tobiのブログ

 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。


テーマ:

 下記の仲間。 
日本語アレコレの索引(日々増殖中) 
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html 

 下記の仲間。 
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【17】 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950899196&owner_id=5019671 

mixi日記2016年月日から 

 直接的には下記の続きだろうな。 
【ラの働き ノの働き】 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952520126&owner_id=5019671 
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12158000346.html 

 話の都合上、↑から下記を再掲する。 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■引用開始 

==============引用開始 
「方」が尊敬語、「人」が中立、「者」が謙譲語という関係です(『敬語再入門』P65) 
==============引用終了 

https://kotobank.jp/word/%E7%AD%89-579345#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88 
==============引用開始 
デジタル大辞泉の解説 

ら【▽等】 

[接尾] 
1 人を表す名詞や代名詞などに付く。 
㋐複数で、一つにとどまらないこと、その他にも同類があることの意を表す。「君―」 
㋑謙遜(けんそん)または蔑視の意を表す。「私―」「お前―」 
㋒親愛の意を表す。 
2 名詞に付く。 
㋐語調を整える。「野―」 
㋑事物をおおよそに示す意を表す。「今日―」 
3 指示代名詞に付いて、事物・方向・場所などをおおよそに示す意を表す。「あち―」「ここ―」「いく―」 
4 形容詞の語幹、擬態語などに付いて、その状態であるという意の名詞または形容動詞の語幹をつくる。 
(略) 
==============引用終了 

 たしかに「ら」には〈㋑謙遜(けんそん)または蔑視の意を表す。「私―」「お前―」〉という意味があるらしい。 
 でも微妙だと思うよ。「僕たち」に比べて「僕ら」には謙遜のニュアンスがある? 
「お前ら」に蔑視の意味があるのは「お前」の働きじゃないかな。 
 個人的には、「ら」は使わないことにしている。「蔑視」とまでは言わないが、微妙に上から目線に感じられるから。でも世間ではフツーに使っている。とくに目立つのは新聞。「○○の警官ら5人が」とか「○○の教師ら5人が」とか平気で使っている。 
 どうもこの上から目線が気になるのか、個人的には「それら」(「これら」も)はあまり使わない。「そういった機能」「そのテの機能」と書くと思う。 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■引用終了 


 ウーン。辞書の記述を改めて読んでみたけど、相当ヒドいね。〈1 人を表す名詞や代名詞などに付く。〉はヨシとして(何様?)、〈2 名詞に付く。〉がサッパリわからない。 
「1」は(いわゆる)人称名詞だけど、「2」は一般名詞ってことなんだろう。 
 ㋐㋑は何のことなんだろう。『大辞林』にも〈②名詞に付いて,語調を整えまた,事物をおおよそにさし示す。 「野-」 「今日-」〉とあるけど、「野ら」「今日ら」って何? 読み方さえ不明orz。 
「4」もなんのことかサッパリわからない。当方の頭がおかしくなったのだろうか(泣)。 
「3」はかろうじてわかるけど、「それら」「これら」違うのでは。 
『大辞林』の⑤のほうがやや詳しいが、やっぱりわからない(大泣)。関係なさそうだから無視する。(←オイ!) 

 たしかに「ら」には軽~い蔑視のニュアンスがある(ときもある)。 
「者ら」「人ら」「方ら」と並べるとわかるかもしれない。尊敬語の「方」とは相性が悪い。 
 ただなあ。もし常に蔑視のニュアンスがあるなら、頻用している新聞は何様、ってことになる。 
 人称名詞についた場合は、蔑視のニュアンスはほぼないと思う。 
1)自称の場合 
「僕{ら/たち}」「自分{ら/たち}」……どちらも同じように使える。 
「うちら{ら/たち△}」「わたし{ら△/たち}」あたりの△が使いにくいのは単なる慣例だろう。 

2)他称の場合 

「彼{ら/たち}」「彼女{ら/たち}」……どちらも同じように使える。「彼たち」「彼女ら」はほんの少しひっかかるかな。 

「あいつら{ら/たち△}」「こいつ{ら/たち△}」……これは蔑称のニュアンスのせいかも。でも「あいつ」「こいつ」自体が……。 


 これが一般名詞になるとわけがわからなくなる。 
 一般的には、「ら」も「たち」も擬人化的な用法になり、まともな日本語とは思えない。半分以上ギャグだろう。 
「長年愛される文房具たちには共通の特徴がありそうです」 
「助詞の用法は複雑怪奇で。こいつらはホントに扱いにくい」 

 これが「それら」「これら」になると、ぐんと自然になる気がする。 
 でも個人的には使わない(たぶん)。蔑視とまでは言わないけどやはり上から目線に感じるから。 
 古くからある言葉らしいんで「間違い」とまで言う気はない。フツーに流通している表現を「間違い」と主張するのは、とってもたいへんだから。もしこれを「間違い」と決めつけるなら、「警官ら」とか「教師ら」だって限りなく「間違い」になるような。当方はそこまでの勇気はない(ほぼダジャレになってしまった)。 



語学(日本語) ブログランキングへ


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

kuroraccoさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。