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2010-12-31

2010年映画熱ランキング その2 邦画編

テーマ:ランキング

今年も、邦画陣は豊作でした。見た本数は少なくても、当たりが多かったように思います。順位は甲乙つけ難く、選考に悩みましたが、俺の魂にヒットした度合いで決めました。厳選15本をご紹介。




【邦画編】



1.真幸くあらば


想像していたものと、実際見た内容のぶっ飛び度が最高テンションだったので、インパクトでこれが第1位。だって、ホントにすげえ話なんだもん。死刑囚と、被害者の婚約者との、禁断の恋。その通信アイテムとして、聖書が使われるところがスゴい。そして、内容がだんだんエスカレートしていく…。


ストイックでエロティックな雰囲気を、森山直太朗の楽曲が盛り上げていく。そして何よりも、尾野真千子の演技が素晴らしい。いい女優さんですね。彼女が泣く場面は、グッときました。ああ、犯人がうらやましい!


2.武士道シックスティーン


内容は、体育会系部活青春モノですが、潔いストレートさがウケました。俺自身、剣道を7年間やっていたこともあって、とても楽しく見ることができました。北乃きいと、成海璃子のコンビは最高ですね。「おっぱいバレー」と同じくらい、気持ちのいい映画でした。女の子ってカッコいい!




3.ノルウェイの森


映画で表現できる世界の、新境地を切り開いたような、画期的な作品。きっと、原作が優れているんでしょう。ただただその世界観に圧倒されました。いやはや、すごい映画です。見ている間は、時間をすっかり忘れていました。人間の心は広く、そして深い。だからこそ、迷ってしまうんですね。




4.必死剣 鳥刺し


今年見た時代劇の中で、最も興奮した1本。トヨエツが演じるサムライの男らしさと、池脇千鶴が演じる日本女性のつつましさが、見事に調和していました。殺陣の場面で興奮、濡れ場でコーフン。いい思いをして、潔く散るのもなかなかよろしいかと。こういう人生、憧れますね。




5.川の底からこんにちは


“中の下の女”をエネルギッシュに演じた満島ひかりの演技は、最高に魅力的でした。世の中、オイシイ思いをしている人はごくわずか。自分の運命を呪い、自分は何でこんな目に遭うんだろうと思う人は、騙されたと思ってこの映画を見てみて下さい。自分の心の中の叫びを、彼女が代弁してくれます。さあ一緒に、木村水産の新社歌を歌いましょう!




6.東京島


女って面白い。男よりも、生命力が強い。それは、間違いない。この映画を見ていて、強くそう思いました。展開の読めない、攻守逆転のドンデン返しの連続。いやあ、これは目が離せません。人間として生き抜くことと、生物として生き残ること。愛することと、守るもの。自分が自分であるために、未来を生き抜くために、この映画で何かを学ぶべし。十人十色、自分の生き方を選択せよ!




7.悪人


こんなにいい女が、何でまたこんな奴と…と思いたくなるような映画。世の中、ちょっと悪い人間はたくさんいますが、極悪人と言われる人ほど、意外と普通の人だったりするもの。悪人と一緒にいれば、善人も自動的に悪人になるんだろうか?世の中の偏見と、自分の感覚とのギャップは、必ずしも一致しない。自分を殺して嘘ついて生きるか、世間に逆らって正直に生きるか。…さあ、貴女ならどうする?




8.板尾創路の脱獄王


いやはや、すごい映画でした。最初から最後まで、主人公が一言もセリフをしゃべらない。だけど、劇中で何故か歌ってしまう(笑)。しかも、何の必然性もなく。そこがまた、主人公の謎めいた部分を際立たせるんですねえ。歯をゴソッと抜く場面は、ゾクゾクしちゃいました。ラストシーンは超爆笑!




9.SOUL RED


偉大なる俳優、松田優作の知られざる横顔を、じっくりと見られる貴重なドキュメント映画。「太陽にほえろ!」のジーパン刑事から、「ブラック・レイン」の佐藤まで、エネルギッシュなユーサクをとくとご覧下さい。冒頭の、アンディ・ガルシアのエピソードは泣けるなあ。走り方が美しい。銃を構えた姿がカッコいい。サングラス姿がシビレる。ああ、永遠のアニキ。松田優作は日本が誇る名優です!




10.人間失格


モテる男には、モテる男の悩みがある。天才には、天才の悩みがある。苦悩の作家・太宰治の自伝的小説を、生田斗真が好演。彼は、色気があっていいですね。豪華女優陣の中で、最高に際立ったのは、石原さとみでした。彼女の、うつろな表情がタマらんですねえ。いいなあ、俺もヨシちゃんの店でタバコ買いたい。




11.パンドラの匣


同じく太宰作品。女性陣の華やかさでは上記作品の方が上回りますが、内容の明るさとしてはこちらに軍配が上がります。川上未映子と仲里依紗の間で揺れ動く、主人公の立ち位置が面白い。こんな療養所なら、いい治療ができるかも。出番は少ないけど、KI KI もなかなかよかった。




12.NUDE


新潟県出身のAV女優、みひろの自伝的小説を映画化した作品。これも、潔くて気持ちがいい。煩わしくて重苦しい鎧は、どんどん脱ぎ捨ててしまいましょう。被写体の方から撮影側を見るアングルは、何とも爆笑でした。佐津川愛美の、新潟弁で怒る姿は、とてもかわいらしかった。本気で心配してくれる友達って、いいものですね。




13.告白


真面目で固いキャラの松たか子が、ピタリとハマッた秀作。中盤までのゾクゾク感は最高でした。後半の暴走ぶりはちょっと引きましたが、まずますの出来と言えるでしょう。どこまで本気なのか、どこまでふざけているのかよくわからない、精神の境界線。大人をバカにして喜んでいる子供は、自分が大人になった時に、何でも人のせいにする人間になってしまいやすいから、気をつけろ!



14.BOX 袴田事件 命とは


元気出していきましょう、冤罪です。状況証拠と偏見と思い込みで、濡れ衣を着せられてしまうことはよくある。恐ろしいことです。本件は、まだ現在進行形で闘争中。映画を見る限りでは、完璧に冤罪だと思います。高橋伴明監督の、心をえぐるような演出はスゴかった。葉月里緒奈だけ、妙に浮いてましたけど、彼女は監督の趣味かな?



15.アウトレイジ


誰かぶっ殺したい人がいる人は、この映画を見ましょう。あらゆる怒りが、バラエティ豊かな殺しを展開します。てめえこの野郎!ぶざけんなバカヤロウ!…ああ、男の世界って、バカで美しい。




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2010-12-30

2010年映画熱ランキング その1 洋画編

テーマ:ランキング

皆様、今年1年おつかれ様でした。今年も残りわずかですが、俺は何とか生きています。療養中の身なので、パワーダウンしていますが、来年はきっといい年になることを願って、力を振り絞って書いております。


では、毎年恒例の独断偏見企画を、ひっそりと公開しますので、こっそりとご覧下さい。毎度のことですが、何の参考にもならない、ウルトラムダ企画…さあ、キミの好きな映画はあるかな?多少のネタバレはご容赦。厳選15作品をご紹介!




【洋画編】



1.エクスペンダブルズ


やはり、これがダントツでした。シルベスター・スタローンの、役者としてのデカさもさることながら、人間としてのデカさもハンパじゃないことがよくわかる映画でした。人間としての厚みも、筋肉の厚みもホンモノですね。


あれだけたくさんの俳優が出ていながら、バランスよく配置されていたのには感心しました。はっきり言って面白いです。豪華です。この映画を劇場でリアルタイムで見られたことを幸運に思いました。今年のダントツ1位!




2.マチェーテ


まさかの第2位に、俺自身も驚いています。冗談みたいな企画が、ホントに映画化されてしまったのにも驚きましたが、フタを開けてみたら、何という豪華キャストなんでしょう!「エクスペンダブルズ」に負けずとも劣らない、豪快な作品です。初主演のダニー・トレホのたどたどしいセリフは、逆に圧倒的な存在感をアピールしている。男は、余計なことをベラベラしゃべらんのだ。


スティーヴン・セガールと、ロバート・デ・ニーロの2人が、ノリノリで悪役を演じています。後半、イエロー・キャブを奪って逃走したシーンは爆笑でした。トラビス・ビックル復活ですね!




