FUJITA'S BAR
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2013-10-31

ハッピー・ハロウィン♪

テーマ:飲食物
ハロウィンといえば、ブギーマンが登場するホラー映画ですが、
最近では、日本でもイベントとして定着してきたようですね。

今日は、仕事帰りにローソンに寄って、コンビニスイーツを買いました。

ホイップクリーム付きの、パンケーキを、妻と娘に1個ずつ。
これ、1個350円もするんですね~

思わぬサプライズに、2人とも大喜びでした(笑)

レンジで軽くチンすると、カラメルソースのいい香りがします。


俺は、かぼちゃのロールケーキを買って、ウイスキーを飲みながら食べました。


この仕事を始めて、5ヵ月経ちました。
まだ、無遅刻無欠勤の記録は続いています。

今夜は、ほっとひと息。

明日も、がんばります。


読者の皆様、ハッピー・ハロウィン。

いい夜を。


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2013-10-29

映画 「蠢動 ーしゅんどうー」

テーマ:邦画
「正義」ほど、難しくて面倒くさいものはない。


うは~ すごい映画を見てしまいました。
これは、見る人を選ぶ映画なのかもしれない…ううむ。

とにかく、この映画を作ったという功績を、素直に讃えましょう。


人の数だけ、正義がある。

視点を変えれば、それは、いとも簡単に「悪」になる。

みんな、自分のことで精一杯。

誰かのために、自分を犠牲にする人は、なかなかいないもの。


きれいごとだけでは、世の中を渡れない。

清濁併せ呑むことも、時には必要になる。

それをごまかすために、自己正当化していく。


権力に逆らうことは、死を意味する。

自分の意見を通すことで、孤立するのを恐れる。

みんながそうするから、何の疑問も抱かずに従う…


恐ろしいことである。

嘆かわしいことである。


それで平気なら、それでいい。

それ以上考えるのが面倒くさいのなら、それでいい。

長いものに巻かれて、自分の命を守るのは、悪いことじゃない。


ただ、迷う心があるのなら、とことん迷ってみて欲しい。

疑問に思う心があるのなら、徹底的に考えて欲しい。


犠牲は、いつの世にもあるもの。

ひとりの犠牲でみんなが助かるなら、誰も文句は言わない。

いじめを見ても、自分が危ない目に遭いたくないから、助けない。

みんなが行動するから、自分も同じように行動する。

世論が動けば、そうした方が得だから、真似をする。


別に、悪いことじゃない。

間違っているとか、そういうことじゃない。

生きるためなんだから、仕方がない。



だけど、あえて立ち向かう人がいる。

ダメになるとわかっていて、負けるとわかっていて、戦う人がいる。

その命は、あっという間に消されてしまうかもしれない。

その思いは、ことごとく隠蔽されて葬られるかもしれない。

あいつはバカだなあ、と言われるかもしれない。


しかし、蔑んだ人も、軽蔑した人も、本当は違うことを感じているはず。

