こんばんは。
 
寒い!寒すぎる!(十万石まんじゅうではない。しかも埼玉ローカルなフリw)
現在外気温-6℃。寒いよね。うん。
朝には-10℃行きそう。
 
ここへ引越ししてきたころ
赤ちゃんだったしおさんが夜中に泣き出した。
「お顔が痛いよ~><」
寒さがあまりにもひどくて
おそらく部屋の中も零下だったのかも。
でもお布団を深めにかけてあげたら
なんなくスイスイ寝始めたのでした。
 
そのくらい寒い!やだも~><
 
 
さて。
 
この写真をご覧いただこう。
 
 
どんな使い分けをするお薬でしょう?
ロキソニンは生理痛?バファリンは頭痛?エキセドリンは腰痛に?
 
パッケージにちゃんと書いてあるじゃない。
ろんろんせんせーバカにするのもほどほどにしてよねですよね。
 
ところが。
この3つのお薬、同成分が同じ量入っているお薬。
先発品と言われるものが、左上のロキソニンS。
バファリンも、エキセドリンも違うメーカーが
パッケージを変えて発売しているものです。
値段も実はほぼ同じです。
 
パッケージに腰痛って書いてあると
腰痛にしか効果がなく、逆に腰痛にはすごく効果がありそうでしょ?
ほんと、腰に手を当てていたたた~ってやってるもんね。
 
でもね。同成分なの。
ま~ったく同じお薬なわけ。
 
 
実はこれもね。同じです。
でも、ジェネリックとして発売しているため
同じ数入っていても160円くらい安いのです。
パッケージはロキソニン寄りのシンプル設計。
 
痛み止めは、心臓の痛みや胃腸の痛み以外は
たいてい効きます。歯の痛み、のどの痛み、肩こりまで。
整形外科で腰痛でもらうお薬が
もしかしたら内科でもらったのどの痛みのお薬と
同じってことも十分ありうることです。
というか、よくあることです。
 
肩こりが本当にひどいと訴えるお客さんに
ロキソプロフェン(上の4つのお薬の成分名ね)をおすすめすると
たいてい怪訝な顔をされます。
肩こりに葛根湯をおすすめすると
「風邪なんてひいてないわよ!」と怒られもします。
「葛根湯は風邪薬じゃないわよ!」なんて心で思っても
言えない店員の立場なのですが
葛根湯がどうして肩こりに効くのかコンコンと説明するのです。
 
パッケージの力、コマーシャルの力ってすごいですよね。
実は棲み分けの大人の事情もあるのか
風邪のコーナーにあるものと、湿布のコーナーにある商品名が
違うのも事実。中身の成分は同じだけど。
エキセドリンは、湿布コーナーで幅を利かせてるロキソプロフェン。
ロキソニンは風邪コーナー。そしてバファリンは頭痛のコーナーにあるのです。
 
 
ロキソニンは3種類飲み薬があるのです。
上から順にだんだんとお薬が高くなります。
 
値段が高いと効きそうよね。そう思うよね?
そうあって欲しいよね?
でもねえ・・・ちょと違うんです。
 
青いのはロキソプロフェンのみ。
ピンクいのは酸化マグネシウム入り。
胃の酸性度を下げて、早く効きやすくなるのと
胃に優しいといううたい文句。
でもさ?どんだけ違うかなんて、人間個人差があるので
そんなに変わらないなんてこともあるかも?
ろんろんは、胃の調子が悪いっていうお客様には
これをすすめるけれど、他は青に変えてしまうか
ジェネリックをすすめてしまいます。
最後にキラキラしちゃってる効きそうなプレミアム!は。
鎮静剤がオンしてあるのです。
肩こりとか、肩こりに伴う頭痛とか。
あるいは筋肉痛などのこわばりを生じているものに
効果的。
きっと、歯の痛みにも向いているはず。
でもね?よくパッケージにある
 
「眠くなる成分を含んでいません」
 
の眠くなる成分が鎮静剤。
本当にこれ必要?車運転しない?
プレミアムは効き目が強いわけではなく
使い分けが必要な薬ということ。
 
いずれも1類のお薬で薬剤師からしか買えないんだけれど
こんな説明するうっとうしい薬剤師ろんろんは
珍しいタイプなんじゃないかな。
 
皆様もパッケージに騙されぬよう、薬剤師に相談してみてね。