3.インセプション


知的に興奮した映画としては、やっぱりコレでしょう。斬新な映像が、脳髄を刺激します。夢の世界と現実の世界を行ったり来たりするメカニズムが、インチキくさくてスタイリッシュでした。虚構ワールド無重力映画。「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の実写版ですね。クリストファー・ノーラン(脳乱)は天才!



4.ハートロッカー


イカレた世界をクールに生きる男の、ハードボイルド映画。イケメンでもない。正義感が強いわけでもない。性格がいいわけでもない。はっきり言って、世間的にはイヤな奴かもしれない。でも、カッコいいのである。彼は、誰が何と言おうと、黙々と自分のやるべき事をやるのみ。理屈じゃありません。体感して学ぶ、男の映画です。



5.運命のボタン


イカレたゲームの世界へようこそ。ボタンを押して、約束を守るだけで大金が…。ここでは、甘っちょろいヒューマニズムなどは、かえってジャマになるだけです。必要なのは、かたくなにルールを守る強い意志だけ。さあ、あなたも参加してみますか?このスリリングな闘いに…。




6.ザ・ウォーカー


いよっ、おっちゃん、イカすねえ。いよっ、姉ちゃん、粋だねえ。これは、期待しなかっただけに、満足度が大きい作品でした。座頭市のような殺陣もなかなかカッコいい。あり得ないような、もしかしたらあり得るような、妙な世界が何だか楽しい。人間の命が軽くなってしまった世界で生き抜くには、これくらいのキャラにならなきゃなあ。




7.特攻野郎Aチーム


楽しい。ひたすら楽しい映画。中盤からハードな展開になりますが、これだけ能天気なキャラを揃えちゃったら、緊張感もへったくれもないでしょう。ヘリの自由落下、戦車の空中戦など、笑いどころ満載のオヤジ度100%ムービー。晩酌のつまみにぜひどうぞ。




8.マッハ!弐


何だかよくわからんが、スゴかった。この映画も、理屈じゃありません。考えることなど何もありません。残酷な世界で生き残るには、何が必要なのか。何のために生きるかということよりも、生きることそのものが目的なんじゃないか、と思わせるような映画。泥まみれになって戦い抜く男の姿を通して、何かを学べ。圧倒的な迫力バトルの中に、闘争本能を呼び覚ませ!



9.クロッシング


イーサン・ホークのアレではなく、北朝鮮の脱北した人たちを描いた、韓国映画です。これは、はっきり言って切ない。家族でワイワイ見る映画ではありません。1人で、じっくりとご覧下さい。純粋に生きるつつましい親子の、魂の物語です。この映画を見た後は、大切な誰かを思い出して下さい。愛する人が近くにいたら、抱きしめてあげて下さい。哀しくて寂しい映画だけど、忘れられない、いい作品です。




10.リミッツ・オブ・コントロール


ジム・ジャームッシュ作品を劇場で見たのは、実はこれが初めて。いやあ、コーフンしましたねえ。ムチャクチャなスタイルと展開が、アートでいいじゃないですか。スバラシイ作品です。人間という存在は、ホントに不思議で面白い。こういう仕事、してみたいなあ。




11.シャーロック・ホームズ


男の体臭が漂ってきそうな、むっさい映画です。「アイアンマン2」より、こっちの方がずっと面白かった。ジュード・ロウとのコンビが最高ですね。インチキくさいところは、上記の「リミッツ・オブ・コントロール」とおんなじですが、こっちは底抜けに明るい。ロバート・ダウニー・Jr.は、い~い役者ですねえ。




12.ベジャール そしてバレエはつづく


ドキュメント映画からも1本。バレエの世界は深い。深いがゆえに美しい。魂がこめられた内容があるからこそ、人々を魅了するのである。言葉で言うと、どうしても軽くなってしまうので、見てもらうのが一番。芸術の世界をご堪能下さい。自分の目で。




13.ソルト


ワケわからん内容に、ワケわからんアクションと、ワケわからん主人公。とにかく壊しまくり、暴れまくりのムチャクチャ映画です。彼女自身も、自分のことをどこまでわかっているのか、見ている側にもよくわからん。で、よくわからないまま終了(笑)。これって、つづきあるの?



14.ラブリー・ボーン


アクティブな上記作品に対して、こちらはとことんしおらしい作品。アメリカ人女性って、みんな自己主張が強いのかと思っていましたが、こんな大人しい女の子もいるんですねえ。国宝級の優しさです。くそう、余計に犯人が憎たらしい。彼女の無垢な魂は、きっと間違いなく天国に行くでしょうね。




15.ベスト・キッド


面白かったんだけど、日本語吹替版しか上映していなかったので、かなりトーンダウン。空手には空手の、クンフーにはクンフーのよさがある。日本には日本の、中国には中国のよさがある。そこのところをアメリカ人には理解してもらいたいと思います。ねえ、ジャッキー。





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2010-12-29

ネタバレDVD探検隊 ~生物パニック編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

今年最後のネタ探。力を振り絞って、冒険に挑みます。桑畑隊長は、体調を崩して満身創痍…なんてダジャレ言ってる場合じゃないぞ。隊員諸君、B級映画の洗礼を受けながら、年越しをしようではないか!




「グリズリー2010」 (2009年アメリカ)


何とも安いタイトルですが、原題もそのまんま「BEAR」(笑)。知性のかけらもないですなあ。パッケージの絵柄を見ると、ひっくり返って炎上する車の上に、体長7メートルはあろうかというクマが、大きな長い爪を振りかざして襲い掛かっています。地面の高さとクマの足元の高さが合っていないようなので、下半身は地面に埋まっているんでしょうか。さては、地底から現れるクマ怪獣か?



ある日、森の中で、クマさんに出遭った。車がパンクして、クマさんに出遭った。


兄夫婦と、弟カップルの4人が、山道をドライブ。彼らは、両親の結婚30周年記念のお祝いに向かう途中であった。運転していた弟は、近道しようと脇道に入るが、途端にタイヤがパンク。ケータイは圏外で通じない。タイヤ交換しているうちに、日が暮れてしまう。


やれやれ、じゃあ行こうかという矢先に、クマが出現。いやに小さい。どうやら、子グマのようです。『…俺にまかせろ!』 兄貴は銃を抜いて発砲。全弾を撃ち尽くして射殺してしまう。 『…きゃあ、何てことすんのよ!』 女性陣はドン引き。



さっさと逃げちゃえばいいのに、延々とモメる4人。そうこうしている間に、もっとデカいクマが出現。どうやら、親クマ?『…タマがある!』なんて言っているから父親か?そして、こっちの銃にはタマがない。 …下ネタ言ってる場合じゃないぞ!


とりあえず車に退避するが、弟が逃げ遅れてクマと鬼ごっこ。ようやく乗ったと思ったら、車が動かない。どうやら、クマに押さえつけられて進まないらしい(笑)。で、次の瞬間、クマが車をひっくり返した!すげえクマだ!


横転した車の中で、パニックになる4人。しかし、クマはそのままいなくなった。撃ち殺された子グマを見て、悲しそうな表情をする親クマ…ううむ、「オルカ」ですねえ。…この恨み、はらさでおくべきか!



『…あれはたぶん、グリズリーだ。』 4人は外に出て、力を合わせて車を元に戻す。すぐさま乗り込むが、エンジンがかからない。ボンネットを開けて、修理にかかる男たち。その間に、女同士の身の上話合戦…ううむ、何だか呑気だなあ。


車が直り、いざ出発しようとしたら、グシャっと車軸が折れる(爆笑)。『…仕方ない。歩こう。』



『…とんだ近道だ。こうなったのも、お前のせいだ!』 仲間割れしているうちに、クマ登場。『…待ち伏せしてたんだ!』 『…クマがなぜそんなことするの?』 『…猫がネズミと遊ぶように、楽しんでるんだ!』 …そうかなあ?