その気持ちは、その人の自尊心で、永遠に封じられる。

あいつはバカで、自分は利口で正しい、と思い込む。

そうする以外に、自分を守ることができないから。


よく、考えて欲しい。

後悔したくなかったら、悔いを残したくなかったら、もう一度考えて欲しい。


そうするより仕方がなかった。

そうすることで、周りが丸く収まるから、それでいい。

才能ある若者の命など、ちっぽけなものだ。

あいつを葬れば、自分たちは安泰なのだ。


そうやって、将来ある若者が、潰されていく。

そうやって、希望に燃える心が、消されていく。


そんな世の中が、現実世界であることが悲しい。

そういうことがはびこることが、嘆かわしい。

わかっていても、誰にもどうにもできない。

矢面に立ってまで反対する勇気なんか、誰も持っていない。



この映画は、人間が何度も繰り返してきた、ごくありふれたことなのかもしれない。

しかし、このたぎる思いは、一体何なのだろう。

それを感じ取る心がある人は、考えて欲しい。


本作には、ヒーローは登場しない。

それぞれの「正義」がぶつかり合い、誰かが笑って、誰かが泣く。

みんなが平等に幸せになれる方法なんて、ただの幻想なのである。


だから… 仕方ない、と思うか。

俺は、思わない。

思わないというか、思いたくないのである。

簡単に納得したくないから、考えるのである。

一生涯考えて、答えが出なくてもいい。

考え続けることそのものに、意味があるのである。


答えのない疑問は、数多く存在する。

「模範解答」がないからこそ、考える価値があるのだ。

自分の知恵と勇気と力を総動員して、難問に立ち向かえ。

心を尽くして取り組んだことは、決して無駄にならない。

そこから、「自分を信じる心」や「信念」が生まれるのだから。


考えるのをやめた途端に、心は腐敗していく。

今までこうだったから、こうすればいいや的な発想になっていく。

年長者がそうなると、若者の柔軟な発想はことごとく潰されていく。


俺が家老なら、こんな選択はしない。

純粋な若者を踏みにじるようなことはしない。

その時代だから、仕方ないって?

関係ねえだろ、そんなこと。

俺がその時代に生きていたら、この映画とは絶対に違う結果を出す。

俺は、そういう男である。


この映画は、俺にとって「挑戦状」のような意味を持つ。


「虚しい勝利」よりも、「誇りある敗北」の方がいい。

若者よ、そばにいたら、俺が加勢するぜ。






【作品データ】

監督・製作・原案・脚本:三上康雄 殺陣:久世浩
音楽:飛鳥峯英 演奏:倭太鼓飛龍
出演:平岳大 脇崎智史 若林豪 目黒祐樹
   中原丈雄 さとう珠緒 栗原旭

 (2013年太秦 上映時間:102分)


☆本作は、1982年に製作された45分の短編映画「蠢動」をリメイクしたものです。
 前作と区別する意味において、表題の表記をこのように指定しています。
☆BGMが和太鼓のみというのが、新鮮で素晴らしいと思いました。
 まるで、男たちの魂の鼓動みたいに感じられました。

