FUJITA'S BAR
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2007-04-30

4月の言い訳

テーマ:エッセイ

【今月行かなかった映画とその理由】


「あかね空」

中谷美紀だから行こうかと思ったんですが、「嫌われ松子の一生」 がスバラシすぎたので、しばらく彼女の映画は控えたい今日このごろ。


「悪夢探偵」 「口裂け女」

新潟では今頃公開されたんですが、劇場が遠いのと、時間帯が合わなくてパス。


「黄色い涙」

ジャニーズと香椎由宇の組み合わせは、「ホールドアップ・ダウン」 で懲りました。



今月見た劇場映画は、8本でした。ちょっと少なめだけど、一般の人よりは見てるかと。


世の中は、GWに突入。本来、映画ブログというものは、最新情報をいち早くお伝えせねばならんのですが、俺の職業は工場務めということもあって、連休前は特に忙しい。実は今日まで仕事してました。やっとこれから見られます。


まあ、ウチに来る人たちは、その辺を気にしない、心の広い人たちばかりだと思うので、誰も怒らんでしょう。気長に待っていただければ、そのうち狂ったように発行します。


しかし、記事を全然書かないのに、順位があまり落ちないのは変だなあ。どういう基準なのかいまだによくわからん。やっぱり100番代はどうにも居心地が悪いので、早く200番代くらいまで落ちたいのが本音です。


四十郎になったこともあって、体の動きが一段と鈍くなりました。記事を書きながら眠ってしまうことも。わっはっは。しゃらくせえ。構うもんか。これからもイカレた文章、好きなだけ書きまくってやる。


では、明日から最新映画の記事を立て続けに発行します。期待しないでお待ち下さい。


                                          ( 桑畑三十郎 “改め” 桑畑四十郎 )  





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2007-04-28

神童

テーマ:邦画

素直になると、うまくいくことは多い。 迷った時は、心の声に従うべし。


何の予備知識もないまま見に行きました。ポスターの何とも言えない2人がやたらと面白く感じたもんで。


世の中は、すっかりGW。マッチョな体育会系の方には 「ロッキー・ザ・ファイナル」 を、感性豊かな文化系の方には、こちらがよいと思われます。クラシック音楽を全然知らなくても大丈夫。あなたの感性でとらえればよし。


原作は、さそうあきらの同名マンガ。1997年に 「漫画アクション」 に連載されたそうで、根強い人気を誇る作品。監督は、萩生田宏治。


出演は、成海璃子、松山ケンイチ、手塚理美、甲本雅裕、西島英俊、貫地谷しほり、串田和美、吉田日出子、柄本明。


音楽陣も何だかスゴそう。プロがいっぱい出ています。無知な俺にはさっぱりわからんから、名前を挙げても解説できないので、ここでは省略します。その辺が気になる方は、そういう人の記事を探してみて下さい。


さて、映画ですが、とても心地のよい作品に仕上がりました。画面から漂う “音色” の面白さを存分に味わってみて下さい。


天才って一体何だろうって、時々考えます。天才といえども生身の人間だから、完璧ではない。ただ、ある方向に対しては、ズバ抜けた能力がある、ということだと俺は思うんです。才能というのは、生まれつき備わっているものなのかはわかりませんが、その人らしさを表現する最大の手段であると言えるでしょう。


成海璃子は、まだ14歳ですが、とても存在感がある。演技力はまだ未知数ですが、何かやってくれそうな雰囲気は充分。見た顔だと思ったら、「雨の町」 でバケモノ役やった女の子ですね。


松山ケンイチは、やっぱり面白い俳優です。最近は、TVドラマ 「セクシーボイスアンドロボ」 でアホな役を好演中。何だかよくわからんが、がんばっているみたいです。ドラマでは大後寿々花、本作では成海璃子。すっかり中学生に振り回される男を演じる第1人者になってしまいました。


他の出演者は、ベテラン揃いなので、安心して見ていられます。手塚理美は、ワケありの母親を演じたら天下一品。「親指さがし」とおんなじキャラです。それから、貫地谷しほりは、今回も絶品。俺的には、成海ちゃんよりこっちの方が好みです。


何よりも、話題作りのためのタレント起用…などといった軟弱な思考がないのがいい。その分、プロの引き締まった演技を堪能できるというもの。1人としてムダなキャラがいません、調和のとれた、バランスのとれた映画です。


とにかく、作品自体に力がある。その大きな波に乗って、2人のぎこちない演技が映える。セリフだけじゃ表現できない、心の世界。いろんな意味で、プロの技が光る。 …こりゃ、見る方も力が入りますね。


成海璃子は、あまり天才には見えませんが、何かしらの才能を持っているようには見える。登場した時は、てっきり高校生かと思いました。中学生にしては、かなり落ち着いて見えませんか?何だか不思議なキャラ。よくわからんところがいいのかも。個人的には、あごを突き出して振り向く感じが、とてもかわいいと思いました。


特筆すべきは、萩生田監督の演出力。彼の作品を見たのは初めてですが、すごい才能の持ち主であると思います。


場面から場面へ移る時の、カットの仕方が面白い。唐突に切ったり、長めにしたり。これはきっと、心理的効果を狙った感が強い。文章でいうところの “行間” の演出。ちょっとした間の、余韻の素晴らしさ。観客に、考える時間を与えてくれているようにも思える。懐の広い人じゃないと出来ないテクニックだなあ。きっと、人格的にもデキた人なのかも。彼の作品、また見てみたいです。


“天才” という存在は、俺なりのイメージで言わせてもらうと、“無邪気な人” であると思うんです。ある部分が超越している分、他の能力は凡人以下。ただし、得意な分野では神に通じている。だから、“神童” であると。


子供の頃は、既成概念がない分、自分の世界を思いっきり広げられるというもの。その時にしっかりと自分の感性を育てることができれば、一生もんだと思うのです。あれはダメ、これもダメでは、感性が閉じてしまう。