とりあえず近くにあった下水管に逃げるが、薄っぺらで短くて意味がない(笑)。きっと、その辺に転がっていたのをそのまま使ったんでしょうね。案の定追い込まれて、また車に逃げ返ってくる4人。



しかし、どうでもいいんだけど、画面がやたらと明るいのが気になる。真夜中のはずなのに、まるで昼間みたい。クマも、場面によっては、あからさまに着ぐるみですな。まあ、そこは見なかったことにしましょう。では、つづきを。

 


車の装甲をはさんで、激しい攻防戦。ガラスを破って、弟の彼女を引きずり出すクマ!『…暴れちゃダメだ!死んだふりをしろ!』(爆笑) それは無理というものでしょうな。血を流して絶命する彼女。そのまま引きずられていく姿を見て、泣きじゃくる弟…まあいいか、アル中でジャンキーだったみたいだし。


兄貴、激怒。『…お前なんかぶっ殺してやる!お前の子供を食ってやる!』 クマ咆哮。そのまま車をひっくり返す!今度は180度!すげえ、グリズリー恐るべし!



スプレー缶。電気ショック。ありとあらゆるもので応戦。クマは、たまらず退散。『…ようし、今度は反撃だ!』


ケーキをエサにして、クマを車の中におびき寄せて閉じ込めてしまおう作戦を実行。『…おいでおいで、ミスタークマ!』 いやいや、そんなんじゃ来ないでしょ、と思いきや…ホントにやって来た!(爆笑) 『…今だ出ろ!』


しかし、弟がまたつかまってしまう。こいつ、足引っ張られて足引っ張ってばっかりですな。兄夫婦は、外から車を揺らして、一気に元通りに戻してしまう!180度回転!おお、クマと弟が乗っているのにすごい怪力だ!あんたら、そのテンションなら絶対勝てるよ!



でも、クマはトランクを開けてあっさり逃げる(笑)。弟は負傷…これではもう戦えない。『…助けを呼びに行く。道の先にステーキハウスがある。俺はマラソンをやってるから大丈夫だ。他に選択肢はない。じゃあ、行って来るぜ!』



兄貴がいない間に、弟は、兄嫁と話をする。実は、彼女は妊娠2ヶ月であった。夫とは、寝室を別にして5ヶ月以上経つ…えっ? 実は弟は、兄嫁と数ヶ月前に関係を持っていた…っておいおい、ここにきてヒロイン交代かよ?『…私たちもうダメなの。借金があるし、夫は逮捕されそうなの。』 何だか、クマよりも深刻な問題が浮上…こりゃクマったね。


『…何というか、君は…よかったよ。』(笑) 『…自尊心が満たされたわ。ありがとう。』(爆笑) サイテーのセリフの応酬ですな…お前ら全員、クマに食われて死んでしまえ!



一方、ステーキハウスに着いた兄貴。しかし、そこにはクマがいた!追いかけられて、結局戻ってくるバカ兄貴(笑)。『…店に行き、両親の姿も見たのに、クマに追い返された!』 『…ありえないわ!クマにそんなことができる?』 『…俺たちをもて遊んでるんだ!』 うん、観客も確実にもてあそばれていますなあ。『…ああ、もう生きて戻れない…。』


絶妙のタイミングで、妊娠を打ち明ける兄嫁。途端に、兄弟ゲンカが始まる(笑)。『…やめて、クマが来るわ!』(爆笑) で、クマ登場。ああもう、クマは脇役になってしまった。がんばれクマ!貴様の存在感を見せろ!兄貴のテンションは最高潮。『…何なんだ!何が望みだ!』 …ホントにねえ。


『…兄貴、ごめん。俺のせいだ。2人で逃げてくれ。子供を頼む!』 ギターを武器に、クマに突撃する弟。兄貴は、嫁とキスしてから自分も行く。兄弟2人がかりで、最後の力を振り絞ってクマに立ち向かう! …だけど、2人とも結局クマに殺される(大爆笑)。



放心状態の兄嫁に、クマが迫って来る。『…ごめんなさい。本当に…許して。』 観念する兄嫁。しかし、クマは殺さなかった。彼女のお腹に子供がいるのがわかったのか、彼女を残して立ち去るクマ。歩き出す兄嫁…。クマの咆哮。森の奥に歩いていく彼女の後ろ姿…。


クマが車の中に入ったり出たりして遊ぶ姿をバックにエンドロール。途中でスタッフがカメラの前を横切ったり、さかんにフラッシュがたかれたりして、のどかな雰囲気のまま、映画は終了…なんじゃこりゃあ?






「メガピラニア」 (2010年アメリカ)


まずは、パッケージの絵をご覧下さい。巨大なピラニアが、戦艦にかじりつこうとしています。これは、戦艦より相当デカいサイズですねえ。頭部だけでこれだけあったら、きっと体長1000メートル以上はあるでしょう。しかも上空には、おびただしい数のピラニア群が、牙を剥き出して飛んでいる!これはもう、地球をまるごと食っちゃいそうな勢い。で、原題はまたしても、そのまんま「MEGA PIRANHA」(笑)。


舞台は、ベネズエラにあるプエルトアヤクチョ(舌噛み注意)。オリノコ川でイチャついて泳いでいたカップルが、ピラニアの群れに襲われて死亡。この時は、まだ普通サイズのようです。オープニングでは、いかにもな細胞CG映像が…ははあ、これは遺伝子操作うんぬんの設定のニオイがプンプンですなあ。



休暇中のアメリカ大使が、ベネズエラ外相とともに、美女をはべらして川下りをしながら談笑していると、ワニが出現…と思いきや、頭だけプカ~。その直後、ピラニア軍団が猛攻撃。船底をかじるわ、水上にジャンプして人間に食いつくわ、さあ大変!ボートは大破。乗っていた人間は皆殺しにされる。ちぎれた腕が、川を流れていく…おいおい、流れるの早過ぎ!「溶解人間」くらいのスピードにしろよ。



ボブ・グレディ国務長官に、電話で叩き起こされるジェイソン・フィッチ特殊部隊員。こういう時って、案の定ハダカなんですよね。『…今朝 レジス大使が暗殺された。ボートごと爆破されたと思われる。テロ行為か反米組織によるクーデターか、紛争に発展する前に原因を突き止めてくれ!』 フィッチは調査員として、単独出動。




遺伝学研究者サラ登場。野生生物学者ゴードン博士とともに、川を調査中していると、ボートの破片を発見。持ち帰って調べると、L23の遺伝子を検出した。微生物学者ブライアンは、『…L23だとしたら、歯型が大きい。これは、4倍はある。』


彼らは、食料自給率を上げるための研究をしているアメリカ人であった。魚の遺伝子を操作する実験を始めて2年目。何でまた、ピラニアなんかでやっちゃうの?そもそも、ピラニアって食えるの?もっとおとなしくておいしい魚にすりゃあいいじゃん。そもそも、飛ぶ能力はどこで身に付いたんだ?


危険過ぎて、全て処分したんだけど、逃げ出した個体が野生で繁殖したらしい…どうやって逃げ出したの?水槽からジャンプして、空を飛んだの?そこ、重要だよ。ちゃんと説明しろよ。サラッと説明すんじゃねえよ、サラ!