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2013-10-27

映画 「ランナウェイ 逃亡者」

テーマ:洋画
「暴く」ことの醜さと、「聞き入る」ことの美しさの対比が素晴らしい。


男の永遠の憧れであるロバート・レッドフォード監督・主演最新作。
もう77歳だそうですが、やっぱりカッコいいですね☆

クリント・イーストウッド監督作品には、いぶし銀の面白さがある。
ロバート・レッドフォード監督作品には、洗練された気品があると思うんです。


内容は、実在の過激派グループにまつわる、社会派サスペンス・ドラマ。

レッドフォードが演じる主人公は、人権問題を扱うニューヨークの弁護士。
彼には、30年前に封印した「過去」があった…


この映画の何がいいかというと、「会話の美しさ」だと俺は思います。

同じ言葉でも、言い回しや口調、表情やしぐさによって、伝わり方がまるで違う。
本作には、「大人の会話」としての品性が感じられます。

不快なことを言われても、気持ちよく返す。
ストレートな言葉に対しては、変化球で返す。

相手を非難する言い方をしては、いつまで経っても、心を開いてくれません。
同じ「話を聞く」にしても、まくし立てて「暴く」のと、「拝聴する」のとでは違う。

記者のシャイア・ラブーフが、「話してくれてありがとう」と言うと、
容疑者のスーザン・サランドンが、「聞いてくれてありがとう」と言う。

これって、立場を超えた「気持ちいい会話」だと思うんですね。


職務質問とか、尋問して聞き出すのって、効率的で簡単かもしれないけれど、
すればするほど、相手は嫌悪感をあらわにしてくるので、真意は見えない。

短くても「深い会話」ができた方が、相手の人格をより理解できるものなんです。


レッドフォード監督・主演の「モンタナの風に抱かれて」でも、
本作と同様に、あたたかくて気持ちいい空気が流れていました。

表面的な会話よりも、その人の全てを、感覚で捉えているような、レベルの高い会話。

普通の人から見たら、単なる普通の会話なんですが、
注意深く見てみると、すごく印象に残る場面ばかりなんです。

むしろ、セリフが邪魔だと思うようなシーンが、やたらに目立ちました。

いい役者さんがたくさん出演しているのも、レッドフォード監督の人徳ですね。
それぞれの役柄の俳優が登場した途端に、セリフ以上の存在感があるんです。

こんなに、ゾクゾクするほど気持ちいい興奮を味わえたのは、久しぶりでした。

素晴らしい演出を生み出した才能と品格に、脱帽です。


ニック・ノルティの、しゃがれ声。
クリス・クーパーの、苦悩する表情。
テレンス・ハワードの、実直なまなざし。
リチャード・ジェンキンスの、繊細な友情。
サム・エリオットの、落ち着いたクールさ。
ブレンダン・グリーソンの、不器用なしたたかさ。

そして、ジュリー・クリスティの、情感あふれる佇まい。

彼女は、「ドクトル・ジバゴ」のヒロインだった人ですよね。
サムは、「明日に向かって撃て」がデビュー作。

いやあ、映画ファン大喜びの、豪華なキャスティングです。


若手も、なかなかよろしい。

娘役のジャッキー・エヴァンコの、肩に力が入っていない感じがいい。
アナ・ケンドリックの、射るようなまなざしがキュート。
ブリット・マーリングの、品のある会話センスが美しい。

そして、俺、シャイア・ラブーフの演技を初めて「いい」と思いました。
この役柄は、彼にピッタリですね。
彼の「無垢な顔つき」が、作品のバランスを保つのに一役買っています。


古い役者も、新しい役者も、のびのびと楽しく演じている雰囲気が、何とも素敵ですね。




生きていると、必ず「過ち」や「失敗」があるものです。

レッドフォード自身も、野球選手として期待された身でありながら、
飲酒問題で、球界から葬られてしまった「苦い過去」があります。

でも、「ナチュラル」で、気持ちよく「昇華」できたように思います。

俳優としても、最初はなかなか売れずに、下積み生活をしていた時期がありました。
その「思い」は、サンダンス映画祭の創始者としての土台になりました。

「サンダンス」は、「明日に向かって撃て」の役名ですよね☆

彼の「若手の新人を育てたい」という気持ちは、本作にも表れていると思います。
若い人たちの話をちゃんと聞き、大人扱いしている姿勢が、映画を気持ちよくしている。

あまりにも、スクリーンの前に座っているのが心地よくて、
これがサスペンス映画であることを、何度も忘れてしまいそうでした(笑)


さり気なく、自然に、気持ちよく振舞える大人たちは、やっぱりカッコいいですね。

俺も、年を取ったら、こんな風になりたいと思いました。


ロバート・レッドフォードは、男としての憧れです。

彼が素晴らしいからこそ、彼の周囲の男たちも、カッコいい。


俺が77歳まで生きていたら、もう一度見たい映画ですね。






【作品データ】

監督:ロバート・レッドフォード 原作:ニール・ゴードン
脚本:レム・ドブス 撮影:アドリアーノ・ゴールドマン
音楽:クリフ・マルティネス
出演:ロバート・レッドフォード シャイア・ラブーフ ジュリー・クリスティ
   スーザン・サランドン ニック・ノルティ クリス・クーパー
   テレンス・ハワード リチャード・ジェンキンス サム・エリオット
   ジャッキー・エヴァンコ ブレンダン・グリーンソン

 (2012年アメリカ 上映時間:122分)


☆ラストシーンが、すごく印象的でした。
 この場面に不満を抱いた人は、「秘密を暴く」タイプの人かもしれませんね(笑)