人間、誰しも、好きなことをする時が一番輝いているもの。本作の主人公は、それがピアノだということ。だから、ピアノを弾く時が一番生き生きしているはず。それを表現することができれば、この作品は成功でしょう。それは、劇場で確認してみて下さい。


自分の心に素直であれ。自分の感性で感じ、己の心で結論を出すべし。それでこそ、自分の人生を生きる価値がある。自分で決めたことは、自分で責任を持つ。あたりまえなことなんだけど、それがなかなかできないんですよね。


才能がありすぎると、孤独になる。だから、才能ある人は、友達をたくさん作りましょう。魅力があれば、人は集まる。その人たちを幸せにすることが、自分の幸福につながる。天才には、そういう使命がある。 俺は、そんな風に考えます。




【エンドクレジット】

何ともいえない主題歌が流れます。余裕があれば、聞いて余韻に浸ってみてはいかが。


【トイレに行くタイミング】

中盤は、うたが自宅でゴロゴロしてるところ。後半は、リヒテンシュタインが車で移動するシーンあたりかと。


【オススメ類似作品】


「アマデウス」

ミロス・フォアマン監督。モーツアルトの映画としては一番有名。天才って、やっぱりこんな感じなのかなあって思いました。


「不滅の恋 ベートーベン」

ゲイリー・オールドマン主演。「英雄」 を作曲した時の気持ちを話すシーンが爆笑でした。ベートーベンも、オールドマンも、やっぱり天才。うさんくさいキャラ、ばんざい。


「ハチミツとクローバー」

蒼井優主演。こちらは絵の世界。寡黙な天才少女画家の物語。しゃべらない蒼井ちゃんもまた、かわいい。


「アルゼンチンババア」

堀北真希主演。本作とテイストが似ています。これも、気持ちのいい映画。変てこな人生って楽しいな。




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2007-04-23

クイーン

テーマ:洋画

地味ですが、深い映画。 ヘレン・ミレンの細かいしぐさにご注目。


クイーン?ああ、盲導犬の映画…ってそれは 「クイール」。 ははあ、フレディ・マーキュリーのロックバンド…ってそれはクイーンだけど違うって。映画だっつーの!


監督は、スティーヴン・フリアーズ。脚本は、ピーター・モーガン。このモーガン氏は、ダイアナ妃が死んだ直後、女王と王室と大衆の橋渡し的な役割を務めた人物だとか。なるほど、リアルな描写が多いわけですね。


主演は、ヘレン・ミレン。本作でアカデミー最優秀主演女優賞を獲得しました。共演は、マイケル・シーン、ジェイムズ・クロムウェル、シルヴィア・シムズ、アレックス・ジェニングス、ヘレン・マックロリー。見たような顔もありますが、やっぱり地味なキャスティング。


さて、映画ですが、気品と風格に満ちた作品に仕上がりました。俳優たちの表情を読み取って、その場の空気を感じ取って下さい。かなり、グレードの高い作品だと思います。


ただ、派手さはないので、映画に入り込めないと、眠気が来るかもしれませんのでご注意。 …あーもう、はっきり言いましょうか。この映画、俺の好みじゃないッス。まあ、おとなしすぎるかも。


俺自身は別に、王室がどうのこうの言うつもりはありません。ただ、映画にするなら “狂気” を表現するような演出があってもよかったと思う。もちろん、露骨にではなく、さり気なく…です。


デリケートな題材だから、キワモノにすると許可が下りないんだろうな。だからこそ、ミステリアスな部分を残した方が、どちら側にもプラスになるような気がするんですけどね。ここから先はダメよ、みたいな不可侵領域を設定した方が面白いと思うけどね。


ですが、ヘレンの演技は大したものだと思います。大きな動きがない分、鋭いキレがある。武道で言うと、“見切り” のような感じ。最小限に動いて、最大限の効果を狙う。まさに、プロの技。お見事でした。


ただ、作品としては不満が残る。まあ、それはしょうがない。マジメに作るとこうなってしまうということでしょう。若者よりも、優雅な階級の人たち向きなのかもね。


というわけで、ちょっと未練が残る作品。 …ヘレン・未練…なんちゃって。



【エンドクレジット】

普通に終わります。すぐ帰っても大丈夫。


【トイレに行くタイミング】

中盤は、女王への批判が高まっているTV映像が出てくるあたり。後半は、スピーチの原稿がどうのこうの言っているあたりがよろしいかと。


【オススメ類似作品】


「ドライビング・ミス・デイジー」

ジェシカ・タンディ、モーガンフリーマン共演。ガンコなバーサマ主人と、控えめな運転手のやりとりが面白かった。


「眺めのいい部屋」

ヘレナ・ボナム・カーター主演。とにかく絵柄がきれいな作品。まだかわいかったころのヘレナが初々しくて、魅力的。


「太陽」 「ヒトラー 最期の12日間」

どちらも、権力者の孤独が滲み出る作品。だけど、風格と力強さがある。見応えのある映画です。




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2007-04-21

ロッキー・ザ・ファイナル

テーマ:洋画

男の理屈はカンタンです。 “やりたいから、やる。” それでいい、と思う。


原題の 「ロッキー・バルボア」 は、ロッキーの名前。余計な数字をつけないところが、潔くていい。彼自身の、最後の物語。ジジイになっても、ロッキーのヴァーニング・ハートは不滅です。ロッキーファンは、どうぞお見逃しなく。


監督・脚本・主演は、シルベスター・スタローン。つまり、やりたい放題。いいじゃん、ロッキーなんだから。


共演は、盟友バート・ヤングとトニー・バートン、敵役にアントニオ・ターヴァー、線の細い息子役はマイロ・ヴィンミテリア。他は、ジェラルディン・ヒューズ、ジェームズ・フランシス・ケリー三世。それから、いろんな人がチラッと出ています。格闘技ファンの方は、どうぞお楽しみに。


そして、音楽はもちろん、ビル・コンティ。彼の音楽なくして、ロッキー映画は語れない!このテーマ曲で、スイッチが入る人は多いでしょう。ロッキーを知らない人は、「水曜スペシャル川口浩探検隊」 と 「雷波少年」 の鮒子のテーマを思い出して下さい。


