私は難易度の高いものを好む。
難易度の高いものに挑戦している自分こそが
本当の自分だと信じる。
ある意味、修行僧。
☆ ☆ ☆
自動車で遠出をする事が多い私にとって
どのクルマで出掛けるかは非常に重要なポイントだ。
だから、色々試してみる。
小さい方が取り回しが「楽」だとか
大きな方が高速道路の運転が「楽」だとか
軽なら燃費が「楽」だとか…。
そして辿りついた答えは
「楽しいクルマが一番いい」だった。
私は「楽」であっても楽しくないクルマには疲れを感じる。
集中力は途切れるし、運転に飽きるし、眠い。
「早くつかないかな~」なんて考えて
運転に消極的な自分に気がつく。
到着後の感想は「やっと着いた…」だ。
そんな情けない自分を感じるだけでも疲れてくる。
そこで「楽しいクルマ」の登場だ。
楽しいクルマは運転に集中できる。
だから多少スピードを出しても安全だし
なにより自分自身が積極的に運転をする。
だからまた楽しい。
到着後の感想は
「あ~ぁ、着いちゃった…」になる。
しかしである。
しかし、そんな楽しいクルマは
基本的に難易度が高い。
難易度が高いから楽しいのかもしれないが
兎にも角にも難易度が高い。
やはり私は修行僧だ。
☆ ☆ ☆
私が仕事中にする時計は
スイス製の自動巻きだ。
文字盤はシルバー。
スーツに合わせると、ちょうどよく目立たない。
若い私にも、荷が重くない。
しかし、休日の私がそれを腕に巻くことは
極めて少ない。
きっと楽な時計過ぎるのだと思う。
休日の私の時計は
意味が不明な軍用時計か
手巻きで、少しごつめの時計だ。
どちらも重く、存在感がある。
ファッション的な難易度が高い。
手巻きの時計なんて
する度にゼンマイを巻いて
一日つけると
もう時間が狂う。
時計としての哲学は置いておくとしても
難易度が高い。
メンドクサイ。
それなのに
それをするのだから
私はやはり修行僧だ。
☆ ☆ ☆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081229-00000041-mai-soci
世は不景気だ。
TVの中は失業者で溢れている。
私の近くには幸い同じ境遇の方はいないが…。
そんなTVを見ていて
少なからぬ「羨ましさ」を感じる私がいる。
理由を
これが全員ではない事を前提に書く。
TVに出てくる方の殆どが(つまり全員ではない)
独身だ。
そして家を持たない。
自動車も持っていないようだ。
つまり多額のローンはなさそうだ。
つまりは何も持たない方が殆どだ。
世の中には、そんな状況が作れるのであれば
やりたい事がある方は多々いらっしゃるのではないか。
社会的な責任を持たない状況で、
好きなことをしたいとお思いの方は多いのではないか。
実際、私はそう思うことがある。
社会的な話ではなく個人の話だ。
私なら…
今財布の中にある数千円か数百円のお金を持って
全財産を持って自転車に乗って旅に出たい。
自転車がなければ徒歩でもかまわない。
持ちきれないものは全部現金化する。
行き先は四国。
途中で多くの方と話をさせていただいて
軒先をお借りして野宿をさせていただく。
農村で手伝いをして大根を貰う。
漁村で手伝いをして魚を貰う。
場末のスナックで働かせて頂いてもいいし
その地域のホームレスの方の中に
混ぜていただいてもいい。
正直、四国までたどり着かなくてもいい。
行ったって何があるわけじゃないんだから…。
大学時代にそんな事の真似事をしたことがある。
ホームレス生活をした事も2晩だけだがある。
その時はホームレスの方が色々気を使ってくれて
ご飯には困らなかった。
あの時は本当に楽しかった。
そんな、自由気ままな生活に憧れる。
もちろん、難易度は高い。
しかし、なんとか村にいるよりも
社会的な責任に押しつぶされそうになりながら生きるよりも
ずいぶん楽しそうだ。
☆ ☆ ☆
難易度が高い生活とは
つまり
より人間的な生活であると確信する。
楽しさも辛さも悲しみも喜びも
より大きな生活だと確信する。
もう終わってしまったが
http://www.tv-asahi.co.jp/zeni/index.html
このTV番組が深夜放送だった頃の出演者が
私は好きだった。
「ある意味修行僧な生活」は結構楽しい。