実験で生まれたL23群は、吸血性の大型魚だそうな。だから、そんなので実験すんなって。危ねえじゃねえか! 『…ここ数日で倍に成長している。36時間で2倍だ。大佐に連絡しよう。川の通行を止めないと!』 どうやら、コイツら全員、バカのようです。



フィッチが、ベネズエラに到着。現地で指揮を執っている、ベネズエラ軍のディアス大佐と合流。血の気の多そうなおっさんである。『…船の破片に歯型があるの。生物のしわざかもしれない!』 サラは自説を主張するが、大佐は全く相手にしない。『…どうせマンボウでも使って、意図的に歯型をつけたんだろう?』 …マンボウって…。


フィッチは、大佐のヘリに同乗し、川の上空を飛ぶ。『…ここはジャングルだ。着陸する場所はない。』 『…じゃあ何故ここへ?川に入らなければ調査できんだろ!』 『…あれは爆破テロだ。立ち入りは禁止だ。調査は我々が行う。』 『…それでは納得いかない!』 『…ここは私の国だ!アメリカに主導権は渡さない!子供扱いはウンザリだ!』 …コドモですなあ、大佐。



フィッチは、行動を制限されて幽閉。しかし、あっさり脱走してしまう(笑)。ベネズエラ国軍基地って、セキュリティがユルいんですねえ。兵士たちはバイトだったりして。フィッチは、ボート漕ぎの兄ちゃんに声をかける。『…オリノコ川へ行ってくれ!』


アクアスーツで川にドボン。途端に、ピラニアが襲撃…でも1匹だけかよ(笑)。フィッチ、ナイフで応戦する。おお、これは変移抜刀霞斬り!傷ついたピラニアを、仲間のピラニアが襲う。どうやら、共食いもするらしい。岸に上がろうとすると、もう1匹水中からジャンプ!彼をバクリといこうとするが、腕でつかまえてナイフでグサグサ…おお、以外と強いフィッチ…いやいや、以外と弱いピラニア。何だか、オモチャで遊んでるみたいですな。



仕留めたピラニアのサンプルを土産に、サラの研究施設に行く。大きさは、「およげ!たいやきくん」の枕くらいのサイズでしょうか。何だか、懐かしいサイズ。


『…他にもいたか?』 『…入り江に閉じ込められている。天然ダムの中だ。電流で焼き殺そう。』 おお、フィッチが大胆な作戦を提案。でも、川の魚が全滅しちゃうんじゃ? 『…いや、繁殖や突然変異がさらに進む恐れがある。』 そっちかよ! 『…じゃあ、毒殺は?』 ああダメだ、これじゃあ、小学校のホームルーム並みだ。こいつら、ホントに科学者か?『…ダムを補強して、巨大ピラニアの群れをまとめて窒息死させるんだ!』


『…臓器が6つも増えているわ。心臓が2つある!しかも、両性に進化している。自己繁殖が可能よ。このままいくと、48時間後にはミシシッピ川に到達してしまう!今夜中にダムを補強しないと!』



ベネズエラ軍は、独自に出動。大佐の指示で、オリノコ川を爆撃開始。『…まずダムの補強を!』 『…そんな時間はない!今夜中に1匹残らず殺してやる!』 『…この爆撃機じゃムリだ。15時間もらえれば強力な駆逐艦を用意する!』 …そんなデカいのが川に入れるのかな?


とにかく、爆撃ドバドバ。『…やった、全滅だ!』 大佐大喜び。研究員は全員逮捕され、施設は没収され、軍に拘束される。『…回収した死骸の数からして、全滅していない!』


突然、ピラニア軍団が、軍の砲艦を襲う。多数の死傷者が出る。『…これは、CIAの陰謀だ!違法な実験をして俺を悪人にしやがって!』 ううむ、ある意味、大佐が正しいような気がするなあ。結局、ダムは決壊してしまう。たぶん、突貫工事しても間に合わなかったね。『…大量破壊兵器が必要だ!』 さあ、だんだん盛り上がってまいりました。



研究員は尋問され、護送されるが、あっさり逃走(笑)。やっぱりユルいって、ベネズエラ軍!追跡していたフィッチと合流。あれれ、街の様子がおかしいぞ。警報サイレンがウ~ウ~ウ~。逃げ惑う人々。


次の瞬間、巨大ピラニアが空を飛んでビルに体当たり!ささったまんまピクピク…っておい!お前ら、何でも食うのか?コンクリートってウマいの?てゆうか、大気中でも行動できるの?肺呼吸できるの?



『…ちくしょう、どうやって生き延びた?』 いやいや、どう考えても殺しきれてないって。 『…妊娠期間はわずか6時間だ。皮膚から栄養を吸収し、繁殖を繰り返す。まるで生殖幹細胞の塊だ!』 出ました、ムチャクチャ理論!これにて、ピラニア怪獣メガピラニアの完成ですね。おめでとうございます、怪獣博士チームのみなさん。後は、暴れ狂う姿をひたすら堪能しましょう!


ピラニア群攻撃。キックでかわすフィッチ。彼に襲い掛かるピラニアだけ、いやに小さいけど気のせいか? 『…群れは間違いなく海に向かっている。ピラニアは海水では生きられない。河口に着いたら行き場を失う。そこで攻撃するんだ。今度こそ全滅させてみせる!』 …次の瞬間、ブライアン食われる(爆笑)。


 

『…いたぞ、つかまえろ!』 軍の兵士に見つかって、しばらく鬼ごっこ。でも、あっさり車で逃走できちゃう…おい、銃撃てよ兵士!やる気あんのか、お前ら!ベネズエラ軍って、20人くらいしかいないのかな?ユルいカーチェイスをしながら、ピラニアを追いかける怪獣対策チーム。


『…成長のスピードが速くなっている。河口に着く頃には、馬と同じ大きさになり、やがてクジラと同等に…。巨大化は止まらない!』 大量のメガピラニア軍団が、飛び魚のようにジャンプしながら河口に向かう。…あのデカさでは、きっとお腹を打つでしょうな。



米軍艦セントハーバーが、ベネズエラ海岸沖に到着。おお、怪獣映画らしくなってきたぞ、ちょっとワクワク。フィッチは攻撃指示の合図を出そうとするが、ケータイが電池切れでアウト(泣)。『…唾液で10%充電できるわ。』 おお、ここにきて小ワザを出すか?テンション上がるのか下がるのかわからない、微妙なシーン…。フィッチは電池を口に入れて、時間ギリギリまで待つ。何ともマヌケ…残り5秒がやけに長いなあ(笑)。


電池復活。攻撃開始。バシューン!バキューン!ドッカーン!『…一匹も残ってない。やったわ!』 イエイ!と思いきや、ピラニアは海に出てしまう(爆笑)。セントハーバーは撃沈(大爆笑)。あっはっは、もうアカンですなあ。


『…もうダメだわ、止められない。このままではフロリダへ行ってしまうわ!』 おいおい、ドミニカ共和国とかハイチとかキューバを飛び越えて、いきなりフロリダに行くのか?海をわざわざ遠回りして?


長官は、『…原子力潜水艦で待ち伏せして、沖合で核ミサイルを放つ!』 というモノスゴイ決断。スキねえ、アメリカ。オハイオ級原子力潜水艦フロリダ登場。核ミサイル発射!しかし…全く効かない(爆笑)。長官は怒りを爆発。『…さっきの100倍の核でフロリダごと吹っ飛ばしてやる!』 うわあ、だんだんスゴイことになってきたぞ~!



『…待って下さい。私が襲われた時、共食いをするのを見ました。傷つけて血を流せばいいのです!』 そもそも、核攻撃の時点で流血しなかったんでしょうか?『…弱点はあるのか?』 『…海に潜って、急所に一発。目を撃ち抜いてやります。』 ああもう、何が何だかわからん。



特殊部隊チームが召集。『…こいつはMK15。世界一強力な小型水中機関砲だ。1分間に120発を発射。水深200メートルまでの耐水性がある。敵が近づいたら撃て!ためらわずに撃て!撤退する時も撃て!カートリッジには20ミリの徹甲弾の他、超貫通爆弾も装弾できる。対原子力潜水艦用に開発された兵器だ。魚ごときを倒せないはずがない。たかが魚だ!』 …おお、言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!


ピラニア誘導装置をサラから預かり、突撃隊出撃。ヘリから海へドボン。攻撃開始!しかし…全く歯が立たない(爆笑)。エラを狙ってもダメ。口の中もダメ。『…爆弾に切り替えよう。取りに行ってくる!』 …だからさあ、核爆弾でもダメだったんだって!



突然、ベネズエラ軍のヘリが出現し、アメリカヘリを撃墜。おいおい、レーダーとか識別信号とか捕捉してねえのかよ。もうツッコむのも疲れてきた。で、間違えてベネズエラヘリに乗ってしまうフィッチ(笑)。大佐は『…うっふっふ、観念しろ!』と高笑い。…このおっさんは、誰と戦っているんだ?


しかし、フィッチは銃を奪ってパイロットを射殺。誘導装置をヘリに残してヘリから脱出する。その途端、メガピラニアが飛んで来て、ヘリをパクリと食ってしまう!(ウルトラ大爆笑)



ヘリをくわえたピラニアを爆弾で破壊。海中にドボン。共食いが始まる…。ええと、これで全滅…だそうです。いいのかなあ、こんな終わり方で。『…イエイ!』 まあみんな喜んでいるみたいだからいいか。夕陽をバックに、フィッチとサラがキスしてTHE END…いつの間に愛が芽生えたんでしょうね?


