FUJITA'S BAR
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2005-09-28

容疑者 室井慎次

テーマ:邦画

つまんない映画です。 やっぱりTVドラマレベル。 でも、しょうがないのかも。


「踊る大捜査線」 シリーズは、TVは全然見たことがなくて、劇場版第1作を見て幻滅。それ以降は余計に見る気がしなくて、そのまんまでした。


でも今回は、脇役陣が豪華なので、 “もしかして” という気持ちで行って来ました。


そしたらまあ、スカスカのボロボロでした。よくこれで公開できたもんです。ある意味すごい。


大体、予告編ですでに冤罪ものだと強調しているもんだから、謎解きくらいの楽しみがあるかと思ったんですが、なしです。 じゃあ、アクションは? なしです。 盛り上がるか? 盛り上がりません。


多分、「半落ち」 みたいな展開にしたかったんだと思いますが、寺尾聡とギバちゃんでは勝負になりません。大体、ストーリーがいい加減だから、熱演しようがありません。


柳葉敏郎の演技がよかったのは、「蛍」 とか 「ホットドッグ」 あたりだったと記憶していますが、いつの間にこういうキャラクターになってしまったんだろう。これって、“当たり役” なんですよね? 


そのわりには、なんか生き生きしてないなあ。苦悩する役でも、ノリノリで演じてれば、それなりに楽しそうになるもんなんだけど、どうも悩みながら演じている気がする。これでいいのかなって。


それにこの人、あんまりリーダーシップとってるって感じがしない。指示は適当。それで現場がどうのこうの言っても、説得力がない。だんだん立場が悪くなって、仕事がしづらくなる。孤独になる。


正直言って、俺は、この人の下で働きたくありません。嫌です。


どうせなら、『上からのプレッシャーは全部自分が引き受けるから、お前ら思いっきりやれ』 くらいのことが言えないかなあ。だってこの人、基本的に何もしてません。やらせてばっかり。 眉間にシワよせて考えてばかりでは、何も解決しねーぞ、おっさん。


「機動警察パトレイバー」 の後藤隊長を、少しは見習いなさい。 この人の下だったら、命懸けてもいい。


ただ、ダメなことばっかりではありません。収穫もありました。田中麗奈です。


彼女、結構面白い女優です。 「NIN NIN」 とか 「姑獲鳥の夏 」 くらいでしか見たことなかったんだけど、この人、なかなかキラッと光るもの持っています。キャリアも7年くらいだから、実力はあると思うし、やろうと思えば何でもできそうです。


だけど、今回は新米弁護士の役なので、少し押さえ気味。そりゃそうだ、主役より目立っちゃダメだもんね。 “ぎこちない” 演技を堂々とやっていました。トラウマに苦しむ時の表情、グッときました。このシーンが一番気に入りました。キリッとした顔の歪み方がいい。


それから、彼女の上司で柄本明も好演。この二人のやりとりだけは、スクリーンがグッとしまっていい感じでした。どうせなら、この二人でスピンオフ映画つくってもらえませんかねえ。


升毅も面白い顔で笑わしてくれましたが、予告で見ちゃったのでアウト。ゼブラーマン哀川翔もがんばってたけど、ちょっと空回り気味。もっと面白くできただろうに、残念です。


シリーズものは、キャラが決まっている分、自由性がないのかもしれませんね。これをやったら彼じゃない、みたいなやつ。劇場版なんだから、映画でしかできないことに挑戦して欲しいです。


多分、内輪ではベタ褒めで拍手喝采なんだろうけど、この仲間に入りたくないなあ。


ほんとに、「踊らされている」 感じがする。 俺はそう簡単に踊らんぞー!

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2005-09-23

電車男 (TV)

テーマ:TV

伊藤淳史君、熱演お疲れ様でした。伊東美咲さんは、演技を根本から勉強し直して下さい。


映画 「電車男 」 が結構よかったので、勢いで見始めたTVドラマでしたが、これもなかなか面白く、ついに最終回まで見てしまいました。


何がすごいって、OPがいい。80年代のオタク (当時アニメファンっていってましたけど) には忘れられない曲、「トワイライト」 が使用されている! しかも、名作 「DAICONⅣ」 とそっくりのシチュエーション。いいですねえ。ダイコンじゃなくてニンジンなところが笑えます。出来のいいので、すっかり心を奪われてしまいました。 …これ、いい。毎週見よう。


映画では、山田孝之と中谷美紀でしたが、今回は、伊藤淳史と伊東美咲。おお、カロリーメイトCMの “ワカゾー” 君ですね。見た目からしてオタクのイメージ直球ど真ん中キャラ。いいじゃん。


しかも、伊藤君、キャリア長いだけあって、素晴らしい熱演でした。映画の山田君も悪くないんだけど、いい男過ぎて、ちょっとイヤミな感じは少しあった。ところが、伊藤君だとバッチリはまるんですね。モロに等身大というか、焦り方とか妙にリアルで…。


 『あああああああああ、あの───!』


多少、オーバーアクションだけど、この位の方が伝わるような気がします。オタクは一般人と話すだけでも、それなりに緊張しちゃうんですが、まして好きな女性、しかも美人とくれば、その心拍数は計り知れないものになるでしょう。


