2006-12-15 23:51:42

ドクさん結婚

テーマ:ブログ

ニュースステーションで、ベトナムのドクさんが結婚することを知った。



彼女の母親は障害のある子が生まれることを心配していた。



その母親の元に半年間通いつめたドクさんは、今は我が子のように思われている。



ドクさんは結婚するまで60人の枯葉剤による障害のある子どもたちと病院で暮らしていたから


自分の子どもに障害があってもそれを受けとめて育てると言っていた。



枯葉剤の影響で3世代、4世代目の子どもに障害があらわれているらしい。



その因果関係を枯葉剤をまいたアメリカが認めていないために補償がまったくないそうだ。



信じられない。


2006-12-09 21:44:11

話し合いの結論はクジで

テーマ:ブログ



 シンポジウムに行ってきました。


テーマは「当事者主権」です。たとえば、福祉サービスを受ける本人にサービスの内容を決める権利があるという考え方です。その一方で、どこまでその権利を許容するのかというサービスする側の権利もある。




そんな話をしながらの打ち合わせで、不登校の中高生と寝食をともにしているという大学助教授の方のお話が傑作でした。




携帯を持ちたい」という学生がいて、それを持ってもいいか、持たない方がいいかという話し合いをしたときの話です。




「いいか、悪いかの結論がでなければ、何日も結論がでないまま話し合いが続きます。そうなると、『携帯を持ちたい』と言った学生の要望は、結果的にかなえられないことになるので、話し合いが長引けば長引くほど要望した人が不利になります。なので、うちでは抽選で使うガラガラで決めるんです。赤の玉が出たら携帯を買うというように。そのうえで、話し合いを続けます」。




それなら多数決の暴力に陥ることもない」と大受けで、「うちは丁半で決めよう」というグループもあったりで盛り上がっていました。


2006-12-09 21:42:25

いきなり答を求めちゃいけない

テーマ:算数




久しぶりに高校生の試験対策をして高校数学の問題を解いていたときのことです。高校時代、確率や場合の数のあたりは、ややこしくてよく理解していませんでした。そんなことを思い出しながら、問題に取り組んでいたときのことです。




似たような問題がたくさんあって、どの解き方が当てはまるのかこんがらがってきて、苦手意識がよみがえろうとしてきたときです。「子どもたちに言っているようにまず絵を描こうじゃないか」と自分に言い聞かせました(文章題をやるときには、式を立てる前にまず絵や図を描くように言っています)。一つずつ場合を分けて描いていたら、解き方がひらめきました。




別の問題でも「わからない。むりだ」と思いながら、できてもできなくてもとりあえず図と式に表そうとやってみたら、あら不思議、解き方が目に飛び込んでくるではありませんか。




 子どもたちが文章題に取り組むのは、こういう感覚なのかと、よくわかりました。むずかしい問題のときには、あきらめたくなるのをがまんしながら、絵を描いてみる。するとひらめくことがある。答が向こうからやってくる感じ。いきなり答を求めるとできなかったことが絵や図にすることでわかってくるって方程式が解けるようになったときのようにおもしろい感覚でした。
2006-12-09 21:36:36

「すべて人の助けを借りてやりたいと考えるものはいない」

テーマ:算数



ロ-レ・アンダリックさんのお話を聞いてきました。彼女はドイツでモンテッソ-リ教育(※1)を長年やってこられた方です。




彼女は「子どもでも、高齢者でも、病気の人でも、みな同じように、自らの意思でやりたいことを決め、自分の力でやり遂げたいと思っている。なぜなら、それは生きることの証しと言ってもいいからだ


すべて人の助けを借りてやりたいと考えるものはいない。だから一部でも自分の力でやり遂げたときの表情は達成感にあふれる」と言います。




子どもたちと接していて、ほんとにそう思います。なんたって、教えてる途中に「わかった。もういいから、あっちいってて」と、小学生から高校生まで異口同音に言いますから。




「教えて」って自分から言い出したときでもそうです。「一人でできる」と思った瞬間に助けがいらなくなるんです。「自分の力でやり遂げたい」とみんな思っているのが、ひしひしと伝わってきます。




 私も含めて、みんな一人でやり切りたいという欲求が強いようです。子どもたちはよく「私ってすごくない?」「俺って天才?」と言います。やり切ったときには自分で自分を認めたくなるのでしょう。





※1 モッテソーリ教育とは、イタリアの女性医学博士マリア・モンテッソーリによって体系化された教育法。ヨーロッパ全土の学校教育に影響を与えているほか、障害児治療教育、認知症などの高齢者の生活支援の方法としても広く活用されている。





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