夏祭りも無事に終わり、お盆も過ぎ、北海道の短い夏もそろそろ終わりか、と思っていたのですが、台風が過ぎてからも涼しくならず、今日月24日も一日真夏のような暑さです。

でももうすぐ9月、“芸術、文化の秋”がもうすぐです。

9月10月のイベントをご案内します。

その1

8月27日(土)  11時~15時 「ゆのんまつり」

いつもお世話になっている(株)土っかりさんの秋の収穫祭です。

野菜の販売の他、無農薬野菜を使ったおいしい食事、手品や腹話術などの大道芸、

近くの視覚支援学校の生徒と先生による点字体験と軽マッサージ、子どもの遊びコーナー、板谷みきょうさんと北方派五分楽団の演奏と、もりだくさんです。

草の実会からはリトルローズと、あぐらが出展参加します。

 

その2

10月1日(土) 13時~  「平岸ミュージックフェスティバル」

今年は平岸の東山小学校が会場です。

ドラムサークルのハートビートさん、Earth Art Project 1000 @ Sapporoさん、大学生のブラスバンドアンダンテ ウインド アンサンブルさん、その他、数団体交渉中です。ご期待を。

 

その3

同じく10月1日(土)2日(日) 札幌サンプラザにて 「つながろう!北海道」

講演と歌。2011年に起きた東日本大震災と原発事故をきっかけに復興の支援とこの国のあり方、私たちの暮らし方を見直すものとして始まりました。今年で3回目。

今年は環境問題にも取り組みます。

映画「バック トゥ ザ フューチャー」に登場する、未来のゴミを燃料に動く車型タイムマシ「デロリアン」の本物も登場します。記念撮影もあります!

 

その4

9月10日(土) 「第二かしわ学園祭」 11時~14時

平岸の里の隣の事業所です。夏祭りのお手伝い大助かりでした。草の実会の製品販売で参加します。札幌第チアリーディング、北海道医療大よさこいチーム、その他屋台、マジックショー等々お楽しみがいっぱいです。

                   2016,8,24 手塚玄

 

社会福祉法人草の実会

1999年法人認可、翌2000年12月通所授産施設として草の実平岸の里オープン。

無認可の小規模作業所が集まり、行き詰まりつつあったその当時の事業を打開をすべく

社会福祉法人格を活用しようと草の実会の設立を目指してから六年が経っていた。

それから16年!

我らはどこまで来ているのだろうか?

私たちと同じ頃、札幌市西区でNPO法人を立ち上げた仲間がいる。

NPO法人札幌障害者活動支援センターライフ!

当時の理事長は深澤正義氏、現在は我妻武氏、草の実応援団の代表を長年引き受けてくれている方でもある。そして専務理事は石澤利巳氏。彼とは40年以上前にも福祉とは別の同じフールドにいたことがある。

その石澤氏がNPO法人ライフの機関誌「あどぼけいと」7月号に「失敗から学ぶ」と題して、記

事を書いている。

石澤氏が語るNPO法人ライフの命題「雇用関係を超える共同労働」「共に働き共に分け共に生きる」。

これは私たち草の実会の前身、無認可の小規模作業所だった草の実共働サービスの命題でもあった。

目指すことを語ることと現実はいつもギャップがある。

でも語り続けるしかないのも現実。

・・・結論は出ない。                                  

 2016,8,22 手塚玄

 

 

市電の通りに面した南13条西7丁目に店を構えている『もっくる』

今までのもっくるとリトルローズの外観は右の写真のようで殺風景だったのですが

ごらんのように、ショーウインドウ周りを刷新しました。

もくが得意とする糸ノコの技術をフル活用した立体的なディスプレーを制作!

 

気の回りに集う動物たち、空には鳥たちが。

下にはチョウやハチ、セミたちが。

ショーウインドウにしたにはサカナやカメ、水辺の生き物たち!

アクリル板で覆っているので雨風にも大丈夫です。

また。昨年導入したレーザー加工機を駆使した、「草の実工房もく」と「もっくる」の紹介プレートも提示しました。

店内には、少しずつ、新製品も並び始めました。

ぜひ、お寄りください!

 

将来、残りの壁面にもすてきなディスプレーを施したいものです。

草の実工房もくのみなさん、よろしくおねがいします!!

                                  2016,7,19 手塚

お待たせしました。

今年の夏まつりのチラシができあがりました。

8月5日(金)18時~21時

8月6日(土)12時~16時の二日間です。

昨年に引き続き、今年も大勢の方がいらっしゃる事を期待し、昨年以上に楽しい夏祭りになるよう準備を進めています。

ステージでのバンド演奏、カラオケ大会、抽選会。

屋台ではいつもの焼きそば、焼き鳥をはじめ色々用意しました。

いつもの遊びコーナーの他、

キャンドルづくり、モビールづくりのワークショップを新たに。

また飛栄建設(株)さんによる“家造り”今年もあります!

みなさま!お誘い合わせのうえぜひいらしてください!!