オタクというものは、自分の好きな世界以外はそんなに力を投入しないものなんですが、そこを変えてしまうのが、恋愛のすごいところですね。突然、自分の中で優先順位が入れ替わってしまう。自分が今まで大切にしていたものよりも、もっと大切なものを見つけてしまった。しかし、それはお金では買えない。ありのままの自分で立ち向かうしかない。


人を好きになる苦しさって、一種独特のものがあるんだけど、今まで好きだった世界まで違ったものに見えてきてしまう。その人のことが一番の関心事になり、考えるといてもたってもいられなくなる。何も手につかなくなり、ますます苦しくなっていく…。なつかしいねえ、こういう感覚。


みんなこういう気持ちを経験しているから、つい一緒に悩んで、感情移入しちゃう。


恋愛で苦しんでいる時って、相談できる友達が不可欠ですよね。一人で悩むだけでは何も進まなかったのが、話をしていると、少し考える余裕が出てくる。彼の場合、ネットの住人たちがいい相談相手になったわけですが、同時に、彼らもまた、“電車” を通して自分達に投影しているのです。で、ドラマを見ている自分もその一員なわけで、これまたリアルな体験になってしまう。


人が “変わる” って、周りの協力もありますが、最終的には自分の力です。人から借りた言葉は、借り物だけにすぐ色あせてしまう。しかし、自分の中から生まれた言葉には、力がある。自分の本当の気持ちを表現できるのは、自分の心だけなんです。


だから、伊藤君が汗だくになって、振り絞る言葉の一つ一つが、心に沁みるんです。もちろん、脚本家の書いたセリフだけど、それを自分の言葉として表現できる力と技こそが、役者の演技力だと思うのです。そうでなくては、人を感動させることなんてできないでしょう。


伊藤君、素晴らしかったッス。多分一生イメージがつきまとうだろうけど。まあ、いいじゃないですか。


ただねえ、走るシーンだけカッコよすぎた。「海猿」 で鍛えた胸板がマッチョです。運動不足のオタクに見えない。サーファー修行がきっかけで、ジム通いしてるのかな…ってつっこみたくなる。


サブキャラでは、桜井君と陣釜さんがよかった。二人はいつも邪魔しようとするのに、結果的にキューピッド役になってしまう。「宇宙のファンタジー」 と 「帝国のマーチ」 が効果的に使われていました。それにしても、“陣釜キック” “陣釜頭突き” は爆笑でした。 


ガンダムネタも随所にあり、オタクも十分楽しめるドラマでした。


しかし、たったひとつ残念なことがあります。


それは、ヒロインの伊東美咲! お前、やる気あんのか?


「海猫」 の時から疑問だったのですが、この人、やっぱりモデルかCMタレントで十分かも知れません。 「タイガー&ドラゴン」 では、ポワンとした役だったので違和感なく見ることができましたが、「電車男」 ではちょっとマズいでしょう。お人形さんじゃないんだから。 (米倉涼子よりはマシだけどね。)


映画版の中谷美紀がよかっただけに、残念でたまりません。感情表現が決定的に足りないんですね。


サーファー修行編で、「それは嘘とは言わないですよ。」 って言うあたりまではよかったんだけど、二度目の嘘がばれた時の彼女の怒りと悲しみの表情…ゾッとしました。あまりに感情がなくて。もしかしたら、電車男は、悪い女に弄ばれているんじゃないだろうかって思いたくなるようなシーン。


この人、演技をする気がないみたいです。もしくは、“こんなもんで上等でしょ” くらいに思っているんでしょうか。 だとしたら、なめんなよ、貴様! エンドクレジットで最初に名前がでてくるあんたは、“主役” なんだよ。番組の顔なんだよ。今回は、役柄そのものがあまり演技が必要ないからなんて言われて、引き受けたわけでもあるまい。『事務所の力』 なんて言われる前に、自分の演技力で勝負する覚悟をしろ。それでなければ、 『女優』 という肩書きは認めない。少なくとも俺はね。


伊藤君の熱演があったからこそ、あんたのお粗末な仕事でもちゃんとドラマになったんだと思う。それを忘れないで欲しい。もっと自分を磨く努力をして欲しい。 「電車男」 みたいに…。


「電車男」 という作品が好きだから、あえて本気で書かせてもらいました。俺の本音です。


伊藤君はよかったけど、伊東さんはダメです。 「海猿」 はいいけど、「海猫」 はダメです。


オタクが、オタクを捨ててでも手に入れたいもの。 役者が、役者生命を賭けて臨む価値のあるもの。

そして、たったひとつの命にかえても手に入れる価値のあるもの。 


世界じゃ、それを “愛” と呼ぶんだぜ。

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2005-09-22

忍 SHINOBI

テーマ:邦画

ヒドい。 あんまりだ。 ここまでヒドいとは思いませんでした。


最初のつかみもなし。クライマックスなし。感動ももちろんなしのまま、エンドクレジットを迎えました。


一体何がしたかったのでしょう? 忍者ムービーを作りたかったのでしょうか。それにしては、アクションがショボすぎる。予告編で、いいところを全部見せてしまったのが失敗だったかも。


