RPGの戦闘はシームレスよりターン制エンカウントが一番 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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最近はFF12や白騎士物語、ゼノブレイド、ラストストーリーなど、フィールド画面でそのまま戦う
シームレスな戦闘のRPGが増えて来たが、どれも戦闘が全く面白くない。
やはりターン制エンカウントの戦闘が一番である。

エンカウント戦闘であれば、敵とプレイヤーキャラの距離は関係なくなり、
攻撃を押すとキャラが走って斬りつけて戻ってくるなど、攻撃の演出を魅せることができる上に、
ポケモンのようにキャラが棒立ちでも不自然に見えず、
敵の攻撃とプレイヤーの攻撃の区別もつき易くなり、状況も把握し易くなる。
そして、ターン制ならば、攻撃もじっくり考えて選択でき、より戦略が立てやすくなる。
また、コマンド選択後は攻撃の演出などをじっくり見ることができる。

逆に、シームレスではフィールド画面でそのまま戦うため、敵との距離もそのままとなり、
その結果、自分で無駄に移動できるシステムになったり、演出も簡素になり、
ひたすら武器を振るだけの地味なゲームになる。
しかも、敵とプレイヤーが接近するため、何もしない時間が非常に不自然に見える。
そのため、攻撃する間隔を早めることになるが、そのせいでじっくり戦略を練ることが
できない忙しいゲームとなる。
おまけにカメラワークも近接になり、敵の全体像が見れなかったり、
誰が攻撃しているのかが分かりにくくなったりと、良いところがない。
そもそも、シームレスでリアルタイムな戦闘がやりたければ、イースやキングダムハーツなどの
アクションがあるわけで、中途半端なシームレス戦闘など全く必要ないのである。

よく、ターン制エンカウントが古臭いという奴がいるが、
古臭い=つまらない ではないわけで、古臭いことは全く問題ではない。
新しいものしかやらないならば、将棋やサッカー、野球なども出来ないだろう。
実際、RPGで人気のゲーム、ドラクエ、ポケモン、ペルソナなどはターン制エンカウントである。
いくらシステムが古臭かろうが、ユーザーは安心して遊べるものを選ぶのである。

海外ではターン制が嫌われているらしいが、
ポケモンは海外でも大人気であり、
シヴィライゼーションがターン制だったり、Fallout3もコマンド選択時に時間が止まったりするわけで、
本当にターン制が嫌いなのか?と聞きたい。