 

                            2016,7,12

                                 手塚

 

もうすぐこの国の《修飾語の連続》国政選挙。
第24回衆議院議員通常選挙。242人の参議院議員のうち、半分の121人を選挙区で73人比例区で48人で選ぶ選挙。
今回の選挙はこの国に本当に民主主義が根付いているのか?本当に立憲主義が初会の元にあるのか?垣間見れる選挙になるように思う。
この国で初めて18才19才の若者が選挙に参加する。昨年の安保関連法を巡る大きな市民の運動、それと連動した憲法改正と擁護の動き、沖縄の基地と米軍による犯罪、原発の再稼働、この国の人をも巻き込んだ国際的テロ・・・。
この選挙の結果が、この国の向かう方向を大きく決めていくのかもしれない。
私たちは、よく考え最善の選択をしたい。
今朝の朝日新聞に、日本国憲法の前文でこの国の主権者は現在の有権者だけでなく、18才未満の子どもも、これから生まれてくる子供もみな有権者であるとうたっていること、だから「今を生きる有権者は過去と未来の国民からよりよい社会を築くよう責任を託されている。個人の利害にとらわれることなく行動することが求められています」と宍戸常寿東京大学教授のコメントが載っていた。
今を生きる私たちは将来のため、子孫のためにこそ行動をしなければならない。

今朝(7月6日)若いお母さん職員がポスターを持ってきた。貼ってくださいと。
早速玄関前に貼る。





ついでに
玄関にはこんなポスターも









このポスターを持ってきた若いおかあさん職員はこんなチラシも。


この先に期待が持てるのかも。

みなさん必ず投票に!

                             2016,7,6
                               手塚 玄

 
NPO法人Ubdobeという
全国区で
音楽・アート・医療福祉を融合させたプロジェクトを通じて

あらゆる人々の積極的社会参加の推進に寄与している団体があります。


NPO法人Ubdobeの活動の中で
医療福祉従事者や学生、経営者などが縦横無尽に対話し繋がるトークイベントWellCONがあります。

イベントは、トーク/ワークショップ形式の意見交換/カタい話抜きのフリータイム!という三部構成です。

今回は
2016年4月2日(土)
LIFE&DEATH~いのちの見つめ方~をテーマに
トークイベントが開催されるそうです。

詳細は、 

▷FBイベントページ⇒
https://www.facebook.com/events/833989690061535/

 ■日時:2016年4月2日(土)

OPEN:13:30 受付開始 START:14:00 CLOSE:17:00

 ■会場:

おくりびとのお葬式 豊平

北海道札幌市豊平区平岸6条9丁目3-25

 ■トークゲスト:

木村光希(納棺士/おくりびとアカデミー代表)

■MC:

樋渡つぐみ(Ubdobe北海道支部長)

小林当麻(Ubdobe北海道支部)

 ■定員:50名(要メール予約)

 ■参加費: 3,000円

→学生割引:受付にて学生証提示で500円OFF

※学割をご希望の方は、ご予約の際にお申し出ください。

 ■お申し込みはこちら
<予約受付メール> hokkaido@ubdobe.jp
件名:Well CON 札幌
本文:
①お名前
②ご職業(例:特養で介護ヘルパー/循環器科で看護師/◯◯福祉専門学校)
③ご連絡先(TEL / MAIL)
※上記内容をご記入の上、予約受付メールアドレスに送信してください

●主催:NPO法人Ubdobe(ウブドベ)
・Website:http://ubdobe.jp/
・Facebook:https://www.facebook.com/Ubdobe
・Twitter:http://twitter.com/Ubdobe_jp
・Mixi:http://mixi.jp/view_community.pl?id=807739

同じ業界なのに、自分の職場以外の人と医療福祉について語ったこともない方がいらっしゃるかと思います。
学んで繋がる医療福祉ハイブリッドイベントへ
Welfare(福祉)のConnection(繋がり)を創りに是非参加されてみてください。

2016.3.17 谷黒

 


草の実会の会報『草の実』の新年1月号には付録がついています。
みんなが描いたイラストを使ったカレンダー!
2016年はさる年。
個性あるユニークなサルたちが集まりました。
ご覧ください。

 
 
ここ数年の『草の実』1月号のカレンダーの中では、傑作と言えるのでは!
まだ残っています。ご一報いただければ、お送りします。011-817-9080です。
                                       2016,1,4 手塚

2016年
草の実会は1月4日、今日から新年の仕事始めでした。
草の実会ではここ数年、新年の挨拶状の代わりに草の実会の会報『草の実』を元旦に届くように発送しています。3000部印刷し、そのうち1500部ほどを郵送しています。
そんなわけでこの会報の1月号に新年の挨拶を書かせてもらっています。
この1月号を手にした方に目にしたことでしょうが、初めての方もいるのではないかと思い,新年の挨拶文を転載します。

