2009-08-30

96時間

テーマ:洋画

能天気な無防備女の父親は、大量殺戮マシーンだった。 …相手が悪かったなあ、犯人。


タイトルの 「96時間」 は、誘拐されてから救出が可能なタイム・リミットだそうな。ちなみに原題は 「TAKEN」。これは、“take” の過去分詞。意味はいっぱいあって、持って行く・連れて行く・持ち去る・盗む・命を奪う・受け継ぐ・する・手に取る・奪う・獲得する・受け入れる・引き受ける・理解する・選択する・乗っていく…まだまだいっぱいあります。(アドバンストフェイバリット英和辞典より) まあ、俺が思うに、娘をtakeされたからこっちもtakeして応戦する、持って行かれたから奪い返す、といった意味でよろしいかと。


監督は、ピエール・モレル。製作・脚本は、リュック・ベッソン。主演は、リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス、リーランド・オーサー、ホリー・ヴァランス。


さて、映画ですが、アクティブなオヤジ映画に仕上がりました。ストレスのたまったオヤジのみなさんに贈る、血管ブチ切れ暴走アクション・ムービーの誕生。娘を溺愛する心配症のお父さんは、これを見ると余計に暴走するかもしれないのでどうかご注意を。


主人公は、アメリカ政府の裏の仕事(内容は不明)をしていた経歴を持つ男。彼はすでに退職し、妻と離婚して孤独な生活を送っていた。17歳になる娘とも疎遠になっていた。しかし、フランスに海外旅行をした娘が何者かに誘拐された途端、彼の眠っていたスイッチがオンになった。長年培った経験を総動員し、最愛の娘を救出するための、孤独な戦いを始めるのであった…。


主演は、リーアム・ニーソン。「スター・ウォーズ」 や 「バットマン」 といったアクション映画に出たことはありますが、彼はやっぱり、知的で物静かな男といったイメージが強いと思う。「シンドラーのリスト」 のシンドラーや、「ネル」 の精神科医といった役柄の方がハマる。


その彼が、コテコテのアクション映画の主演ときたもんだ。これはいったいどうしたことだろう?内容にはそんなに期待していなかったけど、彼がどう演じるのかが気になって、公開直後に劇場に行きました。


ストーリーは、いたってシンプル。いかにもでスカスカですが、そこがかえってよろしい。細かい説明は一切ないので、観客の想像力で補いましょう。だから、全部説明してくれなきゃイヤだという人には向かないかも。でも、それってある意味退屈な要素なんですよね。情報が少ない分、余計なことを覚えなくていい。ただ、このおっさんがただ者でないことはよくわかる。だから、伏線とかもほとんどない。観客は、主人公と同じ目線で、彼の直感的な行動に身を委ねるしかないのだ。


ありがちな題材ではあるけれど、撮り方が面白いと思う。こういう映画って、深夜にTVで何となく見ていたら、つい夢中になって最後まで見てしまった…っていう感じのジャンルだと思う。俳優もタイトルもわからないけど、やたらと面白かったことだけ覚えてるっていう映画、あるでしょ。


この映画はどういう映画ですか、と聞かれたら、爆笑映画ですと答えましょう。真剣に戦っている男に対して失礼かもしれませんが、だって笑えるんだもん。ツッコむところも山ほどあって、トンデモシーンの連続。おいおいって言うヒマもなく、目まぐるしく場面展開。だから、余計なこと考えない方が面白く見られると思います。


どんな人が出るの、って聞かれたら、おっさんと、誘拐された娘と、悪者集団。以上。これでよろしい。これはある意味、正しいブチ切れ方なのかもしれないなあ。この映画の存在が、アメリカ人の女は無防備でバカだから簡単に誘拐できる、と思っているチンピラ共に警告する効果を発揮できればいいですね。




普通は、警察に通報して捜査を依頼するもんでしょう。しかし、彼はあくまでも単独で行動する。周囲の人間や昔の仲間に迷惑をかけながら、脅迫しながら目的を果たしていく。娘の命は重いが、それ以外の命は軽いのだ。暴走する父親に、倫理などありゃしない。邪魔する奴は、容赦なく叩きのめす!


くうう、カッコいいじゃありませんか。どうやら犯人も、相手が悪かったようです。変な話だけど、中盤から犯人の方が気の毒になってしまう場面もあった(笑)。愛は力であり、力こそ正義なのだ。そして、正義は勝たねばならんのだ!


本作が面白かった要因の95%は、演じたのがリーアム・ニーソンだったからです。メル・ギブソンやマイケル・ダグラス、スティーヴン・セガールだったら、もっとつまらん映画になったことでしょう。知的で物静かなイメージの彼が、銃をぶっ放して格闘するから面白いのだ。そして、娘が全然かわいくない女優であることも、元奥さんが美人じゃなくても、それはそれでいいのだ(ザ・余計なお世話)。


主役以外は全員脇役、と言いたいところですが、残りの5%を担当したのが、フランスの友人を演じたおっちゃん。名前がよくわからんのですが、あの迷惑そうな顔が笑えました。現役当時は、きっとリーアムが彼をイジメていたんでしょう。登場人物の中で、彼が一番かわいそうでした(爆笑)。




謎めいた男というのは、魅力的である。謎のある女もまた、魅力的である。何でも知りたがる人がいるけど、わからない方が面白い関係もある。根掘り葉掘り細かい質問をする人ほど、人の話を覚えていないことが多い。実際大抵の人は、他人のことなどそんなに関心がないのだ。


俺が飲み屋で会う人には、名前しか知らない人が多い。その人が話したければ聞くけど、話したくないことはあえて聞かないことにしているから。誰だって、秘密の1つや2つは胸に秘めているもんでしょう。それがまたいいんです。だから俺は、心に残った特徴だけを記憶しています。その部分で、友達になれるから。そういう関係もまたいいもんですよ。


本作の主人公は、自分をあまり語りたがらない男。彼は社交性に乏しいかもしれないけれど、男として魅力があると思う。画面には映らない、影の部分をも、リーアムはしっかり演じているようにも思う。正直な話、映画を見た後の方が想像力が広がりました。今どきは説明過多な作品が氾濫しているせいもあって、とても新鮮だったように思います。




この映画のテーマは、決断力と行動力。一瞬の判断が勝敗を分ける。迷うくらいなら行動すべし。後悔するくらいなら、トライして失敗してからにしろ。何もしないくせに文句ばかり言う男よりも、堂々と背負って正面から挑む男の方が100万倍もカッコいいのだ。だからリーアムはエラい!グッジョブでした。実際にこんな男がいるのかどうかわかりませんが、俺はいると思う。 …だって、いた方が面白いじゃん!


夏休み期間ということもあって、女子供用のユルい映画ばかりでしたが、ようやくオヤジ映画が出始めてきました。少年少女もかわいくて面白いけど、オヤジオバチャンにも捨てがたい魅力があるのだ。オヤジだからできることがあるし、オヤジじゃないとできないことがある。若者には若者の、オヤジにはオヤジの使命があるのだ。それを直感で見抜き、厳しい時代を生き抜くヒントにするのだ。


オヤジよ、怒れ。愛と勇気と力を胸に、自分の足で立ち上がれ。迷った時は、心の声に従え。よくも悪くも、自分で行動し、自分で責任を取るのが男だ。 …リーアムおやじの炎の瞳に、真の男の戦い方を学べ!





