FUJITA'S BAR
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2006-02-28

2月のつぶやき

テーマ:エッセイ

まずは、今月行かなかった映画とその理由から。



「県庁の星」


予告編でストーリーをひけらかす映画は、大抵うさんくさい。織田裕二の固い演技と、柴崎コウのショボい熱演などに興味なし。…あんたらの将来なんか知るか!



「シャークボーイ&マグマガール」


ロバート・ロドリゲス監督の親バカ映画なんて、どうでもいいです。



「天使」


行こうかなと思ったんですが、時間帯が悪くて断念。



「シムソンズ」


お姉ちゃん達ががんばる映画も、いい加減食傷気味なので、パスします。



「スキー・ジャンプ・ペア」


オリンピックが盛り上がらないので、腹いせに見に行こうかと思ったのですが、人気がなかったみたいで、すぐに上映回数激減。時すでに遅し。



…まあ、そんなわけです。今月は風邪をこじらせてしまったので、行く回数が減るなと覚悟していたのですが、治ってからというもの、怒涛の大反撃。結果的に8本見に行きました。


本当は、今月最後の映画は、「ウォーク・ザ・ライン」 の予定だったんですが、残業が長引いたために、遠くの映画館に行けず、近くで妥協して 「ナイト・オブ・ザ・スカイ」 に変更。でも、結果的によかったのかも。


今月は、「サマー・タイムマシン・ブルース」 のDVDを買いました。やっぱりこの映画、オモロいです。


それから、「レイクサイド」 の原作を、昨日から読み始めました。細かい設定は違いますが、映画と雰囲気は同じかも。読み終わったらレポートしたいと思います。


来月は、アカデミー賞があるので、毒の多い文章を書かねばならないかも。でも、なるべく慎みたいと思います。



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2006-02-28

ナイト・オブ・ザ・スカイ

テーマ:洋画

いい感じで力の抜けた、しなやかな映画。 「ステルス」 より面白いかも。


フランス空軍が前面協力したそうで、“本物” の迫力映像が画面一杯に広がります。


原作は、30年以上前の人気コミックだそうで、フランスでは現在まで、絶大な支持を得ている、いわば伝説の作品。 1986年の 「トップガン」 より昔ですね。


監督は、「TAXi」 のジェラール・ピレス。作り物でなく、あくまでも本物志向である彼のこだわりが、“現場” の映像をあますところなく捉えています。


主演は、カンヌ映画祭で主演男優賞を受賞した実力派、ブノワ・マジメル。 「クリムゾン・リバー2」 でもアクションをしっかりこなしていただけあって、今回も “プロ” の演技をさりげなく表現しています。


共演は、クロヴィス・コルニアック、ジェラルディン・ペラス、アリス・タグリオーニ、フィリップ・トレトン。何だか舌を噛みそうな名前ばっかりな上に、すぐに忘れそうな顔ばっかりなので、無理して覚えなくていいですね。


さて、映画ですが、フランスだけに、コテコテのハリウッド映画とは違って、暑苦しくなくていい。さわやかな感じがします。前に見た、「ミシェル・ヴァイヨン」 と雰囲気が似ているみたい。


主人公のパイロットは、マッチョなキャラではなく、クールでスマートな感じ。でも、決して堅い男ではなく、ソフトイメージでありながらも、“プロフェッショナル” であることを感じさせます。これって、アメリカではなかなか成立しにくいパターンかも。


映画の目玉は、本物の飛行シーン。スピード感よりも、浮遊感。実際に飛んでいると、こんなもんかなって思えるような場面の連続。そうだよな、対象物がなきゃそんなにスピード感なんて感じられるもんじゃない。高速道路を長く走っていると感じる、アレです。


アニメで例えると、宮崎駿監督の 「風の谷のナウシカ」 のメーヴェの飛行シーンに近い。それから、板野一郎の “板野ミサイル” よろしく、高速で動いているもの同士は、お互いが止まって見えるというもの。さらに、飛行機の翼の先から白い筋がサーッと出る感じは、大友克洋監督 「AKIRA」 のバイクのテールランプがコーナリングの際に流れる感じを思い出す。マジカッコいいです。