さて、映画ですが、ストレートな直球映画に仕上がりました。ロッキーシリーズで人生を学んだ男たちのために、そしてロッキー自身のために、スタローンが戦う。文句なし。素晴らしい映画でした。


劇場のお客は30人くらいしかいなかったんですが、やたらと1人客の男が多い。しかも、7人くらいがジャージを着ている。スポーツタオルを巻いている男、帽子をかぶっている男。いいなあ、みんな好きそうな人ばかりでうれしいな。ちなみに俺は、紫のジャージ着てました。オヤジも多かった。全体の9割が男。うわはは。


映画自体は、とてもわかりやすい。スタローンの不器用なキャラが、舌っ足らずのセリフが、とても心にしみる。男にしかわからない “何か” がこもっている。今回は長ゼリフも多い。彼の渾身のメッセージを、しっかり受け止めて下さい。


今回のロッキーは、充分ヘビー級ボクサーに見える。ほどよく太ったから。さらに、動きもニブそうだ。だから、犬と走る。いいじゃん。でも犬よりも早い。犬がくたびれているから、ちょうどいい。がんばれ、ロッキー!


細かいアラを探せばキリがない。そんなふうにいくもんか、なんてヤボなことは言っちゃいけません。いいじゃん、ロッキーなんだから。俺なんか、前半の回想シーンですっかり心をつかまれてしまったので、もう全てがOKになっちゃいました。


男なら、戦う時が来る。男だからこそ、戦うべき時がある。何のために?愛する人を守るため?それもある。でも、一番大切なことは、もっと深いところにある。俺は、そう思うんです。


それは、誇りとか、プライドとかいったものを超えたところにある。言葉でうまく表現できないもの。…そういう本質的な世界。理屈を超えた感情。男って単純でバカだけど、ある部分はとても深いんです。


女性のみなさんは、男を勉強するつもりで、付き合ってあげて下さい。そして、彼氏やダンナが涙でグショグショになっても、決して軽蔑しないで下さい。彼は今、男のDNA全開モードで、喜びに浸っているんです。彼が落ち着いたら、話を聞いてあげて下さい。その話に付き合ってあげられる貴女は、きっと素晴らしい女性として記憶に残ります。その日だけ、彼のエイドリアンになってあげてね。


ロッキーは、いわばスタローンの分身。彼自身も、ロッキーのキャラとのギャップに苦しんだといいます。しかし彼は、パンフレットのコメントで、こう言っていました。


『…自分がやったことで覚えられていることがあるとしたら、この映画で覚えられていたい。なぜなら、この映画は60年間生きてきたことの結果だと思うから。学んだこと、愛したこと、失ったこと…そして、絶対にあきらめないことだ。』


素晴らしいじゃないですか。こういうふうに言える男って、素敵だと思います。誰よりもロッキーを愛したのは、彼自身だったんですね。これこそ、「ロッキー」 が完結した瞬間と言えるでしょう。俺も、こんなふうに老けたいです。


何もかもが素晴らしい。今夜はこの世界に浸ることにしましょう。いいなあ、ロッキーは。…え?ロッキーなんか知らねえだと?ああそうかい、悪かったな。 …ションベンくさいガキはすっこんでろ!


挫折に苦しんでいる男性に、この映画を処方します。自分が素晴らしい人間であることを、ロッキーが思い出させてくれます。そういう力が、この映画にはある。野郎同士で行くもよし、1人で行くもよし。そして劇場を出る時は、胸を張って歩きましょう。


帰りに、ハムを買って帰りました。…え?どうしてかって?そりゃあ、あんた。スタローンがジャケット着て微笑んでいる場面を見たら、両手の中にハムが見えるような気がしませんか。あのCM、覚えてるでしょ?


40歳になって、初めての記事なので、ちょっとコーフンしています。でも、いいと思う。いくつになっても、情熱だけは持ち続けたい。男は、熱くなってナンボなんです。


実は、先週俺は、会社でケンカをしてしまいました。クソジジイが若い社員をいじめるのが耐えられなかったからです。口ゲンカだし、社長にたしなめらえておさまったので大丈夫でした。俺はおとなしいけど、ガマン出来ない時はやっぱりある。だから、ロッキーの長ゼリフの中にあった 『…パンチを喰らうのを恐れるな。』 という言葉がとても心にしみました。そうだよね。自分を守ることばっかり考えてたら、戦いなんてできない。殴られるのを覚悟で前に出る。それが、男の子。


老いたロッキーがパンチを繰り出す度に、熱いものがこみ上げてくる。やっぱり、この世界がたまらなく好きだ。この映画を見ていると、自分にも何かできるんじゃないかって思う。あきらめないうちは、まだ終わりじゃない。自分の中に燃える何かがあるなら、最後まで燃え上がってみたい。男って、そういう生き物なんです。


この映画を見て、シュワルツェネッガーは、何を感じるでしょうか?ライバルの彼のコメントを聞いてみたいですね。


俺もロッキーのように、桑畑というキャラを、このブログを愛したいと思います。力をありがとう。 …ロッキー、永遠なれ!




【エンドクレジット】

フィラデルフィア美術館のオマケ映像が楽しい。ビル・コンティの素晴らしい音楽とともにお楽しみ下さい。


【トイレに行くタイミング】

基本的に、レストランのシーンがいいでしょう。最後のチャンスは、息子と墓の前で話す場面。あの音楽が流れたら、もう席を立てません。ロッキーと一緒に最終ラウンドまで行きましょう!


