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2006-08-25 17:51:21

Progress あと一歩だけ

テーマ:ブログ
ガイアシンフォニー第1番をみた。

何年ぶりのことだったろう。


「いのちはつながっている」

「地球上のいのち、そして、地球そのものも私たちそのもの」

それぞれの出演者から響いてきたことばだ。


なかでも今は亡き野沢重雄さんの言葉にリアリティを感じた。

たしか「種に大小はあるけれど、どんなに小さな種にもすべてが組み込まれている。

無限の可能性がある」とそんな内容だったような。

1本のトマトで1万個以上のトマトを実らせた人の言葉だけに実感がこもっていた。


どんな小さな種も完璧なのなら

どんな人間だって大きく育つ可能性を秘めているはずだ。

それを信ずる気持ちがだいじ。


そんなことを考えていたら

スガシカオさんと指揮者の金さんのインタビューを思い出した。

スガさんは30歳でデビュー、金さんは一度哲学科を卒業してから音大へ。

ふたりとも遅咲きだ。


二人に共通していたのは

めどがたっていないときから

「ミュージシャンになれる」

「指揮者になれる」

と信じていたこと。


「根拠のない自信」と言っていたが

どんなに道が閉ざされていても

スランプでも

疑いはなかったようだ。


自分の中から芽を出しかけているものを信じること。

気にかけること。

水をやること。


「自分にはむりだろう」

などと恐れに耳を傾ける前に

一つずつできることをやっていくこと。


スガシカオのつくった歌は「Progress」だった。


ずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは“ジブン”っていうらしい


世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
“あと一歩だけ、前に 進もう”

2006-08-24 18:30:10

夏休みの宿題

テーマ:算数

学習教室で。


「今日も家でやってきたから宿題の交換だけね」

とY太君(小5)。


学習記録を見ると夏休みはお盆を除いてほぼ毎日やっている。


前にできなかったタイプの文章題は完璧にクリアしているし

計算問題は学校より先に進んでいるし

春にはじめた5年生の漢字はもうすぐ終わりそうだ。


教室では、自分で丸つけしたところのミスを2箇所直しただけ。


「やっぱり毎日やるとちがいますねえ」

とお母さんが言っていたが

ほんとに着実に伸びているし

本人も自信を持っているように感じられた。


夏休み前にできなくて泣きながら問題に取り組んでいたことがうそのようだ。


でも、進んでいけばまたそういうときも来るだろうけど。

2006-08-21 17:08:36

熊野古道

テーマ:神社・お散歩

熊野権現にお参りしてきました。


大門坂


大門坂から歩く石畳はしっとりとよかったのですが

途中で雨がはげしくなりぬれながら

転んで起き上がれなくなっている年配の男性の手助けをしたりしてちょっとした冒険気分でした。

天気予報は晴れだったので傘はコインロッカーに残していったのですがやっぱり山を甘くみちゃいけません。


途中あめ湯でひといきつき熊野権現の護摩木供養の火でびしょ濡れになったティーシャツを乾かし隣りの青崖渡寺へ。

ラッキーなことに霧の合間に那智の滝を拝むことができました。

ほんの数秒のことだったのですが観音菩薩が出現したようで神秘的でした。


そのあとは隣りの大黒堂でりっぱな大黒様の壮大な世界を堪能しいよいよ大滝へ。


大滝への道


しばらく歩きたどり着いた有名な那智の滝はすっかり観光地で正直がっかりしたのですが

滝壺にちかづいてからは全然違いました。

さすがに三百三十mから落下する水の塊は迫力満点。

水煙は下から降る雨のよう。

またずぶ濡れになりながらしばらくマイナスイオンにひたっていました。


那智の滝


滝を楽しんで勝浦に戻ってたら電車にまだ二時間あったので

名物のまぐろ丼をたべ

和歌山の朝日夕日百選に選ばれているという那智の浜へ。

きれいな浜辺で波の音とたわむれてかえりました。


熊野三山の本宮や速玉神社には足をのばさなかったけれど大満足の一日でした。

2006-08-13 21:54:52

仏像に観られる

テーマ:ブログ

先日、東寺を訪れたときの話を書いたのですが

もうひとつ興味深い話を思い出したので

記しておきたいと思います。


それは大日如来を前にしてのお坊さんのお話でした。


「ふつうはこうして大日如来を前にすると

仏像を観ていると思いますが

私どもは大日如来に観られているという見方をするんです。

観られて恥ずかしいような自分ではないかと」


仏に観られに行く観光もありか…。

2006-08-13 21:23:18

不満の多い人間が喜んで犬を散歩させる方法を考えた

テーマ:ブログ

不満を抱くことが多い人間である。


犬の散歩も暑さに負ければ犬に不満をもつことになる。

「なんでおまえは毎日毎日うんちやしっこをせねばならんのだ」

「なぜいちいち草や石の匂いをかぐために止まらねばならんのだ」


そこで「喜びを持ってやる」ことに決めた。

決めたはいいが、どうしたら「つまらないこと」が「喜び」に変わるのかがわからない。

途中で「目的」を忘れてしまうのがいけないんじゃないか?