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2013-10-27

豚コラム その53 「温泉まんじゅう」

テーマ:豚コラム
雨の中、子豚を移動しました。


奴らは、いつもよりもさらに増して、言うことを聞きません。

あっちブラブラ、こっちブラブラ、止まったら、動きやしねえ。

しょうがないので、力ずくで無理矢理移動させます。

ピーピー喚いて、暴れながらも、フォークリフトのコンテナの中に押し込みます。


大体、1回に20頭くらいの子豚を、3回に分けて移動するんですが、
現在、子豚ラッシュの事情もあるので、1回の豚がやたらに多い。

奴らは、さんざん暴れて抵抗しながらも、コンテナに入っちゃうと静かになります。

正方形の箱に入って、静止したまま、こちらをじっと見ています。


その時、俺は見たんです。

子豚たちから、湯気が立ちのぼっているのを…!


ホカホカの温泉まんじゅうみたいな子豚たち。

かわいい~! うまそう(笑)


雨が降りしきる中、湯気の立った「箱入り子豚」を乗せて、リフトが走ります。


できたてほっかほかの、豚まんはいらんかね~♪


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2013-10-27

豚コラム その52 「豚、鉄柵を曲げる。」

テーマ:豚コラム
豚房と豚房の間には、鉄製の柵があります。

たぶん、直径12ミリくらいの鉄の丸棒かな。
上部1箇所、下部2箇所で溶接してあります。

長い間、豚の糞尿が付着していると、溶接した部分が腐食してきます。
豚たちは、鼻先で、それを外そうとするんですね。


先週のある日の夕方、いつものように巡回していると、
「わーい、人間だ~」とばかり、豚が俺に向かって走ってきました。

その時、顔にべしっと、何かがヒットしたんですね。

見ると、曲げられた鉄柵の棒が、真横を向いていたんです。
下の溶接部分が2箇所とも外れていて、ぐにゃ~んと。

しかしまあ、すごい力だこと。

柵の棒が1本曲げられたくらいでは、豚は脱出できませんが、
さながら、脱獄囚の映画の場面のような、凄みがある光景です。

腐食した部分は細くなっているので、先端がやや尖っている。
横にぶつかってバシッとなるくらいなら笑えるんですが、
縦にぶつかると、首に刺さって大怪我をする可能性もある…


とにかく社長に報告して、来るのを待っている間、俺の腕力である程度戻しました。

でも、一回りして戻って来ると、また元通りに曲げられているんです(笑)