【鑑賞メモ】

鑑賞日:8月25日 劇場:ワーナーマイカル新潟 19:15の回 観客:5人

俺を真ん中にして、前後左右にぽつんと1人ずつ座ってました。全員、男の1人客。チケット売り場の兄ちゃん、もう少し考えて売ろうよ。何だか、落ち着かないよう。


【上映時間とワンポイント】

1時間33分。ああ、どうせなら96分にすればよかったね。DVDの発売日は、きっと来年の9月6日かな?


【オススメ類似作品】


「絶体×絶命」 (1998年アメリカ)

監督:バルベ・シュローデル、出演:マイケル・キートン、アンディ・ガルシア。息子の命を救う鍵を握るのは、凶悪犯だった。タイムリミットが迫る中、ガルシア刑事が奮闘するドタバタアクション。キートンが消火器で殴られる場面は、いい音がしました。ガルシア、イケてます。「ブラック・レイン」 よりカッコよかった!



「身代金」 (1996年アメリカ)

監督:ロン・ハワード、出演:メル・ギブソン。9歳の息子を誘拐された父親は、脅迫する犯人を逆に脅迫する。メル・ギブソン演じる強烈な父親が痛快な1本。ブチ切れキャラとしては、「ペイバック」 のギブソンも笑えます。


「サウンド・オブ・サイレンス」 (2001年アメリカ)

監督:ゲイリー・フレダー、原作:アンドリュー・クラヴァン、出演:マイケル・ダグラス。ブチ切れ帝王・マイケル・ダグラスが、娘を誘拐した犯人と戦う。ジワリジワリと犯人に迫っていくマイケルの狂気の迫力!危ない、早く逃げろ、犯人!誘拐された娘を演じるのは、当時人気だったダコタ・ファニング嬢。ちなみにマイケルは、「危険な情事」「氷の微笑」で悪女にブチ切れ、「ローズ家の戦争」で妻にブチ切れ、「フォーリング・ダウン」で渋滞にもブチ切れてます(爆笑)。


「マイ・ボディガード」 (2004年アメリカ)

監督:トニー・スコット、原作:A・J・クィネル、出演:デンゼル・ワシントン。ボディガードをしている娘が誘拐され、元CIAの男がブチ切れた。ファミリー向けのサスペンスかと思いきや、中盤からハードボイルドの展開になっていくところがスゴい。誘拐されたのは、またしてもファニング嬢。彼女はきっと、マフィアの間でAランクにリストアップされている高額商品なんでしょう。でも、ラストのアレは苦笑でしたなあ。


「ミラーズ」 (2008年アメリカ)

監督・脚本:アレクサンドル・アジャ、出演:キーファー・サザーランド。“24男” サザーランドが、鏡にブチ切れる映画。幽霊だろうがなんだろうが、有無を言わせずドツキ合いになるところがアメリカらしくて笑えます。やっぱり、オヤジはブチ切れてナンボなんですねえ。ちなみに彼の実の父親は、ドナルド・サザーランド。マイケル・ダグラスの実の父親は、カーク・ダグラス。アメリカの2世は、血の気が多いなあ(笑)。



AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2009-08-24

サマーウォーズ

テーマ:アニメ・特撮

故意・恋・鯉・来い! …最後の切り札はコレだ!


「時をかける少女」でブレイクした細田監督の最新作が登場。今年はスタジオジブリの新作がないので、ちょうどいいポジションかと。


監督・原作は、細田守。脚本は、奥寺佐渡子。キャラクターデザインは、貞本義行。作画監督は、青山浩行。アニメーション制作は、マッドハウス。主題歌を歌うのは、山下達郎。


声の出演は、神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子、谷村美月、横川貴大、斉藤歩、信澤三恵子、永井一郎、中村正、仲里依紗、田中要次。


さて、映画ですが、夏祭りのような、にぎやかな作品に仕上がりました。とにかく明るい映画なので、ファミリー向けでもあり、甘酸っぱい青春映画でもあります。コドモたちは背伸びして、思春期真っ只中組はリアルタイムに、中年熟年組は、若かった頃を思い出して楽しみましょう。


主人公は、高校2年の内気な少年。数学オリピックの日本代表になり損ねで意気消沈しているところに、憧れの美人のセンパイから声をかけられる。 『…ねえ、夏休みに私の田舎でバイトしない?』 2つ返事でOKした彼であったが、実はとんでもない展開が待っていた…。


主演は、神木隆之介。劇場版ドラえもんで、恐竜の声を地声でそのまんま演じて失笑を買った男ですな。その彼が主演と聞いただけで暗雲が立ち込めましたが、映画を見てそれは杞憂に終わりました。相変わらずヘタですが、頼りない役柄なので、ある意味ちょうどいいかと。パンフに掲載されている写真がものすごく気取ってるのが爆笑でした。アニメは顔で演じるんじゃないから…ね。


ヒロインを演じた桜庭ななみも、同じレベルでドヘタなので、この2人はバランスが取れていると思います。谷村美月は、うまくはないけど、主役の2人よりはまだマシっていうレベル。まあ、セリフが少ないのが幸いしましたね。女の子の声のまんまで男の子を演じちゃイカンよ。


唯一、比較的安心して聞けたのが富司純子。彼女のセリフの言い回しの迫力が、前半部の支えになりました。いい声をしているので、ゲスト出演としての役としては充分だと思います。


もちろん、プロの声優陣もたくさん出ています。ただし、みんな脇役だから、主役よりも前に出てはいけない。だけど、ドヘタな主要キャストたちを影で支える、プロの技術力を堪能して下さい。


個人的には、信澤三恵子がよかったなあ。「母をたずねて三千里」のフィオリーナ、「未来少年コナン」のラナ、「野球狂の詩」の水原勇気を演じた大ベテラン声優。懐かしく、味わい深いいい声でした。ああ、俺もこの声で叱られてみたいなあ。お元気そうで何よりです。お体大切に、これからもがんばって下さい。彼女の声を聞けただけでも、お金を払って劇場で見る価値がありました。




本作は、全般的にユルいけど、今どきの若者にちょうどいい映画であるように思う。俺の世代だとさすがに恥ずかしいけど、現役の思春期世代なら、正面から画面を見つめられるはず。だからこれ、若い人向けだと思います。デートで行くもよし、友達同士で行くもよし。1人よりは、誰かと一緒に見に行った方がいいかも。


最大の魅力は、やっぱり貞本キャラでしょう。彼の描く人物って、みんなカワイイ。「時をかける少女」もそうだったけど、身近にいるような親しみやすさがあると思うんです。


そして、もう1人注目したいのは、作画監督を担当した青山浩行。彼は、新潟県出身だそうな。「時かけ」に続いて本作でも細田組に参加。彼は、美少女を描くのが苦手だそうで、ヒロインの夏希に苦労したらしい。冒頭のカットでは、細田監督ご自身がアイドルの仕草を実演して指導してくれたそうです。影や皺を減らす手法など、細田監督の右腕となるような濃密な関係が、画面の細かいところで感じられました。(パンフに詳しい記事あり)