これだったら、「あずみ 」 の方が断然面白い。同じ10人で戦うにしても、説得力がありました。


それから、「RED SHADOW 赤影」だって素晴らしかった。 “青影” に扮する麻生祐未の編みタイツのフトモモは、絶品でした。


ところが、この映画はどうよ。 くの一のお色気はほとんどなし。黒谷友香がかろうじて、脚をチラッとみせるだけ。毒を注入する 『悪魔のキス』 は、顔中に黒い血管が浮き出てバレバレ。普通、逃げるって。


それから、黒いジャージ男がうっとうしい。長すぎる袖を振り回す戦い方もカッコ悪い。


だいいち、主役の二人が超能力者じゃあ、最初っから忍者バトルになりっこない。せめて、幻術程度にしようよ。これだったら、「ファンタスティック・フォー」 を見に行った方がよかったかも。


それなら、恋愛ムービーかというと、それも失敗してます。そもそも、どうやって惹かれあったかが不明。一目惚れだかなんだか知らないけど、熱愛に発展するシチュエーションではないと思います。


映画の内容は、徳川家康によって天下太平の世の中になった今、忍者は無用となり、リストラの対象になったというお話。いわば、抹殺計画始動というわけですな。


原作を知らないので、適当な解釈になりますが、少なくともこの映画を見て、原作を読みたいとは思いませんねえ。きっと面白いんだろうけど。


伊賀と甲賀、それぞれの最強忍者は、幕府の陰謀にどう立ち向かうのか! …って、もういいよ。お前らさっさと全員、やられっちまえ! 生き残る資格なし。 やる気のない、戦う気も無い、まとまりもない。目指すものもない。自己中心で、協調性がない。だから、リストラの対象になるんだ。


俺たちは、こんなことが出来る。その力で、こういうものを目指すんだ。そのためにこういう生活をして、こういう教育を行い、こういう精神を受け継いでいくんだ。どうですか、俺たち、何かの役に立ちますよってアピールすべきなんです。


そして、それが受け入れられなかったら、攻撃をかわして里の民を逃がすことを最優先させる。自分たちが敵を引き付けるから大丈夫だってね。そうやって、伊賀と甲賀の間は一時休戦。協力して追っ手と戦い、見事に撃退する。お互いに無事に逃げ延びたら、その時決着をってことにすればいい。そんなリーダーたちを見て、民はまとまり、子供たちは育っていく…。 そんな風になればねえ。


ところが、やり方が消極的過ぎて、応援する気になれません。どうしようかなんて、いつまでも悩んでないで、リーダーならとっとと決断しろ!もしくは、納得するまで議論するべき。ふらふらしながら、仲間がいたずらに死んでいくのに、何もできない。こんなリーダーじゃ、仲間がかわいそうだ。浮かばれない。


最後までムカムカしっぱなしでした。オダギリ・ジョーも、いやいや演じていたように感じたのは俺だけかもしれないけど、何か覇気がなかった。 「新撰組」 の時の方が生き生きしていたように思います。


衣装も、コスプレみたいでリアル度ゼロ。CGは多少面白いのもあったけど、やはり効果的に使われないと生きてこない。部分的な良さが、空回りしてた感じ。


極めつけは、浜崎あゆみの主題歌。歌自体は悪くないですが、流れている時間が空しかった。これは、「CASSHERN」 の宇多田ヒカルと、「デビルマン」 のHIROに通じるものがありますな。


そんな訳で、どうにもならん映画でしたが、たった一つ、笑わせてくれた人がいました。マニアック俳優、われらが升毅。いでたちからすでに笑いを取っていましたが、卑怯な方法で殺したつもりの相手が甦り、同じ方法で殺られるという、コントみたいなオチが最高でした。とどめは首チョンパです。合掌。


亡国のイージス 」 でせっかく儲かった松竹ですが、これで持って行かれたかな。 負けるな、ガンバレ。

めげずに、これからもいい映画、作って下さい。


そういう訳なので、誰か、この映画に感動した人がいたら、教えて下さいな。

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2005-09-20

シンデレラ・マン

テーマ:洋画

まぎれもない直球映画です。これはもう、感動するしかありません。


こんな胸のすくようなアメリカ映画、久しぶりです。なんかとても新鮮。


ミリオン・ダラー・ベイビー 」で消化不良だった部分が、見事に吹き飛びました。 


予告編を見て、内容がほとんどわかってしまったようなもんですが、それでも面白い。不思議ですねえ。まるで、結婚詐欺みたい。 『だまされてるみたいだけど、それでもいい!』 って感じ。


主演は、ラッセル・クロウ。この人は、間違いなく名優です。私生活はムチャクチャのようですが、スクリーンの上では、確実にいい仕事します。ケビン・コスナーといい勝負か、それ以上かも。


彼を初めて見たのは、「L.A.コンフィデンシャル」の刑事役でしたが、演技力の凄さに驚いたのは、やっぱり 「インサイダー」 だったと思います。 「グラディエーター」 も、 「マスター・アンド・コマンダー」 も、骨太の役でしたが、俺としては、普通の男が勇気を振り絞る役が、彼の一番の魅力だと思うのです。


