2008-11-20 00:48:30

“ツール”というコミュニケーションツール

テーマ:ひとこと。
改善推進担当者の仕事の1つとして、ツールの提供をすることがあります。計画を立てやすくするため、プロジェクトの状態をすぐに見えるようにするため、など理由は様々で方法もいろいろですが、わたしの場合は大体Excelを使っています。

日々のデータをトレンド表示したり、週単位や月単位に集計したりなどは、毎日データを入力すれば、すぐにその結果が見られるようになるので、Excelはとても便利なツールです。
データの集計にはある一定の条件があったり、何らかの加工が必要なこともあり、そのような場合はVisualBasicApplications(VBA)を使って「マクロ」を作成します。もともとプログラマであるわたしには、そう難しくない言語ですし、必要な作業のほとんどを自動化させることも可能になります。

しかし、あまりにいろいろなことを盛り込んでしまうと、チームにツールを渡した後のメンテナンスが、チームでできないという事態にもなってしまいます。カイゼンに大切なことは、今の状況に合わせて管理の仕方やものの見方も変化させていくことにあります。その変化に対して、何をどのように工夫すればいいのかということ自体が「カイゼン」なわけですから、ツールが「チームのもの」として受け入れられなければ、カイゼンに役立っているとは言えないと思います。

そのようなことも踏まえたとき、わたしはチームに提供するツールを「マクロでもできるけど、プログラムで全て解決せずにわざと簡単な手作業にする」ことをします。そこには作業の意図(なぜその作業が必要か)とか、データが受け渡されるときのコミュニケーションを作りこんだりすることができるようになります。

ツールを提供するまでの過程でのコミュニケーションが、実は一番大切だったり。

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