新潟県出身のアニメーターで思い出すのは、スタジオジブリにいた近藤喜文監督です。「耳をすませば」で監督デビューしたとたんに亡くなってしまったのは、とても残念でした。青山さんも、お体を大切に。才能を磨いてがんばって下さい。新潟県人として応援します。


画面を見ていて感心したのは、動かし方がキレイだということ。何と言うか、微妙な表情やしぐさが、とても自然であったように思えるんですね。この感覚は、古くは杉井キサブロー監督の「タッチ」、最近では押井守監督の「スカイ・クロラ」で感じたことに近いと思う。


アニメーションは、絵が動いてナンボの世界。声優がドヘタだからこそ、絵柄の魅力が際立つということもある。だからきっと、本作にとって主要キャラはドヘタでいいんです、きっと。神木君たちも、ヘタだからキャスティングされたんでしょう。なあんだ、そういうことか。




アニメって、やっぱり面白い。アニメは、日々進化しているのだ。アニメのターゲットは、常に思春期の少年少女であるべきだと思う。日本こそは、アニメの先進国。本作を見ていて、アニメの可能性というものの広がりを感じました。アニメには、無限の未来があるのだ。この作品を見て刺激を受けた思春期の少年少女たちは、また新たな扉を開いていくことでしょう。実に素晴らしい。


俺が少年の頃は、絵柄がヒドくても、声優の迫力でカバーしていた作品が結構あった。だから俺の世代は、声優にこだわったのかもしれない。それはそれ、昔は昔、今は今。アイドルの歌だって、ヘタな方が売れる時代があったしね。そういう意味で、今どきのタレント声優は、ヘタな方がいいのかもしれない。


だからこそ、今現在“声優の卵”としてがんばっている人たちを、俺は応援したい。キャラクターに最終的に命を吹き込むのは、あくまでも声優だと俺は信じているから。自分が声をあてて出演した作品に対して、胸を張れるような表現力を身につけるように、これからもがんばって下さい。


「時かけ」は、公開当初はわずか6館しか上映していなかったそうな。それを劇場で見られたのは幸運だったと今でも思います。本作と共通して描かれているのは、純粋な心と人のぬくもり。それは失われていたものじゃなく、忘れられていたものでもない。誰もが共通に持っている、確かなものなんです。


細田監督は、俺と同世代。この映画には、監督の人柄のよさが出ているように感じます。彼の才能は、きっと本物である。これからも、新しい世代を育てていく第一人者として活躍して欲しいと思います。楽しい夏祭りをありがとうございました。


疲れている日本人のみなさんに、この映画を贈ります。おめでたい国だと笑われても、腰抜けだとバカにされようとも、日本には、日本にしかないよさがあるのだ。日本人であるという誇りを持って、若者よ、胸を張れ!





【鑑賞メモ】

鑑賞日:8月18日 劇場:ワーナーマイカル新潟 21:25の回 観客:約40人

さすがに、若者が多かった。中には女性5人で来ているツワモノも。みなさん、とてもマナーがよかった。でも、ペットボトルの持ち込みは遠慮しようね。


【上映時間とワンポイント】

約1時間50分。(パンフに記述なし) 映画を見た後は、ぜひ花札で遊びましょう。


【オススメ類似作品】


「時をかける少女」 (2006年角川)

監督:細田守、原作:筒井康隆、声の出演:仲里依紗。やっぱり、コレを見ずしては細田作品は語れないでしょう。未見の人は要チェックです。奥華子が歌う主題歌もグッド。


「老人Z」 (1991年東京テアトル)

監督:北久保弘之、原作・脚本:大友克洋、声の出演:横山智佐。おねーちゃんがおっさんたちに支えられてがんばるアニメといえば、やっぱりコレでしょう。介護ロボットが暴走して、さあ大変!


「東京ゴッドファーザーズ」 (2003年ソニーピクチャーズ)

監督・原作・脚本:今敏、声の出演:江守徹。ホームレスを主人公にした、人情味あふれる秀作。実写で撮れるような素材を、わざわざアニメーションで製作した情熱がスゴい。本作は真夏ですが、こっちは真冬にご覧下さい。




AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2009-08-23

HACHI 約束の犬

テーマ:洋画

待つという行為は、美しい。 待たずにはいられない。 …待ちたいからこそ、待つのだ。


パソコンが故障したりしてずいぶん時間があきましたが、ようやく再開。2週間くらい何も書かなかったので、ほどよく記憶もスカスカになっていることでしょう。俺のブログはもともと信憑性に乏しいので、細かい点はどうかご容赦を。


渋谷の忠犬ハチ公の実話を、アメリカが映画化。日本映画の 「ハチ公物語」 のリメイクかどうかは微妙ですが、リスペクトしているのは確かのようです。


主演は、日本大好き俳優・リチャード・ギア。3年前、この映画のシナリオを読んだ彼は、感動して泣いてしまったそうです。翌朝読み返してまた泣いて、その日の夜に友人に内容を説明しながらまた泣いた。ホントにいい人なんですねえ。リチャード自身も愛犬家だそうな。


彼はプロデューサーも買って出て、来日して渋谷ハチ公の銅像にもあいさつに来てくれました。これは、日本人として見に行かねばならんでしょう。しかし驚いたことに、新潟県内ではほとんどの映画館が吹替版しか上映していない!おいおい、これは一体何ごと?リチャード・ギアの甘い声を封印したら、面白さが半減するじゃん!北大路欣也の声なんて絶対イヤだ。リチャードはこんな時代劇みたいなぶっとい声してないって!


県内で唯一、字幕版を上映していたのが、T-JOY長岡。ようし、行ってやろうじゃないの。ハチが俺たちを待っているんだ。家族3人で、長岡まで遠征するぞ!娘は、これで洋画字幕デビューだ!…待ってろよ、ハチ!


字幕版は、1日2回しか上映がない。昼12時の回を見ようと思って11時に到着したら、15日はなんと休映…あらら。夕方5時の回しかないとのこと。うっへー、こんなに早く着いたのに、あと6時間も待たないといけないの? …ようし、待とうじゃないの。だってハチは9年間もご主人様を待ったんだぞ!


というわけで、近くの映画館でちょろっと見に行くつもりが、一大イベントとなってしまいました。まあいいか、お盆だし、家族サービスだし。思い出にもなるし。お金をいっぱい使っちゃうけど、価値ある出費だ!