撮影自体も大変だったろうけど、きっと楽しいものだったんでしょう。画面から伝わって来るようです。



トイレに行くタイミングは、民間の飛行機会社で飛んでいるシーンか、捕まって手錠を掛けられる場面くらいがちょうどいいでしょう。でも、100分というコンパクトな時間なので、あっという間ですよ。


とにかく、この映画は居心地がいい。ストーリーは穴だらけだけど、いーじゃありませんか。細かいこといいなさんな。とりあえず、飛べば何とかなりますよ。


“飛ぶ” ということはこんなに気持ちがいいんだぜって、教えられているみたい。船乗りが大海原に出るように、ダイバーが海中に潜るように、山男が山に登るように、男たちは、自分の居場所をしっかり持っている。そこが、自分が唯一自分に戻れる空間でもあるのだ。


そして、俺は今日も映画館に通う。そこが自分の一番の居場所だから。シートに身体を沈めて、熱いコーヒーを片手に、新たな冒険に出かけて行く。今までも、…そしてこれからも。


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2006-02-26

カナリヤ (DVD)

テーマ:DVD ・ 洋画

シンプルだけど、ある意味スゴい映画。 谷村美月は、今後要チェックです。


劇場で見れなかったのが残念なくらい、力のある作品でした。監督は、「黄泉がえり」 の塩田明彦。彼の作品を見るのは初めてなので、実力は未知数。淡々としたタッチが面白いと思いました。


物語は、どう見てもオ○ム真理教だろうと思えるカルト教団が、テロ殺人で解体され、児童施設に移された子供が主人公。無理矢理引き剥がされた妹を取り戻すために、脱走してしまうというお話。


出演は、石田法嗣、谷村美月、西島秀俊、りょう、つぐみ。あまり有名な役者はいないみたい。


主演の石田君は、雰囲気はいいのですが、話すとテンションが下がってしまうので、黙っている方がいい。出来れば柳楽優弥あたりに演じてもらいたいところ。


ところが、注目すべきは、谷村美月です。この女の子、何者でしょうか。


NHKの 「まんてん」 でデビューしたらしく、現在まだ15歳。CMにも出ているみたいですが、はっきり言って知りませんでした。この間見た 「東京ゾンビ」 でもカツアゲ中学生の役で出演していたんですが、その時はチョイ役だったので印象はあまりなし。でも、今回の映画を見て、その表現力に感心しました。


俺流の表現で言うと、“やわらかい演技” です。肩に力が入っている感じではなく、自然に体全体から出るという感じ。だから、繊細でいて、とても力強い。何しろ泣き顔がいい。グッときます。考えてみれば、俺の好きな女優って、泣き顔がきれいな人が多い。やっぱり女は泣かしてナンボですか、うははは。


…いやいや、それは冗談。でもやっぱり、涙は女の最大の武器だから、それを一番上手に使える女が、世界を手に入れるのかも。「最終兵器彼女」 の最終兵器といったところですね。 ( …ああそうだ、このDVDも借りっぱなしだった。早く見なきゃ。)


で、映画自体は、石田君はセリフ少な目、谷村ちゃんはセリフ大目なので、まことに都合がよろしい。バランスがいい。実際に一緒にいたら、うるさいだろうけど、はたから見ているぶんには、カワイイと思います。


西島秀俊は、ボーッとしたキャラが、教団の男を演じるのにちょうどいい感じ。彼の才能って、未だにさっぱりわからんのですが、このつかみどころのないのが、使える役者という要素なのかも。変な俳優。


りょうとつぐみのレズビアンな関係も、楽しませてもらいました。暗いテーマの展開の中で、唯一息抜きのできるシーン。


それからねえ、選曲のセンスがようわからん。何で 「君の瞳は10000ボルト」 やねん。それから、何故ダーク・ダックスの 「銀色の道」 なんじゃい。盛り上がりそうなところで、あえてハズすのはシャレですか?