この映画、あまり深く考えてはいけないようです。いいじゃん、やっつけたんだから、アメリカ万歳!バカ映画万歳!B級映画よ永遠なれ!




※というわけで、今年の探検は以上で終了です。来年も体力があったらまたご一緒しましょう。隊員は随時募集中…なんちゃって。







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2010-12-29

SPASE BATTLESHIP ヤマト

テーマ:アニメ・特撮

“隠し剣”キムタク波動砲が火を放つ! …無限に広がる、女体宇宙へワープせよ!


今年最後の、劇場映画記事です。ラストを飾るのは、世界に誇るメイドインジャパン・バトルシップYAMATO。原作は、急逝してしまった西崎義展。松本零士と和解してヤマトがようやく発進したばかりの訃報に、仰天してしまいました。彼の伝えたかったヤマト魂が、本作で伝わるように願う気持ちで、映画館に行きました。


監督・VFXは、山崎貴。脚本は、佐藤嗣麻子。撮影は、柴崎幸三。音楽は、佐藤直紀。主題歌を歌うのは、スティーヴン・タイラー。スキャットは、Yucca。


出演は、木村拓哉、黒木メイサ、山崎努、柳葉敏郎、緒形直人、堤真一、西田敏行、高島礼子、橋爪功、池内博之、マイコ、波岡一喜。声の出演は、伊武雅刀、上田みゆき、緒方賢一。ナレーションは、ささきいさお。



さて、映画ですが、予想を上回る面白さでした。ヤマトを知らない若者たちにとって、ヤマトという偉大な作品を知るための、いい素材となるでしょう。オールドファンにとっても、オイシイ作品であると思います。性別に関係なく、あらゆる世代に見て欲しい1本。


西暦2199年、地球は最期の時を迎えようとしていた。謎の宇宙艦隊は、地球に対して遊星爆弾による情け容赦のない攻撃を続け、人類は地下に逃げ延びて細々と生活している有様。人類は、絶滅の時を待つだけだろうか?明日への希望はないのだろうか?



主演は、木村拓哉。演じる役柄は、古代進。今までの彼の演技に対しては、辛口のコメントしかしてこなかった俺ですが、本作だけはよかった。何と言うか、古代になり切っているところがいい。彼のキャラが、本作のスタイルに見事にマッチしているように思うのです。


アニメ版のイメージで言うなら、彼だとイマイチでしょう。しかし、この映画だと非常にいい。ちょうどいい感じでピタリとハマッているんですね。結果的に、いいキャスティングでした。いいじゃん、キムタク。熱いねえ、兄ちゃん。


森雪を演じるのは、黒木メイサ。何でまたこんなキッツい姉ちゃんを…と思いきや、キムタク古代とのバランスが絶妙にいい。彼女が演じるのは、大和撫子ではなく、血の気の多い高飛車女。あっはっは、これくらいヒドいと、逆に気持ちがいいですねえ。今どきの森雪って、こんなんかも?


2人のやり取りを、ぜひスクリーンでお楽しみ下さい。男と女の駆け引きの面白さ自体が、ヤマトっぽくて面白い。小ワープで接近して、隠し剣キムタク波動砲をどうやって発射するのか、とくとご覧下さい。



島大介を演じるのは、緒形直人。存在感の薄い演技が、逆に古代を引き立てています。真田役のギバちゃんはピッタリ。沖田艦長役の山崎努と、徳川機関長役の西田敏行は、ビジュアル的にはいいものの、声のドスがもうちょっと欲しいところかなあと。まあ、そう贅沢も言えんか。


通信兵の相原役は、マイコ。佐渡先生役は高島礼子。両者とも、アニメ版では男性ですが、本作では女性にチェンジしています。それもまたよろしいかと。アニメ版の紅一点である森雪がケバい分だけ、画面に花を添える役割をキッチリこなしています。



極めつけは、伊武雅刀、上田みゆき、緒方賢一の御三方。い~い出演ですねえ。これは、オールドファンへのリスペクトでしょう。そして、ナレーションはささきいさお!もう感涙モノです。感無量です。スキャットを担当したYuccaは、「神霊狩」のEDテーマを歌ったお姉さんですね。山崎監督、なかなかやるじゃん!




この映画どんな映画ですか、と聞かれたら、ムチャクチャな映画ですと答えましょう。大体、撃沈された戦艦を改造して宇宙に飛ばそうという発想自体がムチャクチャじゃないですか。それが、ヤマトの面白さなんです。そんな無茶な、と思ったら、それこそがヤマトの真骨頂。いいじゃん、ヤマトなんだから。ヤマトは、何でもアリなんだよっ!


ストーリーの内容については、ネタバレになるので言いませんが、色んな要素が入っています、とだけ言っておきましょう。ええっ、そこまでやるの?というような展開が盛りだくさんなので、どうぞご期待下さい。結構お腹いっぱいになりますから。


それから、濡れ場はありませんので、オヤジのみなさんは変な期待しちゃダメですよ。ただ、意味深な場面はあるので、そこから想像して下さいね。(俺的には爆笑シーンでしたが)




男には、ロマンが必要である。男は、ロマンがあるからこそ生きていけるのだ。宇宙は無限。人類の可能性も無限。一寸先は闇でも、劇的にダイナミックに、ロマンチックにドラマチックに展開するから面白いのだ。


絶体絶命。四面楚歌。絶望、辛抱、忍耐、我慢。苦悩の果てに、苦汁の日々の最後に、デッカい花火を打ち上げようぜ。男がキッチリキメるのには、少々時間がかかるのだ。女たちよ、男の表面だけを見るなかれ。燃える魂、波動エンジンのうなりを聞け!



レーダーはフェロモン。主砲は前戯。艦首ミサイルはガマン汁。パルスレーザー痛気持ちよく、煙突ミサイルはバックスタイル。ロケットアンカーで抱きかかえ、小ワープで接近して、とどめは波動砲!撃つまで時間がかかるよ波動砲。早く済ませたいなら、カートリッジ弾。じっくり味わいたいなら、ちゃんと手順を踏んで。安全装置解除して、ターゲットスコープオープンして、ニュートリノビーム愛液をかいくぐって…。


ああ、ヤマトってエロいなあ。男のロマンを満載して、今日もヤマトは飛び続ける。今日もどこかで波動砲。キミのハートに波動砲。宇宙のどこかでエクスタシー。拡散して飛び散って、白色彗星、赤色彗星尾を引いて、反射衛星睨みつけ、ワイルド曲線デスラー砲!



男たちよ、エネルギー充填せよ。撃つのはまだだ。もっと引き付けろ。倒すべき敵をよく見据えて…撃つ!打つ!討つ!鬱! 撃つタイミングを間違うな。間合いを取ってワープせよ。対ショック、対閃光防御。発射10秒前!



男は、いつも心に波動エンジン。狙いを定めて、波動砲発射! …男のロマンを、宇宙へ解放せよ!