監督は、ラッセ・ハルストレム。脚本は、スティーヴン・P・リンゼイ。ドッグトレーナーは、ブーン・ナー。出演は、リチャード・ギア、わんこ、ジョーン・アレン、ケイリー・ヒロユキ・タガワ、サラ・ローマー、ジェイソン・アレクサンダーエリック・アヴァリ。


さて、映画ですが、シンプルでわかりやすい作品に仕上がりました。細かい点で少々難はあるものの、アメリカが撮った映画として考えれば、及第点と言っていいと思います。親切丁寧な演出だから、子供が見ても大丈夫。日本版に最大級の敬意を表した、心やさしい映画の誕生となりました。


出張から帰った大学教授パーカー・ウィルソンは、駅の近くで子犬を拾う。飼い主を探そうとするうちにすっかり情が移ってしまい、彼が飼うことに。名前は、首からぶら下げていた札に漢数字の “八” が記してあったことから、ハチと名づける。毎日出勤する彼を見送り、帰ってくる彼を駅で待つハチ。主人とわんこの幸せな時間は、夢のように過ぎていくのであった…。


主演は、リチャード・ギア。優しいまなざしと甘い声が魅力の男。俺は個人的に、彼はマッチョな役よりもソフトで繊細な役の方が似合うと思っています。だから、「愛と青春の旅立ち」 「ジャッカル」 「シカゴ」 は俺的にNG。「プリティ・ウーマン」 「キング・ダビデ」 はOK。でも一番好きなのは、「ジャック・サマースビー」 です。甘い声が、ミステリアスな役柄によくハマっていました。


日本映画では、黒澤明監督の 「八月の狂想曲」 に出演したり、「シャル・ウィ・ダンス?」(アメリカ版) で主演するなど、日本にとって縁が深い。彼の微妙な表情は、日本という国を理解してくれているから出せるんだよなあと、俺は勝手に思っています。本作の演技は言うことなし。素晴らしい名演でした。彼の新たな代表作となるでしょう。リチャード、ハチを愛してくれてありがとう。次は、時代劇なんかどうですか?


だけど、本作の真の主役は、ハチを演じたわんこかも。あの表情、タマらんですなあ。成犬となったハチは、3匹のわんこが演じ分けたそうな。マッチョな演技でなく、静かで繊細な演技。スバラシイ、これぞ日本のわんこ!愛犬家のみなさんはもちろん、動物があまり好きじゃない人でも、充分楽しめる映画だと思います。内緒で犬を飼っているコドモは、この映画が見たいとおねだりして連れて行ってもらい、帰り道で告白しよう!




俺は、犬を飼った経験がないので、わんこの魅力についてはよくわかりません。でも、人間同士にはない心の交流があるんだなということは、何となくわかります。秋田犬、柴犬といった日本犬は、他の国の犬にはない魅力が確かにある。これは、日本人のDNAがそうさせるのかと思っていたけど、アメリカ人がこれを理解してくれたことで、また世界が広がったように感じます。


映画は、パーカー教授とハチの関係に絞って進んでいきます。ムダな場面や余計なセリフも多いけど、本筋を逸脱していなければ、まあ問題ないでしょう。これはどうよ、と思えるシーンは、劇中のハチと一緒に無視しちゃいましょう。たぶん、いろいろ入れないと、映画がもたないと思ったんですね。アメリカ人はアクティブな性格だから、日本人みたいにじっくりと辛抱強く座っていられないのかもしれない。


アメリカ人の視点でハチの行動を見ると、とても興味深いものがあるんだと思う。世の中、人間の命令に従って曲芸をするわんこばかりじゃない。自分の意思で主人を決め、自分の行動美学にしたがって生きるわんこもいるのだ。


“忠犬” という表現がハチにふさわしいかどうかはよくわからない。だけど、主人にそうしろと言われて毎日駅に通ったわけじゃない。そうしたかったから、ハチは行動したんだと思う。いやいやながらしていたことだったら、そんなに長続きするわけないもんね。


実際のハチは、そんなにきれいな犬じゃなかったらしいけど、人々の記憶には美しく残った。それは、ハチそのものではなく、行動が美しかったからでしょう。当のハチが何を感じ、何を思っていたかはわからない。きっとこうだろう、と言うことはいくらでもできるけど、その想いは、ハチとご主人様の胸にしまっておきましょう。観客は、ハチの姿を見て、想像力を膨らませればいい。言葉にできないものを感じ取る能力もまた、日本人の長所であるはずだから。


この映画、字幕版を見て正解だったと思う。吹替版だったら、こんなに楽しめなかったかもしれない。妻と娘も面白かったと言って喜んでいました。お金がないから遠出はできないけれど、家族にいいプレゼントができて俺は満足。帰りが夜になったおかげで、どこかの花火も見られたので娘は大喜び。…わんこの力は偉大だ!


信頼関係というのは、簡単に築けるものではないけれど、一度結んだらそれは強い絆となる。周りが何と言おうと、状況が変わろうと、決して揺らぐものではないのだ。相手を信じるということは、自分を信じることにもつながる。人の心の中には、大きな力がいっぱい秘められているのだ。面白いねえ、人間って。




ちなみに、新潟にも忠犬タマ公という有名な銅像があります。こちらは、救助犬として活躍した犬。興味ある方は、調べてみて下さい。「南極物語」 のタロ、ジロとともに、人々の記憶に残るわんこたち。「花咲かじいさん」だって、ここ彫れワンワンって教えられて面白い人生を生きたんだし、「桃太郎」の第一弟子はわんこだ。


世界名作劇場のアニメでは、「フランダースの犬」のパトラッシュ、「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフ、「牧場の少女カトリ」のアベルなど、主人公と友達以上の関係のわんこはいっぱいいます。そういえば、「黄金の犬」なんていうドラマもあったなあ。人間とわんこの関係って深いんですね。


本作は、“泣ける映画” という宣伝文句で公開中。そう言われるとかえってシラケてしまうもんですが、ここはひとつ、泣いた方が得です。涙を流すとストレス物質が放出されるので、心も体もスッキリ。人がどう感じようが、自己中心的かつ積極的に泣きましょう。はっきり言って、泣いたもん勝ちです。 …うぇ~ん、ハチがかわいいよう。




わたし待~つ~わ、いつまでも待~つ~わ。たとえあなたが旅立ってしまっても。待つわ、待つわ、いつまでも待つわ。気がすむまで待つわ。わかってる。でも待たずにいられない。だからそっとしておいて。自分の答えが見つかるまで、こうしていたいの。 (…あれ、ハチってオスだっけメスだっけ?)


ハチはきっと、ご主人様が大好きだったんでしょう。ハチにとってのご主人様は、生涯ただ一人。ハチは、ご主人様がいいんです。ご主人様じゃないとダメなんです。ご主人様のステキな声じゃないと燃えないんです。ああ、ご主人様、あなたの魔法の杖が恋しい。ご主人様の太くてたくましいファイヤースティックが黒光り…ってそういう映画じゃないってば!





【鑑賞メモ】

鑑賞日:8月15日 劇場:T-JOY長岡 17:45の回 観客:約50人

俺の隣にいた女性が、持ち込みで菓子食ってました。ムシャムシャバリバリ…途中からメソメソグシュグシュ…そしてバリバリモシャモシャ…グスグスメソメソ…ねえちゃん、どっちかにしようよ。


【上映時間とワンポイント】

1時間33分。エンドロールでは、メモリアルシーンが流れます。涙腺の弱い人は、ハンカチかミニタオルを持って行きましょう。


【オススメ類似作品】


「ハチ公物語」 (1987年松竹)

監督:神山征二郎、原作・脚本:新藤兼人、出演:仲代達矢。東宝が「子猫物語」をヒットさせた翌年に、松竹がわんこ映画を公開。この映画を見た時は、俺はまだ20歳で東京にいました。映画では、前足を八の字に踏ん張って立っていた姿を見て、ハチと命名。こっちのハチは、ちゃんと駅でヤキトリ食ってます。


「マリと子犬の物語」 (2008年)

監督:猪股隆一、出演:船越英一郎。新潟県中越地震が起きた時の実話の映画化。カラダを張って家族を守るマリもすごいが、“号泣少女” 佐々木麻緒ちゃんもすごかった。生き物の生命力って素晴らしいですね!