明けましておめでとうございます。

いつもとは少し違うのですが、私が今感じていることをお聞きください。

「コロボックル物語」というお話を知っていますか?56年前に佐藤さとるさんが書き、多くに人に読み継がれている本です。昨年、有川浩さんが書き継ぎ、新しいコロボックル物語が始まりました。作者を超えて物語の世界が引き継がれていく。大ファンの私からすると昨年はこの国の文化にとって画期的な年でした。

私がこの本と出会ったのは28年前。入院中の家族のために友人が貸してくれたのを読んだのが始まりでした。すっかりはまり続編も次々と。子どもたちにも知り合いにも勧めました。でも知っている人は少なかった。いくつもの文学賞を取り、知る人ぞ知る、熱烈なファンがたくさんいるにもかかわらず、知ってるよ、読んだよという人は少なかった。

 

 指先ほどの小さなコロボックルとの対等な関係、お互い信頼し、支え合い、楽しく暮らす。それだけでも夢のようお話で、作品の世界に浸れるのですが、コロボックルのことを本当に知っている人でなければ書けないような、そんな誰かがこの本を通してコロボックルのことをこっそり教えてくれているような、もしかしたら本当にコロボックルはいると思えてきて、そんなの空想だと切り捨てなくても、信じ続けていてもいいんじゃないか、信じ
続けていたい、と思わせてくれるお話です。

人と人ではない存在との出会いと交流。そんな物語はたくさんある。宇宙人と、動物と、コンピューターとも。スピルバーグ監督の映画「ET」もそんな物語。でも「ET」は二人だけの特別な出会いの物語。

「コロボックル物語」は普通の人の普通の暮らしの中に普通な関係として、もしかしたら本当かもと思えてくる物語。

ここが惹かれる魅力なのだろうか。自分もそんな体験をしてみたい、コロボックルに出会いたい、他の登場人物たちとも、と。そして語られているような出会いと繋がりができたなら、と。人との繋がりが薄くなっているように感じてしまう今の世の中ゆえ、なおさらそう思うのだろうか。

自分とは違う存在との、でも特別でないつながり。とても魅力を感じる。

 私たちが“しごと”として向き合っている人々。同じ人であるのに、全く別の存在であるかのように語られる。これはどう考えても違う。人は人と出会い、人として共に生きていく以外に生きられないのに。コロボックル物語のような人と人との関係を目指したい。

みなさま、ぜひコロボックル物語をお読みください。

 2016年、何があったとしても、いい出会いといい繋がりのあった一年だったと振り返られる年でありますように!

  手塚 玄

 

今年のミュージックフェスティバルは
11月21日(土)13時から東山小学校で行います。


今年の出演は
ドラムサークル ハートビートさん
ピアノ宮澤さん、歌伊藤さんの花音のお二人
手鼓 太伸世流じゃんべと縄文太鼓
ビッグバンド ぼうふうりんのみなさん
そして農協スカパール☆ライスオーケストラのみなさんです。
入場無料、みなさまお越しください。
*駐車場委はありません。南平岸駅から徒歩5分。スリッパ等もお持ちください。

草の実会が運営している事業所の1つに草の実平岸の里があります。2000年の12月に地下鉄南北線南平岸駅から徒歩約10分位の所にオープン。できた時は「知的障がい者通所授産施設」と言う措置制度下での事業所でした。自立支援法になってからは、2007年には生活介護と就労移行支援事業所に、2009年には生活介護事業と就労継続B型事業の多機能型事業所として現在に至っています。当初は定員40名で40人が利用していましたが現在は定員こそ変わりませんが約60名の方と契約を結んで利用してもらっています。
法人本部機能と草の実会全体の事務管理機能も併せ持っていて、いわば機能としては草の実会の中心的な位置にあります。
草の実平岸の里の一角をお見せします。


平岸の里の事務所前の廊下には、草の実会の製品を並べ販売しているコーナーがあります。売上げは期待しておらず製品の紹介コーナーです。
草の実会で作っている和服地を活用した手芸品、牛乳パックの再生紙を活用したカレンダー、はがき、レターセット、木のZOOをはじめとする草の実工房もくの木工品。
これらの主だった製品を、小さな棚にびっしり並べて展示しています。


あじろ製品

紙製品


木工品
予期せず見学の方に買っていただけることがあり、並んでいるだけの展示ではなく、“生きた展示”にしなければと大事さをかみしめています。

製品の他に、“福祉関係の本”“関係する人の書いた本”“読んでもらいたい絵本”等も並べてあります。草の実会の初めのころの会報等も読めるようにしてあります。

反対側の事務所側には草の実会の会報『草の実』の最近号をはじめ、各種パンフレット、イベント案内ちらしなどを陳列しています。お持ち帰り自由です。
窓枠の上には、糸ノコで作ったお試し製品もせっかくなので飾ってあります。
ご覧ください。


そしてこの秋から、
製品を展示している棚に顔写真も並べました。


もう会う事の出来ない仲間たち。

忘れちゃだめだよ!と故佐藤和男さんが教えてくれました。
会いに来てください。


たくさんの佐藤和男さん!                  2015,11,7 手塚