この映画に理屈はいりません。ぜひ見ていただきたい名作です。


子供を持つ父親には、一番おすすめですね。 映画館を出たら、わが子をしっかりと抱きしめて下さい。

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2005-09-19

頭文字D THE MOVIE

テーマ:洋画
出ました、今年の排泄物シリーズ、第6弾! 今回はゲロです。

地元新潟県出身のしげの秀一原作の人気マンガが、香港映画で実写映画化されると聞いた時は、どうなるものかと不安でいっぱいでした。でも、「インファナル・アフェア 」 シリーズのスタッフ&キャストということなので、少なからず期待に変わりました。


出来は、いいでしょう、これなら。原作の持ち味を生かしながら、映画独特の世界を構築することに成功しています。原作ファンの方には不満もあるでしょうが、映画としては良質のものに仕上がっています。


主役の藤原拓海には、台湾のミュージシャン、ジェイ・チョウ。長編映画は初主演だそうで、シャイな風貌は、V6の井ノ原君に似ています。この存在感のなさが、まさに拓海。ボーッとしている感じがOKです。


ところがこのボーッとした目が、戦いになるとギラッと光るんです。須藤京一にナメられて、追いかける時のセリフ、いいですねえ。  『…クズって言われた、あのバカ、逃がさねえ!』


ジェイ・チョウの日本デビュー・アルバムのタイトルは、「イニシャル・ジェイ」 だそうです。あはは。


拓海の親友、立花樹は、「インファナル~ 」にも出ていたチャップマン・トウ。この二人、面白いです。二人で車に乗ると、助手席の奴がゲロを吐くんです。樹が運転すると、あまりに下手で拓海が吐く。拓海が運転すると、凄すぎて樹が吐く。吐き方も凄い。スイカの種を飛ばすみたいに、振りかぶって吐く。最近見たジャッキー・チェンの 「香港国際警察 」 と張り合うゲロ映画ぶり。 笑えます。 (…ちなみに、俺が思うゲロ映画の最高峰は、「スタンド・バイ・ミー」です)


クールガイ高橋涼介には、エディソン・チャン。中里毅にはショーン・ユー。この二人、「インファナル~ 」 で主役の二人を演じていただけに、息はぴったり。アンディ・ラウの青年時代を演じたエディソンが涼介役なのも、妙に納得。弟の啓介が出てきませんが、時間短縮のためか?その分、涼介の格が下がったような気もするけど、まあいいでしょう。


ヒロインの茂木なつきには、リターナーなスチームボーイ鈴木杏。最近、中国ではぽっちゃり系がウケているんでしょうか、卓球の福原愛ちゃんも、アニメのキャラっぽいのが人気の要因だそうで。鈴木杏は、ハリウッド映画 「ヒマラヤ杉に降る雪」 で、工藤夕貴の少女時代をかわいく演じて映画デビュー。その顔のまんま大人になりました。役柄的にはもの足りないけど、生き生きと演じてました。がんばっていきまっしょい。


そして、特筆すべきは、香港映画を代表するオヤジ俳優、人肉饅頭男アンソニー・ウォン。やっぱこの人、凄いッス。拓海のオヤジ役なんですが、ホントに目ェつぶって演じてました。カッコいい!日本の俳優でいったら、宍戸錠に似ているでしょうか。彼をよく知らない人は、覚えといて下さい。名優です。なにしろ、映画の間中、酔っ払っているか、豆腐切っているかのどっちかのみ。原作もここまで下品ではありませんでしたが、このオッサンだからOKでしょう。盛り上げてくれました。


カーアクションは、高橋レーシングチームが担当。アニメではフルCGだったクライマックスを、本物の映像で表現しています。一部CGも使用していますが、“走り”自体は本物。 必殺技 『溝落とし』 もちゃんとやっています。


ただ、音楽がラップ中心なので、MOVEの曲でノッていた方は、ちょっとスピ-ド感がダウンかも。でも、見ているうちに慣れてきますよ、きっと。


マンガにはマンガの良さがあり、アニメにはアニメの良さが。そして、映画には映画の良さがあるってことでいいのではないでしょうか。映画を見た人が、帰りにアニメをレンタルしていったり、原作読みたくなったりするかもしれません。お互いに相乗効果で盛り上がればいいと思います。


たぶん続編も作るんだろうな。見たいしね。拓海がハリー・ポッター化してオッサン顔になる前に、早いとこ撮っちまえ!4thステージまで1年くらいで完成させろ!それでこそ、世界最速!!

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2005-09-18

深紅

テーマ:邦画

おお、いいところまでいったけど、残念。ちょっと惜しかった作品でした。


原作・脚本の野沢尚は、すでに亡くなっているらしく、これが最後の作品とのこと。ますます惜しいです。彼は、「その男、凶暴につき」 「さらば愛しのやくざ」 などの傑作を生み出した実績があるだけに、残念でなりません。


映画の内容は、殺人事件の被害者の娘と、加害者の娘の二人が出会い、そこから何かが始まるという物語。心に傷を持った二人が、自分の運命と戦いながら、新たな方向へ歩き出す。その先にあるものは…?