「ほえる犬は噛まない」 (2000年韓国)

監督・脚本:ポン・ジュノ、出演:ペ・ドゥナ。わんこ絡みの爆笑コメディ・サスペンス。ただ、愛犬家の人は激怒するでしょう。シャレのわかるプロの観客にオススメ。元気のしるしは、黄色いパーカー。ちなみに本作の主役であるパーカー教授とは、何の関係もありません。


「K-9 友情に輝く星」 (1989年アメリカ)

監督:ロッド・ダニエル、出演:ジェームズ・ベルーシ。アメリカのわんこ映画も1本ご紹介。警官と麻薬捜査犬名コンビが、凶悪事件を解決していきます。わんこはシェパードで、名前はジェリー・リー。




AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2009-08-10

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

テーマ:アニメ・特撮

着せ替えライダーと、ゆかいな仲間たち。 …ひたすらバカで笑えます!


平成ライダーが10周年だそうで、現在放映中の 「仮面ライダーディケイド」 が劇場映画になりました。“decade” とは、ギリシャ語で “10” を意味する言葉。名前からして、平成ライダーを総括するようなイメージですね。仮面のデザインは、ゆで卵を輪切りにする道具に似ています。今年も、家族3人で見てきました。娘は最近、スーパー戦隊よりもプリキュアよりも、ライダーが面白くなってきたそうな。


いつものことですが、TVはたまにチラチラ見るくらいなので、内容はよく知りません。確か、平成ライダーのそれぞれの世界がパラレルワールドになっていて、ディケイドがそれぞれの世界を旅して、出会ったライダーと一緒に戦う、というような話だったかな。フーテンのディケイドは、通りすがりのライダーとして、それぞれの世界でコスプレをしながら戦う。言わば “なんちゃって着せ替えライダー” といったところでしょうか。


しかし、つい先日たまたま見たら、何とBLACKが出ていた。あれれ、いつの間に昭和までいっちゃったんだ?しかも倉田てつを本人が再登場しているし、アポロガイストなんかも出ている…おいおい、何だか方向性がおかしくなってきてないか?この時点ですでにディケイドじゃないじゃん!38年も一気にやるのはいくらなんでもムリじゃないの?


劇場版ディケイドは、歴代ライダー総登場だそうです。ポスターに写っているライダーを数えたら、ざっと25人。しかも、敵は大ショッカーだそうな。うわー、こりゃあ行かねばならん。気になるので、初日に見ちゃいました。 …さて、今どきのライダー事情は?




監督は、金田治。出演は、井上正大、村井良太、森カンナ,戸谷公人、石橋蓮司、大杉漣、GACKT、荒井萌、大浦瀧宇一。友情出演で、あの人とあの人がちょこっと出てきます。声優さんにもご注目。


さて、映画ですが、昔なつかしい東映まんがまつり風の、テキトーな作品に仕上がりました。何も考えなくていいので、気楽にご覧下さい。ちなみに、同時上映のシンケンジャーは、わずか20分で終了。だから内容は省略します。映画館によっては3Dで見られるそうなので、その分短くしたとか。戦隊といいライダーといい、徹底的なテキトーぶりです。


主人公の士(つかさ)は、歴代ライダーの世界を旅しながら、記念写真をバシバシ撮っていた。しかし今回は、何だか見覚えのある世界。『…そうだ、ここは俺の世界だ!』 失われた記憶が甦るとともに、行動を開始する士。…はたして、彼の正体は?




ディケイドというキャラの面白さは、人と距離をおいて存在するというスタイルにあると思います。どの世界にも自由に行けるけど、決して人と交わらない。その中立的なポジションが、その世界のライダーを立てるわけですな。自分は捨て石となって、大きな目的を達成していく…おお、なかなかカッコいいじゃありませんか。


そして今回は、ようやく自分の世界で決着をつける時が来た、というわけですな。今までの謎が一気に解決…と思いきや、以外にショボかったですね。まあ、内容については劇場でご確認下さい。


今回の見どころは、何と言っても大ショッカーでしょう。地獄大使に扮するのは、大杉漣。オリジナルでは金銀キラキラおやじでしたが、今回は真っ黒。まるでゴキブリですな。で、死神博士に扮するのは、石橋蓮司。あんた、おやっさんだろ!でも彼なんですねえ。いきさつは劇場でご確認下さい。2人とも、楽しそうに演じていました。ダジャレ合戦は爆笑モノなので、オールドファンは見逃すなかれ。(これで、今夜のツマミは決まり!)


ガラガランダ、イカデビル、ジャーク将軍、ショッカー戦闘員、シャドームーン…ああ、懐かしいなあ、カッコいいなあ、カッコ悪いなあ。そしてあの “大物” も登場。まさに、ライダー祭り。


そして、何と新ライダーも登場。名前は、仮面ライダーW。キリンの発泡酒みたいですな。しかしまあ、斬新なデザインだこと。個人的には、このデザインはかなり恥ずかしいなあ。これ、9月から放映開始だとか。じゃあ、ディケイドは今月で終わりなの?ディケイドのデザインもヒドいと思いましたが、こっちの方がもっと不安だなあ。まあ、コドモが見てカッコよければ問題ないですが。



欲を言えば、ヒロインの夏海ちゃんには、できればタックルになって欲しかったなあ。すごく立派なフトモモをしているので、使わずにおくのはもったいないでしょう。敬語を使って警護してもらいなあ、うっふっふ。 (パンチラハイキックは、薄い黄色でお願いしたい)


とにかく、小ネタが多い映画です。ネタバレしたくないので詳細は省きますが、40代以上の人は笑いのツボにハマるかもしれませんので、どうかお楽しみに。短い時間の中に、色んなものを無理矢理詰め込んだサービス精神は特筆に価します。そうか、ヒーローを愛する人は、大らかになれっていうメッセージなんですね。




仮面ライダーは、孤独なヒーローである。ダークな部分を自ら背負って戦う男。誰からも認められなくても、忌み嫌われても、戦い続ける。そうすることが大切だとわかっているからだ。戦隊ヒーローものとは、そこが根本的に違う。だから俺は、ダークなヒーローが好きです。孤独だからこそ、見えてくるものがある。孤独な戦いをしているからこそ、本当の仲間の価値がわかる。人の悲しみがわかるからこそ、笑顔の大切さもわかる。


男は、自分の欲望のみに生きてはいけない。ひとりよがりの正義であってはならない。ディケイドは、本作の中で大きなことに気がついたはず。役者がヘタなのはさておき、歴代ライダー達から、何かを学んだことでしょう。彼らがどうして不滅なのか、その意味をもう一度考えて欲しいと思う。仮面ライダーの一員として。いつまでも、人のフンドシで相撲とってんじゃないよ。カッコだけ真似ても、中身がともなわなきゃね。


ライダーのコスチュームは、身も心もしっかりライダーになってこそ、真の力を発揮するのだ。そういう意味では、ライダーを愛する者は、みな仮面ライダーであり、みんな自分だけのライダースーツをすでに着用しているのだ。自分の生きる世界において、愛する者を守り、戦い抜くことがライダーの宿命。そのために、己のベルトをしっかりと磨いておこう!