【鑑賞メモ】

鑑賞日:12月27日(月) 劇場:ユナイテッドシネマ新潟 21:00の回 観客:約20人

YD君が車で送り迎えをしてくれて、掛かりつけの整体治療を受けてから行きました。友情に感謝です。


【上映時間とワンポイント】

2時間18分。エンドロール終了後まで映像が流れますので、最後までご覧下さい。


【オススメ類似作品】


「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ全部

昨年公開のアニメ映画も含めて、劇場版、TV版の全部がオススメです。お好きな順番でどうぞ。


「ローレライ」 (2005年東宝)

監督:樋口真嗣、原作:福井晴敏、出演:役所広司。日本の潜水艦SFアクション映画。ストーリー展開のムチャクチャ度は、本作に肉迫する勢い。クライマックスシーンは爆笑でした。本作のギバちゃんと、伊武雅刀と、堤真一も出演しています。


「U-571」 (2000年アメリカ)

監督:ジョナサン・モストゥ、出演:マシュー・マコノヒー。正統派の潜水艦アクション映画。「ヤマト」を見たような興奮がありました。男のロマンがほとばしる、手に汗握る傑作。


「男たちの大和」 (2005年東映)

監督:佐藤純弥、出演:反町隆史。これも、外せない1本。2時間半くらいある長編ですが、見応え充分な傑作。最後の望みを懸けた男たちの魂は、ヤマトに受け継がれ、永遠に語り継がれていくのだ。




※今年見た劇場映画は、全部で67本でした。応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。




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2010-12-28

U-NOTE 6 「メリー・ブリスマス」

テーマ:ケガ・病気

やっぱり、こまめに何か書かないとおかしくなりそうなので、数日の時間差をおいて、何でもいいから書き残しておこうかと思います。


当初の危険な状況からは脱したものの、不安感や脅迫観念は相変わらず襲ってきます。医者からは、順調に回復していますと言われているので、焦らずにじっくりやろうと思います。休むことが仕事だと思いなさい、ということだそうで。


映画記事は、あともう1本だけ出そうと思います。何が出るかは、見てのお楽しみ。少しずつ書いているので、年末までには何とか…ってもうすでに年末か。




我が家は、家庭の事情で12月26日にクリスマスをやりました。妻がピザ屋でバイトしていることもあって、クリスマスの24日と25日は、殺人的な忙しさ。家でクリスマスやる余裕はなく、今年は26日の日曜日なら妻が休みなので、その日にしようということに。


でもちゃんと24日の夜に、娘のもとにはサンタが来ましたよ。よかったね、ムスメ。



さすがにクリスマスケーキというわけにもいかず、ショートケーキをたくさん買いました。ケーキ屋さんで、どれにしようかとあれこれ楽しそうに相談している妻と娘の姿を見るのは、なかなかいいもんです。


ピザやチキンをイヤというほど見た妻にとっては、いかにもなクリスマス料理はNG。俺はどちらかというと和食系がいいなと思ったので、ある提案をしてみました。


『…ぶりの刺身で、ブリスマスってのはどうだ?ぶりで済ます、っていうダジャレで。』



妻と娘は大ウケでした。いいね、それにしようと賛成してくれて、俺のアホな企画が採用されました。チキンは、焼き鳥で決定。つくね、なんこつ、レバーにネギ間…いいじゃん、鶏肉だもんね。


のり巻とかっぱ巻も買って、緑系も用意。赤身の赤と、塩焼き鳥の白で、クリスマスカラー完成。俺は熱燗、妻はチューハイ、娘はなっちゃんオレンジで乾杯。



『…メリー、ブリスマス!』


俺は、少しだけ笑いました…久しぶりに。






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2010-12-25

U-NOTE 5 「がんばれ、という言葉」

テーマ:ケガ・病気

大雪とまではいかないまでも、外は吹雪いている。


新潟生まれでも、俺は寒がり。体も心も寒い。凍えそうな毎日。


静寂な夜は、雪の降る音が聞こえ、踏みしめる足音は、ギュッ、ギュッと心地よい感触。


冬には、様々な表情がある。




人間の心は、水である。たしか、ブルース・リーの言葉だったろうか。


煮えたぎる時もあれば、凍りつく時もある。


澄んでいる時もあれば、淀んでいる時もある。




今、俺の心は淀んでいる。毒々しいゴミが、渦巻いてグルグル、グ~ルグル。


かき回せばかき回すほど、黒々しくなっていって、闇に閉ざされていく。


それが、異臭を放って噴き出してくる。


生臭いガスが、黒い煙をともなってわき上がる…ボコッ、ボコッと大きなあぶく。




それは、浄化作用なのかもしれない。


自然治癒能力というやつなのかもしれない。


そう思いたい。





『…がんばれ!』


『…無理をするな!』


『…しっかりしろ!』




がんばれ、もっとがんばれ。


負けるな、くじけるな、早く立ち上がれ。


男として、夫として、父親として、社会人としての責任を果たせ。




色んな声が聞こえてくる。外側からも、内側からも。


それは、うれしくもあり、時としてつらいこともある。




“鬱病の人は、励ましてはいけない。”


“がんばれ、は禁句。”


色んなことが、“常識”とされているけど、俺は必ずしも、そうは思わない。


だって、言葉というのは、気持ちを伝える手段だから。




相手のことを心底思って言う言葉は、人を生かす言葉である。


自分の傲慢で言う言葉は、人を殺す言葉である。




「砂時計」という映画で、こんなセリフがあった。


『…がんばって。ごめんなあ、ばあちゃん、これしか言えんけん。』


美しい言葉である。“がんばれ”は、言い方一つで色んな意味になる。




だから、声をかけてくれた人たち、どうもありがとう。


どんな言葉でも、嬉しいです。今の俺にとっては。


声をかけてもらえるだけで、自分の存在を意識できるから。




世の中は、弱肉強食。


強い者が生き残り、弱い者は滅びていく。


イヤな奴だけど強い人と、優しいけど弱い人…。


性格の悪い金持ちと、正直な貧乏人…。


わからない。


何が正しくて、何が間違っているのかわからない。




生きる価値のある人と、死んだ方がいい人。


生きていて欲しい人と、死んで欲しい人。


人は、平等じゃない。




俺の心は、さまよい続ける。


いつまで?


いつまでも。


どこまで?


どこまでも。




きっとそれが、俺の宿命だから。


そうやって、見えてくるものがあるから。


きっと…あるから。




だから、がんばる。


俺、もっとがんばる。


がんばって、休む。


がんばって、考える。


がんばって…怠ける。




だから…もうしばらく時間を下さい。


メリー・クリスマス。





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2010-12-24

最近読んだ本

テーマ:

自宅療養中なので、こういう時は読書がいい。静寂の中で読むのよし、ジョージ・ウィンストンのような静かな音楽を小さな音でかけながら読むもよし。


「とり残されて」 (宮部みゆき著 文春文庫)


何とも、俺にふさわしいタイトルですなあ(笑)。方緒良が描いた表紙の絵が強烈な印象だったので、思わず手にしました。


内容は、超常現象を題材にしたミステリーの短編集。宮部みゆきの文章は、読みやすくて文章センスがいい。こんな状態の俺に、すうっと入ってきて、一日で全部読んでしまいました。


やわらかさの中に、凄みがある。上品な切り口の中に、女の情念を感じる。すごい作家だなあって思います。天才的な文章の世界に、すっかり時間を忘れてのめり込みました。いい気分転換になりました。


「私の死んだ後に」の案内人は、「カラフル」の彼より魅力的ですね。




「葉隠」 (奈良本辰也 訳編 三笠書房 知的行きかた文庫)


武士道とは何かを勉強したくて、買ったまますっかり忘れていた本。読んでみると、結構矛盾だらけですなあ。文章のスタイルとしては、ブログみたいでした。思いつくままに、つぶやきや愚痴を書き連ねた本のように感じます。


俺がイメージした内容とはだいぶ違ったので、いさささ幻滅でしたが、現役の侍が書いた本としては貴重であると思います。昔も今も、男の苦悩はおんなじですな。




「困ったときのベタ辞典」 (アコナイトレコード編 だいわ文庫)


できるだけ頭を使いたくないので、雑学的な本を…と思ったら、これは爆笑でした。こういう時の定番はコレでしょう的な、ベタなセリフがいっぱい。


『…お嬢さん、ハンカチ落としましたよ。』 『…ここはどこ?あたしは誰?』 『…男子はちゃんと人の話を聞いた方がいいと思います!』 『…家に着くまでが遠足です。』 『…手が冷たい人って、心が温かいって言うよね。』 さあ、いくつ笑えるか、数えてみよう!




