FUJITA'S BAR
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2007-06-30

6月の言い訳

テーマ:エッセイ

【今月行かなかった映画とその理由】


「その時は彼によろしく」

長澤まさみの演技を一度くらい見てみたいのですが、今回もどうかなあと。まあ、気が向いたら行くかもしれないので、その時はよろしく。


「ラッキー・ユー」

ドリュー・バリモアは、この間 「ラブソングができるまで」 で見たばっかりだしなあ。似たような題材だし、やっぱりいいや。


「舞妓Haaaan!!!」

阿部サダヲって、名脇役だけど、主役としてはどうかと。ヒロインがシバザキ星人なのも気に食わん。野球拳で勝っても、お前、脱がなくていいよ。見たくねえから。


「ラストラブ」

古畑任三郎と海猫が、海外で恋に落ちました。どうぞ、勝手にやりまくって下さい。


「Watch with me ~卒業写真~」

羽田美智子が出るのは魅力的なんだけど、題材が暗そうなので、気分的にパスします。




今月見に行った劇場映画は、全部で11本。今年の累計は、59本になりました。なかなかいいペース。


最近の映画は、当たりハズレが大きいような気がする。期待したものがあまりなかったことと、不安だったものが意外といい出来だったりしたことが、結果的にラッキーだったかも。


巨匠の手掛けたものがことごとくコケて、新人や若手の方がいいものを作ったイメージが強いですね。俺が思うに、ベテランであろうとなかろうと、いいものを作る姿勢が、作品に表れるということなんだと思います。そういう意味では、メル・ギブソンとデビッド・フィンチャーはエラい。


あ、そうそう、「鉄コン筋クリート」 のDVDを買ったんですが、劇場で見た時と全然違って、何だかショボかった。これはしょうがないですね。蒼井ちゃんも、声優としてはやっぱりヘタですね。


でも、だからといって、劇場で見た興奮が色あせることはないんです。あの時、ストレスに押しつぶされそうになった俺の心を、この映画が大空に飛ばしてくれた。だから、この映画は俺にとって傑作なんです。映画館で見てよかったなあ。


年令とともに、映画の好みも変わっていくのかな。40代に突入しても、やっぱり俺は俺。自分の見方を貫きたいと思います。では、来月もよろしく。  (桑畑四十郎)

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2007-06-30

クレイモア アニメも面白い

テーマ:TV

新潟では未放映ですが、同級生のY君が入手してくれたおかげで、見ることが出来ました。持つべきものは友達ですね。


出来は、なかなかいいです。原作のイメージを損なわぬよう、細心のこだわりが感じられます。シンプルでいて、熱気がある。


制作は、あのマッドハウス。声優もプロがやっているおかげで、雰囲気がいい。これなら、オススメできるレベルだと思います。


ただ、個人的には、クレアの “猫目” を強調して欲しかったなあ。マンガの絵柄には、やっぱり勝てんか。


登場人物の中で、俺の一番のお気に入りは、微笑のテレサです。彼女、他のどんなクレイモアよりも魅力的。たぶん、B型じゃないかと思えるほど、クールビューティ。惹かれちゃうんだよなあ、この女。主役を際立たせる役目を、充分担っていると思う。


エンディング・テーマ 「断罪の花」 は、なかなか名曲です。さっそくCD買っちゃいました。


現在、第8話まで見たところ。このクオリティを維持して、ガンガンやって欲しいですね。


妖魔ハンター、女サムライ見参。 …斬って、斬って、斬りまくれ! テメエの人生、切り開け!



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2007-06-29

憑神

テーマ:邦画

悪ノリがたたって、トホホ映画になりました。 …降旗監督、何か憑いていませんか?


日本映画界の重鎮・降旗康男監督の最新作。今回は、コメディです。原作は、浅田次郎。ぽっぽやコンビですな。


出演は、妻夫木聡、西田敏行、香川照之、夏木マリ、佐々木蔵之介、鈴木砂羽、石橋蓮司、江口洋介、佐藤隆太、赤井英和、森迫永依。原作者の浅田次郎と、最近亡くなった鈴木ヒロミツもちょっと出ています。


さて、映画ですが、スベリっぱなしで、見ている方が何だか恥かしくなりました。降旗監督は、お笑いの才能は乏しいと感じました。間が大きすぎて、どうも疲れてしまう。こういう映画、苦手だなあ。これみよがしに笑えって言われてるみたい。


己の不運を呪いながら、無意味な時間を過ごす若い侍。泥酔状態で出世を願っておまいりしたら、貧乏神が出てきてさあ大変。自らが招いた災いを、受け止めるのか、それとも誰かに振るのか? …男の生き様、どう貫くべきか。


主演の妻夫木聡は、今回も微妙な演技でした。この映画で新境地を開拓したそうですが、そもそもあんたが開拓したものって何?中途半端な熱演は相変わらずです。これじゃ、「どろろ」 とキャラかぶってます。