監督のスタイルはよくわかりませんが、映画は面白かったッス。谷村ちゃんはとてもいい。今後の活躍が楽しみです。次こそは、劇場でもう一度彼女を見たいですね。

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2006-02-26

イデオン 100円 ~’80年代のオタク男の感傷~

テーマ:ビデオ

先週、近所のTSUTAYAにレンタルDVDを返しに行った時の事です。


カウンターに戻して、さあ帰ろうと思って出口に向かったところ、中古ビデオ販売コーナーにキラリと光る物が…! なんと 「伝説巨神イデオン発動編」 !! 中学生の頃夢中になったあの名作。欲しくても高くて買えなかったセルビデオ。よし、買おう。いくらかな。


…えっ、100円? マジで? おいおい、原価は14800円なんだぞ。いいのか、知らねーぞ。


まあ、今どきはDVDの時代だから、ビデオなんざゴミ同然だもんね。それにしても、トホホな価格。ビデオを手にしたまま、しばらく立ちつくしてしまいました。



VHS,β、LD,VHD…。亡者の魂が、亡霊の怨念が擦り寄ってくる。一時代を築いた兵 (つわもの) ともが夢の跡。諸行無常、ああ無情。寿限無、寿限無、ナンマイダ。


俺が10代の頃は、VHSの録画用ビデオテープが4800円くらいでした。それを3倍モードで繰り返し繰り返し使用したものです。だから、録った内容もいずれ消さねばならなくなる。


だから、明日あれを録るからこれを消さなきゃ、なんて時は、直前までひたすら見まくることも。明日には消えてなくなってしまう、最後の別れを惜しむかのように…。


だから、’80年代のオタクは、やたらとセリフを覚えているんですね。そしてさらに、感情込めて言えるんです。かつて愛した女を忘れないように、自分が愛した作品は、永遠なんです。


ちなみに俺なんかは、いよいよ終わりと言う時に、カセットテープにおとすんです。そして、それを聞きながら、プラモデルで状況を再現して遊ぶんです。そう、時には涙を浮かべて…。 あ~、麗しい思い出。


そんな俺が、初めて買ったセルビデオは、「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」 でした。値段は、やっぱり14800円。お年玉をはたいて買ったそれは、黄金の輝きを放っていました。ドキドキしながら再生ボタンを押した感激は、今でも大切に心に刻んであります。


そんな思いを胸に、「イデオン」 を買って帰りました。そして、風呂上りにチューハイを開けて、懐かしい映像を堪能しました。


湖川友謙デザインのキャラは、色気があっていい。そして富野監督の、これでもか残酷シーン怒涛のオンパレード。「男たちの大和」で感じたものにも近いかもしれない。


しかし、何度見てもスゴい作品。今だったらR指定は間違いないでしょう。何たって、主人公のユウキ・コスモは、赤毛のアフロヘアー。オープニングは準ヒロインのキッチ・キッチンの首チョンパ。故井上遥さん演じるフォルモッサ・シェリルは、恋人を殺されたことからアル中になって、精神錯乱を起こして船外に出てしまい、爆風に巻き込まれて死亡。戸田恵子演じる妊婦カララ・アジバは、嫉妬に狂った姉ハルルから顔面に銃弾を撃ち込まれて絶命、少女ノバク・アーシュラは首が吹っ飛んで即死。…ものすごいです。


物語は、“イデ” という名前の、わがままな神様の話。人間のわがままさは、神様から受け継いだものだと俺は思ってます。神の子なんだから、しょうがないじゃん。だからこそ、未来に可能性があるというもの。


ラストの10分は、本当に美しい。そして、癒される。死んだ後、先に逝った愛する人が迎えに来てくれる。そして二人で手を取り合って、メシアの目指すところに向かう。無数の光が、宇宙を突き進んで行く…。


10代の頃に味わった感動って、永遠ですね。願わくば、現在の10代の人たちが、今どきの作品を見て、永遠に刻まれる感動を得られることを望みます。


時代を築いた偉大なる英雄。その名は、『VHS』 …安らかに眠りたまえ。 (お賽銭は100円です)


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2006-02-23

PROMISE 無極

テーマ:洋画

プ・ロ・ミ・ス。 恋愛と戦争は計画的に。 ちなみに、井上和香は出てきません。


巨匠チェン・カイコー監督の最新作。「HERO」 「LOVERS」 に触発されてか、最近この手の映画が多いなあ。「始皇帝暗殺」 より数段落ちますが、華はあります。


主演は、“デューク” 真田広之。エンドクレジットの最初に出てくるから、一応主役なんでしょう。 それから、“アナターガ、スーキダーカラー” のCMで御馴染み、チャン・ドンゴン。「ブラザー・フッド」 では、国境またいで兄弟ゲンカしてましたが、今回もパワフルな役です。 そして、ニコラス・ツェー。「香港国際警察」 で好演したのが記憶に新しいですね。 後は、リウ・イエ。 ヒロインは、セシリア・チャン。