「妄想銀行」 (星新一著 新潮文庫)


久しぶりに、星先生のショート・ショートを読みました。やっぱり、面白いですねえ。一編が数ページしかないので、軽い気持ちで読むことができて、気分転換には最適。「変な客」はサイコーでした。


子供向きの内容もあるので、娘に語って聞かせたところ、結構大ウケでした。その姿を見て、俺も少しだけ笑いました…久しぶりに。



「あやし」 (宮部みゆき著 角川文庫)


今度は、時代小説の怪奇短編集。読むのが多少疲れたけど、これも面白かった。「梅の雨降る」は、情景がストレートに浮かんできて、臨場感タップリでした。掛け軸の幽霊画のような…おお、ゾクゾク。

「布団部屋」は、子供が読んだらトラウマになりそうなお話。だって、自分にだけ見えるんですよ、女の生首が…しかも、襲い掛かってくるんですよ…ウッヒッヒ。




「ジョン・レノン その生と死と音楽と」 (KAWADE夢ムック 河出書房新社)


ジョン・レノン生誕70周年、没後30周年だそうで、ビートルズの資料にもなると思って購入しました。


俺が生まれたのは1967年なので、ビートルズ世代ではありません。でも、中学や高校の時にFMラジオでちょっと聞いて、20代後半くらいにハマりました。音楽好きな人なら、一生に一度はハマる世界ですよね。


アルバムの解説やら、インタビューやら、詳しい内容がいっぱい。これは、勉強になる一冊。それぞれのアルバムが出た時の状況を知った上で改めて聞いてみると、感慨深いものがありますね。


ちなみに、俺が好きなアルバムは、「アビイ・ロード」。あの横断歩道を歩くシルエットがプリントされたジッポーライターを、いつも愛用しています。LPレコードでいうところの、B面はサイコーですよね。


ジョンがソロで歌った「スタンド・バイ・ミー」は名曲。ベン・E・キングよりカッコいいじゃん。カラオケでも、よく歌います。ダーリン、ダーリン…!(「さらば愛しのやくざ」で使われました。)


そして、ビートルズで一番好きな歌は、「ドント・レット・ミー・ダウン」。カラオケで歌うと、声が枯れますので、最後の締めってところかな?ジョージの「サムシング」もいい。「ゲット・バック」も、「カム・トゥゲザー」も最高。


本書での、「ビコーズ」の紹介文は、『…気絶するほど美しいハーモニー曲。』 スバラシイ表現ですね。ビートルズばんざい!ジョン・レノンよ永遠なれ!





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2010-12-24

U-NOTE 4 「闘い」

テーマ:ケガ・病気

体調を壊して会社を休んでから、2週間が経過して、12月24日。リアルタイム。


TG医院で処方された薬は、どうやら効果があったらしく、いくらか症状は落ち着きました。夜は眠れるようになり、食欲もだんだんと復活。少し、太ったかも。



だけど、すぐに次なる闘いが始まりました。それは、感情の波…。


病気になった直接の原因である、仕事のストレスそのものからは一時解放されたものの、体と心に蓄積されたダメージが、押さえ込まれたエネルギーが、マグマのように噴出していく…と言ったら理解してもらえるでしょうか。


そんなの誰にでもあるよ、と言えるほど単純なレベルじゃない。その熱量たるや、ハンパじゃありません。動脈が破裂したように血しぶきをあげ、静脈が切断されたように、濁った塊がドロドロと流れ落ちていくようなイメージ。




鬱病にも色々あって、個人差も色々あって、症状や程度も色々なんでしょう。俺は、軽い方なのかもしれないけれど、世の中にはもっとひどい症状と闘っている人がいるはず。いやはや、恐ろしい世界ですね。


笑うことが、少なくなった。無理に笑うと、その直後に暗くなる。無理に明るい文章を書こうとすると、その反動でバッタリしてしまう。カラータイマーが、常に赤なのかもなあ。


躁鬱病になると、調子のいい時と悪い時の落差が激しくなって、急降下するような感じがあるらしい。その感覚、何となくわかるんです。20代の頃に経験していたから。でも当時は、今ほど社会的に認知されていなかったから、どうしようもなかった。だから、俺独自の方法で何とかした。というか、何とかするしかなかった。


そのツケが、一気に来たのかもなあ…俺、ホント、どうなるんだろう?




今は、割りと落ち着いています。だから記事が書ける。ダメな時はダメです。苦しくて、何にもできない。


無理に書こうとすると、暗い方向へ行ってしまう。そんな文章、書いてても苦しいし、読む方にも迷惑だ。俺は、そんなことしたくない。あくまでも、俺が気持ちいい方向に行く力で書き進めるのだ。そうでなくては、映画熱じゃない。ただのオヤジの愚痴になってはいかんのだ!



苦しいけど、これはきっと、俺にとって意味がある。家族にも友達にも迷惑かけるけど、これを越えたら見えてくるものがある。きっとある。映画を見る視点だって変わるはずだ。


いい映画を見たいから、感動する映画を味わいたいから、今までがんばって生きてきたし、がんばって働いた。


よりいい人生を生きるために、今の苦しみがあると思いたい。人の気持ちをもっと理解するために、この試練があるのだと思いたい。この壁の向こうに、きっと何かがある。きっとある。




そうでも思わないと、やり切れない。言い様のない哀しみが、例えようのない怒りが、こらえようのない痛みが、激しく襲い掛かって来る。容赦ない攻撃が、四六時中続いていく。


だけど、あきらめない。俺は、往生際が悪いのだ。男らしくないのだ。潔くないのだ。卑怯で、臆病な人間なのだ。


何とか、持ちこたえてみせる。きっと、大丈夫。何とかなる。娘が大人になるまでは、簡単に死ねない。まだ、がんばって生きなくちゃ。面白い映画が、これからもいっぱい公開されるから。




男一匹、ニセモノ侍。今、病魔と交戦中。 …かかってきやがれ、クソ悪霊ども! (つづく)





(横浜にいる同級生のW君、応援メールありがとう。そして、友達でいてくれてありがとう。何とかがんばります。)






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2010-12-23

仮面ライダー×仮面ライダー OOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE

テーマ:アニメ・特撮

自分を犠牲にし、全てを背負い、たった1人でも戦う。 …それが、仮面ライダーだ!


どうでもいいけど、タイトルが長過ぎ(笑)。構成は、前作と同様、3本立て仕様。東映の三角マークのカラーリングのお遊びが楽しいのでご注目。


それにしても、「仮面ライダーOOO」というタイトルを初めて見た時はびっくりしたもんです。もしかして、放送禁止用語?仮面ライダーチンコとか、仮面ライダーペニスだったらどうしよう?まさか、原作は永井豪の「へんちんポコイダー」?全国で、あのへんちんポーズが流行ったらどうしよう?


でも、どうやらそれは、杞憂に終わりました。オヤジのみなさんは、どうかカン違いしないようにご注意。(誰も間違えねえよ) これは、オーズって読むんだそうです。アルファベットのオーが3つでオーズ。どうです、よく知ってるでしょう、俺。(みんな知ってるって)


監督は、田崎竜太。出演は、仮面ライダーと怪人。以上。あ、そうそう吉川晃司。カッコよかったなあ、仮面ライダースカル。彼が主役でいいじゃん。他はオマケ。それと…スリッパのねえちゃん。以上。



妻と娘が見たがっていたので、体調のいい時に、今年最後の家族サービスをしました。俺は本調子じゃないけど、ライダーのカッコよさはちゃんと伝わりました。やっぱりライダーはいいなあ。


オーズは、ベルトに“コアメダル”をセットして変身します。何だか、お金を入れて動くオモチャみたいですな。時間がくると切れて、追加料金…っておいおい、旅館のアダルトビデオじゃねえって。


自動販売機に“セルメダル”を入れると、バイクに変形。ほほう、駐車スペースが少なくてすむエコバイクですな。


形態は、「超神ビビューン」に似ているような気がしますが、それはオヤジのボヤキということで。



あと、腕だけの変てこなキャラがいるんですが、彼はコアメダルを1枚しか持っていないので、完全な形態になれないんだそうです。腕だけで動き回って、いろいろうるさくしゃべるので、古谷三敏のマンガ「手っちゃん」を思い出しますな。(たしか、少年チャンピオンに連載してた)




今回は、スカルが初めてスカルになったストーリーが出ますので、オールドファンはご注目。「スカルマン」とはだいぶ違うけど、あのデザインはいい。黄金バットのシルバー仮面!


怪人は、蜘蛛男と蝙蝠女が登場。やっぱ、基本はコレですか。正体は、見てのお楽しみ。クライマックスでは、“強敵”が登場。おお、何だか見たことのあるシルエット…!