西田敏行は、貧乏神の役ですが、これまた 「ゲゲゲの鬼太郎」 の輪入道とおんなじキャラ。江口洋介は、「戦国自衛隊1549」 の時代にそのまま残ったという感じ…えっ、勝海舟? ははあ、こりゃきっとニセモノですね。本物はきっと殺されているんでしょう。


まあ、キムタク星人の 「武士の一分」 よりはマシですが、主人公の魅力のなさはいい勝負。お叱りを覚悟で言いますが、妻夫木聡は、これでヘボ役者決定となりました。ご愁傷さまです。


TVドラマ 「ちびまる子ちゃん」 で初代まるちゃんを演じた森迫永依ちゃんは、確かにかわいい。でも、それだけ。セリフの言い回しを、よく聞いてみて下さい。会話というのは、相手の言葉を聞いて、考えてから答えるもの。でも、彼女は、このセリフの後にこう言おうっていう気持ちが全面に出過ぎている。だから、機械的な言葉になってしまう。彼女のかわいさは、じいちゃんが孫の学芸会見に来ている感覚であると思う。錯覚に注意。


監督のコメントは、“若者に共感してもらえるように、妻夫木君を起用した” ということですが、それって、巨匠としては安っぽい。それだったら、ご自分のスタンスで堂々と表現すべきじゃないんですか。若者に媚びる必要なんかありません。敏感な若者は、いいものを感じ取る能力がちゃんとあるもんです。どうか、観客をナメないで下さい。


後半の展開は、感動的にしたいというイヤらしさがプンプン。…何だか、シラケちゃった。


降旗監督の持ち味は、役者の表現力を最大限に映し出す、というところだと、個人的に思います。やっぱり、健さんじゃないとダメなのかなあ。次は、もっと演技力のある俳優を起用して下さいな。


霊っていうのは、自分に相応したものが憑くんだと思う。自分が変われば、霊も変わる。だから、この映画の一番大事な部分を、いい加減にして欲しくなかった。題材はいいのに、残念です。


というわけで、この映画の長所って何だろう?俺的には、ただの軟弱ムービーでしかない。 “逆座敷わらし” をナメんなよ!



【エンドクレジット】

米米CLUBのアホな歌が流れて、楽しそうで楽しくない、文字の踊りが延々と続きます。耐えられない人は、さっさと避難しましょう。


【トイレに行くタイミング】

いつでも行きましょう。早く放出して、憑きものを落としましょう。


【オススメ類似作品】


「SF・サムライ・フィクション」

吹越満主演。俺がもし憑神で、この主人公が相手だったら、何とかしてやりたい気になります。布袋寅泰が、悪役を好演。


「不撓不屈」

滝田栄主演。おっさんばかりの映画でも、いいものはいい。作り手の真摯な姿勢は、観客にちゃんと伝わるもんです。


「クリスマス・キャロル」

チャールズ・ディケンズ原作の名作。主演は、マイケル・ケイン。気難しい男のもとに、3人のゴーストが現れ、かたくなな心を解きほぐしていく物語。


「ブラッド・ダイヤモンド」

レオナルド・ディカプリオ主演。現地の黒人が妻不木、デカプーが貧乏神というスタンスで見れば、共通項あり。


「予言」

つのだじろうのマンガ 「恐怖新聞」 の映画化。何かにとり憑かれた、三上博史のイカレっぷりが爆笑。



【おわびと訂正】

“妻夫木聡” を、うっかり “妻不木聡” にしてしまい、間違ったまま記事を出していました。“通りすがり”様のコメントによりご指摘頂きまして、慌てて訂正しました。ゴメンナサイ。


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2007-06-28

ゾディアック

テーマ:洋画

シンプルなだけに、こみ上げてくるものがある。 フィンチャー監督の心意気を評価したい。


これは、かなりマニアックな映画です。たぶん、賛否両論。一般の方は、それなりの覚悟をしてご覧下さい。間違っても、軽い気持ちで見ない方がいいでしょう。


監督は、鬼才・デビッド・フィンチャー。彼の才能は、本物だと思います。今回は、かなり本気で撮ったと見た。


出演は、ジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニーJr.、マーク・ラファロ、アンソニー・エドワーズ、ブライアン・コックス。うひょ~、マニアックなキャスト。そして、クセ者俳優、イライアス・コーティーズも出てます。


さて、映画ですが、はっきり言って地味です。派手さは、カケラもありません。しかしながら、ジワジワと押し寄せる重低音のような迫力が、ズッシリときます。映画にのれない人は、退屈で眠くなるかもしれませんね。


これは、実在した連続殺人犯の物語。事実に忠実に表現するというスタイルが、作り手側の真摯な姿勢を思わせる。だから、基本的にシンプルな映像。「セブン」 のようなものを期待しちゃいけませんよ。


監督いわく、“観客が大量の情報を処理しなくてはいけないから、凝ったカメラワークは邪魔になる” ということらしい。素晴らしい!そういうことをサラリと言えるしなやかさは、長所だと思いますよ。常にいいものを作ろう、という気持ちが一番大事なんですよね。


