先日、樋口強さんのサイトを読んでいて、

柳家喜多八さんという落語家を知った。

 

その記事はこちら:

特別寄稿 柳家喜多八師匠に捧ぐ-噺家の美学-

 

初めて聞く名前だったので、さっそく動画を見た。

動画では、いろいろな落語家さんの噺を聞いてきたが、

この方の噺には、本当に、引き込まれた。

 

タブレットなので音がよくないのか、

あるいは、すでに

「がん」 で体調が本当によくなかったのかも・・ だが、

時々滑舌(かつぜつ)がよくないところがある。

 

耳もよくなく、元々早口苦手な私には、

一部、聞きづらいところもあった。

 

元来は、渋い声の、美男系の方だったらしいが(笑)。

 

柳家喜多八 - Wikipedia によれば、

 

1949年 - 2016年(満66歳没)。
(私よりも4歳半余り、年下の方だった。)

学習院大学落語研究会から、柳家小三治に入門。

 

けだるい雰囲気で座布団に座り、
一見やる気のない枕から、
いつの間にか熱演に引き込み、爆笑をさそう。

 

モットーは「清く、気だるく、美しく」、

趣味は「サイクリングに墓参り、宝塚歌劇鑑賞など」。 

 

私が見たのでは、本当に顔もやつれ気味で、

始めのぼやきやぶつぶつ でくすぐり笑い。

ところが後半は、うってかわって、

身振り ・ 手振りで その場面に引き込んで 笑わせる。

 

こんなに笑える人は 初めてだった。

 

それに今までは、あくまでも、

「落語家によって演じられる噺」
として聞いていたのだが、

 

この方のはどこか、違う。

立川 談志さんのように、

噺の背後に、この方の個性がにじみでる。

 

それが、自分とどこか似ているところがありそうで、

失礼ながら、

出来のいい 年下のいとこのような親近感さえ感じてしまった。

 

私はきょうだいが3人 ・ いとこが10人いた。

きょうだい1人といとこ2人は、若くして亡くなった。

 

子供時代からみんなバラバラの土地で育ったせいか、

今じゃきょうだいとの付き合いもゼロになり、

8人残っていたいとこも2人を除いては、

生きているのかどうかもわからない。

 

きょうだい ・ いとこたち、

明るい ・ 暗いー どっちだ? と言えば、

半分以上は、やや暗めで、

” 地味でオタク ”  のレッテルを貼られそうだ(苦笑)

 

柳家喜多八さんは、人付き合いがまめで、

とても律儀で礼儀正しい方だったようだが、

 

それでも

いつのまにか主流からはみだしてしまう・・・

集団の後ろに、そっといる・・・

 

明るく行動的な人々をぼんやり眺めてる

 

口には出さないが、ひそかに思うところがある

 

そんな生き方になってしまった方ではないかと(笑)

 

これは単に、いくつか噺を聞いただけの印象で、
大間違いかもしれないが(笑笑)。

 

*****************************

 

2016年5月17日に亡くなったそうだ。

 

この方たちのブログ記事を興味深く拝見した。

 

師匠のおかみさんと、喜多八-東京新聞のコラム、おかみさんの著書より。

 

2016/05/23の2 柳家喜多八師匠追悼

 

 

****************************
 
2017.4月23日 記
 
これは、前のブログから移したものです。

 

残念だが、今はもう 

落語を聞くエネルギーがなくなった。

 

 

 

 

 

AD