【オススメ類似作品】


「ロッキー」 「ロッキー2」

シリーズ第1作と第2作。この2本が、一番いい。もちろん、1作目がベスト。


「あしたのジョー2 劇場版」

出崎・杉野コンビの最高傑作。カッコいい絵柄とシブい声がたまらなかった。男の闘争本能を刺激する1本。まぶしいくらい、真っ赤に燃え上がってみないか?TVシリーズもオススメ。


「シンデレラ・マン」

ロン・ハワード監督、ラッセル・クロウ主演のボクシング映画。これまたストレートな直球でした。いい作品です。


「ミリオン・ダラー・ベイビー」 (前半のみ)

クリント・イーストウッド監督、ヒラリー・スワンク主演。不器用な女ボクサーは、ロッキーテイストあり。後半は好みじゃないので、ここまで見たら止めていいです。


「長い散歩」

奥田英二監督、緒形拳主演。前半の緒形拳がトレーニングする場面は笑えます。



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2007-04-20

とうとう、四十郎。

テーマ:ごあいさつ

桑畑三十郎は、今日から四十郎になりました。


ますますオッサンになった桑畑。イマドキの風に流されずに、どこまで自分を貫けるか。


実は、今だから告白しますが、この日でブログを終了することを考えていました。

この間の落ち込み具合いがかなりひどく、もう誰も信じられないといった強烈な不安に襲われ、全然書けない状況が続いたので、これはシオドキだろうと。幸い読者も少ないから、どうってことないだろうと。


サムライには、潔さが必要である。中途半端な状態でダラダラ続けるよりは、スパッとやめてスッキリしたい。で、ほとぼりが冷めてまたやる気になったら、こっそり復活しようか…なんて考えていたんです。


自分の決めたルールである “映画を見てから1週間以内に記事を書く” という約束を守れなかったら、やめるつもりでした。     …だけど、わかんないもんですね。1週間後にキッチリ記事書きました。 あはは。


というわけで、この死にぞこないのサムライは、まだ戦えます。だいたい、ハンドルネームに強そうな名前つける奴は、小心者なんです。わかるでしょ。弱いからこそ強くなりたいし、強いものに憧れるってもんだ。


俺にとってこのブログは、きっと “刀” なんだと思います。武士の魂は、そう簡単に捨てられませんね。


娘が、妻と買い物に行った時に、俺の好きなキリンラガービールを買おうと言ったそうです。家に買い置きがあるのに、買うって言って聞かなかったそうです。いわば “特別のビール”。夕食の時においしくいただきました。うれしいじゃないですか。


ちなみに昨夜は、行き付けのスナックSで飲んでました。カウントダウンで今日を迎えたというわけです。いろんな人に支えられていることは、幸せなこと。


桑畑という名前に恥じないように、これからもバッサバッサと、書きまくりたいと思います。


不思議なんだけど、面白いことを書こうなんて思うと、サッパリ書けなかったりする。適当ってわけじゃないけど、肩の力抜いた方が、のびのび書けるもんなんですね。あと、我ながらダラダラ長く書いてしまうクセも何とかしたい。


たまに、自分の過去の記事を読んで、自分で笑ってしまうこともあります。自分の文章を読むのは楽しい。だって、正直に書いているから。ウソ書いてたら、読んでて気持ちワルイもんね。そういうもんだと思います。


さあ、このインチキブログ 「映画熱」 は、いつまで続くんでしょう?俺にもわかりません。できたら一生やっていきたいけど、だんだんオヤジになっていくので、体力がもつかどうかあやしい。まあ、力の限りということで。


パソコンの画面の向こう側で見守ってくれている皆様の、見えない力に支えられているのかもしれませんね。よくわからんけど、どうもありがとう。これからも、このインチキ侍をよろしくお願いします。


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2007-04-19

サンシャイン2057

テーマ:洋画

最後に残った人類がこんな奴らだと思うと、何だか悲しくなってきちゃいます。


“sunshine” とは “太陽光” のこと。 「THEかぼちゃワイン」 のサンシャイン学園とはカンケイありません。2057年の太陽がどうのこうのという話。カタカナと数字の組み合わせ映画って、結構多い。しかしまあ、安っぽいタイトルだこと。新宿の高層マンションじゃないんだから。


監督は、ダニー・ボイル。イカレた映画を撮り続けているおっちゃんですな。脚本は、盟友アレックス・ガーランド。


出演は、キリアン・マーフィ、クリス・エヴァンス、ローズ・バーン、そして船長役に何と真田広之!おお、たそがれサムライがハリウッドに登場。「宇宙からのメッセージ」 以来のSF作品かと。だけど、カッコ悪かったッス。それから、ミシェル・ヨー、クリフ・カーティス、ベネディクト・ウォン。


さて、映画ですが、ビジュアル的にはちょっと面白いけど、ストーリーがマヌケすぎるトンデモ映画に仕上がりました。静かな作品なので、お疲れの方は眠らないようにご注意。


太陽の力が衰えたので、地球が寒くなりました。温暖化ブームに水をさすような内容なので、ゴアに睨まれそうな映画。このままでは、地球が凍ってしまう。ようし、太陽に核ミサイルを撃ち込んで何とかしよう!…ハア?何でも核で解決とは、さすがアメリカですね。


しかも、宇宙船の乗組員はなんと8人。何でそんなにいっぱいいるの?で、宇宙船の名前が “イカロス号”。 …おいおい、ギリシャ神話のイカロスって、太陽に向かって飛んで死んだんじゃなかったけ。何だか縁起悪いプロジェクトだなあ。


サナダ船長は、影が薄くて気の毒だった。こいつらを率いているようには見えない。副船長といったところか。で、他の乗組員たちも、ものすごく頼りない連中ばかり…。ああ、こんなんでもそれなりにエリートなんでしょう。地球にはもう、こんな奴らしかいないんですね。だったらもう、さっさと滅びちゃおうよ。


映画の最中、ドタバタばっかで、さっぱり盛り上がらん。太陽のCGはカッコよかったけど、DVDで見たらショボいだろうなあ。全編、どこかで見たようなシーンばっかりなので、新鮮味はゼロです。ご愁傷様。


ただ、ミシェル・ヨーがそれなりにいい感じだったかも。彼女、「SAYURI」 でも好演していましたが、おかみさんみたいな雰囲気がとてもいいですねえ。オバサマの癒し系といったところでしょうか。ダンナが疲れて帰ってくると、『おつかれさま…』 って熱燗を持ってきてくれる…ああ、いいなあ。…いやいや、これ、SF映画ですって。ダメじゃん!