主演のジェイク・ギレンホールは、ホモ映画 「ブロークバック・マウンテン」 で “受け” 役をやった男。彼の顔って、意外とインパクトがある。お姉様方にはウケない顔だと思うけど、マニアックな世界を背負える要素は充分だと思います。


ロバート・ダウニーJr.は、ベテランなので安心して見ていられる。今回もシブい役でした。マーク・ラファロは、’70年代の香りがプンプン。ささやくような声が何ともミスマッチで面白かった。イライアスもブライアンも、映画の雰囲気を盛り上げるのに、とてもいい配置だと思います。まさにベストなキャスティング。


上映時間は、2時間37分の長丁場。しかも、地味に展開していく物語。普通だったら飽きてしまうところですが、そこは職人フィンチャー、押さえどころはしっかりしています。まさにプロの映像。素晴らしい。


この映画を見ていると、自分自身があたかも捜査に参加しているような錯覚に陥る。臨場感、現場の空気、役者の息づかい、手掛かりが次々と出ては消えていく…これは、見る側にも “読み取る力” が必要ですね。


あえてスターを起用しなかったのもうなづける。映画会社とモメたらしいけど、自分のポリシーは貫くべし。いいものを作って、結果で判断すべし。この辺のところ、M・ナイト・シャマラン監督は見習って下さい。


どんどん湧いてくる情報の洪水。その中から、確かなものを掴み取る重要性は、現代人の心にも通じると思う。あえて狂気の世界から、大切なメッセージを投げかけている。 “こだわり” とは何か。この映画で考えてみて下さい。



【エンドクレジット】

普通に終わります。すぐに帰っても大丈夫。


【トイレに行くタイミング】

中盤は、レストランのシーンと、同僚の家を訪ねる場面。後半は、資料を調べているところがちょうどいいかと。


【オススメ類似作品】


「セブン」

デビッド・フィンチャー監督と言えば、やっぱりコレでしょう。主演は、ブラッド・ピット。シュールで病的な映像が、強烈な印象でした。


「カポーティ」

フィリップ・シーモア・ホフマン主演。猟奇殺人の取材で人生が変わってしまった、実在の作家の物語。


「殺人の追憶」

ポン・ジュノ監督。これも、実際の事件をもとにした映画ですが、爆笑ドタバタコメディ仕立てになっています。アホでシュールな秀作。


「ドニー・ダーコ」

ジェイク・ギレンホール主演。彼の演技に興味を持った人は、チェックしてみて下さい。ウサギが現れて、“この世はもうすぐ滅びるよ” と脅かされる映画。共演と製作総指揮は、何とドリュー・バリモア。



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2007-06-26

祝・2周年。

テーマ:ごあいさつ

今日、6月26日で、映画熱は2周年を迎えました。


ブログをやる人が、平均どのくらい続くものなのかよく知りませんが、自分にとってはなかなかすごいもんだと1人で感心しています。我ながらよくがんばった。


継続は力なり、と言いますが、力がなくては継続も不可能。その力の源が、確たるものであることが大事。俺にとっては、映画が好きであるということ。好きだからこそ大切にしたい。だからこそ、自分自身の記録として残しておきたい。これがやっぱり、文章の核であると思うのです。


未来の自分に語るつもりで、いつも書いています。10年後、20年後の自分に向けて、今現在、自分はこんなことを感じているんだよ、ということを、忘れないうちに書き記す。この時はこう感じた、っていうことを明確にしておきたいから。


映画って、やっぱり奥が深い。突き詰めると、キリがない。映画とはこうだ、なんて俺ごときではとても言えません。まだまだ修行中の身なので、これから勉強していこうと思います。


いつもアホな文章ばかり書いてますが、映画に対しての真摯な気持ちは、常に持ち続けているつもりです。根は真面目な男なので、どうか誤解しないで下さい。ブログはあくまでも、“もうひとつの顔”。まあ、自分の好きな世界くらい、やりたいようにやらせてもらいます。


このブログを初めて読むと、異様な感覚に包まれてしまうかもしれませんが、ここは、こういうところです。読んで下さいとは言いません。嫌なら来なくて結構。ただ、扉はいつも開けておくので、お好きな時に覗いて下さい。居心地がよければ、いつまでもご滞在してかまいません。何のおもてなしもできませんが、ごゆるりと。


始めたころは、ほんの仲間うちの数人だけで盛り上がっていましたが、今では、固定客が約150人くらいになりました。(そのうちアメブロが12人) すごいですねえ、こんなブログ、読む人がいるんだ。日本の中で、100万人に1人以上が読んでいることになる。選ばれた民である、マニアックな読者のみなさんに感謝してます。


これからは、さらに老けていくので、スピードやパワーが落ちるかもしれませんが、何とかがんばります。では、3周年をめざして、マイペースにちんたらやっていこうと思いますので、どうぞよろしく。  (桑畑四十郎)



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2007-06-24

ダイ・ハード4.0

テーマ:洋画

オヤジパワー炸裂。 ガタガタ言うんじゃねえ、束になってかかってこい!