主演は、内山理名。大河ドラマ「武蔵」で朱美を演じたくらいしか知りませんでしたが、今回は少し光るものを見せてもらいました。 『殺せばいいのよ』 っていうセリフ、ぞくっとしました。 次は「大奥」の主演だそうで。がんばって下さい。


それから、実力派といわれる水川あさみ。「渋谷怪談」 (監督は、ガオイエロー堀江慶) では、彼女の良さがいまいちわかりませんでしたが、本作で納得しました。なかなかいいもん持ってます。表現力と存在感。オーラも感じられました。彼女の演技力で、内山理名も際立ったような気がします。


そうそう、「逆境ナイン 」のマネージャーであり、TV「電車男」の妹でもある “ケータイ刑事” 堀北真希も出ています。水川あさみとは、「渋谷怪談」でも共演しているので、違和感なく見ることが出来ました。彼女って、いいのか悪いのか今だに分かりませんが、セリフが少ない方が存在感ありますよね。あんまり明るい役じゃない方が合ってるかも。 冒頭の明るい笑顔が妙に違和感あり。


さて、映画ですが、全体を通して、なかなか凝った撮り方をしているなという印象です。心理描写というか、イメージシーンの工夫が随所に見られます。二人が入れ替わったり、消えたり現れたり、モノクロになったり。


何というか、『心の闇』 をうまく表現しています。フラッシュバックが起こるところも、かなり丁寧。まるで自分のトラウマのように、臨場感あふれるカットが続きます。


それから、音響の効果も素晴らしい。不安な時って、日常の当たり前のような音にも、やたら敏感になってしまうもの。それらをうまく表現しています。見事なシーンがたくさんありました。


現在起きていることと、過去に起きたことが、同じ時間軸で語られていくのはよくある手法ですが、どちらもリアルに感じられる本作は、感心させられました。追い詰められて、殺人という行為に向かう親、そして子…。


でもねえ、いざ犯行って場面になって、かなづちを振りかぶった瞬間、『あ…ダメだ。』 と思いました。


ここで、今までのテンションが台無しです。映画おわり。チャンチャン。


あんなんで人が殺せるか? お前、本気だったらもっと練習せんかい! 体、少しは鍛えろ。腕立てぐらいして、一撃で殺せるくらいにシャドーで訓練しろ。 甘ーい! ブラジルの黄色いお菓子くらい甘い!


大体、かなづちで人を殺すなら 「オールド・ボーイ」 のチェ・ミンシュクくらいの迫力出せ。大体、女なんだし、体が華奢なんだから、刃物か銃にしろよ。もっと計画的に。


「呪怨」ビデオ版のフライパン女を見習いなさい。あのくらいのスイングなら殺せる。


てっきり二人ですごいことやるもんだとばかり思っていたので、妙に期待してしまった俺がバカでした。


最後は、きれいにまとまって、まるで火曜サスペンス劇場。テーマは 『罪』 ではなくて 『トラウマからの脱出』 ってところですな。そういうもんだと思って見れば、結構面白いかも。


なんだか、「隣人13号 」 に似ているような作品。 凶暴なようで、おとなしい映画でした。やっぱ女性向き?

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2005-09-16

サマー・タイムマシン・ブルース

テーマ:邦画

これは、ある意味スゴイ映画です。 たぶん、きっと。


いかにもショボそうな題材だっただけに、期待しないで見に行ったのですが、なんと大当たりでした。


本広監督ってこんなに腕がよかったっけ…と思ったら、もともとは舞台劇だったそうな。なあんだ、やっぱりね。 ヨーロッパ企画って、きっと面白いんだろうな。一度、生で見てみたいと思います。


作品自体は、低予算のインディーズ映画風。緻密なアイディアと役者達のテンションだけで、ぐいぐいと観客を引っ張って行きます。低レベルなギャグ映画かと思いきや、なかなか深いテーマが潜んでいるのです。


冒頭からいきなり 『暑い』 演出のオンパレード。CGを使って画面がユラユラ。アブラゼミのアップ。ヘトヘトになって野球やってる、さわやかじゃない連中。 今年の夏も異常に暑かったから、やたらリアル。


そんな暑さを癒してくれるエアコン。でも、もしそれが動かなくなったら…。 さあ、男たちの熱い戦いが始まります。


タイムマシンのデザインは、1959年に公開されたジョージ・パル監督の「タイムマシン」のものとほぼ同じ感じでした。 (最近、変なリメイクがあったけど。) ダイヤルがあって、レバー引いて起動ってのが泣かせます。永遠のロマンですねえ。


最近見た 「戦国自衛隊1549 」 は、やっぱり本当にアホ映画だなって改めて思います。ところが、今回の作品は、さんざん笑った後に、何かが残るのです。運命とか、時間の法則とか、タイムスリップの原理とか…。なんだか思わず勉強したくなっちゃう。


脚本を書いた上田誠は、理数系の弱冠25歳。この人、すごい才能ですね。科学的な部分を、ほんのさわり程度だけ説明し、ややこしいところは極力カット。やる気のない “SF研究会” のメンバーの頭脳レベルに合わせて物語を進めていくので、見ている方もわかりやすい。安心して楽しめます。


映画の内容には、あえて具体的には触れないようにします。実際見て体感する方が楽しいから。


主役は、「電車男 」の“ひきこもり男”を演じた瑛太。それと、“スウィング女”上野樹里がかろうじてヒロイン。「THE JUON」の真木よう子も友達役で出ています。


そして、特筆すべきは、“マニアック俳優” 升毅。今回はなんと 『時の神様』 だそうです。本筋とはほとんど関係ないんだけど、そこら中に出まくっています。さあ、君はいくつ見つけられるかな?