そんなわけで、1時間48分しかない映画が、2時間半くらいに感じました。損したのか、得したのか。まあ、宇宙旅行なんてそんなもんでしょう。映画館を出たら、10年くらい経ってたりして。


サナダさん、「PROMISE」 も中途半端だったから、次は出る映画を選びましょうね。


【エンドクレジット】

普通に終わります。すぐに帰っても大丈夫。


【トイレに行くタイミング】

そうですねえ、行きたい時に行ったらいいんじゃないですか。どうでもいいストーリーだし。


【オススメ類似作品】


「ザ・コア」

ジョン・アミエル監督。地球の調子が悪いので、地底探検車で地球の中心に核ミサイルを撃ち込む話。アメリカ人はこういうの好きだねえ。頭がいいのか悪いのかわからないヒラリー・スワンクが面白かった。


「タイタンA.E.」

ドン・ブルース監督のアニメ映画。気色悪いキャラクターたちが、地球のために旅立ちます。だけど、これは反則だよなあ、地球をもう一個作っちゃうっていうの。声の出演は、マット・デイモン、ドリュー・バリモア他。


「宇宙戦艦ヤマトⅢ」

たしか、これも太陽を何とかする話じゃなかったっけ。




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2007-04-18

「死にぞこないの青」 を読んで

テーマ:

幼い日々を思い出して、切なくなりました。 読んでいて、胸が苦しかった。


「暗いところで待ち合わせ」 の原作小説を読んだら、何だかこっちも読みたくなって、つい手を伸ばしてしまいました。作者はもちろん、乙一。(重ねて言いますが、オツイチと読みます)


なるほど、これを読むと、「暗いところ…」 の内容がより深くわかるような気がします。どこかでつながっているようにも感じますが、作品としては別モノ。本書は、“いじめ” がテーマ。


おとなしい少年が、自己主張がヘタなために友達から誤解され、ついには先生にまでいじめられてしまう、理不尽な物語。そんなバカなことが…なんて軽く考えちゃいけません。たぶん、現実にこういうことが行われているのかもしれない。


俺自身は、どちらかというと、“いじめられるタイプ” だと思います。まあ、命にかかわるようなヒドい体験はありませんが、結構人と違うことをするので、嫌がらせをする人はいっぱいいた。


この小説の主人公は、自己主張ができない。理不尽なことをされても、抵抗できない。マゾというわけではなく、イヤなことをイヤと言えない。こういう人は、集団の中に必ずいます。


大人しくて、抵抗しなくて、反論しない。つまり、いじめやすい。意見を言わないから、何を考えているかもわからない。その不安が、イライラと融合して、だんだんとエスカレートしていく。


かわいそうなのは、彼がやさしい性格だということです。それがかえって災いに拍車をかける。気がついた時には、クラス全員が敵になっていた。


後半は、思ったほど盛り上がらないのでちと残念でしたが、中盤までの描写はものすごい。この作者は、素晴らしい表現力の持ち主です。人一倍鋭い感性をしているから、きっと傷つきやすい人なんでしょう。小説を書く時も、痛みがあったんじゃないかな。


俺はいじめられると、基本的に仕返しをします。やり方はいろいろ。相手によっても違う。本気でケンカして勝てない相手には、頭を使うんです。要は、いじめにくくしてしまえばいいんです。あいつを攻撃すると、めんどくさいと思わせれば成功。


この主人公には、戦おうとしない。ただ、おろおろして動揺するだけ。こんなにいじめやすい相手はいない。…でもね、本当はそうじゃないんですよ。おとなしいだけの人間なんていないから。


彼の心の中に、“何か” が存在する。それと向き合った時に、彼の本当の人生が始まる…ということなのかな。あまり俺好みの展開じゃなかったんで、オススメというほどじゃないんですが、気になる方は読んでみて下さい。現役のいじめられっ子は、こんな本読むより、仕返しの方法を考えるべし。


人間は、みんな視点が違う。こんなことくらいで、と思うようなことでも、人によっては深く傷つくこともある。いじめっ子は、いじめているという自覚がない。だから、いじめられたら、基本的に怒った方がトクですよ。


痛い時は、“痛い” とはっきり言える人間になりたいもんです。そして、人の痛みもわかる人間であれば、悲劇には発展しないはず。おめでたい発想かもしれないけど、俺はそう思います。




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2007-04-14

大帝の剣

テーマ:アニメ・特撮

こらあかん。 サイテーの映画でした。 金払って見る価値なし!


原作は、夢枕獏の同名小説。監督は、堤幸彦。残念ですがこの監督、もう終わったみたいな気がします。主題歌はGLAY。


出演は、阿部寛、長谷川京子、官藤官九郎、黒木メイサ、遠藤憲一、竹内力、津川雅彦、大倉孝二、前田愛、“北京原人&怪獣博士” 本田博太郎、杉本彩。そしてナレーターは、“ベガ” 江守徹。


さて、映画ですが、退屈を通りこして怒りが込み上げてくるようなアホ映画でした。恥かしくて、世界になんか出せません。早くオクラ入りして、なかったことにしましょう。


堤監督って、きっと頭がいいんだろうなって思います。自由な発想があるからこそ、作品群もバラエティ豊かになるんでしょうね。でも、「サイレン」 はヒドかった。「明日の記憶」 はホラー映画として面白いけど、ヒューマニズム的なリアリティには今一つかと。「トリック2」 は、お約束ギャグで笑わせてもらったけど、新しさはあまり感じなかった。


だから、本作を見ていると、彼の混乱ぶりがよくわかる。それを徹底した悪ノリで表現する。何だかジョー・ダンテ監督みたいですね。もう、彼に対する興味は失ってしまいそう。


主演の阿部寛がダメ。もともと演技の幅がない人だから、できる役とできない役があるんだと思う。今回はかなりムリして演じていたんでしょう。痛々しい限りでした。


彼が 「…面白え!」 って言う度に、俺は 「…面白くねえよ!」 と突っ込んであげたかった。ホントに、面白さのカケラもない映画。ほめるところが一つもない。だから、サイテーの映画。サイテーの剣。