シリーズ第4作目にして、マクレーン刑事もすっかりジジイになりました。…えっ、まだ52歳?あ、こりゃ失礼しました。まだまだ現役バリバリのオヤジです。ストレスのたまった “自称若者” のオヤジのみなさん、この映画でリフレッシュして下さい。


“ダイ・ハード” とは、“頑強に抵抗する” という意味。(アドバンストフェイバリット英和辞典) 今回のタイトルは、“ダイ・ハード・フォー・ポイント・オー” と読むみたい。(本人が予告編でそう言ってた) 原題は、「LIVE FREE OR DIE HARD」。 たぶん、“ヤワに生きるか、頑固に戦うか” ということでいいのかな。


監督は、レン・ワイズマン。「アンダーワールド」 の兄ちゃんですね。昔から 「ダイ・ハード」 シリーズのファンだったそうで、今回はブルース本人から依頼されたらしく、ノリノリでやってます。見方によれば、ブルースのオレ様映画にし放題ですね。


主演は、もちろんブルース・ウィリス。共演は、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント、クリフ・カーティス、マギーQ、ケビン・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド。


さて、映画ですが、ありえない場面が目白押しの、トンデモアクション・ムービーに仕上がりました。細かいこと考えちゃいけません。ストーリーなんてほとんどゼロ。暴れる理由を作っているだけにも思えますが、まあそんなヤボなことは言いっこなし。せっかくブルースオヤジが戻って来てくれたんだ、小せえ事言わねえで、盛り上げてやろうじゃねえか。それが江戸っ子ってもんだろ!


ブルース・ウィリスは、シリーズ1作目の頃はまだ髪がありましたが、「12モンキーズ」 や 「パルプ・フィクション」 あたりから、潔くスキンヘッドとなり、今ではすっかり定着した感じ。今回も、刑事というよりは、ヤクザの用心棒みたいな風貌。歴戦の勇士は、貫禄が出てくるものです。


以前、エド・ハリスが “キング・オブ・ハゲ” であると書きましたが、ブルースは、俺的には “エース・オブ・ハゲ”。ちなみに “ジャック・オブ・ハゲ” は、ジョン・マルコビッチ。名優ユル・ブリンナーやテリー・サバラスは、“グレート・オブ・ハゲ” といったところでしょう。不自然な増毛している往生際の悪いオヤジより、よっぽどカッコいいと思う。


マクレーン刑事は、今やニューヨーク市警テロ対策の警部補になっていました。ハッカーのガキを保護しろと言われ、自宅に踏み込んだところに、謎の集団が襲い掛かる!どうやら、大規模なサイバーテロ計画の口封じのために、殺される予定だったらしい。


しかし、相手が悪かった。こちとら、カラダ張ってデカやってんだ、ナメんじゃねえ!…ここから、彼の新たな戦いの幕が切って落とされるのであった。


とにかく、ムチャクチャです。ええっ、そんなワケねえだろ…っていう場面の連続。だから、あまり考えずに、ガンガン行きましょう。大体、こういう映画は現実にありえないことが前提なんだから、そういうモードに脳を設定しましょう。もう、それしかない。


俺の独自な視点では、この映画は、色んなモノにケンカ売ってると思う。その根拠を以下に示します。


1.冒頭の銃撃戦で、ガキの部屋に飾ってある、ターミネーターのフィギュアが思いっきり吹っ飛ぶ。

  …ははあ、これは、シュワちゃんにケンカ売ってると見た。


2、ハッカーのガキが、キアヌ・リーブスをショボくした感じ。

  …ははあ、これは、「スピード」 にケンカ売ってると見た。


3、FBIの副本部長が、サミー・ナセリに似ている。

  …ははあ、これは、「TAXi」 にケンカ売ってると見た。


4、協力者のワーロックが、リュック・ベッソン監督に似ている。

  …ははあ、これは、「レオン」 にケンカ売ってると見た。


5、そして、娘が、鈴木杏に似ている。

  …ははあ、これは、「頭文字D」 にケンカ売ってると見た。


まあ、気のせいかもしれないけど、見ていてすごく気になったので、一応書き留めておこうと思います。だって、ホントにそう見えたんだもん、しょうがないじゃん!


この映画の主題は、“その気になれば、何だってできる。だから、あきらめるな。” ということではないでしょうか。ブルースオヤジからのメッセージを、自分なりに受け止めて欲しいと思います。


愚痴ってばかりで行動しないオヤジは、ただのオヤジで終わる。しかし、行動するオヤジは、きっと何かを掴む。そのひたむきさが、若者を引っ張っていくもんです。普段はさえなくても、いざという時は、キラリと光る。 …そういうオヤジに、俺はなりたいと思います。 …よおし、やっぱり筋トレだ!