神様俳優というと、まず思い浮かぶのは、「オー、ゴッド」の1作目に登場した、ジョージ・バーンズかな。おもろいおっさんでした。でも俺的には、吉本興業が製作した 「大怪獣東京にあらわる」 の竹内力も捨てがたい。この人の神様ぶりは、爆笑でした。 



新聞の記事などでのこの映画の評価は、“小規模なタイムスリップもの” とされ、ほのぼの感がどうのこうのなどと言っていますが、決してそんな低いレベルではないと思います。


物事をあまり考えないタイプの人だったら、それでもいいかも知れないけど、それだけじゃもったいない。これは、れっきとした 『冒険映画』 だと俺は思います。メッセージ性も強いしね。


ショボいギャグの中に真実あり。ユルい展開の中に生きるヒントあり。過去を変えると、未来はどうなるのか。 ある意味 「ドラえもん」 より奥が深いかもね。


未知の領域に挑む男達。 “少年” の心は、常に純粋です。何とかしようと必死で知恵を振り絞る姿は、とても共感しました。 …いいなあ、楽しそうだ、俺もまぜてくれ!


時間って、長いと思えば長い。短いと思えばあっという間。今という大切な時間をしっかり生きていくことで、未来はよりよいものになっていくと、俺は信じたいです。


未来って、予め決まっているものなのかも知れないけど、もがいてみたい。やるだけのことはやってみたい。後悔だけはしたくないから。後ろ向きの愚痴ばかり言う年寄りになりたくないから。


自分の人生を、面白おかしく語れるオッサンは魅力的だと思う。この映画に出ていた奴らは、きっといい大人になるような気がします。


青春映画、ごちそうさまでした。なんだか元気をもらったみたいです。

とりあえず、『ヴィダルサスーン』 のシャンプーをご使用の方。いつの間にか紛失していたら、ご注意を。



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2005-09-12

マルチュク青春通り

テーマ:洋画

ブルース・リーって、男の子にとっては世界共通語なんですね。再確認しました。


しかし、韓国って、いろいろ混ぜるの好きだねえ。見事にゴチャゴチャな仕上がり。ケンカも恋愛も中途半端なんですが、ただひとつ一貫しているのは、“ブルース・リーを讃える映画” だということ。怪作です。


今をときめく韓流スター、クォン・サンウがヌンチャクを持って構えているポスターを見て、なんじゃこりゃ好奇心で見に行って来ました。 ホラーは元気ないけど、アクションはまだまだイケます、韓国映画。


会場は、4割くらいの客入りで、まあまあの雰囲気。やっぱりおばちゃんが圧倒的に多いです。後は、年輩の男性が一人で来ているのがかなりいました。


年代や性別で、笑いどころが違うのも微妙に面白かったです。


映画が始まると、いきなり 「ドラゴン怒りの鉄拳」 のクライマックス! 『…ホワァチャー!!』 オッサン達のテンションが上がります。ブルース・リーの勇姿をスクリーンでもう一度見られるなんて。ああ感激。


クォン・サンウ主演でブルース・リー物とくれば、かなりのカンフーの使い手かと思いきや、かなりおとなしいキャラクター。ケンカは大嫌いで、音楽を聴くのが好きな、普通の高校生。


なるほど。カンフーに憧れてはいるけど、実際のケンカは嫌いでからっきし。こんな男の子って、結構いるよね…って、おい! お前のその胸板の厚さは何だ? メチャメチャ鍛え上げられているじゃん!


ははあ、さては秘密に特訓していて、いざとなったらやるんだな…と思っていたら、やっぱりそのまんまのキャラでした。うーん、ちょっと失敗かもなあ。こんな体格のいい意気地なしって、説得力ないですよ。


でも、二枚目がさえない役をやるのは、ある意味面白い。何だか楽しそうでした。


しかしこの高校、体操着がなぜかオレンジ色で黒いラインが…。「キル・ビル」でもおなじみ、「死亡遊戯」のトラックスーツ。これを着て、教室でブルース・リーごっこやってるんだもんなあ。幸せ者。


映画の中盤は、恋愛の三角関係のもつれが延々と続きます。時代設定は’70年代ですが、人間ドラマは’60年代かも。日活時代の雰囲気が感じられます。 いわゆる“古きよき時代ってやつ”。


雨のシーンがかなり効果的に使われているので、デートで見に行くのなら、雨の日を選ぶのがいいかも。


恥じらいながらのファースト・キスあり。行きつけの飲食店のお姉さんが、落ち込んだ主人公をやさしく慰め、「いいのよ…」って誘惑するシーンもあり、おばちゃん達のヌキどころも満載です。