衣装デザインは、日本人の正子公也が担当しています。…でも、いいのかどうか微妙。


さて、映画ですが、ストーリーはイマイチ。どこかで見たようなシーンがやたら多いのも気になる。それでいて、戦記ものとしても弱いし、ラブストーリーとしてもどうかと。要するに、ダメです。


ただ、全くダメではないです。チャン・ドンゴンのアホなアクションが笑えます。「カンフー・ハッスル」 のノリでぶっ飛ばします。まさにサイボーグ009の加速装置。走る、飛ぶ、回る。それでいて、息一つ切らさない。


赤い軍隊が、黒い軍隊に割って入るシーンは、「天と地と」 とおんなじ。“ジャンキー” 角川春樹監督のアホ映画ですが、このシーンの構図だけはスゴかった。


ラブ・ストーリーとしては、「パール・ハーバー」 レベルくらいでしょうか。選択肢に弱い女の話。どうせなら、「LOVERS」 の方が、よっぽどスリリングでよかったように思います。


大体、このヒロインは、運命以前に、性格に問題がある。こんなわがままで独占欲の強い女、幸せになんてなれんでしょう、実際。 …何でもかんでも運命のせいにするな!


登場する男は4人。腕は立つけど、女に免疫がない男。頭は弱いけど、足が速く、女にくどき文句を言える男。腕は二流だけど、頭のきれる男。忠誠心があるが、気の弱い男。さあ、貴女は誰を選ぶ?


大体、全てを兼ね備えている男なんていませんって。どこか突出していれば、どこかに弱点があるというもの。その欠点を補いあってこそ、愛の関係と言えるのでは?


自分は努力しないでそのままで、相手にだけ要求するのは、ドロボー根性もいいとこでしょう。一昔前に流行った、“シンデレラ・コンプレックス” というやつかな。


もう一人くらい女が出ればよかったのになあ。もっとマトモな人。



トイレに行くタイミングは、女が真田のもとを去る場面か、真田の元家来が訪ねて来るシーンあたりがいいでしょう。2時間4分って、微妙に長いですよ。


しかしさすが、真田広之の演技力と存在感は健在です。実に堂々としていました。もっとカッコいい役だったらよかったんだけどね。でも、いいじゃないですか。これで役者の幅も広がるというものでしょう。


ちなみに、中国映画に出た日本人俳優で、一番カッコよかったのは、「ヘブン・アンド・アース」 の中井貴一だと俺は思ってます。


それにしても、男と女の関係って何だろうなって、時々思います。愛ってやつは、やっぱり一方的では成り立たないもんですよね。


相手が完璧だと、何もしてあげられることがなくて、つまんないと俺なんかは思っちゃいますよ。俺にできないことが相手にできて、相手にできないことを、俺がしてあげられる。これがいいと思うんです。


桃太郎でも言ってるでしょう。おじいさんは芝刈りに、おばあさんは洗濯に。これって、協力関係ですよね。


だから、こういうストーリーは、はっきり言ってキライです。 …お前ら、勝手に殺し合っちまえ!


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2006-02-21

東京ゾンビ

テーマ:邦画

シュールな怪作。 この映画に携わった全ての人達の情熱に、敬意を払います。


しかしまあ、何て作品でしょう。かなりヒドいけど、実に真面目に作ってあります。こういうのもありなんですね。日本映画も、かなり成熟してきたって感じ。


原作は、花くまゆうさくの同名マンガ。この人の絵柄、一度見たら忘れられません。はっきり言って、ドヘタな作風。でも、それがいい。何とも言えない、独特の世界。こんなもん、よくも映像化できたもんだ。


監督は、これが長編デビューとなる佐藤佐吉。もともと脚本家らしく、俳優としても活躍しているマルチな人。かの 「キル・ビル」 にも出ていました。おもろい兄ちゃんです。これからもがんばって下さい。


主演の二人は、日本が誇る浅野忠信と哀川翔。 アフロとハゲの名コンビ誕生。 うわー、似合う!