【エンドクレジット】

普通に終わります。すぐに帰っても大丈夫。


【トイレに行くタイミング】

中盤は、ウエスト・バージニアに行こうとするところ。後半は、ワーロックを訪ねる場面あたりがよろしいかと。


【オススメ類似作品】


「アポカリプト」

メル・ギブソン監督。これもまた、理屈抜きで見て欲しい作品。本作と共通項あり。現在公開中。


「007 カジノロワイヤル」

ダニエル・クレイグ主演。シリーズ史上、最も血の気の多いボンドが大活躍!これは燃えます。


「インディ・ジョーンズ3 最後の聖戦」

ハリソン・フォード主演。オヤジ役は、あのショーン・コネリー。面白いッス。


「老人と海」

ヘミングウェイ原作、アンソニー・ホプキンス主演。老いぼれががんばる映画といえば、コレでしょう。


「真昼の決闘」

ゲイリー・クーパー主演。オヤジが1人でがんばる映画といえば、コレでしょう。個人的には、「ダイ・ハード」 シリーズの原点とも言える作品ではないかと思います。


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2007-06-20

きみにしか聞こえない

テーマ:邦画

心の叫びって、なかなか届かないもんですが、受け取る側が真剣になれば、必ず伝わってくるもの。


原作は、乙一の同名短編小説(角川スニーカー文庫)。ちなみに俺が所有している角川文庫の 「失はれる物語」 では、「Calling You」 というタイトルになっています。


監督は、荻島達也。堤幸彦監督のもとで助監督を務めた人らしく、本作が監督デビュー作だそうです。


出演は、今をときめく成海璃子。そして、実力派の小出恵介。この組み合わせはなかなか魅力的です。2人をしっかりサポートする脇役は、八千草薫、古手川祐子、岩城洸一、中野英雄。あとは、高田延彦、片瀬那奈、石川伸一郎、羽田実加。


さて、映画ですが、バランスのいい作品に仕上がりました。これなら、原作ファンも納得してくれるかと。


実は、珍しく原作を先に読みました。俺的には映画が先というのが基本なのですが、乙一作品に関しては、先に小説ありきだと思うので、今回はそうしてみたんです。


結果的には、どちらでも大丈夫、と言っておきましょう。映画が入り口となって小説を読むもよし、その逆もまたよしです。パンフレットに収録された原作者のコメントが素晴らしかったので、原作ファンはそちらもチェックして下さいね。


成海璃子は、「神童」 の時もそうだったけど、必ずしも原作通りではないにしろ、自分なりの役のイメージをしっかり掴んでいると思う。本作では、おとなしくて内気な女の子役ですが、悪くない。ただ、声が小さいながらも朗読がスラスラいっているのが不自然だったのを除けば、ほぼ完璧だった。彼女は、堂々と演じるオーラがある。腰をすえた演技は、見ていて気持ちがいい。


小出恵介は、ちょっと昔風の顔立ちなので、今どきの男という感じがしないところがいい。例えて言うと、にしきのあきらみたい。「初恋」 では、宮崎あおいの相手役を務めましたが、今回もなかなかでした。2人とも、実力は充分なので、見応えのある映画になっています。


その2人をやさしく見守るのは、八千草さんと古手川さん。この4人のバランスが、とてもいい。余韻を残すカットの仕方も見事でした。言葉はなくても、表情が物語っている。それは、とても気持ちのいい世界。


特筆すべきは、羽田実加。彼女、「雷波少年」 で鉄棒少女をやった人ですね。保健の先生役でしたが、繊細でかよわい話し方が、妙によかった。 …ああ、このセンセイにキズ薬つけてもらいたいなあ。



小説では、“頭の中にあるケータイ” が登場しますが、映画では少し違ったところからアプローチします。最初はエーッと思いましたが、話が進んでいくうちにそれもOK。作品の力が、細かい難点をクリアしていきます。まさに、映画と同じ展開。


演技は、感性が作り出すもの。2人の演じる力と、監督の表現力、そして観客の感じ取る力が融合して、劇場がとてもいい空間になりました。この感覚、映画ファンにはたまらない興奮なんです。


乙一作品との出会いは、「暗いところで待ち合わせ」 が最初でした。主役の田中麗奈は、原作とはイメージが違うものの、渾身の演技で作品をしっかり背負っていました。その気合いが、画面から伝わってくる感じ。これはちょうど、コマがバランスよく回っている時に、あたかも静止して見えるような感覚。静かに、しっかりと演じています。未見の人は、要チェック。


田中麗奈と成海璃子の共通点は、芯が通っていてしっかりしているところ。両作品の主人公は、おとなしくて物静かなイメージですが、彼女たちが演じることにより、“もともと活発だった女の子が、ワケありで小心者になった” という感じがする。これはきっと、“孤独” という感情を人一倍経験してきたのかもしれない。そういった心の要素が、映画の中で効果的に表現されていると思うのです。


「七人の侍」 の千秋実のセリフにこんなものがありました。 『…話をする、というのは、いいもんだ。』


思ったことほど、なかなか伝わらないものです。でも、聞く側がしっかりと受け止めてくれれば、ちゃんと伝わるもんです。聞いて欲しいのに聞いてもらえない、聞いてあげたいのに話してもらえない、これは、とてもつらいこと。


この映画の2人から、俺は多くのことを学びました。大切なことって、シンプルなもの。10代の時に出会いたかった作品です。でも、今からでも遅くない。大切な人に、大切な話をしよう。時間は一瞬だけど、永遠のものでもある。


この映画、期待と不安が両方でしたが、俺的には満足です。成海ちゃんも、小出君も、これからが楽しみです。さらに高いレベルをめざしてがんばって下さい。


エンディング・テーマは、ドリカムが歌っています。でもこのメロディ、どっかで聞いたことあるなあ。坂本龍一が作曲したアジエンスのCM曲にそっくり。 …え、全然違う? …そうかなあ、やっぱり、俺にしか聞こえない?



