2006-06-25 21:25:03

迷いがない紫陽花

テーマ:アート

今日は「3原色で絵を描こう!」の第4弾1回目。

大人と子ども半々くらいだった。


応用コースの人たちは季節の花紫陽花を描いた。


いつも思うけど、モデル選びからこの描き方まで

だれでも描けるようによ~く考えられている。


だってガクアジサイだから

ちょんちょんと真中に点々で花を掻いて

そばにガクを描き

最後に葉っぱを描いたらできあがり。

ちゃ~とだれがどう見たってアジサイに見える。


でも、上達するにしたがって

あそこがだめ、ここがだめと

自分の絵の批評家が増えるのはしかたがないところ。

うまくなれば欲がふくらんでくるからね。


それにしても子どもたちの絵はおもしろい。

迷いがない。

描き方を教わったら

さ~っとそのとおりに描いているのが

絵を見てもわかる。

だから、出来上がりも早い。


だから2枚目を描く余力がある。

だれかが「2枚目は1枚目より上手になった」って言ってた。


ajiai

2006-06-19 00:50:18

ひつこなす

テーマ:アート

月に一度のほっとカフェ。


朝、到着するといちばん星☆さんが「かぼちゃ」を水彩で描いていた。

いきなりすごいと思ったけど

こんなこともあろうかと色鉛筆とパステルを車に撮りに行き

「茄子」を描くことにした。


だんだんさんは色鉛筆のない色をチェックすることからはじめていた。


いつも描きはじめは、これが絵になるのかと少しばかり不安になる。

でも、先が見えなくても描きつづけていればたいていはなんとかなる。


最初はさぐりながらゆっくり

途中まったりしすぎてきたのでリズムのある音楽をかけてスピードアップ

最後は離れてみて一気に仕上げ


あとから思えば序破急のリズムだったのかも


久しぶりに描けてうれしかった。


いちばん星☆さんが「しつこく描いておいしそうな茄子になったね」と。

それでタイトルは「ひつこなす」にした。



2006-06-16 23:43:00

じょんがら

テーマ:アート

テレビで津輕三味線の全国大会のドキュメンタリーをやっていた。

2年連続のチャンピオンの16歳高校生、その前のチャンピオンで2年連続準優勝の大学生、地元弘前の26歳の社会人。

それぞれに緊張の1ヶ月前を迎える。


ディフェンディング・チャンピオンは独自の奏法から生まれる春の蝶が舞うような繊細な高音が売り。

学生は2秒間に14の音を引くという超絶技法。

社会人は入賞経験がなく迷った末に流行りにとらわれないシンプルな伝統の音でいくことにした。


そうそう、それぞれの津輕じょんがらをつくって大会にのぞむ姿がすごかった。

決まった曲を決まったように弾くんじゃなくて

自分の特徴を出した曲作りをするのは

フィギアスケートのフリー演技みたいだった。


35人で争われた男子A級の結果は高校生の3連覇、大学生の入賞、社会人の初入賞で終わった。

3人とも大会当日の演奏で100%力を出し切ったと言っていたことに感動。

津輕三味線の集中が高まり音にはいっていく感覚が好きだ。

2006-06-15 23:22:06

なつかしさを通りすぎた!

テーマ:アート

奄美の島唄を聞きたくてCD買いに行ったら見当たらなくて

帰ろうと出口に行ったら「なつかしのロック・・・」なんていうポップが見えて

この前は買うのをやめた名盤シリーズの1枚を思い切って買うことにした。


なんで思い切ってかというと

いつぞやレンタルショップで借りたら

全然よくなくて、なんで昔はあんなに感動してたんだろうと思った1枚だから。


でも、10代の後半にはあんなに聞いたアルバムなんだから

と1700円台という値段をチェックして安心して買うことにした。

この値段だったら外れてもおしくない。

(でも3000円近かったら外れるのはいやだ。と千円のこの違いはなんなんだろう。)


と迷いつつ買ったアルバム「キャラバンサライ」。

(サンタナって今のほうが脂ぎってる印象があるけどどうなの?)

