上映時間:91分)

☆2012年度 テレメンタリー年間優秀賞
☆第18回平和協同ジャーナリスト基金奨励賞
☆第4回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞
☆ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞
☆平成25年民間放送連盟九州沖縄地区報道部門最優秀賞
☆2013年日本ジャーナリスト会議JCJ賞
☆山形国際ドキュメンタリー映画祭2013市民賞&日本映画監督協会賞
☆キネマ旬報文化映画ベストテン第1位



☆座り込みの場面で、画面をゆっくり亀が歩いている場面が気に入りました。
 女性監督ならではの、小気味いいセンスが光りますね。







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2014-01-17

豚コラム その61 「続・腸炎」

テーマ:豚コラム
今朝、また豚が死にました。

死因は、やっぱり腸炎。
昨日、俺が見逃してしまって、治療が遅れた豚です。

あちゃー…


色んな思いが頭をよぎりました。

これは、何か言われるなあ…


わかってはいるけど、大事なことだから、報告しなくちゃ。

携帯電話で、上司に話しました。

案の定、厳重注意されました。

ビシッと言って終われば、それなりにカッコいいのに、
なかなか、ネチネチと続くんですよね…(汗)

昨日のこともプラスされて、かなりの時間、電話で怒られました。
その結果、上司のスマホがバッテリー切れになりました(笑)

俺のガラケーは、まだバッチリです☆


最近、上司から怒られる時の注意点も、少しずつ体得してきました。

とにかく、話をさえぎらないこと。

色んなことを言われて、「あ、それはちゃんとやってます。」なんて言おうものなら、
「やればいいってもんじゃなくて…」と、次の説教が始まってしまうから。

言いたいことが言えなくて、ストレスがたまっている人なんだから、
言いたいことを、全部言わせてあげるくらいの度量がなくちゃ…ね。

彼の言葉そのものよりも、気持ちを吐き出させて、スッキリさせるのが一番。

たぶん、自分でも、言いながら混乱していると思うんですよね。


信頼関係というのは、一朝一夕にはできないもの。

矛盾とか、理不尽とか、複雑に絡み合った感情の向こうに見えてくるもの。

それをクリアしないうちは、きっと、まともな会話ができないと思うんです。


上司の話し方を観察していると、色んなことが見えてくるんですね。


これはきっと、俺自身が乗り越えなきゃいけないことなんです。



さて、夕方のことです。


俺、初めて、自分で「腸炎の豚」を見つけることができました。

症例が少ないだけに、貴重な経験なんです。

状況をすぐに上司に報告して、許可をもらって、治療薬を注射。
この病気は、発見と治療が早ければ早いほど、助かる確率がアップするんです。


この3日間に、腸炎になった豚が5頭。
そのうち、2頭が死にました。

今日、新たに2頭を発見。現在、治療中です。

明日は俺が休みなので、上司が引き続き豚舎を巡回します。
週明けにまた、状況を聞こうと思います。


先週は、風邪でダウンしたこともあって、勤務できたのは4日だけでした。

今週は、まともに勤務できた、今年最初の週です。


家に帰っても、まだ胸がドキドキしていました。

これは、動悸ではなく、興奮したドキドキだと思います。

ネガティブではなく、ポジティブな精神回路が動き出したのかもしれないですね。



入社して、7ヵ月半。

この仕事が、自分に向いているのかどうか、まだわかりません。
会社にとって、自分が必要な人材なのかどうかも、まだわかりません。

ただ、せっかく縁があって得た仕事だから、精一杯がんばりたいと思います。

答えは、すぐには出ないから。

まずは1年、何も考えずにやってみたいと思います。


両膝の回りにできた青あざや噛み傷をさすりながら、桑畑はがんばっています。


応援してもらえると、ありがたいです。





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2014-01-16

豚コラム その60 「腸炎」

テーマ:豚コラム
今朝、出荷直前の豚が死にました。


昨日の夕方、上司が見つけて下さって、注射の指示が出ていた豚です。

俺は、肺炎や神経などの症状は、何とか見分けられるものの、
腸炎にかかった豚を見つけるのが、まだよくわかりませんでした。

もっと早く俺が見つけていれば…という思いはありますが、
わからないことには、どうしようもない。


この症状は、出荷直前になると出てくるらしいんです。

しかも、腸炎の豚が、一度に3頭出現…

俺は、かなり焦りました。
豚舎を見回るのが、怖くなりました。

でも、立場上、逃げられない…


今日の夕方、豚舎の巡回を終えて、事務所に戻ろうとしたところ、
問題の豚舎に灯りがついているのが見えました。

きっと、上司がチェックしているんだろうと思います。


そのまま帰ってもよかったんですが、俺は、その豚舎に向かいました。

行けば、また不備を指摘されて、怒られるかもしれない。
だけど、今行けば、教わるチャンスかもしれない。

症例が少ないからこそ、今が大事なのだ。


おそるおそる豚舎内に入り、上司と話しました。

言葉だけの説明よりも、実物を見てじかに聞く方が、何倍もわかりやすいのです。

色んな不備を指摘されましたが、俺がいいタイミングで現れたので、
上司もまた、色んなことを教えて下さいました。


やっぱり、コミュニケーションって大事ですね。


この道20年の大ベテランの仕事を、入って7ヵ月半の俺が覚えようとしている。

最初からわかるはずはないけど、理解を深めるチャンスは、そう何回もない。
今この時が、この病気の症状や対処法を教わるための、いい機会なのだ。


俺が今日、しっかりと学ぶことができれば、死んだ豚も浮かばれるかもしれない。

豚の死を無駄にしないためにも、今日覚えたことを、忘れたくない。

そう思って、しっかりと上司の話を聞きました。



残業で遅くなったけど、色々言われたけど、心は充実していました。


帰りに、行きつけの焼き鳥屋に顔を出して、ちょい飲みして来ました。

うつに理解のある店の存在は、とてもありがたい。


明日、もう1日行けば、2連休。

明日も、がんばって仕事します。






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2014-01-15

U-NOTE 695 「久しぶりのジム」

テーマ:ケガ・病気
豚の状態がよくなったので、今日は早く帰ることができました。

久しぶりに、ジムに行って練習をしました。
実に、2ヵ月ぶりの復活です。


サンドバッグメニュー基本編7項目
対人シャドー 2ラウンド
ミット打ち パンチ 2ラウンド
ミット打ち キック 2ラウンド
腹筋50回

1時間でこなした内容です。


体重を測ったら、何と66.3キロ。
いつの間にか、70キロを切っていました。

標準体重まで、あと3キロに迫りました。

ジムに行ってなかったのに、体重が落ちているなんてすげえ。
やっぱり、仕事で体を動かしているからかなあ。


ジムの仲間に、体が引き締まってきていますね、と言われました。

確かに、お腹もひっこんできているみたいです。

このまま、健康的にやせられたらいいな。

くれぐれも、発病する直前の、病的なやせ方だけは回避したいですよね。



若手のキックを受けたら、腕がビンビンに痛かったです。

これこれ。この感覚。

鍛えれば、体はもっと強くなる。

体を強くすることによって、心もまた強くなる。


俺の中の、男の部分がよみがえってきたような気がします。

来週も、がんばろうっと。


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