光学式屈折計 | クルマ屋 奮闘記

光学式屈折計


上は私の秘密兵器、光学式屈折計。  10年程前にオイルメーカーの人から頂きました 。
プリズムを利用することにより、僅か1・2滴の試料で「濃度を測定」できる優れモノ!

ちょっと不思議でしょ?  濃度と光の屈折率の関係には、ある一定の特性があるのです。
理化の実験に確か出てきたような。。  (  ̄ - ̄)遠い目

濃度範囲と目盛の振り方次第で色んな液体の濃度測定が可能なのです。
ジャム・マーマレード・液糖といった高濃度のものから、油・アルコール・食塩水などの低濃度のものまで多種多様。
だから食品関係の方のほうが馴染み深いかも知れませんね。

右の画像は、私が持ってる屈折計の目盛。
バッテリー液の比重用、LLC濃度用の2種類です。
( 普通のデジカメで撮るの苦労したかも www )

私の持ってるモデルは、旧式の廉価版なので・・・
周囲温度によって手動補正をしてやる必要があり、
手が滑って1回でも落とそうものならイチコロ? (笑)

取扱いには慎重さが要り少し面倒なのですが、
ビシッと視覚に訴えてくるところが堪らなく好き♪

主にLLC濃度の最終微調整用に活用しています。
30% ~ 50%の範囲であることが求められるのです。

フロート式の濃度計は扱いが簡単ですが、誤差が出やすく私はなんだか心もとないですね。
乗用車のLLC交換で、2Lボトルを1本だけ無造作に入れて、後はノーチェックって論外! (^_^;