【エンドクレジット】

最後に少しメッセージが出ますが、そのまま帰っても大丈夫。ドリカムの歌を検証したい人は、聞いていって下さい。


【トイレに行くタイミング】

中盤は、“デート” の場面。後半は、勝負服を着て家を出たあたりかと。


【オススメ類似作品】


「神童」

さそうあきら原作。成海ちゃんが天才ピアニストを好演しています。共演は、松山ケンイチ。


「初恋」

宮崎あおい、小出恵介共演。3億円犯人は、なんと女子高生だった!小出君の落ち着いた演技にご注目。


「暗いところで待ち合わせ」

乙一原作、田中麗奈主演。本作と合わせてご覧下さい。田中麗奈の演技力はやっぱりスゴイ。男はどうでもいいけど。


「雲のむこう、約束の場所」

新海誠監督のアニメ。心の声で会話するというシチュエーションは、本作と通じるものがあります。未来のようで、現代のようで、身近で、切ない物語。情の深い、繊細な人にオススメ。



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2007-06-18

アポカリプト

テーマ:洋画

生き残りたければ、ひたすらブチ殺せ! かかってきやがれ、うぉおりゃぁああ!(warrior)


ド迫力でした。本能を刺激する “体感” ムービーの登場。 メル・ギブソン、快挙です。


“アポカリプト” とは、ギリシャ語で “除幕、新たな時代” という意味だそうな。なるほど、映画史を塗り替えるような、新しいジャンルを、見事に体現していると思います。こういう作品が出てくるのは、映画ファンとしてうれしい限り。


製作・監督・脚本は、メル・ギブソン。撮影監督は、「ダンス・ウィズ・ウルブス」 のディーン・セムラー。音楽は、巨匠・ジェームズ・ホーナー。


出演は、ルディ・ヤングブラッド、ダリア・ヘルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、モリス・バード…ああ、さっぱりわからん。とにかく、土人がいっぱい。ここはひとつ、カラダで覚えましょう。


さて、映画ですが、かなりアブナイ作品に仕上がりました。ヤバいくらい興奮します。変な汗をいっぱいかいちゃった。こういう映画って、滅多に見られないかもしれないから、見世物小屋に入るつもりでご覧下さい。


主役のジャガー・パウを演じるルディ・ヤングブラッドは、何だかスゴい顔してます。いい男かどうかわかりませんが、何かやってくれそうな感じがする。荒くれではなく、繊細な顔。森でこの男に出会っても、すぐに殺されそうにない感じ。


彼には、1人の息子と、2人目を身ごもった妻がいる。小さな村で狩りをしてつつましく平和に暮らしていたのに、突如、襲撃を受け、村は全滅してしまう。男たちは捕虜となり、マヤの都市へと連行される。次々に理不尽な殺され方をしていく仲間たちを目の前にして、ついに男は…牙をむいた!


暴力はキライだ、というお行儀のいい人はくれぐれもご遠慮下さい。それから、R15指定なので、ガキんちょもダメです。血なまぐさいシーンの連続。作る側の本気モードがガンガン伝わってくる、ストレートな映像。だから、見る側も本気で見るべし。人間の本性を、しっかりと正視せよ!


この映画を見ると、“神”の存在を感じずにはいられない。観念としてでなく、人間の本能の奥底にある、誰もが持っている領域に働きかけるもの。その本能の命じるままに、男は走る、跳ぶ、戦い抜く。


絶体絶命のピンチになった時、人は何を考えるか。どうする?あきらめるか、逃げるか、それとも戦うか?本能というやつは、直感に働きかけるもの。そこには、迷いはない。ただ、目の前の敵に立ち向かうのみ。


やさしかった顔が、修羅の顔になる瞬間を見逃すな。 ここから、たった1人の戦いが、奇跡の反撃が始まる! …はい、ここまで。後は、劇場で確認してね。



言語は、何と全編マヤ語。日本人は、洋画を字幕で見るのに慣れているので問題ないけど、アメリカ人は字幕を読むのが嫌いらしく、英語で作らないと興行的に厳しい状況。そこをあえて現地の言葉で表現することによって、リアリティを出すことに力を注いだギブソン監督は、やっぱりエライ。いいものを作ろうという、その姿勢は大いに評価したい。 


映画に出てくる俳優たちは、ほとんどが無名で、今回がデビューという人がほとんど。だから、何の先入観もなく見ることができる。大した徹底ぶりです。出演者と一緒に、こっちも森の中にいるような錯覚になってしまう。すごい臨場感。