共演陣は、実に個性的。まず、“大物” 梅図かずお師匠! トレードマークのボーダーシャツで楽しそうに出演してました。それから、こういう作品には欠かせない古田新太。今回もインチキくさい役で登場しています。そして、奥田恵梨華。彼女の一重瞼は迫力がある。名前忘れたけど、「呪怨」 ( ビデオ版 ) のフライパン女を思い出しました。しかし彼女、いい足してますねえ。特にフトモモが…。おっとっと。


原作者の花くまゆうさくも、柔術の使い手で出演していました。ホントに使い手らしいです。


さて、映画ですが、基本的には、「真夜中の弥次さん喜多さん」 とおんなじ話。ただ、ホモが柔術になり、お伊勢さまがロシアになっただけ。


東京に突如現れたゾンビ軍団と戦うには、最強の格闘技、柔術しかない!…って、何で? だって、組み技じゃん。噛みつかれちゃうだろ!くっついてどうするんだよ。とツッコミたくなってしまう。


しかしまあ、いとも簡単に人が死んでいく。首チョンパがシュールな笑いを誘う。モラルも良心もない。サバイバルになれば、己の力だけが頼り。そういう世界だからこそ、自分の存在意義を考えざるを得ないのではないでしょうか。 …って、考えるだけヤボか。


それにしても、この二人、ある意味とても羨ましい。こんなに適当に生きてるのに、信頼し合っているし、何も考えてないのに、何とかなってしまう。ああ、こんな風に生きてみたい。


浅野忠信は、どんな役柄でも自然にこなしてしまう、不思議な俳優。哀川翔は、「ゼブラーマン」 以降、もうどんな役でも大丈夫になってしまいました。まさに、“最強” コンビ。


CGは全部で150カットあったそうですが、そのうち50カットが、ハゲヅラの線消しだったそうです。ギャハハですね。 このこだわり。どうですか。


トイレに行くタイミングは、ゾンビバトルのショーが始まったくらいがよろしいかと。


この路線、なかなかいいなあ。“ロシア” 編も作ろうよ。ジョージ・A・ロメロやトム・サビーニにも協力してもらってさあ。ロシアにロケに行こうよ。ミカンせいじんだって行ったんだから。


不思議な映画だったけど、ちょっと元気をもらいました。 原作も読んでみたいなあ。

 



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2006-02-19

宇宙戦争 ウォー・オブ・ザ・ワールド ( DVD )

テーマ:DVD ・ 洋画

トム・クルーズ版より、ある意味原作に忠実な作品。でもやっぱりショボいなあ。


主演は、なつかしやC・トーマス・ハウエル。「アウトサイダー」 の時は、彼が主役でトムがチョイ役でした。あれからもう20年以上たってるんですねえ。苦労したんだろうなあ、俺と同年代なのに、シワシワ顔でした。


ストーリー自体は、いたってシンプル。したがって全体的に退屈。夜中に見ると眠くなってしまうでしょう。オススメはしませんが、スピルバーグ版がヒドかったので、腹いせに借りたんです。でも、やっぱりタコが出ないとつまんない。


唯一、ポッドのデザインがまあまあかな。「映画秘宝」 だと、「機動戦士ガンダム」 に出てくるビグザムみたいだって書いてましたけど、俺的には、「太陽の牙ダグラム」 のデザート・ガンナーに似ていると思います。多足系のカタカタ動くさまは、なかなかそそります。でも、それだけ。


もうちょっと主役が魅力的だとよかったんだけどなあ。頭はいいが、行動力がない。トム・クルーズと逆のタイプだけど、やっぱり頼りない。まあ、仕方ないか。これって、映画なんだか、TVムービーなんだか。


C・トーマス・ハウエルと言えば、「ヒッチャー」 という秀作もありました。悪役ルドガー・ハウアーとの絡みがスリリングでした。演技力はあるんだけど、決してハンサムではないからなあ。もうあまり仕事もらってないのかも。


80年代には、“YAスター” なんて言葉がありましたね。マット・ディロン、ラルフ・マッチオ、エミリオ・エステベス、ロブ・ロウ、ダイアン・レイン…。みんな、元気にしてるかな。


「アウトサイダー」、いい映画だったなあ。後でもう一度見ようっと。





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2006-02-14

サイレン

テーマ:邦画

ありゃりゃ、つまんないオチだこと。さっぱり盛り上がりませんでした。 堤監督、ホラーは苦手ですか?