「犬のため」を忘れてしまうこと。


いやいや「犬のため」を貫き通すなんてしょせんムリな話だ。

「目的」が不明確だったということかもしれない。


「イメージが大切」と何度も利いた気がする。

散歩の最終イメージはなんなのか?


「犬はすっきり、私はいい汗かいて爽快な気分で玄関にもどる」

それならうれしい。


ならば散歩途中の今はどうか?

いい汗かいてる。

犬もやりたいことをやっている。


この瞬間に爽快さを思い出す。

それが喜びだった。

「目的」がわかれば今が変わる。


これが喜びをもってやる方法だった。


でも、こんなことすぐに忘れるに決まってる。


ネガティブシンキングをする人でもある。


「忘れたら思い出せばいいじゃないか」

「忘れてしまったらもう必要ないことなんだ」


「人生の目的ってなんだったけ?」


そんなことを思いながら夜を過ごす。


めんどうくさい人間である。

2006-08-10 18:56:43

アダン 南の島に燃えつきた画家 田中一村

テーマ:ブログ

映画「アダン」を観てきました。

前日にふらっと寄ったカフェで「島へ。」という雑誌に紹介されていて

奄美大島に行ってみたいと思い始めた私は

少しでも島の様子がわかるならと観たくなったのです。

調べてみると、この時期は京都でしかみられないようなので

思い切って行ってきました。


「アダン」は主演の榎木孝明さんが持ち込んだ企画だそうです。

「アダン」はパイナップルのような実をつける南国の木の実。

「アダン」は、千葉から奄美へ移り住んだ日本画家・田中一村の生涯を描いた作品です。


一村はとにかく一途で頑固。

そのため高い実力がありながら画壇と衝突をくりかえし世に出ることができない。

ある日、一村は「絵を売らない」と決意し、奄美大島へと移ります。

そこで、南国の色彩と出会い、1日にきゅうり3本、大根1本で暮らすような日々を送りながら

絵の鬼と化します。

そして作品を世に出さないまま独自の画風を切り開きました。


一村は言います。

「命を削り、命をむさぼり、命を描く」


そんな迫力を画面から受けとりました・

何日か前に「生命力とはなにかを知りたい」と願ったのですが

こんなすさまじい命の受けとり方、表現の仕方もあるんだと生命力の一端を見た気がしました。

一途にやりきる人生もありなんだなあ。

ほんとに「よく生きた人だ」と心から思った。


家族のことを「勝手なことばかりして…」と文句をつけたくなっていた私だが

それぞれに「よく生きているんだ」と思えてきた。

邪魔しないようにしよう。

それでも心の中で文句はつづきそうだけど

しばらくなにを言っているのか聞いてあげよう。

2006-08-10 18:56:03

大日如来の冠

テーマ:ブログ

空海がデザインしたというの21の仏像による立体曼荼羅で有名な「東寺」に行ってきました。

その立体曼荼羅のある講堂に座っていると、ときどき家族に講釈をしながら通り過ぎるお父さんが静寂を破っていきます。

その中で思わず聞き耳を立ててしまったすがすがしい声の持ち主がありました。

どうやら僧侶のようでした。

 

「菩薩と如来ってどう違うんですか?」とだれかが質問しました。

「わかりやすく言うと菩薩は学生のようにお勉強中の方、如来は悟られた方です。菩薩の仏像を見ると、剣や冠などの装身具を身につけています。それは欲があるからです。でも大日如来のまわりの4つの如来はそういったものを身につけていないでしょう。それは欲を落としているからです」

 

なるほど阿弥陀如来、宝生如来などの仏像は瞑想中のようにシンプルな姿だ。

 

「ところが、これが空海が中国から持ち帰った大日如来の特徴なんですが、真中の大きな大日如来は冠をかぶっていますよね。これは人間の欲はなくならない。だから最終的には欲とともに生きていくということの象徴なんです」

 

なるほど~、欲とともに生きていく、やっぱり最後までそうなんだな。

 

ここのところ、我が欲がうっとうしくてしかたがなかった。

でも、それはなくならないんだ。どうやって、その欲と付き合うか。それを学ぶ長い道のりを続けていくしかないんだ。それがこの世に生まれた意味なんだろう。

 

さらにそのお坊さんは説明を続ける。

「こちらの仏像は邪鬼などを踏みつけていますよね。ほんとは蹴りだせばいいんですが、そうはしていないんです。一見必要のないものもうまく使えば別のものに変化するということです」