かわいいけど移り気な女の子をめぐって、男の意地とプライドが火花を散らします。そして学校のキビシい体制が、さらにフラストレーションを増大させ、生徒同士のいさかいが激しくなっていく…。


何もかもうまくいかない。追い詰められた男たちは、爆発するしかありません。それなりの方法で…。


上半身裸になってヌンチャクを握り、練習しながら頭をコン! オッサン達大笑いでした。鏡を見ながら一人でつぶやくのは、「タクシー・ドライバー」ですね。みえみえだけど、笑いました。


さあ、特訓の成果はいかに…? 奴はまともに戦えるのか? ケンカなんかまともにしたことない奴が、どうやって挑むのか…。  結果は本編で確認してください。


ケンカ映画としては、リアルでなかなかよろしい。脇役たちも、強い相手に逆襲する時の熱演が光りました。

カンフー・ハッスル 」 とも 「火山高」 とも違う。「甘い人生 」のイ・ビョンホンにも通じるものがあります。


特に、ラストシーンがよかったです。ブルース・リーに始まって、ブルース・リーに終わる。いいねえ。イヤなことも、つらいことも、全て彼の怪鳥音が吹き飛ばしてくれます。


男は、黙ってジークンドーですね! ホォワチャーッ!

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2005-09-07

ビー・クール

テーマ:洋画

これは傑作です。アメリカ映画は、この路線で行くのがよろしいかと。


前作「ゲット・ショーティ」から、10年の時を経てようやく出来た2作目。普通なら大コケしても不思議でないパターンなのに、見事な作品に仕上がりました。


監督は、F・ゲイリー・グレイ。「ミニミニ大作戦」でスタイリッシュな映像を堪能させてくれた彼の才能は、本物でした。「ミニミニ~」もリメイク作品だけに、続編やらせたらピカイチな人ということでしょう。

                      ( …かつては、ジェームス・キャメロンがこのポジションでした。 )


主演は、われらがジョン・トラボルタ。やっぱりこの人、大物ですわ。タランティーノの眼力は大したもんですね。彼の演技力には、すっかり参ってしまいました。


彼のフィルモグラフィーを見ても、正義の役、悪役、マヌケな役、お人よしの役、気の弱い役など、何をやらせてもピタッとハマる。こんなスゴい俳優、なかなかいませんよ、たぶん。


そしてヒロインは、われらがユマ・サーマン。「キル・ビル」以降、もう何でも来い女優になってしまった彼女、今回は、いきなりドギツい水着姿で寝そべって登場。しかし、スキがありません。襲い掛かろうものなら、すかさず刀を抜いて切りかかってきそうな殺気を感じます。


この二人、「パルプ・フィクション」でも共演してますが、今回もヘンなダンスは健在でした。でも、この二人がやると、妙にカッコいい。それに、楽しそう。見ていて気持ちいい。不思議ですねえ。


他にも、名優ハーヴェイ・カイテル、ジェームス・ウッズ、ダニー・デビートなど大物ががっちり脇を固めています。エアロスミスのスティーブン・タイラーも本人役で出ています。


しかし特筆すべきは、ザ・ロックでしょう。元プロレスラーでただのマッチョ男だと思っていた彼が、今回はなんとハード・ゲイ役です。しかも、面白い。なんだか楽しそうでした。いいですねえ。今回は、彼が一番盛り上げてくれました。役者としてこれからもイケそうな雰囲気。ぜひともがんばって欲しいです。


最近元気のないアメリカ映画ですが、こういうちょっと力の抜けた作品の方が、いいものが多いようにおもいます。ちなみに 「ハリウッド的殺人事件」、「セルラー」 もこの系列に属します。ガチガチに力の入ったものより、ずっといい。もともといい作品を作る力があるんだから。派手なアクションなんかなくたって、面白い映画は作れるんですよね。


映画の内容としては、ヤクザが映画プロデューサーになった前作に続き、今回は音楽プロデューサーに転向します。得意のハッタリで、困難な状況を次々とクリアーしていく展開は、痛快そのものです。絶体絶命になっても、 『俺にまかせろ』 と自信タップリ。 そして敵だった相手も、いつしか味方になってしまう。


サラリーマンは、こんな人のもとで働きたいと思うかもしれませんね。まさにヒーロー。こんな人がいたら面白いなあと思うし、憧れちゃいますよね。


『憧れる』 ということは、『自分もそんな風になりたい』 と思うことです。『自分にないものに惹かれる』 という考えもありますが、俺はそうは思いません。むしろ、自分の中にもそういう部分があるからこそ、反応するものだと考えたいのです。その小さなものを引き出してくれて、育ててくれるのが、ヒーローの力というものでしょう。後は、実行に移す勇気さえあれば。


前回見た 「仮面ライダー響鬼」 もそうですが、悩まない人がいないように、ヒーローだって苦悩して今の力を手に入れたはず。でも、それを感じさせないのがヒーローたるゆえんというもの。言わば、プロフェッショナルな人ですね。そして、極めた人だからこそ、人に優しくなれる。ここまで行きたいもんですね。