30年ぶり、いやもっとだ。

なつかしさを通り過ぎて昔の感覚がよみがえって泣けてきた。


そうだ、10代のころも踊りながら泣いていたなあ。

今は踊らないけど。

買って三日目の今日も車の中では聞きっぱなし。


う~、胸きゅん


2006-06-05 22:36:04

絵と編集

テーマ:アート

テレビで水彩画の描き方をやっていた。


今日はアルプス、この前観たときは海だった。


昨日、本屋さんに行った時、デッサンの描き方シリーズを買おうと思ったんだけど、

一呼吸おこうと思って絵本を眺めてから、元の場所に戻ったら

「おれは描き方を学んじゃいねえ。独学はしんどい。でもおもしろい。とにかく写生、毎日写生だ」的

画家の本を見つけ、HOW TO シリーズを買うのはやめたのだった。


その画家の本は買わなかったんだけど、かなり刺激を受けた。

自分の絵を描く、好きなように描く

という刺激だった。


でも、今日は描き方をみた。

そして、おもしろかった。

描き方の見つけ方がおもしろかったんだ。


描き方って、どう見えるかを編集した結果だった。


「針葉樹の葉は横に広がりギザギザしている」

「残雪はトギレトギレに描く」

「山の中はV字に描くと谷が表現でき、それがアルプスのゴツゴツ感になる」


ギザギザ、トギレトギレ、ゴツゴツなんて音が自分で拾えたら

描き方を思いつきそうなそんな気がした。


近景と遠景の見え方の違いも強調されていた。

それは比較することでの編集結果が雰囲気を生むのだった。


描く前にモデルを言葉にしつくしてみるのもおもしろいのかもしれない。


なんかこうして書いていたら

今さら書くほどのこともないようなことかもしれないと思えてくる。


でも単に描き方を習うだけのときと

描き方を見つける時間があるのとでは

大きな違いがあるような気がしたんだ。

勉強でも解き方を自分で発見した時の喜びが大きいように。

2006-04-30 00:44:56

福来たる!

テーマ:アート

友人が二日間開くカフェでおいしいコーヒーとケーキ

それに好きな辛口ジンジャエールをいただき

近くの岡山県立博物館の「茶室のたたずまい」という看板にひかれていってみた。


順路に従い2階にあがると驚いたことに毘沙門天が迎えてくれた。

それから大きな曼荼羅。

胎蔵界と金剛界それに薬師如来を中心とした千仏の絵が。


なんで今目の前に密教の世界が?

空海の詩を読んだばかりだったのでびっくり!


しばらく曼荼羅の前にたたずんでいたらからだが熱くなってきた。

きっとパワーがあるんだ。


それから1階へ降り

長船の刀を見て

企画展の「伊木三猿斎」の部屋へ


ユニークな書が目を引いた。

いちばん好きだったのはお茶目な茶杓。


ぶさいくなので通り過ぎようと思ったら

その歌に思わず微笑んだ。


先がふっくらとした茶杓「福来」に合わせて

「この茶杓 見て笑へば 福きたる はや目のまへに 一二三ふく」という歌だった。


もう一つ古代の吉備の部屋で

銅鐸を鳴らせたのもよかったな。


明日も行きたい!