人気ホラーゲームの映画化にして、堤幸彦監督最新作。ものすごく期待して見に行ったのがいけなかったようです。箸にも棒にも引っ掛からない、ダメ映画です。金払う価値なし!


堤監督といえば、「ケイゾク」 「トリック」 シリーズで名をとどろかせた、いわば巨匠。ミステリーやサスペンスを、ギャグを交えながら、独特のセンスで表現する作風に感心したもんです。


それが、どうしちゃったんだろう。慌てて撮ったのか、ヤクでも打ちながら撮ったのか。全然 “らしく” ない。もしかして下山天 ( 「忍」 「弟切草」 のダメ監督 ) かと思ったくらいです。


とにかくヒドい。致命傷は、主演の市川由衣。彼女、やる気あるんでしょうか。最初から最後まで、鉄仮面をかぶったような、ひたすら無表情。こんな奴、早くぶっ殺されちゃえって感じ。


本人のコメントでは、役に入り込んで相当がんばったらしいんですが、甘いなあ。新春かくし芸大会じゃないんだから。これで女優ですなんてちゃんちゃらおかしい。「輪廻」 の優香を少しは見習いなさい。


「着信アリ」 でもそうでしたが、絶叫すればホラーになるってもんじゃない。恐怖を表現するのって、そんな簡単じゃない。人を笑わせるのと恐がらせるのは、相手の気持ちを考えなきゃできないんだぞ。自己満足の範囲だけでがんばっても、相手に伝わらなきゃ、全く意味がないんです。


大体、開始10分で結末が読めてしまった。ベタベタな伏線は逆効果ですね。


オチは、韓国ホラー映画の傑作 「箪笥」 とそっくりでした。かなり中途半端だけど。「サイレン」 のゲーム発売と 「箪笥」 の韓国公開時期が、同じ2003年なので、どっちがパクリかはわかりませんが。


ゲームのストーリーを知らないので、「サイレン」 そのものを否定はしませんが、この映画を見る限りでは、かなりのイメージダウンは避けられないでしょう。ご愁傷様です。


現在、「零~zero~」 も映画化の企画があるみたいですが、堤監督だけにはやらせないほうがいいでしょう。くれぐれもご注意。


映画自体は、87分と短めですが、あまりに退屈な展開で、長く感じてしまいました。サイレンの音は、恐怖を感じるには至らず、むしろイライラ感を煽っているみたい。


トイレはいつでも行ってください。つまんない映画だから、ちょっとくらい見落としても平気です。


とにかく、はっきり言って、この映画はコケました。小中学生くらいなら喜ぶかもしれないけど、多少なりとも目の肥えた人だったら、怒りが込み上げてきそう。ふざけんなって感じ。


堤監督、あんたにホラーの才能がないことがよくわかった。もう一度勉強し直して、あんたが本当に撮りたかった作品を、いつか作ってくれ。俺は待ってるぜ。






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2006-02-13

わたしの恐怖体験 (8) 「本当にあった呪いのビデオ」

テーマ:わたしの恐怖体験

小ネタですが、つい最近思い出したので、一応書いときます。


たしか1~2年前くらいだったと思うのですが、レンタルで 「本当にあった呪いのビデオ 劇場版」 というのを借りたんです。


そうしたら、見ていくうちに、「 本当にあった呪いのビデオ Special 」 の映像を見たばっかりに、なんていう話だったんです。…そしたら、気になるじゃん。


早速、それを返して、問題のやつを借りました。で、見たんですが、今度は 「 呪いのビデオ2 」 の映像がどうのこうのと…。ああ、全く、どこまでいけばいいんだか。


この時点で、かなり呪われてしまっているんだろうし、せっかくなので、呪われついでに見ようと思い、問題の 「 2 」 を借りてきちゃったんです。


さすがに、緊迫感が高まってきて、ドキドキしながら、再生ボタンを押しました。


…そうしたら。


…ああっ、これは!