だから、この映画を見ている間は、みんなで原始人になりましょう。これぞ、最高の土人映画です。やっぱり土人ってカッコいい。あこがれちゃうなあ。まさにカラダ張って生きてるんだもんね。


映画を作る目的は、大半が金儲けですが、この映画は、そういう領域を超えている。たぶん、興行的には全然儲からない映画だと思うけど、これは、作る意義がある映画。だから、ギブソン監督はエライ。


特筆すべきは、細かい点。丸腰の彼が、自然のものを駆使して “武器” にする。それから、男の子がケガした時、母親が傷口を縫合するのに何を使うか。とてもスゴイ場面なので、どうぞお見逃しなく。


この映画には、正義も悪もない。警察もボディガードもいない。頼るのはただ、己の肉体のみ。全身を武器に変え、悪い奴らをブチのめす。…くうう、カッコいいなあ。憧れるなあ。やっぱり男はケンカ強くないとね。よし、今日から筋トレしよう。


ルール無用の悪党に、正義のパンチをぶちかませ! 行け、行け、ジャガー! ぼくらのジャガー・パウ!



【エンドクレジット】

普通に終わります。すぐに帰っても大丈夫ですが、劇場を出る時は、現代人の顔に戻ってね。


【トイレに行くタイミング】

中盤は、マヤの都会に着いたところ。後半は、母親がロープを投げようとする場面あたりがよろしいかと。ジャガーのように突っ走って、迅速に戻って下さい。


【オススメ類似作品】


「ダンス・ウィズ・ウルブス」

ケビン・コスナー監督・主演。撮影監督は、本作と同じくディーン・セムラー。バッファロー狩りのシーンが美しかった。インディアンがカッコいいと思った映画は、これが初めてです。


「ニュー・ワールド」

テレンス・マリック監督。自然光で撮影された、森の美しさが主役です。コリン・ファレルはどうでもいい。


「ミッション」

ロバート・デ・ニーロ主演。贖罪の映画ですが、原住民との出会いや、滝など、本作との共通点あり。


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2007-06-17

ネタバレDVD探検隊 ~心霊編~

テーマ:ネタバレDVD探検隊

心霊モノというのは、すたれないジャンルです。昔も今も、うさんくさいものは確実にある。今回処刑するのは、以下の3本。 中途半端なチンピラ悪霊も、現象をもてあそぶチンピラクリエイターもダメです。…お前ら、霊界ナメんじゃねえぞ!



「呪狗女」


これは “じゅくじょ” と読むんだそうです(爆笑)。おいおい、心霊モノがタイトルで笑いをとってどうする。エロいオバサン幽霊だったらどうしようかと思いましたが、ただのショボい取材ドキュメントでした。


いわゆる “放送禁止モノ” というフレコミで出回っている作品の大半は、マガイモノだと思います。本作品は、あるTV局の企画で、心霊スポットの取材中に何か異常自体が発生して、オクラ入りになったということですが、どう見てもインチキくさい。


神奈川県の津久井湖から始まり、その後、東京の心霊スポットを数ヶ所回る。レポーターは、自称霊感アリの鈍そうな女性。何でも子供の頃に “狐憑き” になったそうな。あとはただのドンくさいスタッフだけ。…えっ、そんなんで大丈夫なの?


こういう時は、霊能者を連れていくもんじゃないの?霊感があるだけの女なんて、そこら中にいるじゃん。何かあった時はどうするんだよ。つのだじろう先生だって、池田センセイだって、そういう組み合わせにしてるだろ。この辺、霊現象をナメているなあってニオイがプンプン。これじゃ 「ノロイ」 より始末が悪い。


津久井湖の付近でスナックを経営しているママさん(これもたぶんニセ者)が同行することになり、霊を感じる女と恐がる女のコンビで、各スポットを訪ね歩くことになりました。


で、案の定、何もない。そりゃそうだ、こんなショボいビデオ作品に出たがる幽霊なんてそうそういないって。全部を回りきっても、決定的な場面が1つも拾えない。こりゃ、オクラ入りするわな。このままじゃいかん、何とかせねば。


しょうがないので、スタッフの1人が犠牲になり、取材テープをなくしました、ってことに。ディレクターに怒られて、必死にさがすも、見つからない。ああ、どうしよう。で、そのまま失踪。終わり。…ええっ、それだけ?ユーレイは?心霊現象は?


…こりゃ、とても放送できませんわな。ショボ過ぎて。



「実録!呪われたケータイ写真 心霊メール “着信アリ”」


ああ、なんて頭の悪そうなタイトル。これじゃ、寄って来る霊の質も悪そう。案の定、ヒドいもんです。心霊映像がたくさん出てきますが、みんな怪しい。どうにも合成くさい。キレイに写りすぎているのも何だかなあ。


映像を紹介しながら、サイドストーリーも展開。依頼者の女性いわく、彼氏が未来の自分からメールが来たらしいんですが、どうしましょう?…ああ、そうですか、では調べてみます。で、検証するかと思いきや、やらせでできるかどうかを調べているスタッフ。おいおい、そんなところから始めるの?


