tobiのブログ

 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。


テーマ:
 下記の仲間。 
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【17】 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950899196&owner_id=5019671 

mixi日記2016年月日から 

 テーマサイトは下記。 
【「入れる」と「出す」。それぞれ違う意味なのに同じになる不思議】 
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9229078.html 
==============引用開始 
ちょっかいを入れる 
ちょっかいを出す 

「入れる」と「出す」は正反対の意味を持ってるのに、上の文は意味が一緒です。すごく不思議。 
どうして同じになるんでしょう?(´・ω・) 
==============引用終了 

 いやー、奥が深い(笑)。当方の1つ目のコメントは末尾に回収しておく。 
 辞書をひくといくつか類例が見つかる。ただ、どうにもハッキリしない。 
https://kotobank.jp/word/%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%BB%E5%AE%B9%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%BB%E6%B7%B9%E3%82%8C%E3%82%8B-207218#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88 
http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B/m6p4u/ 
「足を踏み出す」「足を踏み入れる」 
※違う意味のことが多いが、同じ意味でも使えそう。「隣国に{進出/進入}した」に近い 
「口を出す」「口を入れる」 
※「口を入れる」も辞書にはあるがちょっと苦しいか 
❺ある作用を外から加える。 
③横から口を出す。 「ひとの話に茶々を-・れるな」 「ひとの話にわきから口を-・れる」 「横槍を-・れる」 「半畳を-・れる」(『大辞林』) 
「精を入れる」「精を出す」 
※「精を入れる」なんて言葉があるんだ 
心身の力を込める。精力を注ぐ。念入りにする。「―・れて車を押す」(『大辞泉』) 

 下記はちょっと違う。 
「力を入れる」「力を出す」 
「気合いを入れる」「気合いを(前面に)出す」 

「お茶をいれる」「お茶を出す(「提供」ではなく「抽出」の意味)」 
※この「いれる」も違って、「淹れる」と書きたい 

「家賃を入れる」「家賃を出す」 
※微妙 

 No.6~No.8あたりで話題になっている「動作は1段階か2段階か」という問題。 
 そりゃ常識的には「1段階」だろう。スーパースローで見れば「2段階」かもしれないけど。 
「パンチ」がイメージをつかみやすいかな。 
 パンチを「出した」瞬間は「入った」までいってない。実際は一瞬だけどね。 
「出す」が攻撃側からの表現で「入れる」が防御側からの表現……というニュアンスがある気がする。ないのかもしれない。(←オイ!) 
 これが「入(はい)る」だと、さらに防御側からの表現のニュアンスが強くなる気もしないではない。 
「出す」と「入(はい)る」では決定的に違う点がある。「入(はい)った」なら確実に当たっている。「出した」だと不明。防がれているかもしれないし、「パンチを出したがきれいなカウンターを食らった」なんてこともある。 
「入れる」も、当たっている気がする。 

 では「出す」と「入れる」は2段階かと言うと、ケース・バイ・ケースとしか言えない。下記あたりは1段階だろう。同じ行為を「出す」とも「入れる」とも言える。 
「足を踏み出す」「足を踏み入れる」 
「口を出す」「口を入れる」 
「ちょっかいを出す」「ちょっかいを入れる」の場合も1段階(「ちょっかいを入れる」はちょっと苦しい)。 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 

No.4 
回答者: 1311tobi 回答日時:2016/04/01 12:12 
「入」と「出」の関係。 
 先行コメントにあるように、「ちょっかいを入れる」はちょっと苦しいかも。 
 以前、似たことを考えました。 
 詳しくは下記をご参照ください。 
 以下は一部の抜粋(重言)。 
【反対語の混迷】 
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2081.html 
==============引用開始 
「退社」には2つの意味があり、反対語も2つある。 
  退社⇔出社 
  退社⇔入社 

 この関係ってスゴく奇妙な気がする。 
 一般に、「出」と「入」は対になる概念で、多くの反対語に登場する。 
  出口⇔入口 
  出金⇔入金 
  歳出⇔歳入……etc. 

 これが、「退」を間に挟むことで、「出社」と「入社」が反対語ではなく類義語のようになってしまう。 
 これにちょっと似ているのが、「進出」と「進入」。「出」と「入」なのに、「隣国に{進出/進入}した」なんかだと、意味に大差がない。 
 一方、「退」と対になる概念は、「出」「入」のほかに「進」もある。「進退を賭ける」なんて言葉があるように、真っ先に浮かぶのが「進」かもしれない。 
  退勤⇔出勤 
  退室⇔入室 
  退部⇔入部 
  退居⇔入居 
  退場⇔入場 
  退化⇔進化 
  退歩⇔進歩 
  退行⇔進行 

 上は比較的スッキリ「対」になっているが、イレギュラーなものも多い。よくわからない例もいろいろある。 
  退去⇔出動? 
  退散⇔? 
  退出⇔進出? 
  入隊⇔退役? 
  入学⇔卒業 
==============引用終了 




語学(日本語) ブログランキングへ
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

kuroraccoさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。