社長が到着して、曲げた柵を戻して、とりあえず針金で固定しました。

あくまでも応急処置で、豚を出荷したら、溶接をやり直すそうです。



豚の鼻は、固い土を掘って、木の根やイモなどをかじるための武器。

鼻の表面はプルプルして軟らかいんですが、上の部分はがっしりしているんですね。

長靴の下に鼻を押し入れて、俺を持ち上げようとするんですから。


やっぱり、獣を相手にしているんだなあ、って思う瞬間です。



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2013-10-27

豚コラム その51 「スカトロお嬢様」

テーマ:豚コラム
ウチの養豚場で育てている豚は、ある種とある種をかけ合わせて生まれます。

だから、オス豚とメス豚は、品種が異なるんですね。


現在、約250頭の母豚がいます。

彼女たちは、母豚になるために、子豚の段階で、ウチに「お嫁入り」をするのです。
そして、肥育舎で一緒に育てて、大きくなると、母豚のお部屋に移します。

他の豚たちとは違って、上品なピンク色をしているんですね。


「お嬢様」たちは、肥育舎の端の方に豚房が決まっています。

そこはどうも、他の豚房と「風向き」が異なるのか、
気がつくと、変な場所で寝ているんですよね。

夏は暑いから、涼しい風が入ってくるところを好んで眠ります。
ということは、糞尿は、他の場所ですることになります…ね。

豚房は、コンクリート部分とすのこ部分に分かれています。
できるだけ、すのこの上で用を足してもらいたいので、
エアーダクトの位置を調整して、豚を誘導します。

しかし、子豚の段階で、変な習慣が身に付くと、そのままデカくなってしまう。


豚は、汗腺が発達していなくて、体温調節が苦手です。
そのために、土や泥を体に付けて、体温を下げます。

豚房の中には土がないから、糞尿を体中に付けるのか、
単に、糞の上でも平気で寝られるのか…

暑いさなかに、彼女たちの豚房に入って注射をするのは、大変です。

体中に糞尿を付けたお嬢様たちが、体をすり寄せてくるんです~

うひゃあ、これは一種の「プレイ」になっちゃってます(涙)

俺が着ているツナギは、あっという間に汚れちゃう。
彼女たちの「生命の匂い」が、俺の体に付着します。


「うっふっふ、桑ちゃんは、あたしたちのものよ。」

そんな囁きが、聞こえてきそうな、妙な瞬間です。



(お食事中の方がいたらすみません)


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2013-10-27

豚コラム その50 「レイフ・ファインズ」

テーマ:豚コラム
2ヵ月に1度くらいの割合で、本社から獣医さんがやって来ます。


ウチの担当は、長身で色白の、クールなイメージの男。
何となく、顔がレイフ・ファインズに似ています。

今までに2回ほどお会いして、色々お話を聞かせていただきました。

現在のわが社の現状は、子豚がたくさん生まれて、離乳舎がパンパンの状態。
俺は、肥育担当なので、出荷後の肥育舎をどんどん掃除して、
新たな子豚を早く収容できるようにがんばっています。

「在庫がたくさんあるのは、いいことじゃないですか。」
彼は、クールにそう言います。

なるほど、育てていく過程で、どうしても何頭か死んでしまうので、
ストックが多めにあった方が、余裕があっていいじゃん、ということなんでしょう。

でも俺、「在庫」という言い方がどうも…


養豚場はビジネスだから、効率よく豚を肥育して、早く出荷させなければ儲からない。
病気で治療すれば、その期間だけ「餌食い」が悪くなるし、
肥育舎に入れておく期間が長ければ長いほど、経費も人件費もかかってしまう。

豚たちは、俺らが生きていくための「メシの種」なんです。
いちいち余計な感情など、持っていられない側面があるのです。


俺は、ここでずっと働いていくと、彼のようなことを言うようになるんだろうか…

いや、そこは「否」である。

ここで働いている社長ご夫婦とご兄弟を見ていれば、何となくわかります。

豚たちに注ぐ「愛情」の深さというものが。


この仕事は、普通の人たちからは、なかなか理解してもらえないかもしれない。

でも、そのひたむきな心が、仕事に反映し、育っていく豚の品質を決めていく。

食べやすくておいしい豚肉を、消費者の皆様に味わっていただくために、この仕事がある。

「情熱」は、必ず「結果」に表れるものだと、俺は信じています。



毎日、注射器を持って、1日に2回、巡回をします。
寄って来る豚がいれば、逃げて行く豚もいます。

俺は、調子の悪そうな豚を見つけて、早めに治療をします。
しかし、豚たちにとっては、突然痛いことをされてびっくりします。

注射をした時の豚の鳴き声に反応して、豚房の中の豚が逃げ回ります。

その姿は、「シンドラーのリスト」に出てきたユダヤ人を思い出させます。
そして、その時の俺は、紛れもなくレイフ・ファインズの役柄になっています。


豚にストレートに近寄ると、豚は逃げます。
だから、知らんふりをして、フェイントをかけて接近します。

あくびをして体操しながら銃を撃つレイフ・ファインズとおんなじですね。
行動はレイフ・ファインズですが、やる事は必殺仕事人みたいです。



俺は、獣医とは違うタイプの、レイフ・ファインズになりたいな。


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2013-10-26

豚コラム その49 「ピアス」

テーマ:豚コラム
夕方、注射器を持って豚舎を巡回している時の出来事です。


肺炎症状のある豚を見つけて、注射器に薬を注入。
豚房に入って、ターゲットの豚に近づき、素早く注射をする。

しかし、引き抜いた注射器を見ると、針がなかった。


…しまった、針が折れた?


