ラジオアンテナ | クルマ屋 奮闘記

ラジオアンテナ

1999年 トヨタ・イプサム SXM10G、ラジオアンテナ。

路駐した場所が悪かったのか悪戯に遭ってグニャリ!
この車種は、ルーフ右前部に長い手動式アンテナが
装備されているのですが、収納不能になってしまい
交換して欲しいとの御依頼が。。
損害額は、消費税込みで約1万円も?!
路駐場所は、よく考えないといけませんね。


実はアンテナ交換というのは案外と奥が深いのです。

メーカーでの配線施工は中々丁寧にしてありまして、
ダッシュのフレームに大抵数ヶ所クランプしてあります。
これは雑音防止のため単独で這わせる工夫なのです。

従って元通りの経路を通らせる場合、要メーター脱着!
もちろんラジオ本体も外す必要があります。
必然的に嵌合式のセンターコンソールもバラバラに。。

しかし、手抜きの上手な先輩の事をよく覚えています。
元々のアンテナ線はブチリとぶった切り・・・  全然違う簡単な経路に通して、ハイ出来上がり♪
作業は確かに早いです。
でもノイズの混入とか怖くないんでしょうか?  良い子は決して真似てはいけません。 (^_^;


 左の画像は、アンテナ取付基部。
 実はここにもノウハウがあるのです。
 2本のステンレス製取付ビスが・・・・・
 アンテナアースを兼ねています!

 ステンレスは錆びないというのは幻想で
 内側は必ず白っぽく腐食してるでしょう。
 交換せぬまでも接触面の清掃を。
 ( ビス座面・ネジ山、ボディー雌ネジ )
 受信感度に大きく影響する部分です。

 また、使用過程車にはWAXのカタが。。
 脱着時には磨いてあげると二重丸♪


 しかしここまで注意深く作業すると、標準作業時間 0.6h では絶対無理かも? ww
私は2時間以上かかってしまいました! (^_^;