孤独な戦いの中で出会った仲間こそは、一生の宝。力を合わせてダブルライダー、強大な敵もなんのその。俺たちゃライダー、スーパースター、黒のスーツでキマッたぜ。元気ハツラツ、オロナミンC。


昭和ライダーも、平成ライダーも、それぞれに長所がある。世の中がどんな状態であろうと、ヒーローは不滅なのだ。困難な壁は、ライダージャンプで飛び越えろ。群がる敵にはライダーチョップ。心が行き詰まったら、変身ポーズでスイッチオン。ストレスの風圧はベルトで受け、正義の力に変換せよ。われらを狙う黒い影、わが友狙う黒い影、わが街狙う黒い影、そして、わが心に棲む黒い影……敵は、あらゆるところに潜んでいるのだ。


誰かが君を愛してる。誰かが君を信じてる。誰かが君を求めてる。どこかで…どこかで。力と技の風車が回り、額に輝くVとV。目には目を、歯には歯を。正義のためなら鬼となる。突っ走れ!空を飛べ!天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ!怒りをこめてブチ当たれ!ショッカーどもをブチのめせ!



…男は、いつも心に変身ベルト。どんな敵にも、ライダーキィィィィック! (ショッカー万歳!)





【鑑賞メモ】

鑑賞日:8月8日(土) 劇場:ワーナーマイカル県央 17:10の回 観客:約60人

1人だけやたらとテンションの高いお子様がいました。いいねえ、キミはショッカーがスカウトしよう!


【上映時間とワンポイント】

1時間10分。シンケンジャーが20分なので、合わせて1時間30分。どうせなら、もう1本プラスして東映まんがまつりにしちゃえば?キカイダーとか、イナズマンとか、ザボーガーとか…うっしっし。


【オススメ類似作品】


「仮面ライダー THE FIRST」 (2006年東映)

監督:長石多可男、出演:黄川田将也。やっぱり好きなんだなあ、これ。ビンボーになってDVDもいっぱい売ったけど、これは手放さなかった。コスチュームといい、設定といい、戦い方といい、仮面ライダーの原点がちりばめられた傑作です。1号ライダーと2号ライダーが登場。あまりのカッコよさに涙が出てしまいました。男心がシビレる1本。


「仮面ライダー THE NEXT」 (2008年東映)

監督:田崎竜太、出演:黄川田将也。主演の2人はそのままに、今度はV3が登場。ホラーチックな場面も増え、薄気味悪さも倍増。まさに、ダークなライダーワールド。死にそうでなかなか死なない2号ライダーが笑えます。


「仮面ライダー対ショッカー」 (1972年東映)

監督:山田稔、出演:佐々木剛、藤岡弘。記念すべき仮面ライダー劇場版第1作。東映まんがまつりの中の1本で、上映時間は32分。タイトルの字体が、本作にまんま受け継がれています。登場怪人は、死神博士、ザンジオー、ユニコルノス、再生アリガバリ、再生サボテグロン、再生ドクガンダーなど。ちなみに2作目になると、地獄大使が登場します。



いいね!した人  |  リブログ(0)
2009-08-05

真夏のネタ探スペシャル ~人喰いザメ編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

毎度おなじみ、ネタ探でございます。スペシャルなんて言っても、やってることはいつもおんなじじゃねえかと言われそうですが、俺がスペシャルと言ったらスペシャルなのだ!


夏といえば、やっぱり人喰いザメでしょう。今どきはどんな邪悪なシャークがいるのか、いざ探検!




「シャーク・イン・ベニス」 (2008年アメリカ)


水の都ベニスに、何と人喰いザメが出現。水路って、狭くて泳ぎにくそうですが。主演は、スティーヴン・ボールドウィン。若い頃はそれなりだった彼も、すっかりおっさんになりました。メタボ・ボールドウィンといったところか。役柄は、アメリカの大学講師。教え方がさまになってないところもさすがです…やる気ねえだろ、おっさん!


ベネチアで水路を調査している父親が事故に遭ったと知らせを受けて、婚約者である同僚の女性とともに出発。遺体を確認して愕然とするボールドウィン。 『…これはスクリューに巻き込まれたんじゃない。サメの仕業だ!』


軍の大佐が言うには、『…彼は無許可で潜水していた。調査してもいいが秘密保持の契約書にサインしろ。それから、この女警部補が同行するのが条件だ。はっきり言っておこう、ベネチアにサメはいない!』 市民の動揺を避けるために、知らんぷりというワケですな。


調査で潜ると、早速サメが登場。ダイバーの1人が食われて絶命。ボールドウィンも噛まれたが、何とか逃げ切る。はあ、あんなブヨブヨした体型で逃げ切れるもんでしょうか?ははあ、さてはもうお腹いっぱいだったんでしょう。ボールドウィンは、謎のトンネルを発見。財宝を見つける。これはしめしめと、ブローチを1個失敬するボールドウィン…教師がコソ泥すんじゃねえ!


ボールドウィンが帰ろうとすると、再びサメが襲ってくる。しかし彼は、何とナイフで応戦!『…うりゃあ!』 サメと格闘するボールドウィン。両者の血が入り乱れて、海水が真っ赤に染まっていく…。気がつくと病院のベッドの上。婚約者の話では、大量の出血をして2日間眠っていたらしい。でも包帯とか全然巻いてない。普段着で寝てるし。


ボールドウィンは、彼女に言う。『…実は、財宝を見つけたんだ。』 胸を探るが、ブローチがない…ってあるわけねーだろ! 『…おい、俺のダイビングスーツはどこだ?』 (爆笑) …ああ、こんなバカに教わる生徒が気の毒だ。


『…ちぇっ、つまんないからもう帰る。』 すぐに退院し、普通に病院の廊下を歩くボールドウィン。さすがバカは回復力が早い。これなら、手足の1本くらい食いちぎられてもすぐに生えてきそうだ。すかさず、怪しい男に声をかけられる。『…我々のボスが、あなたに会いたいと申してます。』


父親が探していたのは、十字軍が残したソロモン王の伝説の財宝だった。メディチ家の秘密の地下室がうんたらかんたら…で、出資していたのはマフィアのヒゲおやじ。いかにもなマヌケ面です。これならバカボールドウィンでも勝算があるかも。ボールドウィンがくすねたブローチは、彼がくすねていた。ああ、セコい。 『…財宝の10%をやるから我々に協力しろ。』


『…絶対にお断りよ!』 婚約者の彼女はきっぱりと言う。立ち去った2人であったが、ボールドウィンは 『…でもやっぱり引き受けようかなあ。親父の命懸けの夢をかなえてやりたいし…。』 『…イヤよ、やるなら別れて。』 『…わかった。やっぱり帰ろう。』 しかし、あっさり彼女が誘拐されてしまう。『…取り戻したければ、言うことを聞け。』 


一方、街ではサメが派手に一般人を襲う。名物ゴンドラ真っ二つ!大勢が目撃してるんだけど、ベニスにサメはいないんですね。食われた人はみんな、行方不明者として処理。ボールドウィンはホテルに軟禁され、行動を束縛される。しかし、夜中に賊が窓から侵入。ユルい格闘の後、廊下に出て逃亡。マフィアの銃撃がドヘタ。ボールドウィンはフツーに走ってるのに全く当たらない(苦笑)。でも警官はあっさり撃たれる(爆笑)。ホテルの正面玄関から堂々と逃げていく犯人。ホテルボーイのマヌケな驚き方…ああ、もう涙なくして見られない!