スタッフは、2人だけ。出かけるでもなし、事務所(というより応接コーナー)の机の上で、預かったケータイを眺めてるだけ。たまに関係者に電話してみたりするだけ。これだったら、探偵事務所に頼んだ方がいいよなあ。


で、偽造できることがわかった。…はあ、そうですか。それを依頼人に話すと、激怒して帰ってしまう。そりゃそうだ、はなっから信じてもらえないんじゃ、さっぱり盛り上がらないじゃん。…以上、つづく。ええっ、これで終わり?そりゃないだろ。どーすんだよ!



「実録!呪われたケータイ写真2 心霊メール “感染”」


しょうがないので、つづきを借りました。案の定、合成くさい写真のオンパレード。ああ、つまんない。こんなショボい映像じゃ、さみしいじゃん。これじゃ、霊だって怒るって。もっとイメージアップになるような映像はないんですか?


で、サイドストーリーですが、心霊メールをもらった彼氏は死んだらしい。…え?それって、警察の出番じゃないの?で、当の彼女は失踪。…また?じゃあ、終わり?いやいや、2人の共通の友人がいるそうな。その人とコンタクトがとれて、会うことに。


やっと出かける2人のスタッフ。会って話し始めたのもつかの間、近くに依頼者の彼女の姿が!追いかける2人のスタッフ。バカかこいつら。2人一緒に追いかけるもんだから、今話している人もいつの間にか逃げちゃった。…あ~あ。


ポツンと立ちつくす2人のスタッフ。なんてトホホな終わり方。謎は深まるばかり…ってアホか。結局、幽霊とか祟りはどうなったの?そもそもあんたら、やる気あるの?


よく見たら、このDVD、御祓いもしていない。お前ら、祟られるぞ。ヒドい扱いを受けた霊たちと、下らん映像見させられたお客たちに呪われるぞ。やるならちゃんとやらんかい!


だからみなさん、このDVDを借りるのやめましょう。調子こいて、またつづきでも作られたら困るから。バカだと思っていても、また借りたくなっちゃうかもしれないから!



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2007-06-15

最近読んだ本

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最近、本を読むペースがちょっと早くなりました。こういう時は、少し難しいのにも挑戦したくなるもんです。



「脳と仮想」 茂木健一郎著


彼の本を初めて読みました。なるほど、面白い表現をするもんです。専門用語をなるべく使わない文章に、とても好感が持てました。ホーキング博士の本を思い出します。


心のメカニズムというのは、考えれば考えるほどわからないもの。この本では、考える前に感じろと言っています。まさに 「燃えよドラゴン」 のブルース・リー師匠のセリフですね。


ただ、サンタクロースがいるかどうかの答えはつまらんかった。俺ならこう言う。サンタクロースはいる。理由はカンタン。いた方が面白いから。(こればっか)



「やさしい人」 加藤締三著


彼の本を読むのは10年ぶりくらいかも。20代の悩める時期に読みまくり、窮地を救ってもらったもんです。俺にとっては “恩人” とも言える先生。懐かしい気分で読みました。


先生、あんまり文章が変わってないなあ。そこがまたいいのかも。彼もまた、若い時に悩み続けた男。その等身大の視点は、いまだに健在です。ちょっとうれしかった。


内容は、やさしさとは何か、やさしい人とはどういう存在であるかを説いたもの。まわりくどい表現の向こう側に、苦悩して勝ち取った自信が垣間見える。弱さを克服した人には、本物の強さがあるもの。


俺は、彼からいろいろなことを学びました。これからも、心の師匠として、尊敬したいと思います。



「失はれる物語」 乙一著


やっぱりこの作者、ただもんじゃないです。すごい想像力と表現力。しかも、青くさいタッチがなんともいい感じ。人気があるわけだ。


この本も、短編集です。ラブストーリーあり、犯罪あり、猟奇モノあり。バラエティに富んだ構成。個人的には、「しあわせは子猫のかたち」 が一番好きかな。この女幽霊、なかなか魅力的です。彼女なら同居してもいいかも。


作家ってすごいなあと思う。何よりも、物語を作る人が一番エライ。映画だって、ストーリーがなければただの映像の塊だもんね。面白い作品には、独創性と生命力がある。彼の才能、大したもんです。


これから、月1冊くらいのペースで、彼の本を読んでみようと思います。



「職場いじめ」 金子雅臣著


人間というのは、イライラする生き物です。そのとばっちりを受けるのは、弱い者ばかり。学校だけじゃない、家庭でも職場でも、いじめは絶対ある。だから、こういう本は歓迎します。


本書は、いじめに対して立ち向かうといよりも、上手に立ち回る方法をわかりやすく説いています。このあたり、筆者の人柄がしのばれます。たぶん、相当現場を経験したのかも。


社会人は、子供じゃないから、学校みたいにはいかない。自分の身は自分で守らなきゃいけない。その辺の難しさを、あたたかい言葉で応援してくれる、味方の書。


職場で理不尽な扱いを受けて困っている人は、一度手にとってみて下さい。得るものがあるはず。



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