以前、社長から、注射針が折れて大騒ぎになった話を聞いていました。

針が豚の体内に残留した可能性があるので、豚房の豚全部を別にして出荷し、
金属探知機で調べたり、解体業者に連絡して、別口で作業してもらって…

結局、針は出てこなかったらしく、折れてすのこの下に落ちたのかもしれなかった。


注射器の先端を見ると、針を固定する土台のプラスチック部品が折れたようだった。

とにかく、注射した豚の体に触り、注射針が刺さっていないか、探してみた。

…見つからない。

もしかして下に落ちているかもしれない。すのこの上を注意深く探してみた。

…見つからない。

日が落ちて、蛍光灯の明かりだけでは、隅々まではよく見えない。

こうしている間にも、豚が豚房の中を歩き回る。


…どうしよう。

とにかく、注射した豚がわかるように、マーカーで印をつける。

通常は、縦線1本のところを、「!」マークにした。

もう一度、体をさわって、見つからなかったら、上司に報告しよう。


さわる。さわる。撫で回す。

豚は、変な声を出して逃げ回る。

俺はさながら、変態男のようであった。


やっぱり、ないものはない。

はあ…とため息をついた瞬間、何かがキラリと光った。


何と、豚の耳に、注射針が刺さってブラブラしていた…!


注射は、耳の後ろの部分を狙って打つんですが、
この豚は、耳が後ろに広がっているタイプだったので、
俺が注射した時に、耳ごと貫通させてしまっていたんですね。

豚が暴れて注射針が折れた時、皮膚からは抜けたけど、
耳にぶらさがったまま、そこに残っていたんです。

どおりで、落ちた男もしなかったわけだ…


豚さんの、何とも粋なピアスを引き抜いてみると、
針は折れていなくて、ちゃんと先端までありました。

注射器に残った部品のかけらと合わせてみると、ピタリと一致。


俺は、ヘナヘナとその場に座り込んでしまいました…



上司と社長に報告すると、「運がよかったじゃないの」と笑われました。


もう少しで、大変な事態になるところでした。

自分の仕事が、「食の安全」を左右するという「重み」をひしひしと感じました。


第一次産業って、大変な仕事なんですね。

豚肉をおいしく、安全に食べてもらえるように、
これからはもっと、細心の注意を払って仕事をします。


豚さん、注射が下手でゴメンね。

俺もがんばるから、すくすくとおいしく育ってね。


愛情をこめて、撫でてあげました。



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2013-10-25

最近読んだマンガ

テーマ:
俺は時々、全く知らない領域のマンガに手を出します。

レンタルDVDを選ぶような感覚で、未知の世界にトライするのです。

失敗することも多いけど、時たまヒットすることもあります。

そんな中で、最近俺的にヒットしたマンガをご紹介。



「世の終りのための御伽噺」(まどの一哉 青林工芸舎)

表紙の豚男の絵が気になって、思わず手に取ってしまった本です。

ジャックと豆の木、桃太郎、三匹の子豚、白雪姫、赤ずきん、笠地蔵…

誰もが知っている有名な物語を、自由にアレンジして、
ブラックユーモアを交えて、変てこな作品に仕上げています。

シュールだけど、そこそこ面白いです。



「赤い雪」(勝又進 青林工芸舎)

つげ義春、水木しげるが絶賛した漫画家・勝又進って一体誰だ?
興味深々で購入しました。

旅の坊さんが、エロい…いやいや、エラい目に遭ってしまう話は爆笑でした。

河童って、結構楽しそうな生き物なんですねえ(笑)