2006-02-14 20:39:06

河井寛次郎

テーマ:アート

kannjirou te


河井寛次郎の特集をテレビで見ました。


民藝運動にかかわりながら暮らしの中で使える家具や焼き物をつくっていた寛次郎は

年をとってから使えない陶器や木彫りの人形をつくりはじめます。


飼っていた猫の死を悲しんでいた娘のためにつくった猫の人形からはじまった木彫りはとてもユーモラス。


筆に含んだ釉薬をかけ散らした焼き物はとても勢いがある。


七十を過ぎてからのはじけ方が楽しい。


寛次郎は多くの言葉も残している。


odoroiteirujibunn


新しい自分を見たいのだ---仕事する

この世は自分をさがしに来たところ この世は自分を見に来たところ

なんといふ今だ、今こそ永遠

私は「じぶんをさがす」とか「自分へのこだわり」を善しとしていなかったのだが、

寛次郎の迫力にはおそれいった。


生を楽しみ尽くしたような生き様に拍手喝采。


役に立たないものに全力を傾けるような爺さんにあこがれる。


2006-02-07 17:35:57

大鼓

テーマ:アート

大倉正之助さんによる大鼓(おおつづみ)のワークショップ&コンサート(早島町ゆるびの舎)に行った。


ワークショップは事前申込の親子対象で私は見ているだけだったが

初めて鼓に触れる子どもたちの変化が興味深かった。


音が出なかった鼓の音が出始め、合奏の調子が合ってきたらおもしろいにきまってる。


鼓は一歳以下の子馬の皮を張るそうで、正之助さんが演奏していた大鼓は600年以上も前の室町時代から伝わるものだそうだ。


皮でできている大鼓は乾燥させ、小さい鼓は湿り気を与えていなければ音がすぐにかわってしまう。


それに比べてプラスティックの音は湿度に関係なく、だれが打っても一定の音が出ていた。


正之助さんは「プラスティックでは日本の四季の音が出ない」と言っていたが

私が鼓をはじめるとしたらすぐに音が出るプラスティックのを買いそう。


でも、やっぱり本皮の鼓は動物の鳴き声のように深みがあったしなあ、

どうするだろう?


まあ、架空の話はいいか…。


実際に買ったのは正之助さんのCD「飛天」。


大鼓と「よぉ~~」というハラのすわった声を聞いていると

この私でさえしゃんとしてくるような気がする。


調子の乗って「よぉ~」と声をはりあげてみた。


のどがいたい。


これじゃあ、あまりにほどとおい。


そういえばワークショップで「息を吐きながら声を出す」と言っていたな。


息を吐きながら腹のそこに向かって声をぶつけてみた。


少し近づいた。


まあ、能のような声には程遠いがからだの芯からあったまる。


これはいい、しばらく出かけるときにはやってみよう。

2006-02-01 00:43:05

考えないって? 「シュプール」によせて

テーマ:アート

いちばん☆さんのブログに「あまり考えないほうがいいよね」という話をしたと書かれていた。


私は「意味がないと聞いてもらえないような気がしてしゃべれなくなる」と言われたことが何度かあった。


何事にも意味をもたせるのが好きな人間だと思われているらしい。


それってどういうことなんだろうと思っていた。


今朝、注文していたCDが届いた。


depapepe


「DEPAPEPE」の「Hi!MODE!!」。


さっそく聞いてみた。


なんて素直な音なんだろう!


アコースティック・ギターデュオなんだけど、お気に入りとなった「シュプール」はなつかしささえ感じる、28歳という私より断然若い男性二人なのに。


小学校の頃、田舎の兄ちゃんのステレオで聞いたスプートニクスを思い出すような透明感のある音だ。


これが考えないっていうことなのか?


彼らを知ったのは先日の「トップランナー」(NHK)だった。


巷では評判だったらしいがその夜はじめて聞いた。


「ギターを楽しんでる」って何度も言っていた。


「インストゥルメンタルなのでメッセージを伝えようとはしていない」とも言っていた。


歌がない分、ずいぶん軽い。


軽いけれど感動した。


「世界の平和のために」みたいな意味を伝えようとはしていないそうだ。


でも、「曲を聴いて幸せになってくれたらそれでいい」と言っていた。


考えたらそれがむずかしいと思うんだけど

「どんな曲を弾いたら幸せになってもらえるか」なんて考えるんじゃなくて

ただただギターを楽しんでいる印象だった。


時を忘れるほど練習をしてきたみたいだけど

それも努力という言葉は似合わない。


そんな軽さが伝染してくるみたいだ。


今夜は考えないということについて考えてみた…。

2006-01-07 01:00:19

三弦

テーマ:アート

ここのところ「くるり」の「アンテナ」をよく聞く。


なつかしい感じがするからだ。


チェッペリンぽかったり、ピンクフロイドを思い出したり…。


今日は調子に乗って「オールマンブラザーズバンド」や「チェッペリン」も聞いてみた。


70年代にはからだを熱くして聞いていた。今もその余韻が残っている曲もある。


そのころはギターの音をからだに入れることで命を燃やしていたんだ。


それが再現されたことがうれしかった。


だからか・・・久々に三弦の練習をした。


もちろん私の三弦がロックというわけじゃない。


だけど、自分で弾いていると少しはからだも熱くなる。


むずかしいところをクリアしていくことで命が燃えるような気もしないではない。


いつかはからだをほてらして弾いてみたいもんだ。


そうそう、三弦に興味をもったのは高橋竹山さんの津軽三味線を聴いて

「日本にもロックがあったんだあ!」とぶったまげたときだったんだ。


たしか学生のころだったと思う。

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