 

そうか~、排除しないで付き合う、う~ん、むずかしいけど、まずは欲とお友達になるとするかあ。
2006-08-10 18:04:18

スクリーンオペラ「椿姫」

テーマ:ブログ

スクリーンオペラ「椿姫」の試写がありました。


スクリーンオペラというのは、舞台中継のようにではなく

屋外のシーンや馬車に乗るシーンがあったりする

実写のオペラのことです。


試写で一番感動したのは

プラシド・ドミンゴのテノールでした。


私はまったくオペラにはうとい人間なのですが

世界の3大テノールと呼ばれているんですね。

そういう人物の絶頂期の映画なのですからすばらしいはずです。


若き日のドミンゴを観たいと

11月4日の上映会の予約が早くも20人以上

入ってきているそうです。


もちろん「椿姫」にふさわしい

華奢なテレサ・ストラーダスのソプラノもよかったのですが

コーネル・マクニ-ルの落ち着いたバリトンが好きでした。


もちろん「ロミオとジュリエット」を撮ったフランコ・ゼッフィレッリ監督の美しい映像も素敵でした。

ただ退廃した貴族社会のようすには辟易しましたが…

まあオペラのストーリーは追求しないことにしましょう。

2006-08-07 16:18:55

滝山渓谷

テーマ:ブログ

那岐山近くの滝山渓谷に行ってきた。


ほんとは別の滝を目指したのだけれど

さすがは夏休み

キッズがいっぱいで

車をとめるスペースもなく

滝山渓谷へ。


滝山渓谷


以前行ったときは自衛隊の演習中ということで通行止めになっていた。

今回は演習もなくズムーズに進んでいく。

でも、砂利道が続いて演習場に迷い込むんじゃないかとちょっぴり不安。

それでも要所には看板が出ていたので無事たどり着く。


「まむし注意」という看板が出ていたので

短いパンツを思い切り下げ足をカバーしつつ

置いてあった杖で音を鳴らしながら

山道を登っていく。


まず昔の「女人禁制」の石柱。

修験者の修業の場だったんだなあ。

今でこそ車で近くまで来られるが

昔ならかなりの山奥だ。


川の水が綺麗。

途中でのどを潤す。


しならくするとお稲荷さんの朱の鳥居が。

滝山稲荷さん


かなり急な石段だ。

横に滝神社への参道もあるが

ここは石段を登りお参りする。

杖がありがたい。


900メートルの道のりを何度も休憩しながら

滝神社に到着。

15mの落差がある雄滝が落ちている。


300メートル奥にある24メートルの落差だという奥の院滝に行きたかったが

日が暮れそうだったので

雄滝でしばらく遊ぶことに。


しぶきを浴びたり

足を付けたり

雌滝もそうだったが

空中を水が落ちてくるので

滝行ができるところなんだろう。


ふもとの景色を見ながら

しぶきのおこぼれにあずかっていたら

気持ちがよかった。


木々の香りもいい。

久しぶりに深呼吸をした。

こんなに深く胸に空気を入れたのは

いつ以来だろう?


今度は奥の院に行かせてくださいと祈りつつ

飛ぶように下山。

というわけにはいかず

ひざをがくがく笑わせながら下りた。

テニスのトレーニングにいいかも。



2006-08-04 20:57:32

中村文昭さん

テーマ:ブログ

中村文昭さんという方の講演CDを聞きました。


三重県伊勢市でクロフネというレストランを経営している方です。


年間300回の講演をするというだけあって

ドラマチックな半生を笑いあり感動ありで聞かせてくれました。


以前、クロフネにおじゃましたことがあり

そのときもさわりを聞かせていただいたのですが

今回は「引きこもり・ニートたちによる農業を立ち上げた」というお話が新鮮でした。


日本の食料自給率は28%。

「家電や車を買ってもらうかわりに食料を買います」

という政策はいつまでもつづけられない。

人口は今の4分の3に減り

今の売り上げを確保することはできない。

今以上に心がすさんでしまうのが心配だ。

30年後にはどうなってしまうのか?

と中村さんは疑問を投げかけます。


そこで庶民から変わっていこうと

「引きこもり・不登校・ニート」の人たちを「静かなる運動家{?)」と呼び、

7年も引きこもるなんてオレにはできない。今がじぶんにしかできないドラマチックな人生の入り口にたっているンや」

と励まし、仕事に導きます。


「問題と言われている人たちが食料問題を解決したら

いっぺんに二つの問題を解決したことになるんです」

と笑わせていましたl。


どうも自称元やんちゃという方のお話には自動的に防御をはってしまう私ですが

思いがけず刺激を受けてしまったようです。


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