DV夫を持つ妻の物語は、生命力を感じました。

表題作の「赤い雪」や「桑いちご」は、つげさんの影響を感じるなあ。



「深海魚」(勝又進 青林工芸舎)

勝又先生のマンガがもっと読みたくて、勢いで購入しました。

最初の2編は、原発作業員の仕事を描いた貴重な作品。
TVでは絶対報道されない、闇の仕事が細かく書かれています。

中盤からは、河童やら狸やらの、エロいお話。
この落差が、たまらないですね~

生き物としての人間を、実直に描くスタイルはお見事です。

報われるかどうか、認められるかどうかを考えるよりも、
自分の人生に対して、能動的に生きられるかが大事なんですね…きっと。



「TATSUMI」(辰巳ヨシヒロ 青林工芸舎)

ガロ系ばっかりですいません。好きなんですよねえ、こういう世界。

この人のマンガは、つげ義春とさいとうたかをに絶賛されたらしい。
勝又先生の素朴なタッチとは違い、本格的な劇画調です。

日常に潜む、心の闇。

サスペンスタッチだったり、叙情的だったり…

こういうマンガが、現代に息づいていることが、何だか嬉しく思いました。



「桑田次郎アダルト短編集1、2」(桑田次郎 マンガショップ)

桑田先生といえば、やっぱり「エイトマン」がカッコよかったです。
シャープで洗練された、色気のあるお姉さんの絵柄が好きだったなあ。

その桑田先生のエロマンガが、本屋に並んでいる!
思わず、飛びついてしまいました。

内容は、SFだったり、サスペンスだったり、ちょっとハラハラドキドキ。
まるで、星新一のショートショートを読んでいるような気分になりました。

1巻目では、「ミス・アイデアル」が秀逸でした。
(「トルコしらこぬき」は爆笑しました)

2巻目では、「あやつり人形」「痴女の宴」がよかったなあ。

内容は割りとソフトなので、女性でも安心して読めます。(無理か)



「猟奇刑事マルサイ」(大越孝太郎 コアマガジン)

最後は、マニアックなエロマンガでしめましょう。

これは、かなり変態チックな内容です。
色んな「変態項目」にちなんだ、1話完結編風のスタイル。

一応は、警察が犯人を追いかける展開なんですが、
犯人がそれぞれ楽しそうなので、犯罪者になった気分が味わえます。

ドM嬢の乱交パーティ、医療関係者の変態性愛、江戸川乱歩の人間椅子…
真面目な人はとてもまともに見ていられないような、ダークな世界が展開。

俺が一番惹かれたのは、ある男女のカップルがシェルターに入る話。

ある一定の期間だけそこで過ごして、モニターをするだけだったんですが…
最初は、普通にセックスを楽しんで、幸せそうな2人だったんですが…

次々とトラブルが起きて、だんだん追い込まれていく彼らが、とても恐かった。

愛し合う2人でも、限界まで追い詰められると、こんな風になってしまうんですね(涙)

人の心なんて、ある条件下でないと、やさしさは保てない。
生きるか死ぬかという状況において、快楽と性欲はとても重要なのだ。

ここに出てくる人たちと、自分自身とに、大きな差はないような気がします。

やっぱり、深いエロマンガって、面白いですね☆
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2013-10-25

最近読んだ本

テーマ:
読書の秋ですが、最近はどうも、夜がすぐに眠くなってしまって、
なかなか進みませんでした。

久しぶりの、本の紹介記事です。



「水分の摂りすぎはこんなに恐い」(石原結貴著 健康人新書)