誰の心にもヒーローは住んでいます。その小さな種を、大事に育てていきたいものですね。


「そんなことできるわけない」 と思う前に、「どうやったらできるか」 を考えてみたい。そんな気持ちにさせてくれた、いい映画でした。 やっぱり映画はいい。 心の栄養になりました。



 『 愛せる勇気も 信じる力も 思い出させてくれるのさ ヒーロー


  出来もしないこと いつかは出来ると 信じさせてくれるのさ ヒーロー 』


                                   ( J-WALK 「その胸のヒーロー」 より )

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2005-09-06

仮面ライダー響鬼&魔法戦隊マジレンジャー

テーマ:アニメ・特撮

どちらも、“少年”ががんばる映画です。面白いですよ。



「魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁」


最近の純愛ブームに沿ってか、主役のマジレッド少年(高校生)が、連れ去られたあこがれの女の子を救い出しに行くという、白馬の王子様ストーリー。ホントに白馬に乗っちゃうところがすごい。


戦隊シリーズの中でも、魔法ものというのはかなり異色ですが、ファンタジー路線も最近はウケているジャンルなので、自然な成り行きかも。


彼女を助けたいという一心で、禁断の地へ乗り込み、難関も気合だけで全てクリアしてしまう。さすがです。

好きな女一人救えなくて、世界が救えるか! 


個人的には、子供のころ見た「5年3組魔法組」のベルバラおばさんを演じていた、曽我町子さんが出演していたのが懐かしかったです。


それから、いつも思うんだけど、コスチュームのフトモモ部分が白だと、なんだかモモヒキみたいでカッコ悪いような気がしてしまうんです。マジブルーとマジピンクがねえ…。 余計なことだけど。




「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」


今回のライダーの主役の兄ちゃんは、なかなかいいですね。


最近はイケメン路線が強すぎて、意地を張り合うだけの展開に少し抵抗を感じていたんですが、今回の細川茂樹君は、いい感じで力が抜けていて、なかなかよろしい。


きっと、子供の目線で見て、『こんな大人になりたいな』って思える人は、こんな風なんじゃないだろうかって思えるんです。実際、俺の目線で見ても、気持ちのいい男です。


やたらに力が入っていない。普段は適当で、さりげなくやさしい。でも、言うべきことは言う。変に言い訳しない。そして、戦うときは毅然と行動に出る。やっぱ憧れちゃいますよねえ。


ライダーの年齢を少し上げて、傍らに思春期の少年を配置する絶妙さは見事。これって、昔あった少年仮面ライダー隊みたいな感覚でしょうか。ライダーを応援しながら自分も成長して行く…。


ライダーのデザインも、最近の中ではずば抜けてカッコいい。『龍騎』はデンセンマンだったし、『ファイズ』なんかは信号機みたいでヒドかった。それが今回はどうですか、悪そうな鬼の顔。いいねえ。シャチホコライダーは笑ったけど、いいじゃないですか。日本人のDNAに訴える形しています。そして、ライダー映画初の時代劇。いろんな意味で、とっても新鮮です。


ただねえ、このライダー、あまりバイクに乗っている姿を見かけません。たまたまTVで見たら、ライトバンで移動してました。おいおい、原点忘れんなよ。劇場では、登場シーンは珍しくバイクに乗ってました。明日夢くんを後ろに乗せて…。 その後、馬にも乗っていました。まあ、rideだから何でもいいのか。


映画自体は、オロチなる魔物に苦しめられている村人が、撃退するために鬼を雇うという、「七人の侍」的な物語。いや、むしろ「荒野の七人」に近いかな。現在と過去が交互に切り替わるのは、「ゴッドファーザーPART2」を彷彿とさせます。あんまり関係ないかもしれないけど。


今回は、“少年”明日夢くんががんばります。彼が重要な役割を果たしますので、彼のファンであるお姉さま方はお見逃しなく。


俺的には、オロチの姫の網タイツのフトモモがよかったです。変身して顔が変わっても下半身がそのままなのがよろしい。お父さん方、お見逃しなく。でも、やっぱり「妖怪大戦争」のフトモモ の方がよかったなあ。


それから、小ネタとしては、ドランクドラゴンの塚地武雅と小泉孝太郎がチョイ役で出演しています。その他マニアックな人としては、水木薫さんなんかも出ていました。あと、『立花藤兵衛』という人も出てきます。どうでもいいけど、安倍麻美は存在感ゼロですね。


で、やっぱり出てきます。オロナミンC。どこで出るかは劇場で確認して下さい。彼のCM見てると、“飲んだらホントに強くなれるかも”って思えてくるような感じがします。


映画を見ている間、隣の男の子がやたらうるさかったので、思わずこう言いそうになりました。


  『…少年、少し静かにしろ。』   言わなかったけどね。

俺の一番のお気に入りは、このセリフです。 


  『…やっぱ、やるしかないんだよね。 よっしゃあ!』  これよ、これ! 


今週、ピンチになったら、このセリフで乗り越えようと思います。


“強さ”って、だれの心にも潜んでいるもの。それを引き出してくれるのがヒーロー。『響鬼』は少年の心を育ててくれる、憧れのヒーローです。みんなで応援しよう! …シュッ!!

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