2009-11-12

ちょっと泣いちゃいました@劇団千年王國「贋作者」

テーマ:さっぽろアートステージ2009
私がカメとスッポンと一緒にお風呂に入っていて、
2匹が喧嘩しているので止めようとしたらスッポンに噛まれた、
そんなを見てうなされて起きたクサコです。

今日は琴似駅にあるコンカリーニョで行われた舞台を観に行きました。

劇団千年王國「贋作者」

$クサコライフ-劇団千年王國「贋作者」

~~「贋作者」 あらすじ~~
2002年初演。舞台は文明開化華やかなりし頃の明治日本。江戸の文化は急速に廃れつつあり興隆を誇った狩野派も後ろ盾を失って、偉大な父の才能を受け継いだ、兄・清一郎が支えているに過ぎない。一方、遊郭の一室に篭り、ニセモノ師としての天賦の才を発揮する弟・鴈次郎。謎のブローカー、ミツコが売りさばく鴈次郎の贋作は、西洋に渡ると法外な値段で売れるというが、それが兄には許せない。伝統を守る兄、それをせせら笑う弟の確執はやがて一つの悲劇を生む——。(劇団千年王國HPより)

最初の幕開けから圧巻!!登場といい、舞台といい、素晴しかったです。

そして全体的に「美しい」という印象を受けました。
色彩、しぐさ、舞台美術、衣装、音・・・乱暴に聞こえるような言葉でさえも美しく感じました。

私は今回「贋作者」を初めて観たので理解できるか不安でしたが、
とてもわかりやすく、いろいろな登場人物がいたのですが、
ひとりひとりの心情がつかめ、とても濃い内容でした。

セットの動きも美しく、一緒に女郎吉野が色っぽく動いたりするのも魅力的でした。
ひとつの舞台で繰り広げられるシーンひとつひとつが目に浮かぶようなものでした。
鴈治郎の兄・清一郎が雨の中歩き、吉野と話しているシーンなんてほんとそのものでした。

印象に残ったシーンはいろいろあるのですが、私は言うならばこの3つです。
★鴈治郎の兄・清一郎が自害するシーン。
 これは思わず泣いちゃいました。(←感情移入しやすい性格なので(笑))

★女郎吉野がつぶやいた「猫、死んでるよ」のシーン。
 これには深い話があるのですが、ゾゾっと鳥肌が立ちました。

★鴈治郎が贋作を完成させたシーン。
 天井から降りてくる素晴らしい作品と、鴈治郎をはじめみんなが一体となって
 喜びを分かち合うシーンがほんと感動しました。

$クサコライフ-劇団千年王國「贋作者」

パンフレットにも書いてありましたが、本当に皆さん美男美女揃い!!
なんて美しいのでしょう。色気もたっぷり★
演じる人物に「似せる・化ける」ことが演劇だと書かれていましたが、まさにそう。

細かい所、スポットがあたっていない所まで演じている、というか、化けている!!
やっぱりこういうのがプロの役者さんなんでしょうね。
女郎吉野が客席近くにきた時も、指の先まで色っぽくってドキッとしちゃいました(笑)

泣けるし笑えるし、深いし、感動するし・・・
演劇にはまりそう・・・

次回作もぜひ観たいです。

■トリビュート千年王國公式HPはこちら

※本原稿は、さっぽろアートステージ2009公認市民記者として取材し、まとめたものです。

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