戦慄の衝撃が俺を襲いました。


『 なんてこった…。』  こんなことがあっていいんだろうか。



…実はこのビデオ、前に見ていたんです。


1年以上前に、正月休みに借りてきて、大晦日の夜に家族で見たやつでした。このおっさんの霊、確かに見覚えがある。…あ~あ。


そうすると、既に俺は呪いにかかっていたことになる。しかも、更新されちゃったみたい。…チャンチャン。


                                                         ( END )


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2006-02-12

ジャーヘッド

テーマ:洋画

クールな怪作。ブラックな笑い満載の、残尿感ムービーの決定版登場。


「アメリカン・ビューティー」 で一世を風靡した、サム・メンデス監督の最新作。今回は湾岸戦争が舞台です。でも、よくある戦争映画ではありませんので、ご注意を。


原作は、実際に戦場に行った元兵士、アンソニー・スオフォードのベストセラー。映画の主役の名前もそのまんまです。だから、この作品は、真実のドキュメント映画でもあるわけです。


主演は、「ドニー・ダーコ」 「デイ・アフター・トゥモロー」 のジェイク・ギレンホール。彼の目もとって、何だかニコラス・ケイジの若い頃に似ているように思います。だから、「ロード・オブ・ウォー」 と雰囲気が重なって、妙なつながりを感じてしまう。


共演は、まずジェイミー・フォックス。「ステルス」ではチョイ役だったけど、今回は存在感抜群。やはりオスカー俳優の実力は本物ですね。それから、「フライトプラン」 の記憶も新しいピーター・サースガード。この人って、結構面白い俳優ですね。ちょっと注目したいところ。そして、「アメリカン・ビューティー」 でもホモオヤジ役を熱演したクリス・クーパー。やっぱりこの人は、軍人がよく似合う。


さて、映画ですが、見事なまでに肩透かしムービーに仕上がっています。じゃあ、つまんないかといえば、そんなことない。じゃあ、見せ場はあるのか。はっきりいって、あるようでない。でも、これがまた面白い。


訓練のシーンは、「フルメタル・ジャケット」 や 「愛と青春の旅立ち」 を思い出します。劇中に流れる映画も、「地獄の黙示録」 「ディア・ハンター」 といった名作を使用。この2作とも、実に効果的に使用されています。詳しくは、本編をご覧下さい。


サム・メンデス監督は、もともと舞台が本業だそうで、なるほど役者の芝居重視の感があります。今作では、全編主人公の目線で、カメラワークを統一している徹底ぶり。空撮とか、クレーンによる撮影はなかったように思います。だから、常に主人公と一緒に行動しているような気分になる。ますますドキュメント。


訓練ばかりで、戦場が出てこない傑作に、コリン・ファレル主演の 「タイガーランド」 という作品があります。この映画では、上官が無能で、部下が苦労する話でした。TVドラマシリーズの 「バンド・オブ・ブラザーズ」 もそうだった。戦場では、いつ命を落とすかわからないから、信頼できる人につきたいもんね。


それから、ふざけた戦争映画の傑作と言えば、ロバート・アルトマン監督の 「M・A・S・H」 なんていうのもありました。風刺としては非常に面白かった。


でも、この映画は、どちらとも違う。一つ言えるのは、まぎれもない “現場映画” とだということでしょう。「ミュンヘン」 しかり、「美しき野獣」 しかり。最近は、この手の作品がやたらと続きますね。


一人称で進む物語は、真実味がある反面、偏った感じになることもしばしば。だって、同じことを体験したって、感じ方はみんな違うでしょ。映画だって、見る人によって感想が違うもんね。


だから、クライマックスでの、見事なまでの “肩透かし” は、あくまで主人公の見た世界。幸運と思うか、不運と思うかは、その人の勝手でしょ。だから、ブラックユーモアのセンスがキラリと光る、この映画のタッチは新鮮なんです。やっぱり、クールな作品だと思う。


あと、特筆すべきは、音楽の素晴らしさ。トーマス・ニューマンの楽曲はドラマチックでいい。ラップの曲もなかなか効果的に使われていました。臨場感あふれる展開に、一役かっています。


サム・メンデス監督の才能は、本物だと思います。これからも、クールな作品を作り続けて欲しいですね。



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