ハセキョーの顔が、未だに覚えられません。特徴がないから。個性もない。演技力もない。したがって、存在感がない。この人の顔、たぶん一生覚えられないと思います。


この映画は、監督と主演がダメ。脇役のみなさんはそれなりにがんばっていたので敬意を表したいですが、いかんせん作品がヘボなので、ホメようがない。“お疲れ様でした” としか言えない。


ただ唯一あるとすれば、黒木メイサがビジュアル的に面白かったということ。彼女、天草四郎役でサムライのカッコをしていたんですが、その姿がちょっとよかった。演技力はあまりないのでお人形さん女優でしたが、ハセキョーよりマシです。せっかくだから、演技をもっと勉強して、美形のサムライをもう一度演じてみて欲しいところです。


夢枕獏の小説は読んだことがないので、エラそうなことは言えませんが、彼の原作映画化で成功したのって、「陰陽師」 くらいじゃないかなあ。本作に関して言えば、原作が面白すぎて映画が追いつかないのか、もともとがつまんないのか。


ただ、天野喜孝デザインのイラストを見た限りでは、やっぱりキャスティングに問題アリだと思います。


この映画、「忍 SHINOBI」 「蟲師」 などと並んで、映画化の失敗作列伝として名を残すことになるでしょう。これから見に行かれる方は、ある程度覚悟をして見て下さい。期待さえしなければ、それなりに楽しめるかも…なワケないか。


堤監督も、阿部寛も、底が見えた感じがする。もう彼らの名前を見ても、心が踊ることはないかもしれない。色んなスタイルに挑戦したい気持ちはわかるけど、ちゃんと仕事して欲しい。それが、ファンとしての切実な思いです。よろしく…ね。



【エンドクレジット】

普通に終わります。さっさと帰りましょう。


【トイレに行くタイミング】

全編にわたって行き放題。いつ行こうがOK。何なら帰ってこなくてもいいです。


【オススメ類似作品】


「ひとでなしの恋」

江戸川乱歩原作。阿部寛、羽田美智子共演。この映画の阿部寛が一番魅力的だった。変態役がよく似合う。


「ケイゾク」

堤監督の出世作。やっぱりこのシリーズが、個人的に一番好きです。


「陰陽師」

夢枕獏原作、野村萬斎主演。この映画を見ると、原作が面白いんだろうなって感じます。この世の者でない雰囲気を持つ野村氏の演技がなんともよかった。



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2007-04-07

ブラッド・ダイヤモンド

テーマ:洋画

善も悪もない。 生き抜くために必要な力を総動員して見るべし。


“ブラッド・ダイヤモンド” とは、血の代価によって市場に出回ったダイヤモンド…ということらしい。ジェット・リーが主演した 「ブラック・ダイヤモンド」 とは違う作品ですので、お間違えのないよう。


監督は、名作 「グローリー」 を生み出した名匠・エドワード・ズウィック。ちなみに 「ラスト・サムライ」 もこの人。つまり、異文化と交わるアメリカ人を描いた作品の第一人者…といったところでしょうか。原案・脚本は、チャールズ・レビット。


出演は、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー、カギソ・クイバーズ、アーノルド・ボスロー。その他、黒人がいっぱい。


さて、映画ですが、骨太で見応えがある作品に仕上がりました。ただ、2時間23分という長さがちょっと苦痛かも。後半は引っ張りすぎの感がありますが、作品に入り込めれば問題なし。


紛争地域の物語なので、血なまぐさい場面が目白押し。刺激に弱い方は覚悟してご覧下さい。でも、現実にこういうことが起きていると思えば、目をそらさずにしかと見るべきだと思う。平和な環境で生きている者にはわからない視点が見えくるはず。


レオナルド・ディカプリオとジェニファー・コネリーには、共通する大先輩の俳優がいます。彼の名は、ロバート・デ・ニーロ。 「ボーイズ・ライフ」 で息子を演じたレオ。そして 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 の少女役でデビューしたジェニファー。いずれも、彼と共演して学んだことは大きかったことと思います。言わば “デ・ニーロの息子と娘”。その2人が共演というだけで、俺なんかはワクワクしてくるんです。


レオは、だんだんといい顔になってくる。「クリッター3」 の頃から彼を見ている俺にとっては、この上なくうれしいことです。唯一の汚点である 「タイタニック」 に出たばかりに、人生を失いかけましたが、そこはデ・ニーロ譲りのド根性。見事に復活を果たしています。逆境もまた、俳優としての原動力になるというもの。パンフレット掲載のインタビューでも、未だにタイタニック絡みの意地の悪い質問をされていましたが、クールに堂々と答えていました。エライ。


ジェニファーは、「ビューティフル・マインド」 以降、役の幅が確実に広がりました。今回は、出番は少なめですが、存在感バツグンで、レオの演技を支えています。うーむ、すっかり大人の女性になりましたねえ。


ジャイモン・モンスーは、「アミスタッド」 に出ていたそうですが、黒人がみんな同じ顔に見えるので、全然覚えていませんでした。そりゃしょうがないよねえ。見慣れていないと判別がつかない。「ダーウィンの悪夢」 しかり。 だって洋画を見慣れていない人には、アメリカ人はみんな同じ顔に見えるもんだし、オジサンがアイドル見ても、見分けがつかなかったりするもんね。今回は映画をしっかり見たので、ちゃんと顔を覚えます。


レオの役は、元傭兵で、ダイヤの密売人。彼は童顔のせいか、青臭い感じがしますが、そこがまたいい。根っからの悪い奴に見えない。「ディパーテッド」 の時もそうでしたが、ケンカが弱そうだった。「ギャング・オブ・ニューヨーク」 では、タメの時間が長かったわりに、クライマックスで活躍させてもらえなかった。  …しかし、今回は違う。