ライダーは、どんな敵でも恐れない。たとえ、自分が滅びても、最後まで戦うのだ。あきらめない者が、最後に勝つ。その戦いぶりが、戦う姿勢そのものが、ヒーローの魂なのだ。


戦え、世界中の孤独なライダーたちよ。目に見えなくても、キミたちと同じ戦いをしている仲間はいっぱいいるぞ。信じて戦うべし。そして、同じ仲間を助けよう。ダブルライダーとなって背中を合わせ、共に戦おう!


ルール無用の悪党どもに、正義の鉄拳ぶちかませ!力と技の風車を回し、手強い病魔を蹴り飛ばせ!赤いマフラー、ダテじゃねえ。爆音あげて、ブチ当たれ!



男は、いつも心に変身ベルト。 …どんな敵でも、ライダーキィィィィィック! (お約束!)





 ※鑑賞メモは、割愛します。





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2010-12-23

U-NOTE 3 「襲い掛かる不安の影」

テーマ:ケガ・病気

本来ブログというものは、現在の状況をそのまま報告すべきなんでしょうが、それをストレートに書いてしまうと、とてつもなく暗い記事になってしまいそう…。しばらくは、記憶をたどりながら、ある程度今の心境も整理した上で、記録していくスタイルでいこうと思います。



病状は、まだ何とも言えません。いくらか落ち着いたような気もしますが、突然おかしくなってしまう衝動にかられることも時たまあるので、油断はできません。


ブログは、気分のいい時に少しずつ書いています。書くという行為自体が、自分の治療にとっていいと思うから。映画も、無理のない範囲で見ています。できるだけ精神的な栄養を取りたいから。


とにかく、基本的には気が重い状態。徐々に沈んでいく時と、急激に落ちていく時があるのが恐い。俺が壊れているのか、悪霊が暴れているのかはわかりませんが、自分が変になっているのはわかります。そういう冷静な自分が、どこかでクールに自分を見ている気がするのです。



まあ、もともと変な人間ですから、いまさら何だよという感じもしますが、社会人としての日常生活に支障をきたすのは、やっぱり問題でしょう。ここは辛抱して、しばらく療養生活をしようかと。罪悪感はありますが、できないものはしょうがない。家族や会社には申し訳ないけど、あきらめてもらうしかない。ダメな人間だと思う人には、そう思ってもらうしかない。




さて、“怪しい医者”に処方された薬は、土日は恐くて飲めませんでした。不眠や動悸などの症状は相変わらずでしたが、あの物凄い苦しみに比べれば、まだ耐えられるレベル。月曜日には、今度こそマトモな先生に診てもらえることになっているから、きっと大丈夫…そう思って…でも、また同じだったらどうしよう?クスリ漬けにされて、強制入院なんかさせられたらどうしよう?


悶々としながら、12月13日の朝を迎えました。朝イチで、妻が会社に電話。『…今日は、午前中に医者に行って、そのまま休ませます!』 いいのかなあ、なんて思いながらも、少しホッとする俺。


前にも話したかもしれませんが、妻は車の免許を持っていません。だから、運転は俺の担当。今日は、娘の小学校の行事があることもあって、妻は仕事を休みました。2人で一緒に、TG医院に向かう。


AM11:00に予約していたので、10:45くらいに到着。駐車場で車輪止めにぶつかるわ、入り口の自動ドアが開かないわで、少々パニック。うう、来るのを拒まれているような…ってそれは考え過ぎ。



前回の悪名高いTN医院とは違い、普通にスリッパが置いてあった。待合室も普通。絵本や児童書やマンガ雑誌が置いてある。雰囲気は、悪くなかった。年配の看護士が俺の名前を呼ぶ。いつもなら、はあいと元気よく返事するところだけど、今はムリ。静かに、診察室に向かう俺。妻も、一緒に付いて中に入る。


TN先生は、八百屋のおっちゃんという感じだったけど、TG先生は、貫禄あるおじいさんという感じだった。大きな四角い眼鏡をかけて、頬の肉がいい感じで垂れ下がっていて、声も紳士的。パッと見、マッドサイエンティストに見えなくもない。直感で思った。このジイさんはプロだ。



話をするというのは、相手がどれだけ聞く姿勢を持っているかで、まるで変わる。つらい話、苦しい話をする時はなおさらである。言葉は、生き物である。人を生かす言葉、人を殺す言葉がある。俺は、勇気を振り絞って、自分の状態をできるだけ簡潔に、正直に告白した。


時間はどれくらいだったろう。30分か、40分か。少なくとも、3分や5分じゃない。先生は、じっくりと、俺の言葉を妨げないように、1つ1つ辛抱強く聞いてくれたように思う。何しろ、意識がボヤ~っとしている状態だったので、何をどう話したのか、俺も具体的に覚えていない。ただ、必死で訴えたことだけ記憶している。後で妻に聞いたら、ちゃんと自分で説明できていたよ、と言ってた。そうか、よくがんばったなあ、俺。



前回かかった医者のことも話した。点滴と薬で気持ち悪くなってしまったことも話した。TG先生は、すぐに点滴など打たなかった。そして、刺激の少ない薬を1週間分処方してくれた。点滴を打たれるかもしれない恐怖から開放され、俺の腕の震えは止まった。


『…初診の時は予約制だけど、次回からはいつ来ても大丈夫ですよ。気分が悪くなったらいつでもいらして下さい。』 何だか、言い方が優しい。 『…ちゃんと通って来なきゃダメだよ!』といい放ったTN医院のおっちゃんとはエラい違いである。“人を診る”ということは、どういうことなのかということを、俺は考えた。



新たに診断書を書いてもらって、薬をもらって会計をしたら、こっちの方が安かった(笑)。再び車に乗って、コンビニまで走る。ホットの缶コーヒーを飲んだら、やっと体の力が抜けた。こういう時って、口の中がガバガバに渇くもんだから。


家に帰って、軽めの昼食。会社と実家には、妻に電話してもらった。午後から妻は学校に行き、俺は薬を飲んで少し眠った。これでとりあえず、今日は大丈夫。だけど…。



1時間くらいウトウトして、すぐに目覚める。1人になると、またしても激しい思考が始まる。会社の状況は?今日納品だったアレはどうなった?納期が迫ったあの仕事は、今日起動しないと間に合わない…。


何度も、会社に電話しなきゃ、という衝動にかられた。しかし、今の俺に何ができる?行ったところで、何の役にも立たない。白い目で見られ、疎んじられるのは必死。つい昨日までの、バリバリ働く俺は、もう死んだのだ。今ここに転がっている俺は、生ける屍でしかない…。


会社というのは営利団体だから、利益を生まない社員は直ちに捨てられる。俺は、そういう世の中のしくみをイヤというほど味わってきた。だから、自分の状況を考えれば考えるほど、何とかしなきゃと思えば思うほど、蟻地獄のような状態になっていく。実際振り返ると、ここ半年はそんなことを考えながら仕事してたように思う。



俺は、いつからおかしくなったんだろう?突然?最近?それとも、生まれた時から?俺は、生まれない方がよかった?俺がみんなを不幸にさせてしまった?俺がいない方が、みんな幸せになれた?


…異常ですね。わかっているけど、そんなことを考えてしまうんです。それが、鬱病なんでしょうか。小さなストレスを、より大きく感じてしまう。ケロイドのようになった皮膚を掻きむしられるような、鋭い激痛が、弱った心に襲い掛かる。見えない不安が、形のない恐怖が、ジワジワと俺を追い詰めていく…。



悪夢の映画を3本立てで見た気分になり、ヘトヘトになった頃、妻が帰ってきた。やがて、娘も帰ってきた。彼女たちの声を聞いて、俺はかろうじて、正気を取り戻した。…俺、まだ生きている。生きていていいんだよね。




人の運命なんて、どこでどうなるかわからない。人間の心なんて、案外モロいものである。ある条件さえ揃えば、人格はあっという間に崩壊する。その恐ろしさが人一倍わかっているからこそ、今回の自分の状態が恐い。これは、本音です。だから…ああ、もう考えたくない。


とにかく、TG先生を信じよう。今は、それしかない。もらった薬を飲もう。今は、ぐっすり眠りたい。眠った後でまたゆっくり考えよう…。




会社には、妻が話をつけてくれた。とりあえず、1ヶ月の休職。 どうなるんだろう、俺…? (つづく)






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