ボールドウィン逃げる。ゆっくり走る。一応、さっきまで重傷だった男。退屈な鬼ごっこした挙句に、悪人がチェーンソーを起動。ブイ~ンとゆっくり振り回すと、ボールドウィンが持った椅子とぶつかってガイ~ン。段取りもテキトーですが、ボールドウィンにとってはとても危険なシーンなのだ。もういいや、とりあえずがんばれボールドウィン!


ボールドウィンの猫パンチが炸裂し、悪人はKO。胸ぐら掴んで揺さぶって、『…彼女の居場所を言え!』 さらに電動ノコでウィ~ンと脅す…ああ、やっぱり泣けるなあ。『…桟橋に停泊している船の中だ。』 白状して気を失うバカ男。『…ようし!』 意を決したボールドウィンは、すぐさま船を発見。ずいぶん近いなあ、ベニスって狭いんですね。


で、船の中に入ったボールドウィンは、そのままあっさり誘拐されてしまう(爆笑)。ダメじゃん!少しは考えようよ、おっさん。 『…彼女の命が惜しければ、財宝を取って来い!』 やっぱりこのおっさん、相当アタマ悪いみたい。


実は、サメはマフィアおやじが持ち込んだものだった。子供のサメを運河に放したら、成長して出られなくなったらしい(爆笑)。 ウルトラ能天気な設定ですな。『…サメで沿岸警備隊が騒ぎ始めたから、あと1時間しかないぞ。』 どんな計算なのかわかりませんが。ついでに、女警部補はグルでした。あ、そんな女もいたっけ。


『…気をつけてね。』 しばしのお別れキスをして、ボールドウィン出撃。数人の手下ダイバーと潜るが、途端にサメ登場。出番をちゃんと心得ている律儀なサメですね。次々と食われる手下ダイバー達。『…野郎!』 水中銃で応戦。サメ爆発。…もしかして、ミサイル?


ボールドウィンと手下1人だけ財宝に到着。『…見つけました!奴はどうしますか?』 『…始末しろ。』 おいおい、手下1人でこれ全部運べないよ。サメまだいっぱいいるし、大体、1時間しかなかったんじゃないの? 財宝を全部運んでからゆっくり殺せばいいのにねえ。で、ボスは応援の手下を向かわせる。でも、やっぱりサメに食われて1人だけ到着…お前ら、学習能力ゼロか?


またしてもユルい格闘。至近距離で銃当たらない銃。そのうちに、中世の剣と盾で安いチャンバラがあって、トラップでマフィアの手下は絶命。応援に来た手下も爆発に巻き込まれてあっさり死ぬ。あ~あ、何しに来たんだか。


ボールドウィン戻る。『…お前の手下は全滅だ。あきらめろ!』 ヒゲボスは人質に銃をつきつける。『…うるせえ、財宝はどこだ!』 『…彼女を放せば場所を教える!』 『…交渉など無駄だ!』 『…知ってんのは俺だけだぞ!』 『…早く言え!我慢にも限界があるぞ!』 うーむ、すっかり小学生レベルの会話。で、ボールドウィンはあっさり白状してしまう(爆笑)。…ダメじゃん!


『…ありがとう、用は済んだ。…撃て!』 テメエで撃ちゃあいいのに、わざわざ手下に命令するヒゲボス…あ、手下ってまだいたんだ。余計なことするからタイムラグができて、手下は銃を構えた途端に撃たれる。撃ったのは、女警部補だった…あ、そういえばこんな女もいたっけ。裏切りの裏切り、ということですか。『…殺しはもうたくさん!』 と言い放つ女警部補。さすがのヒゲボスも驚いて、『…気は確かか?』 おいおい、あんたが言うなって。『…援助しただろ?』 『…もう不要よ。』 『…俺を撃つ気か、このメス豚が!』 ああ、ことごとく裏切られるかわいそうなヒゲボス。…まあ、バカだからしょうがないか。


ボスが銃を下ろすと、後ろからもう1人手下が発砲。女警部補あっさり撃たれる。そこから、ボールドウィンとヒゲボスの、最後のユルい格闘。ローテンションのクライマックスだ!婚約者の姉ちゃんがゆっくり銃を拾って構える。手下のマシンガンは全然当たらないのに、姉ちゃんの撃った弾丸はあっさりヒット(泣笑)。おっさんたちは格闘しながら水中にドボン。…サメくん、ボールドウィンの方がうまそうだよ。


大佐が到着。兵士たちが現場に踏み込む。ユルい銃撃戦バキューンと水中モガモガ。ボールドウィンは助かって、ヒゲボスはサメに食われる。やっぱりボールドウィンって、食ったらマズいんですね、きっと。


テロリストは全滅。全員御用。女警部は決まりが悪そう。『…彼女は、命懸けで我々を救ってくれた。英雄ですよ。』 と証言するボールドウィン。大佐は言う。『…ベネチアにサメはいない。忘れるなよ!』 …あくまでもそれを貫くんですね、ご立派です。


気が緩んだボールドウィンは、くすねたネックレスをその場で彼女にプレゼント。まだみんなが周りにいるのに、いい度胸だねえ。コソ泥教師は、どさくさにまぎれて盗品でプロポーズ。彼女が何て言うのかと思ったら、 『…ベネチアに新婚旅行はイヤよ。』 …お前ら、やっぱりサメに食われちまえ!


警備隊のボートがサメに襲われる場面が一瞬映ったところで、映画は終了。…これじゃあ、ベネチアに観光客が来なくなっちゃいますね。


パッケージのキャッチコピーは、 『…水の都を食い尽くせ!』 でした。これじゃあ、「食べ歩きガイドブックinベニス」 ってところですね。でなきゃ、街をまるごと喰っちゃうような、サメ怪獣をだせっつーの!





「凶悪海域 シャーク・スウォーム」 (2008年アメリカ)


主演は、ダリル・ハンナ。かつての人魚姫も、もうすっかり老けてしまいました。娘役の女の子が、ちょっと痛い。母親の方がキレイに見えるように苦心したキャスティングと言えるでしょう。はっきり言って、かえって逆効果だったように思えますが。


産業廃棄物を海に捨てる悪徳業者のせいで、漁業は不振だわ、奇形の魚はいるわで海岸の街は大打撃。そこへ、ある金持ちオヤジがリゾート開発のためにやって来た。街が活性化すればとシッポを振る賛成派と、業者に疑念を抱く反対派の対立…うんぬんの物語。汚染物質のせいで、普段はおとなしいサメが凶暴になったらしい…グエムルみたいですな。


パッケージの説明では、10000頭のサメが人を襲うとなっていますが、12頭くらいしかいなかったように思います。しかも、CGだからちゃっちいこと。むしろカワイイかもしれない。とにかく、迫力なし。しかも、2時間45分もある長丁場。たぶん、TVドラマの全編と後編をくっつけたんでしょう。途中で “次回に続く” と出た時はどうしようかと思いました。