一日に水を2リットル飲みましょう、なんていう「変な常識」が流行って、
飲みたくもないのに無理矢理飲んでるオバチャンをたくさん見て来ました。

水をたくさん飲めば血流がよくなる、という理屈は、単純でわかりやすい。
しかし、食べ物そのものにも、ちゃんと水分は含まれているんですよね…

この本は、水分を摂取し過ぎると「水毒症」になることを警告しています。

うっわー、俺、真面目に2リットルも飲んでいなくてよかった~
保健師さんとかでも、毎日2リットル飲めとか言ってたもんね。

大体、喉が渇いていないのに、無理に水を飲んで、体にいいわけがないって。

ここ数年の、俺の素朴な疑問に答えてくれた、痛快な1冊でした。

水2リットル信仰には、くれぐれもご注意下さい。



「空腹が人を健康にする」(南雲吉則著 サンマーク出版)

健康関係の本は、普段はあまり読まないんですが、
自分が興味あることに関しては、果敢にアタックします。

前書に比べて、こっちはいささか暴走気味かもしれないですね(汗)
以前に紹介した「ビールを飲んで通風を治す」と同じくらいのテンションみたい。

何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、ということなんですね。

体にいいからといって、過剰摂取すれば、体に毒になってしまうでしょう。
この本でも、「水毒症」に関して細かく触れています。

この著者の理屈によると、水は1日1リットルでも充分だそうな。
他の食物からも充分に水分が補給されているからだとか。

体脂肪は、「飢えと寒さ」という状況において、燃焼が発動するそうです。

この本は、難しいことは言っていません。
耳に心地いいようでいて、俺的にはちょっと胡散臭さを感じます。

1日1食の生活でダイエットする方法も載っています。

俺は、ここまでこだわらなくていいけど、部分的にはとても参考になりました。

特に、カルシウムの話は面白かったですね。



「美しい人体図鑑」(梶原哲郎監修 笠倉出版社)

オールカラーで、人体のしくみや内部の働きをわかりやすく解説した本です。

自分が体を鍛えていることや、肉体労働をしていることもあって、
もしケガや病気になった時に、何かの参考になるかと思って購入しました。

脳や神経、脊髄、自立神経、皮膚、各臓器や生殖器にいたるまで、詳しく説明。
体のパーツの名称とかも、イラストで細かく載っています。

こんなに豪華な内容なのに、値段は1000円。お買い得な1冊だと思います。



「やさしさの精神病理」(大平健著 岩波新書)

やさしさというのは、非常に難しい感覚です。
やさしくしたつもりが、相手を怒らせてしまうこともよくあります。

いわゆる「裏目に出る」「やぶ蛇」みたいな世界…

「電車でお年寄りに席を譲らないやさしさ」というのがあるんだそうな。

せっかくやさしくしてあげてるのに何でわかってくれないんだ、と怒る人…
人によって、やさしさの感覚ってまるで違うんですよね。

自分がこうすれば喜ぶと思ったのに、相手を傷つけてしまった…
そういう経験って、誰にでもありますよね。

自分と相手は、共通点はあるけど、同じ人間じゃない。
相手の感覚を想像力で察知して、よりよいコミュニケーションを取りたいもの。

この本は、事例をあげて、わかりやすく解説しています。

自分がよかれと思って行動した結果が、相手を深く傷つけてしまう。

せっかくしてあげたのに…と怒るか。
それをきっかけに、相手を理解しようと努力するための足がかりとするか。

これは、人といい関係を築くための、大切な要素だと思います。



「とける、とろける」(唯川恵著 新潮文庫)

女性の感覚で描いた、官能小説の短編集です。

男が書くと、どうしても露骨な表現になってしまいそうなことも、
女が書くと、まるで違う世界のことのように思えるもの。

どんなに貞節な女でも、願望として、性愛の悦びを考えることはあるでしょう。

女性特有の恐さや、優越感や嫉妬、秘めた感覚など、興味深々で描かれています。

この著者は、俺よりも一回り年上のお姉様。
俺なんか、まだまだ青くさい男でんなあ(笑)

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