彼は、しっかりと “男” を演じていた。銃を持って走る時の顔。苦悩する顔。怒りの表情。正直言って、カッコよかったッス。おお、こんなレオが見たかった!特に抜き撃ちをする場面は、シビレました。そして、タバコを吸う姿がまたカッコいい。今どきタバコを吸う姿が絵になる俳優はそんなにいませんよ。タバコを指にはさんでビールを飲む姿、いいなあ。やっぱり彼は一流の俳優です。


ジャイモン(ジャイアンじゃないよ)は、まじめで石頭の男の役。こいつ、ガンコな上に融通がきかない。黒人と白人のコンビは、白人が偉そうで黒人がチョコチョコ動くパターンが多いけど、本作では逆です。要求はデカくて頭が弱い黒人と、インチキくさいけど頭が切れて行動力のある白人。バディ・ムービーとしては面白い組み合わせだと思う。


もちろん、娯楽映画と言うにはシビアな作品なので、一応社会派サスペンスと言うべきなんでしょうが、俺的には、第一級の娯楽作品だと思います。フキンシンかもしれませんが、ブラックなギャグが、ホントに面白かった。


この映画、青少年に有害な描写がどうのこうの言う、口うるさいオトナの方々にはオススメしません。見た後に文句ばっかり言うだろうから。映画を自分の感性でしっかりとらえられる “プロの観客” のみなさんにこそ見て欲しい。これは、“現場の空気” がしっかり伝わってくる傑作です。画面の向こう側から、あなたは何を感じるか。


生きるということはどういうことか。命を守るとはどういうことか。家族を大切にすることは、何を意味するか。自分は何を、どうすべきなのか。登場人物たちを通して、考えてみて下さい。


悪人と呼ばれる者は、ある人から見たら英雄かもしれない。善人と呼ばれる者も、人によっては敵になるかもしれない。大切なのは信念か、妥協か。 …ああ、何だか禅問答ですね。


何をしても、文句を言う奴は言う。どうせ言われるなら、自分の信じる道を行きたい。そして、一番大切な人の味方でありたい。世界中から非難されても、愛する人にとって英雄であるなら、後悔はしない。人間って、そういう生き物なんじゃないかな。


自分がこの世を去る時に、いい人生だったと言えるような生き方をしたいですよね。




【エンドクレジット】

普通に終わります。すぐに帰っても大丈夫。


【トイレに行くタイミング】

基本的に、ドンパチがあった直後がいいと思います。後半は、歩く場面が多いので、その時に。


【オススメ類似作品】


「キリング・フィールド」

ローランド・ジョフィ監督。1970年のカンボジア内乱において、アメリカ人ジャーナリストとカンボジア人ガイドが、戦火をくぐり抜けて友情に発展していく実話の映画。リアルな緊張感が今でもトラウマになっています。


「天と地」

オリバー・ストーン監督、トミー・リー・ジョーンズ主演。ベトナム戦争において、アメリカ人兵士とベトナム人女性が出会い、恋をする物語。こちらも実話。生きるためには、何でもガマンしなきゃ。あ、それからカドカワ監督のトンデモ映画 「天と地と」 とは全然違いますのでお間違えのないよう。


「ロード・オブ・ウォー」

ニコラス・ケイジ主演。武器商人にもそれなりのポリシーがある。こちとら、カラダ張って商売してんだ。ナメんじゃねえ!


「トラック野郎 度胸一番星」

菅原文太主演のシリーズ第5作。新潟の佐渡金山が舞台。本作はダイヤですが、こっちは金です。全然取れなくて、怒りまくるジョナサン愛川欣也の演技が絶品。千葉真一のジョーズ軍団も登場。恋愛としてはサイテー映画ですが、何だか子供心に面白かった。


「グローリー」

エドワード・ズウィック監督。南北戦争において、初めて組織された黒人部隊の物語。マシュー・ブロデリックが頼りない白人将校を好演。黒人兵デンゼル・ワシントンとのカラミがよかった。(デンゼルは、この作品で初オスカー) クライマックスの突撃シーンでは、ジェームス・ホーナーの音楽が画面を盛り上げる!

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2007-04-07

最近見た下らんDVD (ネタバレあり)

テーマ:ネタバレDVD探検隊

さあ、すっかりおなじみになりました。トンデモDVDの紹介コーナーです。今回も、はきだめのようなバカ映画がたくさん!


劇場映画に関しては、ネタバレしないのがモットーの映画熱ですが、DVDは別。ましてや、こんな下らん映画は見なくてよろしい。だから、容赦なくネタバレします。では、参りましょう。



「地獄の変異」 (2006年アメリカ・ドイツ合作)


洞窟探検モノ。予告編では、田中信夫をナレーターに起用し 「水曜スペシャル」 風にまとめていたので、興味津々でレンタルしてみたところ…実に下らん映画でした。


探検中に内部が崩れ、閉じ込められた隊員たちは、30年後に怪物に変身していた!まるで 「ウルトラマン」 のジャミラですな。これだけで脱力モノですが、借りずにいられない性分なんだなあ…バカな俺。


怪物のデザインがヒドい。ミイラみたいな姿で今にも死にそうなのに、貪欲に肉食かよ!しかも、ご丁寧にハネまで生えてる。そんなデカい羽ばたきしたら、そこら中にぶつかるだろ。洞窟は狭いんだから、もっと考えて進化せんかい!


こんな閉鎖された空間に、奴らを満たすような食糧となるエサがあるか?その巨体を維持するのにどれだけ食うんだ? しかも、30年経ってたら、当時は若者でも、今はオッサンだろ?ふざけんな、ジジイ!


何でも、変な微生物(ウィルスとかじゃないでしょう、顕微鏡で簡単に見られるくらいだから)のせいで、“感染”した人間が突然変異するらしい。へえ、スゴいミジンコもいたもんだねえ。恐れ入りました。


セットもチープだし、俳優もダイコンだらけ。怪物にやられるより、ドジ踏んでケガする方が多かったような気がする。こいつら、もともと優秀なチームじゃない。テメエの失敗を、怪物のせいにしてるんだ、きっと。


怪物も、30年間もコウモリみたいにぶら下がって、エサがくるのを待ってたんですねえ。進化しながら、飛ぶ練習しながら…。最も、ここまで進化したんなら、すぐに外へ出られそうですけど。そうか、きっとひきこもりなんだ。


この映画の主題は、“類は友を呼ぶ”と同様、“バカはバカを呼ぶ” といったところでしょうか。ということは、借りた俺もバカです。うーむ、あのミジンコに感染してしまったかな。じゃあ、これを読んでいるみなさんは?


