tobiのブログ

 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。


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 下記への返信。 
続 「先生にお電話をいただきました」と「先生にお電話を差し上げました」】 
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9291488.html 


No.7への返信■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 

 ああ、そうか。うろ覚えでいい加減なことを書いてはいけませんね。「迷惑の受身」の話は(とりあえず)なかったことにしてください。話がややこしくなりそうです。(←オイ!) 

>≪使役や受身、やりもらいなど≫とまとめながら、実際には『「受身」及び「もらう」』と『「使役」』の二つに分けているのが気になる所です。 

 やはり続きがあったのですね。 
 それならばある程度は納得できます。 
 個人的には、もし2つに分けるならそうするべきだと思います。 

 改めて『大辞泉』を読んでみました。 
〈10 受け身・使役の相手・対象を表す。「犬にかまれた」「巣箱を子供たちに作らせる」〉 
 なんだかなぁ。 
「授受」(仮称。実際には「受」オンリー)がないのはチェック済みでしたが、これは……。 
 受身と使役は方向性が逆なんだから一緒にしてはダメでしょう。 
 でも『広辞苑』もそうなんですね。ウーン。ただでさえまぎらわしのが、こんなことをしたら混乱の元でしょう。 
『大辞林』の書き方はさらにナゾで、あの例文では「受身」としか読めません。いくつかの意味を含ませたいなら、それぞれの例文を出すものでしょう。「使役」はどこに行った? 

 手元の『広辞林』をひいてみました。 
 意外なことに(←オイ!)、辞書ではこれが一番マシかも。3つの用法をちゃんと区別して、それぞれの例文もあります。関連しそうな〈使役や受身、やりもらい〉の部分だけひきます。この書き方なら、なんとか理解できます(まだ疑問は残りますが)。 
『大辞林』の説明もこれと同じことが言いたかったんですかね。『大辞林』の例文を見る限り、受身の意味にしかとれません。 

==============引用開始 
六動作・作用の出所・原因を表わす。①受身の表現で、その動作のもとを表わす。「犬—かまれる」②影響・作用を受ける場合の、その出所を表わす。「きみ—教わったとおりにやった」 
(略) 
七動作・作用の向けられる目標を表わす。①使役の表現で、その動作の目標を表わす。「宿題を人—やらせる」 
==============引用終了 

 ここで考えるべきは、「受身」と「授受」は似ているからひとくくりにするべきなのか。 
 ただでさえまぎらわしいのだから、別物と強調するべきなのか。 
 考え方しだいでしょうね。 

 個人的には、「授受」のニの用法は特殊なもの、って気がしています。言葉足らずな気がしてやはり自分では使えません。 
「先生ニ電話をもらう」より 
「先生ニ教わったとおり」のほうが 
 はるかに自然に感じます。 
 この橋渡しになるのは、おそらく「先生ニ教えてもらう」です。これに干渉するのが「先生ニ読んでもらう」(これは「対象」でカラにはできません)でしょう。このあたりがうまくまとまりません(泣)。




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