発電所の汚泥流出を防ごうと、海に潜ってパイプの継ぎ目を溶接しようとして、サメに食われる職人ダイバー。 海岸で、泳げない女の子に教えていて食われる女教師。子供の話を聞かないバカ親。無人の船に大きな穴があいていて、デカい歯がささっていても、『…巨大魚かな?』 サメが目の前にいるのに、『…デカいマグロだろう。』 なんて言ってます。なるほど、サメ映画には欠かせない能天気野郎がたくさん登場しますなあ。


極めつけは、陸に打ち上げられたサメが人に噛みつく!ようやく異変に気がついた頃にはもう遅かった。次々と食われていく街の人々。リゾート開発のパーティーは、サメ御一行様の、人間食い放題バイキングパーティになってしまいましたとさ…トホホ。


主人公のおっさんは、大学教授が考案したパルス銃で対抗。ポスポス音がするだけで、さっぱり盛り上がりませんなあ。わあわあ騒いでいるうちに、サメご一行様は、いなくなっちゃいました。きっと、お腹がいっぱいになったんでしょう。尺が長いわりには、何となく終了してしまいました。予告編では、『…恐るべき進化をとげた悪魔の軍団!』 なんて言ってましたが、サメが進化したというよりは、人間が退化したと言った方がよろしいかと。


ちなみに、上記の2本のDVDは、「凶暴!凶悪!人喰いザメ・セット」 というタイトルで発売中。まあ、つまらなさとガッカリ度は確かに凶悪レベルかと思います。 …俺が食い殺したろか!





いいね!した人  |  リブログ(0)
2009-08-04

7月の反省

テーマ:エッセイ

【今月行かなかった映画とその理由】


「アマルフィ 女神の報酬」

ワンピースの主役が修道院に入る映画かと思ったら、全然違いましたねえ、尼ルフィ…。うーむ、苦しいダジャレを言ってしまって恥ずかしいのでパス。(なんじゃそりゃ)


「ごくせん THE MOVIE」

女センセイが、言うことを聞かない生徒たちを、腕っぷしにモノを言わせて子分にしてしまう映画ですな。…そんなことは、全部まるっとお見通しだ!


「モンスターVSエイリアン」

絵柄がキモチワルイので、どっちもモンスターだと思います。これを3Dで見たら、嘔吐しちゃうかもしれないなあ。そういう意味で、見るのがコワい。


「アイス・エイジ3」

マンモスの顔が情けないのでパス。


「機動戦士ガンダム 三部作一挙上映」

うわー、行きてえ。でも劇場が遠い。しかも1本ずつ料金払うの?えっ、一週間限定?残念ながら行けませんなあ。





夏休みということもあり、世の中は子供向きと女性向きの作品ばっかりになっちゃいました。これじゃあ、俺なんかの出る幕ないなあ。というわけで、今月見に行った劇場映画は全部で5本。まあ、最後のハリポタはオマケってことで。


7月25日のアクセス数が、何と1010でした。今年の最高値です。どんな人が来たんだろう?普段は150~200くらいなので、びっくりしてしまいました。恥ずかしいので、どうかそんなに来ないで下さい。


ウチのブログは、記事を書こうが書くまいが、アクセス数は大体おんなじ。最新記事よりも、過去の記事を見ているんでしょう。7月の検索ワードでは、シャッフルが一番多かったみたいです。DVDが出たり、TV放映があったりすると、翌日くらいに見に来てくれる人がいるのかな。いらっしゃいませ、初めてのお客様。


映画という趣味は、そんなに金のかかるもんじゃない。昨年までを考えると、いっぱい見過ぎたのかもしれません。数多く見ればいいというものでもない、って最近は思うようになりました。だから、今回の不況でいろいろ勉強させてもらってます。


境遇を呪うよりも、それをきっかけにして運命を切り開くことを考えたい。ピンチはチャンス、人生の楽しみ方は無限。人の役に立つ文章は書けないけれど、サムライの名前に恥じない言葉を残していきたい。人に媚びて嘘を書くよりも、自分に正直に書いて怒られる方がずっといいから。


もともと社交的な生活は苦手なので、社交辞令とか形式上の付き合いがうまくできない性格。商売でやってるわけじゃないので、必要以上のサービスは控えたい。だから、ネット上の付き合いが未だに苦手です。ブロガーとしては失格かもしれないけど、俺の精神衛生上は、このスタイルが楽なんです。


何でも、長く続けるのにはコツがあるのだ。好きな世界だからこそ、自分のやりたいスタイルでやりたい。余計な力を使うと、書くことがおっくうになってくる。はりきって精力的にがんばってたブロガーが、突然やめてしまうことはよくある。友達や恋人を作る目的で始めて、達成してやめるならそれもいい。でも、俺の場合は違う。


もちろん、仲間は多い方がいいけど、いろんな人の面倒は見きれない。だから、適度に距離を置いた関係でありたい。それが本音。俺がいつかこの世を去ってから、実は映画熱で育って映画の道に進むようになりました、なんて人が1人でも誕生してくれたらうれしい。俺の書いた言葉が、読者の生活を潤すことになればなおうれしい。


名も無い素人の幼稚な文章が、誰かの人生に影響を与えたら、それはとてもすごいこと。それこそブロガー冥利につきるというものです。えっ、いい気になるなって?まあいいじゃないですか。想像するのは自由ですから。


まだまだ人生は続く。だから、生きた分だけ映画を見る。最近視力がちょっと落ちてきたみたいだけど、メガネを買うお金がないのでもう少し我慢。歯医者にも行かなきゃいけないんだけどもう少し我慢。飲み屋にも行きたいけどもう少し我慢。稼げるようになるまでDVDを買うのも我慢。 …大丈夫、まだ何とかなる。


そう簡単にはくたばらんぞ。映画の神様はまだ俺を見放していない。1ヵ月に1本になろうが、1年に1本になろうが、映画熱は終わらんぞ。アメーバブログがクラッシュしてデータが飛んだとしても、新しい居場所を見つけてきっと再生してみせる。そんな風に強がっていなきゃ、男はもたんのです。


根本的な生命力は、男より女の方が優れていると思う。男は、夢やロマンがないと、生きていけないのです。少なくとも、俺はそう。能天気な冗談やダジャレを言うくらいの心の余裕ってやつを、いつも持っていたいもの。


どうも、オヤジになるとグチっぽくなっていけませんね。でも、仕方ない。エネルギッシュで前向きな若者ではないんだから。必要以上に強がったりせず、等身大の自分を表現できるようになりたいって思います。


いつも言うことですが、映画熱の読者のみなさんは、きっと人格者だと思います。そして、文章を読み取る力に長けていると思います。こんな読みにくくて長い文章を、ケータイで読んでいる人もスゴいと思います。そういうスバラシイ人たちの見えない力に支えられて、ここまで続いたのかもしれませんね。


生活は苦しいけど、希望は捨てない。過去は変えられないけど、未来なんてどうにでも変化するもの。次は、どんな映画に出会うのか、それが一番の楽しみ。


力の限り、映画熱。あなたとわたしの映画熱。では、8月もがんばります。どうぞよろしく。




いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。