まあ、そういうことで、アホ映画だから無視しましょう。「マタンゴ」 とか 「ディセント」 で口直ししなきゃ。



「スネーク・トレイン」 (2006年アメリカ)


サミュエル・L・ジャクソン主演の 「スネーク・フライト」 発売前に、こういうまぎらわしい映画が出るのは、よくあることです。しかも、あっちだって相当B級テイストだと思うのに、そのまた上をいく下らなさだろうという確信のもとに、覚悟して借りることにしました。


まず、パッケージをとくとご覧下さい。巨大なヘビが、電車をブチ壊して猛り狂っています。よく見ると、電車よりヘビの方が太い。こんな奴、どうやって電車から出て来たのか?


物語は、奇怪なカップルが逃亡するところから始まります。何やらワケありな2人。見ていると、時々彼女が具合が悪そう。ははあ、つわりかな、なんて思っていると、突然ヘビを吐き出す!うへえ。昔あった 「ヘルスネーク」 を思い出します。


何でも、彼女の体内にヘビがいっぱいいるそうな。それを、ロスにいるおじさんの所に行って、呪いを解いてもらうということらしい。そのために、ロス行きの列車に乗らないといけない。金もロクにないのに。


やさしいチンピラに出会ってまんまと乗り込んだ2人。でも、彼女は相変わらずヘビを吐き続ける。人間、誰しも体の中にヘビがいるらしい…っていねえよ、そんなもん!


どうやら、チンピラたちは、この2人がヤクを運んでいるとカン違いしたらしい。大事そうに抱えている荷物をよこせ、と格闘になる。荷物がバラける。すると、大量のヘビが!…うわあ!


いやいや、何だかそんなに驚くほど多くないよ。しかもちっちゃいし。中にはデカいのもいるけど、そんなのあの箱に入らんだろ。でも、しょうがないので、観客として付き合ってあげなきゃねえ。…きゃあ、たすけてえ。


そうこうしているうちに、彼女が行方不明に。あんなに具合悪いのに、どこにそんな元気が?車内を探してもいない。まさか外に?ああ、ホントに外にいる!走っている列車から飛び出したの?すげえ病人。


しかも、彼女は巨大ヘビと化していた。走行中の列車を、後ろから食い始める!バキバキ…っておい!ヘビは丸飲みするだけでキバ以外に歯はないだろ。咀嚼能力のあるヘビ?すげえ、さすがはハリウッドヘビ。列車なんか簡単に食っちまうぜ!


乗客たちは、先頭車両から飛び降りる。走行中だよっ!轢かれるよっ!…でも轢かれない。みんな普通に着地。ああ、もうどうでもよくなってきた。


列車を食い尽くした巨大ヘビが、飛び降りた乗客に襲い掛かる!…とその時、背後から光が。突然、竜巻が発生!あっという間にヘビを吸い上げるコンパクトな竜巻。乗客たちには影響なし。ヘビだけを持って行ってくれる、都合のいい自然現象。


あんなにデカいヘビが、空に上がったとたん、異常に小さくなってしまうのは何故?キューンなんてかわいい声出して、お空の向こうに消えて行きました。声だけは、「ドラえもん のび太の恐竜2006」 の神木ピー助よりマシだった。(だからどうした)


何とかピンチを切り抜けた乗客たち。 「これからどうするの?」 「…ロスへ行く。」 歩いて行くの?ああ、そう、別に止めないから、気の済むまでどこまでも行きやがれ、バカヤローども!




「トカゲ女」 (2003年タイ)


パッケージは、おねえちゃんの口から、カワイイトカゲがコンニチハしているへんな絵柄。タイ映画ということもあって、これはパワフルな作品に違いないと思ってレンタル。ところが…トホホ映画でした。


この映画の致命傷は、肝心のトカゲが小さいことです。しかも、数が少ない。よく見ると、100円ショップで売ってるゴムのオモチャみたい。そのせいか、ほとんど動かない。ああ、ショボい。悲しい。迫力ゼロの、どーでもいい映画。


これまた探検チームのお話。変なモノを見つけたばっかりにチームのみんなが次々とトカゲに…ってこんなんばっか。


教授役の男が、富野由悠季に似ている。たぶん日本人役かと。その美人妻が真っ先に餌食に。怒り狂ったトミノ教授もやられ、途中から誰が主人公かわからなくなる。


これはトカゲの呪いじゃ、というわけで、怪しげな儀式が始まる。こんなんでいいのかって思ってたら、案の定ダメ。そりゃそうだろ。みんなマジメにやってなかったよ。儀式も通用しない強い呪いだってことを言いたいんだろうけど、逆効果です。


ヘンな化粧と、役者のキワモノ演技だけで、恐怖を表現しようとする気合いだけは買ってあげましょう。でもね、コレ、ダメです。見ていると、何だか悲しくなってしまう。…おい、誰か何とかしろ。


最後は、CGくさい大量のトカゲがニョロニョロでて終了。唐突にエンディング。あなたのすぐそばにトカゲがいるかも…ってか?そんなん見つけたら、容赦なく踏み潰してやる!




「実録!呪われた都市伝説 最凶 平成の都市伝説集」 (エースデュースエンターテイメント)


えー、何といいますか。そのう、長いタイトルの心霊DVDは、90%以上の確率でつまらん作品が多い…ということが証明された1本。と、いうことでよろしいかと。…えっ、それも都市伝説になる?カンベンして下さい。


ちなみにこれは、シリーズ第2作だそうで。次は、ケータイ写真だそうな。うー、俺は借りんぞ、絶対に!…と言いつつも気になっていたりして。



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